JPH09224316A - 電線皮剥き装置及び電線皮剥き方法 - Google Patents
電線皮剥き装置及び電線皮剥き方法Info
- Publication number
- JPH09224316A JPH09224316A JP8029533A JP2953396A JPH09224316A JP H09224316 A JPH09224316 A JP H09224316A JP 8029533 A JP8029533 A JP 8029533A JP 2953396 A JP2953396 A JP 2953396A JP H09224316 A JPH09224316 A JP H09224316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- cutter
- gear
- electric wire
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B15/00—Apparatus or processes for salvaging material from cables
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G1/00—Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
- H02G1/12—Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for removing insulation or armouring from cables, e.g. from the end thereof
- H02G1/1202—Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for removing insulation or armouring from cables, e.g. from the end thereof by cutting and withdrawing insulation
- H02G1/1248—Machines
- H02G1/1251—Machines the cutting element not rotating about the wire or cable
- H02G1/1253—Machines the cutting element not rotating about the wire or cable making a transverse cut
- H02G1/1256—Machines the cutting element not rotating about the wire or cable making a transverse cut using wire or cable-clamping means
Landscapes
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 皮剥き装置をコンパクト化し、且つ電線被覆
を確実に皮剥きする。 【解決手段】 回転軸16に固定した第一カム18と歯
車21と、カム18に対し水平方向に進退するスライダ
20と、スライダに固定した基台33と、基台に昇降自
在に設けたカッタホルダ32,32′と、歯車21に歯
車23を介して回動自在に設け、歯車21の二倍のピッ
チ円径の歯車24と、歯車24に固定し、180°回転
対称のカム溝28を有する第二カム27と、カム溝28
に係合するフォロア29を有し、カッタホルダを水平方
向スライド自在に係合した一対の揺動レバー30,3
0′とで成る。第二カム27が、順次高くなる第一カム
面73と第二カム面75と第三カム面77を有し、各カ
ム面は各一対回転対称に形成された。スライダ20に設
けた突起に対して選択軸に複数段に位置決めカムを設け
た。カッタ34,34で電線被覆を切断し、カッタを後
退させて被覆を途中まで皮剥きし、カッタをやや前進さ
せてから導体部を切断する。
を確実に皮剥きする。 【解決手段】 回転軸16に固定した第一カム18と歯
車21と、カム18に対し水平方向に進退するスライダ
20と、スライダに固定した基台33と、基台に昇降自
在に設けたカッタホルダ32,32′と、歯車21に歯
車23を介して回動自在に設け、歯車21の二倍のピッ
チ円径の歯車24と、歯車24に固定し、180°回転
対称のカム溝28を有する第二カム27と、カム溝28
に係合するフォロア29を有し、カッタホルダを水平方
向スライド自在に係合した一対の揺動レバー30,3
0′とで成る。第二カム27が、順次高くなる第一カム
面73と第二カム面75と第三カム面77を有し、各カ
ム面は各一対回転対称に形成された。スライダ20に設
けた突起に対して選択軸に複数段に位置決めカムを設け
た。カッタ34,34で電線被覆を切断し、カッタを後
退させて被覆を途中まで皮剥きし、カッタをやや前進さ
せてから導体部を切断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸に同心に設
けた二つのカムと遊星減速機構とで皮剥き機構のコンパ
クト化を図った電線皮剥き装置、及び導体切断前にカッ
タを少し戻して被覆カスの付着を防止した電線皮剥き方
法に関するものである。
けた二つのカムと遊星減速機構とで皮剥き機構のコンパ
クト化を図った電線皮剥き装置、及び導体切断前にカッ
タを少し戻して被覆カスの付着を防止した電線皮剥き方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は特開昭55−68808号公報
に記載された従来の電線皮剥き装置を示すものである。
この装置は、基板90上に設けられた電線クランプ91
と、基板90に対して進退自在な可動板92と、可動板
92に固定された正逆回転可能なモータ93及び円筒カ
ム94と、モータ軸95の上端部と円筒カム94とを接
続する一対の歯車96と、円筒カム94のカム溝97に
係合するフォロア98を有する一対のカッタホルダ99
とカッタ100と、モータ軸95の下端部に接続された
板カム101と、板カム101に対して前記基板90に
設けられたカム受102とを備える。
に記載された従来の電線皮剥き装置を示すものである。
この装置は、基板90上に設けられた電線クランプ91
と、基板90に対して進退自在な可動板92と、可動板
92に固定された正逆回転可能なモータ93及び円筒カ
ム94と、モータ軸95の上端部と円筒カム94とを接
続する一対の歯車96と、円筒カム94のカム溝97に
係合するフォロア98を有する一対のカッタホルダ99
とカッタ100と、モータ軸95の下端部に接続された
板カム101と、板カム101に対して前記基板90に
設けられたカム受102とを備える。
【0003】モータ93はラチェット103,104を
介して正転時に歯車96に、逆転時に板カム101にそ
れぞれ動力を伝達可能である。モータ93の正転により
円筒カム94が回転し、カッタ100が昇降する。モー
タ93の逆転によりカッタ100が可動板92と一体に
進退する。カッタ100の閉じ動作で図13(a) の如く
電線105の絶縁被覆105aが切断され、図13(b)
のカッタ100の後退で被覆105aが皮剥きされる。
図13(b) では更にカッタ100が閉じて導体部105
bを切断する。
介して正転時に歯車96に、逆転時に板カム101にそ
れぞれ動力を伝達可能である。モータ93の正転により
円筒カム94が回転し、カッタ100が昇降する。モー
タ93の逆転によりカッタ100が可動板92と一体に
進退する。カッタ100の閉じ動作で図13(a) の如く
電線105の絶縁被覆105aが切断され、図13(b)
のカッタ100の後退で被覆105aが皮剥きされる。
図13(b) では更にカッタ100が閉じて導体部105
bを切断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の皮剥き装置にあっては、モータ93の正転と逆転と
