JP6768190B2 - システムキッチン - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、システムキッチンに関する。
一般的に、システムキッチンは、物品を収納可能なキャビネットと、物品を載置可能なカウンターと、を備えている。例えば、カウンターには、前垂れ部と、水返し部と、バックガードと、が設けられている(特許文献1)。前垂れ部は、カウンターの前縁に設けられ、下方に延びる。水返し部は、カウンターの前縁付近に設けられ、カウンター上面から上方に突出する。バックガードは、カウンターの後方に設けられ、カウンター上面から上方に延びる。これらの水返し部及びバックガードにより、カウンター上に零れた水が床面に流れ落ちてしまうことが抑制される。
特開2008−173196号公報
一方、システムキッチンのデザイン性を向上させるため、水返し部及びバックガードを設けないことで、上面の突起体を極力小さくし、上面が平面状のカウンターが提案されている。
しかしながら、システムキッチンのカウンターの上面を平面状にしただけでは、デザイン性においてまだまだ向上の余地がある。そこで、出願人は、システムキッチンのデザイン性の向上のために、カウンターを薄型にすることで、カウンターをシャープに感じさせる試みを検討した。しかし、カウンターを薄型にすると、その分カウンターの強度が低下してしまうため、例えばカウンターの撓み等が発生してしまう。このため、カウンターの薄型化には限界がある。
また、上面を平面状にしたカウンターの場合、水返し部やバックガードがないため、カウンターの上に零れた水がカウンターの端部から流れ落ち、キャビネットが濡れてしまう恐れがある。キャビネットが濡れてしまうと、キャビネットが腐食してしまったり、かびが発生してしまう恐れがある。さらに、キャビネットが濡れてしまうと、キャビネットの開口部から水が浸入し、キャビネット内に収納された物品が濡れてしまう恐れがある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、デザイン性を向上させると共に、上面が平面状のカウンターの上に零れた水でキャビネットを濡らす可能性を低減できるシステムキッチンを提供することを目的とする。
第1の発明は、前方に開口した開口部と、使用者の操作により前記開口部を開閉させるための開閉板と、を有し、物品を収納可能なキャビネットと、物品を載置可能で上面が平面状のカウンターと、前記キャビネットと前記カウンターとの間に設けられた補強部材と、を備えたシステムキッチンであって、前記カウンターの端部は、前記開閉板の前面より前方に突出し、前記カウンターの前記端部は、前記補強部材の前端より前方に突出し、前記開閉板の前面は、前記補強部材の前記前端よりも前方に突出し、前記開閉板の上面と前記カウンターの下面との間に隙間が形成され、前記補強部材は、前記カウンターが載置される載置部と、前記補強部材の前記前端に設けられ、前記載置部の前端から下方に延設される延設部と、を有し、前記延設部の上下方向の長さは、前記載置部の上下方向の長さ及び前記載置部の前後方向の長さよりも長いことを特徴とするシステムキッチンである。
このシステムキッチンによれば、カウンターの端部の下方には、キャビネットが存在しない。このため、使用者がカウンターの前方斜め上からカウンターを見た際に、上面が平面状で薄いカウンターが浮遊しているように見える。これにより、使用者はカウンターをシャープに感じることができる。このことより、システムキッチンのデザイン性を向上させることができる。
また、カウンターの端部の下方にキャビネットが存在しないことから、カウンターの上に零れた水がカウンターの端部から流れ落ち、キャビネットが濡れてしまう可能性を低減できる。そして、キャビネットが濡れてしまうことで、キャビネットが腐食してしまったり、かびが発生してしまったり、キャビネットの開口部から水が浸入してキャビネット内に収納された物品が濡れてしまう可能性を低減できる。
このシステムキッチンによれば、上面が平面状の薄いカウンターであっても、補強部材によってカウンターのカウンター自身の自重による下方へのたわみを抑制できる。その上で、カウンターの端部が補強部材の前端より前方に突出しているため、補強部材の存在によってカウンターの浮遊感を損なう恐れがない。また、カウンターの上に零れた水がカウンターの端部から流れ落ち、補強部材が濡れてしまう可能性を低減できる。
