JP6774660B2 - 油性毛髪化粧料 - Google Patents

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本発明は、毛髪を高温加熱器具により加熱する前に適用する油性毛髪化粧料に関する。
近年、消費者が望むヘアスタイルが変化してきている。このため、整髪剤に求められる性能も従来のような粘着性ポリマーや被膜形成ポリマーで髪を固定するものから、自然なまとまり感を維持しつつ、髪の感触も柔軟で自然なものが望まれるようになってきている。
このような要求に対して、非水系の毛髪化粧料、特に一般的にヘアオイルと呼ばれる製品がある。最近の女性は、塗布時の手のべたつきや油っぽさに代表される不快な存在感がなく、整髪後には束感がない自然な見た目でありながら、指通り良くかつまとまる整髪剤を求めている。既存のヘアオイル中に含まれる油に起因して、塗布時の髪全体へなじませる際に手がべたつき、整髪後には不自然な毛束感が残ってしまう、髪の見た目や手触りが悪い等といった問題があり、改善を望む声が大きくなっている。
一方、10代、20代の若年層を中心にヘアアイロン、コテ等の高温整髪器具の使用率が年々増加しており、例えば特許文献1では、ジメチコノール、ブロック共重合型のポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・アルキレン・メチルポリシロキサン共重合体、揮発性シリコーン、及び植物油を含有した非水系毛髪化粧料が、透明性に優れ、毛髪をストレートにする効果及びその持続力に優れ、ヘアアイロンの熱から毛髪を保護し、自然な光沢やしなやかさを付与することが開示されている。
特開2007-51078号公報
しかし、既存のヘアオイルや特許文献1の非水系毛髪化粧料では、洗髪後の濡れ髪に適用した場合には、乾燥後のまとまり感やコンディショニング効果を付与することができるが、乾き髪に塗布した場合には濡れ広がり性が不十分であり、塗布ムラができてしまうという問題があった。また、化粧料中の油に起因して、塗布時の手のべたつき解消には依然問題があった。
更には、既存のヘアオイルや特許文献1の非水系毛髪化粧料を適用後にヘアアイロン、コテ等の高温加熱器具を用いて加熱をした場合には、加熱により揮発性油分が直ちに揮発してしまうため、同じ場所を繰り返しヘアアイロンで滑らせて加熱した場合にはヘアアイロンの滑りが悪くなり、整髪後には滑らかさや、毛先のまとまりも不十分となり、更には整髪後のスタイルの持続性も不十分になるという問題があった。
したがって本発明は、乾き髪への塗布時における毛髪への均一な塗り広げやすさ、手のべたつきのなさに優れ、ヘアアイロン、コテ等の高温加熱器具(以下、ヘアアイロン等と略記)使用時におけるヘアアイロン等の滑り性に優れ、ヘアアイロン等を繰り返し滑らせ加熱した場合でもヘアアイロン等の滑り性や整髪後の毛髪の感触を損なわず、ヘアアイロン等の使用により、毛髪形状を所望の形に形付けるだけでなく、毛先がまとまった自然なスタイルにすると共に毛髪に滑らかさを付与することができ、かつそれらの持続性に優れる油性毛髪化粧料に関する。
本発明者らは、特定の親油性溶媒、ジメチコノール及び25℃において一定値以上の動粘度を有するジメチコンを特定の比率で組み合わせることで、乾き髪への適用時に塗布性が向上するだけでなく、適用時の手のべたつきが低減すること、更には毛髪へ適用した後でヘアアイロン等で繰り返し毛髪を加熱した場合に、ジメチコノール、ジメチコンと親油性溶媒とが毛髪上に適度に残存することにより、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合でもヘアアイロン等の滑り性が持続し、整髪後の毛髪の滑らかさとその持続性に優れること、また、ヘアアイロン等を用いて整髪した後には適度な粘着性を有する結果、毛先がまとまり自然なスタイルにすることができ、経時での持続性も向上することを見いだし、本発明を完成するに至った。
本発明は、高温加熱器具を用いて毛髪の温度を110℃以上に加熱する前に適用される油性毛髪化粧料であって、下記成分(A)〜(C)を含有し、成分(C)に対する成分(B)の質量比(B)/(C)が0.005以上0.08以下、成分(B)と(C)の合計に対する成分(A)の質量比(A)/[(B)+(C)]が1.0以上5.0以下であり、水を実質的に含有しない油性毛髪化粧料を提供するものである。