でカッタ100の昇降動作と進退動作とを別々に行うた
めに、皮剥きに時間がかかかるという問題があった。ま
た、カッタ100を昇降させる円筒カム94と、進退さ
せる板カム101とをそれぞれラチェット103,10
4を介して別個に駆動させるために、構造が複雑化し、
装置の大型化、高コスト化を招くという問題もあった。
来の皮剥き装置にあっては、モータ93の正転と逆転と
でカッタ100の昇降動作と進退動作とを別々に行うた
めに、皮剥きに時間がかかかるという問題があった。ま
た、カッタ100を昇降させる円筒カム94と、進退さ
せる板カム101とをそれぞれラチェット103,10
4を介して別個に駆動させるために、構造が複雑化し、
装置の大型化、高コスト化を招くという問題もあった。
【0005】また、図13(b) において導体105bを
切断する際に、図14(a) の如くカッタ刃100aの傾
斜に沿って絶縁被覆105aがスプリングバックして内
側に入り込み、図14(b) の如く導体105bの先端に
被覆カス106がリング状に残ってしまうという問題も
あった。これは図13(a) において被覆105aを切断
する際に、被覆を完全に切断すると導体105bを傷付
けるために、被覆105aの切断を浅く行うことにも起
因する。
切断する際に、図14(a) の如くカッタ刃100aの傾
斜に沿って絶縁被覆105aがスプリングバックして内
側に入り込み、図14(b) の如く導体105bの先端に
被覆カス106がリング状に残ってしまうという問題も
あった。これは図13(a) において被覆105aを切断
する際に、被覆を完全に切断すると導体105bを傷付
けるために、被覆105aの切断を浅く行うことにも起
因する。
【0006】本発明は、上記した点に鑑み、電線の被覆
を効率良く、且つ被覆カスを付着させることなく確実に
皮剥きすることができ、しかも装置自体のコンパクトを
図った電線皮剥き装置及び電線皮剥き方法を提供するこ
とを目的とする。
を効率良く、且つ被覆カスを付着させることなく確実に
皮剥きすることができ、しかも装置自体のコンパクトを
図った電線皮剥き装置及び電線皮剥き方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転軸に固定した第一カム及び外歯歯車
と、該第一カムに対するフォロアを有して、水平方向に
進退可能なスライダと、該スライダに固定された基台
と、該基台に昇降自在に設けられ、カッタを有する一対
のカッタホルダと、該外歯歯車に中間歯車を介して回動
自在に設けられた内歯歯車と、該内歯歯車に固定され、
回転対称のカム溝を有する第二カムと、該カム溝に係合
するフォロアを一端に有し、他端に前記カッタホルダを
水平方向スライド自在に係合させた一対の揺動レバーと
を備える電線皮剥き装置を基本とする。前記第一カム
は、逃がし面に続く第一凸状面と、該第一凸状面に続く
凹状面と、該凹状面に続き、該第一凸状面よりもカム高
さの高い第二凸状面とを有し、前記第二カムは、高さの
低い第一カム面と、該第一カム面に続き、該第一カム面
よりも高い第二カム面と、該第二カム面に続き、該第二
カム面よりも高い第三カム面とを有する。前記内歯歯車
は外歯歯車の二倍のピッチ円径を有し、前記カム溝が1
80°回転対称に形成され、前記第一カム面と第二カム
面と第三カム面とが各一対180°回転対称に形成され
ている。また、前記スライダに設けられた当接突起と、
該当接突起に対して複数段に設けられ、周上に複数のカ
ム面を有した位置決めカムと、該位置決めカムを回動及
び昇降可能な選択軸とを備える装置も有効である。ま
た、一対のカッタで電線の先端部近傍の被覆を切断し、
該カッタを電線軸方向に後退させて被覆を途中まで皮剥
きし、該カッタを皮剥き反対方向にやや前進させてか
ら、該カッタを閉じて該電線の導体部を切断する電線皮
剥き方法を併せて採用する。
に、本発明は、回転軸に固定した第一カム及び外歯歯車
と、該第一カムに対するフォロアを有して、水平方向に
進退可能なスライダと、該スライダに固定された基台
と、該基台に昇降自在に設けられ、カッタを有する一対
のカッタホルダと、該外歯歯車に中間歯車を介して回動
自在に設けられた内歯歯車と、該内歯歯車に固定され、
回転対称のカム溝を有する第二カムと、該カム溝に係合
するフォロアを一端に有し、他端に前記カッタホルダを
水平方向スライド自在に係合させた一対の揺動レバーと
を備える電線皮剥き装置を基本とする。前記第一カム
は、逃がし面に続く第一凸状面と、該第一凸状面に続く
凹状面と、該凹状面に続き、該第一凸状面よりもカム高
さの高い第二凸状面とを有し、前記第二カムは、高さの
低い第一カム面と、該第一カム面に続き、該第一カム面
よりも高い第二カム面と、該第二カム面に続き、該第二
カム面よりも高い第三カム面とを有する。前記内歯歯車
は外歯歯車の二倍のピッチ円径を有し、前記カム溝が1
80°回転対称に形成され、前記第一カム面と第二カム
面と第三カム面とが各一対180°回転対称に形成され
ている。また、前記スライダに設けられた当接突起と、
該当接突起に対して複数段に設けられ、周上に複数のカ
ム面を有した位置決めカムと、該位置決めカムを回動及
び昇降可能な選択軸とを備える装置も有効である。ま
た、一対のカッタで電線の先端部近傍の被覆を切断し、
該カッタを電線軸方向に後退させて被覆を途中まで皮剥
きし、該カッタを皮剥き反対方向にやや前進させてか
ら、該カッタを閉じて該電線の導体部を切断する電線皮
剥き方法を併せて採用する。
【0008】以下に上記構成に基づく作用を説明する。
電線皮剥き装置において、第一カムはスライダを駆動
し、それによりカッタホルダが基台と一体に電線皮剥き
方向に移動する。また、第二カムは一対のレバーを上下
に揺動させ、それにより、カッタホルダが電線切断方向
に移動する。第二カムは外歯歯車と内歯歯車の径差によ
り第一カムの1/2に減速され、それにより、第一カム
の一回転でカッタが電線軸方向に一往復するのと同時
に、第二カムにおいて二本のレバーがカッタと一体に一
回開閉し、電線の皮剥きが行われる。第一カムの逃がし
面にスライダのフォロアが接し、且つ第二カムの第一カ
ム面にレバーのフォロアが接した時にカッタが基準位置
にあり、第二カムの第二カム面にレバーのフォロアが接
することでカッタが閉じて電線の被覆を切断し、第一カ
ムの第一凸状面にフォロアが接することでカッタが後退
して皮剥きし、凹状面に接することでカッタが前方にや
や戻され、第二カムの第三カム面にフォロアが接するこ
とでカッタが更に閉じて導体部を切断し、第一カムの第
一凸状面にフォロアが接することでカッタが更に後退し
て切断カスを排除する。導体部を切断する前にカッタを
前方にやや戻すことでカッタが被覆から離れ、それによ
り導体切断時に被覆を同時に切ることがなくなり、被覆
カス残りが防止される。
電線皮剥き装置において、第一カムはスライダを駆動
し、それによりカッタホルダが基台と一体に電線皮剥き
方向に移動する。また、第二カムは一対のレバーを上下
に揺動させ、それにより、カッタホルダが電線切断方向
に移動する。第二カムは外歯歯車と内歯歯車の径差によ
り第一カムの1/2に減速され、それにより、第一カム
の一回転でカッタが電線軸方向に一往復するのと同時
に、第二カムにおいて二本のレバーがカッタと一体に一
回開閉し、電線の皮剥きが行われる。第一カムの逃がし
面にスライダのフォロアが接し、且つ第二カムの第一カ
ム面にレバーのフォロアが接した時にカッタが基準位置
にあり、第二カムの第二カム面にレバーのフォロアが接
することでカッタが閉じて電線の被覆を切断し、第一カ
ムの第一凸状面にフォロアが接することでカッタが後退
して皮剥きし、凹状面に接することでカッタが前方にや
や戻され、第二カムの第三カム面にフォロアが接するこ
とでカッタが更に閉じて導体部を切断し、第一カムの第
一凸状面にフォロアが接することでカッタが更に後退し
て切断カスを排除する。導体部を切断する前にカッタを
前方にやや戻すことでカッタが被覆から離れ、それによ
り導体切断時に被覆を同時に切ることがなくなり、被覆
