JP6994312B2 - 電子機器の基板支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体内でコネクタを介して上下に接続される各基板を支持する電子機器の基板支持構造に関する。
一般に、生体等の被検体の内部を内視鏡を用いて観察する内視鏡システムにおいては、内視鏡の先端部で撮像した信号を信号処理装置等の電子機器で処理してモニタに表示し、表示された画像を通して必要な診断及び処置を行うようにしている。
このような内視鏡システムにおいては、内視鏡に供給する光を発生する光源ユニットと内視鏡からの信号を処理する信号処理装置とを一体化した光源一体型プロセッサが用いられる場合がある。
この光源一体型プロセッサは、筐体内部の底面に、発熱源となる光源部や電源部を配置し、その上方に、画像処理等の高負荷処理を行う高発熱素子を含むメイン基板を配置し、メイン基板の上に、メイン基板への信号伝達や入出力処理等を行うサブ基板を配置する構成が一般的である。
しかしながら、このような構成では、光源部や電源部等の発熱源からの熱がメイン基板に伝熱され、さらにサブ基板がメイン基板を覆って高発熱素子の放熱の妨げとなり、放熱効率が低下してしまう。
メイン基板の放熱効率を向上するためには、筐体内におけるメイン基板とサブ基板との上下位置を入れ替え、発熱源からメイン基板への伝熱を防止し、筐体外装にメイン基板自体の熱を放熱可能とする必要がある。メイン基板とサブ基板とは、例えば、特許文献1に開示されているフローティングコネクタを用いることにより、互いの位置ずれを吸収して接続することができる。
特開2016-181495号公報
しかしながら、筐体に固定されたサブ基板に対してメイン基板を上部に配置する構成では、サブ基板とメイン基板とを接続するコネクタがメイン基板で覆われるため、コネクタの位置を目視確認できない状態でメイン基板の組み付け作業を行わなければならない。
このため、サブ基板とメイン基板との接続にフローティングコネクタを用いる場合であっても、フローティングコネクタでは吸収できない位置ずれがある状態でサブ基板にメイン基板が無理に組み付けられる可能性があり、コネクタの接触不良による組立不良が生じる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、コネクタを介して上下に接続される各基板を筐体内に組み付けて支持する際に、コネクタの位置を目視確認できない場合であっても確実にコネクタを接続することができ、接触不良による組立不良を防止することのできる電子機器の基板支持構造を提供することを目的としている。
本発明の一態様による電子機器の基板支持構造は、一端側に第1固定部が形成された第1基板と、一端側に第2固定部が形成された第2基板と、前記第1基板の表面に配置された第1コネクタと、前記第2基板の裏面に配置され、前記第1コネクタと接続可能な第2コネクタと、前記第1基板と前記第2基板とを収納する筐体と、前記筐体に固定され、前記筐体の底面を基準として前記第1基板と前記第2基板とを順番に保持する第1基板ブラケットであって、前記第1固定部が保持される第1保持部と、前記第2固定部が保持される第2保持部とが形成され、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが接続可能に前記第1基板と前記第2基板とを保持する第1基板ブラケットと、を有し、前記第1保持部には第1凸部が形成され、前記第1固定部は前記第1凸部と嵌合する第1開口部を有し、前記第2保持部にはガイド部と第2凸部とが形成され、前記第2固定部は、前記ガイド部が嵌合する第2開口部と前記第2凸部が嵌合する第3開口部とを有し、前記ガイド部と前記第2開口部とが嵌合する嵌合位置は、前記第2凸部と前記第3開口部とが嵌合する嵌合位置に対して、前記第2基板の外周側の近傍に配置され、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの何れか一方はフローティングコネクタであり、前記ガイド部のガイド長さは、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合長よりも長く、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合長は、前記第2凸部と前記第3開口部との嵌合長さよりも長い。
本発明によれば、コネクタを介して上下に接続される各基板を筐体内に組み付けて支持する際に、コネクタの位置を目視確認できない場合であっても確実にコネクタを接続することができ、接触不良による組立不良を防止することができる。
