JP6764783B2 - アレルゲン低減化組成物、それを含む噴霧剤と表面加工剤、アレルゲン低減化方法 - Google Patents

アレルゲン低減化組成物、それを含む噴霧剤と表面加工剤、アレルゲン低減化方法 Download PDF

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Description

本発明は、ダニや花粉等のアレルゲンを低減化させるアレルゲン低減化組成物とアレルゲン低減化方法、あるいは不織布、繊維または繊維製品、建築用内装材等にアレルゲンを低減化させる機能を付与するためのアレルゲン低減化組成物とアレルゲン低減化方法に関する。
喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎等のアレルギー性疾患は多くの人が悩まされているものであり、特に近年では増加する傾向となっている。これらのアレルギー性疾患の原因となっているのは環境中に存在する種々のアレルゲンであり、それらの中でも屋内に棲息するダニやペットの毛、花粉、カビは代表的な吸入性のアレルゲンとして、よく知られている。特に家屋内に生息する塵性ダニであるヒョウヒダニ類はアレルゲンの発生源として大きな問題となっている。ヒョウヒダニ類は畳、絨毯、寝具、カーテン等の家屋内の繊維製品、あるいは屋外においても電車や自動車等の移動車両の座席シート生地等が生育の温床となる。
ヒョウヒダニ類の中でも、コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)とヤケヒョウヒダニ(Dermatophagoides pteronyssinus)は代表的な種であり、これらのダニの死骸や糞が強いアレルゲン物質となる。また春先に飛散するスギ(Cryptomeria japonica)の花粉を初め、多種の植物の花粉もアレルゲンとなるものであり、特にアレルギー性鼻炎を発症させる原因となっている。飛散する花粉は春先のスギ花粉だけでなく、ヒノキ、ヨモギ、ブタクサ、カモガヤ等、多くの種類があり一年を通じて何らかの花粉が飛散している状態であり、いつの時期でも花粉によるアレルギーを引き起こす危険性があると考えられる。
このようなダニや花粉等のアレルゲンを除去するためには、エアコンや空気清浄機を用いて空気をフィルターに通じる方法があるが、除去できるのは空気中に舞うアレルゲンのみであり、フィルターにアレルゲン物質を集める結果となり、フィルターを交換する際にはアレルゲンが再飛散する危険性がある。また、マスクはスギ等の花粉を吸入するのを防ぐために用いられているが、マスクに付着した花粉はアレルゲンが消失するわけではないので、再飛散することによって吸収してしまう危険性がある。電気掃除機はアレルゲン除去の方法として有効であるが、吸引したゴミに含まれる多量のアレルゲンは集塵袋に貯蔵されるだけであり、集塵袋の廃棄時にアレルゲンが再飛散する危険性が考えられる。
アレルゲン物質のアレルギー性を低減あるいは除去するための薬剤に関しては、タンニン酸が古くから知られており、タンニン酸等のポリフェノール類化合物を応用する方法が提案されてきた。例えば、タンニン酸をアレルゲンの不活性化剤として使用する方法(特許文献1)、茶抽出物、ハイドロキシアパタイト、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート、没食子酸および没食子酸と炭素数1から4までのアルコールとのエステルをアレルゲンの不活性化剤として使用する方法(特許文献2)が開示されている。
また、亜鉛化合物として、酸化亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、硝酸亜鉛等の亜鉛の無機塩化合物、また酢酸亜鉛等の水溶性亜鉛化合物が、アレルゲンの低減化成分、除去剤、中和組成物または不活化剤として提案されている(特許文献3〜7)。
特開昭61−44821号公報 特開平6−279273号公報 特開2006−239393号公報 特開2007−39620号公報 特開2003−96670号公報 特開2004−189606号公報 特表2004−510841号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているようなタンニン酸は、安全性の高い天然物であること、優れたアレルゲン低減化効果を有していることから優秀な剤であるが、褐色に呈色しており、さらに経時的に着色が進行することで用途が制限されるという問題があった。