このシステムキッチンによれば、開閉板の前面が補強部材の前端よりも前方に突出し、開閉板の上面とカウンターの下面との間に隙間が形成されているため、使用者がシステムキッチンを前方斜め上から見たときに、開閉板の前面上部の角部分が見えるようになり、カウンターの浮遊感をより高めることができる。また、開閉板が補強部材より奥側に配置されないため、開閉板の開閉し易さを確保することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記隙間の上下方向における長さは、前記カウンターの厚みより大きいことを特徴とするシステムキッチンである。
このシステムキッチンによれば、カウンターの下面と開閉板の上面との間の隙間の上下方向における長さがカウンターの厚みより大きいため、使用者には相対的にカウンターが薄く見え、使用者はカウンターをよりシャープに感じることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記延設部は、前記開口部より前方に配設され、前記延設部と前記開閉板の前記上面との間に間隙が設けられていることを特徴とするシステムキッチンである。
このシステムキッチンによれば、補強部材の載置部から下方に延設される延設部により、カウンターのカウンター自身の自重による下方へのたわみをより強く抑制できる。また、仮に載置部から下方に延設される延設部をキャビネットの上面とカウンターの下面との間に設けると、キャビネットの上面とカウンターの下面との間の距離が必要以上に長くなってしまう。これに対して、延設部がキャビネットの開口部より前方に配設されている。このため、載置部から下方に延設される延設部を設けるためにキャビネットの上面とカウンターの下面との間の距離が長くなってしまうことを抑制できる。加えて、延設部が開口部より前方に配設されているため、カウンターの上に零れた水がカウンターの端部からカウンターの裏面まで流れてきた場合でも、延設部により水の流れを抑制できる。このため、水が開口部に侵入することを抑制できる。さらに、延設部と開閉板の上面との間に間隙が設けられているため、延設部が開閉板の開閉動作の妨げになることがない。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記載置部の前端は、前記開口部よりも前方に位置し、前記延設部は、前後方向において前記開口部との間に隙間を有することを特徴とするシステムキッチンである。
本発明の態様によれば、デザイン性を向上させると共に、上面が平面状のカウンターの上に零れた水でキャビネットを濡らす可能性を低減できるシステムキッチンを提供することができる。
実施形態に係るシステムキッチンを表す斜視図である。 図1のA1−A2線断面を表す部分断面図である。 図2のA3部を拡大した拡大図である。 図1のB1部を拡大した拡大図である。 図5(a)〜図5(c)は、実施形態に係るカウンターを表す部分断面図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係るシステムキッチンを表す斜視図である。
図2は、図1のA1−A2線断面を表す部分断面図である。
図3は、図2のA3部を拡大した拡大図である。
図4は、図1のB1部を拡大した拡大図である。
図1に示すように、システムキッチン10は、カウンター100と、キャビネット200と、を備えている。カウンター100は、キャビネット200の上に設けられている。カウンター100は、物品を載置可能である。キャビネット200は、物品を収納可能である。物品には、例えば、キッチン用品などが含まれる。
カウンター100は、シンク110と、ガスレンジ取り付け用の開口部120と、を備える。なお、シンク110における水栓は図示を省略している。カウンター100の材料には、例えば、ステンレスや人工大理石、人造大理石などが用いられる。カウンター100の上面100aは、平面状である。平面状とは、カウンター100の上面100aが実質的に平坦であればよい。例えば、カウンター100の上面100aに1mm以内の突起などを含んでもよい。カウンター100の上面100aには、例えば、水返し部及びバックガードが設けられていない。この例では、カウンター100の下面も、前垂れ部などを有しない平面状である。カウンター100は、平板状である。カウンター100の厚さは、例えば、10mm以上15mm以下である。カウンター100は、比較的薄い平板状に形成される。これにより、例えば、システムキッチン10のデザイン性を向上させることができる。但し、カウンター100の下面側の形状は、特に限定されない。
