JP5866771B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
軟化点が異なるトナーを用いて画像を形成する技術がある。特許文献1には、軟化点が異なるトナーを用いて画像を形成する場合に、トナーを積層させる順序を変化させることで画像の光沢度を変化させる技術が開示されている。
特開平11−84941号公報
本発明は、軟化点が異なるトナーを用いて形成した複数のトナー像を記録媒体に転写して定着させた場合に、形成された画像の記録媒体からの剥離を軟化点の相違を利用して抑制することを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、第1トナーと、当該第1トナーより軟化点が高い第2トナーとを少なくとも含む複数種類のトナーにより複数のトナー像をそれぞれ形成して記録媒体に転写するときに、前記第1トナーにより形成された第1トナー像が前記記録媒体に転写され、前記第2トナーにより形成された第2トナー像が当該第1トナー像を介して当該記録媒体に重なるように転写される順序で前記複数のトナー像を転写し、当該転写された複数のトナー像を当該記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成手段であって、前記複数種類のトナーよりも軟化点が低い種類であり且つ前記複数種類のトナーよりも平均粒径が小さい低軟化点トナーを、前記複数のトナー像のいずれを積層する場合においても当該複数のトナー像よりも前記記録媒体に近い層に積層させて当該複数のトナー像と共に当該記録媒体に定着させる画像形成手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記複数種類のトナーの軟化点は、いずれも、前記第1トナーの軟化点以上であり、前記画像形成手段は、前記複数のトナー像を前記記録媒体に転写するときに、前記第1トナー像が前記記録媒体に転写され、前記第1トナー像以外のトナー像がいずれも当該第1トナー像を介して当該記録媒体に重なるように転写される順序で前記複数のトナー像を前記記録媒体に転写することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は2に記載の構成において、前記複数種類のトナーの軟化点は、いずれも、前記第2トナーの軟化点以下であり、前記画像形成手段は、前記複数のトナー像を前記記録媒体に転写するときに、前記第2トナー像以外のトナー像のいずれもが前記記録媒体に転写され、当該トナー像のいずれをも介して前記第2トナー像が当該記録媒体に重なるように転写される順序で前記複数のトナー像を前記記録媒体に転写することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の構成において、前記複数種類のトナーは、前記軟化点が互いに異なり、前記画像形成手段は、前記複数のトナー像を前記記録媒体に転写するときに、当該記録媒体の近くに重なっているトナー像ほど前記軟化点が低い種類のトナーにより形成されたトナー像となる順序で前記複数のトナー像を転写することを特徴とする。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、請求項1ないし4に記載の構成において、前記複数種類のトナーは、互いに異なる色を表し、前記画像形成手段は、前記複数のトナー像が前記記録媒体に転写されるときに当該記録媒体から最も離れた側となるトナー像に用いられるトナーの軟化点が最も高く、かつ、明度が最も低くなる順序で転写した前記複数のトナー像を当該記録媒体に定着させることを特徴とする。
本発明の請求項に係る画像形成装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載の構成において、前記低軟化点トナーは、透明または白であることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、軟化点が異なるトナーを用いて形成した複数のトナー像を記録媒体に転写して定着させた場合に、複数のトナー像を転写する順序を第2トナー像が第1トナー像を介して記録媒体に重なる順序としない構成に比べて、形成された画像の記録媒体からの剥離を軟化点の相違を利用して抑制することができる。
請求項2に係る発明によれば、第1トナーよりも軟化点が小さいトナーを用いて形成されたトナー像を介して第1トナー像が記録媒体と重なるように転写される場合に比べて、形成された画像の記録媒体からの剥離しにくさが当該トナー像のトナー総量によって変化する度合いを少なくすることができる。
請求項3に係る発明によれば、第2トナーよりも軟化点が大きいトナーを用いて形成されたトナー像が第2トナー像を介して記録媒体と重なるように転写される場合に比べて、形成された画像の剥離を抑制しつつ、当該画像の光沢度がトナー総量によって変化する度合いを少なくすることができる。
請求項4に係る発明によれば、軟化点が共通する種類のトナーを複数種類のトナーに含む場合に比べて、形成された画像の剥離しにくさが当該画像の内容によって変化する度合いを少なくしつつ、当該画像の光沢度が当該画像の内容によって変化する度合いを少なくすることができる。
請求項5に係る発明によれば、記録媒体に転写される際、記録媒体から最も離れた側となるトナー像に用いられるトナーの明度が最も低い色であり、かつ、軟化点が最も高い構成を有しない場合に比べて、当該トナー像が単層で定着された部分の溶融ムラを少なくすることができる。
請求項6に係る発明によれば、低軟化点トナーが透明でない構成に比べて、形成された画像の色に低軟化点トナーが与える影響を抑制することができる。
請求項に係る発明によれば、低軟化点トナーの平均粒径が複数種類のトナーの平均粒径以上である構成に比べて、形成された画像の剥離しにくさが当該画像のトナー総量によって変化する度合いを少なくすることができる。
実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 記録媒体に定着されたトナーの例を示す図である。 記録媒体に定着したトナーの剥がれにくさを比較した表である。 記録媒体に定着したトナーの剥がれにくさを示すグラフである。 記録媒体に定着したトナーの剥がれにくさを示すグラフである。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。画像形成装置1は、色がそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)である4種類のトナーを用紙等の記録媒体に定着させてカラー画像を形成する電子写真方式のプリンタである。画像形成装置1には、感光体ドラム110と、帯電装置と、現像装置120と、一次転写ロール30とが、Y、M、C、Kの色毎に、矢印A2の方向に順番に中間転写ベルト40に沿って設けられている。図1では、これらの各部の符号の末尾にアルファベット(Y、M、C、K)を付し、各部がアルファベットに対応する色の画像形成に関わる構成であることを示している。これら各構成の各々を特に区別する必要がない場合には、符号の末尾のアルファベットを省略して説明する。
感光体ドラム110は、表面に形成される静電潜像及びトナー像を保持する。感光体ドラム110の表面は、帯電装置により予め定められた電位に帯電される。露光部20は、強度や照射位置を制御された光(露光光)を帯電した感光層の表面に照射(露光)し、露光光に応じた静電潜像を形成する。現像装置120は、帯電したトナーを含む現像剤を感光体ドラム110に供給して静電潜像をトナー像に現像する。一次転写ロール30は、感光体ドラム110と対向する位置に中間転写ベルト40を挟んで設けられている。一次転写ロール30と感光体ドラム110とに印加される電圧により、感光体ドラム110と中間転写ベルト40とに電位差が生じ、帯電したトナーが中間転写ベルト40に移動する(一次転写される)。
中間転写ベルト40は、無端のベルトであり、一次転写されたトナー像を保持する。中間転写ベルト40は、複数の支持ロールにより回転可能に支持され、駆動力を与えられて矢印A1の方向に回転する。中間転写ベルト40には、感光体ドラム110KからK、C、M、Yという色の順序でトナー像が一次転写される。つまり、中間転写ベルト40には、例えばトナー像が4つとも積層されている部分では、中間転写ベルト40側からK、C、M、Yとなる順序でトナー像が積層される。これら4つのトナー像は、本発明に係る「複数のトナー像」の一例に相当する。また、これら4つのトナー像をそれぞれ形成するK、C、M、Yの4種類のトナーは、本発明に係る「複数種類のトナー」の一例に相当する。