(A) 一般式(1)で表される炭素数9〜21の液状油及び25℃における動粘度が0.01mm2/s以上10mm2/s以下のシリコーンからなる群より選ばれる親油性溶媒
Figure 0006774660
〔式中、R1〜R8はそれぞれ独立して水素原子又はメチル基を示す。Xは−CH2−、−COO−又は−CH2COO−を示す。nは1〜7、mは0〜2、lは0〜2を示し、n+m+lは1〜7である。ただし、m及びlが共に1以上であるときは、R4〜R7のいずれか1つはメチル基である。〕
(B) ジメチコノール
(C) 25℃における動粘度が15mm2/s以上のジメチコン
更に本発明は、上記の油性毛髪組成物を毛髪に適用し、高温加熱器具を用いて毛髪の温度を110℃以上に加熱する整髪方法を提供するものである。
本発明の油性毛髪化粧料は、乾き髪への塗布時における毛髪への均一な塗り広げやすさ、手のべたつきのなさに優れ、ヘアアイロン等使用時におけるヘアアイロン等の滑り性に優れ、ヘアアイロン等を繰り返し滑らせ加熱した場合でもヘアアイロン等の滑り性や整髪後の毛髪の感触を損なわず、ヘアアイロン等の使用により、毛髪形状を所望の形に形付けるだけでなく、毛先がまとまった自然なスタイルにすると共に毛髪に滑らかさを付与することができ、かつそれらの持続性に優れる。
〔成分(A):特定の親油性溶媒〕
成分(A)は、(A1)一般式(1)で表される炭素数9〜21の液状油、及び(A2)25℃における動粘度が0.01mm2/s以上10mm2/s以下のシリコーンからなる群より選ばれる親油性溶媒である。
・(A1)一般式(1)で表される炭素数9〜21の液状油
成分(A1)の液状油は、以下の一般式(1)で表される。
Figure 0006774660
〔式中、R1〜R8はそれぞれ独立して水素原子又はメチル基を示す。Xは−CH2−、−COO−又は−CH2COO−を示す。nは1〜7、mは0〜2、lは0〜2を示し、n+m+lは1〜7である。ただし、m及びlが共に1以上であるときは、R4〜R7のいずれか1つはメチル基である。〕
べたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、一般式(1)中、m及びlが0であることが好ましく、nが1〜3、更には1〜2であることが好ましく、R1及びR2がメチル基であることが好ましく、R3及びR8の一方が水素原子、他方がメチル基であることが好ましく、Xとしては−CH2−が好ましい。
このような成分(A1)としては、イソドデカン、水添ポリイソブテン、イソステアリン酸イソプロピルが好ましく、イソドデカン、水添ポリイソブテンが更に好ましい。
好ましい液状油としては、べたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、Xが−CH2−、mが0、lが0であり、nが1〜3であるイソドデカン及び水添ポリイソブテンが挙げられる。このようなイソドデカンとして、一般式(1)においてR1、R2及びR8がメチル基、R3が水素原子、n=1であるイソドデカン(マルカゾールR、丸善石油化学株式会社)が挙げられる。また、水添ポリイソブテンの場合、一般式(1)中のnは、カッコ内のイソブテンの平均重合度を示し、1〜2がより好ましく、1が更に好ましい。このような化合物として、一般式(1)においてR1、R2及びR3がメチル基、R8が水素原子であり、n=1である水添ポリイソブテン(パールリーム3、日油株式会社)、R1、R2及びR3がメチル基、R8が水素原子であり、n=2である水添ポリイソブテン(パールリーム4、日油株式会社)が挙げられる。成分(A1)は、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
・(A2) 25℃における動粘度が0.01mm2/s以上10mm2/s以下のシリコーン
成分(A2)は、25℃における動粘度が0.01mm2/s以上10mm2/s以下のシリコーンである。成分(A2)のシリコーンの25℃における動粘度は、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、好ましくは0.1mm2/s以上、より好ましくは0.5mm2/s以上、更に好ましくは1mm2/s以上、更に好ましくは2mm2/s以上、更に好ましくは3mm2/s以上であり、また、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、好ましくは8mm2/s以下、より好ましくは7mm2/s以下、更に好ましくは6.5mm2/s以下である。
