JP6787353B2 - レーザ加工装置および筐体 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光を加工対象物上に走査して加工するレーザ加工装置と、レーザ光源が収容された筐体とに関する。
従来、この種のレーザ加工装置として、レーザ光源(レーザモジュール)を有する本体ユニット(レーザコントローラ)と、レーザ光を加工対象物上に走査するヘッドユニット(ヘッド部)とが伝送ケーブル(光ファイバーケーブル)によって接続されたレーザ加工装置が知られている(特許文献1)。
特開2008-91486号公報
ところで、レーザ加工装置の用途に応じてレーザ光の発振波長や出力強度等の性質を変えたいという要望が存在する。
しかし、レーザ光源における伝送ケーブルの取付位置が、レーザ光源の製造メーカー毎に異なるため、本体ユニットから伝送ケーブルを引出す際に支障がある。図8は、従来のレーザ加工装置の部分説明図である。図8(a)に示すように、レーザコントローラ(本体ユニット)80の筐体81の内部にはレーザ光源70が出し入れ可能に配置されており、一端がレーザ光源70の背面下部に接続された伝送ケーブルFは、筐体81の背面に形成された開口部82から外部後方に引出されている。図8(b)に示すレーザ光源71は、伝送ケーブルFの一端がレーザ光源71の背面上部に接続されているため、筐体81の開口部82から容易に引出すことができない。しかも、図示のように、レーザ光源71の背部の空間が狭いため、伝送ケーブルFが2箇所で折れ曲がった状態になるので、伝送ケーブルFが破損し易い。さらに、伝送ケーブルFの他端に光アイソレータ90が接続されている場合は、光アイソレータ90を開口部82に通すことができないため、伝送ケーブルFから光アイソレータ90を外さなければならない。
つまり、従来のレーザ加工装置および筐体は、伝送ケーブルの接続位置が異なるレーザ光源を交換することに適していないという問題を有する。
そこで、本発明は、上記の問題を解決するために創出されたものであって、伝送ケーブルの接続位置が異なるレーザ光源を交換することに適したレーザ加工装置および筐体を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本出願に係る発明のレーザ加工装置は、筐体と、筐体に出し入れ可能に収容されたレーザ光源と、一端がレーザ光源に接続されており、レーザ光源から出射されたレーザ光を伝送するケーブルと、ケーブルの他端が接続されており、レーザ光源からケーブルを介して伝送されるレーザ光を加工対象物上に走査するヘッド部と、を備えたレーザ加工装置であって、筐体は、レーザ光源を出し入れするための開口部と、開口部を開閉可能に覆う第1パネルと、第1パネルに隣接して配置された第2パネルと、筐体の内部の空気を筐体の外部へ排出するために第2パネルに貫通形成された排気口と、開口部と排気口とを連通させる連通部と、を備えており、連通部は、ケーブルをその側面から通すことが可能に形成されており、排気口は、ケーブルを通すことが可能に形成されていることを特徴とする。
また、前述した目的を達成するため、本出願に係る発明の筐体は、レーザ光源と、一端がレーザ光源に接続されており、レーザ光源から出射されたレーザ光を伝送するケーブルと、ケーブルの他端が接続されており、レーザ光源からケーブルを介して伝送されるレーザ光を加工対象物上に走査するヘッド部と、を備えたレーザ加工装置のレーザ光源を出し入れ可能に収容するための筐体であって、レーザ光源を出し入れするための開口部と、開口部を開閉可能に覆う第1パネルと、第1パネルに隣接して配置された第2パネルと、筐体内の空気を筐体外へ排出するために第2パネルに貫通形成された排気口と、開口部と排気口とを連通させる連通部と、を備えており、連通部は、ケーブルをその側面から通すことが可能に形成されており、排気口は、ケーブルを筐体の外へ通すことが可能に形成されていることを特徴とする。
上述したように、本発明のレーザ加工装置および筐体では、レーザ光源を出し入れするための開口部と排気口とを連通させる連通部は、ケーブルをその側面から通すことが可能に形成されており、排気口は、ケーブルを通すことが可能に形成されている。
つまり、レーザ光源を開口部から筐体の外部に出すときは、ケーブルが排気口に通った状態で、ケーブルをその側面から連通部を介して開口部に通すことができるため、ケーブルを外すことなくレーザ光源を筐体から外部に出すことができる。
また、レーザ光源を開口部から筐体に入れるときは、一端がレーザ光源に接続されたケーブルをその側面から連通部を介して排気口に通すことができるため、ケーブルを外すことなくレーザ光源を筐体に入れることができる。
本出願に係る発明のレーザ加工装置および筐体を実施すれば、伝送ケーブルの接続位置が異なるレーザ光源を交換することに適したレーザ加工装置および筐体を提供することができる。