キャビネット200は、例えば、第1キャビネット部210と、第2キャビネット部220と、第3キャビネット部230と、を備える。第1キャビネット部210は、第1開口部211と、第1開閉板212と、を有する。第1開口部211は、前方に開口する。第1開閉板212は、第1開口部211を開閉可能に設けられている。第2キャビネット部220は、第2開口部221と、第2開閉板222と、を有する。第2開口部221は、前方に開口する。第2開閉板222は、第2開口部221を開閉可能に設けられている。第3キャビネット部230は、第3開口部231と、第3開閉板232と、を有する。第3開口部231は、前方に開口する。第3開閉板232は、第3開口部231を開閉可能に設けられている。第3キャビネット部230には、ガスレンジを載置するためのレンジ台240が設けられている。本例において、キャビネット200は、3つのキャビネット部を有しているが、キャビネット部の個数はこれに限定されない。
以下、第1〜第3キャビネット部210、220、230を総称してキャビネット200とし、第1〜第3開口部211、221、231を総称して開口部201とし、第1〜第3開閉板212、222、232を総称して開閉板202として説明する。
本願明細書において、「横方向」とは、水平方向であって開閉板202の前面202f(すなわち、キャビネット200の前面)に平行な方向をいう。「上下方向」とは、横方向に垂直な方向であって開閉板202の前面202fに平行な方向をいう。「前後方向」とは、横方向及び上下方向に垂直な方向をいう。
図2及び図3に示すように、カウンター100は、天板101と、裏張り板102と、を含む。天板101と裏張り板102とは、接着等により一体的に設けられている。カウンター100の端部100edは、裏張り板102で覆われていない。つまり、天板101の端部は、裏張り板102の端部よりも突出している。ここで、カウンター100の端部100edにおいて、カウンター100の下面100bは、天板101の下面に対応する。
キャビネット200は、開口部201と、開閉板202と、を有する。開口部201は、前方に開口し、物品を収容可能な空間と接続されている。開閉板202は、使用者の操作により開口部201を開閉させる。開閉板202は、例えば、前方に引き出す引き出しタイプである。換言すれば、開閉板202は、引き出しの前板である。開閉板202は、上下方向に沿う1つの軸を中心として横方向に回転する扉タイプとしてもよい。カウンター100の端部100edは、開閉板202の前面202fより前方に突出している。カウンター100の端部100edの開閉板202の前面202fからの突出長P1は、例えば、11mm以上16mm以下である。
カウンター100の端部100edの下方には、キャビネット200が存在しない。このため、図4に示すように、使用者がカウンター100の前方斜め上からカウンター100を見た際に、上面100aが平面状で薄いカウンター100が浮遊しているように見え、デザイン性を向上させることができる。これにより、使用者はカウンター100をシャープに感じることができる。
また、カウンター100の端部100edの下方にキャビネット200が存在しないことから、カウンター100の上に零れた水がカウンター100の端部100edから流れ落ち、キャビネット200が濡れてしまう可能性を低減できる。そして、キャビネット200が濡れてしまうことで、キャビネット200が腐食してしまったり、かびが発生してしまったり、キャビネット200の開口部201から水が浸入してキャビネット200内に収納された物品が濡れてしまう可能性を低減できる。
図3に示すように、システムキッチン10は、補強部材103をさらに備える。補強部材103は、キャビネット200とカウンター100との間に設けられている。補強部材103は、裏張り板102の端部に対向するようにして設けられる。補強部材103は、例えば、断面L形状のブラケットである。補強部材103の材料には、例えば、アルミニウムが用いられる。
補強部材103は、カウンター100が載置される載置部103aと、載置部103aから下方に延設される延設部103bと、を有する。補強部材103は、一定以上の厚みを有する。補強部材103の寸法は、例えば、厚みL1が9mm、載置部103aの長さL2が22mm、延設部103bの長さL3が27mmである。
カウンター100は、上面100aが平面状で、厚みが薄いため、外力が加わったときにたわみ、破損してしまう場合がある。これに対して、カウンター100とキャビネット200との間に補強部材103を設けることで、カウンター100のたわみを抑制できる。
カウンター100の端部100edは、補強部材103の前端103edより前方に突出している。このため、補強部材103の存在によってカウンター100の浮遊感を損なう恐れがない。また、カウンター100の上に零れた水がカウンター100の端部100edから流れ落ち、補強部材103が濡れてしまう可能性を低減できる。