内視鏡システムの構成図 光源一体型プロセッサ内のユニット及び基板の配置を示す平面図 メイン基板とサブ基板の上下の配置を示す側面図 基板支持フレームを示す斜視図 筐体の背面側から見たメイン基板及びサブ基板の組み付け状態を示す説明図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1において、符号100は内視鏡システムを示し、被検体の内部の被写体を撮像して撮像信号を出力する内視鏡1と、この内視鏡1が接続される電子機器として、被写体を照明するための照明光を内視鏡1へ供給する光源及び内視鏡1から出力される撮像信号を信号処理して映像信号を出力するプロセッサを一体に備えた光源一体型プロセッサ10とを備えて構成されている。光源一体型プロセッサ10には、光源一体型プロセッサ10から出力される映像信号に応じた画像を表示するモニタ95が接続されている。
内視鏡1は、被検体内に挿入される細長の挿入部2と、挿入部2の後端に設けられ、把持部を兼用して各種操作を行う操作部3と、操作部3から延出するユニバーサルコード4とを有して構成されている。また、内視鏡1は、ユニバーサルコード4の端部に設けられた内視鏡コネクタ5により、光源一体型プロセッサ10に対して着脱可能に構成されている。
挿入部2は、先端側に設けられた硬質の先端部2aと、先端部2aの後端に連設される湾曲自在の湾曲部2bと、湾曲部2bの後端から操作部3の前端にかけて設けられる可撓性を有する可撓管部2cとを連設して構成されている。
尚、先端部2aには、観察部位に照明光を照射する照明光学系と観察部位からの反射光を取り込む対物光学系とが設けられ、対物光学系の結像位置に撮像素子が配設されている。また、湾曲部2bには、複数の湾曲駒が配置され、操作部3に設けられた湾曲操作ノブ3aに連結される湾曲ワイヤにより、複数の湾曲駒を駆動して湾曲部2bを所望の方向に湾曲させることができる。
内視鏡コネクタ5は、本実施の形態においては、円柱形状の一部を切り欠いた平面部を有するプラグ部6を有し、このプラグ部6の先端面からライトガイド7が突出されている。プラグ部6の円周部及び平面部には、先端部2aの撮像素子の信号基板に図示しないケーブルを介して接続される複数の電気接点(コネクタ接点)8が配置されている。
一方、光源一体型プロセッサ10は、筐体11の前面11aに、コネクタ12a,12bを備えている。これらのコネクタ12a,12bは、内視鏡の種類に応じて使用されるレセプタクル型のコネクタであり、図1においては、内視鏡1の内視鏡コネクタ5がコネクタ12aに着脱自在に接続される例を示している。
コネクタ12aは、内視鏡コネクタ5のプラグ部6が嵌合されるコネクタ12aの嵌合部内に、内視鏡コネクタ5の複数のコネクタ接点8にそれぞれ対応する複数の電気接点(レセプタクル接点)が設けられている。コネクタ12bも同様に、内視鏡側のコネクタ接点に対応する複数の電気接点(レセプタクル接点)が設けられている。
図1の例では、内視鏡コネクタ5のプラグ部6をコネクタ12aの嵌合部内に挿入することにより、それぞれの接点が接触して内視鏡1と光源一体型プロセッサ10との電気的な接続が行われると共に、プラグ部6の先端面から突出するライトガイド7を介して内視鏡1と光源一体型プロセッサ10との光学的な接続が行われる。こうして、内視鏡1と光源一体型プロセッサ10との間で各種信号の授受が可能となり、また、光源一体型プロセッサ10からの照明光がライトガイド7によって内視鏡1の先端部2aに導かれ、先端部2aの照明光学系から被検体に照射することが可能となる。
被検体に照射された照明光は被検体で反射され、その反射光(戻り光)が内視鏡1の先端部2aに内蔵された撮像素子の受光面に光学像として結像する。先端部2a内の撮像素子は、光源一体型プロセッサ10によって駆動制御され、被検体の光学像を電気信号に変換して光源一体型プロセッサ10に出力する。光源一体型プロセッサ10は、撮像素子からの信号に対する各種信号処理を行い、モニタ95の表示画面上に被検体の画像を表示する。
このため、光源一体型プロセッサ10は、筐体11内に、図2に示すように、内視鏡1に供給する照明光を発生する光源ユニット20と、内視鏡1に対する駆動制御や信号処理を行う複数の基板からなる基板群30と、各部の駆動用及び制御用の電源を生成する電源ユニット80とを主要に備えている。尚、筐体11の後部には、筐体11内で発生する熱を排出するための冷却ファン85が配設されている。
