JP5143173B2 - ターボファン及びこれを装備した空気調和機の室内機 - Google Patents
ターボファン及びこれを装備した空気調和機の室内機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5143173B2 JP5143173B2 JP2010074052A JP2010074052A JP5143173B2 JP 5143173 B2 JP5143173 B2 JP 5143173B2 JP 2010074052 A JP2010074052 A JP 2010074052A JP 2010074052 A JP2010074052 A JP 2010074052A JP 5143173 B2 JP5143173 B2 JP 5143173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- trailing edge
- groove
- main plate
- shroud
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/28—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
- F04D29/281—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps for fans or blowers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/28—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
- F04D29/30—Vanes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2240/00—Components
- F05D2240/20—Rotors
- F05D2240/30—Characteristics of rotor blades, i.e. of any element transforming dynamic fluid energy to or from rotational energy and being attached to a rotor
- F05D2240/304—Characteristics of rotor blades, i.e. of any element transforming dynamic fluid energy to or from rotational energy and being attached to a rotor related to the trailing edge of a rotor blade
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2250/00—Geometry
- F05D2250/20—Three-dimensional
- F05D2250/29—Three-dimensional machined; miscellaneous
- F05D2250/294—Three-dimensional machined; miscellaneous grooved
Description
また、羽根後縁部の回転方向面(正圧面)に、回転軸に垂直な向きで平行に所定間隔を空けて配列された複数の「リブ」が設けられたものが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、羽根の加圧面側の全面または一部に羽根車回転軸に配列した「リブレット」を設けたものが開示されている(例えば、特許文献3参照)。
一方、羽根正圧面の全面にリブレットを設けた場合、羽根の前縁部でシュラウドに近い範囲では、吸い込まれた空気がリブレットに沿って流れないため、当該部において剥離を生じ、騒音が発生する(悪化する)という問題があった。
前記羽根の羽根後縁は、前記円盤の外周と前記シュラウドの外周とによって形成される仮想円筒上に位置し、前記羽根の羽根前縁は、前記羽根後縁よりも前記回転中心に近い位置にあり、且つ、 前記羽根後縁と前記羽根前縁とを結ぶ仮想線は、前記回転中心からの放射線に対して傾斜し、
前記回転中心から遠い方の面である羽根外周面には、前記羽根後縁に到達する所定長さの後縁水平溝が複数形成され、
該後縁水平溝は、前記回転中心に垂直であって、前記回転中心に近い方の面である羽根内周面に前記羽根後縁の端において連通することを特徴とする。
(あ)羽根正圧面の羽根後縁部から羽根後縁端へ至る空気流れは、一部が前記複数の後縁水平溝に流入し、残りは羽根後縁部表面(後縁水平溝同士の間)を流れて羽根後縁の端に至る。そのため、後縁水平溝を形成しても、羽根面積の縮小は僅かであって、送風効率を悪化するような影響は抑制される。
(い)また、後縁水平溝に空気流れが流入することによって、羽根正圧面における境界層の発達が抑制される。
(う)さらに、羽根車の内周側から外周側へ向け(風上から風下に向かって)徐々に境界層が発達している羽根負圧面側に、羽根正圧面側の空気流れの一部が、溝連通部を経由して供給されるため、羽根負圧面における空気流れの剥離が防止されると共に、羽根負圧面と羽根正圧面との風速差によるせん断乱れが抑制される。
(え)したがって、放出渦が縮小され、縮小された放出渦が拡散することによって、ターボファンの低騒音化を図ることができる。
(お)一方、ターボファンの吹出下流側に熱交換器が配設される場合には、熱交換器に、放出渦が抑制された状態で空気流れが流入することによって、熱交換器の低騒音化を図ることができる。