亜鉛化合物には、タンニン酸のような、着色による用途の制限の問題はない。しかし、酸化亜鉛のような非水溶性塩はアレルゲンを低減化する効果が十分でなく、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、硝酸亜鉛、酢酸亜鉛のような水溶性亜鉛化合物は毒性が高く、劇物に該当し、また樹脂エマルジョン等の乳化分散物に添加する場合には凝集を起こすことから、アレルゲン低減化組成物として実用化するには問題があった。
そこで、本発明の目的は、ダニやスギ花粉等のアレルゲンを低減化させること、さらに不織布、繊維または繊維製品にアレルゲンを低減化させる機能を付与できる、安全性の高いアレルゲン低減化組成物、それを用いた噴霧剤と表面加工剤、アレルゲン低減化方法を提供することである。
本発明者は、このような課題を解決するため鋭意研究を行った結果、ヒドロキシ酸の亜鉛塩を含有する組成物が、ダニやスギ花粉等のアレルゲンを低減化できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明に従ったアレルゲン低減化組成物は、(1)ヒドロキシ酸の亜鉛塩を含有する。本発明に従ったアレルゲン低減化組成物においては、(2)ヒドロキシ酸がグルコン酸、クエン酸または乳酸であることが好ましく、(3)ヒドロキシ酸が、グルコン酸であることがより好ましい。
また、本発明に従った噴霧剤または表面加工剤は、上記1〜3のいずれかのアレルゲン低減化組成物と、水または水溶性溶剤を含有する。噴霧剤は、ヒドロキシ酸の亜鉛塩を0.01〜9重量%含有することが好ましい。表面加工剤は、ヒドロキシ酸の亜鉛塩を0.5〜9重量%含有することが好ましい。
また、本発明に従ったアレルゲン低減化方法は、上記のいずれかのアレルゲン低減化組成物をアレルゲンが存在する環境中に処理する方法である。本発明に従ったアレルゲン低減化方法は、アレルゲン低減化対象空間内、または、アレルゲン低減化対象物の表面に、上記のいずれかのアレルゲン低減化組成物を存在させることが好ましい。本発明に従ったアレルゲン低減化方法においては、アレルゲン低減化組成物は、上記の噴霧剤をアレルゲン低減化対象空間内に噴霧することによってアレルゲン低減化対象空間内に存在させられることが好ましい。また、本発明に従ったアレルゲン低減化方法においては、アレルゲン低減化組成物は、上記の表面加工剤をアレルゲン低減化対象物の表面に存在させることによってアレルゲン低減化対象物の表面に存在させられることが好ましい。
本発明に従えば、安全性の高いアレルゲン低減化組成物、それを用いた噴霧剤と表面加工剤、アレルゲン低減化方法を提供することができる。
本発明のアレルゲン低減化組成物に含有されるヒドロキシ酸の亜鉛塩におけるヒドロキシ酸は、水酸基をひとつあるいは二つ以上有するカルボン酸であり、具体的な例としては、グリコール酸、グリセリン酸、グルコン酸、グルクロン酸、乳酸、タルトロン酸、2−ヒドロキシ酪酸、3−ヒドロキシ酪酸、リンゴ酸、酒石酸、シトラマル酸、クエン酸、イソクエン酸、ロイシン酸、メバロン酸、パントイン酸、リシノール酸、シキミ酸等が挙げられる。これらのうちグルコン酸、クエン酸、乳酸が好ましく、さらにグルコン酸がより好ましい。例えば、グルコン酸亜鉛は急性経口毒性がラットにおいて5000mg/kgを超える値であり、安全性が非常に高く、母乳代替食品として、また亜鉛欠乏症の予防や治療を目的とした保健機能食品として利用されている。
これらのヒドロキシ酸は、一般に試薬や工業用原料として市販されているものを使用することができる。またヒドロキシ酸の水溶液に、アルカリ金属の水酸化物を反応させて中和し、さらに水溶性の亜鉛塩を反応させて合成することも可能である。アルカリ金属の水酸化物としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等が挙げられ、水酸化ナトリウムが好ましい。水溶性の亜鉛塩としては、塩化亜鉛、臭化亜鉛等が挙げられ、塩化亜鉛が好ましい。