また、開閉板202の前面202fは、補強部材103の前端103edよりも前方に突出している。開閉板202の上面202aとカウンター100の下面100bとの間に隙間c1が形成されている。このため、図4に示すように、使用者がシステムキッチン10を前方斜め上から見たときに、開閉板202の前面上部の角部分が見えるようになり、カウンター100の浮遊感をより高めることができる。また、開閉板202が補強部材103より奥側に配置されないため、開閉板202の開閉し易さを確保することができる。
ここで、カウンター100の端部100edは、開閉板202の前面202fよりも前方に突出している。このため、図4に示すように、使用者がシステムキッチン100を前方斜め上から見たときに、カウンター100の端部100edにより、開閉板202の上面202aの奥側の辺202sが角部分を除いて隠れる。つまり、使用者には、開閉板202の上面202aの奥側の辺202sが角部分を除いて見えない状態となる。このような状態において、使用者にはカウンター100の浮遊感がより強く感じられる。
隙間c1の上下方向における隙間長D1は、カウンター100の厚みT1(すなわち、天板101の厚みと裏張り板102の厚みの合計)より大きいことが望ましい。カウンター100の厚みT1は、前述したように、例えば、10mm以上15mm以下である。隙間長D1は、例えば、11mm以上35mm以下である。なお、例えば、隙間長D1が11mmであった場合は、カウンター100の厚みT1は11mm未満である。これにより、使用者には相対的にカウンター100が薄く見え、使用者はカウンター100をよりシャープに感じることができる。
また、補強部材103の前端103edは、開口部201より前方に配設されている。延設部103bと開閉板202の上面202aとの間に間隙g1が設けられている。間隙g1は、例えば、連続的に設けられている。補強部材103の延設部103bにより、カウンター100のたわみをより強く抑制できる。また、延設部103bが開口部201より前方に配設されているため、カウンター100の上に零れた水がカウンター100の端部100edからカウンター100の裏面(下面100b)まで流れてきた場合でも、延設部103bにより水の流れを抑制できる。このため、水が開口部201に侵入することを抑制できる。また、延設部103bと開閉板202の上面202aとの間に連続的に設けられた間隙g1により、延設部103bが開閉板202の開閉動作の妨げになることがない。
以上では、第2キャビネット部220の断面を例示して説明したが、第1キャビネット部210の断面、及び、第3キャビネット部230の断面においても同様の構造を有するものとする。
図5(a)〜図5(c)は、実施形態に係るカウンターを表す部分断面図である。
図5(a)は、図2で説明したカウンター100の一部を示す。
図5(b)は、カウンター100の変形例を示す。
図5(c)は、カウンター100の別の変形例を示す。
図5(a)に示すように、カウンター100は、天板101と、裏張り板102と、を含む。天板101及び裏張り板102の材料には、例えば、人工大理石が用いられる。天板101及び裏張り板102は、例えば、接着等により一体的に貼り合わされている。天板101の端部は、裏張り板102の端部よりも突出している。天板101の端部においては、裏張り板102で覆われていない下面が露出している。
カウンター100の端部においては、裏張り板102の端部側面と対向するように、断面L形状の補強部材103が設けられている。補強部材103は、載置部103aと、延設部103bと、を含む。載置部103aは、天板101とキャビネット200との間に設けられる。載置部103aは、例えば、天板101の下面と接する。延設部103bは、載置部103aと連結され、下方に延びる。補強部材103の材料には、例えば、アルミニウムが用いられる。
図5(b)に示すように、カウンター111は、天板104と、裏張り板105と、中間部材106と、を含む。天板104及び裏張り板105の材料には、例えば、人工大理石が用いられる。天板104及び裏張り板105は、例えば、接着等により一体的に貼り合わされている。天板104の端部は、裏張り板105の端部よりも突出している。天板104の端部には、下方に延びる前垂れ部104aが設けられている。前垂れ部104aと裏張り板105との間には、中間部材106が設けられている。