(か)さらに、ターボファンの周囲に矩形状の熱交換器が配設される場合には、羽根後縁端が熱交換器の隅部に近い位置(羽根後縁端が熱交換器から比較的遠い位置)においては、通風抵抗が比較的小さく、羽根後縁端が熱交換器の辺中央部に近い位置(羽根後縁端が熱交換器に比較的近い位置)においては、通風抵抗が比較的大きくなるため、通風抵抗の脈動現象が発生する。
しかしながら、通風抵抗が除々に増加する(羽根後端縁が辺中央部に近づく)際、後縁水平溝に空気流れの一部が流入して、空気流れは整流されるから、空気流れの剥離が生じ難くなる。一方、通風抵抗が除々に減少する(羽根後端縁が隅部に近づく)際、羽根表面に沿って空気流れが形成され、空気流れの剥離が生じ難くなる。したがって、通風抵抗の増減に対して、空気流れの剥離が生じ難くなるから、低騒音化を図ることができる。
(き)さらに、複数の後縁水平溝を形成することによって羽根の重量(羽根を形成する材料)を減らすことができ、軽量化を図ることができる。
図1及び図2は本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を説明するものであって、図1は模式的に示す縦断面図、図2は模式的に示す水平断面図である。
なお、本実施の形態では天井埋込形の空気調和機を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、ファン吸込側および吹出側にフィルタや熱交換器等の通風可能な圧損体を有するターボファンを搭載した空気調和機の室内機に広く適用できるものである。
すなわち、室内機100は、天板10aが上方で、化粧パネル11が下方になる姿勢で天井18に設置されている。このとき、化粧パネル11の下面は天井18の下面(部屋17側の面)から僅かに突出した状態で、部屋17に面している(露出している)。
さらに、ターボファン1の外周を取り囲んで、平面視で略四角形状に形成された熱交換器16が設置され、熱交換器16は、図示しない接続配管により室外機に接続されている。
その後、ターボファン1から熱交換器16へ向けて、略水平方向(ファンモータ15の回転軸に略垂直な方向)に空気が吹き出される。そして、熱交換器16において暖房または冷房の熱交換や除湿がされた空気(調和空気に同じ)は、本体吹出風路10dおよびパネルファン吹出口11bを通過して、風向ベーン13により風向制御されながら部屋17に吹き出される。
なお、ターボファン1については実施の形態2において詳細に説明する。
図3〜図11は本発明の実施の形態2に係るターボファンを説明するものであって、図3は模式的に示す斜視図、図4は模式的に示す縦断面図および側面図、図5は一部(羽根前縁部)を拡大して示す側面図、図6は一部(羽根)を拡大して示す水平断面図、図7は一部(羽根後縁部)を拡大して示す側面図、図8および図9は一部(後縁水平溝)の形状と騒音効果との関係を示す特性図、図10は一部(後縁水平溝)の変形例を模式的に示す側面図、図11は一部(後縁水平溝)の変形例を模式的に示す縦断面図である。
なお、各図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
また、図3〜図7および図10は、説明の便宜上、ターボファンは紙面の上方から下方に向かって空気を吸い込んで、紙面の略水平方向に吹き出す姿勢にしているから、図1(実施の形態1)に描かれた室内機100におけるターボファン1の姿勢とは上下が反転している。
このとき、シュラウド3は略朝顔状(断面略円弧状の円環)であって、中央開口部がファン吸込口1aを形成し、吸込導風壁を形成している。
また、主板2中央の突出部の頂上には、ファンモータ15の回転軸が固定される固定部であるボス2aが、一体的に形成されている。以下、当該回転軸の中心を「回転中心O(オー)」と称す。
そして、近接した一対の羽根4とシュラウド3と主板2とによって囲まれた範囲が、空気流れの流路となり、その外周側の端が吹出口1bになっている。
図5〜図7において、羽根4の羽根前縁部4aは、羽根外周面(羽根正圧面に同じ)4cの主板2に近い範囲が主板2に略直立し、羽根外周面4cのシュラウド3に近い範囲が、シュラウド3に近づく程、回転中心Oから除々に離れ(上になる程、径方向の外方へ近づくように反って)、羽根内周面(羽根負圧面に同じ)4dが、主板2からシュラウド3に至る高さ方向の全範囲において、全体径方向外方へ羽根外周面4cよりも大きく反っている(湾曲している)。
そして、垂直そり線Q1を含む平面において、垂直そり線Q1と回転中心O(当該平面に仮定した回転中心Oと平行な平行線O'に同じ)とがなす角度を「羽根前縁端4a1での湾曲角度α1」とする。
そして、垂直そり線Q2を含む平面において、垂直そり線Q2と回転中心O(当該平面に仮定した回転中心Oと平行な平行線O'に同じ)とがなす角度を「羽根シュラウド側結合部4gでの湾曲角度α2」とする。
そうすると、「羽根シュラウド側結合部4gにおける湾曲角度α2」は「羽根前縁端4a1における湾曲角度α1」よりも小さくなり、湾曲角度αは、羽根車の中心(回転中心O)に近づく程、徐々に大きくなり、中心に近づく程、羽根シュラウド側前縁部4a2がターボファン1の外方(回転中心Oから遠ざかる方向)へ湾曲するように形成されている。
次に、羽根4の断面形状について、以下を定義する。後縁部羽根4の主板2との接合部に近い水平断面(図4に示す切断位置Y−Yにおける断面に相当する)において、肉厚中心を結ぶ線を「水平そり線P1」とする。さらに、水平そり線P1と羽根前縁端4a1との交点を「羽根内周側前縁部の主板側端点4a11」とし、水平そり線P1と羽根後縁部4bとの交点を「羽根後縁部の主板側端点4b11」とする。そして、羽根内周側前縁部の主板側端点4a11と羽根後縁部の主板側端点4b11とを結ぶ直線を「主板側羽根弦線4e1」とする(図6参照)。
羽根4の羽根外周面4cには水平方向(回転中心Oに垂直な面内)で、羽根後縁部4bに到達する所定長さL2の後縁水平溝5が複数形成されている。後縁水平溝5は羽根後縁部4bの終端に溝連通部5bが形成され、羽根内周面4dに連通している。
したがって、後縁水平溝5は羽根外周面4cにおける所定深さの溝部(凹み部、以下、「溝凹部」と称す)5aと溝連通部5bとが合体したものである。そうすると、溝凹部5aの底は羽根内周面4dに近づくから、溝凹部5aにおいて羽根4の肉厚は薄い状態になっている(図6参照)。
なお、図6は高さ方向で主板2に最も近い後縁水平溝5を示しているが、主板2から高さ方向で離れた位置にも同様に、後縁水平溝5は互いに平行に複数形成されている(図4、7参照)。
なお、シュラウド3側の後縁水平溝5の設置範囲である距離H2は、ファン吹出高さHの半分以下(0〜50%)とすることで、下記効果が得られる。
そして、そうすると、
このとき、以下の説明の便宜上、後縁水平溝5の高さ(溝凹部5aの高さ方向の幅に同じ)を溝幅D1とし、溝凹部5aと溝凹部5aとの間である溝間表面部6の高さ方向の幅を溝間隔D2とする。
そして、それぞれの高さ方向の位置における水平面について、羽根外周面4cと羽根内周面4dとが繋がる回転中心Oに近い方の縁を「羽根前縁端4a1」として、回転中心Oから遠い方の縁「羽根後縁端4b1」として、これを結ぶ直線を「羽根弦線4e」とする。そして、高さ方向の位置に形成された後縁水平溝5についても、「羽根弦線4eの長さを「L」と読み替える(実際は、高さ方向の位置に応じて、羽根弦線4eの長さは必ずしも一定でない)。
したがって、従来のノコ歯形状(特許文献1参照)のように羽根面積が減少せず、溝凹部5aに空気流れが流入することによって増速し整流される。
また、溝連通部5bにおいて羽根正圧側と羽根負圧側とが連通しているため、通風抵抗の増減に対し流れが拡散するから、空気流れの剥離が発生し難くなり、低騒音化が可能になっている。
特に、ターボファン1のファン吸込口1aからシュラウド3の曲面を通過しファン吹出口1bへ向かう際、空気流れは曲りきれずにファン吹出口1bのシュラウド3側で剥離気味となった場合でも、後縁水平溝5によって整流されるから、剥離せず低騒音化を図ることができる。
このため、空気流れはシュラウド3側へ一部誘引されファン吹出口1bの高さ方向で風速分布が均一傾向となるが、後縁水平溝5があることによって、径方向へも流れ易くなり、シュラウド3側への流れの偏流が抑制される。したがって、空気流れをさらに均一にすることが可能になり、通風抵抗の変化に影響され難くなり、さらに低騒音化を図ることができる。
その結果、さらに低騒音で外乱に対する騒音変化が小さいターボファン1及び室内機100が得られる。
図8において、横軸は主板側羽根弦線Lに対する後縁水平溝5の長さL2の割合(L2/L)であり、縦軸は後縁水平溝5が形成されないターボファンが発生する騒音に対する後縁水平溝5が形成されているターボファン1が発生する騒音の割合(以下、「騒音効果」と称す)である。
後縁水平溝5の長さL2が長いと(L2≧0.5×L)、羽根外周面4cにおける静圧上昇が小さく送風効率が悪化し、必要風量を送風するためにファン回転数の上昇が必要となる。その結果、羽根壁面摩擦の増加から空気流れに乱れが生じ、騒音が発生する(悪化する)。
一方、後縁水平溝5の長さL2が短いと(L2≦0.1)、溝凹部5aが短いため、前記効果(空気流れの整流や剥離防止)が小さい。
よって、後縁水平溝5の長さL2は、羽根弦長Lの10%〜50%(0.1×L≦L2≦0.5×L)となるように形成するのが好ましい。そうすれば、送風効率を悪化させずに、さらに低騒音なターボファン1及び室内機100が得られる。
後縁水平溝5の溝幅D1が溝間隔D2より大きい場合(D1/D2≧1.0)、多量の空気流れが溝凹部5aに流れ込み、溝間表面部6の表面に沿った空気流れが減少する。このため、羽根外周面4cの表面の他の領域で不安定域ができてしまう。
一方、 溝幅D1が溝間隔D2より小さい場合(D1/D2≦0.2)、後縁水平溝5に流れ込む空気流れが少な過ぎ、羽根後縁部4bにおける空気流れの拡散が不十分となり、後縁放出渦が大きくなって騒音が悪化してしまう。
そのため、溝幅D1は、溝間隔D2に対しては少なくとも「0.5×D2≦D1≦1.0×D2」の関係であることが好ましい。そうすれば、低騒音なターボファン1及び室内機100が得られる。
図10において、溝間表面部6が、羽根外周面4cに連続した面である溝間連続面6aと、羽根後縁部4bの端に近い所定範囲において外周側に突出した溝間凸部6bとを有している。そして、所定高さの位置に形成された溝間表面部6の溝間凸部6bの長さL4は、上下方向で隣接する溝間表面部6の溝間凸部6bの長さL4と相違している。すなわち、溝間凸部6bの始まる位置が側面視において、出入りしている。
このため、羽根後縁部4bにおいて、後縁水平溝5と溝間凸部6bとの間の速度差によって空気流れが拡散されると共に、隣合う溝間凸部6bにおいても空気流れに速度差が生じるから、空気流れが拡散され、後縁放出渦同士の相互作用によって後縁放出渦が解消される。よって、さらに低騒音化を図ることができる。
図11の(b)において、後縁水平溝5の溝凹部5aの深さ(凹み量)が略一定になっっている。このため、溝凹部5aの肉厚が羽根後縁部4bに近づく程、薄く(少なく)なっている。
図11の(c)において、溝連通部5bに到達する溝状の凹部(以下、「負圧側溝凹部」と称す)5cが、羽根内周面4dに形成されている。したがって、羽根内周面4dに形成された溝凹部5aと協働して、前記作用効果が助長される。
Claims (9)
- 回転中心を含む所定範囲に形成された突出するボスを具備する円盤状の主板と、該主板に対向して配置された円環状のシュラウドと、両端がそれぞれ前記主板と前記シュラウドとに接合された複数枚の羽根と、を有するターボファンであって、
前記羽根の羽根後縁は、前記円盤の外周と前記シュラウドの外周とによって形成される仮想円筒上に位置し、前記羽根の羽根前縁は、前記羽根後縁よりも前記回転中心に近い位置にあり、且つ、前記羽根後縁と前記羽根前縁とを結ぶ仮想線は、前記回転中心からの放射線に対して傾斜し、
前記回転中心から遠い方の面である羽根外周面には、前記羽根後縁に到達する所定長さの後縁水平溝が複数形成され、
該後縁水平溝は、前記回転中心に垂直であって、前記回転中心に近い方の面である羽根内周面に前記羽根後縁の端において連通することを特徴とするターボファン。 - 前記羽根の羽根前縁の端と羽根後縁の端との直線距離(L)に対し、前記後縁水平溝の長さ(L2)が、10〜50%(0.1×L≦L2≦0.5×L)であることを特徴とする請求項1記載のターボファン。
- 前記後縁水平溝の前記回転軸に平行な幅である溝幅(D1)は、前記後縁水平溝同士の前記回転軸に平行な間隔である溝間隔(D2)に対して50〜100%(0.5×D2≦D1≦1.0×D2)であることを特徴とする請求項1又は2記載のターボファン。
- 前記溝幅(D1)は、前記羽根後縁における前記主板と前記シュラウドとの前記回転軸に平行な距離であるファン吹出高さ(H)に対し、2〜5%(0.02×H≦D1≦0.05×H)であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のターボファン。
- 前記後縁水平溝は、前記主板と前記シュラウドとの中央よりも前記シュラウド寄りの範囲に、形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のターボファン。
- 前記後縁水平溝は、前記羽根後縁における前記主板側に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のターボファン。
- 前記後縁水平溝は、前記羽根後縁における前記主板側と前記羽根後縁における前記シュラウド側との両方に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のターボファン。
- 前記後縁水平溝に挟まれた前記羽根外周面である溝間表面部が、前記羽根外周面に連続した面である溝間連続面と、前記羽根後縁部に近い所定範囲において外周側に突出した溝間凸部とを有し、
前記溝間表面部に形成された溝間凸部の長さと、これに隣接する前記溝間表面部に形成された溝間凸部の長さとが、相違することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のターボファン。 - 一方の面に開口部を具備する筐体と、
該筐体の内部に設置された請求項1乃至8の何れかに記載のターボファンと、
該ターボファンを包囲する熱交換器と、を有し、
前記開口部の略中央部から前記ターボファンに至る吸込風路と、
前記ターボファンから前記熱交換器を通過して前記開口部の周辺部に至る吹出風路とが形成されることを特徴とする空気調和機の室内機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010074052A JP5143173B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | ターボファン及びこれを装備した空気調和機の室内機 |
US13/582,933 US9267511B2 (en) | 2010-03-29 | 2011-03-24 | Turbofan and indoor unit of air-conditioning apparatus including the same |
ES11762195T ES2747983T3 (es) | 2010-03-29 | 2011-03-24 | Turboventilador y aparato de aire acondicionado interior equipado el mismo |
EP11762195.3A EP2554850B1 (en) | 2010-03-29 | 2011-03-24 | Turbofan and indoor air conditioner equipped with same |
CN201180016013.2A CN102822532B (zh) | 2010-03-29 | 2011-03-24 | 涡轮风扇以及安装了该涡轮风扇的空调装置的室内机 |
PCT/JP2011/001718 WO2011121943A1 (ja) | 2010-03-29 | 2011-03-24 | ターボファン及びこれを装備した空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010074052A JP5143173B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | ターボファン及びこれを装備した空気調和機の室内機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011208501A JP2011208501A (ja) | 2011-10-20 |
JP2011208501A5 JP2011208501A5 (ja) | 2012-04-12 |
JP5143173B2 true JP5143173B2 (ja) | 2013-02-13 |
Family
ID=44711710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010074052A Active JP5143173B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | ターボファン及びこれを装備した空気調和機の室内機 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9267511B2 (ja) |
EP (1) | EP2554850B1 (ja) |
JP (1) | JP5143173B2 (ja) |
CN (1) | CN102822532B (ja) |
ES (1) | ES2747983T3 (ja) |
WO (1) | WO2011121943A1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6078945B2 (ja) * | 2011-11-04 | 2017-02-15 | ダイキン工業株式会社 | 遠心送風機 |
KR20140125522A (ko) * | 2013-04-19 | 2014-10-29 | 엘지전자 주식회사 | 터보팬 |
US9995311B2 (en) | 2013-05-10 | 2018-06-12 | Lg Electronics Inc. | Centrifugal fan |
KR101677030B1 (ko) * | 2013-05-10 | 2016-11-17 | 엘지전자 주식회사 | 원심팬 |
CN104251231A (zh) * | 2013-06-28 | 2014-12-31 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 离心式叶轮及包括该离心式叶轮的吹吸装置 |
CN108708877B (zh) * | 2013-12-04 | 2020-06-23 | 松下知识产权经营株式会社 | 风机和装载有该风机的室外单元 |
US10400605B2 (en) * | 2014-10-30 | 2019-09-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Turbofan and indoor unit for air conditioning apparatus |
JP5839755B1 (ja) * | 2015-01-08 | 2016-01-06 | 山洋電気株式会社 | ファンケーシング及びファン装置 |
CN104763652A (zh) * | 2015-02-04 | 2015-07-08 | 张宏松 | 一种卧式鼓风机 |
JPWO2018016012A1 (ja) * | 2016-07-19 | 2019-02-28 | 三菱電機株式会社 | 熱源機及び冷凍サイクル装置 |
US10914190B2 (en) | 2016-11-01 | 2021-02-09 | Ihi Corporation | Variable nozzle unit and turbocharger |
WO2018216085A1 (ja) * | 2017-05-22 | 2018-11-29 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
WO2019021391A1 (ja) * | 2017-07-26 | 2019-01-31 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
JP7207933B2 (ja) * | 2018-10-15 | 2023-01-18 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
EP3647603A1 (en) | 2018-10-31 | 2020-05-06 | Carrier Corporation | Arrangement of centrifugal impeller of a fan for reducing noise |
DE102019121448A1 (de) * | 2019-08-08 | 2021-02-11 | Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg | Radialgebläse für einen Dunstabzug |
CN111043079A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-21 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种风扇叶片及风扇 |
TWI724872B (zh) * | 2020-04-17 | 2021-04-11 | 建準電機工業股份有限公司 | 離心扇輪及具有該離心扇輪的離心風扇 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8829792D0 (en) * | 1988-12-21 | 1989-07-05 | Marconi Co Ltd | Noise reduction method |
JP2669448B2 (ja) * | 1993-06-15 | 1997-10-27 | 松下冷機株式会社 | 遠心送風機の羽根車 |
JPH09126190A (ja) | 1995-10-30 | 1997-05-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 遠心式送風機 |
JP3092554B2 (ja) * | 1997-09-30 | 2000-09-25 | ダイキン工業株式会社 | 遠心送風機及びその製造方法並びに該遠心送風機を備えた空気調和機 |
KR20040104772A (ko) * | 2003-06-03 | 2004-12-13 | 삼성전자주식회사 | 터보팬 및 이를 갖춘 공기조화기 |
JP2006002691A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Calsonic Kansei Corp | 送風機 |
JP2007247492A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 |
JP4973249B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2012-07-11 | ダイキン工業株式会社 | 多翼ファン |
KR20080045568A (ko) * | 2006-11-20 | 2008-05-23 | 삼성전자주식회사 | 터보팬 및 이를 갖춘 공기조화기 |
-
2010
- 2010-03-29 JP JP2010074052A patent/JP5143173B2/ja active Active
-
2011
- 2011-03-24 ES ES11762195T patent/ES2747983T3/es active Active
- 2011-03-24 WO PCT/JP2011/001718 patent/WO2011121943A1/ja active Application Filing
- 2011-03-24 US US13/582,933 patent/US9267511B2/en active Active
- 2011-03-24 EP EP11762195.3A patent/EP2554850B1/en active Active
- 2011-03-24 CN CN201180016013.2A patent/CN102822532B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2554850A4 (en) | 2016-05-11 |
WO2011121943A1 (ja) | 2011-10-06 |
US9267511B2 (en) | 2016-02-23 |
JP2011208501A (ja) | 2011-10-20 |
EP2554850B1 (en) | 2019-08-28 |
ES2747983T3 (es) | 2020-03-12 |
CN102822532B (zh) | 2016-02-17 |
CN102822532A (zh) | 2012-12-12 |
US20120328420A1 (en) | 2012-12-27 |
EP2554850A1 (en) | 2013-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5143173B2 (ja) | ターボファン及びこれを装備した空気調和機の室内機 | |
JP5955402B2 (ja) | ターボファンおよび空気調和機 | |
JP5669877B2 (ja) | ターボファンおよび空気調和機 | |
KR101210696B1 (ko) | 원심팬 | |
JP2010133254A (ja) | 遠心送風機及びこれを備えた空気調和機 | |
JP3268279B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP6429221B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP4859204B2 (ja) | 遠心ファンとそれを備えた空気調和装置 | |
JP6078945B2 (ja) | 遠心送風機 | |
JP3649157B2 (ja) | 遠心ファン及び該遠心ファンを備えた空気調和機 | |
JP4766889B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2001159396A (ja) | 遠心ファン及び該遠心ファンを備えた空気調和機 | |
WO2009136585A1 (ja) | クロスフローファン及びこれを備えた空気調和機 | |
JPH0593523A (ja) | 空気調和装置 | |
JP5609498B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
EP0928899A2 (en) | Once-through blower | |
JP3488126B2 (ja) | エアカ−テン | |
JP2016003641A (ja) | 遠心ファン | |
JPH10160200A (ja) | 空気調和機用室外機 | |
JP7337308B1 (ja) | 羽根車、送風機及び空気調和機 | |
JP2000146214A (ja) | 空気調和機 | |
JPWO2020161850A1 (ja) | 遠心送風機及びそれを用いた空気調和機 | |
JP2008175527A (ja) | 空気調和機 | |
JPH05196242A (ja) | 空気調和機 | |
JPH1061963A (ja) | 空気調和機の室内機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120229 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121023 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121120 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5143173 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |