JP6772656B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6772656B2
JP6772656B2 JP2016159625A JP2016159625A JP6772656B2 JP 6772656 B2 JP6772656 B2 JP 6772656B2 JP 2016159625 A JP2016159625 A JP 2016159625A JP 2016159625 A JP2016159625 A JP 2016159625A JP 6772656 B2 JP6772656 B2 JP 6772656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image
image forming
white
storage container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016159625A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018028578A (ja
Inventor
優 中曽
優 中曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2016159625A priority Critical patent/JP6772656B2/ja
Publication of JP2018028578A publication Critical patent/JP2018028578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6772656B2 publication Critical patent/JP6772656B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置及びカートリッジに関するものである。
例えば、特許文献1は、色調の異なるn個のトナーを用いてn回繰返して現像を行なって記録媒体上に下側から順に第1層から第n層までのトナー層を積層した後、フラッシュ光により一括で定着させる逐次現像一括定着方式を採用してカラー画像の形成を行なう画像形成方法であって、最上層となる前記第n層を形成するトナーのPAS強度が、他のトナー層を形成するトナーのPAS強度より大きくなるように設定することを開示している。
特開2003−295497号公報
本発明は、異なる種類の記録材に画像形成することが可能な画像形成装置及びカートリッジを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、反射材を含む第1像および吸収材を含む第2像を記録材上に積層して像を形成し、反射材を含む第3像および吸収材を含む第2像を当該記録材上に積層して像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により前記記録材上に形成された像にレーザ光を照射し、当該像を定着する定着手段と、を含み、前記第2像が前記第1像と前記記録材との間に位置する場合の当該第1像をレーザ光が透過する透過性は前記第2像と当該記録材との間に前記第3像が位置する場合の当該第3像の当該透過性よりも高く、前記画像形成手段は、反射材を含む第1トナーで前記第1像を形成し、反射材を含む第2トナーで前記第3像を形成し、前記第1トナーは前記第2トナーよりも反射材の含有比率が低いことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第1トナーは、透明トナーを含むことで前記第2トナーよりも反射材の含有比率を下げているものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記画像形成手段は、前記第1像を形成する場合、前記第3像を形成する場合に比べて単位面積当たりのトナー量を少なくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である
請求項1によれば、制御手段を備えない場合に比べて、異なる種類の記録材に画像形成することが可能になると共に、第1トナーおよび第2トナーを備えない場合に比べて、機種特性の影響による透過性のバラツキを抑制することが可能になる。
請求項2によれば、透明トナーを用いない場合に比べて、製造コストを削減することが可能になる。
請求項3によれば、第1トナーおよび第2トナーを備えない場合であっても、異なる種類の記録材に画像形成することが可能になる
本実施の形態が適用される画像形成装置をフロント側から眺めた場合の図である。 定着装置の概略構成を説明する図である。 記録材に二次転写されたフルカラー画像を定着する場合を説明する図であり、(a)は記録材が紙の場合を示し、(b)は記録材がフィルムの場合を示す。 画像形成装置から出力された記録材の画像をユーザが見る場合の状態を説明する図であり、(a)は記録材が紙の場合を示し、(b)は記録材がフィルムの場合を示す。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置100をフロント側から眺めた場合の図である。