カス残りが防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜4は本発明に
係る電線皮剥き装置の一実施例を示すものである。該電
線皮剥き装置1は、駆動源であるモータ2と、該モータ
2からベルト3で動力を伝達される単回転式のワンウェ
イクラッチ4と、該クラッチ4の回転軸5に接続した駆
動主体部6と、電線8の先端部を把持する電線クランプ
7とで構成される。各部品はカバー9内に収容される。
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜4は本発明に
係る電線皮剥き装置の一実施例を示すものである。該電
線皮剥き装置1は、駆動源であるモータ2と、該モータ
2からベルト3で動力を伝達される単回転式のワンウェ
イクラッチ4と、該クラッチ4の回転軸5に接続した駆
動主体部6と、電線8の先端部を把持する電線クランプ
7とで構成される。各部品はカバー9内に収容される。
【0010】該モータ2は一方向にのみ回動可能なノー
マルタイプのものであり、常時回転する。クラッチ4は
機械式のもので、一回転するとカム10の段部にレバー
11の先端が当接してロックする。レバー11はソレノ
イド12でロック解除される。ソレノイド12は、図2
の如く皮剥きしようとする電線8の先端をスイッチ13
に当接させることで作動する。電源は100Vである。
電線クランプ7はチャックシリンダ14で上下に開閉す
るクランプ爪15を備える。
マルタイプのものであり、常時回転する。クラッチ4は
機械式のもので、一回転するとカム10の段部にレバー
11の先端が当接してロックする。レバー11はソレノ
イド12でロック解除される。ソレノイド12は、図2
の如く皮剥きしようとする電線8の先端をスイッチ13
に当接させることで作動する。電源は100Vである。
電線クランプ7はチャックシリンダ14で上下に開閉す
るクランプ爪15を備える。
【0011】駆動主体部6は、図4にも示す如くクラッ
チ4の中空回転軸5に同心に接続された回転軸(入力
軸)16と、ケース17内に収容され、回転軸16にキ
ーで固定される略扇状の第一カム18と、該第一カム1
8に対するフォロア19を有して回転軸16と直交する
水平方向に往復動可能な従動スライダ20と、第一カム
18に隣接し、回転軸16にキーで固定される外歯歯車
21と、該外歯歯車21の周囲に等配に配置され、ケー
ス17に固定される基板22に回動自在に軸支された複
数(三つ)の小型の中間歯車(遊星歯車)23と、該中
間歯車23に歯合し、外歯歯車21の二倍のピッチ円径
を有して回転軸16の回転を1/2に減速するリング状
の内歯歯車24と、該内歯歯車24にボルト25で固定
され、回転軸16にベアリング26を介して支持される
円板状の第二カム27と、該第二カム27に180°回
転対称形状に連続形成されたカム溝28に係合するフォ
ロア29を一端に有して、上下に揺動可能な一対の従動
レバー(揺動レバー)30,30′と、該従動レバー3
0,30′の他端のピン31に水平方向スライド自在に
係合し、且つレバー30の揺動に従って昇降可能な上下
一対のカッタホルダ32,32′と、該カッタホルダ3
2,32′を垂直方向スライド自在に支持し、且つ前記
従動スライダ20の先端方に固定される移動基台33と
を備える。
チ4の中空回転軸5に同心に接続された回転軸(入力
軸)16と、ケース17内に収容され、回転軸16にキ
ーで固定される略扇状の第一カム18と、該第一カム1
8に対するフォロア19を有して回転軸16と直交する
水平方向に往復動可能な従動スライダ20と、第一カム
18に隣接し、回転軸16にキーで固定される外歯歯車
21と、該外歯歯車21の周囲に等配に配置され、ケー
ス17に固定される基板22に回動自在に軸支された複
数(三つ)の小型の中間歯車(遊星歯車)23と、該中
間歯車23に歯合し、外歯歯車21の二倍のピッチ円径
を有して回転軸16の回転を1/2に減速するリング状
の内歯歯車24と、該内歯歯車24にボルト25で固定
され、回転軸16にベアリング26を介して支持される
円板状の第二カム27と、該第二カム27に180°回
転対称形状に連続形成されたカム溝28に係合するフォ
ロア29を一端に有して、上下に揺動可能な一対の従動
レバー(揺動レバー)30,30′と、該従動レバー3
0,30′の他端のピン31に水平方向スライド自在に
係合し、且つレバー30の揺動に従って昇降可能な上下
一対のカッタホルダ32,32′と、該カッタホルダ3
2,32′を垂直方向スライド自在に支持し、且つ前記
従動スライダ20の先端方に固定される移動基台33と
を備える。
【0012】該カッタホルダ32,32′の側端にカッ
タ34がボルトで固定される。カッタホルダ32,3
2′は、ケース17から突出した一対のガイドバー86
(図1)に水平方向スライド自在に係合している。一対
のカッタ34,34はレバー30,30′の揺動で開閉
し、従動スライダ20の進退動作で電線長手方向(水平
方向)に移動する。上記各構成部品18〜30はケース
17内に収容され、前後のカバー35,35′で閉止さ
れる。外歯歯車21と中間歯車23とはリング状の内歯
歯車24の内側に収容され、内歯歯車24に円板状の第
二カム27が固定され、一枚の第二カム27で二本のレ
バー30,30′が揺動可能である。これにより駆動系
の特に厚さ方向(回転軸長手方向)のコンパクト化が図
られ、ケース17の厚みは極めて幅狭に設定される。該
外歯歯車21と中間歯車23と内歯歯車24とで遊星変
速機構が構成される。
タ34がボルトで固定される。カッタホルダ32,3
2′は、ケース17から突出した一対のガイドバー86
(図1)に水平方向スライド自在に係合している。一対
のカッタ34,34はレバー30,30′の揺動で開閉
し、従動スライダ20の進退動作で電線長手方向(水平
方向)に移動する。上記各構成部品18〜30はケース
17内に収容され、前後のカバー35,35′で閉止さ
れる。外歯歯車21と中間歯車23とはリング状の内歯
歯車24の内側に収容され、内歯歯車24に円板状の第
二カム27が固定され、一枚の第二カム27で二本のレ
バー30,30′が揺動可能である。これにより駆動系
の特に厚さ方向(回転軸長手方向)のコンパクト化が図
られ、ケース17の厚みは極めて幅狭に設定される。該
外歯歯車21と中間歯車23と内歯歯車24とで遊星変
速機構が構成される。
【0013】回転軸16の先端方はベアリング36を介
してカバー35に支持され、回転軸先端部37がカバー
35から突出して位置する。回転軸先端部37は矩形柱
状に形成され、モータ2を使用しなくとも図示しないレ
バーで回転軸16を回動させ、手動で電線8の皮剥きを
実施可能である。従動スライダ20は引張コイルばね3
8(図1)で前進方向(皮剥き反対方向)に付勢されて
いる。該引張ばね38の一端はスライダ20の後部に固
定され、引張ばね38の他端はケース17側に固定され
ている。
してカバー35に支持され、回転軸先端部37がカバー
35から突出して位置する。回転軸先端部37は矩形柱
状に形成され、モータ2を使用しなくとも図示しないレ
バーで回転軸16を回動させ、手動で電線8の皮剥きを
実施可能である。従動スライダ20は引張コイルばね3
8(図1)で前進方向(皮剥き反対方向)に付勢されて
いる。該引張ばね38の一端はスライダ20の後部に固
定され、引張ばね38の他端はケース17側に固定され
ている。
【0014】該従動スライダ20はケース17に沿って
スライドし、ケース17から先端方半分が突出する。該
スライダ20の垂直溝39に移動基台33の後端方の突
条40が係合され、図示しないボルトで固定される。該
移動基台33の前端方には垂直方向の蟻溝41が形成さ
れ、該蟻溝41に一対のカッタホルダ32,32′の突
条部42がスライド自在に係合している。該カッタホル
ダ32,32′は、揺動レバー30,30′の先端方の
ピン31をスライド自在に係合させる水平方向のスライ
ド溝43と、カッタ34を固定する垂直方向の側壁44
とを有している。
スライドし、ケース17から先端方半分が突出する。該
スライダ20の垂直溝39に移動基台33の後端方の突