本発明のアレルゲン低減化組成物が対象とするアレルゲンには、ヤケヒョウヒダニ(Dermatophagoides pteronyssinus)の糞由来のアレルゲン(Der p1)および虫体由来のアレルゲン(Der p2)、コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)の糞由来のアレルゲン(Der f1)および虫体由来のアレルゲン(Der f2)が挙げられる。また植物を由来とするアレルゲンとして、スギ(Cryptomeria japonica)の花粉由来のアレルゲン(Cry j1)を筆頭に、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギ、カモガヤ、ハルガヤ等のアレルゲンが挙げられる。その他にも、イヌの毛やフケ由来のアレルゲン(Can f1、Can f2)、ネコの毛やフケ由来のアレルゲン(Fel d1)、ゴキブリ由来のアレルゲン(Bra g1、Bra g2)、カビ由来のアレルゲン(Alt a1)、天然ゴムラテックス由来のアレルゲン等が挙げられる。これらの中でも、ダニ由来のアレルゲンおよびスギ花粉由来のアレルゲンは、特に低減化が必要なアレルゲンとして重要視されている。本発明の組成物、および本発明の組成物を適用、すなわち、例えば浸漬、塗布、スプレー等した不織布、繊維または繊維製品の使用により、上記に挙げた種々のアレルゲンを低減化することができ、多種のアレルゲンを実質的になくすことができる。
本発明のアレルゲン低減化組成物は、アレルゲンが存在する環境として、アレルゲン低減化対象物の表面に存在させることによって、アレルゲン低減化対象物のアレルゲンを低減することができる。アレルゲン低減化対象物としては、例えば、不織布、繊維、繊維製品、建築用内装材がある。なお、これらはアレルゲン低減化対象物の例示であって、アレルゲン低減化対象物はこれらに限定されない。
アレルゲン低減化対象物が不織布、繊維または繊維製品である場合には、アレルゲン低減化対象物の表面にアレルゲン低減化組成物を浸漬、塗布、スプレー等の方法で存在させる。繊維または繊維製品としては、衣料品、カーペット、ソファー、壁紙、カーテン等のインテリア類、布団側地、布団カバー、布団中綿、シーツ、枕カバー、マット等の寝具類、カーシート、カーマット等の自動車部品類、ぬいぐるみ等が挙げられ、不織布としては掃除用ウェットワイパー、マスク、フィルター材料、電気掃除機の集塵袋等があげられる。
また、アレルゲン低減化対象物が建築用内装材である場合には、アレルゲン低減化組成物を含有する表面加工剤の一例として、コーティング剤、塗料等によって建築用内装材の表面加工をすることによって、建築用内装材の表面にアレルゲン低減化組成物を存在させる。建築用内装材としては、塩ビ等の樹脂を用いた壁紙、天井材、合板等の木質材料、床材等が挙げられる。
本発明のアレルゲン低減化組成物を用いて処理することができる不織布や繊維には種々のものがあるが、たとえばナイロン、綿、ポリエステル、羊毛等が挙げられ、これらの繊維を二種類以上使用した複合繊維であっても差し支えない。またポリエチレンやポリプロピレンを用いた不織布にも使用することが可能である。本発明のアレルゲン低減化組成物の不織布、繊維または繊維製品の処理方法は特に限定されるものではないが、浸漬処理、スプレー処理、吸尽加工等を行うことが可能である。
以上に挙げた種々の用途に本発明のアレルゲン低減化組成物を用いる場合、処理を行うことが容易にできるように、アレルゲン低減化組成物を処理に適した製剤とすることができる。このような製剤としては、水または水溶性溶剤に溶解した水溶性剤、非水溶性剤に溶解性を高くした油剤または乳剤、また適当な担体に保持させた粉剤、粒剤等が挙げられる。これらのうち、水または水溶性溶剤に溶解した水溶性剤が好ましい。
また本発明のアレルゲン低減化組成物を噴霧剤として適用する場合、水をベースとした液剤とすることが適しており、このような水をベースとした液剤の場合にはヒドロキシ酸の亜鉛塩を有効成分として0.01〜9%、好ましくは0.1%〜5%、さらに好ましくは0.1〜2%の範囲で含有する。また噴霧したときの乾燥性を向上させるため、揮発性の有機溶剤を添加することも可能である。このような有機溶剤として特に制限はないが、安全性に問題のない揮発性が高い溶剤としてエタノールが挙げられる。さらに噴霧剤にはその他の成分として、香料、消臭成分、抗菌成分等を添加することも可能である。