二次転写ロール60とバックアップロールは、中間転写ベルト40を挟んで互いに対向して設けられ、ニップ部を形成している。搬送ロール50は、ニップ部に記録媒体P1を搬送する。記録媒体P1は、ニップ部において中間転写ベルト40と接触する。二次転写ロール60には、バックアップロールと電位差が生じるように電圧が印加され、この電圧によりトナー像を中間転写ベルト40から記録媒体P1に二次転写する。二次転写されたトナー像は、中間転写ベルト40に積層されている順序とは反対の順序で記録媒体P1に積層される。つまり、記録媒体P1には、例えばトナー像が4つとも積層されている部分では、記録媒体P1側からY、M、C、Kとなる順序でトナー像が積層される。定着部70は、記録媒体P1に形成された画像を加熱及び加圧し、トナーを溶融させて接着させることで、記録媒体P1にこの画像を定着させる。以上の構成により、画像形成装置1においては、破線の矢印A3の方向に搬送される記録媒体P1に画像が形成される。以上のとおり、画像形成装置1を構成する各部が協働することで、本発明に係る「画像形成手段」として機能する。
図2は、画像形成装置1により記録媒体P1に定着された画像を形成するトナー(以下「定着トナー」という。)の例を示す図である。図2(a)では、K色のトナーTkが単層で定着している定着トナーT1が示されている。定着トナーT1においては、トナーTkが記録媒体P1と接着し、かつ、表面を露出している。図2(b)では、記録媒体P1側から順番にM色のトナーTmとC色のトナーTcが積層された定着トナーT2が示されている。定着トナーT2においては、記録媒体P1側の層に積層されたトナーTmが記録媒体P1と接触し、記録媒体P1から離れた層に積層されたトナーTcが表面を露出する。以下においては、記録媒体P1と接触するトナーが積層される最も記録媒体P1側の層を「接触層」といい、表面を露出するトナーが積層される記録媒体P1から最も離れた層を「表面層」という。
図2(c)では、記録媒体P1側から順番に3種類のY色のトナーTy、トナーTm、トナーTcが積層された定着トナーT3が示されている。定着トナーT3においては、接触層に積層されたトナーTyが記録媒体P1と接着し、表面層に積層されたトナーTcが表面を露出している。図2(d)では、記録媒体P1側から順番にトナーTy、トナーTm、トナーTc、トナーTkが積層された定着トナーT4が示されている。定着トナーT4においては、接触層に積層されたトナーTyが記録媒体P1と接着し、表面層に積層されたトナーTkが表面を露出している。
画像形成装置1は、上述のとおり、記録媒体P1側からY、M、C、Kの順序となるように各色のトナー像を転写して画像を形成するため、定着トナーが2層又は3層の部分であっても、積層されたトナーの記録媒体P1側からの色の順序はこの順番になる。このため、トナーが何層に積層される部分であっても、トナーTyは接触層に積層され、トナーTkは表面層に積層される。また、トナーTc、Tmは、接触層にも表面層にも積層される場合がある。定着トナーが単層となっている部分では、それがどの色のトナーであっても、定着トナーが記録媒体P1と接着し、かつ、表面を露出する。
上記トナーは、それぞれ、加熱されると一旦溶融し、冷えて再び固形化することで記録媒体P1又は互いに接着する。以下においては、加熱されたトナーが溶融する温度を「軟化点」という。これらのトナーは、溶融するに連れて、固形化したときに接着する力(接着力)が強くなる。つまり、接触層に積層されたトナーを溶融させる度合いを大きくするほど、このトナーと記録媒体P1との接着力が強くなり、定着トナーの剥離が抑制される。
図1に示す画像形成装置1においては、定着部70により供給される熱量が共通であるため、積層するトナーの量が多いほど、各トナーに供給される熱量が少なくなる。また、定着部70は、表面層側から加熱するため、例えば定着トナーT4であれば、トナーTkに与えられた熱量が最も多く、トナーTyに与えられた熱量が最も少なくなる。もしトナーTk、Tc、Tm、Tyの軟化点がいずれも共通であったとしたら、定着トナーT4のトナーTyは、図2に示す他のトナーに比べて、与えられる熱量が少なく、溶融しにくいため、剥離しやすくなる。
本実施形態においては、トナーTy、Tm、Tc、Tkは、軟化点が互いに異なり、Ty<Tm<Tc<Tkの順番に軟化点が高くなっている。つまり、画像形成装置1は、これらのトナー像を記録媒体P1に転写するときに、記録媒体P1の近くに重なっているトナー像ほど軟化点が低い種類のトナーにより形成されたトナー像となる順序でこれらのトナー像を転写する。言い換えれば、画像形成装置1は、記録媒体P1に定着された画像を形成するこれらのトナー像のうち、積層されている位置が記録媒体P1に近いトナー像ほど、軟化点が低い種類のトナーを用いて形成する。例えば定着トナーT4の場合、他のトナー(Tm、Tc、Tk)よりも軟化点の低いトナーTyが記録媒体P1と接着している。この場合、トナーTyは、上述のとおり定着部70により与えられる熱量が他のトナーよりも少ないが、他のトナーより軟化点が低いため、他のトナーを接触層に積層した場合に比べて、溶融しやすく、剥離が抑制される。
また、これらのトナーは、与えられる熱量が共通であっても、軟化点が高いほど、溶融しにくいため固形化したときに表面に起伏ができて光沢度が低い(つや消し状の)画像となる。一方、これらのトナーは、与えられる熱量が共通であっても、軟化点が低いほど、溶融しやすく固形化したときに表面の起伏が少なくなり、光沢度が高い画像となる。このため、もし、トナーTy以外のトナーにもトナーTyと軟化点が共通する種類のトナーを用いて画像を形成すると、接触層にどのトナーを積層しても定着トナーの剥がれにくさが変わらなくなるが、トナーTkを表面層に積層した場合に比べて、表面層のトナーが溶融しやすく光沢度が高い画像となる。
以下、本実施形態に係る複数種類のトナーと、比較例である2通り(比較例1、2)の複数種類のトナーとで、記録媒体に定着された状態における光沢度と剥がれにくさを比較した結果について図3を参照して説明する。
図3は、定着トナーの表面の光沢度及び記録媒体からの剥がれにくさを比較した表である。図3(a)では、各色のトナーが積層している8通りの状態を状態1から状態8まで示している。状態1は、4色(KCMY)のトナーが積層している状態を示し、状態2は、3色(KCM)のトナーが積層した状態を示している。また、状態3から8までは、2色のトナーが積層した状態を6通り(KC、KM、CM、KY、CY、MY)示している。図3(b)では、実施形態に係るトナーでの測定結果と、比較例のトナーでの測定結果を示している。光沢度の測定結果は、光沢度が低い画像の方が光沢度が高い画像よりも良い結果を表すものとして、表面層のトナーの光沢度が低い順に「◎」、「○」、「△」、「×」と表した。また、定着トナーの剥がれにくさの測定結果は、定着トナーが剥がれにくい順に「◎」、「○」、「△」、「×」と表した。
本実施形態に係るトナーの場合、表面層にトナーTkが積層されている場合に光沢度が最も低くなり(「◎」)、以下トナーTc(「○」)、トナーTm(「△」)の順に光沢度が低くなった。また、接触層にトナーTyが積層されている場合にトナーが最も剥がれにくくなり(「◎」)、以下トナーTm(「○」)、トナーTc(「△」)の順に剥がれやすくなった。
比較例1のトナーTya、Tma、Tca、Tkaは、各色のトナーの軟化点の大小関係がTka>Tca=Tma=Tyaとなっており、トナーTkaの軟化点はトナーTkと共通し、トナーTca、Tma、Tyaの軟化点はトナーTyと共通している。比較例1では、いずれの状態でも、接触層にトナーTyが積層されている場合とトナーの剥がれにくさが共通(「◎」)であった。一方、光沢度は、表面層がトナーTkaの場合は、表面層がトナーTkの場合と共通であり(「◎」)、それ以外の場合は、表面層がトナーTmの場合(「△」)よりも光沢度が高くなった(「×」)。
比較例2のトナーTyb、Tmb、Tcb、Tkbは、各色のトナーの軟化点の大小関係がTkb=Tcb=Tmb>Tybとなっており、トナーTkb、Tcb、Tmbの軟化点はトナーTkと共通し、トナーTybの軟化点はトナーTyと共通している。比較例2では、トナーの剥がれにくさが、接触層がトナーTyaの場合は、接触層がトナーTyの場合と共通(「◎」)であり、それ以外の場合は、接触層がトナーTcの場合(「△」)よりもトナーが剥がれやすかった(「×」)。一方、光沢度は、いずれの状態でも、表面層にトナーTkが積層されている場合(「◎」)と低さが共通(「◎」)であった。
図4、図5は、定着トナーの剥がれにくさを測定した結果を数値で示したグラフである。これらの図の縦軸は、トナーの剥がれにくさを数値で表す指標を示している。この指標は、値が小さいほどトナーが剥がれにくいことを表し、本実施形態においては、80以下であれば、実用に耐えうる状態であることを示す。図4は、トナーT11と、トナーT11よりも軟化点が低いトナーT12とを単層で記録媒体に定着させた場合の剥がれにくさをそれぞれ測定した結果である。図4の横軸は、トナーを定着する際の図1に示す定着部70の温度(定着温度)を示す。図4(a)に示す測定結果では、定着温度が高いほど、トナーT11、T12とも剥がれにくくなり、また、定着温度が共通であれば、軟化点が低いトナーT12の方が、トナーT11よりも剥がれにくかった。また、実用に耐えうる状態までトナーを定着させるためには、トナーT11は、定着温度が133℃以上である必要があったが、トナーT12は、定着温度が127℃以上であればよかった。
図5は、積層して定着されたトナーの剥がれにくさを測定した結果である。図5では、いずれも接触層にトナーTkを積層した4通りの定着トナーT21、T22、T23、T24について、トナーTkの軟化点が他のトナーTc、Tm、Tyと共通である場合(測定結果B21、B22、B23、B24)と、他のトナーに比べて低い場合(測定結果D21、D22、D23、D24)とで上記測定を行った。なお、図5の測定では、上述した実施形態とは異なり、接触層から順にトナーTk、Ty、Tm、Tcを積層した。定着トナーT21は、トナーTc、Tm、Tyをそれぞれ33%ずつ、トナーTkを100%の重量比で積層したものである。定着トナーT21のトナーTc、Tm、Tyの重量比を47%ずつにしたものが定着トナーT22である。定着トナーT23は、トナーTm、Tkをそれぞれ100%ずつの重量比で積層したものである。定着トナーT24は、定着トナーT23にトナーTc、Tyを20%ずつの重量比で加えて積層したものである。
図5に示す測定結果では、いずれの定着トナーにおいても、接触層のトナー(トナーTk)の軟化点が低い方(測定結果D21、D22、D23、D24)が、トナーが剥がれにくかった。また、トナー全体の重量が重くなると(定着トナーT21からT22、又はT23からT24)、接触層のトナーTkに与えられる熱量が減るため、定着トナーが剥がれやすくなった。ただし、トナーTkの軟化点が他のトナーに比べて低い場合には、定着トナーが剥がれやすくなる度合いが抑制された。特に、測定結果D21とD22では、ほとんど剥がれやすさの値が変わらなかった。以上、図4、図5に示すとおり、トナーが単層で定着された場合であっても、複数の層に積層して定着された場合であっても、接触層に積層されるトナーの軟化点が低いほど、定着トナーが剥がれにくくなった。
また、トナーが単層で記録媒体に定着された場合、例えば記録媒体が用紙であればその表面の起伏により定着トナーの表面にも起伏が生じ、この起伏が画像のムラとして人間の目に認識されることがある。特に、明度が低いトナーは、明度が高いトナーに比べて、表面に起伏ができた場合にそれが人間の目に認識しやすい。一方、軟化点が高いトナーは、軟化点が低いトナーに比べて、溶融しにくく変形もしにくいため、記録媒体の表面の起伏がトナーの表面に現れにくい。画像形成装置1は、複数のトナー像が記録媒体P1に転写されるときに記録媒体P1から最も離れた側となるトナー像に用いられるトナーTkの軟化点が最も高く、かつ、明度が最も低くなる順序で転写する。このため、トナーTkにより形成されているトナー像をトナーTk以外のトナーで形成する場合に比べて、トナーTkが単層で定着された部分の溶融ムラが少なくなる。
また、軟化点が互いに異なるトナーTy、Tm、Tc、Tkであっても、定着温度を高くすると、いずれのトナーが表面層となった場合でも画像の光沢度が高くなる。つまり、画像形成装置1においては、図3(b)に示すとおり、比較例1、2に比べて、光沢度を低くした場合でも定着トナーが剥がれにくい画像が得られる一方、その場合よりも定着温度を高くすることで、定着トナーが剥がれにくく、かつ、光沢度を高くした画像も得られる。
[変形例]
上述した実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、次のように種々の応用・変形が可能であり、また、必要に応じて組み合わせることも可能である。
(変形例1)
本発明に係る画像形成装置は、上述した実施形態では、4種類のトナーで画像を形成したが、これに限らず、複数種類のトナーで画像を形成するものであれば良い。例えば、2種類のトナーで画像を形成する画像形成装置であれば、これらを積層する場合、軟化点の低い方のトナーを接触層にして定着させれば良い。また、3種類又は5種類以上のトナーで画像を形成する画像形成装置であっても、軟化点が互いに異なるトナーを用いて、かつ、2種類以上のトナーを積層させる場合にトナーの軟化点が低いほど記録媒体から近い層に積層させて定着させれば良い。これにより、トナーの記録媒体からの剥離が抑制されつつ、画像の光沢度が低く抑えられる。上述した2種類、3種類又は5種類以上のトナーは、本発明に係る「複数種類のトナー」の一例に相当する。
また、本変形例に係る画像形成装置においても、望ましくは、明度の最も低い色のトナーが、軟化点が最も高いトナーであれば良い。これにより、明度の低い色のトナーが単層で定着された場合に、それが軟化点が最も高いトナー以外のトナーである場合に比べて、溶融ムラが少なくなる。
(変形例2)
本発明に係る画像形成装置は、上述した複数種類のトナーTk、Tc、Tm、Tyとは異なる種類のトナーであって、これらのトナーのいずれよりも軟化点が低い種類のトナー(低軟化点トナー)を用いて形成した画像を記録媒体に定着させても良い。この場合、画像形成装置は、低軟化点トナーを、形成した画像よりも記録媒体に近い層にしてこの画像と積層させ、かつ、記録媒体に接触させて加熱することで、この画像と低軟化点トナーとを記録媒体に定着させれば良い。これにより、複数種類のトナーのいずれを積層する場合においても、接触層に軟化点の最も低いトナーが積層され、定着トナーの記録媒体からの剥離が抑制される。例えば、図3に示す状態3のトナーが定着されている画像は、状態1や状態6のトナーが定着されている画像に比べて定着トナーが剥がれやすいが、接触層に低軟化点トナーを積層することでこれらの定着トナーの剥がれやすさが変わらなくなる。つまり、本変形例に係る画像形成装置においては、記録媒体に最も近い層に低軟化点トナーを積層しない構成に比べて、定着させた画像の色合いによって記録媒体からの剥離しにくさが変化する度合いが少なくなる。
(変形例3)
変形例2に係る低軟化点トナーには、透明なトナー(透明トナー)が用いられれば良い。ここにおいて、透明とは、実際に目視で認識できるか否かとは関係なく、目視で認識し難くすることを目的とした状態をいう。また、透明トナーとは、可視光に対して概ね透明であり、赤外光又は紫外光を吸収するトナーのことである。これに対して、上述した複数種類のトナーは、いずれも可視光も吸収し、トナー量が多くなると、目視で認識し易くなるトナーである。本変形例に係る低軟化点トナーにより、低軟化点トナーが透明でない場合に比べて、低軟化点トナーが画像の色に与える影響が抑制される。詳細には、低軟化点トナーと共に積層されるトナーの色が、低軟化点トナーの影響により変化して見えることが抑制される。
なお、変形例2に係る低軟化点トナーには、記録媒体と色が共通のトナーが用いられても良い。例えば、記録媒体の色が白であれば、白色の低軟化点トナーを用いれば良い。この場合、低軟化点トナーに接着した画像は、記録媒体に接着した画像と背景の色が共通(白)であるため、他の色の低軟化点トナーを背景とした画像に比べて、低軟化点トナーによる色への影響が抑制されている。
(変形例4)
変形例2及び3において、低軟化点トナー以外の複数種類のトナーは、上述した実施形態におけるトナーTkに相当する軟化点であれば良い。この場合であっても、上述のとおり低軟化点トナーにより定着された後のトナーの記録媒体からの剥離が抑制され、かつ、複数種類のトナーのいずれもが、例えばトナーTy、Tm、Tcに比べて軟化点が高いため、これらのトナーに比べて溶融しにくく表面に起伏のある光沢度の低い状態(つや消し状)の画像を得やすい。
(変形例5)
変形例2ないし4において、低軟化点トナーは、他の複数種類のトナーに比べて、平均粒径が小さいものであれば良い。複数種類のトナーに加えて低軟化点トナーを積層すると、複数種類のトナーだけ積層する場合に比べて、積層するトナーの重量が増える。このため、積層するトナーにかかる重力も増し、定着した後に剥離を生じさせる力が増加する。これに対し、本変形例に係る低軟化点トナーは、これよりも平均粒径が大きい(例えば、他の複数種類のトナーと平均粒径が共通する)低軟化点トナーに比べて、少ない量で記録媒体の表面を被覆する。これにより、平均粒径が大きい低軟化点トナーを用いる場合に比べて、低軟化点トナーを含めて積層されるトナーの重量が小さくなり、定着トナーの剥離を生じさせる力が減少して剥離が抑制される。上記平均粒径が大きい低軟化点トナーを用いて画像を形成した場合、トナーが2層や3層に積層された部分の割合が大きい画像(すなわちトナー総量が少ない画像)に比べて、4層や5層に積層された部分の割合が大きい画像(すなわちトナー総量が多い画像)の方がトナーの重量が大きくなり定着トナーが剥がれやすくなる。これに対し、本変形例に係る低軟化点トナーを用いて画像を定着させた場合、トナー総量が少ない画像の剥がれやすさよりもトナー総量が多い画像の剥がれやすくなる度合いが、上記平均粒径が大きい低軟化点トナーを用いる場合に比べて抑制される。言い換えれば、本変形例に係る低軟化点トナーにより記録媒体に定着させた画像は、低軟化点トナーの平均粒径が他の複数種類のトナーの平均粒径以上である場合に比べて、画像のトナー総量によって記録媒体からの画像の剥離しにくさが変化する度合いが少なくなる。
(変形例6)
本発明に係る画像形成装置は、上述した実施形態では、トナーTk、Tc、Tm、Tyの軟化点が互いに異なっていたが、これに限らず、軟化点が異なる2種類のトナーを少なくとも含む複数種類のトナーにより複数のトナー像をそれぞれ形成して記録媒体に転写するものであれば良い。以下、説明の便宜上、軟化点が異なる2種類のトナーを「第1トナー」及び「第2トナー」といい、第2トナーは第1トナーよりも軟化点が高いものとする。また、第1トナーにより形成されたトナー像を第1トナー像といい、第2トナーにより形成されたトナー像を第2トナー像という。この場合、画像形成装置は、第1トナー像及び第2トナー像を含む複数のトナー像を記録媒体に転写する際、第1トナー像が記録媒体に転写され、第2トナー像が第1トナー像を介して記録媒体に重なるように転写される順序で複数のトナー像を転写すれば良い。これにより、記録媒体に定着されたトナー像のうち、第1トナー像が記録媒体と接触して形成されている部分においては、複数のトナー像を転写する順序を第2トナー像が第1トナー像を介して記録媒体に重なる順序としない構成に比べて、定着されたトナー像の記録媒体からの剥離が抑制される。本発明においては、トナーの軟化点の相違を利用することで、この剥離が抑制されている。
なお、望ましくは、上記複数種類のトナーの軟化点が、いずれも、第1トナーの軟化点以上であり、画像形成装置が、上記複数のトナー像を記録媒体に転写するときに、上記第1トナー像が記録媒体に転写され、第1トナー像以外のトナー像がいずれも第1トナー像を介して記録媒体に重なるように転写される順序で、複数のトナー像を記録媒体に転写すれば良い。この場合、上記複数のトナー像の全体が重ねられた部分において、軟化点が最も小さい(又は最も小さいものと軟化点が共通する)第1トナーにより形成された第1トナー像が記録媒体に接触する。言い換えれば、複数のトナー像が記録媒体に転写される際、最も記録媒体側となるように転写されるトナー像が最も軟化点が低いトナーにより形成されるトナー像となる順序で、複数のトナー像が転写される。これにより、第1トナーよりも軟化点が小さいトナーを用いて形成されたトナー像を介して第1トナー像が記録媒体と重なるように転写される場合に比べて、画像のトナー総量によって記録媒体からの画像の剥離しにくさが変化する度合いが少なくなる。
また、望ましくは、上記複数種類のトナーの軟化点が、いずれも、第2トナーの軟化点以下であり、画像形成装置が、上記複数のトナー像を記録媒体に転写するときに、上記第2トナー像以外のトナー像のいずれもが記録媒体に転写され、これらのトナー像のいずれをも介して第2トナー像が記録媒体に重なるように転写される順序で、複数のトナー像を記録媒体に転写すれば良い。この場合、上記複数のトナー像の全体が重ねられた部分において、軟化点が最も大きい(又は最も大きいものと軟化点が共通する)第2トナーにより形成された第2トナー像が表面に露出する。言い換えれば、記録媒体に転写される際、記録媒体から最も離れた側となるように転写されるトナー像が、最も軟化点が高いトナーにより形成されるトナー像となる順序で、複数のトナー像が転写される。これにより、第2トナーよりも軟化点が大きいトナーを用いて形成されたトナー像が第2トナー像を介して記録媒体と重なるように転写される場合に比べて、画像のトナー総量によって記録媒体からの画像の剥離しにくさが変化する度合いが少なくなりつつ、画像の光沢度が変化する度合いが少なくなる。
(変形例7)
本発明に係る画像形成装置は、上述した実施形態では、中間転写ベルトに沿って並んだ複数の感光体ドラム及び複数の現像装置によりカラー画像を形成するものであったが、これに限らず、複数種類のトナーによりそれぞれ形成された複数のトナー像を順次転写して形成された画像を記録媒体に定着させるものであれば良い。例えば、本発明に係る画像形成装置は、現像装置が回転体の周方向に沿って設けられたいわゆるロータリー式の現像装置を備えたものであっても良いし、感光体ドラムから記録媒体に直接トナー像を転写するいわゆる直接転写方式のものであっても良い。なお、直接転写方式の画像形成装置の場合、記録媒体に積層されたトナー像の記録媒体側から見た順序は、感光体ドラムから記録媒体に転写されるトナー像の色の順序のとおり(すなわち、上述した実施形態とは反対の順序)となる。
1…画像形成装置、10…画像形成部、110…感光体ドラム、120…現像装置、20…露光部、30…一次転写ロール、40…中間転写ベルト、50…搬送ロール、60…二次転写ロール、70…定着部

Claims (6)

  1. 第1トナーと、当該第1トナーより軟化点が高い第2トナーとを少なくとも含む複数種類のトナーにより複数のトナー像をそれぞれ形成して記録媒体に転写するときに、前記第1トナーにより形成された第1トナー像が前記記録媒体に転写され、前記第2トナーにより形成された第2トナー像が当該第1トナー像を介して当該記録媒体に重なるように転写される順序で前記複数のトナー像を転写し、当該転写された複数のトナー像を当該記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成手段であって、前記複数種類のトナーよりも軟化点が低い種類であり且つ前記複数種類のトナーよりも平均粒径が小さい低軟化点トナーを、前記複数のトナー像のいずれを積層する場合においても当該複数のトナー像よりも前記記録媒体に近い層に積層させて当該複数のトナー像と共に当該記録媒体に定着させる画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数種類のトナーの軟化点は、いずれも、前記第1トナーの軟化点以上であり、
    前記画像形成手段は、前記複数のトナー像を前記記録媒体に転写するときに、前記第1トナー像が前記記録媒体に転写され、前記第1トナー像以外のトナー像がいずれも当該第1トナー像を介して当該記録媒体に重なるように転写される順序で前記複数のトナー像を前記記録媒体に転写する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数種類のトナーの軟化点は、いずれも、前記第2トナーの軟化点以下であり、
    前記画像形成手段は、前記複数のトナー像を前記記録媒体に転写するときに、前記第2トナー像以外のトナー像のいずれもが前記記録媒体に転写され、当該トナー像のいずれをも介して前記第2トナー像が当該記録媒体に重なるように転写される順序で前記複数のトナー像を前記記録媒体に転写する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数種類のトナーは、前記軟化点が互いに異なり、
    前記画像形成手段は、前記複数のトナー像を前記記録媒体に転写するときに、当該記録媒体の近くに重なっているトナー像ほど前記軟化点が低い種類のトナーにより形成されたトナー像となる順序で前記複数のトナー像を転写する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記複数種類のトナーは、互いに異なる色を表し、
    前記画像形成手段は、前記複数のトナー像が前記記録媒体に転写されるときに当該記録媒体から最も離れた側となるトナー像に用いられるトナーの軟化点が最も高く、かつ、明度が最も低くなる順序で転写した前記複数のトナー像を当該記録媒体に定着させる
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記低軟化点トナーは、透明または白である
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
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