なお、成分(A2)における動粘度は、ASTMD445-46Tによるウベローベ粘度計により25℃で測定した値を用いる。
また、成分(A2)は塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、揮発性シリコーンであることが好ましい。揮発性シリコーンとはWHO(世界保健機構)の規定する高揮発性有機化合物、揮発性有機化合物であり、沸点が260℃以下のシリコーンである。また、揮発性シリコーンとしては沸点が50℃以上のものが好ましい。
このようなシリコーンとしては、例えばオクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキサン等の環状シリコーン;オクタメチルトリシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、メチルトリメチコン、メチルポリシロキサン等の直鎖状又は分岐鎖状シリコーン等が挙げられる。その中でも、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルトリメチコン、25℃における動粘度が0.1mm2/s以上8mm2/s以下のジメチコン等の鎖状シリコーンが好ましく、25℃における動粘度が0.5mm2/s以上6.5mm2/s以下、より好ましくは1mm2/s以上6.5mm2/s以下、更に好ましくは2mm2/s以上6.5mm2/s以下、更に好ましくは3mm2/s以上6.5mm2/s以下のジメチコンがより好ましい。成分(A2)は、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
成分(A)として、成分(A1)、成分(A2)のいずれか一方のみを使用することもできるし、成分(A1)と成分(A2)とを組み合わせて使用することもできる。塗布時の手のべたつきのなさ、整髪後における毛髪の滑らかさ及び毛先のまとまりの観点からは、成分(A1)が好ましく、乾き髪における剤の伸ばし易さ、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性の観点からは、成分(A2)が好ましい。本発明の油性毛髪化粧料中における成分(A)の含有量は、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、好ましくは50質量%以上、より好ましくは55質量%以上、更に好ましくは60質量%以上であり、また繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、好ましくは85質量%以下、より好ましくは67質量%以下、更に好ましくは65質量%以下である。
〔成分(B):ジメチコノール〕
成分(B)のジメチコノールは、ジメチルポリシロキサンの末端メチル基が水酸基になったものである。ジメチコノールの25℃における動粘度は、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、好ましくは1万mm2/s以上、より好ましくは8万mm2/s以上、更に好ましくは50万mm2/s以上、更に好ましくは100万mm2/s以上、更に好ましくは500万mm2/s以上、更に好ましくは700万mm2/s以上であり、また、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、好ましくは6,500万mm2/s以下、より好ましくは3,500万mm2/s以下、更に好ましくは1,500万mm2/s以下である。
なお、成分(B)における動粘度は、ASTMD445-46Tによるウベローベ粘度計により25℃で測定した値を用いる。
ジメチコノールの具体例としては、例えば、信越化学工業社製のX-21-5613、X-21-5666、X-21-5849、X-21-5847、また東レ・ダウコーニング社製の1501FLUID、1503FLUID等が挙げられるが、これらのものに限定されるものではない。
本発明の油性毛髪化粧料中における成分(B)の含有量は、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、好ましくは0.15質量%以上、より好ましくは0.35質量%以上、更に好ましくは0.50質量%以上であり、また、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さ、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性の観点から、好ましくは3.5質量%以下、より好ましくは2.5質量%以下、更に好ましくは1.5質量%以下である。
