JP6762426B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、電装箱を備えた天井埋め込み型の空気調和機に関する。
天井埋め込み型の空気調和機では、空気調和機の室内機が天井に埋め込まれている。このような天井埋め込み型の空気調和機のメンテナンス作業は、一般的に作業者が脚立といった踏み台に乗った状態での作業となり、取り外した部品を仮置きする場所に窮する場合が多い。
このような問題を解消すべく、特許文献1には、電装箱の蓋体を電装箱本体または空気調和機本体に吊り下げ可能とされた空気調和機が開示されている。また、特許文献2には、電装品箱本体に、蓋を吊り下げて仮置き可能とされた空気調和機が開示されている。
特開平11−94294号公報 特開2011−208859号公報
しかしながら、上記特許文献1,2の空気調和機においては、電装箱の電装品のメンテナンス作業を行う場合には、蓋体を取り外すために外したねじを作業者が手に持ったままメンテナンス作業を行うか、またはねじをどこかに仮置きする必要がある。
ねじを手に持ったまま作業する場合には、作業者の手の指のうち2、3本が拘束されるため、作業性が低下する。また、ねじを仮置きする場合には、置き場所には脚立の天板、床、作業着のポケットといった場所が考えられる。
しかしながら、脚立の天板にねじを仮置きする場合には、作業者はねじを取るときに姿勢を大きく変える必要が生じ不便である、という問題があった。また、床にねじを仮置きする場合には、作業者は脚立を降りる必要が生じ、より一層不便である、という問題があった。また、作業者は、メンテナンス作業中は手袋を装着している場合が多い。このため、作業者のポケットにねじを入れる場合には、作業者は、ポケットからねじを取り出しづらい、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電装箱内の電装品を容易にメンテナンスできる空気調和機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる空気調和機は、天井に配設された配設状態において、電装品が収納される電装箱を下面に備えた空気調和機であって、電装箱は、配設状態において下面が開口された箱形を呈し、側面から外側に突出した本体側係合部を有する電装箱本体と、開口を閉鎖可能であるとともに、本体側係合部に係合する蓋体側係合部を有する板状の蓋体と、を備え、蓋体は、蓋体側係合部と本体側係合部とを係合させることで電装箱本体に吊り下げ可能であり、電装箱本体に吊り下げられた吊り下げ状態において物品を仮置きすることが可能な仮置き部を有する。仮置き部は、開口を閉鎖する蓋体の平面部に対して、吊り下げ状態における蓋体の平面部の下端部が、蓋体が開口を閉鎖した状態における電装箱本体の内部側に直角に折り曲げられて平面部に垂直な面と、平面部に垂直な面の先端部分が平面部の内側に直角に折り曲げられて平面部に平行な面と、を有する断面L形状に折り返され、蓋体が開口を閉鎖した状態において電装箱本体の内部に収納される折り返し縁部である。
本発明にかかる空気調和機は、電装箱内の電装品を容易にメンテナンスできる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる空気調和機を模式的に示す図 本発明の実施の形態1にかかる空気調和機において、電装箱の蓋体が閉じた状態の室内機の筐体を下面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1にかかる空気調和機において、電装箱の蓋体が電装箱に吊り下げられた状態の室内機の筐体を下面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1にかかる電装箱における電装箱本体の形状を示す斜視図 本発明の実施の形態1にかかる電装箱における蓋体の形状を示す斜視図 本発明の実施の形態1にかかる電装箱の蓋体におけるVI−VI断面図 本発明の実施の形態1にかかる電装箱の蓋体におけるVII−VII断面図 本発明の実施の形態1にかかる電装箱本体が蓋体で閉じられた状態を示す斜視図 本発明の実施の形態1にかかる蓋体が電装箱本体に吊り下げられた状態を示す斜視図
以下に、本発明の実施の形態にかかる空気調和機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる空気調和機100を模式的に示す図である。空気調和機100は、天井埋め込み型の室内機2と、室内外配線3を介して室内機2に接続される室外機1と、信号の伝送を行う信号線であるワイヤードリモコン配線5を介して室内機2に接続されたワイヤードリモコン4とを有する。室内外配線3には、室内機2と室外機1との間で信号の伝送を行うための信号線とが含まれる。ワイヤードリモコン配線5にはワイヤードリモコン4と室内機2との間で送受信される情報が伝送される。
