JPH10160200A - 空気調和機用室外機 - Google Patents

空気調和機用室外機

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JPH10160200A
JPH10160200A JP31945696A JP31945696A JPH10160200A JP H10160200 A JPH10160200 A JP H10160200A JP 31945696 A JP31945696 A JP 31945696A JP 31945696 A JP31945696 A JP 31945696A JP H10160200 A JPH10160200 A JP H10160200A
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JP
Japan
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air
outdoor unit
flow fan
air conditioner
blown
Prior art date
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Pending
Application number
JP31945696A
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English (en)
Inventor
Kozo Yoshinaga
浩三 吉永
Yoshimasa Kikuchi
芳正 菊池
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜め上向き吹出とされた空気調和機用室外機
における空気吹出口の上下壁面での気流剥離を抑制し、
もって騒音低減およびサージング現象の抑制を図る。 【解決手段】 空気吸込口2に対向して熱交換器3を配
設する一方、斜め上向きに空気を吹き出すように構成さ
れた多連式のクロスフローファン4を空気吹出口9に対
向し且つその回転軸5を縦向きとして配設してなる空気
調和機用室外機において、前記空気吹出口9の上下壁面
に、前記クロスフローファン4から吹き出される吹出空
気流Wの流線に沿う形状を有するガイド面17,18を
形成して、クロスフローファン4から斜め上向きに吹き
出される吹出空気流Wが空気吹出口9の上下壁面におい
てガイド面17,18に沿って滑らかに流れるようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、空気調和機用室
外機に関し、さらに詳しくは多連式のクロスフローファ
ンを縦配置で使用した空気調和機用室外機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、マンション等の集合住宅が飛躍的
に伸びてきており、限られたスペースしかないバルコニ
ーに空気調和機用室外機を設置することが多くなってき
ている。
【0003】そこで、平面スペースは限られているが、
上下方向スペースに比較的余裕があるバルコニーに設置
するに適した空気調和機用室外機の開発が進められてき
ている。
【0004】例えば、縦長のケーシングに形成された縦
長の空気吸込口に対向して熱交換器を配設する一方、前
記ケーシングに形成された縦長の空気吹出口に対向して
多連式のクロスフローファンを、その回転軸が上下方向
に向くように配設したものがある(例えば、特開平1−
212832号公報参照)。
【0005】ところで、上記のような構成の空気調和機
用室外機をベランダ等の限られたスペースに配置する場
合、縦長の空気吹出口から吹き出される吹出空気の方向
にも配慮する必要がある。例えば、水平吹出とすると、
空気吹出口の前方に障害物がある場合に吹出空気の排出
が十分に得られないことがあるため、斜め上向き吹出と
するのが望ましい。
【0006】そこで、クロスフローファンを、その翼片
が回転軸に対して直線状に傾斜したものとし且つ鉛直姿
勢となるように配設し、あるいはその翼片が回転軸に対
して螺旋状に傾斜したものとし且つ鉛直姿勢となるよう
に配設し、もしくはその翼片が回転軸に対して平行とな
るものとし且つ空気吹出口に対して上方側が内方に傾斜
した姿勢となるように配設して吹出空気Wを斜め上向き
に吹き出すようにする試みがなされてきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに吹出空気を斜め上向きに吹き出すようにした場合、
空気吹出口の上下壁面が吹出空気流の流れに沿いにくい
水平形状とされていると、気流剥離が生じるところか
ら、騒音の上昇やサージング現象の原因となる。
【0008】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、斜め上向き吹出とされた空気調和機用室外機にお
ける空気吹出口の上下壁面での気流剥離を抑制し、もっ
て騒音低減およびサージング現象の抑制を図ることを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、空気吸込口
2に対向して熱交換器3を配設する一方、斜め上向きに
空気を吹き出すように構成された多連式のクロスフロー
ファン4を空気吹出口9に対向し且つその回転軸5を縦
向きとして配設してなり、前記クロスフローファン4の
外周側に、高圧側と低圧側とを仕切る舌部8および前記
クロスフローファン4からの吹出空気流Wを前記空気吹
出口9へ案内するスクロール7を設けてなる空気調和機
用室外機において、前記空気吹出口9の上下壁面に、前
記クロスフローファン4から吹き出される吹出空気流W
の流線に沿う形状を有するガイド面17,18を形成し
ている。
【0010】上記のように構成したことにより、クロス
フローファン4から斜め上向きに吹き出される吹出空気
流Wが空気吹出口9の上下壁面においてガイド面17,
18に沿って滑らかに流れることとなり、空気吹出口9
の上下壁面での気流剥離等の流れの乱れが生じにくくな
る。従って、騒音の低減およびサージング現象の抑制を
図ることができることとなり、騒音上昇を伴うことな
く、クロスフローファン4による上向き吹出角度よりも
大きな上向き吹出を達成できる。
【0011】本願発明の基本構成において、前記ガイド
面17,18を下向きに凸な曲面とした場合、吹出空気
流Wの方向とガイド面17,18の方向とを一致させる
ことが可能となり、吹出空気流Wがガイド面17,18
により沿い易くなる。
【0012】また、前記ガイド面17,18を上向きの
傾斜面とした場合、ガイド面17,18の形状が単純化
されるところから、ガイド面17,18の形成が容易と
なる。
【0013】また、前記ガイド面17,18の始点17
a,18aにおける傾斜角度α1,β1を、前記クロスフ
ローファン4から吹き出される吹出空気流Wの上吹き角
度と略同等とした場合、吹出空気流Wのガイド面17,
18への流入がより円滑となる。
【0014】また、前記ガイド面17,18の終点17
b,18bにおける傾斜角度α2,β2を、前記空気吹出
口9から吹き出される吹出空気流Wが必要とする上吹角
度と略同等とした場合、コアンダー効果により吹出空気
流Wを所望の上向き角度で吹き出すことができる。
【0015】また、前記ガイド面17,18の始点17
a,18aを、前記舌部8の後流端8aから前記スクロ
ール7に至るまでを前記クロスフローファン4の外周に
略沿うように結んだ曲線L1上に位置させた場合、クロ
スフローファン4からの吹出空気流Wを円滑にガイド面
17,18へ導くことができる。
【0016】また、前記ガイド面17,18の始点17
a,18aを、前記舌部8の後流端8aから前記スクロ
ール7に至るまでを前記空気吹出口9における反スクロ
ール側壁面16から延長するように結んだ直線L2上に
位置させた場合、形状が単純化されるところからガイド
面17,18の形成が容易となる。
【0017】なお、クロスフローファン4を、その翼片
6が回転軸5に対して直線状に傾斜したものとし且つ鉛
直姿勢となるように配設し、あるいはその翼片6が回転
軸5に対して螺旋状に傾斜したものとし且つ鉛直姿勢と
なるように配設し、もしくはその翼片6が回転軸5に対
して平行となるものとし且つ前記空気吹出口9に対して
上方側が内方に傾斜した姿勢となるように配設する場合
もある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0019】第1の実施の形態 図1ないし図8には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる空気調和機用室外機が示されている。
【0020】この空気調和機用室外機は、図1および図
2に示すように、縦長のケーシング1の2側面(前面1
aおよび一方の側面1b)に形成された縦長の空気吸込
口2に対向して熱交換器3を配設する一方、前記ケーシ
ング1の前面1aと他方の側面1cとの角隅部1dに形
成された縦長の空気吹出口3に対向して多連式のクロス
フローファン4を、その回転軸5が鉛直方向に向くよう
に配設して構成されている。前記クロスフローファン4
は、その翼片6が回転軸5に対して直線状に傾斜したも
のとされている。
【0021】前記クロスフローファン4の外周側には、
高圧側と低圧側とを仕切る舌部8および前記クロスフロ
ーファン4からの吹出空気流Wを前記空気吹出口9へ案
内するスクロール7が設けられている。また、前面空気
吹出口9には、斜め上向きに傾斜した吹出グリル15が
設けられている。符号10はケーシング1の下部に区画
形成された機械室、11は機械室10内に配設された圧
縮機、12は機械室10内に配設されたアキュームレー