本出願の実施形態に係るレーザ加工装置の説明図である。 図1に示すレーザ加工装置を構成するレーザコントローラの背面斜視図である。 図2に示すレーザコントローラに備えられた筐体から右側パネル、左側パネル、天板、排気口カバーおよび補強部材を外した状態を示す斜視図である。 図2に示すレーザコントローラの筐体を構成する背面パネルの斜視図である。 図2に示す筐体に取付けられた排気口カバーおよび補強部材を拡大して示す説明図である。 光ファイバーケーブルを筐体に固定するための固定部材の斜視図である。 排気口カバーの変更例を示す説明図である。 従来のレーザ加工装置の部分説明図であり、(a)は光ファイバーケーブルがレーザモジュールの背面下部に接続されている場合の部分説明図、(b)は光ファイバーケーブルがレーザモジュールの背面上部に接続されている場合の部分説明図である。
[レーザ加工装置および筐体の構成]
本発明の実施形態に係るレーザ加工装置および筐体の構成について図を参照しつつ説明する。
以下の説明では、図1において、光アイソレータ4から見てレーザヘッド3が存在する方向(レーザ光の出射方向)を前方とし、その180度反対方向を後方とする。また、前後方向と鉛直に直交する方向を上下方向とし、前後方向と水平に直交する方向を左右方向とする。
図1に示すように、本実施形態のレーザ加工装置1は、レーザコントローラ2と、レーザヘッド3と、光ファイバーケーブルFと、光アイソレータ4とを備える。レーザコントローラ2の筐体10には、レーザモジュール20(図3)が出し入れ可能に収容されている。光ファイバーケーブルFの一端にはレーザモジュール20が接続されており、他端には光アイソレータ4が接続されている。光ファイバーケーブルFは、レーザモジュール20から出射されたレーザ光をレーザヘッド3に伝送する。レーザヘッド3は、レーザモジュール20から光ファイバーケーブルFを介して伝送されるレーザ光を加工対象物上に走査し、加工対象物を加工する。本実施形態では、光ファイバーケーブルFは、レーザコントローラ2およびレーザヘッド3の配置箇所の自由度を大きくするため、数m(たとえば、2m)の長さを有する。
光アイソレータ4は、レーザモジュール20から出射されたレーザ光のうち、光路中で反射したレーザ光、いわゆる戻り光がレーザモジュール20に戻らないようにするためのものである。光アイソレータ4は、光アイソレータ本体41(図3)と、その光アイソレータ本体41の周囲を覆うカバー42(図1)とを備えており、レーザヘッド3の背面パネル32にボルトBによって固定されている。レーザコントローラ2およびレーザヘッド3は、信号ケーブル(図示省略)によって電気的に接続されており、レーザコントローラ2には、上記信号ケーブルを介してレーザヘッド3を制御する制御部(図示省略)が設けられている。レーザコントローラ2の背面パネル16には、上記信号ケーブルを接続するためのケーブルコネクタ28が設けられており、レーザヘッド3の背面パネル32には、上記信号ケーブルを接続するためのケーブルコネクタ33が設けられている。レーザコントローラ2は、レーザコントローラ2を制御するPC(図示省略)と電気的に接続されている。レーザヘッド3には、レーザ光を加工対象物上に走査するガルバノスキャナ(図示省略)が設けられており、そのガルバノスキャナにより走査されたレーザ光は、レーザヘッド3の下面に設けられたfθレンズ31によって加工対象物上に集光される。レーザヘッド3の背面パネル32には、レーザヘッド3を持ち上げる際に利用する取っ手34が取付けられている。レーザヘッド3が本発明のヘッド部の一例である。
[レーザコントローラの筐体の構成]
レーザコントローラ2は、平面視略矩形で、やや縦長の箱状に形成された筐体10を備える。筐体10は、底板11(図3)と、右側パネル12と、左側パネル13と、天板14と、前面パネル15と、背面パネル16とを備える。底板11および天板14は、それぞれ平面視略矩形の板状に形成されており、上下方向に相対向して配置されている。右側パネル12および左側パネル13は、それぞれ側方から見て略矩形の板状に形成されており、左右方向に相対向して配置されている。右側パネル12は底板11の前後方向に延びる右側縁から上方に立設した形態にて配置されており、左側パネル13は底板11の前後方向に延びる左側縁から上方に立設した形態にて配置されている。前面パネル15および背面パネル16は、それぞれ前後方向から見て略矩形の板状に形成されており、前後方向に相対向して配置されている。底板11の裏面の四隅には、脚部19がそれぞれ設けられている。底板11と、右側パネル12と、左側パネル13と、天板14と、前面パネル15と、背面パネル16とは、それぞれネジNによって着脱可能に締結されている。左側パネル13が本発明の第1パネルの一例であり、背面パネル16が本発明の第2パネルの一例である。
