JP5143173B2 - ターボファン及びこれを装備した空気調和機の室内機 - Google Patents

ターボファン及びこれを装備した空気調和機の室内機 Download PDF

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Description

本発明はターボファン及びこれを装備した空気調和機の室内機、特に、除加湿ないし冷暖房された空気を送り出すターボファンと、該ターボファンを装備した空気調和機の室内機に関する。
従来、天井埋込型の空気調和機の室内機に搭載される送風ファンは、ファンの羽根が3次元形状に形成されたターボファンが広く採用されている。すなわち、ターボファンは内周部において吸引した空気を、外周に向かって吹き出すものであって、円盤状の主板と、該主板に対向して配置された円環状のシュラウドと、主板とシュラウドとに両端が接続された複数枚の羽根(翼)とから、形成されている。そして、静音化(低騒音化)の要請に応える幾つかの発明が開示されている。
例えば、羽根の羽根後縁部が羽根長方向に交互に折曲しながら羽根幅方向に延びる「ノコ歯形状」としたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、羽根後縁部の回転方向面(正圧面)に、回転軸に垂直な向きで平行に所定間隔を空けて配列された複数の「リブ」が設けられたものが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、羽根の加圧面側の全面または一部に羽根車回転軸に配列した「リブレット」を設けたものが開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特許第3092554号公報(第4ー5頁、第1図) 特開平9−126190号公報(第3頁、第1図) 特許第2669448号公報(第3ー4頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に開示されたターボファンは、羽根後縁部が「ノコ歯形状」に切り欠かれているため、羽根の弦長が長い部分と短い部分とが交互に存在し、ノコ歯部の弦長が短い部分に流れが集中する。このため、実質的にノコ歯形状の切欠き部が無い羽根に比べて、羽根面積が縮小し、送風効率が悪化する。その結果、必要風量を送風するためにファン回転数を増加する必要が生じ、空気流れと羽根の壁面との摩擦が増加するため、空気流れの乱れによって、騒音が発生する(悪化する)という問題があった。
また、特許文献2に開示されたターボファンは、羽根後縁部の回転方向側の面(正圧面)に回転軸に垂直な向きで平行に所定間隔を空けて配列された複数の「リブ」が設けられている。このため、羽根正圧面の流れが、リブに衝突したり、リブを乗り越えたりして、大きく剥離し、放出渦が大きくなり、騒音が発生する(悪化する)という問題があった。
さらに、特許文献3に開示されたターボファンは、羽根の回転方向側の面(正圧面)の全体または一部に回転軸に直交する細かい溝状の「リブレット」が形成されている。このため、羽根正圧面の表面ではリブレットに沿い空気は流れるが、羽根の外周側の先端である羽根後縁部の位置では、羽根正圧面と羽根負圧面とが一致しているため(それぞれが羽根の後縁を形成しているため)、羽根正圧面からの流れと羽根負圧面からの流れとの速度差によってせん断乱れが発生する。このため、大きな放出渦が発生し、騒音が発生する(悪化する)という問題があった。
一方、羽根正圧面の全面にリブレットを設けた場合、羽根の前縁部でシュラウドに近い範囲では、吸い込まれた空気がリブレットに沿って流れないため、当該部において剥離を生じ、騒音が発生する(悪化する)という問題があった。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、羽根の面積を確保すると共に、騒音の発生を抑えることができるターボファン、及び該ターボファンを搭載した空気調和機の室内機を得ることを目的とする。
この発明に係るターボファンは、回転中心を含む所定範囲に形成された突出するボスを具備する円盤状の主板と、該主板に対向して配置された円環状のシュラウドと、両端がそれぞれ前記主板と前記シュラウドとに接合された複数枚の羽根と、を有するものであって、