図1に示す画像形成装置100は、所謂タンデム型の構成を有するものであって、電子写真方式により各色成分のトナー像を形成する複数の画像形成ユニット10(10W1,10Y,10M,10C,10K,10W2)を備えている。すなわち、本実施の形態では、上流側から下流側に順に、イエロー(Y)の画像形成ユニット10Y、マゼンタ(M)の画像形成ユニット10M、シアン(C)の画像形成ユニット10Cおよび黒色(K)の画像形成ユニット10Kが配設され、さらに、最上流側(画像形成ユニット10Yの上流側)に白色(W)の画像形成ユニット10W1が配設され、かつ、最下流側(画像形成ユニット10Kの下流側)に白色(W)の画像形成ユニット10W2が配設されている。なお、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色を通常色と称し、それ以外の白色等を特殊色と称することがある。トナー像は像の一例である。
そして、本実施の形態に係る画像形成装置100では、通常色すなわちイエロー、マゼンタ、シアンおよび黒色のトナーを用いたフルカラー画像の形成が行えると共に、特殊色すなわち白色のトナーを用いた画像をさらに重畳させたフルカラー画像の形成も行えるようになっている。
なお、特殊色として、他の色例えば金(G)、銀(S)ないしメタリックの画像形成ユニットを配設する例が考えられる。また、透明トナーの画像形成ユニットを配設する例も考えられる。
付言すると、白トナーの画像形成ユニット10W1,10W2のいずれかの代わりに、他の特殊色の画像形成ユニット、例えば銀トナーの画像形成ユニットを配置する例も考えられる。かかる例の場合、記録材Pの印刷面に銀トナーと白トナーとが重畳するように画像形成し得る。
ここで、白トナー(静電荷像現像用白色トナー)の一例としての白色顔料について簡単に説明する。白トナーは、例えば、結着樹脂、白色顔料、及び必要に応じて離型剤やその他添加剤を含む白色トナー粒子と、必要に応じて外添剤と、で構成される。より詳細には、白色顔料として、少なくとも、比重D1が3.5<D1<6.0の関係を満たす第1白色顔料と、比重D2が0.3<D2<1.2の関係を満たす第2白色顔料と、を含む。少なくとも二種の白色顔料を併用することで折り曲げ強度が高い白色トナー画像が得られる。
ここにいう第1白色顔料として具体的には、上記比重の関係を満たせば、特に制限はないが、例えば、無機顔料(例えば、二酸化チタン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、チタン酸鉛、チタン酸カリウム、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、ジルコニア、三酸化アンチモン、鉛白、硫化亜鉛、炭酸バリウム等)が挙げられる。また、第2白色顔料として具体的には、上記比重の関係を満たせば、特に制限はないが、例えば、有機顔料(例えば、ポリスチレン樹脂粒子、尿素ホルマリン樹脂粒子、ポリアクリル樹脂粒子、ポリスチレン/アクリル樹脂粒子、ポリスチレン/ブタジエン樹脂粒子、アルキルビスメラミン樹脂粒子等)、異型粒子(扁平状樹脂粒子、微粒子集合体状粒子、赤血球型樹脂粒子、貫通孔型樹脂粒子、中空状粒子)が挙げられる。なお、第1白色顔料及び第2白色顔料は、共に結着樹脂よりも比重が大きいことが好ましい。
また、静電荷像現像用白色トナーは、本実施形態に係る白色トナーを少なくとも含むものであり、静電荷像現像剤は、本実施形態に係る白色トナーのみを含む一成分現像剤であってもよいし、当該白色トナーとキャリアと混合した二成分現像剤であってもよい。キャリアとしては、特に制限はなく、公知のキャリアが挙げられる。キャリアとしては、例えば、樹脂コートキャリア、磁性分散型キャリア、樹脂分散型キャリア等が挙げられる。
白色トナー画像(その定着画像)では、使用される白色顔料が一般的には無機系の材料(例えば酸化チタンや酸化亜鉛、硫化亜鉛等)等が用いられている。
かかる白色のトナーの使用方法としては、例えば、色紙や黒紙など色のついた被転写体や透明素材などの被転写体に白色トナー画像により下引きを行い、つまり、白色トナーで隠蔽層を形成し、その上にカラー画像を形成し、描画することで地色の影響を軽減し発色性を向上する方法がある。そのほか、色紙や黒紙など色のついた被転写体や透明素材などの被転写体に白色トナー画像自体で描画する方法もある。
また、本実施の形態に係る画像形成装置100では、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを含んで構成され、画像形成装置100を構成する各装置および各部の動作を制御する制御部60が設けられている。制御部60は制御手段の一例である。
また、画像形成装置100は、ユーザからの操作入力の受付やユーザに対する各種情報の表示を行うユーザインターフェース(UI)部を含んで構成されている。
