JP6760145B2 - 線材加工装置 - Google Patents

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本発明は、線材を加工可能な線材加工装置に関する。
従来、導電性を有する金属線の周囲に絶縁用の被膜が設けられている被膜付線材から所定の箇所の被膜を剥離する被膜剥離装置が知られている。例えば、特許文献1には、断面が矩形状の被膜付線材の長手方向に平行な二つの側面に沿って往復移動可能なパンチを備える被膜剥離装置が記載されている。
特開2011−182597号公報
特許文献1に記載の被膜剥離装置では、二つの側面のそれぞれの被膜を同時に剥離可能な刃を有するパンチをクランプされた被膜付線材の二つの側面に沿って移動することによって、二つの被膜を同時に除去する。このとき、被膜を剥離するために一方の方向に移動したパンチの二つの刃の間には被膜が剥離された線材が残っているため、パンチを他方の方向に移動し二つの刃の間から線材を抜かなければ線材を移動することができない。このため、一つの線材に対する被膜の剥離加工に要する時間が長くなる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、線材の加工速度を上げることが可能な線材加工装置を提供することである。
本発明は、線材(8)を加工可能な線材加工装置であって、線材送り部(10)、加工具(50,52,54)、及び、駆動部(30)を備える。
線材送り部は、線材を当該線材の長手方向に沿って送ることが可能である。
加工具は、線材の所定の箇所を加工可能である。
駆動部は、加工具を線材に対して相対移動可能である。
本発明の線材加工装置では、加工具は、線材の長手方向に交わる第一方向の一方に向かって直線的に移動し線材の所定の箇所を加工した後、第一方向とは異なる方向であって線材から離れる方向に曲線的に移動する。
本発明の線材加工装置では、加工具が線材の所定の箇所を加工するために線材の長手方向に交わる第一方向の一方に移動した後、第一方向とは異なる方向であって線材から離れる方向に移動する。これにより、線材が加工されると、加工された線材と加工具とが離れるため、加工された線材を迅速に次の工程へ送ることができる。したがって、線材の加工速度を上げることができるため、単位時間当たりの線材の加工個数を増大することができる。
第一実施形態による線材加工装置の模式図である。 図1のII−II線断面である。 図2のIII部拡大図である。 第一実施形態による線材加工装置により加工される被膜付線材の模式図である。 第一実施形態による線材加工装置の作用を説明する概念図である。 第一実施形態による線材加工装置の作用を説明する概念図であって、図5に続く作用を説明する概念図である。 第一実施形態による線材加工装置の作用を説明する概念図であって、図6に続く作用を説明する概念図である。 第一実施形態による線材加工装置の作用を説明する概念図であって、図7に続く作用を説明する概念図である。 第一実施形態による線材加工装置の作用を説明する概念図であって、図8に続く作用を説明する概念図である。 第一実施形態による線材加工装置の作用を説明する線材加工装置の部分拡大図である。 第一実施形態による線材加工装置の作用を説明する線材加工装置の部分拡大図であって、図10に続く作用を説明する概念図である。 第一実施形態による線材加工装置の作用を説明する線材加工装置の部分拡大図であって、図11に続く作用を説明する概念図である。 第一実施形態による線材加工装置の作用を説明する線材加工装置の部分拡大図であって、図12に続く作用を説明する概念図である。 第一実施形態による線材加工装置の効果を説明する模式図である。 第二実施形態による線材加工装置の模式図である。 第三実施形態による線材加工装置の模式図である。
以下、複数の実施形態を図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第一実施形態)
第一実施形態による「線材加工装置」としての被膜剥離装置1は、「線材」としての被膜付線材8の所定の箇所の被膜を剥離可能である。
最初に、被膜剥離装置1によって被膜が剥離される被膜付線材8の形状及び各部の名称について図4に基づいて説明する。