カウンター111の端部においては、裏張り板105の端部側面と対向するように、断面L形状の補強部材103が設けられている。補強部材103は、載置部103aと、延設部103bと、を含む。載置部103aは、中間部材106とキャビネット200との間に設けられる。延設部103bは、載置部103aと連結され、下方に延びる。
図5(c)に示すように、カウンター112は、天板107と、裏張り板108と、中間部材109と、を含む。天板107の材料には、例えば、ステンレスが用いられる。裏張り板108の材料には、例えば、木材が用いられる。天板107及び裏張り板108は、例えば、接着等により一体的に貼り合わされている。天板107の端部は、裏張り板108の端部よりも突出している。天板107の端部には、折り返し部107aが設けられている。折り返し部107aと裏張り板108との間には、中間部材109が設けられている。
カウンター112の端部においては、裏張り板108の端部側面と対向するように、断面L形状の補強部材103が設けられている。補強部材103は、載置部103aと、延設部103bと、を含む。載置部103aは、中間部材109とキャビネット200との間に設けられる。延設部103bは、載置部103aと連結され、下方に延びる。
このように、カウンターは、部分的に前垂れ部104aや折り返し部107aなどを有してもよい。カウンターは、例えば、斜め上から見た時に、実質的に平板状に見える任意の構成及び形状でよい。例えば、カウンターの上面及びカウンターの下面のうち、キャビネット200よりも外方に突出した部分(外部から見える部分)の平面度を1mm以下にする。これにより、カウンターを実質的に平板状に見せることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、システムキッチン10などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 システムキッチン、100、111、112 カウンター、100a、202a 上面、100b 下面、100ed 端部、101、104、107 天板、102、105、108 裏張り板、103 補強部材、103a 載置部、103b 延設部、103ed 前端、104a 前垂れ部、106、109 中間部材、107a 折り返し部、110 シンク、120、201 開口部、200 キャビネット、202 開閉板、202f 前面、202s…辺、210 第1キャビネット部、211 第1開口部、212 第1開閉板、220 第2キャビネット部、221 第2開口部、222 第2開閉板、230 第3キャビネット部、231 第3開口部、232 第3開閉板、240 レンジ台、D1 隙間長、L1、T1 厚み、L2、L3 長さ、P1 突出長、c1 隙間、g1 間隙

Claims (4)

  1. 前方に開口した開口部と、使用者の操作により前記開口部を開閉させるための開閉板と、を有し、物品を収納可能なキャビネットと、
    物品を載置可能で上面が平面状のカウンターと、
    前記キャビネットと前記カウンターとの間に設けられた補強部材と、
    を備えたシステムキッチンであって、
    前記カウンターの端部は、前記開閉板の前面より前方に突出し
    前記カウンターの前記端部は、前記補強部材の前端より前方に突出し、
    前記開閉板の前面は、前記補強部材の前記前端よりも前方に突出し、
    前記開閉板の上面と前記カウンターの下面との間に隙間が形成され、
    前記補強部材は、
    前記カウンターが載置される載置部と、
    前記補強部材の前記前端に設けられ、前記載置部の前端から下方に延設される延設部と、
    を有し、
    前記延設部の上下方向の長さは、前記載置部の上下方向の長さ及び前記載置部の前後方向の長さよりも長いことを特徴とするシステムキッチン。
  2. 前記隙間の上下方向における長さは、前記カウンターの厚みより大きいことを特徴とする請求項1記載のシステムキッチン。
  3. 記延設部は、前記開口部より前方に配設され、
    前記延設部と前記開閉板の前記上面との間に間隙が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシステムキッチン。
  4. 前記載置部の前端は、前記開口部よりも前方に位置し、
    前記延設部は、前後方向において前記開口部との間に隙間を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のシステムキッチン。
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