タ、13は機械室10内に配設された電装品ユニット、
14はクロスフローファン4の駆動源であるファンモー
タである。
【0022】しかして、本実施の形態においては、前記
空気吹出口9の上下壁面には、図3および図4に示すよ
うに、前記クロスフローファン4から吹き出される吹出
空気流Wの流線に沿う形状を有するガイド面17,18
が形成されている。
【0023】前記ガイド面17,18は、図5ないし図
8に示すように、下向きに凸な曲面とされており、その
始点17a,18aにおける傾斜角度α1,β1が前記ク
ロスフローファン4から吹き出される吹出空気流Wの上
吹き角度(即ち、水平に対する吹出傾斜角度)と略同等
とされる一方、その終点17b,18bにおける傾斜角
度α2,β2が前記空気吹出口9から吹き出される吹出空
気流Wが必要とする上吹角度(即ち、水平に対する吹出
傾斜角度)と略同等とされている。
【0024】また、前記ガイド面17,18の始点17
a,18aは、前記舌部8の後流端8aから前記スクロ
ール7に至るまでを前記クロスフローファン4の外周に
略沿うように結んだ曲線L1上に位置せしめられてい
る。
【0025】上記のように構成したことにより、次のよ
うな作用効果が期待できる。
【0026】即ち、クロスフローファン4から斜め上向
きに吹き出される吹出空気流Wが空気吹出口9の上下壁
面においてガイド面17,18に沿って滑らかに流れる
こととなり、空気吹出口9の上下壁面での気流剥離等の
流れの乱れが生じにくくなる。従って、騒音の低減およ
びサージング現象の抑制を図ることができることとな
り、騒音上昇を伴うことなく、クロスフローファン4に
よる上向き吹出角度よりも大きな上向き吹出を達成でき
る。
【0027】しかも、前記ガイド面17,18を下向き
に凸な曲面となし、且つその始点17a,18aにおけ
る傾斜角度α1,β1を、前記クロスフローファン4から
吹き出される吹出空気流Wの上吹き角度と略同等として
いるので、クロスフローファン4からの吹出空気流Wの
ガイド面17,18への流入がより円滑となるととも
に、その終点17b,18bにおける傾斜角度α2,β2
を、前記空気吹出口9から吹き出される吹出空気流Wが
必要とする上吹角度と略同等としているので、コアンダ
ー効果により吹出空気流Wを所望の上向き角度で吹き出
すことができる。
【0028】さらに、前記ガイド面17,18の始点1
7a,18aを、前記舌部8の後流端8aから前記スク
ロール7に至るまでを前記クロスフローファン4の外周
に略沿うように結んだ曲線L1上に位置させるようにし
ているので、クロスフローファン4からの吹出空気流W
を円滑にガイド面17,18へ導くことができる。
【0029】なお、上記構成のガイド面17,18は、
クロスフローファン4を、その翼片6が回転軸5に対し
て螺旋状に傾斜したものとし且つ鉛直姿勢となるように
配設した空気調和機用室外機(図9参照)、あるいはそ
の翼片6が回転軸5に対して平行となるものとし且つ前
記空気吹出口9に対して上方側が内方に傾斜した姿勢と
なるように配設した空気調和機用室外機(図10参照)
にも適用可能である。
【0030】第2の実施の形態 図11ないし図14には、本願発明の第2の実施の形態
にかかる空気調和機用室外機における空気吹出口の要部
が示されている。
【0031】この場合、ガイド面17,18の始点17
a,18aは、舌部8の後流端8aからスクロール7に
至るまでを空気吹出口9における反スクロール側壁面1
6から延長するように結んだ直線L2上に位置せしめら
れている。このようにしたことにより、ガイド面17,
18への円滑な空気流入は第1の実施の形態におけるよ
りやや劣ることとなるが、ガイド面17,18の形状が
単純化されるため、その形成が第1の実施の形態におけ
るより容易となる。その他の構成および作用効果は、第
1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0032】なお、上記構成のガイド面17,18も、
クロスフローファン4を、その翼片6が回転軸5に対し
て螺旋状に傾斜したものとし且つ鉛直姿勢となるように
配設した空気調和機用室外機(図9参照)、あるいはそ
の翼片6が回転軸5に対して平行となるものとし且つ前
記空気吹出口9に対して上方側が内方に傾斜した姿勢と
なるように配設した空気調和機用室外機(図10参照)
にも適用可能である。
【0033】第3の実施の形態 図15ないし図18には、本願発明の第3の実施の形態
にかかる空気調和機用室外機における空気吹出口の要部
が示されている。
【0034】この場合、ガイド面17,18は上向きの
傾斜面とされている。従って、その始点17a,18a
における傾斜角度α1,β1は、その終点17b,18b
における傾斜角度α2,β2と等しくなる。このようにし
たことにより、ガイド面17,18による滑らかな空気
案内は第1の実施の形態におけるよりや劣ることとなる
が、ガイド面17,18の形状が単純化されるため、そ
の形成が第1の実施の形態におけるより容易となる。そ
の他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけ
ると同様なので説明を省略する。
【0035】なお、上記構成のガイド面17,18も、
クロスフローファン4を、その翼片6が回転軸5に対し
て螺旋状に傾斜したものとし且つ鉛直姿勢となるように
配設した空気調和機用室外機(図9参照)、あるいはそ
の翼片6が回転軸5に対して平行となるものとし且つ前
記空気吹出口9に対して上方側が内方に傾斜した姿勢と
なるように配設した空気調和機用室外機(図10参照)
にも適用可能である。
【0036】また、本実施の形態と第2の実施の形態と
を併用すれば、ガイド面17,18での空力性能は多少
低下するものの、ガイド面17,18の形状がより単純
化されることとなるので、その形成はより一層容易とな
る。
【0037】
【発明の効果】本願発明によれば、空気吸込口2に対向
して熱交換器3を配設する一方、斜め上向きに空気を吹
き出すように構成された多連式のクロスフローファン4
を空気吹出口9に対向し且つその回転軸5を縦向きとし
て配設してなり、前記クロスフローファン4の外周側
に、高圧側と低圧側とを仕切る舌部8および前記クロス
フローファン4からの吹出空気流Wを前記空気吹出口9
へ案内するスクロール7を設けてなる空気調和機用室外
機において、前記空気吹出口9の上下壁面に、前記クロ
スフローファン4から吹き出される吹出空気流Wの流線
に沿う形状を有するガイド面17,18を形成して、ク
ロスフローファン4から斜め上向きに吹き出される吹出
空気流Wが空気吹出口9の上下壁面においてガイド面1
7,18に沿って滑らかに流れるようにしたので、空気
吹出口9の上下壁面での気流剥離等の流れの乱れが生じ
にくくなり、騒音の低減およびサージング現象の抑制を
図ることができる。従って、騒音上昇を伴うことなく、
クロスフローファン4による上向き吹出角度よりも大き
な上向き吹出を達成できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機の縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機の横断面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機における空気吹出口上部構造を示す拡大斜視
図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機における空気吹出口上部構造を示す拡大斜視
図である。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機における空気吹出口の上部ガイド面を示す拡
大断面図である。
【図6】(イ)は図5におけるa−a線断面図、(ロ)
は図5におけるb−b線断面図、(ハ)は図5における
c−c線断面図である。
【図7】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機における空気吹出口の下部ガイド面を示す拡
大断面図である。
【図8】(イ)は図7におけるa−a線断面図、(ロ)
は図7におけるb−b線断面図、(ハ)は図7における
c−c線断面図である。
【図9】本願発明の第1の実施の形態が適用される空気
調和機用室外機の他の例を示す縦断面図である。
【図10】本願発明の第1の実施の形態が適用される空
気調和機用室外機の他の例を示す縦断面図である。
【図11】本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調
和機用室外機における空気吹出口の上部ガイド面を示す
拡大断面図である。
【図12】(イ)は図11におけるa−a線断面図、
(ロ)は図11におけるb−b線断面図、(ハ)は図1
1におけるc−c線断面図である。
【図13】本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調
和機用室外機における空気吹出口の下部ガイド面を示す
拡大断面図である。
【図14】(イ)は図13におけるa−a線断面図、
(ロ)は図13におけるb−b線断面図、(ハ)は図1
3におけるc−c線断面図である。
【図15】本願発明の第3の実施の形態にかかる空気調
和機用室外機における空気吹出口の上部ガイド面を示す
拡大断面図である。
【図16】(イ)は図15におけるa−a線断面図、
(ロ)は図15におけるb−b線断面図、(ハ)は図1
5におけるc−c線断面図である。
【図17】本願発明の第3の実施の形態にかかる空気調
和機用室外機における空気吹出口の下部ガイド面を示す
拡大断面図である。