前記羽根の羽根後縁は、前記円盤の外周と前記シュラウドの外周とによって形成される仮想円筒上に位置し、前記羽根の羽根前縁は、前記羽根後縁よりも前記回転中心に近い位置にあり、且つ、 前記羽根後縁と前記羽根前縁とを結ぶ仮想線は、前記回転中心からの放射線に対して傾斜し、
前記回転中心から遠い方の面である羽根外周面には、前記羽根後縁に到達する所定長さの後縁水平溝が複数形成され、
該後縁水平溝は、前記回転中心に垂直であって、前記回転中心に近い方の面である羽根内周面に前記羽根後縁の端において連通することを特徴とする。
本発明に係るターボファンは、羽根正圧面である羽根外周面の羽根後縁部において、回転中心直交する所定長さの後縁水平溝が複数形成され、該後縁水平溝が羽根負圧面である羽根内周面に連通しているため、以下の効果が得られる。
(あ)羽根正圧面の羽根後縁部から羽根後縁端へ至る空気流れは、一部が前記複数の後縁水平溝に流入し、残りは羽根後縁部表面(後縁水平溝同士の間)を流れて羽根後縁の端に至る。そのため、後縁水平溝を形成しても、羽根面積の縮小は僅かであって、送風効率を悪化するような影響は抑制される。
(い)また、後縁水平溝に空気流れが流入することによって、羽根正圧面における境界層の発達が抑制される。
(う)さらに、羽根車の内周側から外周側へ向け(風上から風下に向かって)徐々に境界層が発達している羽根負圧面側に、羽根正圧面側の空気流れの一部が、溝連通部を経由して供給されるため、羽根負圧面における空気流れの剥離が防止されると共に、羽根負圧面と羽根正圧面との風速差によるせん断乱れが抑制される。
(え)したがって、放出渦が縮小され、縮小された放出渦が拡散することによって、ターボファンの低騒音化を図ることができる。
(お)一方、ターボファンの吹出下流側に熱交換器が配設される場合には、熱交換器に、放出渦が抑制された状態で空気流れが流入することによって、熱交換器の低騒音化を図ることができる。
(か)さらに、ターボファンの周囲に矩形状の熱交換器が配設される場合には、羽根後縁端が熱交換器の隅部に近い位置(羽根後縁端が熱交換器から比較的遠い位置)においては、通風抵抗が比較的小さく、羽根後縁端が熱交換器の辺中央部に近い位置(羽根後縁端が熱交換器に比較的近い位置)においては、通風抵抗が比較的大きくなるため、通風抵抗の脈動現象が発生する。
しかしながら、通風抵抗が除々に増加する(羽根後端縁が辺中央部に近づく)際、後縁水平溝に空気流れの一部が流入して、空気流れは整流されるから、空気流れの剥離が生じ難くなる。一方、通風抵抗が除々に減少する(羽根後端縁が隅部に近づく)際、羽根表面に沿って空気流れが形成され、空気流れの剥離が生じ難くなる。したがって、通風抵抗の増減に対して、空気流れの剥離が生じ難くなるから、低騒音化を図ることができる。
(き)さらに、複数の後縁水平溝を形成することによって羽根の重量(羽根を形成する材料)を減らすことができ、軽量化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を示す縦断面図。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を示す水平断面図。 本発明の実施の形態2に係るターボファンを示す斜視図。 図3に示すターボファンを模式的に示す縦断面図および側面図。 図3に示すターボファンの羽根前縁部を拡大して示す側面図。 図3に示すターボファンの羽根を拡大して示す水平断面図。 図3に示すターボファンの羽根後縁部を拡大して示す側面図。 図6に示す後縁水平溝の形状と騒音効果との関係を示す特性図。 図6に示す後縁水平溝の形状と騒音効果との関係を示す特性図。 図6に示す後縁水平溝の変形例を模式的に示す側面図。 図6に示す後縁水平溝の変形例を模式的に示す縦断面図。
[実施の形態1:空気調和機の室内機]
図1及び図2は本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を説明するものであって、図1は模式的に示す縦断面図、図2は模式的に示す水平断面図である。
なお、本実施の形態では天井埋込形の空気調和機を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、ファン吸込側および吹出側にフィルタや熱交換器等の通風可能な圧損体を有するターボファンを搭載した空気調和機の室内機に広く適用できるものである。