室外機1は、室外機1の外郭筐体である直方体形状の外部パネル1aと、圧縮機と、熱交換器と、ファンモータで駆動する送風機が設置されている。図1では室外機1の圧縮機、熱交換器、ファンモータおよび送風機の図示を省略している。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる空気調和機100において、電装箱25の蓋体が閉じた状態の室内機2の筐体21を下面側から見た斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる空気調和機100において、電装箱25の蓋体が電装箱25に吊り下げられた状態の室内機2の筐体21を下面側から見た斜視図である。図2および図3では、空気調和機100において筐体21の底面を覆う化粧パネルが外された状態を示している。
室内機2は、板材を方形状に折り曲げて形成される筐体21と、筐体21の下面に取付けられる図示しない化粧パネルとを有する。図1においては、室内機2における化粧パネルを外した状態を示している。筐体21の下面は、室内機2が天井に配設された室内機2の配設状態において、室内の床面に対向する面である。
筐体21は図示しない固定ボルトにより天壁に固定される。また筐体21は、筐体21の内部中央に設置されるファンモータで駆動する送風機22と、筐体21の内部中央に設置されるベルマウス23と、複数の吐き出し口24と、1つの吐き出し口24とベルマウス23との間に設置された電装箱25と、送風機22を囲うように設置される熱交換器とを有する。図2では室内機2に設置されるファンモータおよび熱交換器の図示を省略している。室内機2のファンモータには、電源配線6を介して電力が供給される。
図1に示す空気調和機100では、室内機2の熱交換器と室外機1の圧縮機と室外機1の熱交換器とにより冷凍サイクルが構成される。空気調和機100の通常運転時においては、送風機22が回転することで生じる気流が室内機2の熱交換器を通ることで冷風または暖風となり、吐き出し口24から吹き出されることで室内の冷房を行い、または暖房を行う。冷房運転時またはドライ運転時には室内機2の熱交換器が蒸発器として機能し、暖房運転時には室内機2の熱交換器が凝縮器として機能する。
電装箱25は、細長い直方体形状を呈する板金製の箱体である電装箱本体30と、細長い長方形の板状を呈する板金製の蓋体40とによって構成されている。電装箱本体30は、筐体21の下面に固定され、蓋体40は、配設状態において電装箱25の底面となる状態で、電装箱本体30に形成された後述する開口部30hを覆って開口部30hを閉鎖可能とされている。
図4は、本発明の実施の形態1にかかる電装箱25における電装箱本体30の形状を示す斜視図である。図4においては、電装箱25が筐体21の下面に固定された状態と上下関係が逆となっている。電装箱本体30は、配設状態において電装箱本体30の上部となり、細長い略長方形を呈する天板30aと、天板30aの縁部から延設された側面である側面板30b,側面板30c,側面板30d,側面板30e,側面板30f,側面板30gと、を備えて構成されている。そして、電装箱25の配設状態において下方となる位置に、側面板30b,側面板30c,側面板30d,側面板30e,側面板30f,側面板30gの下端部を縁部とする開口部30hが天板30aと対向して形成されている。すなわち、電装箱本体30は、室内機2が天井に配設された室内機2の配設状態において下面が開口された箱形を呈する。
天板30aの長辺の縁部から延設された側面板である側面板30bには、本体側係合部である2つの本体側係合タブ31が、天板30aと平行に、電装箱本体30の外側に延出した状態で設けられている。本体側係合タブ31は、板金加工により側面板30bと一体に形成されている。すなわち、本体側係合タブ31は、電装箱本体30の側面から外側に突出した状態で設けられている。本体側係合タブ31は、蓋体40を電装箱本体30に取り付ける際の本体側係合部である。また、本体側係合タブ31は、蓋体40を電装箱本体30に吊り下げる際に後述する蓋体側係合孔43と着脱自在に係合する本体側係合部としての機能も有する。
天板30aの長辺の縁部から延設された側面板である側面板30eには、2つの本体側ねじ止めタブ32が、天板30aと平行に、電装箱本体30の外側に延出した状態で設けられている。本体側ねじ止めタブ32は、板金加工により側面板30eと一体に形成されている。また、平面視において、長方形状を呈する本体側ねじ止めタブ32の中央部には、後述するねじ51でねじ止めするための貫通孔32aが設けられている。
そして、電装箱本体30内には、空気調和機100の制御に用いられる各種のアクチュエータおよびセンサ、ワイヤードリモコン4に接続される電気基板といった図示しない電装品が収められている。
図5は、本発明の実施の形態1にかかる電装箱25における蓋体40の形状を示す斜視図である。図6は、本発明の実施の形態1にかかる電装箱25の蓋体40におけるVI−VI断面図である。図7は、本発明の実施の形態1にかかる電装箱25の蓋体40におけるVII−VII断面図である。蓋体40は、平面視において長方形状を呈する板状の平面部40aと、蓋体側ねじ止めタブ41と、折り返し縁部42と、蓋体側係合孔43と、切り起こし部44と、を備えて構成されている。
蓋体側ねじ止めタブ41は、平面部40aにおける一方の長辺に、平面部40aの外側に延出した状態で設けられている。蓋体側ねじ止めタブ41は、溶接によって平面部40aと一体に接合されている。平面視において長方形状を呈する蓋体側ねじ止めタブ41の中央部には、後述するねじ51でねじ止めするためのだるま孔である貫通孔41aが打ち抜き加工によって設けられている。
折り返し縁部42は、平面部40aにおける一方の長辺側の縁部が断面L形状に折り返し加工されて形成されている。すなわち、折り返し縁部42は、平面部40aにおける一方の長辺側の縁部を、平面部40aに対して電装箱本体30の内部側に直角に折り曲げた後、折り曲げた部分の先端部分平面部40aの内側に直角に折り曲げられている。したがって、折り返し縁部42は、平面部40aから180度折り返して形成されている。これにより、平面部40aにおける一方の長辺側の縁部と折り返し縁部42とによって、断面U形状が構成されている。そして、折り返し縁部42は、後述するように蓋体40が電装箱本体30に吊り下げられた吊り下げ状態において蓋体40の下端部に位置し、ねじといった部品を含む、メンテナンス作業に必要な物品を作業者に近い位置に仮置きすることが可能な仮置き部として使用可能である。ここで、折り返し縁部42は、平面部40aに垂直な面が、物品が載置される面となり、平面部40aに平行な面が、物品の落下を防ぐ面となる。
ここで、電装箱本体30の内部側は、蓋体40が電装箱本体30に取り付けられた際の電装箱本体30の天板30a側である。すなわち、折り返し縁部42は、平面部40aにおいて、後述するように蓋体40が電装箱本体30に取り付けられた際に電装箱本体30の内部側となる側の一面に設けられている。また、折り返し縁部42は、後述するように蓋体40が電装箱本体30に吊り下げられた際の鉛直方向上側に折り返されている。すなわち、折り返し縁部42の折り返された先端部は、後述するように蓋体40が電装箱本体30に吊り下げられた際に鉛直方向上側を向いている。
蓋体側係合孔43は、蓋体40を電装箱本体30に取り付ける際の蓋体側係合部であり、平面部40aにおける他方の長辺側の縁部領域に、打ち抜き加工によって形成されている。蓋体側係合孔43は、電装箱本体30の本体側係合タブ31が係合可能な形状に設けられており、本体側係合タブ31と着脱自在に係合する。また、蓋体側係合孔43は、蓋体40が電装箱本体30に吊り下げられる際に本体側係合タブ31と着脱自在に係合する蓋体側係合部としての機能も有する。
切り起こし部44は、蓋体40が電装箱本体30に吊り下げられた吊り下げ状態において平面部40aから斜め上方に突出した突出部である。切り起こし部44は、平面部40aにおける長手方向における一端側の領域の一部が切り起こされて平面部40aから突出している。切り起こし部44は、平面部40aにおいて、後述するように蓋体40が電装箱本体30に取り付けられた際に電装箱本体30の内部側となる側の一面に設けられている。したがって、切り起こし部44は、平面部40aにおいて折り返し縁部42が設けられている側の面に突出している。また、切り起こし部44において平面部40aから起こされた側の端部は、後述するように蓋体40が電装箱本体30に吊り下げられた吊り下げ状態において斜め上方を向いている。これにより、切り起こし部44は、袋およびケーブル類といった、メンテナンス作業に必要な物品を掛けて仮置きすることが可能な仮置き部として使用可能である。
図8は、本発明の実施の形態1にかかる電装箱本体30が蓋体40で閉じられた状態を示す斜視図である。電装箱本体30は、空気調和機100の使用時には延焼防止およびノイズ対策といった観点から、図2および図8に示すように開口部30hが蓋体40で閉じられる。蓋体40は、蓋体40の蓋体側係合孔43に電装箱本体30の本体側係合タブ31を挿通して係合させ、電装箱本体30の本体側ねじ止めタブ32における貫通孔32aと、蓋体40の蓋体側ねじ止めタブ41における貫通孔41aとにねじ51を通して締結することで固定される。