被膜付線材8は、導電部81、及び、被膜82を有する。本実施形態では、被膜付線材8は、被膜剥離装置1に送られるとき、図4に示すように、直線状となっている。ここで、便宜的に、被膜付線材8の長手方向に平行な中心軸を中心軸C8とする。
導電部81は、導電性を有する金属材料から形成されており、中心軸C8に垂直な断面形状が、図4に示すように、矩形状となっている。これは、被膜82が剥離された被膜付線材8(以下、「剥離済線材」という)同士の溶接において、溶接面積を比較的大きく確保することができる平面同士での溶接を想定しているためである。
被膜82は、導電部81の中心軸C8に略平行な四つの側面811,812,813,814を覆うよう設けられている。被膜82は、絶縁材料から形成されている。被膜剥離装置1は、この被膜82を導電部81から剥離する装置である。
次に、被膜剥離装置1の構成について、図1〜3に基づいて説明する。図1は、被膜剥離装置1の上面図である。図2は、図1のII−II線断面図であって、被膜剥離装置1の側面図でもある。図2には、「第一方向」としての重力方向の天側の方向を天方向とし、重力方向の地側の方向を「第一方向の一方」としての地方向として示す。被膜剥離装置1は、線材送り部10、線材保持部20、駆動部30、剥離用カッタ50、及び、制御部55を備える。
線材送り部10は、図示しない外部から供給される被膜付線材8を当該被膜付線材8の長手方向、すなわち、被膜付線材8の中心軸C8に沿う方向に送ることが可能である(図1の白抜き矢印Fs1参照)。線材送り部10は、電気的に接続している制御部55の指示に応じて被膜付線材8を線材保持部20に送る。
線材保持部20は、保持台21、「押圧部」としてのクランプ22、及び、クランプ駆動部23を有する。
保持台21は、略直方体状に形成されている。保持台21は、被膜剥離装置1の土台となるベース100に相対移動不能に固定されている。保持台21の天側の端面である保持面211には、線材送り部10が送る被膜付線材8を挿通可能な「収容溝」としての保持溝212が形成されている。保持溝212の幅は、図3に示すように、被膜付線材8の中心軸C8に垂直な方向の幅に比べて広い。
保持台21は、後述する駆動部30側の端部に空間213を有する。空間213は、保持面211及び駆動部30側の側面214に開口するよう形成されている。空間213は、保持溝212に直交するよう形成され、保持溝212の略中央において保持溝212に連通している。空間213は、剥離用カッタ50の一部が移動可能程度の大きさに形成されている。
保持台21は、保持面211にクランプ用溝215,216を有する。クランプ用溝215は、空間213の保持面211側の開口の縁部であって、線材送り部10側に形成されている。クランプ用溝216は、空間213の保持面211側の開口の縁部であって、線材送り部10とは反対側に形成されている。クランプ用溝215,216は、保持溝212に挿通されている被膜付線材8に対して駆動部30とは反対側から保持溝212に連通している。また、クランプ用溝215,216は、保持面211側の開口の縁部において空間213に連通している。クランプ用溝215,216は、クランプ22の一部を移動可能に収容している。
クランプ22は、天地方向及び水平方向に移動可能に設けられている。クランプ22は、図3に示すように、クランプ駆動部23と接続する側とは反対側の端部に被膜付線材8に当接可能な二つの当接面221,222を有する。当接面221は、保持溝212に挿通されている被膜付線材8の駆動部30とは反対側の側面801に当接可能である。また、当接面222は、保持溝212に挿通されている被膜付線材8の上面802に当接可能である。
クランプ駆動部23は、クランプ22に連結している。クランプ駆動部23は、電気的に接続している制御部55の指示に応じてクランプ22を天地方向及び水平方向に移動可能な駆動力を発生する。
駆動部30は、「第一方向支持部」としての第一スライド部材31、第一方向動力源35、「第二方向支持部」としての第二スライド部材41、「連結部」としての揺動レバー42、第一回転シャフト43,第二回転シャフト44,第二方向動力源45、及び、第三回転シャフト40を有する。駆動部30は、後述する剥離用カッタ50を保持溝212に挿通されている被膜付線材8に対して相対移動可能である。
第一スライド部材31は、駆動部30の天側に設けられている。第一スライド部材31は、ベース100に対して相対移動不能にベース100に固定されているスライドレール310上において天地方向に移動可能に設けられている(図2の白抜き矢印F31)。
第一方向動力源35は、ベース100上に固定されている支持部材350に支持され、第一スライド部材31の天方向に位置する。第一方向動力源35は、制御部55と電気的に接続している。第一方向動力源35は、カム351及びカム軸352を有する。カム351は、第一スライド部材31の天側の端面311に当接している。カム351は、図2に示す白抜き矢印F35のカム軸352の回転に伴って回転する。これにより、第一スライド部材31は、カム351のカムプロファイルにしたがって天地方向に移動する。
第二スライド部材41は、駆動部30の地側に設けられている。第二スライド部材41は、ベース100に対して相対移動不能にベース100に固定されているスライドレール410上において「第二方向」としての水平方向に移動可能に設けられている(図2の白抜き矢印F41)。
揺動レバー42は、第二スライド部材41の一端に第二スライド部材41に対して回転可能に設けられている。本実施形態では、揺動レバー42の第二スライド部材41側の一端421と第二スライド部材41とは、第一回転シャフト43によって相対回転可能に連結されている(図2の白抜き矢印F421)。
第二回転シャフト44は、揺動レバー42の第二スライド部材41とは反対側の他端422に設けられている。第二回転シャフト44は、揺動レバー42と剥離用カッタ50とを相対回転可能に連結する(図2の白抜き矢印F422)。
第二方向動力源45は、第二スライド部材41の揺動レバー42とは反対側に位置する。第二方向動力源45は、ベース100上に固定されている支持部材450に支持されている。第二方向動力源45は、カム451及びカム軸452を有する。カム451は、第二スライド部材41の揺動レバー42とは反対側の端面411に当接している。カム451は、図2に示す白抜き矢印F45のカム軸452の回転に伴って回転する。これにより、第二スライド部材41は、カム451のカムプロファイルにしたがって水平方向に移動する。
第三回転シャフト40は、剥離用カッタ50の被膜82を剥離可能な「加工部」としての刃51と剥離用カッタ50の揺動レバー42に連結する「加工具の連結部に連結する部位」としての端部500との間に設けられている。第三回転シャフト40は、刃51と端部500との間において、剥離用カッタ50と第一スライド部材31とを相対回転可能に連結している(図2の白抜き矢印F40)。
剥離用カッタ50は、地側に刃51を有する。刃51は、剥離用カッタ50の線材保持部20側の端面501まで形成されている。剥離用カッタ50の線材保持部20側の端面501は、天地方向に延びるよう形成されている。
制御部55は、線材送り部10、クランプ駆動部23、第一方向動力源35、及び、第二方向動力源45と電気的に接続している。制御部55は、線材送り部10による被膜付線材8の送りのタイミング、クランプ駆動部23によるクランプ22の移動のタイミング、第一方向動力源35のカム軸352の回転、及び、第二方向動力源45のカム軸452の回転などを制御する。このとき、制御部55は、被膜付線材8の送り、クランプ22の移動、カム軸352の回転、及び、カム軸452の回転、を同期させることによって被膜付線材8の被膜82を剥離する工程を行う。
第一実施形態による被膜剥離装置1は、駆動部30に支持されている剥離用カッタ50の動きに特徴がある。そこで、図5〜9に基づいて、被膜付線材8の被膜82を剥離するときの剥離用カッタ50の動きを三つの回転シャフトの動きに基づいて説明する。
図5〜9には、図2に示す被膜剥離装置1の側面図をベースに、第一回転シャフト43、第二回転シャフト44、及び、第三回転シャフト40の位置関係を概念的に示したものである。図5〜9には、説明の便宜上、図2における重力方向の天側の方向である天方向、重力方向の地側の方向である地方向、第三回転シャフト40からみて線材保持部20が位置する方向である前方向、及び、第三回転シャフト40からみて線材保持部20が位置する方向とは反対の方向である後方向を示す。
図5は、剥離用カッタ50が被膜82を剥離する直前の三つの回転シャフトの位置関係を示している。図5の状態における剥離用カッタ50の位置を原位置とする。図6は、剥離用カッタ50が被膜82を剥離するときの三つの回転シャフトの位置関係を示している。図7は、被膜82を剥離したあと剥離用カッタ50が被膜付線材8から離れる方向に移動するときの三つの回転シャフトの位置関係を示している。図8は、図7に示す状態から剥離用カッタ50が原位置に戻る途中での三つの回転シャフトの位置関係を示している。図9は、図8に示す状態から剥離用カッタ50が原位置に戻ったときの位置関係を示している。図5〜9では、三つの回転シャフトの回転中心をそれぞれ回転中心C43,C44,C40で示す。
図5〜9では、第一スライド部材31の中心軸に相当する仮想線を実線L31で示す。実線L31は、図5〜9の仮想平面上の仮想線D31上に位置する。実線L31上には、第三回転シャフト40の回転中心C40と第一スライド部材31のカム351に当接する端面311に対応する当接点P311が位置する。すなわち、回転中心C40と当接点P311とは、所定の距離を維持しつつ仮想線D31上を移動可能である。
また、図5〜9では、第二スライド部材41の中心軸に相当する仮想線を実線L41で示す。実線L41は、図5〜9の仮想平面上において仮想線D31に直交する仮想線D41上に位置する。実線L41上には、第一回転シャフト43の回転中心C43と第二スライド部材41のカム451に当接する端面411に対応する当接点P411が位置する。すなわち、回転中心C43と当接点P411とは、所定の距離を維持しつつ仮想線D41上を移動可能である。
図5〜9では、揺動レバー42の中心軸に相当する仮想線を実線L42で示す。実線L42は、第一回転シャフト43の回転中心C43と第二回転シャフト44の回転中心C44とを結ぶ実線であって、その長さは一定である。
また、図5〜9では、第二回転シャフト44の回転中心C44から第三回転シャフト40の回転中心C40を経由し切断矢印A501の始端まで延びる線を、剥離用カッタ50を示す実線として実線L50で示す。切断矢印A501は、剥離用カッタ50において、線材保持部20側の端面501の位置及び方向を示す。実線L50は、回転中心C44と回転中心C40とを結ぶ実線と、回転中心C40と切断矢印A501の始端とを結ぶ実線とがなす角度α1が一定のまま、例えば、回転中心C40中心に回転可能である。また、回転中心C40と切断矢印A501の始端とを結ぶ実線と、切断矢印A501が指す方向とがなす角度β1も一定のままとなる。
また、図5〜9では、図3に示す被膜付線材8の導電部81の側面811の位置を示す剥離線L811を示す。図5の状態では、剥離線L811と切断矢印A501とは重なっている。
また、図5〜9では、三つの回転シャフトの動きを理解しやすくするため、第一回転シャフト43から等距離の位置を示す仮想円の一つを仮想円VC43で示す。仮想円VC43の半径は、第一回転シャフト43から第二回転シャフト44までの距離としてある。また、第三回転シャフト40から等距離の位置を示す仮想円の一つを仮想円VC40で示す。仮想円VC40の半径は、第三回転シャフト40から第二回転シャフト44までの距離としてある。すなわち、図5〜9において、仮想円VC43と仮想円VC40との交点に第二回転シャフト44が位置することになる。
図5に示す状態から、カム351の回転によって、第一スライド部材31が、図6の白抜き矢印F11のように、地方向に移動すると、第三回転シャフト40は、地方向に移動する。このとき、カム451の回転によって、第二スライド部材41が、図6の白抜き矢印F21に示すように、第三回転シャフト40の動きに合わせて前方向に適宜移動すると、揺動レバー42は、回転中心C43を中心として地方向に揺動する。これにより、第二回転シャフト44は、仮想線D31に平行に地方向に移動する。したがって、切断矢印A501は、剥離線L811に沿って地方向に直線的に移動する(図6の白抜き矢印F51)。このとき、切断矢印A501と剥離線L811とは重なったままである。
図6に示す状態から、カム351の回転によって、第一スライド部材31が、図7の白抜き矢印F12のように、さらに地方向に移動すると、第三回転シャフト40は、さらに地方向に移動する。このとき、カム451の回転によって、第二スライド部材41が、図7の白抜き矢印F22に示すように、前方向に移動すると、揺動レバー42が回転中心C43を中心として地方向に揺動した状態となったまま、第二回転シャフト44が前方向に移動する。これにより、剥離用カッタ50は、第三回転シャフト40の回転中心C40を中心として回転するため、切断矢印A501は、図7の白抜き矢印F52に示すように、剥離線L811から離れる後方向に向かうよう曲線的に移動する。
図7に示す状態から、カム351の回転によって、第一スライド部材31が、図8の白抜き矢印F13のように、天方向に移動すると、第三回転シャフト40は、天方向に移動する。このとき、カム451の回転によって、第二スライド部材41が、図8の白抜き矢印F23に示すように、後方向に移動すると、揺動レバー42は、回転中心C43を中心として天方向に揺動する。これより、剥離用カッタ50は、第三回転シャフト40の回転中心C40を中心として回転したまま、図8の白抜き矢印F53に示すように、天方向に移動する。
図8に示す状態から、カム351の回転によって、第一スライド部材31が、図9の白抜き矢印F14に示すように、地方向に移動し原位置に戻ると、第三回転シャフト40は、地方向に移動し原位置に戻る。このとき、カム451の回転によって、第二スライド部材41が、図9の白抜き矢印F24に示すように、後方向に移動し原位置に戻ると、揺動レバー42は、回転中心C43を中心として地方向に揺動し、実線L42が仮想線D41と重なる。これにより、剥離用カッタ50は、白抜き矢印F54に示すように、第三回転シャフト40の回転中心C40を中心として天方向に回転しつつ前方向に移動し、原位置に戻る。
このように、被膜剥離装置1が備える剥離用カッタ50は、白抜き矢印F51,F52,F53,F54の順に移動する。被膜剥離装置1では、この剥離用カッタ50の移動を繰り返すことによって、導電部81から被膜82を剥離する。
次に、被膜剥離装置1の作用について、図10〜13に基づいて説明する。図10〜13は、被膜剥離装置1の保持溝212の周囲の部分拡大図である。図10〜13には、図5〜9で示した天方向、地方向、前方向、及び、後方向を示す。
最初に、線材送り部10が線材保持部20の保持溝212に被膜付線材8を挿入する。ここでは、図10に示すように、被膜付線材8の導電部81の側面812を覆う被膜82が保持溝212の底壁217に当接するよう挿入される。これにより、被膜剥離装置1は、図10に示す状態となる。図10の状態では、剥離用カッタ50は、原位置にあり、クランプ22は、保持溝212に挿入される被膜付線材8に当接しない位置にある。
図10に示す状態からクランプ駆動部23によってクランプ22が後方向に移動しつつ地方向に移動すると、クランプ22の当接面221が被膜付線材8の側面801に当接するとともにクランプ22の当接面222が被膜付線材8の上面802に当接する。クランプ22がさらに後方向に移動すると、被膜付線材8はクランプ22によって保持溝212内で後方向に押され、側面803が保持溝212の「加工具が線材の所定の箇所を加工したあと移動する方向の側」としての駆動部30側の「一の内壁」としての内壁218に当接する(図11参照)。これにより、保持台21に対して被膜付線材8が固定される。
図11に示す状態から、図5,6において説明したように、第一スライド部材31が地方向に移動しつつ第二スライド部材41が前方向に移動すると、剥離用カッタ50は、地方向へ直線的に移動する(図6の白抜き矢印F51参照)。これにより、図12に示すように、剥離用カッタ50が被膜付線材8の導電部81の側面811に沿うよう移動し、側面811を覆う被膜820が導電部81から剥離される。
図12に示す状態から、図6,7において説明したように、第一スライド部材31がさらに地方向に移動しつつ第二スライド部材41が前方向に移動すると、剥離用カッタ50は、地方向に移動しつつ後方向に曲線的に移動する(図7の白抜き矢印F52参照)。これにより、図13に示すように、剥離用カッタ50の端面501が被膜付線材8の導電部81の側面811から離れる。このとき、端面501は、天地方向に対して傾いた状態となる。
剥離用カッタ50の端面501が被膜付線材8の導電部81の側面811から離れると、クランプ駆動部23はクランプ22を前方向に移動しつつ天方向に移動する。これにより、クランプ22による保持台21に対する剥離済線材の固定が解除されるため、剥離済線材は、次の工程へ送られる。また、剥離済線材が次の工程へ送られると、線材送り部10は、次の被膜付線材8を線材保持部20に送る。保持溝212に挿入された次の被膜付線材8は、クランプ22によって保持台21に固定される