図1において、空気調和機の室内機(以下、単に「室内機」と称す場合がある)100は、部屋17の天井18に形成された凹部に収納されている。本体10は矩形状の天板10aと天板10aの周囲に立設された側板10bとによって形成された筐体であって、天板10aに対向する面が開口し、かかる開口した面に化粧パネル11が設置されている。
すなわち、室内機100は、天板10aが上方で、化粧パネル11が下方になる姿勢で天井18に設置されている。このとき、化粧パネル11の下面は天井18の下面(部屋17側の面)から僅かに突出した状態で、部屋17に面している(露出している)。
化粧パネル11の中央付近には本体10への空気の吸込口である吸込グリル11aと、吸込グリル11aを通過した後の空気に含まれた塵埃を除くフィルタ12と、化粧パネル11の各辺に沿って形成されたパネルファン吹出口11bを有している。また、各パネルファン吹出口11bには、それぞれ吹き出される空気の方向を変更するための風向ベーン13が設置されている。
天板10aにはファンモータ15が設置され、ファンモータ15の回転軸にはターボファン1が固定されている。そして、吸込グリル11aからターボファン1に至る吸込風路を形成するベルマウス14が、フィルタ12とターボファン1とに挟まれるように設置されている。
さらに、ターボファン1の外周を取り囲んで、平面視で略四角形状に形成された熱交換器16が設置され、熱交換器16は、図示しない接続配管により室外機に接続されている。
このように構成された室内機100は、ターボファン1が回転すると、部屋17の空気が化粧パネル11の吸込グリル11aを通過して吸い込まれ、フィルタ12を通過する際に除塵されて本体吸込風路10cに設置されたベルマウス14に流入する。そして、ベルマウス14を通過した後、ターボファン1に略上方(ファンモータ15の回転軸に略平行)に吸込まれる。
その後、ターボファン1から熱交換器16へ向けて、略水平方向(ファンモータ15の回転軸に略垂直な方向)に空気が吹き出される。そして、熱交換器16において暖房または冷房の熱交換や除湿がされた空気(調和空気に同じ)は、本体吹出風路10dおよびパネルファン吹出口11bを通過して、風向ベーン13により風向制御されながら部屋17に吹き出される。
なお、ターボファン1については実施の形態2において詳細に説明する。
[実施の形態2:ターボファン]
図3〜図11は本発明の実施の形態2に係るターボファンを説明するものであって、図3は模式的に示す斜視図、図4は模式的に示す縦断面図および側面図、図5は一部(羽根前縁部)を拡大して示す側面図、図6は一部(羽根)を拡大して示す水平断面図、図7は一部(羽根後縁部)を拡大して示す側面図、図8および図9は一部(後縁水平溝)の形状と騒音効果との関係を示す特性図、図10は一部(後縁水平溝)の変形例を模式的に示す側面図、図11は一部(後縁水平溝)の変形例を模式的に示す縦断面図である。
なお、各図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
また、図3〜図7および図10は、説明の便宜上、ターボファンは紙面の上方から下方に向かって空気を吸い込んで、紙面の略水平方向に吹き出す姿勢にしているから、図1(実施の形態1)に描かれた室内機100におけるターボファン1の姿勢とは上下が反転している。
図3および図4において、ターボファン1は、中央が山状に突出した略円盤状の主板2と、主板2に対向して配置された略円環状のシュラウド3と、主板2とシュラウド3とに接合された複数枚の羽根4と、を有している。
このとき、シュラウド3は略朝顔状(断面略円弧状の円環)であって、中央開口部がファン吸込口1aを形成し、吸込導風壁を形成している。
また、主板2中央の突出部の頂上には、ファンモータ15の回転軸が固定される固定部であるボス2aが、一体的に形成されている。以下、当該回転軸の中心を「回転中心O(オー)」と称す。
また、羽根4は、その肉厚T(回転軸と直交する水平断面における、羽根外周面(羽根正圧面)と羽根内周面(羽根負圧面)との距離)が、高さ方向において主板2から離れてシュラウド3に近づく程、薄くなる先細りであり、内部に空洞を有する中空構造である。かかる空洞は、主板2に形成された開口部に連通し、主板2の下面(羽根車の外方)に開口している。