条40が係合され、図示しないボルトで固定される。該
移動基台33の前端方には垂直方向の蟻溝41が形成さ
れ、該蟻溝41に一対のカッタホルダ32,32′の突
条部42がスライド自在に係合している。該カッタホル
ダ32,32′は、揺動レバー30,30′の先端方の
ピン31をスライド自在に係合させる水平方向のスライ
ド溝43と、カッタ34を固定する垂直方向の側壁44
とを有している。
【0015】上下一対の揺動レバー30,30′は薄板
状に形成され、先端方にピン31が水平方向に突出して
回動自在に設けられ、基端方にピン状のフォロア29が
同様に設けられている。各レバー30,30′の中間部
は軸45で上下の各スライドブロック46に回動自在に
支持され、図3にも示す如くスライドブロック46は垂
直方向のねじ軸47に螺合し、中央の円板部48でケー
ス17に回動自在且つ上下方向不動に係止される。ねじ
軸47の上端にはダイヤル49が固定され、該ダイヤル
49の回動により上下のレバー30,30′の間隔すな
わちカッタ34,34の間隔が調整され、電線径に応じ
た切り込み深さが設定される。
状に形成され、先端方にピン31が水平方向に突出して
回動自在に設けられ、基端方にピン状のフォロア29が
同様に設けられている。各レバー30,30′の中間部
は軸45で上下の各スライドブロック46に回動自在に
支持され、図3にも示す如くスライドブロック46は垂
直方向のねじ軸47に螺合し、中央の円板部48でケー
ス17に回動自在且つ上下方向不動に係止される。ねじ
軸47の上端にはダイヤル49が固定され、該ダイヤル
49の回動により上下のレバー30,30′の間隔すな
わちカッタ34,34の間隔が調整され、電線径に応じ
た切り込み深さが設定される。
【0016】図1においてダイヤル49の反対側には従
動スライダ20の進退位置を調整する機構が設けられて
いる。この機構は、ケース17から突出した上下の突板
50に貫通して回転且つ昇降自在に設けられた垂直な軸
部(選択軸)51と、該軸部51の中央において上下密
着させて設けられた二枚の位置決めカム52,53と、
一方のカム52に対向して受動スライダ20に設けられ
た当接突起54と、該軸部51の上端方に固定されたダ
イヤル55とで構成される。
動スライダ20の進退位置を調整する機構が設けられて
いる。この機構は、ケース17から突出した上下の突板
50に貫通して回転且つ昇降自在に設けられた垂直な軸
部(選択軸)51と、該軸部51の中央において上下密
着させて設けられた二枚の位置決めカム52,53と、
一方のカム52に対向して受動スライダ20に設けられ
た当接突起54と、該軸部51の上端方に固定されたダ
イヤル55とで構成される。
【0017】図5(a)(b)に示す如く、各カム52,53
は複数(本例では加工の容易性を鑑みて四つ)のカム面
56を有し、軸51の中心から各カム面56までの距離
(カム高さ)はそれぞれ少しずつ(一例として0.5mm
ずつ)等間隔に異なっている。上側のカム52と下側の
カム53とは相似形状に設定され、下側のカム53の最
小カム高さは上側のカム52の最大カム高さよりも例え
ば0.5mm大きく設定される。
は複数(本例では加工の容易性を鑑みて四つ)のカム面
56を有し、軸51の中心から各カム面56までの距離
(カム高さ)はそれぞれ少しずつ(一例として0.5mm
ずつ)等間隔に異なっている。上側のカム52と下側の
カム53とは相似形状に設定され、下側のカム53の最
小カム高さは上側のカム52の最大カム高さよりも例え
ば0.5mm大きく設定される。
【0018】ダイヤル51を軸51と一体に回動及び昇
降させて、当接突起54に対するカム面56を効率良く
選択することができる。図5(a)(b)の如く突起54を低
いカム面561 に当接させた場合は、図1でカッタ34
がスライダ20と一体に前方へ突出し、皮剥き長さが長
く設定され、逆の場合は皮剥き長さが短く設定される。
突起54はばね38の付勢力でカム52,53に当接す
る。複数のカム52,53を上下に重ねて設けることに
より、カム選択機構が簡素化し、装置のコンパクト化が
図られる。
降させて、当接突起54に対するカム面56を効率良く
選択することができる。図5(a)(b)の如く突起54を低
いカム面561 に当接させた場合は、図1でカッタ34
がスライダ20と一体に前方へ突出し、皮剥き長さが長
く設定され、逆の場合は皮剥き長さが短く設定される。
突起54はばね38の付勢力でカム52,53に当接す
る。複数のカム52,53を上下に重ねて設けることに
より、カム選択機構が簡素化し、装置のコンパクト化が
図られる。
【0019】図6(a)(b)は上下のカム52′,53′の
角部を切欠してストレートないしはテーパ状の連続面5
7を形成した例を示すものであり、この連続面57によ
り当接突起54に対する段差58がなくなるために、一
々スライダ20を後退させて突起54をカム52から離
間させることなく、カムの上下切替えを容易に行うこと
ができる。
角部を切欠してストレートないしはテーパ状の連続面5
7を形成した例を示すものであり、この連続面57によ
り当接突起54に対する段差58がなくなるために、一
々スライダ20を後退させて突起54をカム52から離
間させることなく、カムの上下切替えを容易に行うこと
ができる。
【0020】図7は、スライダ20を駆動する第一カム
18を示すものである。該第一カム18のカム面は、カ
ム高さの最低なアール形状の逃がし面60と、該逃がし
面60に続く第一傾斜面61と、該第一傾斜面61から
円弧状に湾曲した第一凸状面62と、該第一凸状面62
に一段低くなって円弧状に続く凹状面63と、該凹状面
63から第一凸状面62よりも高くなって円弧状に続く
第二凸状面64と、該第二凸状面64から前記逃がし面
60に続く第二傾斜面65とで構成される。
18を示すものである。該第一カム18のカム面は、カ
ム高さの最低なアール形状の逃がし面60と、該逃がし
面60に続く第一傾斜面61と、該第一傾斜面61から
円弧状に湾曲した第一凸状面62と、該第一凸状面62
に一段低くなって円弧状に続く凹状面63と、該凹状面
63から第一凸状面62よりも高くなって円弧状に続く
第二凸状面64と、該第二凸状面64から前記逃がし面
60に続く第二傾斜面65とで構成される。
【0021】図9(a) は第一カム18に対するフォロア
19の動きを示すものである。フォロア19は図7の逃
がし面60に沿って0°〜130°位置までは図9(a)
の基線66に示す如く静止している(この状態でカッタ
34は図10(a) の如く最も前方に位置する)。次いで
フォロア19(図7)は傾斜面61に沿って130°〜
180°位置にかけて図9(a) の傾斜線67の如く皮剥
き方向(後方)に急激に移動し、第一凸状面62に載っ
た状態で図9(a) の横線68の如く静止する(カッタ3
4は図10(c) の如く電線8の被覆8aを皮剥きす
る)。
19の動きを示すものである。フォロア19は図7の逃
がし面60に沿って0°〜130°位置までは図9(a)
の基線66に示す如く静止している(この状態でカッタ
34は図10(a) の如く最も前方に位置する)。次いで
フォロア19(図7)は傾斜面61に沿って130°〜
180°位置にかけて図9(a) の傾斜線67の如く皮剥
き方向(後方)に急激に移動し、第一凸状面62に載っ
た状態で図9(a) の横線68の如く静止する(カッタ3
4は図10(c) の如く電線8の被覆8aを皮剥きす
る)。
【0022】次いでフォロア19が図7の凹状面63に
落ちて210°〜265°位置まで図9(a) の横線69
の如く静止する(カッタ34は図10(d) の如く前方
(皮剥き反対方向)に若干戻る)。次いでフォロア19
が図7の第二凸状面64に載り上げて290°〜320
°位置まで図9(a) の傾斜線70及び横線71の如く大
きく後退する(カッタ34は図10(f) の如く後退して
電線カス8cを排除する)。最後にフォロア19は図7
の第二傾斜面65に沿って320°〜0°(360°)
位置に回帰し、図9(a) の傾斜線72に対応してカッタ