図3に示すように、前面パネル15と背面パネル16との間には、前面パネル15と背面パネル16との間を上下に仕切るようにして仕切り板25が架け渡されている。仕切り板25は平面視略矩形の板状に形成されている。仕切り板25の下には、前面パネル15と背面パネル16との間を左右に仕切るようにして基板29が立設されている。基板29の右側面(表面)には、レーザコントローラ2の制御部などを構成する電気回路(図示省略)が実装されている。図3では、基板29の左側面(裏面)が表れている。底板11の上面の左領域であって基板29の左方には、前後方向に延びる支持部材22が取付けられている。その支持部材22の上の領域でレーザモジュール20が基板29に固定されている。つまり、レーザモジュール20は支持部材22と基板29とによって底板11の上面の左側領域に固定されている。レーザモジュール20の前面には、レーザモジュール20を冷却するための冷却ファン21が取付けられている。レーザモジュール20の背面には、レーザモジュール20が発生した熱を放熱するための複数の放熱フィン20aが設けられている。
この実施形態では、レーザモジュール20は、平面視略矩形で縦長の箱状に形成されている。レーザモジュール20の背面の下端には、光ファイバーケーブルFの一端が接続されている。この実施形態では、光ファイバーケーブルFは、縦断面が円形に形成されている。光ファイバーケーブルFは、光ファイバーケーブルFを固定するための固定部材6(図6)を構成する第2固定部6Bによってレーザモジュール20の背面の下端に固定されている。レーザモジュール20が、この発明のレーザ光源に対応する。
仕切り板25の上面には、レーザモジュール20および制御部などに電源を供給する電源23,24が取付けられている。前面パネル15のうち、仕切り板25よりも上方の領域には、外気を取り入れるための複数のスリット15bが貫通形成されている。また、前面パネル15のうち、仕切り板25よりも下方の領域には、外気を取り入れるための複数のスリット15cが貫通形成されている。前面パネル15の左側縁15aと、背面パネル16の左側縁16aと、底板11の左側縁11aと、仕切り板25の左側縁25aとによって囲まれた領域には、筐体10に対してレーザモジュール20を出し入れするための開口部13aが形成されている。開口部13aは、側面視略矩形に形成されており、レーザモジュール20の縦断面積よりも大きい面積に形成されている。つまり、開口部13aは、レーザモジュール20を支持部材22に支持されているときの姿勢を維持した状態で筐体10に対して出し入れすることができる形状および大きさに形成されている。開口部13aは左側パネル13(図2)によって覆われる。
左側パネル13に隣接して配置された背面パネル16の背面16cには、筐体10の内部の空気を筐体10の外部へ排出するための排気口16eが貫通形成されている。この実施形態では、排気口16eは、縦長の略矩形に形成されている。また、排気口16eの横幅は、光ファイバーケーブルFの他端に取付けられた光アイソレータ本体41の最大径よりも短く、光ファイバーケーブルFの直径よりも大きい。つまり、排気口16eは、光アイソレータ本体41を通すことはできないが光ファイバーケーブルFは通すことができる大きさに形成されている。また、排気口16eは、背面パネル16のうち左方の領域であって、レーザモジュール20の背面と対向する位置に形成されている。図4に示すように、背面パネル16の左側縁には、前方に屈曲形成された屈曲部16b,16dが形成されている。屈曲部16b,16d間には、開口部13aと排気口16eとを連通させる連通部16jが開口形成されており、背面16cには、連通部16jと連通する連通部16kが開口形成されている。つまり、開口部13aおよび排気口16eは、連通部16j,16kによって連通している。連通部16j,16kの各開口部の上下の長さは、光ファイバーケーブルFの直径よりもそれぞれ長い。つまり、連通部16j,16kは、レーザモジュール20から引出された光ファイバーケーブルFをその側面(周面)から通すことが可能にそれぞれ形成されている。
排気口16eの周縁のうち、直線状の右側縁16fと相対向する左側縁16gには、光ファイバーケーブルFを前後方向に通すための第1切り欠き部16hと第2切り欠き部16iとが形成されている。以下、第1切り欠き部16hおよび第2切り欠き部16iに共通の事項を説明する場合は、単に切り欠き部という。第1切り欠き部16hは、排気口16eの周縁のうち、左側縁16gの上端側(上端寄り)に形成されており、第2切り欠き部16iは、左側縁16gの下端側(下端寄り)に形成されている。第2切り欠き部16iは、レーザモジュール20に固定された第2固定部6B、つまり、レーザモジュール20における光ファイバーケーブルFの接続位置と前後方向に対応する位置に形成されている。これにより、レーザモジュール20の背面の下部に固定された光ファイバーケーブルFを屈曲させることなく直線状に排気口16eから後方へ引出した状態にすることができる。第1切り欠き部16hは、光ファイバーケーブルFが背面の上部に固定されたレーザモジュールに交換した場合に、その光ファイバーケーブルFを屈曲させることなく直線状に排気口16eから後方へ引出した状態にする際に用いるものである。
つまり、筐体10は、切り欠き部を排気口16eの上端側および下端側にそれぞれ形成することにより、光ファイバーケーブルFの一端がレーザモジュール20の背面の上端および下端のどちらに固定されている場合であっても、光ファイバーケーブルFを筐体10の内部で屈曲させることなく直線状に排気口16eから引出した状態にすることができるように構成されている。
本実施形態では、第1切り欠き部16hおよび第2切り欠き部16iは、光ファイバーケーブルFの側面(縦断面形状)に対応する形状の円弧状にそれぞれ形成されている。換言すると、第1切り欠き部16hおよび第2切り欠き部16iは、光ファイバーケーブルFの側面を嵌合可能な形状にそれぞれ形成されている。また、連通部16j,16kは、第1切り欠き部16hと第2切り欠き部16iとの間に位置している。このため、連通部16j,16kから切り欠き部16h,16iまでの距離を短くすることができるため、連通部16j,16kを通して光ファイバーケーブルFを第1切り欠き部16hまたは第2切り欠き部16iに短時間で嵌合することができる。図4に示すように、背面パネル16の複数箇所には、ネジNをねじ込むためのネジ孔16mが貫通形成されている。
図2に示すように、筐体10は、排気口16eを覆う排気口カバー17を備える。図5に示すように、排気口カバー17は、排気口16eの形状に対応した縦長の略矩形に形成されており、排気口16eの略全体を覆う大きさに形成されている。また、第1切り欠き部16h(図3)は、排気口カバー17によって覆われる。このように、排気口16eが排気口カバー17によって覆われるため、ユーザの指が誤って排気口16eから内部に入らないようにすることができる。排気口カバー17には、筐体10の内部の空気を筐体10の外部に排出するための複数のスリット17dが貫通形成されている。レーザモジュール20の前面に設けられた冷却ファン21(図3)が回転すると、前面パネル15のスリット15cから外気が取り込まれ、その取り込まれた外気によって放熱フィン20aの熱が奪われる。そして、その熱を奪った外気は、排気口カバー17のスリット17dから外部へ排気される。また、背面パネル16において排気口16eの上方には、電源23,24を冷却するための冷却ファン26が設けられている。冷却ファン26の右方には、電源コードを差し込むための電源コネクタ27が設けられている。
また、排気口カバー17のうち、排気口16eに形成された第2切り欠き部16iと対応する箇所には、切り欠き部17cが形成されている。この実施形態では、排気口カバー17は、直線状の右側縁17aと、この右側縁17aと相対向する略直線状の左側縁17bとを有し、切り欠き部17cは、左側縁17bに形成されている。図4に示すように、排気口16eを覆うように排気口カバー17を背面パネル16の背面16cに取付けると、第1切り欠き部16hが排気口カバー17によって覆われる一方、排気口カバー17の切り欠き部17cと排気口16eの第2切り欠き部16iとが重なった状態になり、その重なった部分には、光ファイバーケーブルFを通すことが可能な空間が形成される。つまり、相互に対応する切り欠き部17cおよび第2切り欠き部16iが共有する空間に光ファイバーケーブルFを通すことが可能になっている。
切り欠き部17cは、光ファイバーケーブルFの側面(縦断面形状)に対応した円弧状に形成されている。これにより、相互に対応する切り欠き部17cおよび第2切り欠き部16iが共有する空間は、光ファイバーケーブルFの周面に対応した略円形に形成されるため、切り欠き部17cおよび第2切り欠き部16iと光ファイバーケーブルFとの隙間を小さくすることができる。したがって、水分や塵芥などが筐体10の内部に浸入しないようにすることができる。また、上記隙間からユーザが誤って指を挿入しないようにすることができる。
ところで、排気口16eに第2切り欠き部16iを形成しないで、排気口カバー17の切り欠き部17cのみによって光ファイバーケーブルFを通すように構成すると、切り欠き部17cの排気口カバー17に対する専有面積が大きくなり、スリット17dの形成領域が制約を受け、排気効率が低下するおそれがある。しかし、この実施形態の筐体10は、排気口16eの周縁の左側縁16gに第2切り欠き部16iを形成し、切り欠き部17cおよび第2切り欠き部16iが重なった部分に形成される共通の空間に光ファイバーケーブルFを通すことができる。このため、スリット17dの形成領域が制約を受けることにより、排気効率が低下するおそれがない。
ところで、排気口カバー17の左側縁17bおよび排気口16eの左側縁16gの一方のみに切り欠き部を形成すると、光ファイバーケーブルFを通すために必要な切り欠き部の面積が大きくなるため、切り欠き部が形成されている部分の機械的強度が低下するおそれがある。しかし、本実施形態では、排気口カバー17の左側縁17bおよび排気口16eの左側縁16gの両方に切り欠き部を形成しているため、切り欠き部1つ当りの面積を小さくすることができるので、どちらか一方のみに切り欠き部を形成する場合に比して、切り欠き部が形成されている部分の機械的強度を高めることができる。排気口カバー17は、ネジNによって背面パネル16に着脱可能に取付けられる。
図2に示すように、筐体10は、連通部16kを非連通状態にする補強部材18を備える。図5に示すように、補強部材18は、縦長の板状に形成されている。図4に示すように、補強部材18は、背面パネル16の背面16cと屈曲部16bとの境界16nと、排気口16eを覆った排気口カバー17の左側縁17bとの間に、連通部16kの上端および下端を跨ぐ姿勢で配置されている。補強部材18は、ネジN,Nによって背面パネル16の背面16cに着脱可能に取付けられる。光ファイバーケーブルFをその側面から連通部16j,16kに挿通する際には、一方のネジNを外し、他方のネジNを緩めて補強部材18をその緩めたネジN回動中心にして回動させ、連通部16kを開口させる。そして、光ファイバーケーブルFを連通部16j,16kに挿通した後に、補強部材18を回動させ、ネジN,Nを締結して補強部材18を元の位置に固定し、連通部16kを塞ぐ。このように、連通部16kの上端および下端を跨ぐようにして補強部材18を背面16cに取付けることにより、連通部16kの周囲の強度を高めることができる。
[固定部材の構造]
図2に示すように、光ファイバーケーブルFは、固定部材6の第1固定部6Aによって排気口カバー17の切り欠き部17cに固定されている。図6に示すように、固定部材6は、光ファイバーケーブルFを排気口カバー17の切り欠き部17cに固定するための第1固定部6Aと、光ファイバーケーブルFの一端をレーザモジュール20に固定するための第2固定部6Bとを備える。第1固定部6Aは、第1回動部材61と、第2回動部材62と、第3回動部材63と、基部64とを備える。第2回動部材62は周面がナット状に形成されており、周面に雄ねじが形成された突出部(図示省略)が前面および後面からそれぞれ突出形成されている。第1回動部材61はナット状に形成されており、第2回動部材62の前面から突出している突出部に回動可能に結合(螺合)されている。第3回動部材63はナット状に形成されており、第2回動部材62の後面から突出している突出部に回動可能に結合(螺合)されている。基部64は第3回動部材63と一体形成されている。基部64はフレキシブルに形成されており、光ファイバーケーブルFが極度に屈曲しないようにする役割をしている。第3回動部材63が第2回動部材62に締結された状態では、第1固定部6Aは光ファイバーケーブルFに対して固定される。一方、第3回動部材63が第2回動部材62に対して緩められた状態では、第1固定部6Aは光ファイバーケーブルFに対して光ファイバーケーブルFが延びる方向に沿って移動可能となる。
排気口カバー17の切り欠き部17cの円弧部17c1は、第1回動部材61と第2回動部材62との間に形成される隙間に挿入され、第1回動部材61を締結方向に回動させることにより、円弧部17c1が第1回動部材61と第2回動部材62との間に固定される。つまり、光ファイバーケーブルFが排気口カバー17の切り欠き部17cに固定される。また、第3回動部材63を締結方向に回動させることにより、第1固定部6Aが光ファイバーケーブルFに対して固定され、光ファイバーケーブルFが排気口カバー17の切り欠き部17cに確実に固定される。このように、光ファイバーケーブルFを排気口カバー17の切り欠き部17cに固定することができるため、光ファイバーケーブルFが動かないようにすることができる。
[レーザモジュールの出し入れ方法]
レーザモジュール20を筐体10から出す場合は、先ず、左側パネル13を外す。次に、固定部材6の第1固定部6Aを操作し、第1固定部6Aと排気口カバー17との固定状態を解除する。次に、排気口カバー17および補強部材18を外し、光ファイバーケーブルFが排気口16eの内部を移動可能な状態にする。次に、光ファイバーケーブルFを排気口16eの上端方向へ持ち上げ、光ファイバーケーブルFをその側面から連通部16k、連通部16jの順に通し、筐体10の外部に出す。次に、レーザモジュール20を基板29から外し、支持部材22から持ち上げ、開口部13aから筐体10の外部に出す。このように、光ファイバーケーブルFの一端が接続された状態でレーザモジュール20を筐体10の外部に出すことができる。なお、レーザモジュール20を筐体10から出した後で光ファイバーケーブルFを筐体10から出すこともできる。
また、レーザモジュール20を筐体10に入れる場合は、光ファイバーケーブルFを連通部16jの高さまで持ち上げ、光ファイバーケーブルFをその側面から連通部16j、連通部16k、排気口16eの順に通す。次に、レーザモジュール20を支持部材22に乗せ、レーザモジュール20を基板29に固定する。次に、排気口16eに挿通されている光ファイバーケーブルFの左側面を第2切り欠き部16iに嵌合させる。次に、排気口カバー17の切り欠き部17cを光ファイバーケーブルFの右側面に嵌合させた状態で排気口カバー17を背面パネル16に取付ける。次に、固定部材6の第1固定部6Aを操作し、第1固定部6Aを排気口カバー17に固定する。次に、補強部材18を背面パネル16に取付け、左側パネル13を筐体10に取付ける。このように、光ファイバーケーブルFの一端が接続された状態でレーザモジュール20を筐体10に入れることができる。なお、第3回動部材63が第2回動部材62に対して緩められた状態で第1固定部6Aを排気口カバー17に固定し、第1固定部6Aを排気口カバー17に固定した後に、排気口カバー17を背面パネル16に取付けるとともに第3回動部材63を第2回動部材62に締結させることもできる。
ところで、連通部16j,16kが存在しない従来のレーザ加工装置および筐体では、光ファイバーケーブルFの他端を排気口16eに通していたため、光ファイバーケーブルFが長い(たとえば、数m)場合は、光ファイバーケーブルFを排気口16eに通す際に手間が掛かっていた。また、光アイソレータ4を排気口16eに通すことができない場合は、光ファイバーケーブルFの他端を排気口16eに通してから、その他端に光アイソレータ4を接続しなければならず、手間が掛かっていた。
しかし、上述した実施形態のレーザ加工装置1および筐体10を実施すれば、光ファイバーケーブルFのうち、レーザモジュール20に近い部分をその側面から連通部16j,16kを介して排気口16eに通すことができるため、光ファイバーケーブルFが長い場合であっても手間が掛からない。しかも、光ファイバーケーブルFの他端に光アイソレータ4が接続された状態でも光ファイバーケーブルFを排気口16eに通すことができるため、光ファイバーケーブルFの他端に光アイソレータ4を接続する手間を省くこともできる。
[実施形態の効果]
(1)上述したレーザ加工装置1の筐体10は、レーザモジュール20を出し入れするための開口部13aと排気口16eとを連通させる連通部16j,16kは、光ファイバーケーブルFをその側面から通すことが可能に形成されており、排気口16eは、光ファイバーケーブルFを通すことが可能に形成されている。
したがって、上述したレーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、レーザモジュール20を開口部13aから筐体10の外部に出すときは、光ファイバーケーブルFが排気口16eに通った状態で、光ファイバーケーブルFをその側面から連通部16k,16jを介して開口部13aに通すことができるため、光ファイバーケーブルFを外すことなくレーザモジュール20を筐体10から外部に出すことができる。
また、レーザモジュール20を開口部13aから筐体10に入れるときは、一端がレーザモジュール20に接続された光ファイバーケーブルFをその側面から連通部16j,16kを介して排気口16eに通すことができるため、光ファイバーケーブルFを外すことなくレーザモジュール20を筐体10に入れることができる。
(2)さらに、光ファイバーケーブルFの他端には、最大径が光ファイバーケーブルFの最大径よりも大きい光アイソレータ4が接続されており、排気口16eは、光アイソレータ4を通すことはできないが光ファイバーケーブルFは通すことができる大きさに形成されている場合であっても、レーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、光ファイバーケーブルFの一端が接続された状態のレーザモジュール20を筐体10に対して出し入れすることができる。
(3)さらに、レーザ加工装置1の筐体10は、光ファイバーケーブルFを通すための切り欠き部が、少なくとも排気口16eの周縁に形成されている。
したがって、レーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、光ファイバーケーブルFを排気口16eの周縁に形成された切り欠き部に通すことにより、排気口16eの面積減少を小さくすることができるため、排気効率の低下を抑制することができる。
(4)さらに、レーザ加工装置1の筐体10は、切り欠き部が排気口16eの周縁の上端近傍および下端近傍に形成されている。
したがって、レーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、光ファイバーケーブルFの接続位置がレーザモジュール20の背面の上端または下端であっても、光ファイバーケーブルFが筐体10の内部で極力曲がらないようにすることができる。
(5)さらに、レーザ加工装置1の筐体10は、連通部16j,16kが第1切り欠き部16hと第2切り欠き部16iとの間に位置している。
したがって、レーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、連通部16j,16kから第1切り欠き部16hまたは第2切り欠き部16iまでの距離を短くすることができるため、光ファイバーケーブルFを排気口16eから引出し易い。
(6)さらに、レーザ加工装置1の筐体10は、排気口16eを覆う排気口カバー17を備える。
したがって、レーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、ユーザの指が誤って排気口16eから内部に入らないようにすることができる。
(7)さらに、レーザ加工装置1の筐体10は、光ファイバーケーブルFを通すための切り欠き部17cが、排気口カバー17の左側縁17bに形成されている。
したがって、レーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、光ファイバーケーブルFを切り欠き部17cから引出すことができる。
(8)さらに、レーザ加工装置1の筐体10では、排気口カバー17の左側縁17bに形成された切り欠き部17cは、排気口16eの周縁の左側縁16gに形成された第2切り欠き部16iと対応する箇所に形成されており、かつ、光ファイバーケーブルFは、相互に対応する切り欠き部16i,17cが共有している空間に通すことが可能になっている。
したがって、レーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、相互に対応する切り欠き部16i,17cによって光ファイバーケーブルFの周面を囲むことができるため、光ファイバーケーブルFの周面と切り欠き部16i,17cとの隙間を小さくすることができるので、光ファイバーケーブルFと切り欠き部16i,17cとの隙間から水分や塵芥などが筐体10の内部に入らないようにすることができる。
(9)さらに、レーザ加工装置1の筐体10では、排気口16eは矩形であるが、排気口16eの周縁の左側縁16gに形成された切り欠き部は光ファイバーケーブルFの側面に対応する形状である。
したがって、レーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、排気口16eと光ファイバーケーブルFとの隙間を小さくすることができるので、その隙間から水分や塵芥などが筐体10の内部により一層入らないようにすることができる。
(10)さらに、レーザ加工装置1の筐体10では、排気口カバー17の左側縁17bおよび排気口16eの周縁の左側縁16gの両方に切り欠き部を形成している。
したがって、レーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、両周縁の一方のみに切り欠き部を形成する場合に比して排気口カバー17および排気口16eの互いの機械的強度を高めることもできる。
(11)さらに、レーザ加工装置1の筐体10は、連通部16kを非連通状態にする補強部材18を備える。
したがって、レーザ加工装置1または筐体10を実施すれば、連通部16kの周囲の強度を高めることができる。
(12)さらに、レーザ加工装置1は、光ファイバーケーブルFを排気口16eの周縁の左側縁16gおよび排気口カバー17の左側縁17bの少なくとも一方に固定するための固定部材6を備える。
したがって、レーザ加工装置1を実施すれば、光ファイバーケーブルFを排気口16eの周縁の左側縁16gおよび排気口カバー17の左側縁17bの少なくとも一方に固定することができるので、光ファイバーケーブルFが動かないようにすることができる。
〈他の実施形態〉
(1)図7に示すように、排気口カバー17の周縁に補強部材18を一体形成することもできる。この構成を実施すれば、排気口カバー17を背面パネル16に取付ければ、自ずと補強部材18が位置決めされるため、補強部材18の位置決め作業を省くことができるので、排気口カバー17および補強部材18の取付作業効率を高めることができる。
しかも、排気口カバー17および補強部材18を同時に製造することができるため、排気口カバー17および補強部材18を個別に製造する場合よりも製造効率を高めることができる。さらに、補強部材18は排気口カバー17に比べて小さい部材であり、逸失し易いが、排気口カバー17および補強部材18が一体形成されているため、補強部材18を逸失するおそれがない。
(2)排気口16eの第1切り欠き部16h(図4)に対応する切り欠き部を排気口カバー17に形成しておくこともできる。つまり、排気口16eの第1切り欠き部16hおよび第2切り欠き部16iの両方に対応する切り欠き部を排気口カバー17に形成しておくことにより、光ファイバーケーブルFの接続箇所がレーザモジュール20の背面の上部および下部のどちらであっても光ファイバーケーブルFを排気口カバー17に通すことができる。
(3)光ファイバーケーブルFの縦断面形状が楕円や多角形など、円形以外の形状である場合は、その形状に対応した形状となるように第1切り欠き部16h、第2切り欠き部16iおよび切り欠き部17cを形成し、光ファイバーケーブルFと切り欠き部との隙間が小さくなるようにすることもできる。
1 レーザ加工装置
2 レーザコントローラ
3 レーザヘッド
4 光アイソレータ
6 固定部材
10 筐体
11 底板
12 右側パネル
13 左側パネル
14 天板
15 前面パネル
16 背面パネル
16e 排気口
16h 第1切り欠き部
16i 第2切り欠き部
16j,16k 連通部
17 排気口カバー
17c 切り欠き部
18 補強部材
20 レーザモジュール
21 冷却ファン
22 支持部材
23,24 電源
41 光アイソレータ本体
42 カバー
F 光ファイバーケーブル
N ネジ

Claims (12)

  1. 筐体と、
    前記筐体に出し入れ可能に収容されたレーザ光源と、
    一端が前記レーザ光源に接続されており、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を伝送するケーブルと、
    前記ケーブルの他端が接続されており、前記レーザ光源から前記ケーブルを介して伝送される前記レーザ光を加工対象物上に走査するヘッド部と、を備えたレーザ加工装置であって、
    前記筐体は、
    前記レーザ光源を出し入れするための開口部と、
    前記開口部を開閉可能に覆う第1パネルと、
    前記第1パネルに隣接して配置された第2パネルと、
    当該筐体の内部の空気を当該筐体の外部へ排出するために前記第2パネルに貫通形成された排気口と、
    前記開口部と前記排気口とを連通させる連通部と、を備えており、
    前記連通部は、前記ケーブルをその側面から通すことが可能に形成されており、
    前記排気口は、前記ケーブルを通すことが可能に形成されていることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記ケーブルを通すための切り欠き部が、少なくとも前記排気口の周縁に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記切り欠き部は、前記排気口の周縁の複数箇所に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記切り欠き部は、
    前記排気口の一端側の周縁に形成された第1切り欠き部と、
    前記排気口の他端側の周縁に形成された第2切り欠き部と、を有し、
    前記連通部は、
    前記第1切り欠き部と前記第2切り欠き部との間に位置していることを特徴とする請求項3に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記筐体は、
    前記排気口を覆うカバーを備えており、
    前記ケーブルを通すための切り欠き部が、少なくとも前記カバーの周縁に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  6. 前記カバーの周縁に形成された前記切り欠き部は、前記排気口の周縁に形成された前記切り欠き部と対応する箇所に形成されており、かつ、前記ケーブルは、相互に対応する切り欠き部が共有している空間に通すことが可能になっていることを特徴とする請求項5に記載のレーザ加工装置。
  7. 前記筐体は、
    前記連通部を非連通状態にする部材を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  8. 前記カバーの周縁には、前記カバーによって前記排気口を覆ったときに前記連通部を非連通状態にする部分が形成されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のレーザ加工装置。
  9. 前記ケーブルを前記排気口の周縁および前記カバーの周縁の少なくとも一方に固定するための固定部材を備えることを特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  10. 前記ケーブルの前記他端には、最大径がケーブルの最大径よりも大きいアイソレータが接続されており、
    前記排気口は、前記アイソレータを通すことはできないが前記ケーブルは通すことができる大きさに形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  11. 前記排気口は矩形であり、
    前記切り欠き部は前記ケーブルの側面に対応する形状であることを特徴とする請求項2ないし請求項10のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  12. レーザ光源と、
    一端が前記レーザ光源に接続されており、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を伝送するケーブルと、
    前記ケーブルの他端が接続されており、前記レーザ光源から前記ケーブルを介して伝送される前記レーザ光を加工対象物上に走査するヘッド部と、を備えたレーザ加工装置の前記レーザ光源を出し入れ可能に収容するための筐体であって、
    前記レーザ光源を出し入れするための開口部と、
    前記開口部を開閉可能に覆う第1パネルと、
    前記第1パネルに隣接して配置された第2パネルと、
    当該筐体内の空気を当該筐体外へ排出するために前記第2パネルに貫通形成された排気口と、
    前記開口部と前記排気口とを連通させる連通部と、を備えており、
    前記連通部は、前記ケーブルをその側面から通すことが可能に形成されており、
    前記排気口は、前記ケーブルを前記筐体の外へ通すことが可能に形成されていることを特徴とする筐体。
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