そして、近接した一対の羽根4とシュラウド3と主板2とによって囲まれた範囲が、空気流れの流路となり、その外周側の端が吹出口1bになっている。
(羽根前縁部)
図5〜図7において、羽根4の羽根前縁部4aは、羽根外周面(羽根正圧面に同じ)4cの主板2に近い範囲が主板2に略直立し、羽根外周面4cのシュラウド3に近い範囲が、シュラウド3に近づく程、回転中心Oから除々に離れ(上になる程、径方向の外方へ近づくように反って)、羽根内周面(羽根負圧面に同じ)4dが、主板2からシュラウド3に至る高さ方向の全範囲において、全体径方向外方へ羽根外周面4cよりも大きく反っている(湾曲している)。
ここで、羽根前縁部4aの羽根内周面(羽根負圧面に同じ)4d側を「羽根前縁端4a1」として、羽根前縁端4a1の高さ方向における肉厚中心を結ぶ線を「垂直そり線Q1」とする。
そして、垂直そり線Q1を含む平面において、垂直そり線Q1と回転中心O(当該平面に仮定した回転中心Oと平行な平行線O'に同じ)とがなす角度を「羽根前縁端4a1での湾曲角度α1」とする。
また、羽根4とシュラウド3の内周側の接合部(羽根4がシュラウド3から離れる点)を「羽根シュラウド側結合部4g」とし、羽根シュラウド側結合部4gを通過する断面について高さ方向における肉厚中心を結ぶ線を「垂直そり線Q2(図示しない)」とする。
そして、垂直そり線Q2を含む平面において、垂直そり線Q2と回転中心O(当該平面に仮定した回転中心Oと平行な平行線O'に同じ)とがなす角度を「羽根シュラウド側結合部4gでの湾曲角度α2」とする。
そうすると、「羽根シュラウド側結合部4gにおける湾曲角度α2」は「羽根前縁端4a1における湾曲角度α1」よりも小さくなり、湾曲角度αは、羽根車の中心(回転中心O)に近づく程、徐々に大きくなり、中心に近づく程、羽根シュラウド側前縁部4a2がターボファン1の外方(回転中心Oから遠ざかる方向)へ湾曲するように形成されている。
このように形成されたターボファン1において、羽根前縁端4a1(羽根外周面(羽根正圧面)4cと羽根内周面(羽根負圧面)4dとが繋がる端)は主板2から離れてシュラウド3に近づくにつれて羽根車の外方(回転中心Oから遠ざかる方向)へ湾曲する形状になっている。このため、吸込流れの誘引を促進し、入口衝突剥離が抑制される。すなわち、本体吸込風路10cにおける鉛直方向(回転中心Oに略平行)の空気流れをファン吹出口1bへ向けて滑らかに、しかも剥離せずに略水平方向(回転中心Oに略垂直)で径方向に変更することができる。その結果、低騒音なターボファン1が得られるから、ターボファン1を搭載した室内機100は静音であって快適性が向上している。
(羽根の断面形状)
次に、羽根4の断面形状について、以下を定義する。後縁部羽根4の主板2との接合部に近い水平断面(図4に示す切断位置Y−Yにおける断面に相当する)において、肉厚中心を結ぶ線を「水平そり線P1」とする。さらに、水平そり線P1と羽根前縁端4a1との交点を「羽根内周側前縁部の主板側端点4a11」とし、水平そり線P1と羽根後縁部4bとの交点を「羽根後縁部の主板側端点4b11」とする。そして、羽根内周側前縁部の主板側端点4a11と羽根後縁部の主板側端点4b11とを結ぶ直線を「主板側羽根弦線4e1」とする(図6参照)。
(羽根後縁部)
羽根4の羽根外周面4cには水平方向(回転中心Oに垂直な面内)で、羽根後縁部4bに到達する所定長さL2の後縁水平溝5が複数形成されている。後縁水平溝5は羽根後縁部4bの終端に溝連通部5bが形成され、羽根内周面4dに連通している。
したがって、後縁水平溝5は羽根外周面4cにおける所定深さの溝部(凹み部、以下、「溝凹部」と称す)5aと溝連通部5bとが合体したものである。そうすると、溝凹部5aの底は羽根内周面4dに近づくから、溝凹部5aにおいて羽根4の肉厚は薄い状態になっている(図6参照)。
ここで、以下の説明の便宜上、主板側羽根弦線4e1の長さを主板側羽根弦線Lとし、後縁水平溝5の長さをL2とし、羽根外周面4cにおける羽根内周側前縁部の主板側端点4a11から後縁水平溝5が始まるまでの距離(正確には、主板側羽根弦線4e1に平行な直線距離)をL1とすると、「L=L1+L2」の関係がある。また、溝連通部5bの長さをL3とする。