また、画像形成装置100は、各画像形成ユニット10にて形成された各色成分トナー像が順次転写(一次転写)されると共にこの各色成分トナー像を保持する中間転写ベルト20と、中間転写ベルト20上の各色成分トナー像を矩形状に形成された記録材Pに一括転写(二次転写)する二次転写装置30と、を備えている。記録材Pは、紙やフィルム等の定着対象メディアである。
中間転写ベルト20および二次転写装置30は画像形成手段の一例である。
また、画像形成装置100には、記録材Pを供給する用紙供給装置40が設けられている。また、用紙供給装置40と二次転写装置30との間には、用紙搬送経路上に位置する記録材Pを搬送する搬送ロール41が複数設けられている。
また、本実施の形態では、二次転写装置30により記録材P上に二次転写された画像を記録材Pに定着させる定着装置50が設けられている。さらに、二次転写装置30と定着装置50との間には、二次転写装置30を通過した記録材Pを定着装置50へ搬送する搬送装置42が設けられている。
定着装置50は定着手段の一例である。
ここで、画像形成部の一部として機能する画像形成ユニット10の各々は、回転可能に取り付けられた感光体ドラム11を備えている。また、感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11を帯電する帯電装置12と、感光体ドラム11を露光して静電潜像を書き込む露光装置13と、感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像装置14と、が設けられている。さらに、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト20に転写する一次転写装置15と、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラム清掃装置16と、が設けられている。
上述した各画像形成ユニット10の各現像装置14は、対応する色のトナーを貯蔵する空間(収容空間)を有するトナー貯蔵容器17W1、17Y、17M、17C、17K、117W2(以下では、これら全体をトナー貯蔵容器17と称することがある)とトナー搬送路を介して連結されている。そして、トナー搬送路中に設けられた不図示の補給用スクリューにより、トナー貯蔵容器17から現像装置14に各色トナーが補給されるように構成されている。
トナー貯蔵容器17W1はカートリッジの一例であり、ここにいうカートリッジは、トナーカートリッジを含む概念であり、プロセスカートリッジを含む概念である。また、トナー貯蔵容器17W1の白トナーは、第1像の形成に用いるトナーの一例であり、トナー貯蔵容器17W2の白トナーは、他のトナーの一例である。
ここで、画像形成ユニット10におけるトナー貯蔵容器17を、画像形成装置100の本体に着脱自在に装着されるカートリッジとすることで、本体から引き抜いて取り外し、また、かかるカートリッジだけを本体に対して取付け可能にして、ユーザにより交換可能としている。
かかるカートリッジとしては、各画像形成ユニット10W1,10Y,10M,10C,10K,10W2の少なくともトナー貯蔵容器17W1,17Y,17M,17C,17K,17W2を含む構成である。
すなわち、カートリッジの一例であるトナーカートリッジとして、トナー貯蔵容器17を交換単位とする場合を挙げることができる。また、それよりも大きい交換単位とする場合、すなわち現像装置14、トナー貯蔵容器17および、トナー貯蔵容器17と現像装置14とを互いに接続するトナー搬送路を交換単位とする場合を挙げることができる。
また、カートリッジの一例であるプロセスカートリッジとして、現像装置14、トナー貯蔵容器17、トナー搬送路、さらに感光体ドラム11を含む構成を一体化し、交換単位とする場合を挙げることができる。また、感光体ドラム11のほか帯電装置12および/またはドラム清掃装置16を一体化して交換単位とする場合を挙げることもできる。
なお、かかるカートリッジに、不揮発性メモリユニットを搭載する例が考えられる。例えばプロセスカートリッジの場合の不揮発性メモリユニットには、カートリッジの種類を示す情報のほか、感光体ドラム11の回転数、高圧電圧印加時間、プリント枚数など、画像形成ユニット10W1,10Y,10M,10C,10K,10W2にて、そのプロセスカートリッジが装着された際の、各々のカートリッジ使用履歴情報を格納する応用例が考えられる。
かかるカートリッジは、画像形成ユニット10W1,10Y,10M,10C,10K,10W2ごとに独立して交換可能な形式のほか、これらの複数または全部を一体化し、交換可能な形式を採用することが考えられる。すなわち、部分交換や全部交換の形式である。
かかる部分交換の場合、誤装着を防止するために、例えば画像形成ユニット10W1のカートリッジが画像形成ユニット10W2に装着できないようにし、また、画像形成ユニット10W2のカートリッジが画像形成ユニット10W1に装着できないようにする構成を採用する。例えば、各画像形成ユニット10W1,10W2におけるカートリッジの受け入れ部の形状を互いに変えることで実現する例が考えられる。
上述の中間転写ベルト20は、複数本のロール部材21、22、23、24、25、26に掛け渡され、回転するように設けられている。これらのロール部材21〜26のうち、ロール部材21は、中間転写ベルト20を駆動するようになっている。また、ロール部材25は、中間転写ベルト20を挟んで二次転写ロール31に対向配置されており、これら二次転写ロール31およびロール部材25によって二次転写装置30が構成されている。
なお、中間転写ベルト20を挟んでロール部材21と対向する位置には、中間転写ベルト20上の残留トナーを除去するベルト清掃装置27が設けられている。
図2は、定着装置50の概略構成を説明する図である。
図2に示すように、本実施の形態では、定着装置50は、光束ないしレーザ光Bmを透過可能な透明材料にて円柱状に構成される回転可能な透明ロッド51と、接触域が形成されるように透明ロッド51に対向して設けられ、透明ロッド51と協働して記録材Pを移動搬送する対向ロール52と、を備えている。
また、定着装置50は、画像が転写される記録材Pの領域全幅にわたる線状領域(狭い集光幅)に集光するレーザ光Bmを透明ロッド51に入射する集光装置(線状集光装置)53を備えている。
定着装置50は、集光装置53からの線状領域に集光されたレーザ光Bmで記録材Pのトナーを直接加熱し、溶着定着するレーザ定着装置である。なお、線状領域の幅を狭くすることで、集光効率が向上すると共に、定着部分が速やかに冷やされる。
透明ロッド51における透明は、レーザ光Bmの波長域において透過率が高いことを意味し、レーザ光Bmを透過するものであればよく、光利用効率等の観点からすれば、透過率が高ければ高いほどよい。例えば90%以上、望ましくは95%以上がよい。
また、対向ロール52は、例えばアルミニウム、ステンレス鋼、ニッケル等をメッキした銅板等により構成されており、透明ロッド51との間に予め決められた加圧力が作用するように配置されている。これにより、透明ロッド51と対向ロール52との間に接触域が形成される。
なお、本実施の形態では、対向ロール52を有することで、もし白トナーが過剰加熱されたとしても、ボイドやガス発生が起こってしまう前に加圧して熱伝導を良くすることで、速やかに吸収した熱エネルギーをYMCKのトナーへ伝熱させ、定着不良を防ぐことができる。
図3は、記録材に二次転写されたフルカラー画像を定着する場合を説明する図であり、(a)は、記録材としての紙P1にフルカラー画像を形成する場合を示し、(b)は記録材としてのフィルムP2にフルカラー画像を形成する場合を示す。フィルムP2に画像を形成する場合の用途としては、例えば容器のレベルが考えられる。紙P1ないしフィルムP2は記録材の一例である。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置100では、上述したように、画像形成ユニット10として、上流側から下流側へ沿って配置された画像形成ユニット10W1、画像形成ユニット10Y、画像形成ユニット10M、画像形成ユニット10C、画像形成ユニット10Kおよび画像形成ユニット10W2を備えるものである(図1参照)。そして、記録材Pの印刷面には、画像形成ユニット10W1におけるトナー貯蔵容器17W1のトナーで形成されたトナー像T10W1と、画像形成ユニット10Yにおけるトナー貯蔵容器17Yのトナーで形成されたトナー像T10Yと、画像形成ユニット10Mにおけるトナー貯蔵容器17Mのトナーで形成されたトナー像T10Mと、画像形成ユニット10Cにおけるトナー貯蔵容器17Cのトナーで形成されたトナー像T10Cと、画像形成ユニット10Kにおけるトナー貯蔵容器17Kのトナー形成されたトナー像T10Kと、画像形成ユニット10W2におけるトナー貯蔵容器17W2のトナーで形成されたトナー像T10W2と、を形成可能である。
トナー像T10W1は第1像の一例であり、トナー像T10Y,T10M,T10C,T10Kは第2像の一例であり、トナー像T10W2は第3像の一例である。
図3(a)に示す紙P1に画像を形成する場合、制御部60の制御により、トナー貯蔵容器17W1のトナーを用いたトナー像T10W1、トナー貯蔵容器17Yのトナーを用いたトナー像T10Y、トナー貯蔵容器17Mのトナーを用いたトナー像T10M、トナー貯蔵容器17Cのトナーを用いたトナー像T10Cおよびトナー貯蔵容器17Kのトナーを用いたトナー像T10Kの順に一次転写される(図1参照)。そして、制御部60の制御により、このように積層された状態で紙P1の印刷面P1aに二次転写される。すなわち、紙P1の場合、下地の色が透けて見えずかつトナーの発色がよくなるように、トナー像T10W1が印刷面に近い位置にある。
また、図3(b)に示すフィルムP2に画像を形成する場合、制御部60の制御により、トナー貯蔵容器17Yのトナーを用いたトナー像T10Y、トナー貯蔵容器17Mのトナーを用いたトナー像T10M、トナー貯蔵容器17Cのトナーを用いたトナー像T10C、トナー貯蔵容器17Kのトナーを用いたトナー像T10Kおよびトナー貯蔵容器17W2のトナーを用いたトナー像T10W2の順に一次転写される(図1参照)。そして、制御部60の制御により、このように積層された状態でフィルムP2の印刷面P2aに二次転写される。フィルムP2の場合、裏側にトナーを定着する裏刷りを行うため、トナー像T10W2は印刷面から遠い位置にある。
すなわち、白色のトナーを用いた画像を含む画像を印刷する際、紙P1の場合には、画像形成ユニット10W1と画像形成ユニット10W2のうち、最上流側の画像形成ユニット10W1により白色の画像を形成する。また、フィルムP2の場合には、画像形成ユニット10W1と画像形成ユニット10W2のうち、最下流側の画像形成ユニット10W2により白色の画像を形成する。
言い換えると、紙P1における白色の画像は、画像形成ユニット10W1でのトナー像T10W1が印刷面P1aに二次転写されたものであり、この場合には画像形成ユニット10W2を使用していない。また、フィルムP2における白色の画像は、画像形成ユニット10W2でのトナー像T10W2が印刷面P2aに二次転写されたものであり、この場合には画像形成ユニット10W1を使用していない。
なお、画像形成ユニット10W1と画像形成ユニット10W2の両方で白色の画像を形成する場合は想定し難いものの、そのような場合が除外されるものではない。
さらに説明すると、画像形成ユニット10W1におけるトナー貯蔵容器17W1の白トナーと画像形成ユニット10W2におけるトナー貯蔵容器17W2の白トナーは、互いに同じものではなく、その物性値が互いに異なるものである。より具体的には、トナー貯蔵容器17W1の白トナーとトナー貯蔵容器17W2の白トナーとは互いに透過率が異なる。すなわち、トナー貯蔵容器17W1の白トナーとトナー貯蔵容器17W2の白トナーは、受けた光をどのくらい透過するかの度合いが異なる。なお、ここにいう透過率は、白色度ないし隠蔽率ということもできる。
トナー貯蔵容器17W1の白トナーは、反射材を含む第2トナーの一例であり、また、トナー貯蔵容器17W2の白トナーは、反射材を含む第1トナーの一例である。
詳細に説明すると、トナー貯蔵容器17W2の白トナーは透過率が低めであり、トナー貯蔵容器17W1の白トナーは透過率が高めである。すなわち、両者を透過率で比較すると、トナー貯蔵容器17W2の白トナーの透過率は、トナー貯蔵容器17W1の白トナーよりも低い。別の見方をすると、図3(b)に示すように、記録材Pの印刷面との間に他の色のトナー像がある場合の白トナーすなわちトナー貯蔵容器17W1の白トナーは、高い透過率であり、そして、図3(a)に示すように、記録材Pの印刷面との間の他の色のトナー像がない場合の白トナーすなわちトナー貯蔵容器17W2の白トナーは、低い透過率である。
言い換えると、定着装置50のレーザ光Bmが最初にあたる白トナーの透過率を高くし(白色度ないし隠蔽率を低くし)、最後のあたる白トナーの透過率を低くする(白色度ないし隠蔽率を高くする)。
このような白トナーに透過率の違いを持たせる手法として、白色顔料の量ないし比率(含有比率)を変えることを挙げることができる。すなわち、トナー貯蔵容器17W1における白色顔料の含有比率を、トナー貯蔵容器17W2の場合よりも低くする。例えば反射材としての酸化チタンの比率を、トナー貯蔵容器17W1で下げることで、透過率に違いを持たせる。言い換えると、トナー貯蔵容器17W1の白トナーにおける酸化チタンの比率をトナー貯蔵容器17W2の白トナーよりも少なくする手法である。
他の手法として、トナー貯蔵容器17W2の白トナーに例えば透明トナーを混ぜたものをトナー貯蔵容器17W2の白トナーとして用いることで、酸化チタンの含有量ないし含有比率を少なくし、これにより透過率に違いを持たせることを挙げることができる。例えば、トナー貯蔵容器17W2の白トナー8割に対して2割の透明トナーを混ぜたものをトナー貯蔵容器17W1の白トナーとして用いる。かかる場合は、トナー貯蔵容器17W1とトナー貯蔵容器17W2とで酸化チタンの量が同じであるものの、透明トナーにより異なる透過率を実現するものである。透明トナーを用いる場合には、酸化チタンの量を少なくする場合に比べて、酸化チタンの量が互いに異なる品種の白トナーを製造する必要がなくなることから、コストを下げることが可能である。
酸化チタンや後述のアルミニウムは反射材の一例である。また、雲母粒子に酸化チタンを被覆した材料は、光が多重層反射されることによって、ここにいう反射材として機能する。
なお、本実施の形態では、記録材Pとしての紙P1およびフィルムP2に白トナーの画像を形成する場合に、2つの白トナーの透過率を変える構成を採用するが、他の特殊色としての銀トナーや金トナー等、光を散乱させるアルミニウムを含有して隠蔽性の高いトナーに応用することも考えられる。すなわち、反射する部材を含有するトナー例えば銀トナーについて透過率が互いに異なる二種類のトナーを備える画像形成装置とする応用例である。付言すると、通常色のトナー例えばKトナーでは、赤外吸収部材(吸収材)を備えるものの反射する材料(反射材)を備えないことから、本実施の形態を応用する必要はない。
赤外吸収部材は吸収材の一例である。また、可視光の一部を吸収する部材も吸収材の一例となる。
このように、最上流側に位置し最初に二次転写されることになるトナー像を形成する画像形成ユニット10W1と、最下流側に位置し最後に二次転写されることになるトナー像を形成する画像形成ユニット10W2と、で白トナーを変えている理由を説明する。すなわち、トナー貯蔵容器17W1の白トナーとトナー貯蔵容器17W2の白トナーとの間で透過率が互いに異なる理由である。
以下、画像形成ユニット10W2の白トナーが低い透過率である理由と、画像形成ユニット10W1の白トナーが高い透過率である理由をそれぞれ説明する。
図3(b)に示すように、画像形成ユニット10W1の白トナーは最表層となるものであることから、定着装置50のレーザ光Bmでの定着の際にレーザ光Bmが最初に当たるものであり、その下の層である下層には、黒色、イエロー、マゼンタおよびシアンのトナー層がある。したがって、画像形成ユニット10W1の白トナーの透過率を低くすると、定着装置50のレーザ光Bmが最表層である画像形成ユニット10W1の白トナー層で反射され、積層されているトナー層の内部まで入っていくレーザ光Bmの量が減ってしまい、他の色のトナー層の定着に影響してしまう。
そのため、画像形成ユニット10W1の白トナー(最表層の白トナー)を高い透過率とすることで最表層の白トナーで反射するレーザ光Bmの量が減り、下層のトナー(黒色、イエロー、マゼンタおよびシアンの各トナー層)にまでレーザ光Bmの光エネルギーが届くようになり、確実に定着させることが可能になる。
その一方で、図3(a)に示すように、画像形成ユニット10W2の白トナーは最下層となるものであり、定着装置50のレーザ光Bmは上のトナー層から順に吸収していくことから、最下層である画像形成ユニット10W2の白トナー層で多くのレーザ光Bmが反射しても他の色のトナー層の定着に影響はなく、画質の低下を防ぐことができる。すなわち、画質を向上させることができる。
このように、最表層の白トナー(画像形成ユニット10W1の白トナー)と最下層の白トナー(画像形成ユニット10W2の白トナー)の透過率を変えることで、白トナーを含む画像を形成する場合のトナー定着性を得ることが可能である。
なお、本実施の形態では、画像形成ユニット10W1の白トナーが最表層で、画像形成ユニット10W2の白トナーが最下層である場合を説明したが(図3参照)、これに限られない。すなわち、画像形成ユニット10W2が画像形成ユニット10W1よりも下流側に位置するものであればこれに限られない(図1参照)。
図4は、画像形成装置100から出力された記録材の画像をユーザが見る場合の状態を説明する図であり、(a)は紙P1にフルカラー画像を形成した場合、(b)はフィルムP2にフルカラー画像を形成した場合を示す。なお、同図(a)および(b)には、記録材Pに対するユーザの視線を明らかにするために目を図示している。
図4(a)に示す紙P1における印刷面P1aは表面であり、その反対側の面P1bは裏面である。これに対し、同図(b)に示すフィルムP2の印刷面P2aは、フィルムP2を例えば容器に貼付した場合にユーザが触れない面である。すなわち、フィルムP2の場合には、印刷面P2aとは反対側の面である面P2bが表面になる。
言い換えると、図4(a)に示すように、紙P1に形成されたフルカラー画像をユーザが見る場合、ユーザの目から遠い位置にあるのはトナー像T10W2である。また、同図(b)に示すように、フィルムP2に形成されたフルカラー画像をユーザが見る場合、ユーザの目から遠い位置にあるのはトナー像T10W1である。
このため、いずれの場合にも、散乱する白トナー像が最も遠い位置にあることから、ユーザがしっかりした白を視認することができるような白さが保たれると共に、白トナー像の手前にあるYMCKの色をユーザが鮮やかに感じるようになる。
上述したように、本実施の形態では、トナー貯蔵容器17W1(図1参照)の白トナーとトナー貯蔵容器17W2(同図参照)の白トナーとを互いに透過率が異なるものとし、二種類の白トナーを用いる構成を採用する。すなわち、定着段階で最表層になるトナー貯蔵容器17W1の白トナーの透過率を、最下層になるトナー貯蔵容器17W2の白トナーよりも高くする構成を採用し、トナー定着性と画質の向上を図っているが、他の構成も考えられる。
例えば、トナー貯蔵容器17W1の白トナーとトナー貯蔵容器17W2の白トナーを同じものすなわち同じ透過率のものとし、一種類の白トナーを用いる構成である。そして、トナー像T10W1(図3(b)参照)の透過量とトナー像T10W2(同図(a)参照)の透過量とを互いに異なるものとする。より具体的には、制御部60がトナー像T10W1の層厚をトナー像T10W2よりも薄くなるように制御することで(薄層化)、レーザ光Bmを散乱し難くし、下層にレーザ光Bmが透過し易くする。また、制御部60がトナー像T10W1をドットパターンやハーフトーンパターン等とする制御を行うことで、トナー像T10W1でレーザ光Bmを散乱し難くする。すなわち、単位面積当たりの白トナーの量を少なくすることで、トナー像T10W1(図3(b)参照)から下層に透過するレーザ光Bmの量が、トナー像T10W2(同図(a)参照)の場合よりも多くなり、下層の定着性を確保することが可能になる。
一種類の白トナーを用いる場合の構成は、次のように規定することができる。すなわち、制御部60は、反射材を含む白トナーで形成するトナー像が、吸収材を含む例えばKトナーで形成するトナー像と記録材Pとの間に位置する場合と位置しない場合とでレーザ光Bmを透過する透過性が互いに異なり、後者の透過性が前者の透過性よりも高くなるように制御する。
上述したように、本実施の形態では、トナー貯蔵容器17W1(図1参照)に貯蔵される白トナーとトナー貯蔵容器17W2(同図参照)に貯蔵される白トナーの物性値が互いに異なる場合と、物性値が互いに同じ場合とを説明した。
すなわち、前者としては、トナー貯蔵容器17W1の白トナーは、トナー貯蔵容器17W2の白トナーよりもレーザ光Bmを透過する透過率が高いものであることを説明した。トナー貯蔵容器17W1の白トナーによるトナー像T10W1(図3(b)参照)は、フィルムP2において最表層に位置するものであり、トナー貯蔵容器17W2の白トナーによるトナー像T10W2(同図(a)参照)は、紙P1において最下層に位置するものである。そして、トナー像T10W1の透過率はトナー像T10W2の透過率よりも高い。
また、後者として、トナー貯蔵容器17W1の白トナーとトナー貯蔵容器17W2の白トナーとが略同じ透過率であり、白トナー層の薄層化ないしパターン変更(ドットパターン、ハーフトーンパターン等)により単位面積当たりのトナー量を少なくし、これによりレーザ光Bmを透過する透過量を調整している。
すなわち、トナー像T10W1(図3(b)参照)の透過量はトナー像T10W2(同図(a)参照)の透過量よりも多い。
このような透過率や透過量の違いは、レーザ光Bmを透過する透過性が違うと言い換えることができる。すなわち、トナー像T10W1(図3(b)参照)の透過性は、トナー像T10W2(同図(a)参照)の透過性よりも高い。
なお、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。
10W1,10Y,10M,10C,10K,10W2…画像形成ユニット、17W1,17W2…トナー貯蔵容器、30…二次転写装置、50…定着装置、60…制御部、100…画像形成装置、T10W1,T10Y,T10M,T10C,T10K,T10W2…トナー像

Claims (3)

  1. 反射材を含む第1像および吸収材を含む第2像を記録材上に積層して像を形成し、反射材を含む第3像および吸収材を含む第2像を当該記録材上に積層して像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により前記記録材上に形成された像にレーザ光を照射し、当該像を定着する定着手段と、
    を含み、
    前記第2像が前記第1像と前記記録材との間に位置する場合の当該第1像をレーザ光が透過する透過性は前記第2像と当該記録材との間に前記第3像が位置する場合の当該第3像の当該透過性よりも高く、
    前記画像形成手段は、反射材を含む第1トナーで前記第1像を形成し、反射材を含む第2トナーで前記第3像を形成し、
    前記第1トナーは前記第2トナーよりも反射材の含有比率が低いことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1トナーは、透明トナーを含むことで前記第2トナーよりも反射材の含有比率を下げているものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成手段は、前記第1像を形成する場合、前記第3像を形成する場合に比べて単位面積当たりのトナー量を少なくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2016159625A 2016-08-16 2016-08-16 画像形成装置 Active JP6772656B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016159625A JP6772656B2 (ja) 2016-08-16 2016-08-16 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016159625A JP6772656B2 (ja) 2016-08-16 2016-08-16 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018028578A JP2018028578A (ja) 2018-02-22
JP6772656B2 true JP6772656B2 (ja) 2020-10-21

Family