また本発明のアレルゲン低減化組成物を表面加工剤として適用する場合、水をベースとした液剤の場合にはヒドロキシ酸の亜鉛塩を有効成分として0.5〜9%の範囲で含有させることが可能であり、粉剤や非水溶性溶剤をベースとした分散液製剤の場合には、ヒドロキシ酸の亜鉛塩を有効成分として0.5〜100%、好ましくは1%〜70%、さらに好ましくは2〜30%の範囲で含有させることが可能である。
上記の噴霧剤は、アレルゲンが存在する環境として、室内等の居住空間、車や電車等の乗り物内の空間に対して適用することができ、空間内に付着あるいは浮遊によって存在する、ダニや花粉等の種々のアレルゲンを低減することが可能となる。室内等の居住空間や乗り物内の空間は、アレルゲン低減化対象空間の一例である。
製剤を行なう上で、安定性の向上等の目的のために界面活性剤を添加することが可能である。界面活性剤は特に限定されず、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤を挙げることができる。非イオン性界面活性剤の種類は特に限定されるものではないが、例えばポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。アニオン性界面活性剤にはアルキルベンゼンスルホネート、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルサルフェート、ジアルキルスルホサクシネート等が挙げられる。カチオン性界面活性剤では脂肪族アミン塩およびその4級アンモニウム塩等が挙げられ、両イオン性界面活性剤ではベタイン型界面活性剤、アミノカルボン酸塩等が挙げられる。また、これらの非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤および両イオン性界面活性剤は一種を単独に用いても二種以上を併用してもよい。
本発明のアレルゲン低減化組成物には、物性を損なわない範囲で、公知となっているアレルゲン低減化成分をさらに添加することも可能である。アレルゲン低減化成分としては、ジヒドロキシ安息香酸や2,4,6−トリヒドロキシ安息香酸等のヒドロキシ安息香酸系化合物またはその塩、パラヒドロキシポリスチレンやポリスチレンスルホン酸塩等のポリスチレン系化合物、柿渋等の天然抽出物、カルシウム塩やストロンチウム塩や、希土類塩等の無機塩系化合物が挙げられる。
本発明のアレルゲン低減化組成物は、屋内塵性ダニのアレルゲン除去を目的に使用する場合、殺ダニ剤と同時に併用することにより、そのアレルゲン低減化効果をさらに持続させることも可能である。使用する殺ダニ剤は、屋内塵性ダニに対して致死効果や忌避効果のあるものであれば特に限定はなく、例えば、ベンジルアルコール、ベンジルベンゾエート、サリチル酸フェニル、シンナムアルデヒド、ヒソップ油、ニンジン種子油等を用いることができ、また天然ピレトリン、フェノトリン、ペルメトリン等のピレスロイド系化合物、フェニトロチオン、マラチオン、フェンチオン、ダイアジノン等の有機リン系化合物、ジコホル、クロルベンジレート、ヘキシチアゾクス、テブフェンピラド、ピリダベン、アミドフルメト等を用いることができる。
本発明のアレルゲン低減化組成物は、カビあるいは菌の増殖が懸念される場合がある。そのために防カビ剤または抗菌剤を同時に併用することが可能である。防カビ剤または抗菌剤の種類は、防カビまたは抗菌効果を有するものであれば特に限定されないが、例えば、5−クロロ−N−メチルイソチアゾロン、メチレンビスチオシアネート、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール、グルタルアルデヒド、ヨードプロピニルブチルカーバメート、ピリジンチオール−N−オキシドの亜鉛塩、1,2−ベンゾイソチアゾロン、1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン、グルコン酸クロルヘキシジン、2−イソプロピル−5−メチルフェノール、3−メチル−4−イソプロピルフェノール、オルトフェニルフェノール、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラクロロメタキシレノール、パラクロロメタクレゾール、ポリリジン、塩化ベンザルコニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、N−n−ブチルベンゾイソチアゾロン、N−オクチルイソチアゾロン、2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール、2−ベンズイミダゾリルカルバミン酸メチル、テトラクロロイソフタロニトリル、ジヨードメチルパラトリルスルホン、パラクロロフェニル−3−ヨードプロパギルホルマール、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジン、脂肪酸グリセリンエステル、ヒノキチオール等を用いることができる。
本発明のアレルゲン低減化組成物の製剤化に際しては、前述の界面活性剤、防ダニ剤、抗菌剤の他に、必要に応じてキレート剤、防錆剤、香料、スケール防止剤、消泡剤、帯電防止剤、樹脂バインダー、増粘剤、柔軟加工剤等を添加することも可能である。
本発明のアレルゲン低減化組成物の使用形態として噴霧剤用途や加工剤用途が挙げられる。環境中で人が接触する可能性のある組成物、たとえば柔軟剤、消臭剤、防カビ剤、除菌剤、殺虫剤、塗料、接着剤等に添加することによって環境中のアレルゲンを低減化させることも可能である。環境中で人が接触する可能性のある材料、たとえば木材、コンクリート、金属、石、ガラス等の建材等、ゴム、紙、樹脂、プラスチックによる成型品等を本発明のアレルゲン低減化組成物で処理することによって環境中のアレルゲンを低減化させることも可能である。
本発明を実施例、試験例により更に詳しく説明するが、本発明がこれらによって限定されるものではない。なお、下記に示す%はすべて重量%である。
[実施例1]
グルコン酸亜鉛n水和物(和光純薬工業株式会社製)を用い、イオン交換水に溶解して2%の水溶液とした。
[実施例2]
クエン酸三ナトリウム(関東化学株式会社製)をイオン交換水に溶解し3.2%の水溶液50gを調製した。これに塩化亜鉛(和光純薬工業株式会社製)の5%水溶液50gを撹拌しながら徐々に添加した。撹拌を18時間行い、生成したクエン酸亜鉛の白色結晶をろ別し乾燥させた。得られたクエン酸亜鉛0.1gおよびクエン酸0.1gをイオン交換水100gに溶解し、クエン酸亜鉛の0.1%水溶液を調製した。
[実施例3]
L−乳酸(和光純薬工業株式会社製)9gをイオン交換水に溶解し、10%水酸化ナトリウム水溶液を添加し、中和した。これに塩化亜鉛(和光純薬工業株式会社製)の20%水溶液34gを、撹拌しながら添加した。撹拌を18時間行い、生成した乳酸亜鉛の白色結晶をろ別し乾燥させた。得られた乳酸亜鉛2gをイオン交換水98gに溶解し、乳酸亜鉛の2%水溶液を調製した。
[実施例4]
イオン交換水90gにグルコン酸亜鉛n水和物(和光純薬工業株式会社製)1.0g、ポリエチレングリコール(分子量20000)0.5gを溶解し、エタノール8.5gを混合し、噴霧剤とした。
[比較例1]
カリウムみょうばん(日本化学工業株式会社製)をイオン交換水に溶解し、2%水溶液とした。
[比較例2]
塩化アルミニウム六水和物(和光純薬工業株式会社製)をイオン交換水に溶解し、2%水溶液とした。
[比較例3]
酸化亜鉛(和光純薬工業株式会社製)をイオン交換水に分散させ、2%水分散液とした。
[試験例1]
アレルゲン低減化組成物によるダニアレルゲンの低減化効果の測定
ダニアレルゲンDer f2を含有する、タンパク質量として約900ng/1mL{リン酸緩衝液(pH7.2)}のアレルゲン液に対し、実施例1〜3、比較例1〜3と対照として蒸留水をそれぞれ50μLまたは100μLを反応させた(実施例2の場合は200μLまたは400μLとした)。これら試料について Der f2酵素免疫測定法(ELISA)のサンドイッチ法にてダニアレルゲン低減化効果の測定を行った。まず、リン酸緩衝液(pH7.4)で2μg/mLに希釈した抗Der f2 モノクローナル抗体15E11を、F16 MAXISORP NUNC−IMMUNO MODULEプレート(NUNC社製)の1ウェルあたり100μLずつ添加し、4℃にて3日以上感作させた。感作後、液を捨て、ブロッキング試薬{1重量%牛血清アルブミン+リン酸緩衝液(pH7.2)}を1ウェルあたり200μLずつ添加し、37℃、60分間反応させた。反応後、リン酸緩衝液(pH7.2)にてプレートを洗浄した。