なお、図6は高さ方向で主板2に最も近い後縁水平溝5を示しているが、主板2から高さ方向で離れた位置にも同様に、後縁水平溝5は互いに平行に複数形成されている(図4、7参照)。
すなわち、羽根後縁部4bにおける主板2とシュラウド3との距離を羽根後縁高さ(以下、「ファン吹出高さ」と称す)Hとすると、羽根後縁部4bの主板2から上方に距離H1の範囲と、羽根後縁部4bのシュラウド3から下方に距離H2の範囲とに後縁水平溝5が形成されている。
なお、シュラウド3側の後縁水平溝5の設置範囲である距離H2は、ファン吹出高さHの半分以下(0〜50%)とすることで、下記効果が得られる。
そして、そうすると、
このとき、以下の説明の便宜上、後縁水平溝5の高さ(溝凹部5aの高さ方向の幅に同じ)を溝幅D1とし、溝凹部5aと溝凹部5aとの間である溝間表面部6の高さ方向の幅を溝間隔D2とする。
そして、それぞれの高さ方向の位置における水平面について、羽根外周面4cと羽根内周面4dとが繋がる回転中心Oに近い方の縁を「羽根前縁端4a1」として、回転中心Oから遠い方の縁「羽根後縁端4b1」として、これを結ぶ直線を「羽根弦線4e」とする。そして、高さ方向の位置に形成された後縁水平溝5についても、「羽根弦線4eの長さを「L」と読み替える(実際は、高さ方向の位置に応じて、羽根弦線4eの長さは必ずしも一定でない)。
以上のように、ターボファン1の羽根後縁部4bに形成された複数の後縁水平溝5は、羽根外周面(羽根正圧面)4cに形成された水平方向に伸びる溝凹部5aと、羽根後縁部4bの端点において、羽根外周面(羽根正圧面)4cと羽根内周面(羽根負圧面)4dとを連通する溝連通部5bと、を有している。
したがって、従来のノコ歯形状(特許文献1参照)のように羽根面積が減少せず、溝凹部5aに空気流れが流入することによって増速し整流される。
また、溝連通部5bにおいて羽根正圧側と羽根負圧側とが連通しているため、通風抵抗の増減に対し流れが拡散するから、空気流れの剥離が発生し難くなり、低騒音化が可能になっている。
すなわち、羽根外周面4cにおいて羽根表面の流れは羽根外周面4cの羽根後縁部4b側に形成された溝凹部5aに誘引され、空気流れの剥離が抑制される。このとき、溝凹部5aを通過した空気流れの速さと、溝凹部5aと溝凹部5aとの間である溝間表面部6(羽根外周面4c)に沿った空気流れの速さとの間に速度差があるため、溝凹部5aの後縁端部から外方に放出される空気流れ(後縁放出渦)と、羽根外周面4cの後縁端部から外方に放出される空気流れ(後縁放出渦)とが干渉して、互いに分解される。このため、強い乱れの渦が放出されないから、低騒音となる。
特に、ターボファン1のファン吸込口1aからシュラウド3の曲面を通過しファン吹出口1bへ向かう際、空気流れは曲りきれずにファン吹出口1bのシュラウド3側で剥離気味となった場合でも、後縁水平溝5によって整流されるから、剥離せず低騒音化を図ることができる。
さらに、図7に示すように羽根後縁部4bの主板2との接合位置である「羽根後縁部の主板側端点4b11」が、羽根後縁部4bのシュラウド3との接合位置である「羽根後縁部のシュラウド側端点4b12」よりの回転方向Aの進み側に位置している。
このため、空気流れはシュラウド3側へ一部誘引されファン吹出口1bの高さ方向で風速分布が均一傾向となるが、後縁水平溝5があることによって、径方向へも流れ易くなり、シュラウド3側への流れの偏流が抑制される。したがって、空気流れをさらに均一にすることが可能になり、通風抵抗の変化に影響され難くなり、さらに低騒音化を図ることができる。
その結果、さらに低騒音で外乱に対する騒音変化が小さいターボファン1及び室内機100が得られる。
(性能特性)
図8において、横軸は主板側羽根弦線Lに対する後縁水平溝5の長さL2の割合(L2/L)であり、縦軸は後縁水平溝5が形成されないターボファンが発生する騒音に対する後縁水平溝5が形成されているターボファン1が発生する騒音の割合(以下、「騒音効果」と称す)である。
後縁水平溝5の長さL2が長いと(L2≧0.5×L)、羽根外周面4cにおける静圧上昇が小さく送風効率が悪化し、必要風量を送風するためにファン回転数の上昇が必要となる。その結果、羽根壁面摩擦の増加から空気流れに乱れが生じ、騒音が発生する(悪化する)。
