JP6766150B2 - 気体製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、気液分離装置に関する。
化学反応によって気体を発生させる際に溶媒を使用する場合がある。例えば、ジボランガスを生成する場合では、有機溶媒中に還元剤を加え、原料ガスを吹き込み、ジボランガスを生成する方法が知られている。また、ゲルマニウム化合物と還元剤を含む水溶液に酸溶液を加え、ゲルマンガスを生成する方法が知られている。また、ヒ素原料に硫酸を反応させてアルシンガスを生成する方法が知られている。また、硝酸水溶液に二酸化硫黄を吹き込み一酸化窒素を生成する方法が知られている。さらに、ギ酸と硫酸とを反応させて一酸化炭素を生成する方法が知られている。
ところで、化学反応によって生成した気体(以下、「生成ガス」という)を回収する場合、溶媒中に窒素、アルゴン、およびヘリウム等の不活性ガス、あるいは水素ガスを吹き込むことで、溶媒中に溶存する生成ガスを回収する方法が用いられている。例えば、特許文献1には、ソジウムボロハイドライド(NaBH)と三塩化ホウ素(BCl)とを溶媒の存在下において反応させてジボランを生成する方法が記載されており、反応溶液中にヘリウムを吹き込むことで溶存するジボランを回収する方法が開示されている。
特開平03−093603号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来の方法では、ジボラン等の溶媒に溶けやすい気体の場合、溶媒中に目的とする気体が相当量含まれているため、多量の不活性ガスを吹き込んでも充分に回収することが困難であり、回収効率が低いという課題があった。また、溶媒中から目的とする気体を充分に回収できない場合、溶媒中には有害なガスが多く含まれることとなり、溶媒の処理が困難となるという問題があった。
また、目的とする気体が不活性ガスによって希釈されてしまうため、高濃度の気体が必要な場合には、希釈された気体を濃縮する工程が必要になるという問題があった。また、原料以外に使用した不活性ガスの費用がかかるため、生産性が低くなってしまうという課題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、少なくとも気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物から、目的とする気体を高効率で回収することが可能な、気液分離装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を有する。
(1) 気体原料の供給源と、液体原料の供給源と、上記気体原料と液体原料とを混合する混合器とを有する気体発生装置と、気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物から、前記気体と前記液体とを分離して回収する気液分離装置とを具備する気体製造装置であって、前記気液分離装置は、前記気体と前記液体とを気液の共存状態で含む混合物が供給され、当該混合物を気体と前記液体とに分離した混合物として貯留する気密空間と、気体と液体とを気液の共存状態で含む前記混合物を前記気密空間に供給する供給経路と、前記気密空間内の気体を当該気密空間の外側に排出する気体回収経路と、前記気体回収経路に設けられ、前記気密空間から前記気体を回収する第1減圧装置と、前記気密空間内の液体を当該気密空間の外側に排出する液体回収経路と、前記液体回収経路に設けられ、前記気密空間から前記液体を回収する第2減圧装置とを備え、前記気体がジボランガスであり、前記液体がエーテル系溶媒であり、さらに、前記混合器と前記気液分離装置とを接続する配管に背圧弁が設けられている、気体製造装置。
(2) 前記気液分離装置は、さらに、前記液体回収経路に設けられ、前記液体中から前記気体を分離して、当該液体および当該気体を回収する気液分離機器を備える(1)に記載の気体製造装置。
(3) 前記気液分離装置は、前記気密空間内の液面の高さを検知する液面検出機器と、前記液体回収経路に設けられた開閉装置と、前記液面検出機器および前記開閉装置と電気信号的に接続された制御装置とをさらに備える(1)又は(2)に記載の気体製造装置
(4) 前記気液分離装置は、前記液面検出機器により得られた液面位置をもとに、前記制御装置を介して、前記液体回収経路に設けられた開閉装置を開閉する、(3)に記載の気体製造装置。
(5) (1)乃至(4)のいずれかに記載の気体製造装置を用いる気体の製造方法であって、気体原料と、液体原料とをそれぞれ混合器に供給して気液共存状態の混合物を得る工程と、得られた気液共存状態の混合物を気液分離装置に供給する工程と、気液分離装置内の圧力を大気圧よりも低くすることで上記気液共存状態の混合物から気体としてジボランガスを回収する工程とを具備する、気体の製造方法。
(6) 前記気液共存状態の混合物を得る工程と、前記気液分離装置に供給する工程と、前記気体回収工程とが連続して行われる(5)に記載の気体の製造方法。
本発明の気液分離装置は、簡便な構成であり、不活性ガス等を使用することなく、気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物から、目的とする気体を高効率で回収することができる。
本発明を適用した一実施形態である気液分離装置の構成の一例を模式的に示す系統図である。
以下、本発明を適用した一実施形態である気液分離装置の構成について、その運転方法とともに詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
先ず、本発明を適用した一実施形態である気液分離装置の構成について説明する。図1は、本発明を適用した一実施形態である気液分離装置の構成の一例を模式的に示す系統図である。
図1に示すように、本実施形態の気液分離装置1は、第1気液分離器(気密空間)2と、当該第1気液分離器2の内側の空間と連通するように設けられた供給経路L1、気体回収経路L2、および液体回収経路L3と、第1減圧装置3と、第2減圧装置4と、第2気液分離器(気液分離機器)5と、制御装置6とを備えて概略構成されている。この気液分離装置1は、少なくとも気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物から気体と液体とを分離して、それぞれを回収する装置である。
第1気液分離器(気密空間)2は、気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物を気体と液体とに分離して、内側に設けられた気密空間にそれぞれ貯留することが可能な容器である。また、第1気液分離器2内の気密空間は、気相2Aと液相2Bとに分かれている。
ここで、第1気液分離器2としては、気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物を気体と液体とに分離して、内側に設けられた気密空間にそれぞれ貯留することができる部材であれば、特に容器に限定されるものではない。具体的には、例えば、供給経路L1と液体回収経路L3との間をつなぐ配管の一部を、少なくとも供給経路L1よりも大きな径とすることで気密空間を設ける構成としてもよい。このような構成により、気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物を気体と液体とに分離して、内側に設けられた気密空間にそれぞれ貯留することが可能である。
第1気液分離器2には、第1気液分離器2の内側の空間の気相2Aと液相2Bとの界面(すなわち、液面)の高さを検出するために、液面計(液面検出機器)7が設けられている。ここで、液面計7としては、第1気液分離器2内の液面の高さを検出することができるものであれば、特に限定されるものではない。具体的には、例えば、フロート式、反射式、チューブ式、透視式等の液面計を用いることができる。
供給経路L1は、第1気液分離器2に気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物を供給するために、第1気液分離器2と混合物の供給部(以下、単に「供給部」ということもある)50との間にわたって設けられた配管である。また、供給経路L1には、開閉弁8が設けられている。ここで、開閉弁8を開状態とすることで、供給部50から第1気液分離器2への混合物の供給を開始することができる。一方、開閉弁8を閉状態とすることで、供給部50から第1気液分離器2への混合物の供給を停止することができる。
供給経路L1を構成する配管の材質は、気体および液体によって腐食しないものであれば、特に限定されるものではなく、混合物の組成に応じて適宜選択することができる。具体的には、例えば、塩ビ等の樹脂製の配管や、SUS等の金属製の配管が挙げられる。
供給経路L1を構成する配管の径としては、特に限定されるものではなく、第1気液分離器2への混合物の供給量に応じて、適宜選択することができる。具体的には、例えば、外径が1〜30(mm)の配管を用いることができる。
供給部50の構成としては、気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物を、供給経路L1を介して第1気液分離器2に供給することができるものであれば、特に限定されるものではない。そこで、本実施形態の気液分離装置1では、気体がジボランガスである場合を一例として、供給部50の構成を説明する。
具体的には、図1に示すように、供給部50は、気体原料(BFやBCl等の三ハロゲン化ホウ素ガス)の供給源51と、液体原料(NaH、NaBH等の還元剤を含む、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル系溶媒)の供給源52と、気体原料の供給経路L51と、液体原料の供給経路L52と、2つの供給経路L51、L52の合流部に設けられるとともに供給経路L1と接続される混合器(ミキサー)53と、混合器53と開閉弁8との間の供給経路L1に設けられた背圧弁54とを備えて概略構成されている。また、気体原料の供給経路L51には、一次側(上流側)から、圧力調整弁55、およびマスフローコントローラ56が設けられている。さらに、液体原料の供給経路L52には、送液ポンプ57が設けられている。すなわち、本実施形態の気液分離装置1では、供給部50が、ジボランガスの生成装置となっている。
このような構成の供給部50によれば、気体原料と液体原料とを混合器53に供給して混合することにより、ジボランガスと溶媒とを気液の共存状態で含む混合物を、供給経路L1に設けられた背圧弁54を介して第1気液分離器2に連続して供給することができる。
なお、混合物を第1気液分離器2に連続して供給する場合において、第1気液分離器2の一次側(上流側)に背圧弁54を設けることにより、安定した流量で混合物を供給することができる。また、第1気液分離器2の減圧状態を維持しながら、混合物を第1気液分離器2に連続して供給することができる。
気体回収経路L2は、第1気液分離器2内の気体を当該第1気液分離器2の外側に排出供給するために、第1気液分離器2の気相2Aと連通するように設けられた配管である。また、気体回収経路L2には、圧力制御装置9と、逆止弁10と、第1減圧装置3とが、一次側(上流側)からこの順に設けられている。
気体回収経路L2を構成する配管の材質は、特に限定されるものではなく、上述した供給経路L1と同様の材質を適用することができる。また、気体回収経路L2を構成する配管の径としては、特に限定されるものではなく、上述した供給経路L1と同様の径の配管を用いることができる。
第1減圧装置3は、上記第1気液分離器2内の気相2Aから気体(ジボランガス)を吸引して回収するために、気体回収経路L2に設けられている。本実施形態の気液分離装置1によれば、第1減圧装置3と圧力制御装置9とを運転、制御することにより、第1気液分離器2の気相2Aの圧力が、大気圧以下、例えば、50〜500hPa程度の一定の減圧状態となるように制御される。そして、第1減圧装置3の二次側から気体(ジボランガス)を回収することができる。
第1減圧装置3の能力としては、第1気液分離器2の気相2Aを所要の圧力(例えば、50〜500hPa程度)に減圧することができるものであれば、特に限定されるものではなく、第1気液分離器2内に供給される混合物の成分に応じて適宜選択することができる。具体的には、第1減圧装置3として、市販の真空・減圧ポンプ(例えば、イワキ社製、「BA−106F」等)を用いることができる。
なお、気体回収経路L2の第1減圧装置3の二次側には、回収した気体を精製するための精製器等が設けられていてもよい。また、気体回収経路L2の第1減圧装置3の二次側には後段の反応装置等が設けられていてもよい。
液体回収経路L3は、第1気液分離器2内の液体を当該第1気液分離器2の外側に排出供給するために、第1気液分離器2の液相2Bと連通するように設けられた配管である。また、液体回収経路L3には、開閉弁(開閉装置)11と、第2気液分離器(気液分離機器)5と、第2減圧装置4とが、一次側(上流側)からこの順に設けられている。
液体回収経路L3を構成する配管の材質は、特に限定されるものではなく、上述した供給経路L1ないし気体回収経路L2と同様の材質を適用することができる。また、液体回収経路L3を構成する配管の径としては、特に限定されるものではなく、上述した供給経路L1ないし気体回収経路L2と同様の径の配管を用いることができる。
第2減圧装置4は、上記第1気液分離器2内の液相2Bから液体(エーテル系溶媒)を吸引して回収するために、液体回収経路L3に設けられている。ここで、本実施形態の気液分離装置1によれば、第1気液分離器2内は減圧となっているため、第2減圧装置4を運転して減圧することで、液相2Bから液体を回収することができる。
第2減圧装置4の能力としては、第1気液分離器2内の圧力(気相2Aの圧力)と同等以上に減圧することができるものであれば、特に限定されるものではなく、第1減圧装置3の能力に応じて適宜選択することができる。具体的には、第2減圧装置4としては、第1減圧装置3と同様に、市販の真空ポンプ(例えば、シバタ科学社製、「V−710」等)を用いることができる。また、第2減圧装置4は、第1減圧装置3と同じものであってもよいし、異なっていてもよい。これにより、第2減圧装置4の二次側から液体(エーテル系溶媒)を回収することができる。
開閉弁11は、液体回収経路L3の第2減圧装置4の一次側(上流側)に設けられている。ここで、開閉弁11を開状態とすることで、第1気液分離器2内から液体回収経路L3への液体の排出を開始することができる。一方、開閉弁11を閉状態とすることで、第1気液分離器2から液体回収経路L3への液体の排出を停止することができる。
第2気液分離器5は、第1気液分離器2から液体回収経路L3に排出された液体中に溶存する気体を分離して回収するために、液体回収経路L3の上記第2減圧装置4の一次側(上流側)に設けられている。本実施形態の気液分離装置1によれば、第2気液分離器5を設けて、第1気液分離器2から排出された液体中に溶存する気体を回収することができるため、目的とする気体を高効率で回収することができる。同時に、第1気液分離器2から液体回収経路L3に排出された液体を精製することができる。
ここで、第2気液分離器5は、液体中に溶存する気体を気体と液体とに分離することができるものであれば、特に限定されるものではない。第2気液分離器5としては、具体的には、例えば、ロータリエバポレータ、溶媒の凝縮が可能な溶媒回収装置等を用いることができる。
制御装置6は、運転制御系として、各駆動部の駆動を行うコントローラと、各コントローラの制御を行う制御部とを備えている。各コントローラは、例えば、PID制御器等からなり、液面計7、開閉弁8、圧力制御器9、および開閉弁11等に備えられたアクチュエーター、第1減圧装置3、および第2減圧装置4等と電気的に接続されており、各部の起動・停止・調整等を行う。
次に、上述した本実施形態の気液分離装置1の運転方法の一例について、説明する。
先ず、供給部50において、ジボランガス(気体)とエーテル系溶媒(液体)とが気液の共存状態で含む混合物を連続的に生成する。
具体的には、気体原料の供給源51から気体原料の供給経路L51を介して、マスフローコントローラ56によって流量を調整しながら原料ガスを混合器53に供給する。同様に、液体原料の供給源52から液体原料の供給経路L52を介して、送液ポンプ57によって流量を調整しながら還元剤を含むエーテル系溶媒を混合器53に供給する。原料ガスとしては、BFやBCl等の三ハロゲン化ホウ素ガスを用いることができる。還元剤としては、NaH、およびLiAlH等のアルカリ金属水素化物、およびNaBH等のアルカリ金属の水素化物を用いることができる。エーテル系溶媒としては、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、およびトリエチレングリコールジメチルエーテル等を用いることができる。
ここで、原料ガスの供給条件としては、特に限定されるものではなく、種々の要因に応じて適宜選択することができる。具体的には、例えば、圧力は0.01〜9MPaであり、好ましくは0.1〜5MPaであり、より好ましくは0.1〜0.9MPaである。流量は10〜5,000mL/分、好ましくは100〜1,000mL/分である。
同様に、液体原料の供給条件は、特に限定されるものではなく、種々の要因に応じて適宜選択することができる。具体的には、例えば、流量は、30〜5000mL/分、好ましくは50〜300mL/分である。濃度は、0.01〜5mol/L、好ましくは0.05〜1mol/Lである。
混合器53では、気体原料と液体原料とが反応して、ジボランガス(気体)とエーテル系溶媒(液体)とが気液の共存状態で含む混合物を連続的に生成する。生成した混合物は、供給経路L1に設けられた背圧弁54および開閉弁8を介して第1気液分離器2内に、減圧状態を維持しながら、安定流量で供給される。
次に、第1気液分離器2内は、気相2Aと連通する気体回収経路L2に設けられた第1減圧装置3によって、大気圧以下、例えば、50〜500hPaに減圧される。なお、この減圧状態は、第1減圧装置3と圧力制御装置9とによって一定に保たれるように制御される。
第1気液分離器2内に供給された混合物は、ジボランガス(気体)とエーテル系溶媒(液体)とに分離されて、当該第1気液分離器2内で気相2Aと液相2Bをそれぞれ形成する。
ここで、第1気液分離器2内のジボランガス(気体)は、第1減圧装置3の二次側から回収される。なお、回収したジボランガスは、後段に設けられた精製器等で精製した後に回収してもよいし、後段に設けられた反応装置等へ供給してもよい。
ところで、第1気液分離器2内に混合物を連続的に供給し、ジボランガス(気体)の回収を行っていくと、当該第1気液分離器2内の液相2Bが増加し、液面が上昇することとなる。
上記液面の位置が液面センサー7に入力された所定の設定値に到達すると、その信号値が制御装置6に送信され、制御装置6から第2減圧装置4へ運転信号が送られる。次いで、第2減圧装置4では、第1気液分離器2内の圧力よりも低い圧力となるような条件で運転を開始する。
液体回収経路L3内の圧力値が第1気液分離器2内の圧力値よりも低くなった場合、制御装置6から開閉弁11に開信号が送信される。信号を受けた開閉弁11が開状態となり、第1気液分離器2内のエーテル系溶媒(液体)は、液体回収経路L3に排出される。
ところで、上述したように第1気液分離器2内は減圧状態となっているため、そのまま開閉弁11を開状態としてしまうと液体回収経路L3を介して第1気液分離器2内に空気が入ってきてしまい、液体を回収することはできない。本実施形態の気液分離装置1によれば、第2減圧装置4を設けて、液体回収経路L3を第1気液分離器2内よりも減圧状態とすることができるため、第1気液分離器2内から液相を排出することができる。
次に、第1気液分離器2内の液相2Bが減少すると液面が下降し、上記液面の位置が液面センサー7に入力された所定の設定値に到達すると、その信号値が制御装置6に送信され、制御装置6から開閉弁11へ閉信号が送られる。信号を受けた開閉弁11が閉状態となり、第1気液分離器2内のエーテル系溶媒(液体)の、液体回収経路L3への排出が停止される。
ここで、第1気液分離器2内から排出されたエーテル系溶媒(液体)は、液体回収経路L3に設けられた第2気液分離器5内に導入される。この第2気液分離器2では、エーテル系溶媒(液体)中に溶存するジボランガス(気体)を分離して回収することができる。これにより、目的のジボランガス(気体)を高効率で回収できるとともに、エーテル系溶媒(液体)を精製して再利用することができる。なお、エーテル系溶媒(液体)中に混ざっている固体は、溶媒と分離され、乾燥した固体として廃棄される。
以上説明したように、本実施形態の気液分離装置1によれば、不活性ガス等を使用することなく、簡便な構成によって、ジボランガス(気体)とエーテル系溶媒(液体)とを気液の共存状態で含む混合物から、目的とするジボランガス(気体)を高効率で回収することができる。
また、不活性ガス等を使用する必要がないため、目的とするジボランガス(気体)を濃縮する工程を追加することなく、高濃度のジボランガス(気体)を回収することができる。また、不活性ガス等の費用の増加を招くこともなく、経済的であり、生産性を高めることができる。
また、本実施形態の気液分離装置1によれば、液体回収経路L3に第2気液分離器5を設けているため、回収したエーテル系溶媒(液体)中に溶存するジボランガス(気体)を分離して回収することができる。このように、第1気液分離器2と第2気液分離器5とを組み合わせて用いることにより、目的のジボランガス(気体)をさらに高い効率で回収できる。
また、第2気液分離器5によって、エーテル系溶媒(液体)中のジボランガス(気体)の残留量を低減することができるため、目的ガスが毒性ガスの場合であっても溶液処理や再利用を簡単に行うことができる。
また、本実施形態の気液分離装置1によれば、混合物の製造および供給と、第1気液分離器2からの気体および液体の回収を連続的に行うことができるため、時間当りの生産性を向上することができる。
また、制御装置6によって自動的に運転することができるため、作業者の誤作業を防止することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、上述した実施形態の気液分離装置1によれば、混合物の供給部50の構成として、気体原料の供給源51と、液体原料の供給源52と、混合器(ミキサー)53とを備え、ジボランガスを含む混合物を生成する場合を一例として説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、固体状態、液体状態あるいは気体状態の原料(溶媒、触媒等を含む)の供給源を1以上備え、気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物を供給可能な構成であればよい。
具体的には、例えば、原料として、酢酸、塩酸などの酸と、NaH,NaBHなどの水素化金属とを用いて、水素(気体)とエーテル系溶媒(液体)とを気液の共存状態で含む混合物を生成(製造)する構成としてもよい。また、反応に用いる溶媒(液体)に溶けやすい気体である、二酸化炭素、塩素ガス、ゲルマン、アルシン、一酸化窒素及び一酸化炭素を生成する構成であってもよい。特に、ゲルマン、アルシン及び一酸化窒素は、多量の不活性ガスを吹き込んでも充分な回収することが困難であり、また毒性があるため溶媒中から目的とする気体を充分に回収できない場合に溶媒の処理が困難となる課題を有するため、好ましい。
例えば、原料として、炭酸カルシウムと、塩酸とを用いて、二酸化炭素(気体)と水(液体)とを気液の共存状態で含む混合物を生成(製造)する構成としてもよい。また、原料として、過塩素酸と、塩酸とを用いて、塩素ガス(気体)と水(液体)とを気液の共存状態で含む混合物を生成(製造)する構成としてもよい。
また、原料として、アルカリ金属水素化ホウ素化物水溶液(液体)とメタゲルマニウム酸ナトリウムとを反応させ、ゲルマン(気体)と水溶液(液体)とを気液の混合状態で含む混合物を生成(製造)する構成としてもよい。また、原料として、二酸化ゲルマニウム溶液とアルカリ金属水素化ホウ素化物水溶液(液体)の混合液に酸水溶液(液)を反応させ、ゲルマン(気体)と水溶液(液体)とを気液の混合状態で含む混合物を発生させる構成としてもよい。
また、ヒ化金属(Ca、Zn等)に硫酸(2〜80%)水溶液を反応させ、アルシン(気体)と水溶液(液体)とを気液の混合状態で含む混合物を生成(製造)する構成としてもよい。
また、硝酸や硫酸(2〜100%)水溶液等の酸水溶液に二酸化硫黄を反応させ、一酸化窒素(気体)と水溶液(液体)とを気液の混合状態で含む混合物を生成(製造)する構成としてもよい。
さらに、ギ酸と硫酸(2〜100%)水溶液を反応させ、一酸化炭素(気体)と水溶液(液体)とを気液の混合状態で含む混合物を生成(製造)する構成としてもよい。
また、上述した実施形態の気液分離装置1によれば、第1気液分離器2から液体回収経路L3に排出された液体中に溶存する気体を分離して回収するため、液体回収経路L3の上記第2減圧装置4の一次側(上流側)に第2気液分離器5を設ける構成を一例として説明したが、これに限定されるものではない。具体的には、例えば、第1気液分離器2から液体回収経路L3に排出された液体を一時的に貯留するため、上述した第2気液分離器5に替えて、バッファータンク(貯留容器)を設ける構成であってもよい。さらに、液体回収経路L3の上記第2減圧装置4の一次側(上流側)に、上記第2気液分離器5と併せてバッファータンクを設ける構成としてもよい。
また、上述した実施形態の気液分離装置1によれば、混合物の製造および供給と、第1気液分離器2からの気体および液体の回収を連続的に行う構成を一例として説明したが、これに限定されるものではない。具体的には、例えば、混合物の供給、気体の回収、および液体の回収の少なくとも一部あるいは全部を、バッチ式で行う構成であってもよい。
また、上述した実施形態の気液分離装置1によれば、制御装置6を設けて自動的に運転する構成を一例として説明したが、これに限定されるものではない。具体的には、例えば、制御装置6を設けることなく、作業者が手動で運転を行う構成であってもよい。
以下、実施例および比較例を用いて本発明の効果を詳細に説明する。但し、本発明は、以下の実施例の内容に限定されるものではない。
(実施例)
図1に示す気液分離装置1を使用して、ジボランを製造した。
具体的には、ジボラン原料ガスとしてBFを圧力0.3MPaG、100〜300mL/minで混合器53に送ガスした。また、エーテル系溶媒に溶解させた還元剤(NaBH)0.1〜5mol/Lを、送液ポンプ57を用いて50〜300mL/minで混合器53に送液した。
第1気液分離器2の気相2A部を真空ポンプ(第1減圧装置3)で減圧し、目的ガスであるジボランガスを回収した。なお、第1気液分離器2内は約200hPaに維持した。
また、溶媒精製装置としてのロータリエバポレータ(第2気液分離器5)を、真空ポンプ(第2減圧装置4)によって減圧して、約200Paに維持した。なお、第1気液分離器2内の反応溶液の液面は、液面計7と制御装置6で監視し、液面が上限接点まで到達したらエア作動弁(開閉弁11)を開、下限接点に到達したら閉とした。
以上のようにして、回収された目的ガスは、ジボランの純度が99体積%と高純度なものであった。また、ロータリエバポレータで回収された溶媒をFT−IRで分析したところ、原料BFガスの残留は確認されなかった。また、ジボランを10g/h〜500g/hで製造することができた。また、溶媒中に含まれる残留ジボラン量は、約1体積%であり、後述する比較例と比較して、約1/5まで低減することができた。
さらに、溶媒が送られたロータリエバポレータでも発生ガスによる圧力上昇が抑えられるため、一定圧力で運転を行うことができ、効率的に溶媒を回収することができた。
(比較例)
図1に示す気液分離装置1において、第1気液分離器2の第1減圧装置3に代えて、不活性ガスとして窒素ガスのバブリングを行い、ジボランの回収を行った。
得られたジボランの純度は、ガスの追い出しに使用したガスとの混合ガスで5体積%であり、高純度のジボランとするには大型の精製設備が必要となった。また、反応溶液中のジボランの残留量は、約5体積%であった。
1…気液分離装置
2…第1気液分離器(気密空間)
2A…気相
2B…液相
3…第1減圧装置
4…第2減圧装置
5…第2気液分離器(気液分離機器)
6…制御装置
7…液面計(液面検出機器)
8…開閉弁
9…圧力制御装置
10…逆止弁
11…開閉弁(開閉装置)
50…混合物の供給部(供給部)
51…気体原料の供給部
52…液体原料の供給部
53…混合器(ミキサー)
54…背圧弁
55…圧力調整弁
56…マスフローコントローラ
57…送液ポンプ
L1…供給経路
L2…気体回収経路
L3…液体回収経路

Claims (6)

  1. 気体原料の供給源と、液体原料の供給源と、上記気体原料と液体原料とを混合する混合器とを有する気体発生装置と、
    気体と液体とを気液の共存状態で含む混合物から、前記気体と前記液体とを分離して回収する気液分離装置とを具備する気体製造装置であって、
    前記気液分離装置は、
    前記気体と前記液体とを気液の共存状態で含む混合物が供給され、当該混合物を気体と前記液体とに分離した混合物として貯留する気密空間と、
    気体と液体とを気液の共存状態で含む前記混合物を前記気密空間に供給する供給経路と、
    前記気密空間内の気体を当該気密空間の外側に排出する気体回収経路と、
    前記気体回収経路に設けられ、前記気密空間から前記気体を回収する第1減圧装置と、
    前記気密空間内の液体を当該気密空間の外側に排出する液体回収経路と、
    前記液体回収経路に設けられ、前記気密空間から前記液体を回収する第2減圧装置とを備え、
    前記気体がジボランガスであり、前記液体がエーテル系溶媒であり、
    さらに、前記混合器と前記気液分離装置とを接続する配管に背圧弁が設けられている、気体製造装置。
  2. 前記気液分離装置は、さらに、前記液体回収経路に設けられ、前記液体中から前記気体を分離して、当該液体および当該気体を回収する気液分離機器を備える、請求項1に記載の気体製造装置。
  3. 前記気液分離装置は、
    前記気密空間内の液面の高さを検知する液面検出機器と、
    前記液体回収経路に設けられた開閉装置と、
    前記液面検出機器および前記開閉装置と電気信号的に接続された制御装置とをさらに備える、請求項1又は2に記載の気体製造装置。
  4. 前記気液分離装置は、前記液面検出機器により得られた液面位置をもとに、前記制御装置を介して、前記液体回収経路に設けられた開閉装置を開閉する、請求項3記載の気体製造装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の気体製造装置を用いる気体の製造方法であって、
    気体原料と、液体原料とをそれぞれ混合器に供給して気液共存状態の混合物を得る工程と、
    得られた気液共存状態の混合物を気液分離装置に供給する工程と、
    気液分離装置内の圧力を大気圧よりも低くすることで上記気液共存状態の混合物から気体としてジボランガスを回収する工程とを具備する、気体の製造方法。
  6. 前記気液共存状態の混合物を得る工程と、前記気液分離装置に供給する工程と、前記気体回収工程とが連続して行われる請求項記載の気体の製造方法。
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