〔成分(C):25℃における動粘度が15mm2/s以上のジメチコン〕
成分(C)のジメチコンの動粘度は、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、15mm2/s以上であって、好ましくは1000mm2/s以上、より好ましくは1万mm2/s以上、更に好ましくは5万mm2/s以上、更に好ましくは8万mm2/s以上、であり、また、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、好ましくは200万mm2/s以下、より好ましくは150万mm2/s以下、更に好ましくは120万mm2/s以下である。
なお、成分(C)における動粘度は、ASTMD445-46Tによるウベローベ粘度計により25℃で測定した値を用いる。
一方、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点からは、成分(C)は、(C-1) 25℃における動粘度が1,000mm2/s以上のジメチコン及び(C-2) 25℃における動粘度が15mm2/s以上1,000mm2/s未満のジメチコンからなるものであること、すなわち(C-1)と(C-2)とを併用したものであることがより好ましい。
(C-1)のジメチコンの25℃における動粘度は、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、好ましくは5,000mm2/s以上、より好ましくは1万mm2/s以上、更に好ましくは5万mm2/s以上、更に好ましくは8万mm2/s以上であり、また、好ましくは200万mm2/s以下、より好ましくは150万mm2/s以下、更に好ましくは120万mm2/s以下である。
(C-1)と(C-2)を併用する場合、本発明の油性毛髪化粧料中における成分(C-1)の含有量は、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、好ましくは2質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは7質量%以上であり、また、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、好ましくは15質量%以下、より好ましくは12質量%以下、更に好ましくは10質量%以下である。
(C-2)のジメチコンの25℃における動粘度は、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、好ましくは18mm2/s以上、より好ましくは20mm2/s以上であり、また、好ましくは800mm2/s以下、より好ましくは500mm2/s以下、更に好ましくは400mm2/s以下である。
(C-1)と(C-2)を併用する場合、本発明の油性毛髪化粧料中における成分(C-2)の含有量は、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは25質量%以上であり、また、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、好ましくは40質量%以下、より好ましくは35質量%以下、更に好ましくは30質量%以下である。
また、(C-1)と(C-2)を併用する場合、本発明の油性毛髪化粧料中における(C-2)に対する(C-1)の質量比(C-1)/(C-2)は、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、好ましくは0.01以上、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.26以上、更に好ましくは0.30以上であり、また、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、好ましくは1.0以下、より好ましくは0.50以下、更に好ましくは0.40以下、更に好ましくは0.35以下である。
本発明の油性毛髪化粧料中における成分(C)の総含有量は、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、好ましくは12質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは30質量%以上、更に好ましくは34質量%以上であり、また、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、好ましくは47質量%以下、より好ましくは40質量%以下、更に好ましくは37質量%以下である。
本発明の油性毛髪化粧料中における成分(B)と成分(C)の合計含有量は、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、好ましくは13質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは30質量%以上、更に好ましくは34質量%以上であり、また、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、好ましくは50質量%以下、より好ましくは47質量%以下、更に好ましくは43質量%以下、更に好ましくは40質量%以下、更に好ましくは38質量%以下である。
本発明の油性毛髪化粧料中における成分(C)に対する成分(B)の質量比(B)/(C)は、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、0.005以上であって、好ましくは0.010以上、より好ましくは0.015以上、更に好ましくは0.020以上であり、また、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さ、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性の観点から、0.08以下であって、好ましくは0.070以下、より好ましくは0.060以下、更に好ましくは0.040以下である。
また、本発明の油性毛髪化粧料中における成分(B)と(C)の合計に対する成分(A)の質量比(A)/[(B)+(C)]は、塗布時の手のべたつきのなさ、剤の伸ばし易さの観点から、1.0以上であって、好ましくは1.1以上、より好ましくは1.2以上、更に好ましくは1.5以上であり、また、繰り返しヘアアイロン等を滑らせて加熱した場合におけるヘアアイロン等の滑り性、整髪後における毛髪の滑らかさとその持続性、まとまりとその持続性の観点から、5.0以下であって、好ましくは4.5以下、より好ましくは2.5以下、更に好ましくは1.8以下である。
〔その他のシリコーン〕
本発明の油性毛髪化粧料には、更に成分(A)〜(C)以外のシリコーンを含有させることができる。成分(A)〜(C)以外のシリコーンとしては、フェニル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等が挙げられる。
〔その他の任意成分〕
更に本発明の油性毛髪化粧料には、目的に応じて、通常毛髪化粧料に用いられる成分、例えば、抗老化薬剤、抗炎症剤、抗アンドロゲン剤、育毛剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、増粘剤、界面活性剤、成分(A)以外の溶媒、防腐剤、粉末成分、色材、香料、清涼剤、生薬抽出物、ビタミン類、植物油等を必要に応じて適宜配合することができる。
〔水〕
本発明の油性毛髪化粧料は、水を実質的に含有しない。なお「実質的に」とは、意図せずに他の配合成分から不可避的に含有される場合を除くことを意味する。油性毛髪化粧料中における水の含有量は、1質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.05質量%以下が更に好ましい。
〔整髪方法〕
本発明の整髪方法は、本発明の油性毛髪化粧料を毛髪に適用し、高温加熱器具を用いて毛髪の温度を110℃以上に加熱することにより行われる。なお、整髪は、毛髪に適用した油性毛髪化粧料を洗い流すことなく高温加熱器具を用いて行う。本発明の油性毛髪化粧料を適用する毛髪は、乾き髪、濡れ髪のいずれでもよいが、乾き髪が好ましい。高温加熱器具としては、毛髪の温度を110℃以上に加熱できるものであれば特に限定されず、例えばヘアアイロン(フラットアイロン、カールアイロン等)、コテ、電熱ロッド、ホットカーラー等が挙げられる。加熱する毛髪の温度は、形付け効果の観点から、好ましくは120℃以上、より好ましくは、130℃以上、更に好ましくは140℃以上、更に好ましくは150℃以上であり、また、毛髪の損傷防止の観点から、好ましくは230℃以下、より好ましくは220℃以下、更に好ましくは210℃以下、更に好ましくは200℃以下である。
なお、毛髪の温度とは、高温加熱器具を接触させた際の毛髪表面の温度であるが、高温加熱器具の温度としてもよい。
本発明の整髪方法には、ストレート状の形付け、カール状の形付けのいずれも含まれる。毛髪をストレート状に形付けする方法としては、毛髪をフラットアイロンで挟んだ後に挟んだまま根元から毛先に滑らせる方法、手、くし、ブラシ等の道具により毛髪を引っ張りながらフラットアイロンで挟んでそのまま保持する方法等、及びその両者の組合せ等によればよい。また、毛髪をカール状に形付けする場合、毛髪を電熱ロッド、ホットカーラー等に巻いて加熱しながら保持する方法、毛髪をカールアイロンに巻いて保持する方法等が挙げられる。
以下、実施例によって本発明を更に具体的に説明する。本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
実施例1〜11、比較例1〜5
表1に記載の油性毛髪化粧料を常法により調製し、以下の方法及び基準に従って評価を行った。
(評価用毛束)
中国人のクセが少なく、化学処理履歴がない毛髪を用いて、長さ20cm、幅3cm、重さ6gの毛束を作製した。次いで毛束を40℃の水道水で30秒濡らした後にラウレス硫酸ナトリウム2.5%水溶液を塗布し、30秒泡立てて洗浄し、40℃の水道水で30秒すすぎ流した。タオルドライ後、樹脂製のくし(歯数42本、歯と歯の間隔が1mm、歯の長さ17mm)を通し、実験室雰囲気下で12時間自然乾燥させたものを評価用毛束として使用した。
(評価方法)
・塗布時の手のべたつきのなさ
各油性毛髪化粧料を評価用毛束に0.1g塗布した後、手ぐしを10回通して剤を毛束全体に塗り広げた。この手ぐし操作時の、手のべたつきのなさについて、以下の基準で評価を行った。
評価は7名のパネラーに、上記操作によって各組成物を用いて処理した際に「べたつきが少ない」、「ややべたつきが少ない」、「べたつきが強い」のいずれであるのかを択一的に選択させた。べたつきが少ない/ややべたつきが少ない/べたつきが強いと答えたパネラーの人数を順に示す。
・乾燥毛への剤の塗り広げやすさ
「塗布時の手のべたつきのなさ」と同様の方法で処理した際の、毛束全体への剤の塗り広げやすさについて、以下の基準で評価を行った。
評価は7名のパネラーに、上記操作によって各組成物を用いて処理した際に「剤を塗り広げやすい」、「どちらともいえない」、「塗り広げにくい」のいずれであるのかを択一的に選択させた。剤を塗り広げやすい/どちらともいえない/塗り広げにくいと答えたパネラーの人数を順に示す。
・繰り返しヘアアイロンを滑らせた際のヘアアイロンの滑り性
「塗布時の手のべたつきのなさ」と同様の方法で処理し、手ぐしを通し終えた後の評価用毛束に、くしを一度通し、実測温度163℃のストレートアイロン(クレイツ社製S893M)を毛束の根元付近に挟み、速度6.6cm/秒で根元から毛先方向に滑らせる操作を10回行った。なお、ストレートアイロンの温度はエーアンド・デイ社製AD-5616を用いて測定した。
その際、繰り返しヘアアイロンを滑らせている時のヘアアイロンの滑り性の変化について、以下の基準で評価を行った。
評価は7名のパネラーに、上記ヘアアイロン操作の際の1回目の滑り性と10回目の滑り性を比較して、「滑りが変わらない」、「滑りがやや悪くなった」、「滑りが悪くなった」のいずれであるのかを択一的に選択させた。滑りが変わらない/滑りがやや悪くなった/滑りが悪くなったと答えたパネラーの人数を順に示す。
・ヘアアイロンで整髪した後の髪の滑らかさ
「繰り返しヘアアイロンを滑らせた際のヘアアイロンの滑り性」と同様の方法で処理し、ヘアアイロンを10回滑らせた後、評価用毛束に手ぐしを10回通した時の髪の滑らかさについて、以下の基準で評価を行った。
評価は7名のパネラーに、上記操作によって各組成物を用いて処理した際に「滑らかである」、「やや滑らかである」、「滑らかではない」のいずれであるのかを択一的に選択させた。滑らかである/やや滑らかである/滑らかではないと答えたパネラーの人数を順に示す。
・ヘアアイロンで整髪した後の中間から毛先のまとまり
「繰り返しヘアアイロンを滑らせた際のヘアアイロンの滑り性」と同様の方法で処理し、ヘアアイロンを通し終えた後、評価用毛束のまとまりについて目視観察を行い、以下の基準で評価を行った。
評価は7名のパネラーに、毛束の中間から毛先のまとまりについて「まとまりがある」、「ややまとまりがある」、「まとまりがない」のいずれであるのかを択一的に選択させた。まとまりがある/ややまとまりがある/まとまりがないと答えたパネラーの人数を順に示す。
・髪の滑らかさの持続性
「ヘアアイロンで整髪した後の髪の滑らかさ」を評価した後の評価用毛束を、実験室雰囲気下で、8時間静置した。その後、評価用毛束に手ぐしを10回通した時の髪の滑らかさについて、以下の基準で評価を行った。
評価は7名のパネラーに、ヘアアイロンで整髪した直後と比較して、8時間静置した後に「滑らかさが持続する」、「やや滑らかさが持続する」、「滑らかさが持続しない」のいずれであるのかを択一的に選択させた。滑らかさが持続する/やや滑らかさが持続する/滑らかさが持続しないと答えたパネラーの人数を順に示す。
・中間から毛先のまとまりの持続性
「ヘアアイロンで整髪した後の中間から毛先のまとまり」を評価した後の評価用毛束を、実験室雰囲気下で、8時間静置した。8時間静置後の毛束の状態を目視観察し、以下の基準で評価を行った。
評価は7名のパネラーに、ヘアアイロンで整髪した直後と比較して、8時間静置した後に「まとまりが持続する」、「ややまとまりが持続する」、「まとまりが持続しない」のいずれであるのかを択一的に選択させた。まとまりが持続する/ややまとまりが持続する/まとまりが持続しないと答えたパネラーの人数を順に示す。
Figure 0006774660
*1:パールリーム4(日油社製)
*2:マルカゾールR(丸善石油化学社製)
*3:KF-96A-6cs(信越化学工業社製)
*4:X-21-5613(信越化学工業社製)
*5:X-21-5849(信越化学工業社製)
*6:X-21-5847(信越化学工業社製)
*7:XF49-B8072(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
*8:DOW CORNING TORAY DC 200-100,000 CS(東レ・ダウコーニング社製)
*9:X-21-5613の希釈剤とKF-96A-20CS(信越化学工業社製)の総量
*10:XF49-B8072の希釈剤
*11:FZ-2222(東レ・ダウコーニング社製)
*12:SH556(東レ・ダウコーニング社製)
*13:ニッコール PSR-5(日本サーファクタント工業社製)
*14:エルデュウ PS-203(味の素社製)
*15:ユビナール MC80(BASFジャパン社製)

Claims (5)

  1. 高温加熱器具を用いて毛髪の温度を110℃以上に加熱する前に適用される油性毛髪化粧料であって、下記成分(A)〜(C)を含有し、成分(A)の含有量が50質量%以上、成分(C)に対する成分(B)の質量比(B)/(C)が0.005以上0.08以下、成分(B)と(C)の合計に対する成分(A)の質量比(A)/[(B)+(C)]が1.0以上5.0以下であり、水を実質的に含有しない油性毛髪化粧料。
    (A) 一般式(1)で表される炭素数9〜21の液状油及び25℃における動粘度が0.01mm2/s以上10mm2/s以下であるシリコーンからなる群より選ばれる親油性溶媒
    Figure 0006774660
    〔式中、R1〜R8はそれぞれ独立して水素原子又はメチル基を示す。Xは−CH2−、−COO−又は−CH2COO−を示す。nは1〜7、mは0〜2、lは0〜2を示し、n+m+lは1〜7である。ただし、m及びlが共に1以上であるときは、R4〜R7のいずれか1つはメチル基である。〕
    (B) ジメチコノール
    (C) 25℃における動粘度が15mm2/s以上のジメチコン
  2. (B)+(C)が15質量%以上50質量%以下である請求項1に記載の油性毛髪化粧料。
  3. 成分(C)が、下記(C-1)及び(C-2)からなるものである請求項1又は2に記載の油性毛髪化粧料。
    (C-1) 25℃における動粘度が1,000mm2/s以上のジメチコン
    (C-2) 25℃における動粘度が15mm2/s以上1,000mm2/s未満のジメチコン
  4. 成分(C-2)に対する成分(C-1)の質量比(C-1)/(C-2)が、0.01以上1.0以下である請求項3に記載の油性毛髪化粧料。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の油性毛髪化粧料を毛髪に適用し、高温加熱器具を用いて毛髪の温度を110℃以上に加熱する整髪方法。
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