一方、後縁水平溝5の長さL2が短いと(L2≦0.1)、溝凹部5aが短いため、前記効果(空気流れの整流や剥離防止)が小さい。
よって、後縁水平溝5の長さL2は、羽根弦長Lの10%〜50%(0.1×L≦L2≦0.5×L)となるように形成するのが好ましい。そうすれば、送風効率を悪化させずに、さらに低騒音なターボファン1及び室内機100が得られる。
図9の(a)において、横軸は後縁水平溝5の溝間隔D2に対する溝幅D1の割合(D1/D2)であり、縦軸は騒音効果である。
後縁水平溝5の溝幅D1が溝間隔D2より大きい場合(D1/D2≧1.0)、多量の空気流れが溝凹部5aに流れ込み、溝間表面部6の表面に沿った空気流れが減少する。このため、羽根外周面4cの表面の他の領域で不安定域ができてしまう。
一方、 溝幅D1が溝間隔D2より小さい場合(D1/D2≦0.2)、後縁水平溝5に流れ込む空気流れが少な過ぎ、羽根後縁部4bにおける空気流れの拡散が不十分となり、後縁放出渦が大きくなって騒音が悪化してしまう。
そのため、溝幅D1は、溝間隔D2に対しては少なくとも「0.5×D2≦D1≦1.0×D2」の関係であることが好ましい。そうすれば、低騒音なターボファン1及び室内機100が得られる。
図9の(b)において、横軸はファン高さHに対する溝幅D1の割合(D1/H)であり、縦軸は騒音効果である。すなわち、割合(D1/H)が小さ過ぎると後縁水平溝5に空気流れが入り込まないため、騒音効果は悪化する(プラスの高い値になっている)。反対に、割合(D1/H)が大き過ぎると空気流れが過剰に流入するため、整流効果が無くなり騒音が発生する。そこで。溝幅D1とファン吹出高さHとの関係に最適範囲が存在する。したがって、図9の(b)に示すように、割合(D1/H)を「2〜5%」にすることが好ましい。
(後縁水平溝の変形例)
図10において、溝間表面部6が、羽根外周面4cに連続した面である溝間連続面6aと、羽根後縁部4bの端に近い所定範囲において外周側に突出した溝間凸部6bとを有している。そして、所定高さの位置に形成された溝間表面部6の溝間凸部6bの長さL4は、上下方向で隣接する溝間表面部6の溝間凸部6bの長さL4と相違している。すなわち、溝間凸部6bの始まる位置が側面視において、出入りしている。
このため、羽根後縁部4bにおいて、後縁水平溝5と溝間凸部6bとの間の速度差によって空気流れが拡散されると共に、隣合う溝間凸部6bにおいても空気流れに速度差が生じるから、空気流れが拡散され、後縁放出渦同士の相互作用によって後縁放出渦が解消される。よって、さらに低騒音化を図ることができる。
図11の(a)において、後縁水平溝5の溝凹部5aの肉厚が、羽根4の中央部(空洞を有している)の肉厚と略同じになっている。このため、溝凹部5aの深さ(凹み量)が羽根後縁部4bに近づく程、浅く(少なく)なっている。
図11の(b)において、後縁水平溝5の溝凹部5aの深さ(凹み量)が略一定になっっている。このため、溝凹部5aの肉厚が羽根後縁部4bに近づく程、薄く(少なく)なっている。
図11の(c)において、溝連通部5bに到達する溝状の凹部(以下、「負圧側溝凹部」と称す)5cが、羽根内周面4dに形成されている。したがって、羽根内周面4dに形成された溝凹部5aと協働して、前記作用効果が助長される。
本発明によれば、送風効率が確保され、しかも騒音の発生を抑えることができるから、各種形態のターボファン、及び該ターボファンを搭載した、各種形態(天井埋込型に限定されない)の空気調和機の室内機として広く利用することができる。
1:ターボファン、1a:ファン吸込口、1b:ファン吹出口、2:主板、2a:ボス、3:シュラウド、4:羽根、4a:羽根前縁部、4a1:羽根前縁端、4a11:主板側端点、4a2:羽根シュラウド側前縁部、4b:羽根後縁部、4b1:羽根後縁端、4b11:主板側端点、4b12:シュラウド側端点、4c:羽根外周面、4d:羽根内周面、4e:羽根弦線、4e1:主板側羽根弦線、4g:羽根シュラウド側結合部、5:後縁水平溝、5a:溝凹部、5b:溝連通部、5c:負圧側溝凹部、6:溝間表面部、6a:溝間連続面、6b:溝間凸部、10:本体、10a:天板、10b:側板、10c:本体吸込風路、10d:本体吹出風路、11:化粧パネル、11