次に、ダニアレルゲンと上記組成物を反応させて得られた抽出液を1ウェルあたり100μLずつ滴下し、37℃、60分間反応させた。反応後、リン酸緩衝液(pH7.2)にてプレートを洗浄した。ペルオキシダーゼ標識した抗Der f2モノクローナル抗体をリン酸緩衝液{pH7.2、1重量%牛血清アルブミンおよび0.05重量%ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート含有}で200μg/mLに溶解し、それをリン酸緩衝液(pH7.2、1重量%牛血清アルブミンおよび0.05重量%ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート含有)で1200倍希釈した液を、1ウェルあたり100μLずつ添加した。37℃、60分間反応させた後、リン酸緩衝液(pH7.2)でプレートを洗浄した。0.1mol/Lリン酸緩衝液(pH6.2)6.5mLにオルト−フェニレンジアミンジヒドロクロライド(13mg Tablet、和光純薬工業株式会社製)一錠と30%過酸化水素水6.5μLを加えたものを1ウェルあたり100μLずつ添加し、37℃、3分間反応させた。その後直ちに、1mol/L HSOを50μLずつ入れて反応を停止させ、マイクロプレート用分光光度計(テカンジャパン株式会社製)で吸光度(OD490nm)を測定した。結果を表1に示した。
Figure 0006764783
[試験例2]
アレルゲン低減化組成物によるスギ花粉アレルゲンの低減化効果の測定
スギ花粉アレルゲンCry j1として約12.5ng/1mL{リン酸緩衝液(pH7.2)}のアレルゲン液に対し、実施例1〜3、比較例1〜3と対照として蒸留水を、それぞれ50μLまたは100μLを反応させた(実施例2の場合は200μLまたは400μLとした)。これら試料についてCry j1酵素免疫測定法(ELISA)のサンドイッチ法にてスギ花粉アレルゲン低減化効果の測定を行った。まず、リン酸緩衝液(pH7.4、0.1重量%NaN含有)で2μg/mLに希釈したCry j1 モノクローナル抗体013を、F16 MAXISORP NUNC−IMMUNO MODULEプレート(NUNC社製)の1ウェルあたり100μLずつ添加し、4℃にて1日以上感作させた。感作後、液を捨て、ブロッキング試薬{1重量%牛血清アルブミン+リン酸緩衝液(pH7.2、0.1重量%NaN含有)}を1ウェルあたり200μLずつ添加し、37℃、60分間反応させた。反応後、リン酸緩衝液{pH7.2、0.1重量%ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート含有}にてプレートを洗浄した。
次に、加工不織布と接触させたスギ花粉アレルゲン抽出液試料を1ウェルあたり100μLずつ滴下し、37℃、60分間反応させた。反応後、リン酸緩衝液{pH7.2、0.1重量%ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート含有}にてプレートを洗浄した。ペルオキシダーゼ標識したCry j1モノクローナル抗体053を蒸留水で200μg/mLに溶解し、それをリン酸緩衝液{pH7.2、1重量%牛血清アルブミンおよび0.1重量%ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート含有}で1200倍希釈した液を、1ウェルあたり100μLずつ添加した。37℃、60分間反応させた後、リン酸緩衝液{pH7.2、0.1重量%ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート含有}でプレートを洗浄した。0.1mol/Lリン酸緩衝液(pH6.2)13mLにオルト−フェニレンジアミンジヒドロクロライド(SIGMA CHEMICAL CO.製:26mg Tablet)と過酸化水素水13μLを加えたものを1ウェルあたり100μLずつ添加し、37℃、5分間反応させた。その後直ちに、2mol/L HSOを50μLずつ入れて反応を停止させ、マイクロプレート用分光光度計(テカンジャパン株式会社製)で吸光度(OD490nm)を測定した。結果を表2に示した。
Figure 0006764783
[試験例3]
噴霧剤によるアレルゲン低減化効果の測定