光源ユニット20は、コネクタ12a,12bの背面側近傍に配置され、単一或いは複数の光源で発生した光を光学レンズ系で集光及び導光し、コネクタ12aに接続された内視鏡コネクタ5のライトガイド7に入射する。光源としては、例えばキセノンランプやLED等の発光源が用いられ、これらの発光源を駆動制御する駆動基板21が上部に配置されている。この光源ユニット20の側部には、光源で発生する熱を放熱するため、ヒートパイプ及びヒートシンクからなる冷却ユニット20aが配設されている。
基板群30は、図2,図3に示すように、内視鏡1の撮像素子からの画像信号を処理する画像処理回路を実装したメイン基板31と、このメイン基板31や光源ユニット20の駆動基板21、モニタ95等の外部装置に信号を伝達する複数のサブ基板41とを備えて構成されている。本実施の形態においては、サブ基板41として、2枚のサブ基板41-1,41-2を備えている。
尚、図示を省略するが、メイン基板31,サブ基板41-1,41-2は、コネクタ12a,12bに接続されている。
メイン基板31は、画像信号を処理する大規模集積回路の回路チップ等の高発熱素子を含み、この高発熱素子を冷却するためのヒートシンク31a,31bが取り付けられている。このため、筐体11内において、サブ基板41-1,41-2を第1基板とするとき、この第1の基板の上部に、第2基板としてのメイン基板31が配置されている。すなわち、第1基板としてのサブ基板41-1,41-2の上部に、第2基板としての高発熱素子を有するメイン基板31を配置することにより、メイン基板31のヒートシンク31a,31bからの放熱を、サブ基板41-1,41-2によって妨げないように配置されている。
メイン基板31及びサブ基板41-1,41-2は、筐体11の底面となるシャーシベース11bに立設される2階建て構造の基板支持フレーム60によって支持されている。一方のサブ基板41-1は、光源ユニット20を冷却する冷却ユニット20aの上部に配置され、他方のサブ基板41-2は、電源ユニット80の上部に配置されている。
メイン基板31とサブ基板41-1,41-2とは、コネクタ50-1,50-2を介して電気的に接続されている。コネクタ50-1,50-2は、基板支持フレーム60にメイン基板31及びサブ基板41-1,41-2をセットして上下方向に所定の間隔で保持するとき、メイン基板31とサブ基板41-1,41-2との基板面方向の位置ずれを吸収可能なコネクタとして構成されている。
サブ基板41-1とメイン基板31とを接続するコネクタ50-1は、サブ基板41-1の表面側(メイン基板31と対向する面側)に配置される第1コネクタとしてのコネクタ50-1aと、メイン基板31の裏面側(サブ基板41-1と対向する面側)に配置され、コネクタ50-1aと接続可能な第2コネクタとしてのコネクタ50-1bとにより構成される。このとき、コネクタ50-1は、コネクタ50-1a,50-1bの何れか一方が基板面方向の位置ずれを吸収するフローティング機構を有する周知のフローティングコネクタとして構成され、メイン基板31とサブ基板41-1との位置ズレを吸収して電気的な接続を確実なものとすることができる。
サブ基板41-2とメイン基板31とを接続するコネクタ50-2も同様であり、サブ基板41-2の表面側(メイン基板31と対向する面側)に配置されるコネクタ50-2aと、メイン基板31の裏面側(サブ基板41-2と対向する面側)に配置されてコネクタ50-2aと接続可能なコネクタ50-2bとにより構成され、コネクタ50-2a,50-2bの何れか一方が基板面方向の位置ずれを吸収するフローティング機構を有する周知のフローティングコネクタとされている。これにより、メイン基板31とサブ基板41-2とを確実に接続することができる。
基板支持フレーム60は、図4に示すように、筐体11の正面側(コネクタ12a,12b側)から見て左側(光源ユニット20側)に設けられる第1基板ブラケット61と、右側に設けられる第2基板ブラケット71とを有して構成されている。この第1基板ブラケット61と第2基板ブラケット71とにより、メイン基板31,サブ基板41-1,41-2がシャーシベース11bから規定の高さに保持される。
第1基板ブラケット61は、サブ基板41-1,41-2とメイン基板31とを規定の位置に位置決めするためのブラケットであり、光源ユニット20の側部に、筐体11の後方に向かって延出されている。この第1基板ブラケット61は、シャーシベース11bに取り付けられる柱状の脚部材62a,62bと、脚部材62a,62bの上部に取り付けられ、サブ基板41-1,41-2の側端部とメイン基板31の側端部とが所定の段差をもって載置される受部材63とを有している。尚、第1基板ブラケット61は、シャーシベース11bに固定されるものに限定されることなく、例えば、筐体11の内側面に,受け部材63を固定する等して構成するようにしても良い。