a:吸込グリル、11b:パネルファン吹出口、12:フィルタ、13:風向ベーン、14:ベルマウス、15:ファンモータ、16:熱交換器、17:部屋、18:天井、100:室内機、α1:羽根前縁端での湾曲角度、α2:羽根シュラウド側結合部での湾曲角度、A:回転方向、D1:溝幅、D2:溝間隔、H:羽根後縁高さ、H1:距離(後縁水平溝が形成される主板寄りの範囲)、H2:距離(後縁水平溝が形成されるシュラウド寄りの範囲)、L:主板側羽根弦線(羽根弦長)、L1:羽根弦長から後縁水平溝の長さを除いた長さ、L2:後縁水平溝の長さ、L3:溝連通部の長さ、L4:溝間凸部の長さ、O:回転中心、P1:水平そり線、Q1:垂直そり線、T:肉厚、Y−Y:切断位置。

Claims (9)

  1. 回転中心を含む所定範囲に形成された突出するボスを具備する円盤状の主板と、該主板に対向して配置された円環状のシュラウドと、両端がそれぞれ前記主板と前記シュラウドとに接合された複数枚の羽根と、を有するターボファンであって、
    前記羽根の羽根後縁は、前記円盤の外周と前記シュラウドの外周とによって形成される仮想円筒上に位置し、前記羽根の羽根前縁は、前記羽根後縁よりも前記回転中心に近い位置にあり、且つ、前記羽根後縁と前記羽根前縁とを結ぶ仮想線は、前記回転中心からの放射線に対して傾斜し、
    前記回転中心から遠い方の面である羽根外周面には、前記羽根後縁に到達する所定長さの後縁水平溝が複数形成され、
    該後縁水平溝は、前記回転中心に垂直であって、前記回転中心に近い方の面である羽根内周面に前記羽根後縁の端において連通することを特徴とするターボファン。
  2. 前記羽根の羽根前縁の端と羽根後縁の端との直線距離(L)に対し、前記後縁水平溝の長さ(L2)が、10〜50%(0.1×L≦L2≦0.5×L)であることを特徴とする請求項1記載のターボファン。
  3. 前記後縁水平溝の前記回転軸に平行な幅である溝幅(D1)は、前記後縁水平溝同士の前記回転軸に平行な間隔である溝間隔(D2)に対して50〜100%(0.5×D2≦D1≦1.0×D2)であることを特徴とする請求項1又は2記載のターボファン。
  4. 前記溝幅(D1)は、前記羽根後縁における前記主板と前記シュラウドとの前記回転軸に平行な距離であるファン吹出高さ(H)に対し、2〜5%(0.02×H≦D1≦0.05×H)であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のターボファン。
  5. 前記後縁水平溝は、前記主板と前記シュラウドとの中央よりも前記シュラウド寄りの範囲に、形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のターボファン。
  6. 前記後縁水平溝は、前記羽根後縁における前記主板側に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のターボファン。
  7. 前記後縁水平溝は、前記羽根後縁における前記主板側と前記羽根後縁における前記シュラウド側との両方に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のターボファン。
  8. 前記後縁水平溝に挟まれた前記羽根外周面である溝間表面部が、前記羽根外周面に連続した面である溝間連続面と、前記羽根後縁部に近い所定範囲において外周側に突出した溝間凸部とを有し、
    前記溝間表面部に形成された溝間凸部の長さと、これに隣接する前記溝間表面部に形成された溝間凸部の長さとが、相違することを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のターボファン。
  9. 一方の面に開口部を具備する筐体と、
    該筐体の内部に設置された請求項1乃至の何れかに記載のターボファンと、
    該ターボファンを包囲する熱交換器と、を有し、
    前記開口部の略中央部から前記ターボファンに至る吸込風路と、
    前記ターボファンから前記熱交換器を通過して前記開口部の周辺部に至る吹出風路とが形成されることを特徴とする空気調和機の室内機。
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