JP2019013388A - 電子機器 - Google Patents

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【課題】電子機器内の基板間を接続する光ファイバケーブルの取り扱い性を容易なものとして、電子機器の組立の際の作業効率の低下やケーブル破損を防止する。【解決手段】光源一体型プロセッサ10の筐体11内に、光源ユニット20と、信号処理部30と、電源ユニット80とを主要に備え、信号処理部30は、メイン基板31、及びメイン基板とコネクタ12の背面側に設けられたコネクタ基板15とを接続する光ケーブルアセンブリ35を備えている。光ケーブルアセンブリ35は、保護ケース50内に光ファイバケーブル36を収納して構成され、通常の金属線のケーブルと同様の取り扱い性を確保している。【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器内の基板間を接続する光ファイバケーブルを有する電子機器に関する。
一般に、生体等の被検体の内部を内視鏡を用いて観察する内視鏡システムにおいては、内視鏡の先端部で撮像した信号を信号処理装置等の電子機器で処理してモニタに表示し、表示された画像を通して必要な診断及び処置を行うようにしている。
このような内視鏡システムにおいては、近年、円滑な診断及び処置のために観察画像の高精細化が要求されている。そこで、高精細化に対応したデータ量の多い画像信号を伝送するために、内視鏡内で電気信号を光信号に変換し、変換した光信号を光ファイバケーブルを用いて信号処理装置に伝送する内視鏡システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−260066号公報
光ファイバケーブルは、金属線からなる電線ハーネスに比べて、細く、機械的強度が弱いため、ケーブルの曲げやケーブルにかかる負荷に対する注意が必要となる。従って、信号処理装置等の電子機器内に配設された基板間の接続に光ファイバケーブルを用いる場合には、光ファイバケーブルの経路をできるだけ短く、単純な配線形状が望ましい。
しかしながら、内視鏡に供給する光を発生する光源ユニットと内視鏡からの信号を処理する信号処理装置とを一体化した光源一体型プロセッサ等の電子機器においては、内視鏡とプロセッサとを接続するコネクタの直近に光源ユニットが配置されるため、光源ユニットを避けるような位置に信号処理用の基板を配置せざるを得ず、光ファイバケーブルの経路が長く複雑なものとなってしまう。このため、電子機器の組立時に、光ファイバケーブルの取り扱い性が悪化し、作業効率の低下やケーブル破損を招く虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電子機器内の基板間を接続する光ファイバケーブルの取り扱い性を容易なものとして、電子機器の組立の際の作業効率の低下やケーブル破損を防止することのできる電子機器を提供することを目的としている。
本発明の一態様による電子機器は、第1接続部が配置された第1基板と、第2接続部が配置された第2基板と、前記第1接続部へ接続される第1端部と前記第2接続部へ接続される第2端部とを有する光ファイバケーブルと、前記光ファイバケーブルを収納する保護ケースであって、前記光ファイバケーブルの前記第1端部側が挿通される第1開口部と、前記光ファイバケーブルの前記第2端部側が挿通される第2開口部とを有する保護ケースと、前記第1基板と前記第2基板と前記光ファイバケーブルと前記保護ケースとを収納する筐体と、を有し、前記保護ケースに、前記第1開口部と前記第2開口部との間に前記光ファイバケーブルの余長部を収納する収納室が形成されている。
本発明によれば、電子機器内の基板間を接続する光ファイバケーブルの取り扱い性を容易なものとして、電子機器の組立の際の作業効率の低下やケーブル破損を防止することができる。
内視鏡システムの構成図 光源一体型プロセッサのコネクタを示す説明図 光源一体型プロセッサ内部の基板の配置を示す説明図 光ケーブルアセンブリの平面図 光ケーブルアセンブリの側面図 光源一体型プロセッサの筐体に設けた吸気口を示す斜視図 吸気口の変形例を示す説明図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1において、符号100は内視鏡システムを示し、被検体の内部の被写体を撮像して撮像信号を出力する内視鏡1と、この内視鏡1が接続される電子機器として、被写体を照明するための照明光を内視鏡1へ供給する光源及び内視鏡1から出力される撮像信号を信号処理して映像信号を出力するプロセッサを一体に備えた光源一体型プロセッサ10とを備えて構成されている。光源一体型プロセッサ10には、光源一体型プロセッサ10から出力される映像信号に応じた画像を表示するモニタ95が接続されている。
内視鏡1は、被検体内に挿入される細長の挿入部2と、挿入部2の後端に設けられ、把持部を兼用して各種操作を行う操作部3と、操作部3から延出するユニバーサルコード4とを有して構成されている。また、内視鏡1は、ユニバーサルコード4の端部に設けられた内視鏡コネクタ5により、光源一体型プロセッサ10に対して着脱可能に構成されている。
挿入部2は、先端側に設けられた硬質の先端部2aと、先端部2aの後端に連設される湾曲自在の湾曲部2bと、湾曲部2bの後端から操作部3の前端にかけて設けられる可撓性を有する可撓管部2cとを連設して構成されている。
尚、先端部2aには、観察部位に照明光を照射する照明光学系と観察部位からの反射光を取り込む対物光学系とが設けられ、対物光学系の結像位置に撮像素子が配設されている。また、湾曲部2bには、複数の湾曲駒が配置され、操作部3に設けられた湾曲操作ノブ3aに連結される湾曲ワイヤにより、複数の湾曲駒を駆動して湾曲部2bを所望の方向に湾曲させることができる。
内視鏡コネクタ5は、円柱形状の一部を切り欠いた平面部を有するプラグ部6を有し、このプラグ部6の先端面からライトガイド7が突出されている。プラグ部6の円周部及び平面部には、先端部2aの撮像素子の信号基板に図示しないケーブルを介して接続される複数の電気接点(コネクタ接点)8が配置されている。尚、ライトガイド7は、内視鏡1の挿入部2内を挿通され、先端部2aの照明光学系に照明光を導光するように配設されている。
一方、光源一体型プロセッサ10は、筐体11の前面11aに、外部機器としての内視鏡1を接続するためのコネクタ12を備えている。コネクタ12は、内視鏡コネクタ5が接続されるレセプタクル型のコネクタであり、図2に示すように、内視鏡コネクタ5のプラグ部6が嵌合される嵌合部13内に、内視鏡コネクタ5の複数のコネクタ接点8にそれぞれ対応する複数の電気接点(レセプタクル接点)14が設けられている。
内視鏡コネクタ5のプラグ部6をコネクタ12の嵌合部13内に挿入することにより、各コネクタ接点8と各レセプタクル接点14同士がそれぞれ接触して電気的な接続が行われると共に、プラグ部6の先端面から突出するライトガイド7を介して内視鏡1と光源一体型プロセッサ10との光学的な接続が行われる。こうして、内視鏡1と光源一体型プロセッサ10との間で各種信号の授受が可能となり、また、光源一体型プロセッサ10からの照明光がライトガイド7によって内視鏡1の先端部2aに導かれ、先端部2aの照明光学系から被検体に照射することが可能となる。
被検体に照射された照明光は被検体で反射され、その反射光(戻り光)が内視鏡1の先端部2aに内蔵された撮像素子の受光面に光学像として結像する。先端部2a内の撮像素子は、光源一体型プロセッサ10によって駆動制御され、被検体の光学像を電気信号に変換して光源一体型プロセッサ10に出力する。光源一体型プロセッサ10は、撮像素子からの信号に対する各種信号処理を行い、モニタ95の表示画面上に被検体の画像を表示する。
このため、光源一体型プロセッサ10は、筐体11内に、図3に示すように、内視鏡1に供給する照明光を発生する光源ユニット20と、内視鏡1に対する各種信号処理を行う信号処理部30と、各部の駆動用及び制御用の電源を生成する電源ユニット80とを主要に備えている。尚、筐体11の後部には、筐体11内で発生する熱を排出するための冷却ファン85が配設されている。
光源ユニット20は、コネクタ12の背面側近傍に配置され、単一或いは複数の光源で発生した光を光学レンズ系で集光及び導光し、コネクタ12に接続された内視鏡コネクタ5のライトガイド7に入射する。光源としては、例えばキセノンランプやLED等の発光源が用いられ、これらの発光源を駆動制御する駆動基板21が上部に配置されている。駆動基板21には、発光源を所定の電流、電圧、或いは周波数で駆動するパワー素子が実装されており、光源とともに高温の熱を発生する発熱体となっている。
信号処理部30は、光源ユニット20や内視鏡1を制御する制御回路や内視鏡1の撮像素子からの画像信号を処理する画像処理回路を実装したメイン基板31と、このメイン基板31を、コネクタ12の背面側に設けられたコネクタ基板15に接続する光ケーブルアセンブリ35とを備えている。
メイン基板31には、大規模集積回路の回路チップを冷却するためのヒートシンク31a,31bが取り付けられている。また、光ケーブルアセンブリ35は、筐体11内に配設される2つの基板(第1基板と第2基板)の間で光信号による高速・大容量の通信を行うためのものであり、本実施の形態においては、第1基板としてのコネクタ基板15と、第2基板としてのメイン基板31とを接続して光通信を可能とする。
尚、本実施の形態においては、アクティブ光ケーブルにより、コネクタ基板15からの電気信号を光信号に変換して伝送し、伝送した光信号を電気信号に変換してメイン基板31に伝達するものとするが、内視鏡1内に電気信号を光信号に変換するE/O変換モジュールを備え、E/O変換モジュールからの光信号を内視鏡コネクタ5からコネクタ12を介してコネクタ基板15に伝送する場合にも適用することができる。
光ケーブルアセンブリ35は、詳細には、図4に示すように、光ファイバケーブル36と、この光ファイバケーブル36を収納する保護ケース50とを備えて構成されている。この光ケーブルアセンブリ35は、保護ケース50内に光ファイバケーブル36を収納し、通常の金属線のケーブルと同様の取り扱い性を確保するものであり、以下に説明するように、光ファイバにかかる負荷の軽減と、運搬、保管を容易としている。
尚、図3及び図4においては、保護ケース50の上蓋となるカバー55(図5参照)を外した状態の内部構成を示している。
光ファイバケーブル36は、一方の端部に、コネクタ基板15に設けられた第1接続部としてのコネクタ部16(図2参照)に着脱自在に接続される第1端部としてのコネクタ37が取り付けられている。また、光ファイバケーブル36の他方の端部には、メイン基板31に設けられた第2接続部としてのコネクタ部32(図3参照)に着脱自在に接続される第2端部としてのコネクタ38が取り付けられている。コネクタ37,38は、電気信号と光信号との間で片方向或いは双方向の変換を行う変換モジュールを内蔵したコネクタであり、光ファイバケーブル36をアクティブ光ケーブルとしている。
保護ケース50は、樹脂材或いは発砲材等で形成され、細長の薄肉容器状のケース本体51を主として構成されている。このケース本体51の下面側には、ケース本体51の長手方向と交差するように設けられたダクト部70が一体的に或いは別体で形成されている。ダクト部70は、後述するように、冷却風を導く導風孔を形成している。
ケース本体51は、図4,図5に示すように、長手方向の一部にカーブを描くように屈曲された屈曲部52を経て細長に形成された底板53と、底板53の外周に沿って立設された側壁54と、底板53と同様の形状に形成され、側壁54の上部に取り付けられる板状のカバー55とを備えて構成されている。
そして、これらの底板53と側壁54とカバー55とによって光ファイバケーブル36を収納する収納空間が形成される。この収納空間には、光ファイバケーブル36の一方のコネクタ37が挿通される第1開口部56と、光ファイバケーブル36の他方のコネクタ38が挿通される第2開口部57とが設けられている。
第1開口部56と第2開口部57は、本実施の形態においては、ケース本体51の屈曲部52を挟んで互いに略直交する方向に開口され、それぞれ、光ファイバケーブル36のコネクタ37,38を嵌合して仮止めするための溝状の仮止め部58(図2参照),59が設けられている。これらの仮止め部58,59及び屈曲部52により、ケース本体51内の光ファイバケーブル36が容易に外部へはみ出さないように構成されている。
この場合、第1開口部56,第2開口部57には、光ファイバケーブル36のコネクタ37,38を指等で把持可能な空間が確保されている。これにより、コネクタ基板15とメイン基板31とを接続する際に、仮止めされたコネクタ37,38を外して光ファイバケーブル36を第1開口部56,第2開口部57から引き出すことができる。
また、これに対応して、光ファイバケーブル36は、コネクタ基板15とメイン基板31との間の接続長さ、コネクタ37,38の引き出し長さ、ケーブル接続状態での振動等を考慮して、これらをバラツキや影響を吸収する所定の余長部分を有するように設定されている。この光ファイバケーブル36の余長部分は、本実施の形態においては、各コネクタ37,38が互いに異なる方向に引き出されることを考慮し、コネクタ37手前側の第1開口部56の近傍の部位と、コネクタ38手前側の第2開口部57の近傍の部位との2個所の部位で、所定の曲率で曲げられた余長部39,40として設けられている。例えば、光ファイバケーブル36の余長部分を数周分ループ状に巻回して余長部39,40としても良く、また、一周分巻回しなくとも円弧状或いはU字状に曲げて余長部39,40としても良い。このときの光ファイバケーブル36の曲げの曲率は、ファイバの破断を起こす曲率よりも小さい値(曲げの半径で表現するならファイバの破断を起こす半径よりも大きい値)に設定される。
光ファイバケーブル36の余長部39,40は、ケース本体51の第1開口部56と第2開口部57との間に形成された収納室60,61に収納される。これらの収納室60,61は、側壁54によって規制される領域として形成され、光ファイバケーブル36が最小曲げ半径以下に屈曲しないような大きさに設定されている。これにより、光ファイバケーブル36にかかる負荷を軽減して、ケーブルの耐久性低下や破損を確実に防止することができる。
一方、保護ケース50のダクト部70は、矩形状断面の通風路70aを有する筒状の部位として形成され、筐体11内で冷却風が流れにくい領域に配置された発熱体に、通風路70aから冷却風を導くように配置されている。本実施の形態においては、ダクト部70は、ケース本体51の長手方向と略直交する方向に配置され、コネクタ基板15と制御用のメイン基板31とを光ケーブルアセンブリ35によって接続したとき、光源ユニット20上部の発熱体である駆動基板21に、筐体11外部から取り入れた冷却風を導くように配置される(図2,図3,図5参照)。尚、筐体11内に収納される発熱体は、駆動基板21のようなメイン基板31とコネクタ基板15との間に配置されるものに限定されることなく、筐体11内で冷却風が流れにくい領域に配置された発熱体に、ダクト部70から冷却風を導くように配置すれば良い。
図1に示すように、筐体11の側面(前面からみて右側面)には、外部から筐体11内に冷却用の空気を導入する吸気口90が設けられている。冷却ファン85の作動によって吸気口90から筐体11内に空気(冷却風)が吸入されると、この冷却風によって筐体11内の各部が冷却され、熱交換で暖められた空気が冷却ファン85から筐体11の外部に排出される。
本実施の形態においては、筐体11内への冷却風は、前面から見て右側面から吸気し、背面に排気する放熱流路となっている。このため、筐体前面側で且つ吸気口90の反対側(左側面側)に配置されるコネクタ12直近の光源ユニット20には風が流れにくい。
光源ユニット20は、風が流れやすい領域にヒートシンクを配置し、ヒートパイプ等を用いることで放熱することができるが、そのままでは、光源ユニット20上部の発熱体である駆動基板21を放熱することは困難である。従って、駆動基板21と同等の高さで吸気口90側に配置される光ケーブルアセンブリ35の保護ケース50にダクト部70を設け、このダクト部70を介して駆動基板21に冷却風を導くことで、駆動基板21を効果的に放熱することが可能となる。
詳細には、吸気口90は、図6に示すように、筐体11の上面及び側面を構成する筐体カバー17の側面17aに、編目形状等の所定の吸気口形状で設けられており、筐体カバー17の側面17aから突出する細長の閉塞防止部材18により、筐体11の前方向の吸気口90aと、後方向の吸気口90bとに分割されている。
閉塞防止部材18は、吸気口90a,90bの前面に布や紙等が覆い被さって吸気口90a,90bが塞がれることを防止するための部材であり、布や紙等が覆い被さった場合にも必要な流路面積を確保可能な突出高さに設定されている。
尚、筐体カバー17の側面17aの前後位置には、光源一体型プロセッサ10を壁際等によせて配置したときに筐体11の位置を規制して吸気に必要な隙間を確保するための規制部材19a,19bが取り付けられている。
これにより、万一、吸気口90a,90bに布や紙が覆い被さっても、吸気口90a,90bの吸気口全体が閉塞されることがなく、必要な空気の通路面積を確保することができる。すなわち、吸気口90a,90bの近傍に、閉塞防止部材18を配置することにより、冷却風の不足によって筐体11の内部温度が過度に上昇することを防止することができる。
尚、図6においては、閉塞防止部材18は、2つの吸気口90a,90bの間の上下方向に細長の突起形状の部材として配置されているが、これに限定されることなく、吸気口の閉塞を防止できる形状・配置であれば良い。
例えば、図7に示すように、2つの吸気口90a,90bを1つの吸気口91として、この吸気口91の上縁側の略中央位置と下縁側の略中央位置とに、それぞれ、円柱状の突起18A,18Bを配設するようにしても良い。この円柱状の突起18A,18Bを吸気口91に配設することにより、同様に、布や紙が覆い被さって吸気口91が塞がれることを防止することができる。
以上のように、本実施の形態においては、電子機器としての光源一体型プロセッサ10内に、外部機器としての内視鏡1が接続されるコネクタ12のコネクタ基板15と、内視鏡1に対する信号処理を行う制御用のメイン基板31とが配設されている。コネクタ基板15とメイン基板31とは、光ケーブルアセンブリ35の光ファイバケーブル36によって接続される。
光ファイバケーブル36は、所定の曲率で曲げられた余長部39,40を有し、保護ケース50内にケーブルの最小曲げ半径以下に屈曲しないように収納されている。接続前の状態では、光ファイバケーブル36は、両端のコネクタ37,38が保護ケース50の第1開口部56、第2開口部57に仮止めされている。従って、保護ケース50内に光ファイバケーブル36を収納した光ケーブルアセンブリ35として、光ファイバケーブル36に直接触れることなく、容易に運搬、保管することが可能となっている。
コネクタ基板15とメイン基板31のような基板間の接続を行う場合には、保護ケース50の第1開口部56、第2開口部57からコネクタ37,38を指等で掴んで光ファイバケーブル36を引き出し、コネクタ37,38を各基板に接続する。従って、ケーブルの曲げやケーブルにかかる負荷等に対する注意が必要な光ファイバケーブルを、あたかも通常の金属線のケーブルと同様に扱うことが可能となる。
このような光ケーブルアセンブリ35を用いることにより、光ファイバケーブル36の取り扱い性を容易なものとして、電子機器の組立効率を向上することができる。また、光ファイバケーブル36にかかる負荷を軽減してケーブルの耐久性低下や破損を確実に防止することができる。
更に、光ケーブルアセンブリ35には、冷却風を導くダクト部70を設けているため、光源ユニット20の駆動基板21のような、冷却風の流れにくい領域に配置された発熱体を効果的に冷却することができる。これにより、冷却風の流れを確保するための空間を必要以上に増やして機器の大型化を招くことを回避することができ、機器の大型化に伴う重量増やコスト上昇を防止することができる。
1 内視鏡(外部機器)
2 挿入部
2a 先端部
2b 湾曲部
2c 可撓管部
3 操作部
3a 湾曲操作ノブ
4 ユニバーサルコード
5 内視鏡コネクタ
6 プラグ部
7 ライトガイド
8 コネクタ接点
10 光源一体型プロセッサ(電子機器)
11 筐体
12 コネクタ
13 嵌合部
14 電気接点
15 コネクタ基板(第1基板)
16 コネクタ部(第1接続部)
17 筐体カバー
17a 側面
18 閉塞防止部材
18A 突起
19a,19b 規制部材
20 光源ユニット
21 駆動基板(発熱体)
30 信号処理部
31 メイン基板(第2基板)
32 コネクタ部(第2接続部)
35 光ケーブルアセンブリ
36 光ファイバケーブル
37 コネクタ(第1端部)
38 コネクタ(第2端部)
39,40 余長部
50 保護ケース
51 ケース本体
52 屈曲部
53 底板
54 側壁
55 カバー
56 第1開口部
57 第2開口部
58,59 仮止め部
60,61 収納室
70 ダクト部
70a 通風路
80 電源ユニット
85 冷却ファン
90 吸気口
90a 吸気口
90b 吸気口
91 吸気口
95 モニタ
100 内視鏡システム

Claims (6)

  1. 第1接続部が配置された第1基板と、
    第2接続部が配置された第2基板と、
    前記第1接続部へ接続される第1端部と前記第2接続部へ接続される第2端部とを有する光ファイバケーブルと、
    前記光ファイバケーブルを収納する保護ケースであって、前記光ファイバケーブルの前記第1端部側が挿通される第1開口部と、前記光ファイバケーブルの前記第2端部側が挿通される第2開口部とを有する保護ケースと、
    前記第1基板と前記第2基板と前記光ファイバケーブルと前記保護ケースとを収納する筐体と、
    を有し、
    前記保護ケースに、前記第1開口部と前記第2開口部との間に前記光ファイバケーブルの余長部を収納する収納室が形成されている
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記収納室において、前記光ファイバケーブルの前記余長部は所定の曲率で曲げられて収納されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1基板には、外部機器を接続するコネクタが接続され、
    前記第2基板には、前記外部機器を制御する制御部が実装されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記筐体には、更に、発熱体が収納され、
    前記保護ケースには、前記筐体の外部と前記発熱体との間で空気を流すためのダクト部が形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  5. 前記余長部は、前記第1開口部の近傍と前記第2開口部との近傍との2箇所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記第1開口部と前記第2開口部とは、互いに異なる方向に開口されていることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
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