受部材63は、詳細には、サブ基板41-1,41-2の端部を保持する細長の第1保持部としての下部受面63aと、この下部受面63aから曲げ加工等によってL形アングル状に立ち上げられ、メイン基板31の側端部を保持する第2保持部としての上部受面63bとを有して構成されている。この受部材63の下部受面63aと上部受面63bとにより、サブ基板41-1,41-2と、メイン基板31とがシャーシベース11bを基準として上方向に順番に保持される。
下部受面63aには、複数の円柱状のピンが立設されている。後述するように、下部受面63aのピンは、サブ基板41-1,41-2の端部を保持する保持用ピン65として適宜用いられる。また、上部受面63bにも、複数の円柱状のピンが立設されており、これらの複数のピンのうち、光源側の端部に設けられるピンは、メイン基板31を取り付ける際のガイド部となるガイドピン66として設けられ、このガイドピン66の近傍に配置されるピンが、メイン基板31を位置決めするための位置決め用ピン67として設けられる。本実施の形態においては、2つのサブ基板41-1,41-2に対応して、ガイドピン66と位置決め用ピン67とが組にされて2箇所に設けられている。
一方、第2基板ブラケット71は、サブ基板41-1,41-2の他方の端部とメイン基板31の他方の端部を受けて保持するためのブラケットとして設けられている。この第2基板ブラケット71は、シャーシベース11b内の側端側に取り付けられる柱状の脚部材72a,72bと、脚部材72a,72bの上部に取り付けられ、サブ基板41-1,41-2の筐体11の側壁側の端部が保持される第3保持部としての細長の受部材73aと、メイン基板31の筐体11の側壁側の端部を複数箇所(図においては、3箇所)で保持する第4保持部としての複数の受部材73bとを有している。
細長の受部材73aには、サブ基板41-1,41-2の他方の端部を保持するための複数の円柱状のピン74が立設されている。また、複数の受部材73aには、各受部材73a毎に、メイン基板31の他方の端部を保持するための円柱状のピン75が立設されている。
尚、第1基板ブラケット61,第2基ブラケット71の各ピンは、嵌合、溶接、締結等により、第1基板ブラケット61,第2基ブラケット71に固定されているが、各ブラケットの一部を突出させて一体的に形成することも可能である。また、各ピンは、円柱状のみならず、所定の断面形状としても良い。更に、第2基板ブラケット71のピン74,75は、省略することも可能であり、第2基板ブラケット71は、サブ基板41-1,41-2、メイン基板31の側端部が載置されるのみのブラケットとしても良い。更には、第2基板ブラケット71は、第1基板ブラケット61に対向してシャーシベース11bに取り付ける部材として構成することなく、筐体11の内側面にスペーサを配設する等して構成し、サブ基板41-1,41-2の側端部とメイン基板31の側端部を受けるようにしても良い。
次に、以上の第1,第2基板ブラケット61,71に、サブ基板41-1,41-2及びメイン基板31を組み付ける際の基板位置決め構造について説明する。ここでの基板位置決め構造は、第1,第2基板ブラケット61,71にサブ基板41-1,41-2を組み付けた後、サブ基板41-1,41-2とメイン基板31とをコネクタ50-1,50-2を介して接続する際のメイン基板31の姿勢を決めるものである。
すなわち、サブ基板41-1,41-2の上部に、メイン基板31を被せてコネクタ50-1,50-2を目視確認できない状態でメイン基板31を組み付ける際に、メイン基板31の裏面側のコネクタ50-1bとサブ基板41-1の表面側のコネクタ50-1aとの接続、メイン基板31の裏面側のコネクタ50-2bとサブ基板41-2の表面側のコネクタ50-2aとの接続を容易且つ確実に行えるように、メイン基板31をガイドして位置決めする。
この基板位置決め構造は、第1基板ブラケット61の上部受面63bに設けられたガイドピン66と、このガイドピン66近傍の位置決め用ピン67とを主として実現される。以下では、基板位置決めについて、第1基板としてのサブ基板41-2と、第2基板としてのメイン基板31との関係で代表して説明するが、サブ基板41-1とメイン基板31との関係においても同様である。
第1基板としてのサブ基板41-2は、一端に形成される第1固定部が第1基板ブラケット61の第1保持部としての下部受面63aによって保持される。サブ基板41-2の第1固定部は、具体的には、図5に示すように、サブ基板41-2の一方の側端部(光源側の側端部)形成される第1開口部としての開口孔42によって形成される。そして、サブ基板41-2の開口孔42に、第1基板ブラケット61の下部受面63aに形成される第1凸部としての保持用ピン65が嵌合され、サブ基板41-2が第1基板ブラケット61の下部受面63aに保持される。
この状態で、メイン基板31をサブ基板41-2の上部に被せてコネクタ50-2を接続する場合、先ず、メイン基板31の側端部(光源側の側端部)に形成された第2固定部における第2開口部としての開口孔32を、第1基板ブラケット61の第2保持部としての上部受面63bに立設されたガイドピン66に嵌合させ、メイン基板31の姿勢(位置・傾き)を調整する。
そして、メイン基板31のコネクタ50-2bをサブ基板41-2のコネクタ50-2aに嵌合させながら、メイン基板の開口孔32の内側に設けられた第3開口部としての開口孔33に、ガイドピン66の内側に形成される第2凸部としての位置決め用ピン67を嵌合させ、メイン基板31を第1基板ブラケット61の上部受面63bに保持する。
この場合、ガイドピン66のガイド長さを示す上部受面63bからの突出高さAは、コネクタ50-2aとコネクタ50-2bとの嵌合長さBよりも大きく、且つ位置決め用ピン67のメイン基板31の開口孔33との嵌合長さを示す上部受面63bからの突出高さCよりも大きくなるように設定されている(A>B,A>C;通常は、A>B>C)。
従って、ガイドピン66を案内としてメイン基板31のサブ基板41-2に対する姿勢(位置・傾き)を適正に調整することができ、メイン基板31の裏面側のコネクタ50-2bとサブ基板41-2の表面側のコネクタ50-2aとの位置を、直接的に目視確認できない状態であっても合わせることができる。
また、ガイドピン66と開口孔32との嵌合位置は、位置決め用ピン67と開口孔33との嵌合位置よりも基板の外周側に設定され、且つ、双方の嵌合位置が互いに近接して配置されている。従って、ガイドピン66に傾き等があっても、ガイドピン66が嵌合されるメイン基板31の開口孔32を必要以上に大きくすることなく、位置決め用ピン67が嵌合されるメイン基板31の開口孔33をより小さくすることができ、メイン基板31の位置合わせを容易にすると共に、位置決め精度を向上することが可能となる。
また、サブ基板41-2の光源ユニット20側となる一端側からコネクタ50-2までの距離Dは、サブ基板41-2の一端側に対向する他端側からコネクタ50-2までの距離Eよりも短く(D<E)、サブ基板41-2の距離Dの一端側に第1基板ブラケット61が設けられている。換言すれば、メイン基板31に対するガイドピン66及び開口孔32の位置が、コネクタ50-2bからメイン基板31の反対側の端部までの距離よりも短い側となるように設定されており、メイン基板31の倒れをより小さくして、コネクタ50-2a,50-2bを嵌合する際に無理な負荷がかかることを防止することができる。
さらに、サブ基板41-2とメイン基板31とを接続するコネクタ50-2a,50-2bは、フローティングコネクタであるため、サブ基板41-2に対するメイン基板31の取付位置に若干の誤差が残っても、その誤差を吸収してサブ基板41-2とメイン基板31とを確実に接続することができる。
尚、サブ基板41-2の他方の側端部は、第3固定部としての開口孔43を設け、この開口孔43に対応して第2基板ブラケット71の受部材73aに立設されたピン74を嵌合する等して支持しても良く、単に、受部材73aで受けて保持するようにしても良い。メイン基板31も同様であり、メイン基板31の他方の側端部に、第4固定部としての開口孔34を設け、この開口孔34に対応して第2基板ブラケット71の受部材73bに立設されたピン75を嵌合する等して支持しても良く、単に、受部材73bで受けて保持するようにしても良い。
以上のように、本実施の形態においては、サブ基板41-1,41-2の上部に、メイン基板31を被せてコネクタ50-1,50-2を目視確認できない状態で組み付ける際に、メイン基板31の側端部の開口孔32を第1基板ブラケット61のガイドピン66に嵌合させることでメイン基板31の姿勢を調整し、メイン基板31のコネクタ50-2bをサブ基板41-2のコネクタ50-2aに嵌合させる。そして、メイン基板の開口孔32の内側に設けられた開口孔33に、ガイドピン66の内側の位置決め用ピン67を嵌合させ、メイン基板31を第1基板ブラケット61の上部受面63bに保持する。
これにより、メイン基板31の裏面側のコネクタ50-1bとサブ基板41-1の表面側のコネクタ50-1aとの接続、メイン基板31の裏面側のコネクタ50-2bとサブ基板41-2の表面側のコネクタ50-2aとの接続を容易且つ確実に行うことができ、コネクタの接触不良による組立不良を防止しながら、メイン基板31の放熱性を向上することが可能となる。
1 内視鏡
2 挿入部
2a 先端部
2b 湾曲部
2c 可撓管部
3 操作部
3a 湾曲操作ノブ
4 ユニバーサルコード
5 内視鏡コネクタ
6 プラグ部
7 ライトガイド
8 コネクタ接点
10 光源一体型プロセッサ(電子機器)
11 筐体
11a 前面
11b シャーシベース(筐体の底面)
12a コネクタ
12b コネクタ
20 光源ユニット
20a 冷却ユニット
21 駆動基板
30 基板群
31 メイン基板(第2基板)
31a,31b ヒートシンク
32 開口孔(第2開口部、第2固定部)
33 開口孔(第3開口部、第2固定部)
34 開口孔
41(41-1,41-2) サブ基板(第1基板)
42 開口孔(第1開口部、第1固定部)
43 開口孔
50-1a(50-2a) コネクタ(第1コネクタ)
50-1b(50-2b) コネクタ(第2コネクタ)
60 基板支持フレーム
61 第1基板ブラケット
62a,62b 脚部材
63 受部材
63a 下部受面(第1保持部)
63b 上部受面(第2保持部)
65 保持用ピン(第1凸部)
66 ガイドピン(ガイド部)
67 位置決め用ピン(第2凸部)
71 第2基板ブラケット
72a,72b 脚部材
73a 受部材
73b 受部材
74,75 ピン
80 電源ユニット
85 冷却ファン
95 モニタ
100 内視鏡システム

Claims (3)

  1. 一端側に第1固定部が形成された第1基板と、
    一端側に第2固定部が形成された第2基板と、
    前記第1基板の表面に配置された第1コネクタと、
    前記第2基板の裏面に配置され、前記第1コネクタと接続可能な第2コネクタと、
    前記第1基板と前記第2基板とを収納する筐体と、
    前記筐体に固定され、前記筐体の底面を基準として前記第1基板と前記第2基板とを順番に保持する第1基板ブラケットであって、前記第1固定部が保持される第1保持部と、前記第2固定部が保持される第2保持部とが形成され、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが接続可能に前記第1基板と前記第2基板とを保持する第1基板ブラケットと、
    を有し、
    前記第1保持部には第1凸部が形成され、前記第1固定部は前記第1凸部と嵌合する第1開口部を有し、
    前記第2保持部にはガイド部と第2凸部とが形成され、前記第2固定部は、前記ガイド部が嵌合する第2開口部と前記第2凸部が嵌合する第3開口部とを有し、
    前記ガイド部と前記第2開口部とが嵌合する嵌合位置は、前記第2凸部と前記第3開口部とが嵌合する嵌合位置に対して、前記第2基板の外周側の近傍に配置され、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとの何れか一方はフローティングコネクタであり、
    前記ガイド部のガイド長さは、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合長よりも長く、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合長は、前記第2凸部と前記第3開口部との嵌合長さよりも長い
    ことを特徴とする電子機器の基板支持構造。
  2. 前記ガイド部と前記第2凸部とは、前記第1基板ブラケットの前記第2基板が当接される前記第2保持部の同一面に立設されて設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の基板支持構造。
  3. 前記ガイド部から前記第2コネクタまでの距離は、前記第2基板の前記ガイド部に対向する他端側から前記第2コネクタまでの距離よりも短い
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の基板支持構造。
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