一方、被膜付線材8の導電部81の側面811から離れた剥離用カッタ50は、図7,8において説明したように、天方向に移動する(図8の白抜き矢印F53参照)。さらに、剥離用カッタ50は、第三回転シャフト40の回転中心C40を中心として天方向に回転しつつ前方向に移動し(図9の白抜き矢印F54参照)、原位置に戻る。
本実施形態による被膜剥離装置1の効果について、図14に基づいて説明する。図14は、被膜付線材8の被膜82を剥離する工程のタイムフローを示している。
被膜付線材8の被膜82を剥離する工程は、被膜付線材8を線材保持部20に送る工程(図14の白抜き矢印F1a)、被膜付線材8を線材保持部20に固定する工程(図14の白抜き矢印F1b)、剥離用カッタ50によって被膜付線材8の所定の箇所の被膜82を剥離する工程(図14の白抜き矢印F1c)、線材保持部20に対する被膜付線材8の固定を解除する工程(図14の白抜き矢印F1d)、剥離済線材を次に送る工程(図14の白抜き矢印F1e)、及び、被膜82を剥離した剥離用カッタ50が原位置に戻る工程(図14の白抜き矢印F1f)から構成されている。
図14には、比較例として、剥離用カッタが原位置から直線的に往復移動することによって被膜付線材の被膜を剥離する被膜剥離装置における被膜を剥離する工程のタイムフローを示す。
比較例の被膜剥離装置では、被膜を剥離したあとの剥離用カッタが剥離済線材に当接しているため、剥離用カッタが原位置に戻るまで剥離済線材の固定を解除することができない。このため、比較例の被膜剥離装置では、図14に示すように、被膜付線材を線材保持部に送る工程(白抜き矢印F1a)から剥離済線材を次に送る工程(白抜き矢印F1e)までの時間は、図14に示す時刻ts10から時刻t0までの間の時間Sp0となる。
一方、本実施形態による被膜剥離装置1では、被膜82を剥離した後の剥離用カッタ50は、被膜82を剥離したあと剥離済線材から離れる方向に移動する。すなわち、被膜剥離装置1では、図14に示すように、被膜82を剥離した剥離用カッタ50が原位置に戻る間に、剥離済線材の固定を解除し次の工程へ送るとともに次の被膜付線材8を線材保持部20に固定することができる。これにより、被膜剥離装置1では、被膜付線材8を線材保持部に送る工程(白抜き矢印F1a)から剥離済線材を次に送る工程(白抜き矢印F1e)までの時間は、図14に示す時刻ts10から時刻t1までの間の時間Sp1であって、時間Sp0に比べ短くなる。したがって、一つの被膜付線材8の被膜82を剥離する速度を上げることができるため、単位時間当たりの剥離済線材の加工個数を増大することができる。
本実施形態の駆動部30は、被膜82を剥離するために地方向に直線的に移動した後、地方向に移動しつつ後方向に曲線的に移動するよう剥離用カッタ50を駆動する。これにより、被膜82を剥離するときの地方向の動きを強制的に停止することなく剥離用カッタ50が剥離済線材から離れるため、より短時間で剥離用カッタ50を剥離済線材から離すことができる。したがって、単位時間当たりの剥離済線材の加工個数をさらに増大することができる。
また、駆動部30は、二つのカム351,451の回転によって剥離用カッタ50を駆動している。これにより、サーボモータなどによる駆動に比べ、より短時間で剥離用カッタ50を図9に示す白抜き矢印F51,F52,F53,F54の順に移動することができる。したがって、単位時間当たりの剥離済線材の加工個数をさらに増大することができる。
本実施形態の線材保持部20では、保持溝212に収容されている被膜付線材8をクランプ22によって保持溝212の内壁218に当接させる。剥離用カッタ50は、内壁218に当接している被膜82を剥離する。これにより、保持台21が固定されているベース100に対して相対移動する剥離用カッタ50は、常に同じ位置を通過するため、被膜付線材8から剥離される被膜82の厚みを一定にすることができる。
また、内壁218は、線材保持部20において、駆動部30側であって剥離用カッタ50が被膜付線材8の被膜82を剥離したあと移動する方向の側に位置している。これにより、剥離用カッタ50が内壁218に当接している被膜82を剥離した後、剥離用カッタ50を駆動部30側に迅速に離すことができるため、剥離用カッタ50の移動距離を比較的短くすることができる。したがって、単位時間当たりの剥離済線材の加工個数をさらに増大することができる。
(第二実施形態)
第二実施形態による線材加工装置を図15に基づき説明する。第二実施形態では、線材に対する加工の内容が第一実施形態と異なる。
第二実施形態による「線材加工装置」としての筋付け装置2は、線材送り部10、線材保持部20、駆動部30、及び、「加工具」としての筋付け用カッタ52を備える。
筋付け用カッタ52は、揺動レバー42の他端422に設けられている。筋付け用カッタ52は、線材保持部20側の端部に被膜82に筋を付けることが可能な二つの「加工部」としての筋付け刃521,522を有する。筋付け刃521,522は、保持溝212に収容されている被膜付線材8の被膜82の表面に当接可能に形成されている。筋付け刃521と筋付け刃522との間の中心軸C8に沿う方向の距離は、剥離予定の被膜82の中心軸C8に沿う方向の長さに等しい。
筋付け装置2では、駆動部30によって筋付け用カッタ52を移動し、被膜82を剥離する前に、剥離予定の被膜82の両側に筋付け刃521,522によって筋を付ける。これにより、例えば、第一実施形態の被膜剥離装置1による所定の箇所の被膜82の剥離によって剥離不良の発生を防止する。
第二実施形態による筋付け装置2では、筋付け用カッタ52が被膜82に筋を付けた直後に筋が付けられた線材から離れる方向に移動する。これにより、被膜82に筋を付けた後の筋付け用カッタ52が原位置に戻るまでの間に筋が付けられた被膜付線材を送り、次の筋付け予定の被膜付線材8を保持台21に固定することができる。したがって、第二実施形態は、被膜付線材8の被膜82に筋を付ける速度を上げることができるため、第一実施形態と同じ効果を奏するとともに、被膜82の剥離不良の発生を防止することができる。
(第三実施形態)
第三実施形態による線材加工装置を図16に基づき説明する。第三実施形態では、線材に対する加工の内容が第一実施形態と異なる。
第三実施形態による「線材加工装置」としての線材切断装置3は、線材送り部10、線材保持部20、駆動部30、及び、「加工具」としての切断用カッタ54を備える。
切断用カッタ54は、揺動レバー42の他端422に設けられている。切断用カッタ54は、線材保持部20側の端部に導電部81を切断可能な「加工部」としての刃541を有する。刃541は、保持溝212に収容されている被膜付線材8に中心軸C8に対して垂直な方向に横断可能なよう形成されている。
線材切断装置3では、駆動部30によって切断用カッタ54を移動し、被膜付線材8の所望の箇所を切断する。
第三実施形態による線材切断装置3では、切断用カッタ54が被膜付線材8を切断した直後に切断され被膜付線材から離れる方向に移動する。これにより、被膜付線材8を切断した後の切断用カッタ54が原位置に戻るまでの間に切断された被膜付線材を送り、次の切断予定の被膜付線材8を保持台21に固定することができる。したがって、第三実施形態は、被膜付線材8を切断する速度を上げることができるため、第一実施形態と同じ効果を奏する。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、「線材加工装置」は、被膜剥離装置、筋付け装置、及び、線材切断装置であるとした。しかしながら、「線材加工装置」はこれに限定されない。線材を加工する装置であればよい。
上述の実施形態では、「線材」は、導電部、及び、導電部の中心軸に略平行な四つの側面を覆う被膜から形成されているとした。しかしながら、「線材」はこれに限定されない。被膜はなくてもよいし、導電性を有する金属材料から形成されていなくてもよく、材料は、金属や樹脂に限定されない。ワイヤ状の部材であればよい。
上述の実施形態では、駆動部は、第一スライド部材、第一方向動力源、第二スライド部材、揺動レバー、第一回転シャフト、第二回転シャフト、第二方向動力源、及び、第三回転シャフトを有するとした。しかしながら、駆動部の構成はこれに限定されない。被膜付線材を加工するとき加工具を線材の長手方向に対して天地方向に移動し、線材を加工したあと天地方向とは異なる方向であって被膜付線材から離れる方向に移動すればよい。
上述の実施形態では、第一方向動力源及び第二方向動力源は、それぞれカムを有し、当該カムのカムプロファイルによって加工具を移動するとした。しかしながら、第一方向動力源及び第二方向動力源による加工具の移動は,カムによるものでなくてもよい。
上述の実施形態では、クランプは、保持溝の被膜付線材を内壁に当接するよう押すとした。しかしながら、「線材」の保持方法はこれに限定されない。移動する加工具に対して線材を固定できればよい。
上述の実施形態では、クランプ及びクランプ用溝は、二つあるとした。一つであってもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1・・・被膜剥離装置(線材加工装置)
2・・・筋付け装置(線材加工装置)
3・・・線材切断装置(線材加工装置)
8・・・被膜付線材(線材)
10・・・線材送り部
30・・・駆動部
50・・・剥離用カッタ(加工具)
52・・・筋付け用カッタ(加工具)
54・・・切断用カッタ(加工具)

Claims (8)

  1. 線材(8)を加工可能な線材加工装置であって、
    前記線材を当該線材の長手方向に沿って送ることが可能な線材送り部(10)と、
    前記線材の所定の箇所を加工可能な加工具(50,52,54)と、
    前記加工具を前記線材に対して相対移動可能な駆動部(30)と、
    を備え、
    前記加工具は、前記線材の長手方向に交わる第一方向の一方に向かって直線的に移動し前記線材の前記所定の箇所を加工した後、前記第一方向とは異なる方向であって前記線材から離れる方向に曲線的に移動する線材加工装置。
  2. 前記駆動部は、
    前記第一方向に移動可能に設けられる第一方向支持部(31)と、
    前記第一方向支持部を前記第一方向に往復移動可能な第一方向動力源(35)と、
    前記第一方向に垂直な第二方向に移動可能に設けられる第二方向支持部(41)と、
    前記第二方向支持部及び前記加工具に対して相対回転可能に設けられる連結部(42)と、
    前記第二方向支持部と前記連結部の一端(421)とを相対回転可能に連結する第一回転シャフト(43)と、
    前記加工具と前記連結部の他端(422)とを相対回転可能に連結する第二回転シャフト(44)と、
    前記第二方向支持部を前記第二方向に往復移動可能な第二方向動力源(45)と、
    前記加工具の前記線材の所定の箇所を加工可能な加工部(51,521,522,541)と前記連結部に連結する部位(500)との間において前記第一方向支持部と前記加工具とを相対回転可能に連結する第三回転シャフト(40)と、
    を有する請求項1に記載の線材加工装置。
  3. 前記第一方向動力源及び前記第二方向動力源の少なくとも一方は、
    前記第一方向支持部の前記加工具に連結する側とは反対側、または、前記第二方向支持部の前記連結部に連結する側とは反対側に当接しつつ回転可能なカム(351,451)を有する請求項2に記載の線材加工装置。
  4. 前記線材送り部が送る前記線材を所定の位置で保持可能な線材保持部(20)をさらに備え、
    前記線材保持部は、前記線材を収容可能な収容溝(212)を有する保持台(21)、及び、前記収容溝に収容されている前記線材を前記収容溝を形成する一の内壁(218)に当接するよう押圧する押圧部(22)を有する請求項1〜のいずれか一項に記載の線材加工装置。
  5. 前記一の内壁は、前記線材保持部において前記加工具が前記線材の前記所定の箇所を加工したあと移動する方向の側に位置している請求項に記載の線材加工装置。
  6. 前記線材は、導電性を有する導通部(81)、及び、前記導通部を覆う被膜(82)を有し、
    前記加工具は、前記被膜を前記導通部から剥離する剥離用カッタ(50)である請求項1〜のいずれか一項に記載の線材加工装置。
  7. 前記加工具は、前記剥離用カッタで前記被膜を剥離する前に前記所定の箇所に前記被膜を剥離するための筋付けを行う筋付け用カッタ(52)である請求項に記載の線材加工装置。
  8. 前記加工具は、前記線材を切断可能な切断用カッタ(54)である請求項1〜のいずれか一項に記載の線材加工装置。
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