【図18】(イ)は図17におけるa−a線断面図、
(ロ)は図17におけるb−b線断面図、(ハ)は図1
7におけるc−c線断面図である。
【符号の説明】
1はケーシング、2は空気吸込口、3は熱交換器、4は
クロスフローファン、5は回転軸、6は翼片、7はスク
ロール、8は舌部、9は空気吹出口、16は反スクロー
ル側壁面、17,18はガイド面、17a,18aは始
点、17b,18bは終点、Wは吹出空気、α1,β1
始点の傾斜角度、α2,β2は終点の傾斜角度、L1は曲
線、L2は直線。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気吸込口(2)に対向して熱交換器
    (3)を配設する一方、斜め上向きに空気を吹き出すよ
    うに構成された多連式のクロスフローファン(4)を空
    気吹出口(9)に対向し且つその回転軸(5)を縦向き
    として配設してなり、前記クロスフローファン(4)の
    外周側には、高圧側と低圧側とを仕切る舌部(8)およ
    び前記クロスフローファン(4)からの吹出空気流
    (W)を前記空気吹出口(9)へ案内するスクロール
    (7)を設けてなる空気調和機用室外機であって、前記
    空気吹出口(9)の上下壁面には、前記クロスフローフ
    ァン(4)から吹き出される吹出空気流(W)の流線に
    沿う形状を有するガイド面(17),(18)を形成し
    たことを特徴とする空気調和機用室外機。
  2. 【請求項2】 前記ガイド面(17),(18)を、下
    向きに凸な曲面としたことを特徴とする前記請求項1記
    載の空気調和機用室外機。
  3. 【請求項3】 前記ガイド面(17),(18)を、上
    向き傾斜面としたことを特徴とする前記請求項1記載の
    空気調和機用室外機。
  4. 【請求項4】 前記ガイド面(17),(18)の始点
    (17a),(18a)における傾斜角度(α1),
    (β1)を、前記クロスフローファン(4)から吹き出
    される吹出空気流(W)の上吹き角度と略同等としたこ
    とを特徴とする前記請求項1ないし請求項3のいずれか
    一項記載の空気調和機用室外機。
  5. 【請求項5】 前記ガイド面(17),(18)の終点
    (17b),(18b)における傾斜角度(α2),
    (β2)を、前記空気吹出口(9)から吹き出される吹
    出空気流(W)が必要とする上吹角度と略同等としたこ
    とを特徴とする前記請求項1ないし請求項4のいずれか
    一項記載の空気調和機用室外機。
  6. 【請求項6】 前記ガイド面(17),(18)の始点
    (17a),(18a)を、前記舌部(8)の後流端
    (8a)から前記スクロール(7)に至るまでを前記ク
    ロスフローファン(4)の外周に略沿うように結んだ曲
    線(L1)上に位置させたことを特徴とする前記請求項
    1ないし請求項5のいずれか一項記載の空気調和機用室
    外機。
  7. 【請求項7】 前記ガイド面(17),(18)の始点
    (17a),(18a)を、前記舌部(8)の後流端
    (8a)から前記スクロール(7)に至るまでを前記空
    気吹出口(9)における反スクロール側壁面(16)か
    ら延長するように結んだ直線(L2)上に位置させたこ
    とを特徴とする前記請求項1ないし請求項5のいずれか
    一項記載の空気調和機用室外機。
  8. 【請求項8】 前記クロスフローファン(4)を、その
    翼片(6)が回転軸(5)に対して直線状に傾斜したも
    のとし且つ鉛直姿勢となるように配設したことを特徴と
    する前記請求項1ないし請求項7のいずれか一項記載の
    空気調和機用室外機。
  9. 【請求項9】 前記クロスフローファン(4)を、その
    翼片(6)が回転軸(5)に対して螺旋状に傾斜したも
    のとし且つ鉛直姿勢となるように配設したことを特徴と
    する前記請求項1ないし請求項7のいずれか一項記載の
    空気調和機用室外機。
  10. 【請求項10】 前記クロスフローファン(4)を、そ
    の翼片(6)が回転軸(5)に対して平行となるものと
    し且つ前記空気吹出口(9)に対して上方側が内方に傾
    斜した姿勢となるように配設したことを特徴とする前記
    請求項1ないし請求項7のいずれか一項記載の空気調和
    機用室外機。
JP31945696A 1996-11-29 1996-11-29 空気調和機用室外機 Pending JPH10160200A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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