図9は、本発明の実施の形態1にかかる蓋体40が電装箱本体30に吊り下げられた状態を示す斜視図である。室内機2が天井に配設された配設状態において、電装箱本体30は、側面である側面板30b,側面板30c,側面板30d,側面板30e,側面板30f,および側面板30gが、鉛直方向と平行な状態とされている。また、電装箱本体30の本体側係合タブ31は、水平方向と平行な状態とされている。ここで、蓋体側ねじ止めタブ41を鉛直方向側とし、平面部40aを鉛直方向と平行な状態として、蓋体40の蓋体側係合孔43に電装箱本体30の本体側係合タブ31を挿通して係合させる。これにより、図および図9に示すように蓋体40を電装箱本体30に吊り下げることができる。
つぎに、上記のように構成された電装箱25を備えて天井に配設された室内機2の電装箱25に収納された電装品のメンテナンスを行う場合について説明する。作業者は、まず、脚立の上に乗り、化粧パネルを取り外す。つぎに、露出した電装箱25において電装箱本体30に蓋体40を固定しているねじ51を外し、蓋体40の蓋体側係合孔43から電装箱本体30の本体側係合タブ31を引き抜いて蓋体40を電装箱本体30から取り外す。
つぎに、蓋体40の蓋体側係合孔43に電装箱本体30の本体側係合タブ31を挿通して係合させる。このとき、電装箱本体30の本体側ねじ止めタブ32と、蓋体40の蓋体側ねじ止めタブ41とはねじ固定しない。これにより、図2および図9に示すように蓋体40を電装箱本体30に吊り下げることができる。そして、作業者は、この状態で電装品のメンテナンス作業を実施する。
ここで、図9に示すように蓋体40を電装箱本体30に吊り下げることで、平面部40aにおける一方の長辺側の縁部と折り返し縁部42とによって、上部が開放された断面U形状が蓋体40の下端部に構成されている。このため、室内機2では、取り外したねじ51を折り返し縁部42に仮置きすることが可能である。
ねじ51を折り返し縁部42に仮置きしてメンテナンス作業を実施する場合には、手にねじ51を持ったままメンテナンス作業を行う場合と比べて、作業者の手の自由度が大きくなるため、作業が容易になり作業効率が向上する。
また、ねじ51を折り返し縁部42に仮置きしてメンテナンス作業を実施する場合には、ねじ51を床または他の場所に仮置きしてメンテナンス作業を行う場合と比べて、作業者の脚立の上り下りの回数を減らすことができるため、作業が容易になり作業効率が向上する。
また、脚立の天板の上にねじ51を仮置きした場合には、作業者が脚立の上で姿勢を変える必要があり、またねじ51を踏んでしまい体勢を崩してしまう可能性がある。これに対して、ねじ51を折り返し縁部42に仮置きしてメンテナンス作業を実施する場合には、作業者が脚立の上で姿勢を変えることなくねじ51を取ることができ、またねじ51を踏んで体勢を崩すこともないため、作業が容易になり作業効率が向上する。
また、電装品のメンテナンス作業においては、脚立の上で、スイッチの切り替え、およびケーブル類の取り付けといった作業が行われる。
ここで、図9に示すように蓋体40を電装箱本体30に吊り下げることで、切り起こし部44に、袋またはケーブル類といった作業用具または部品を一時的に掛けることが可能となる。これにより、ケーブル類を視界の外に垂らさず、視界の中に留めた状態で作業を行うことができ、必要時にケーブル類を探す必要がないため、作業効率が向上する。また、交換部品といった小物を袋に入れて切り起こし部44に掛けておくことで、交換部品を取るために何度も脚立の上り下りをすること無く作業を進められるため、作業が容易になり作業効率が向上する。
したがって、本実施の形態にかかる電装箱25を用いることで、電装箱25に収納された電装品のメンテナンス時の作業が容易になり作業性が向上する。
なお、上記においては、図9に示すように蓋体40を電装箱本体30に吊り下げた場合に、平面部40aにおける一方の長辺側の縁部と折り返し縁部42とによって、上部が開放された断面U形状が蓋体40の下端部に構成される場合について示したが、折り返し縁部42に部品を仮置きできれば、折り返し縁部42の折り返し角度は180度よりも小さくてもかまわない。
また、平面部40aにおける電装箱本体30の内部側となる面、または電装箱本体30の外部側となる面に折り返し縁部42と同様の断面L形部を設けて、仮置き部として用いることも可能である。ただし、折り返し縁部42は、通常時に電装箱本体30の内部に収納されるため、電装箱25の外部の物との接触が無く、好ましい。
また、切り起こし部44は、平面部40aにおける電装箱本体30の外部側に突出させてもよい。ただし、切り起こし部44は、通常時に電装箱本体30の内部に収納されるため、電装箱25の外部の物との接触が無く、好ましい。
また、上記においては、天井埋め込み型の空気調和機100について示したが、上述した電装箱25を天吊型の空気調和機に適用することで、上記と同様にメンテナンス時の作業性を向上させることができる。したがって、天井に室内機が配設される空気調和機において、室内機の下面に電装箱25を配設することで、上述した効果を得ることができる。
上述したように、本実施の形態1にかかる空気調和機100においては、電装箱25内の電装品をメンテナンスする際に、蓋体40を電装箱本体30に吊り下げた吊り下げ状態において蓋体40の下端部に設けられた折り返し縁部42に、ねじ51といった小さな物品を仮置きすることができる。これにより、空気調和機100では、メンテナンス作業時に、作業者が姿勢を大きく変える必要が無いため、作業が容易になり作業効率を向上させることができる。
また、空気調和機100においては、電装箱25内の電装品をメンテナンスする際に、蓋体40を電装箱本体30に吊り下げた吊り下げ状態において蓋体40の平面部40aの切り起こし部44に、袋またはケーブル類といった作業用具または部品を仮置きすることができる。これにより、空気調和機100では、切り起こし部44に掛けた袋に交換部品といった小物を入れておくことができ、交換部品を取るための作業者の脚立の上り下りが不要であり、作業が容易になり作業効率が向上する。また、ケーブル類を視界の中に留めた状態で作業を行うことができ、必要時にケーブル類を探す必要がないため、作業が容易になり作業効率が向上する。
したがって、本実施の形態1にかかる空気調和機100によれば、電装箱25内の電装品を容易にメンテナンスできる、という効果を奏する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 室外機、1a 外部パネル、2 室内機、3 室内外配線、4 ワイヤードリモコン、5 ワイヤードリモコン配線、6 電源配線、21 筐体、22 送風機、23 ベルマウス、24 吐き出し口、25 電装箱、30 電装箱本体、30a 天板、30b,30c,30d,30e,30f,30g 側面板、30h 開口部、31 本体側係合タブ、32 本体側ねじ止めタブ、32a,41a 貫通孔、40 蓋体、40a 平面部、41 蓋体側ねじ止めタブ、42 折り返し縁部、43 蓋体側係合孔、44 切り起こし部、51 ねじ、100 空気調和機。

Claims (3)

  1. 天井に配設された配設状態において、電装品が収納される電装箱を下面に備えた空気調和機であって、
    前記電装箱は、
    前記配設状態において下面が開口された箱形を呈し、側面から外側に突出した本体側係合部を有する電装箱本体と、
    前記開口を閉鎖可能であるとともに、前記本体側係合部に係合する蓋体側係合部を有する板状の蓋体と、
    を備え、
    前記蓋体は、
    前記蓋体側係合部と前記本体側係合部とを係合させることで前記電装箱本体に吊り下げ可能であり、
    前記電装箱本体に吊り下げられた吊り下げ状態において物品を仮置きすることが可能な仮置き部を有
    前記仮置き部は、前記開口を閉鎖する前記蓋体の平面部に対して、前記吊り下げ状態における前記蓋体の前記平面部の下端部が、前記蓋体が前記開口を閉鎖した状態における前記電装箱本体の内部側に直角に折り曲げられて前記平面部に垂直な面と、前記平面部に垂直な面の先端部分が前記平面部の内側に直角に折り曲げられて前記平面部に平行な面と、を有する断面L形状に折り返され、前記蓋体が前記開口を閉鎖した状態において前記電装箱本体の内部に収納される折り返し縁部であること、
    を特徴とする空気調和機。
  2. 天井に配設された配設状態において、電装品が収納される電装箱を下面に備えた空気調和機であって、
    前記電装箱は、
    前記配設状態において下面が開口された箱形を呈し、側面から外側に突出した本体側係合部を有する電装箱本体と、
    前記開口を閉鎖可能であるとともに、前記本体側係合部に係合する蓋体側係合部を有する板状の蓋体と、
    を備え、
    前記蓋体は、
    前記蓋体側係合部と前記本体側係合部とを係合させることで前記電装箱本体に吊り下げ可能であり、
    前記電装箱本体に吊り下げられた吊り下げ状態において物品を仮置きすることが可能な仮置き部を有し、
    前記仮置き部は、前記吊り下げ状態における前記蓋体から斜め上方に突出した突出部であること、
    を特徴とする空気調和機。
  3. 前記突出部は、前記吊り下げ状態における前記蓋体の平面部が切り起こされた切り起こし部であること、
    を特徴とする請求項に記載の空気調和機。
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