34が図10(a)の如く原位置に復帰する。
落ちて210°〜265°位置まで図9(a) の横線69
の如く静止する(カッタ34は図10(d) の如く前方
(皮剥き反対方向)に若干戻る)。次いでフォロア19
が図7の第二凸状面64に載り上げて290°〜320
°位置まで図9(a) の傾斜線70及び横線71の如く大
きく後退する(カッタ34は図10(f) の如く後退して
電線カス8cを排除する)。最後にフォロア19は図7
の第二傾斜面65に沿って320°〜0°(360°)
位置に回帰し、図9(a) の傾斜線72に対応してカッタ
34が図10(a)の如く原位置に復帰する。
【0023】図7の第一カム18の凹状面63によりカ
ッタ34が図10(d) の如く皮剥き反対方向に若干寸法
Lだけ戻るから、図10(c) の時点でカッタ34が被覆
8aを巻き込んだまま切断することがなく、従来のよう
なリング状の被覆カス残りが生じることがない。
ッタ34が図10(d) の如く皮剥き反対方向に若干寸法
Lだけ戻るから、図10(c) の時点でカッタ34が被覆
8aを巻き込んだまま切断することがなく、従来のよう
なリング状の被覆カス残りが生じることがない。
【0024】図7のカムフォロア19は図1,図5の位
置決めカム52,53によって第一カム18の逃がし面
60に対する接触高さが決定される。例えば図5のカム
高さの最大のカム面562 を突起54に当接させた場合
は、図7の鎖線の如くフォロア19が逃がし面から離間
し、傾斜面61や第一凸状面62に遅く接触し、水平方
向の皮剥きストロークが短くなる。
置決めカム52,53によって第一カム18の逃がし面
60に対する接触高さが決定される。例えば図5のカム
高さの最大のカム面562 を突起54に当接させた場合
は、図7の鎖線の如くフォロア19が逃がし面から離間
し、傾斜面61や第一凸状面62に遅く接触し、水平方
向の皮剥きストロークが短くなる。
【0025】図8は、カッタ34を開閉駆動する第二カ
ム27を示すものである。第二カム27は、図4の外歯
歯車21と内歯歯車24とのピッチ円径の違いにより第
一カム21の1/2に減速されている。従って一つの第
一カム21に対して第二カムを二つ用いることなく、一
つの第二カム27で二本のレバー30,30′を同時に
開閉操作させることができる。第二カム27が一つで済
むから駆動系がコンパクト化される。遊星変速機構を用
いない場合には第二カムが二つ必要となり、その場合に
はレバー30のフォロア29が長く延長され、片持ち状
に支持されてガタツキ等が生じたり、作動がスムーズに
行われない等の問題が起こり、装置自体も肥大化してま
う。第二カム27のカム溝28には二本のレバー30,
30′の基端方(カッタ34とは反対側)の各フォロア
29が係合する。
ム27を示すものである。第二カム27は、図4の外歯
歯車21と内歯歯車24とのピッチ円径の違いにより第
一カム21の1/2に減速されている。従って一つの第
一カム21に対して第二カムを二つ用いることなく、一
つの第二カム27で二本のレバー30,30′を同時に
開閉操作させることができる。第二カム27が一つで済
むから駆動系がコンパクト化される。遊星変速機構を用
いない場合には第二カムが二つ必要となり、その場合に
はレバー30のフォロア29が長く延長され、片持ち状
に支持されてガタツキ等が生じたり、作動がスムーズに
行われない等の問題が起こり、装置自体も肥大化してま
う。第二カム27のカム溝28には二本のレバー30,
30′の基端方(カッタ34とは反対側)の各フォロア
29が係合する。
【0026】図8の如く、第二カム27のカム溝28
は、0°〜30°の範囲で形成されたカム高さの最低な
第一円弧面(第一カム面)73と、30°〜70°の範
囲で序々にカム高さを増す長い第一傾斜面74と、第一
傾斜面74に続き、70°〜125°の範囲でカム高さ
を一定に保つ第二円弧面(第二カム面)75と、125
°〜141°の範囲でカム高さを増す短い第二傾斜面7
6と、第二傾斜面76に続き、141°〜150°の範
囲でカム高さを一定に保つ第三円弧面(第三カム面)7
7と、150°〜180°の範囲でカム高さを減少させ
る第三傾斜面78とを備える。
は、0°〜30°の範囲で形成されたカム高さの最低な
第一円弧面(第一カム面)73と、30°〜70°の範
囲で序々にカム高さを増す長い第一傾斜面74と、第一
傾斜面74に続き、70°〜125°の範囲でカム高さ
を一定に保つ第二円弧面(第二カム面)75と、125
°〜141°の範囲でカム高さを増す短い第二傾斜面7
6と、第二傾斜面76に続き、141°〜150°の範
囲でカム高さを一定に保つ第三円弧面(第三カム面)7
7と、150°〜180°の範囲でカム高さを減少させ
る第三傾斜面78とを備える。
【0027】各面73〜78は180°回転対称に形成
されおり、該第三傾斜面78は対称側の第一円弧面7
3′に続いている。回転対称形状に連続するカム溝28
にはそれぞれ上下のレバー30,30′のフォロア2
9,29が係合し、各レバー30,30′は対称の動き
を行う。
されおり、該第三傾斜面78は対称側の第一円弧面7
3′に続いている。回転対称形状に連続するカム溝28
にはそれぞれ上下のレバー30,30′のフォロア2
9,29が係合し、各レバー30,30′は対称の動き
を行う。
【0028】該第一円弧面73でカムフォロア29が図
9(b) の基線80の如く静止し、カッタ34,34は図
10(a) の如く上下に大きく開いた状態となる。次いで
図8の第一傾斜面74で図9(b) の傾斜線81の如くフ
ォロア29が上昇し(下側のレバー30′のフォロア2
9は下降し)、図10(b) の如くカッタ34が閉じて電
線8の被覆8aを切断する。図8の第二円弧面75にお
いてフォロア29は図9(b) の横線82の如く静止し、
この際、図9(a) の如く第一カム18のフォロア19が
皮剥き方向に移動して、図10(c) の如く皮剥きが行わ
れる。
9(b) の基線80の如く静止し、カッタ34,34は図
10(a) の如く上下に大きく開いた状態となる。次いで
図8の第一傾斜面74で図9(b) の傾斜線81の如くフ
ォロア29が上昇し(下側のレバー30′のフォロア2
9は下降し)、図10(b) の如くカッタ34が閉じて電
線8の被覆8aを切断する。図8の第二円弧面75にお
いてフォロア29は図9(b) の横線82の如く静止し、
この際、図9(a) の如く第一カム18のフォロア19が
皮剥き方向に移動して、図10(c) の如く皮剥きが行わ
れる。
【0029】次いで図9(a) でフォロア19がやや戻さ
れ、図10(d) の如くカッタ34が皮剥き反対方向にや
や戻された状態で、図8の第二傾斜面76と第三円弧面
77とでフォロア29が最大高さに持ち上げられ(ない
しは押し下げられ)、図9(b) の傾斜線83と横線84
に対応して図10(e) の如く上下のカッタ34,34が
ラップし、電線8の導体部8bが切断される。そして、
図9(a) の傾斜線70に対応して図10(f) の如くカッ
タ34が切断カス排出方向に移動した後、図8の第三傾
斜面78により図9(b) の傾斜線85に対応してカッタ
34が開き、原位置に復帰する。
れ、図10(d) の如くカッタ34が皮剥き反対方向にや
や戻された状態で、図8の第二傾斜面76と第三円弧面
77とでフォロア29が最大高さに持ち上げられ(ない
しは押し下げられ)、図9(b) の傾斜線83と横線84
に対応して図10(e) の如く上下のカッタ34,34が
ラップし、電線8の導体部8bが切断される。そして、
図9(a) の傾斜線70に対応して図10(f) の如くカッ
タ34が切断カス排出方向に移動した後、図8の第三傾
斜面78により図9(b) の傾斜線85に対応してカッタ
34が開き、原位置に復帰する。
【0030】図11は上下のカッタ34の動作(電線皮
剥き方法)を示したものである。図11で上側のカッタ
の動きは実線、下側のカッタの動きは鎖線で示す。先
ず、イでカッタが途中まで閉じて図10(b) の如く電線
8の先端部の被覆8aを切断する。次いでロでカッタ3
4が後退して10(c) の如く導体8bの途中まで皮剥き
を行う。次いでハでカッタ34が皮剥き反対方向に逆戻
りして、10(d) の如くカッタ34が切断被覆8aから
若干の間隔Lで離れる。これにより従来のようなリング
状の被覆カス残りが発生しなくなる。その状態でニでカ
ッタ34が深く閉じて10(e) の如く電線8の導体部8
bを切断する。
剥き方法)を示したものである。図11で上側のカッタ
の動きは実線、下側のカッタの動きは鎖線で示す。先
ず、イでカッタが途中まで閉じて図10(b) の如く電線
8の先端部の被覆8aを切断する。次いでロでカッタ3
4が後退して10(c) の如く導体8bの途中まで皮剥き
を行う。次いでハでカッタ34が皮剥き反対方向に逆戻
りして、10(d) の如くカッタ34が切断被覆8aから
若干の間隔Lで離れる。これにより従来のようなリング
状の被覆カス残りが発生しなくなる。その状態でニでカ
ッタ34が深く閉じて10(e) の如く電線8の導体部8
bを切断する。
【0031】被覆8aを途中まで剥いて、導体部8bを
切断することにより、皮剥き長さが正確に規定され、且
つ動作に無駄がなく作業効率がアップする。次いでホの
如くカッタ34が後退して10(f) の如く切断カス8c
を排出する。切断カス8cは被覆8aと導体8bが一体
であるから、散らばりにくく、回収が容易である。最後
にヘ〜トの如くカッタ34が原位置に復帰して図10
(a) の如く電線8の上下に開いて位置する。なお、電線
8は作業者が手でカッタ34,34の間に挿入し、その
状態で図1のクランプ爪15で把持される。
切断することにより、皮剥き長さが正確に規定され、且
つ動作に無駄がなく作業効率がアップする。次いでホの
如くカッタ34が後退して10(f) の如く切断カス8c
を排出する。切断カス8cは被覆8aと導体8bが一体
であるから、散らばりにくく、回収が容易である。最後
にヘ〜トの如くカッタ34が原位置に復帰して図10
(a) の如く電線8の上下に開いて位置する。なお、電線
8は作業者が手でカッタ34,34の間に挿入し、その
状態で図1のクランプ爪15で把持される。
【0032】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、カッタ
を電線皮剥き方向に移動させるための第一カムと、電線
切断方向に移動させるための第二カムとを回転軸に同軸
に設けると共に、第二カムと一体の内歯歯車の内側に遊
星減速機構を構成させ、第一カムに対応して一枚の第二
カムで二本のレバーを揺動可能としたから、装置自体が
コンパクト化し、手軽に持ち運び可能となり、あらゆる
場所で容易に使用可能となった。また、従来のようにモ
ータを逆転させて二つのカムを別々に駆動させずに、二
つのカムを同時に回動させるから、皮剥き動作が速ま
り、生産性が向上する。また、電線の導体を切断する前
にカッタの位置を皮剥き反対方向にずらすことにより、
切断時の被覆カス残りが防止され、被覆カス除去作業が
不要となる。
を電線皮剥き方向に移動させるための第一カムと、電線
切断方向に移動させるための第二カムとを回転軸に同軸
に設けると共に、第二カムと一体の内歯歯車の内側に遊
星減速機構を構成させ、第一カムに対応して一枚の第二
カムで二本のレバーを揺動可能としたから、装置自体が
コンパクト化し、手軽に持ち運び可能となり、あらゆる
場所で容易に使用可能となった。また、従来のようにモ
ータを逆転させて二つのカムを別々に駆動させずに、二
つのカムを同時に回動させるから、皮剥き動作が速ま
り、生産性が向上する。また、電線の導体を切断する前
にカッタの位置を皮剥き反対方向にずらすことにより、
切断時の被覆カス残りが防止され、被覆カス除去作業が
不要となる。
【図1】本発明に係る電線皮剥き装置の内部構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】電線検知スイッチを示す斜視図である。
【図3】電線皮剥き装置の正面側を示す斜視図である。
【図4】電線皮剥き装置の駆動主体部を示す分解斜視図
である。
である。
【図5】スライダの進退位置調整機構を示し、(a) は側
面図、(b) は平面図である。
面図、(b) は平面図である。
【図6】同じく調整機構の改良例を示し、(a) は側面
図、(b) は平面図である。
図、(b) は平面図である。
【図7】第一カムを示す平面図である。
【図8】第二カムを示す平面図である。
【図9】(a) は第一カム、(b) は第二カムのフォロア変
位−角度線図である。
位−角度線図である。
【図10】(a) 〜(f) は電線皮剥き動作(方法)を順に
示す側面図である。
示す側面図である。
【図11】同じくカッタの動作を示す説明図である。
【図12】従来の電線皮剥き装置を示す一部断面した側
面図である。
面図である。
【図13】(a)(b)は皮剥き動作を示す側面図である。
【図14】(a)(b)は従来の皮剥き時の問題点を示す縦断
面図である。
面図である。
16 回転軸 18 第一カム 19,29 フォロア 20 スライダ 21 外歯歯車 23 中間歯車 24 内歯歯車 27 第二カム 28 カム溝 30,30′ レバー 32,32′ カッタホルダ 33 基台 34 カッタ 51 軸部(選択軸) 52,53 位置決めカム 54 当接突起 56 カム面 60 逃がし面 62 第一凸状面 63 凹状面 64 第二凸状面 73 第一カム面(第一円弧面) 75 第二カム面(第二円弧面) 77 第三カム面(第三円弧面)
Claims (5)
- 【請求項1】 回転軸に固定した第一カム及び外歯歯車
と、該第一カムに対するフォロアを有して、水平方向に
進退可能なスライダと、該スライダに固定された基台
と、該基台に昇降自在に設けられ、カッタを有する一対
のカッタホルダと、該外歯歯車に中間歯車を介して回動
自在に設けられた内歯歯車と、該内歯歯車に固定され、
回転対称なカム溝を有する第二カムと、該カム溝に係合
するフォロアを一端に有し、他端に前記カッタホルダを
水平方向スライド自在に係合させた一対の揺動レバーと
を備えることを特徴とする電線皮剥き装置。 - 【請求項2】 前記第一カムが、逃がし面に続く第一凸
状面と、該第一凸状面に続く凹状面と、該凹状面に続
き、該第一凸状面よりもカム高さの高い第二凸状面とを
有し、前記第二カムが、高さの低い第一カム面と、該第
一カム面に続き、該第一カム面よりも高い第二カム面
と、該第二カム面に続き、該第二カム面よりも高い第三
カム面とを有することを特徴とする請求項1記載の電線
皮剥き装置。 - 【請求項3】 前記内歯歯車が前記外歯歯車の二倍のピ
ッチ円径を有し、前記カム溝が180°回転対称に形成
され、前記第一カム面と第二カム面と第三カム面とが各
一対180°回転対称に形成されていることを特徴とす
る請求項1又は2記載の電線皮剥き装置。 - 【請求項4】 前記スライダに設けられた当接突起と、
該当接突起に対して複数段に設けられ、周上に複数のカ
ム面を有した位置決めカムと、該位置決めカムを回動及
び昇降可能な選択軸とを備えることを特徴とする請求項
1又は2記載の電線皮剥き装置。 - 【請求項5】 一対のカッタで電線の先端部近傍の被覆
を切断し、該カッタを電線軸方向に後退させて被覆を途
中まで皮剥きし、該カッタを皮剥き反対方向にやや前進
させてから、該カッタを閉じて該電線の導体部を切断す
ることを特徴とする電線皮剥き方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8029533A JPH09224316A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 電線皮剥き装置及び電線皮剥き方法 |
US08/800,111 US5896786A (en) | 1996-02-16 | 1997-02-13 | Wire stripping apparatus and wire stripping method |
KR1019970004404A KR100220085B1 (ko) | 1996-02-16 | 1997-02-14 | 전선피박장치 및 전선피박방법 |