実施例4をトリガー式噴霧容器に入れ、事務所の男子更衣室の床カーペット1mに約30gを噴霧した。4時間経過後、電気掃除機(日立製作所PV−H23:吸い込み仕事率240W)の吸引ホースに微細塵捕集装置「ごみ取り袋」(住化エンビロサイエンス株式会社製)を取り付け、実施例4を噴霧した部分と、噴霧していない部分(対照)それぞれ1mの面積から1分間、ごみを吸引、採取した。ごみを採取したごみ取り袋をチャック付きビニル袋に入れ、リン酸緩衝10mLにてダニアレルゲンを抽出した。抽出液をダニアレルゲン量を測定試料として、Der f2酵素免疫測定法(ELISA)のサンドイッチ法にて[試験例1]と同様の方法を用いてダニアレルゲン量の測定を行った。結果を表3に示した。
Figure 0006764783
本発明のヒドロキシ酸の亜鉛塩を含有するアレルゲン低減化組成物を用いて、室内の床、カーペット、ソファー、壁紙、カーテン等のインテリア類、布団側地、布団カバー、布団中綿、シーツ、枕カバー、マット等の寝具類、カーシート、カーマット等の自動車部品類、ぬいぐるみ等に噴霧することが可能な剤を提供することができ、また不織布、繊維または繊維製品、建築用内装材等を本発明のアレルゲン低減化組成物で処理することにより、ダニやスギ花粉等のアレルゲンを低減化させる機能を持ったフィルター材、マスク等の不織布、繊維または繊維製品、床材、天井材、壁紙等の建築用内装材を提供することができる。
[実施例5]
グルコン酸亜鉛3水和物(扶桑化学工業株式会社製)をイオン交換水に溶解して8%の水溶液とした。
[比較例4]
塩化亜鉛(和光純薬工業株式会社製)をイオン交換水に溶解し、8%水溶液とした。
[比較例5]
硫酸亜鉛七水和物(和光純薬工業株式会社製)をイオン交換水に溶解し、8%水溶液とした。
[比較例6]
酢酸亜鉛二水和物(和光純薬工業株式会社製)をイオン交換水に溶解し、8%水溶液とした。
[試験例3]
ラテックスエマルジョン液への相溶性試験
スチレンブタジエンラテックス液(日本エイアンドエル株式会社製)に対し、実施例5、比較例4〜6をそれぞれ10%添加し、凝集物の有無を確認した。結果を表4に示した。
Figure 0006764783
本発明のヒドロキシ酸の亜鉛塩を含有するアレルゲン低減化組成物を使用することにより、ダニや花粉等のアレルゲンを低減化させることができ、また不織布、繊維または繊維製品にアレルゲンを低減化させる機能を付与するためのアレルゲン低減化組成物、およびアレルゲンを低減化できる不織布、繊維または繊維製品を提供することができる。

Claims (11)

  1. ヒドロキシ酸の亜鉛塩を含有し、
    前記ヒドロキシ酸がグルコン酸、クエン酸または乳酸である、ダニアレルゲン用またはスギ花粉アレルゲン用のアレルゲン低減化組成物。
  2. 前記ヒドロキシ酸がグルコン酸である、請求項1に記載のアレルゲン低減化組成物。
  3. 水または水溶性溶剤を含有し、
    噴霧剤の形態である、請求項1または請求項2に記載のアレルゲン低減化組成物。
  4. 前記ヒドロキシ酸の亜鉛塩を0.01〜9重量%含有する、請求項に記載のアレルゲン低減化組成物。
  5. 水または水溶性溶剤を含有し、
    表面加工剤の形態である、請求項1または請求項2に記載のアレルゲン低減化組成物。
  6. 前記ヒドロキシ酸の亜鉛塩を0.5〜9重量%含有する、請求項に記載のアレルゲン低減化組成物。
  7. 請求項1または請求項2に記載のアレルゲン低減化組成物をダニアレルゲンまたはスギ花粉アレルゲンが存在する環境中に処理する、ダニアレルゲン用またはスギ花粉アレルゲン用のアレルゲン低減化方法。
  8. 請求項1または請求項2に記載のアレルゲン低減化組成物をダニアレルゲンまたはスギ花粉アレルゲン低減化対象空間内に存在させる、ダニアレルゲン用またはスギ花粉アレルゲン用のアレルゲン低減化方法。
  9. 請求項または請求項に記載のアレルゲン低減化組成物をダニアレルゲンまたはスギ花粉アレルゲン低減化対象空間内に噴霧する、ダニアレルゲン用またはスギ花粉アレルゲン用のアレルゲン低減化方法。
  10. 請求項1または請求項2に記載のアレルゲン低減化組成物をダニアレルゲンまたはスギ花粉アレルゲン低減化対象物の表面に存在させる、ダニアレルゲン用またはスギ花粉アレルゲン用のアレルゲン低減化方法。
  11. 請求項または請求項に記載のアレルゲン低減化組成物をダニアレルゲンまたはスギ花粉アレルゲン低減化対象物の表面に存在させる、ダニアレルゲン用またはスギ花粉アレルゲン用のアレルゲン低減化方法。
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