ID=61248363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016159625A Active JP6772656B2 (ja) 2016-08-16 2016-08-16 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6772656B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7095343B2 (ja) * 2018-03-22 2022-07-05 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成システム
JP7151136B2 (ja) * 2018-04-03 2022-10-12 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP7087614B2 (ja) * 2018-04-12 2022-06-21 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置、色見本版及びプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009145792A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Oki Data Corp 現像剤収容体、画像形成ユニット、画像形成装置及び画像形成装置の現像剤供給方法
JP2013134372A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Sharp Corp トナーセット、画像形成装置、および画像形成方法
JP5915444B2 (ja) * 2012-08-08 2016-05-11 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及び方法
US9465346B2 (en) * 2014-06-24 2016-10-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Metallic color image forming apparatus and metallic color image forming method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018028578A (ja) 2018-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7991328B2 (en) Image forming apparatus with a plurality of image forming units
JP6772656B2 (ja) 画像形成装置
JP5765454B2 (ja) 画像形成装置
JP4719515B2 (ja) 画像形成装置
CN103140809B (zh) 图像形成装置
JP4712832B2 (ja) 現像剤、現像剤収容体、現像装置及び画像形成装置
JP6131745B2 (ja) 画像形成装置
JP5593588B2 (ja) 画像形成装置
JP4967041B2 (ja) 光定着トナー、2成分現像剤、および光定着トナー製造方法
JP4096163B2 (ja) 画像構造及びこれを作成する画像形成装置
JP2017151322A (ja) 画像形成装置
JP2002287581A (ja) 画像形成装置、カートリッジ及び画像形成方法
US11754959B2 (en) Image forming apparatus and method to form an invisible image and a visible image in a multi-pass simplex manner
JP2002040850A (ja) 定着装置
US20210096479A1 (en) Image forming apparatus and cartridge that include light guide that guides light
JP2009282193A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2006215196A (ja) 画像形成方法および画像形成装置
JP4961467B2 (ja) トナー像の定着方法、定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2015187645A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP5545540B2 (ja) 記録紙及び画像形成方法
JP5866771B2 (ja) 画像形成装置
JP2007271982A (ja) 画像形成装置
JP6819155B2 (ja) 画像形成装置
JP2015148756A (ja) 画像形成装置
JP2004294590A (ja) イエロートナーおよび現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6772656

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350