TW086102186A TW330351B (en) | 1996-02-16 | 1997-02-15 | Wire stripping apparatus and wire stripping method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8029533A JPH09224316A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 電線皮剥き装置及び電線皮剥き方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09224316A true JPH09224316A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12278759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8029533A Withdrawn JPH09224316A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 電線皮剥き装置及び電線皮剥き方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5896786A (ja) |
JP (1) | JPH09224316A (ja) |
KR (1) | KR100220085B1 (ja) |
TW (1) | TW330351B (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8402862B2 (en) | 2009-10-26 | 2013-03-26 | Sung Hoon JI | Wire stripper |
CN103606798A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-02-26 | 江苏烨鑫电子有限公司 | 一种自动剥外圆的装置 |
JP2018148768A (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-20 | 株式会社デンソー | 線材加工装置 |
CN111933364A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-11-13 | 朱立怀 | 一种废旧电源线分离回收装置 |
CN112186651A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-01-05 | 李岗 | 一种线缆剥线钳 |
JP2021010220A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | 矢崎総業株式会社 | ケーブルの端末処理装置 |
CN116365433A (zh) * | 2023-05-29 | 2023-06-30 | 河北远东通信系统工程有限公司 | 一种通信工程用的便携式线材剥皮切割装置 |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10273334A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-13 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 光ファイバ用切断装置及び切断方法 |
JP3956500B2 (ja) * | 1998-09-11 | 2007-08-08 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバ切断器 |
US6598508B1 (en) * | 1998-09-25 | 2003-07-29 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Optical fiber cutting device |
US6311581B1 (en) * | 2000-09-21 | 2001-11-06 | Chao-Jen Hsieh | Automatic optical fiber stripping machine with stripping length control means |
WO2003100935A1 (de) * | 2002-05-27 | 2003-12-04 | Schleuniger Holding Ag | Abisoliermaschine und verfahren zum abisolieren von kabeln |
BE1014859A3 (nl) * | 2002-05-31 | 2004-05-04 | Picanol Nv | Inrichting en werkwijze voor het knippen van een draad. |
US7152515B1 (en) * | 2004-07-02 | 2006-12-26 | Wilfred Earl Greenlee | Wire cutter for artificial flower stems |
US7597030B2 (en) * | 2005-03-25 | 2009-10-06 | Schleuniger Holding Ag | Rotating stripping head for cable stripping apparatus |
CN101034835B (zh) * | 2006-03-07 | 2010-12-01 | 上海上电电机有限公司 | 线圈刮头机 |
KR100769856B1 (ko) | 2007-08-02 | 2007-10-24 | 오금용 | 케이블피복 탈피장치 |
CN102983530B (zh) * | 2011-09-02 | 2015-11-25 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 电缆外皮剥除装置 |
CN102581733B (zh) * | 2011-12-13 | 2014-04-09 | 江苏常牵庞巴迪牵引系统有限公司 | 电机线圈砂头装置 |
CN103872550B (zh) * | 2012-12-14 | 2016-08-03 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 线缆剥皮切断装置 |
US10180540B2 (en) | 2014-12-15 | 2019-01-15 | CommScope Connectivity Belgium BVBA | Optical fiber clamping assembly having a plurality of cable clamp arms |
WO2017024979A1 (zh) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 爱德奇电讯国际贸易(上海)有限公司 | 光纤剥离设备 |
CN105811328B (zh) * | 2016-05-26 | 2018-09-11 | 广州番禺电缆集团有限公司 | 一种异步轮盘式电缆周向剥皮刀具及其剥皮方法 |
CN105811327B (zh) * | 2016-05-26 | 2018-09-11 | 广州番禺电缆集团有限公司 | 一种异步轮盘式电缆纵向剥皮刀具及其剥皮方法 |
KR101898465B1 (ko) | 2017-08-22 | 2018-09-27 | (주)제일에프에이 | 와이어 피복 박리장치 |
CN107471270B (zh) * | 2017-09-13 | 2023-05-26 | 吴世唐 | 一种高压胶管剥皮机 |
US11588308B2 (en) * | 2017-10-24 | 2023-02-21 | Starline Holdings, Llc | Cable stripping systems, devices, and methods for performing the same |
CN110854649B (zh) * | 2019-11-20 | 2020-12-22 | 百通赫思曼工业(苏州)有限公司 | 一种绝缘导线生产制造剥头剪裁装置 |
CN111112509B (zh) * | 2020-01-17 | 2022-02-18 | 东莞市天技实业有限公司 | 天线用导线切线装置 |
DE102020103093A1 (de) | 2020-02-06 | 2021-08-12 | Wessel-Werk Gmbh | Staubsaugeranordnung und Verfahren zu deren Betrieb |
CN111884135B (zh) * | 2020-07-31 | 2024-10-29 | 阜阳茂沃新材料科技有限公司 | 一种铜箔连接线外包皮切皮工装 |
CN116141552A (zh) * | 2023-02-27 | 2023-05-23 | 苏州中天医疗器械科技有限公司 | 一种热缩管剥离装置 |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP8029533A patent/JPH09224316A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-02-13 US US08/800,111 patent/US5896786A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-02-14 KR KR1019970004404A patent/KR100220085B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-02-15 TW TW086102186A patent/TW330351B/zh active
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8402862B2 (en) | 2009-10-26 | 2013-03-26 | Sung Hoon JI | Wire stripper |
CN103606798A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-02-26 | 江苏烨鑫电子有限公司 | 一种自动剥外圆的装置 |
CN103606798B (zh) * | 2013-11-25 | 2015-09-09 | 江苏烨鑫电子有限公司 | 一种自动剥外圆的装置 |
JP2018148768A (ja) * | 2017-03-09 | 2018-09-20 | 株式会社デンソー | 線材加工装置 |
JP2021010220A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | 矢崎総業株式会社 | ケーブルの端末処理装置 |
CN111933364A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-11-13 | 朱立怀 | 一种废旧电源线分离回收装置 |
CN112186651A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-01-05 | 李岗 | 一种线缆剥线钳 |
CN112186651B (zh) * | 2020-09-29 | 2021-10-26 | 聊城市宏伟电器有限公司 | 一种线缆剥线钳 |
CN116365433A (zh) * | 2023-05-29 | 2023-06-30 | 河北远东通信系统工程有限公司 | 一种通信工程用的便携式线材剥皮切割装置 |
CN116365433B (zh) * | 2023-05-29 | 2023-08-08 | 河北远东通信系统工程有限公司 | 一种通信工程用的便携式线材剥皮切割装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100220085B1 (ko) | 1999-09-01 |
US5896786A (en) | 1999-04-27 |
TW330351B (en) | 1998-04-21 |
KR970063288A (ko) | 1997-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09224316A (ja) | 電線皮剥き装置及び電線皮剥き方法 | |
US5582078A (en) | Wire displacing and stripping apparatus and method | |
CA1317443C (en) | Apparatus for step stripping wire means | |
EP0035952B1 (fr) | Dispositif changeur automatique d'outils, adaptable sur machines-outils à broche verticale ou horizontale, et les moyens automatiques de préhension et de positionnement desdits outils dans les broches des machines-outils | |
CA2134366A1 (en) | Method and Apparatus for Acquiring and Identifying Sidewall Core Samples | |
FR2479068A1 (fr) | Machine a decouper et/ou a nervurer les rubans de papier ou de carton ondule ou de matiere plastique, en particulier pour la production continue | |
CA1203748A (en) | Guide for sidewall coring bit assembly | |
JP2846250B2 (ja) | アンダーカット部を有する穿設孔を製作するための作孔装置 | |
CN118060589B (zh) | 一种用于汽车门铰链的加工用冲孔设备及方法 | |
JPH0911075A (ja) | 工作機械の工具把持装置 | |
EP0192586B1 (fr) | Dispositif automatique de taraudage | |
CN216989953U (zh) | 一种阀门杆加工用打孔装置 | |
CN116826622A (zh) | 一种集成式剥线装置及其剥线方法 | |
JPH062414Y2 (ja) | 電線中間部の皮むき工具 | |
JPH0514392B2 (ja) | ||
JPH11285123A (ja) | ワイヤストリッパ | |
JPH0514393B2 (ja) | ||
CA2364909A1 (fr) | Procede et dispositif de formation d'une bonde ainsi que moule de fabrication d'un corps creux equipe d'un tel dispositif | |
JP2934412B2 (ja) | マニピュレ−タ用電線皮剥ぎ器 | |
JPH0568311A (ja) | 被覆電線の被覆層除去装置 | |
CN113523838A (zh) | 一种汽车尾管斜口加工装置 | |
CN116442263A (zh) | 一种多功能机械爪 | |
CN110370475B (zh) | 一种联动式切珠设备 | |
JP3648509B2 (ja) | ノズル分注装置 | |
JPH0993743A (ja) | 活線用電線被覆剥ぎ取り装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |