JPH0514393B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0514393B2
JPH0514393B2 JP60501168A JP50116885A JPH0514393B2 JP H0514393 B2 JPH0514393 B2 JP H0514393B2 JP 60501168 A JP60501168 A JP 60501168A JP 50116885 A JP50116885 A JP 50116885A JP H0514393 B2 JPH0514393 B2 JP H0514393B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting member
slide
crimping
opening
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60501168A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61501480A (ja
Inventor
Hansu Furooritsuhi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sooraa Unto Furooritsuhi Unto Co KG GmbH
Original Assignee
Sooraa Unto Furooritsuhi Unto Co KG GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sooraa Unto Furooritsuhi Unto Co KG GmbH filed Critical Sooraa Unto Furooritsuhi Unto Co KG GmbH
Publication of JPS61501480A publication Critical patent/JPS61501480A/ja
Publication of JPH0514393B2 publication Critical patent/JPH0514393B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • H01R43/055Crimping apparatus or processes with contact member feeding mechanism
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/51Plural diverse manufacturing apparatus including means for metal shaping or assembling
    • Y10T29/5136Separate tool stations for selective or successive operation on work
    • Y10T29/5137Separate tool stations for selective or successive operation on work including assembling or disassembling station
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/51Plural diverse manufacturing apparatus including means for metal shaping or assembling
    • Y10T29/5146Common reciprocating support for spaced tools
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/5313Means to assemble electrical device
    • Y10T29/532Conductor
    • Y10T29/53209Terminal or connector
    • Y10T29/53213Assembled to wire-type conductor
    • Y10T29/53235Means to fasten by deformation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/5313Means to assemble electrical device
    • Y10T29/53261Means to align and advance work part

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、電線端部に接続部材を圧着する圧着
機に関する。 DE3205413−A1公報には、電線端部に接続部
材を圧着する圧着機が開示されている。この圧着
機は、電線を不動に保持する保持装置と、圧着室
を備えた圧着機構、芯出室を備えた上流側芯出機
構及びエジエクタから構成された圧着装置と、剥
取装置と、相互に直角な2つの方向に移動自在で
あり、圧着装置と剥取装置とを搬送する搬送体と
を具備している。 電線が保持装置内に挿入される時には、剥取装
置は保持装置内に位置せしめられている。電線端
部から被覆が剥ぎ取られると、搬送体が滑動して
保持装置に向けて圧着装置を移動せしめ、搬送体
が更に移動せしめられると、剥ぎ取られた電線端
部に接続部材が圧着される。最後に、搬送体が引
き出され、接続部材が圧着された電線端部をエジ
エクタのロツドが押して圧着室及び芯出室から排
出する。 上記公報には芯出機構及び圧着機構として次の
通りのの構成が開示されているが、芯出機構及び
圧着機構への接続部材の供給並びに圧着機構の構
成については開示されていない。 接続部材を受け入れる可動圧着室の側壁は、4
個の真直プリズム形状のセグメントによつて規定
されており、セグメントの長手方向に垂直な面内
で直線状にセグメントを移動せしめることによつ
て、圧着室を縮小せしめ接続部材を圧潰すること
ができる。 圧着室内に位置せしめられている接続部材内に
電線端部を供給する芯出機構は、電線挿入方向に
見て圧着室の上流に配設された4個の真直プリズ
ム形状のセグメントを含んでおり、これらのセグ
メントは長手方向に対して垂直な面内において直
線状に案内移動せしめられる。閉状態にある芯出
室の電線挿入側には、芯出室内に向かつて先細形
状の部分が存在し、これに続いて円筒形状部が存
在する。先細形状の部分は、剥ぎ取られた電線端
部が横方向にずれて供給された場合にも、電線端
部を確実に芯出室内に進入せしめる。 更に、1.5mmNYAF線上に1.5mm×10mm接続部
材、DIN46218を自動的に装着する、次の通りの
機械(Weiszhar Co.から商品名
「Klemmfix2001」として販売されている)も公
知である。 剥取機構は2個のナイフと共に、切断深さを精
密に設定するための停止具を備えており、剥取の
際に電線が損傷されることはない。接続部材供給
機構は、マガジン円盤に巻き掛けられていて接続
部材を供給ホツパに自動的に送給するベルトを含
んでいる。圧着機構においては、4個の押圧縁が
ベルクランクによつて規定されており、定圧力に
よつて一定の圧着が達成される。作動制御は磁気
クラツチ、ブレーキ及びカムによつて遂行され
る。 而して、従来の圧着機には次の通りの問題が存
在する。 接続部材のための高価なベルトが不可欠であ
り、接続部材の単純な手動被嵌に対応する手動作
業が必要である故に自動剥取による高効率化が阻
害され、接続部材マガジン円盤の寸法に起因して
機械全体が大型のものになる。被覆が剥ぎ取られ
た電線の安定した供給のために高価な芯出機構が
必要であり、圧着機構の部品数及びそれらの装着
に起因して製造コストが高価であり、圧着機構の
エジエクタも製造コストを増大せしめる。カムに
よる作動制御は低速且つ不安定であり、接続部材
の寸法に応じて調整が著しく制限され或いは実質
上不可能である。従つて、特定の電線に特定の接
続部材を適用する場合にしか使用できない。安定
した圧着結果を得ることができず、またばね部材
をしばしば交換することが必要である。 更に、従来の種々の圧着機においては、多数の
接続部材をベルト状に接続した形態で接続部材を
供給することが必要であり、接続部材が高価にな
る(例えば米国特許第337627号)。 以下、添付図面を参照して、本発明に従つて構
成された圧着機の好適具体例について更に詳細に
説明する。 第1図乃至第30図は本発明に従つて構成され
た圧着機の第一の具体例を図示しており、かかる
圧着機は、第1a図に示す如く、電線Kを端部
KEにおいて被覆を剥ぎ取り、そこに接続部材A
を圧着する。接続部材Aは金属製管状部aとこれ
に同心状に連結されたプラスチツクカラー部bと
から構成されている。 第1図を参照して説明すると、この圧着機は、 機械ハウジング10; ハウジング10の前壁に配設された電線導入部
20; ハウジング10内に配設されている旋回−滑動
枠体30; 旋回−滑動枠体30に支持されていて、電線導
入部20に移動せしめられる剥取器51を含む、
電線端部KEにおいて被覆を剥ぎ取るための剥取
機構50; 同様に旋回−滑動枠体30に支持されていて、
剥取機構50と交互に電線導入部20に移動せし
められる、剥ぎ取られた電線端部KEに接続端子
Aを被嵌し、そこに圧着するための(接続部材被
嵌−)圧着機構100;及び 圧着機構100に接続部材Aを1個毎供給する
接続部材分離機構203が付設された静止接続部
材供給機構200; を具備している。 電線導入部20 第1図、第4図及び第4a図を参照して説明す
ると、ハウジング10の前壁11の外面には水平
に延びる中心軸線を有する導入ゲート21が配設
されており、その内側には空気圧式把持シリンダ
Z1によつて制御される電線端部把持機構22が
配設されている。この電線端部把持機構22は、
例えば、数個の放射状チヤツク或いは1個のチヤ
ツク24に、静止受台25とこれに作用する歯付
き先端縁を有する保持パンチ26とを配設するこ
とによつて構成することができる。 旋回−滑動枠体30 第1図乃至第3図を参照して説明すると、旋回
−滑動枠体30は、電線導入部20の中心軸線と
平行に延びる水平軸36を中心として、剥取機構
50を電線導入部20に位置付ける片端位置と圧
着機構100を電線導入部20に位置付ける他端
位置との間を旋回自在であり、そしてまた剥取機
構50を作動せしめるために軸36の軸線方向に
滑動自在である。 第1図乃至第3図及び第5図に図示する通り、
旋回−滑動枠体30は、ハウジング10の前壁1
1に隣接した前パネル31とスペーサ部材33に
よつて前パネル31に連結された後パネル32を
有し、軸受34及び35を介して軸36に旋回自
在に且つ滑動自在に装着されている。 軸36は軸受37及び38によつて回転自在
に、しかしながら軸線方向には不動にハウジング
10内に装着されている。前パネル31と後パネ
ル32との間にて軸36にはレバー39が回転自
在に装着されており、このレバー39の一端部は
上記スペーサ部材33と同様に軸36と平行に延
びて前パネル31と後パネル32とを連結してい
る駆動ロツド40に旋回自在に連結されている。
レバー39には、旋回−滑動枠体30を上記一端
位置と他端位置とに旋回せしめるための空気圧式
旋回シリンダZ4のピストンロツドが旋回自在に
連結されている。 レバー39は滑動シリンダZ3の支持台として
も機能する。滑動シリンダZ3のピストンロツド
は旋回−滑動枠体30の前パネル31に連結され
ており、滑動シリンダZ3によつて旋回−滑動枠
体30は2個の位置間を軸36に沿つて滑動せし
められる。 旋回−滑動枠体30を剥取機構50が電線導入
部20に位置せしめられる上記片端位置と圧着機
構100が電線導入部20に位置せしめられる上
記他端位置とに制限するために、第2図に図示す
る如く、レバー39に関連せしめて2個の停止具
41及び42が配設されている。 第1図に図示する如く、駆動ロツド40の前端
部45は旋回−滑動枠体30の前パネル31を貫
通して、ハウジング10の前壁11に向かつて突
出せしめられている。一方、ハウジング10内に
は軸受36と一体に受台47が形成されており、
この受台47に2個のロツク孔46が形成されて
いる。旋回−滑動枠体30が上記片端位置又は他
端位置に旋回せしめられて、前方に滑動せしめら
れると、上記駆動軸40の前端部45が上記2個
のロツク孔46のいずれかに挿入され、旋回−滑
動枠体30をロツクしてその旋回を阻止する。 剥取機構50 第5図乃至第8図を参照して説明すると、剥取
機構50は一対のアーム部材53から構成された
剥取器51を含んでいる。一対のアーム部材53
の各々は相互に協働する交換自在な切断刃52を
有している。旋回−滑動枠体30の前パネル31
にはこれを貫通する管状スリーブ54が回転自在
に装着されており、このスリーブ54の中心軸線
は電線導入部20の中心軸線と合致せしめられて
いる。スリーブ54には軸ピン55が装着されて
おり、この軸ピン55に上記アーム部材53の一
端が旋回自在に装着されている。スリーブ54内
には鐘状体56が滑動自在に装着されており。こ
の鐘状体56には直径方向に対向して位置する2
個の細長いスロツト57が形成されており、上記
ピン55はかかるスロツト57を通つて延びてい
る。鐘状体56の前端部内面には円錐形状部が形
成されており、上記アーム部材53は圧縮コイル
ばね59によつて上記円錐形状部に押し付けられ
ている。空気圧式剥取シリンダZ2のピストンの
先端部が鐘状体56の後端部60に回転自在に連
結されており、剥取シリンダZ2によつて鐘状体
56を滑動せしめることによつて剥取器51が開
閉される。 スリーブ54の後端部には歯車61が配設され
ており、この歯車61に電動モータ62の軸に形
成されたピニオン63が係合せしめられている。
電動モータ62にはスリツプリング71及び集電
ブラシ(図示していない)を介して電力が供給さ
れる。 第1図及び第5図を参照して説明すると、旋回
−滑動枠体30の前パネル31には、剥取器51
への案内ゲート64も配設されており、電線導入
部20に挿入された電線Kの剥ぎ取るべき電線端
部KEが、スリーブ54と充分精密に同心状に位
置せしめられて剥取器51の開口に案内される。 電線Kの絶縁被覆の厚さに充分精密に剥取器5
1の作動量を調節するために、第5図に図示する
如く、剥取器51を作動せしめるための剥取シリ
ンダZ2は支持部材65に装着されており、この
支持部材65はスペーサ部材33に位置調節自在
に装着されている。即ち、スペーサ部材は回転自
在に装着されているスピンドル66を含んでお
り、このスピンドル66には雄ねじ67が形成さ
れており、支持部材65には雄ねじ67に螺合さ
れている雌ねじ68が形成されている。旋回−滑
動枠体30の前パネル31を越えて前方に突出し
ているスピンドル66の前端部に螺着されている
ロツクナツト70を緩め、スピンドル66の前端
部に配設されているハンドル69を回転せしめる
ことによつて、支持部材65の前後方向位置を調
節することができる。 圧着機構100 第9図乃至第11図を参照して説明すると、圧
着機構100には接続部材保持器101が配設さ
れている。この保持器101は、圧着作用を遂行
する圧着具102及び103と共に、圧着具10
2及び103に滑動自在に組み合わされて圧縮コ
イルばね104の作動を受けるばね負荷保持具も
含んでいる。剥ぎ取られた電線端部KEに被嵌し
圧着するために圧着機構100に供給された接続
部材Aは、保持器101に受け入れられて、プラ
スチツク製カラー部bが緊密に保持され、金属製
管状部aが圧着具102及び103によつて電線
端部KEに圧着される(第9図及び第10図)。 旋回−滑動枠体30の前パネル31には間隔を
おいて一対の支持板108が配設されており、か
かる一対の支持板108間に2本のアーム部を有
する保持レバー106及び107が間隔をおいて
旋回自在に装着されている。保持レバー106及
び107は夫々の歯部109を相互に係合せしめ
ることによつて相互に逆方向に旋回せしめられる
ように組み合わされている。保持レバー106及
び107の短アーム110は旋回−滑動枠体30
の前パネル31を越えて前方に突出せしめられて
おり、かかる短アーム110の突出端部に圧着具
102及び103が装備されている。 保持レバー106及び107の長アーム111
の各々にはローラ112が装着されており、空気
圧式圧着シリンダZ6のピストンロツドに配設さ
れた円錐台形状の拡張部材113がローラ112
に作用して保持器101を作動せしめる。 圧着具102及び103並びに保持具105を
相互に整合せしめて作動せしめることを可能にす
るために、保持レバー106及び107の短アー
ム110にピン114及び115を介して旋回自
在に圧着具102及び103が装着されている。
保持レバー106及び107の短アーム110に
は、圧着具102を旋回自在に装着するためのピ
ン114を介して連結部材116も旋回自在に連
結されており、この連結部材116に形成されて
いる空〓部117に、空気圧式接続部材保持・戻
しシリンダZ5のピストンに形成されているフラ
ンジ部が遊びを付随せしめて配置されている。シ
リンダZ5は短縮方向に作動せしめられる際に、
幾分かの空転の後に保持器101に作用して保持
器101を開状態に戻す。かようにして、シリン
ダZ5とシリンダZ6とによつて別個独立に、保
持器101を作動せしめることが許容される。 第11図及び第13図を参照して説明を続ける
と、圧着具102には2本の案内ピン119が配
設されており、かかる案内ピン119は圧着具1
03に形成された対応する孔120に挿入されて
おり、かくして圧着具102と圧着具103とは
相互に整合して移動せしめられる。第11図及び
第12図に図示する如く、ばね負荷保持具105
は2本の案内ロツド121に滑動自在に装着され
ている。かかる案内ロツド121は圧着具102
に一体に形成された突出部122に固定され、圧
着具103に形成された突出部123の孔に滑動
自在に挿通されている。 圧着具102及び103に形成されている突出
部122及び123は、保持具105に作用する
圧縮コイルばね104の支持部材としても機能す
る。 第9図乃至第11図に図示する如く、保持具1
05には長手方向に延びる溝124が形成されて
おり、圧着具102及び103に固定された停止
ピン125がかかる溝124の一端に当接せしめ
られることによつて、ばね104によつて偏倚さ
れている保持具105の移動が制限される。 第11図乃至第13図を参照して説明を続ける
と、保持器101が第11図及び第12図に図示
する開状態にある時には、圧着具102及び10
3並びに保持具105は案内ピン119及び案内
ロツド120に案内されて横方向に離間せしめら
れて受け開口126を規定し、接続部材Aが金属
製管状部aを前にして受け開口126に供給され
る。 第11図及び第12図に図示する如く、保持具
105の各々には相互に対向する端面に半円形状
の溝127が形成されており、保持工程の間は接
続部材Aのプラスチツク製カラー部bが溝127
間に確実に保持される。 第12図、第14図及び第16図乃至第18図
を参照して説明すると、圧着具103の、圧着具
102に対向する端面128には台形溝129が
形成されており、かかる溝129の底面は圧着の
際に接続部材Aの金属製管状部aに作用し、側面
は接続部材Aを受け入れる開口を規定する。他方
の圧着具102には上記溝129に合致した台形
状の突起部130が形成されており、かかる突起
部130が接続部材Aの金属製管状部aに作用す
る。 圧着具102及び103並びに保持具105を
含む組立体は、それらの移動方向と平行に、従つ
て旋回軸線及び受け開口121の軸線に対して垂
直な方向に延びる傾動軸131を中心として傾動
自在に装着されており、鉛直状態にある時に電線
端部KEに圧着するための接続部材Aを受入れ、
水平状態にある時に電線端部KEに接続部材Aを
被嵌し圧着する(第9図、第11図乃至第14
図、第19図及び第20図)。 第9図乃至第11図及び第14図に図示する如
く、保持レバー106及び107の短アーム11
0には夫々連結フオーク132が旋回自在に装着
され、圧着具102及び103は連結フオーク1
32に傾動自在に装着されている。連結フオーク
132のリブ133には支持孔136が形成され
ており、かかる支持孔136に拡大頭部を有する
ボルト134及び135が挿通され、かかるボル
ト134及び135に圧着具102及び103が
装着され且つコツタピンによつてボルト134及
び135の長手方向への移動が阻止されている。 圧着具102のボルト134は長くて他方の圧
着具103の孔136内にも挿入されており、接
続部材Aを受け入れる開口126の深さを制限す
る停止具として機能する。 第2図、第15図、第19図及び第20図を参
照して説明すると、圧着具103にはその傾動軸
線131に対して偏心せしめてピン137が配設
されており、旋回−滑動枠体30が上記片端位置
に旋回せしめられる最終段階において上記ピン1
37は、ハウジング10に固定されたフオーク1
39(特に第2図を参照されたい)の案内片13
8間に位置せしめられ、これによつて旋回−滑動
枠体30が更に上記片端位置に向けて旋回される
間に、圧着具102及び103並びに保持具10
5から成る組立体は新たな接続部材Aを受け入れ
るための鉛直状態(第19図)から被嵌及び圧着
のための水平状態(第20図)に傾動せしめられ
る。旋回−滑動枠体30が他端位置に旋回せしめ
られる際には、圧着具102及び103並びに保
持具105から成る組立体の旋回が逆に(第20
図から第19図へ)繰り返される。 接続部材供給機構200 第2図及び第21図を参照して説明すると、圧
着機構100に接続部材Aを供給するための接続
部材供給機構200は、ハウジング10の外側に
配設された振動送給式接続部材収容容器201と
鉛直に延びる接続部材送給シユート202とを含
んでいる。接続部材Aはその金属製管状部aを下
方に向けて、収容容器201から送給シユート2
02に送給される。送給シユート202は、ハウ
ジング10の前壁11と旋回−滑動枠体30の前
パネル31との間にて、上方からハウジング10
内に進入せしめらている。かかる送給シユート2
02には、作動せしめられる毎に1個の接続部材
Aを圧着機構100に供給する接続部材分離機構
203が付設されている。 接続部材分離機構203 第21図乃至第29図、特に第29図を参照し
て説明すると、U字形状のスライド204とこの
スライド204の形状に対応した空間208が形
成されているスライド案内体207が配設されて
いる。スライド204には送給シユート202の
長手方向に1個の接続部材Aの長さよりは長いが
2個の接続部材Aの長さよりは短い間隔をおいて
2個のフインガ、即ち上流側フインガ205及び
下流側フインガ206が設けられている。スライ
ド案内体207の空間208にはリブ209が設
けられており、かかるリブ209がスライド20
4の2個のフインガ205及び206間に挿入さ
れる。リブ209には貫通開口210が形成され
ており、この開口210は1個の接続部材Aの長
さより幾分長い。スライド204の上流側フイン
ガ205の上方は管部材211が配設され、スラ
イド204の下流側フインガ206の下方には管
部材212が配設されており、かかる管部材21
1及び212と上記開口210とは接続部材Aの
供給路を規定する。 スライド案内体207にはスライド204を案
内するための、接続部材送給方向(即ち開口21
0の延在方向)に対して横方向に延びる2本の案
内ピン213が装着されている。スライド204
の本体部214には対応して横方向に延びる2個
の孔215が形成されており、案内ピン213が
かかる孔215内に挿入される。スライド案内体
207の片端には停止板217(第28図)がね
じ止めされている。スライド204は2本の案内
ピン213に被嵌された圧縮コイルばね216の
作用によつて、停止板217に当接する片端位置
即ち休止位置に偏倚されている。 第28図及び第29図を参照して説明を続ける
と、スライド204の上流側フインガ205には
開口218とこの開口218から延びるスロツト
219から成る鍵穴形状の開口が形成されてい
る。開口218の内径は上記送給シユート202
の内径と合致せしめられている。スロツト219
の幅は接続部材Aの金属製管状部aの直径よりも
幾分大きいがプラスチツクカラー部bの最大直径
よりも小さい。 下流側フインガ206には、上記送給シユート
202の内径に対応した内径を有する1個の開口
220が形成されている。上流側フインガ205
の開口218と下流側フインガ206の開口22
0とは相互の横方向にずらされており、開口22
0は上流側フインガ205に形成されているスロ
ツト219の端部に対応して位置せしめられてい
る。圧縮コイルばね216の作用によつてスライ
ド204が上記休止位置に位置せしめられている
時には、上流側フインガ205の開口218は送
給シユート202と整合して位置するが、下流側
フインガ206の開口220は送給シユート20
2からずれている。 接続部材送給シユート202の上流部において
接続部材マガジンを構成する管部材211から供
給される接続部材Aは、スライド204の上流側
フインガ205からスライダ案内体205の開口
210内に進入せしめられる。開口210内に進
入せしめられた接続部材Aに続く次の接続部材A
は、その金属製管状部aを先の接続部材Aのプラ
スチツクカラー部bに当接せしめて、金属製管状
部aを部分的に開口210に突出せしめた状態で
保持される(第25図及び第26図)。 圧縮コイルばね216の作用に抗してスライド
204がスライドせしめられると、そのプラスチ
ツクカラー部bはスライド204よりも上方に位
置せしめられている次の接続部材Aの金属製管状
部aは、上流側フインガ205に形成されている
鍵穴形状の開口のスロツト部219内に位置せし
められる。スライド204が所定スライド位置ま
でスライドせしめられると、スライド案内体20
7のリブ209に形成されている開口210が下
流側フインガ206に形成されている開口220
と整合せしめられ、従つて開口210内に保持さ
れていた先の接続部材Aは開口220から管部材
212内に進行せしめられて圧着機構100に供
給される。一方、次の接続部材Aは、プラスチツ
クカラー部bがスロツト219を通過し得ない故
に、リブ209内の開口210内に進入すること
ができない。スライド204が休止位置に戻され
ると、次の接続部材Aが開口218を通つて開口
210内に進入せしめられる(第23図及び第2
4図と共に第25図及び第26図を参照された
い)。 第2図に図示する如く、旋回−滑動枠体30が
旋回片端位置に旋回せしめられ且つ滑動片端位置
に滑動せしめられると、接続部材送給シユート2
02の下流端開口が圧着機構100の受け入れ開
口216に近接して位置する(第11図も参照さ
れたい)。 旋回−滑動枠体30の前パネル31に装着され
ているピン227(第2図)によつて接続部材分
離機構203が作動される毎に、圧着機構100
に1個毎接続部材Aが供給される。旋回−滑動枠
体30が旋回片端位置に旋回されると、接続部材
分離機構203の停止板217に形成されている
開口221を通してピン227がスライド204
を押圧して、休止位置からスライド位置に移動せ
しめる(第21図、第22図及び第27図を参照
されたい)。 接続部材送給シユート202の上流部を規定し
ている管部材211には、2個の支持部材222
及び223が配設されており、かかる支持部材2
22及び223の各々には、接続部材マガジン内
の接続部材の最大及び最小充填数を監視する光電
式検出器が保持されており、かかる検出器によつ
て振動送給式接続部材収容容器201の作動が制
御される。 第一の具体例の作動 次に、特に第1図及び第2図と共に第30図を
参照して圧着機の作動手順を説明する。第30図
は、圧着機の1サイクル作動開始時点から次のサ
イクル作動開始準備状態までを作動工程T1乃至
T9に基いて、スイツチS1乃至S10による空
気圧式シリンダZ1乃至Z9の作動制御及び電動
モータ62の作動制御を示している作動フローチ
ヤートである。 先の作動工程T9において圧着機が次のサイク
ル作動開始準備状態になつた時には、旋回−滑動
枠体30は旋回片端位置及び滑動片端位置にあ
り、剥取機構50が電線導入部20に対向し、剥
取機構50の案内ゲート64は開状態の電線端部
把持機構22に近接する。圧着機構100の開放
されている接続部材受け開口126(第11図)
は、接続部材供給機構200の送給シユート20
2の下流端開口に対向して位置せしめられおり、
作動工程T9の最終段階において送給シユート2
02から接続部材Aを受け取る。 接続部材Aを圧着すべき電線端部KEは、電線
導入部20の導入ゲート21、開放されている電
線端部把持機構22を通して、そしてまた剥取機
構50の案内ゲート64及び開放されている剥取
器51を通して、リミツトスイツチS1を作動せ
しめるまで進入せしめられる。リミツトスイツチ
S1が作動せしめられると作動工程T1が開始さ
れ、把持シリンダZ1によつて電線端部把持機構
22が閉じられ、剥取シリンダZ2によつて剥取
器51が閉じられ、また接続部材保持・戻しシリ
ンダZ5の作用によつて圧着機構100に接続部
材Aが保持される。 作動工程T1が終了すると、シリンダZ5のピ
ストンを検出するリミツトスイツチS2によつて
作動工程T2が開始され、旋回−滑動枠体30が
滑動シリンダZ3によつて滑動他端位置に滑動せ
しめられ、そしてまた若干の時間遅れの後に電動
モータ62が付勢されてピニオン63、歯車61
及びスリーブ54が回転され、従つて剥取器51
が回転される。剥取器51は既に切断板52が電
線Kの絶縁被覆を切断する閉位置にせしめられて
おり、数回の回転と共に旋回−滑動枠体30の滑
動他端位置への滑動に付随して滑動することによ
り、電線端部KEの絶縁被覆を切断して離脱せし
める。この際に切断板52は金属線に沿つて螺旋
状に移動して金属線を捩じり、かくして金属線が
拡散するのを防止する。金属線が拡散すると接続
部材Aの被嵌が阻害される。 作動工程T2が終了すると、旋回−滑動枠体3
0は滑動他端位置に位置し、被覆が剥ぎ取られた
電線端部KEは剥取機構50の案内ゲート64を
通して旋回−滑動枠体30から開放される。電動
モータ62は若干の余分な空転の後に除勢され
る。そして、旋回−滑動枠体30が滑動他端位置
に滑動せしめられると、リミツトスイツチS3が
後パネル32を検出し、これによつて作動工程T
3が開始され、旋回シリンダZ4によつて旋回−
滑動枠体30が旋回他端位置に旋回せしめられ、
剥取シリンダZ2によつて剥取器51が開かれ
る。かかる作動工程T3が終了すると、旋回−滑
動枠体30は旋回他端位置に位置せしめられ、従
つて圧着機構100が電線導入部20に対向して
位置する。旋回−滑動枠体30が旋回他端位置に
旋回されると、リミツトスイツチS4(第2図)
がレバー39を検出し、これによつて作動工程T
4が開始されて、滑動シリンダZ3によつて旋回
−滑動枠体30が旋回片端位置に滑動せしめら
れ、圧着機構100に保持されている接続部材A
が剥ぎ取られた電線端部KEに被嵌される。 旋回−滑動枠体30が滑動他端位置に滑動せし
められると、リミツトスイツチS5が後パネル3
2を検出し、これによつて作動工程T5が開始さ
れて、圧着シリンダZ6が作動されて剥ぎ取られ
た電線端部KEに接続部材Aが圧着される。 圧着具102及び103によつて接続部材Aの
金属製管状部aを圧着するのに必要な圧力に、圧
着シリンダZ6の圧力が到達すると、圧力スイツ
チS6がこれを検出し、これによつて作動工程T
6が開始され、シリンダZ5及びZ6の作動によ
つて、接続部材Aが圧着機構100の接続部材保
持器101から開放される。 作動工程T6が終了すると、シリンダZ7の作
動を検出するリミツトスイツチS7が圧着機構1
00から接続部材Aが開放されたことを検出し、
これによつて作動工程T7が開始されて、滑動シ
リンダZ3によつて旋回滑動枠体30が滑動他端
位置に滑動せしめられる。旋回−滑動枠体30が
滑動他端位置まで滑動せしめられると、リミツト
スイツチS3がこれを検出し、接続部材Aが圧着
された電線端部KEを圧着機から完全に開放する
ためにシリンダZ1によつて電線端部把持機構2
2を開く。電線端部把持機構22の開動はスイツ
チS8(光電スイツチでよい)によつて検出さ
れ、シリンダZ1の作動はリミツトスイツチS1
0(第1図)によつて検出される。 旋回−滑動枠体30が滑動他端位置に滑動せし
められたことをスイツチS3が検出すると、シリ
ンダZ4が作動されて旋回−滑動枠体30が旋回
片端位置に向けて旋回される。 作動工程T8が終了して旋回−滑動枠体30が
旋回片端位置に旋回せしめられると、リミツトス
イツチS9がこれを検出し、これによつてシリン
ダZ3のピストンが伸長され旋回−滑動枠体30
が滑動片端位置に戻され、かくして次のサイクル
を開始する準備が完了する。 次に、第31図乃至第44図を参照して、本発
明に従つて構成された圧着機の第二の具体例につ
いて説明する。この第二の具体例は、 簡潔化され、小型化されていて必要運動量が小
さいこと、 接続部材圧着機構と剥取機構とを機械的に連結
して共通の駆動シリンダを利用していること、
剥取機構に回転駆動が存在しないこと、接続部
材の被嵌と圧着とが別個に駆動されること、 において、上述した第一の具体例と異なる。 スイツチS及びシリンダZに関しては、第二の
具体例におけるスイツチ及びシリンダの、第一の
具体例のスイツチ及びシリンダに対応するものに
はS及びZの後に′を付加した参照記号を付して
おり、例えば第二の具体例における「S′1」及び
「Z′1」は第一の具体例における「S1」及び
「Z1」に対応する。第二の具体例における単一
の剥取・圧着シリンダZ′2/6は、第一の具体例
における剥取機構を駆動するためのシリンダZ2
と圧着機構を駆動するためのシリンダZ6との双
方に対応し、剥取機構を駆動するためのシリンダ
を構成すると共に圧着機構を駆動するためのシリ
ンダを構成する。同様に、第二の具体例における
スイツチS′2/6は、第一の具体例におけるスイ
ツチS2及びS6の双方に対応する。 第二の具体例は、 機械ハウジング500; ハウジング500の前壁506に配設された電
線導入部520; ハウジング500内に滑動自在に配設された滑
動枠体550(第31図乃至第33図); 滑動枠体550に旋回自在に装着された旋回枠
体570; 剥取器601等が旋回枠体570に支持されて
おり、従つて旋回枠体570及び滑動枠体550
の旋回及び滑動によつて電線導入部520に対し
て位置せしめられる、電線端部において絶縁被覆
を剥ぎ取るための剥取機構600; 旋回枠体570に支持されており、従つて旋回
枠体570と滑動枠体550の旋回及び滑動によ
つて、剥取機構600と交互に電線導入部520
に対して位置せしめられる、剥ぎ取られた電線端
部KEに接続部材Aを被嵌するための接続端部被
嵌機構650; 旋回枠体570に配設されて接続部材被嵌機構
の背後に位置する、接続部材被嵌機構650によ
つて被嵌された接続部材Aを電線端部KEに圧着
するための接続部材圧着機構700;及び 接続部材収容容器752、接続部材送給シユー
ト754、液圧式分離シリンダX′7によつて作
動される点のみが第一の具体例における接続部材
分離機構(第23図乃至第29図)と異なる接続
部材分離機構756、そして更に覗きガラス75
8を含んでいる接続部材供給機構750(第31
図乃至第34図); を具備している。以下、更に詳述する。 機械ハウジング500 第31図、第32図、第34図及び第37図を
参照して説明すると、ハウジング500は脚50
1を有する底壁502を有し、この底壁502の
下面には案内レール503が配設されていて、か
かる案内レール503に滑動トレイ504が滑動
自在に装着されている。トレイ504は、底壁5
02に形成されている開口505を通して下方に
落下せしめられる剥ぎ取りスクラツプを受け入れ
る。ハウジング500の前壁506はヒンジ52
0を介して底壁502に旋回自在に装着されてい
る。前壁506の上部には、前壁506を所要位
置にロツクするための、鍵によつて操作される回
転ラツチ508が配設されている。 工具を交換するために前壁506が開放されて
いる状態において圧着機が偶発的に作動すること
を防止するために、回転ラツチ508には安全ス
イツチ(図示していない)が付設されている。 電線導入部520 第37図、第38図、第40図、第41図、第
42a図及び第42b図を参照して説明すると、
電線導入部520には中心軸線は水平に前壁50
6を貫通している導入ゲート521が配設されて
いる。導入ゲート521の後方に配設されている
電線端部把持機構522の基板523は前壁50
6の内面に装着されており、把持器525を作動
せしめるための電線端部把持シリンダZ′1が付設
されている。 電線端部把持機構522は、各々が2個のアー
ム部を有する2個の把持レバー526を備えた把
持器525を含んでいる。2個の把持レバー52
6は基板523上に相互に対向せしめて装着され
ており、両者間には圧縮コイルばね形態である開
放ばね529が配設されている。把持レバー52
6の一方のアーム部528には把持具527が配
設されており、他方のアーム部531にはローラ
531が装着されている。そのシリンダ部536
はハウジング500の底壁502上に装着されて
いる電線端部把持シリンダZ′1のピストンロツド
535に装着されている円錐台形状の拡張部材5
32が上記ローラ531に作用せしめられる。 電線端部把持機構522によつて把持する電線
端部KEを電線導入部520の中心軸線に整合せ
しめるために、把持器開口の後方にて把持レバー
526のアーム部528の各々には芯出板538
が装着されている(第37図、第38図及び第4
3図)。相互に重ね合わせられる芯出板538に
は三角形状の切欠541が形成されており、かか
る切欠541が協働して正方形通路543を規定
する。この通路543は電線導入部520の中心
軸線上に位置し、電線端部把持機構522が開か
れている状態においては、通路543の寸法は電
線の外径の数倍であるが、電線端部522が閉じ
られて把持レバー526の把持具527によつて
電線端部KEを把持する際には、通路の寸法は電
線の外径まで減少せしめられる。 第37図及び第38図を参照して説明を続ける
と、案内ゲート521は電線端部把持機構522
の基板523に形成されている開口544を通つ
て延びており、その内側端部は把持レバー526
間を通つて芯出板538近傍まで延びている。案
内ゲート521の内側端部には案内ゲート521
の案内孔の首部の内径に対応した幅で横方向に延
びる溝548が形成されており、かかる溝548
内に把持レバー526の把持具527が突出せし
められている。 把持機構を増大せしめるために、把持具527
の相互に対向する面は歯付き面にせしめられてい
る。 滑動枠体550 第31図、第32図、第33a図及び第33b
図を参照して説明すると、滑動枠体550は基板
551を有し、この基板551の下面には連結対
553が配設されている。ハウジング500の底
壁502には電線導入部520の中心軸線方向に
延びる一対のロツド555が装着されており、か
かるロツド555に上記連結対553が移動自在
に装着されている。 一対のロツド555の間にはこれらのロツド5
55と平行に延びる滑動シリンダZ′3が配設され
ている。シリンダZ′3のシリンダ部557はハウ
ジング500の底壁502上に装着されており、
ピストンロツド556は滑動枠体550の基板5
51の下面に配設されている突出片560に連結
されている。かくして、シリンダZ′3の作動によ
つて、滑動枠体550は滑動片端位置P1と滑動
他端位置P2との間を滑動せしめられる(第33
a図及び第33b図)。 旋回枠体570 第31図及び第32図を参照して説明すると、
旋回枠体570は、滑動枠体550の基板551
の両側壁部562間に、電線導入部520の中心
軸線と直交する軸線を中心として旋回自在に装着
されている。第31図と共に第33a図及び第3
3b図を参照して説明すると、滑動枠体550の
基板551上には旋回シリンダZ′4が配設されて
おり、かかるシリンダZ′4によつて旋回枠体57
0は相互に90度旋回せしめられた旋回片端位置P
3と旋回他端位置P4との間を旋回せしめられ
る。第31図及び第35図に図示する如く、シリ
ンダZ′4のシリンダ部573は、滑動枠体550
の基板551上に旋回自在に装着されており、そ
のピストンロツド577は、旋回枠体570の旋
回中心軸線に対して偏心して旋回枠体550に形
成された連結片575に旋回自在に連結されてい
る。 旋回枠体570の上記旋回片端位置P3及び旋
回他端位置P4を規制するために、滑動枠体55
0には2個の停止片(図示していない)が配設さ
れている。 剥取機構600 第31図乃至第37図を参照して説明すると、
剥取機構600は剥取部材601を含んでおり、
この剥取部材601は電線導入部520の中心軸
線の両側に配置された2個の把持レバー603か
ら構成されている。2個のアーム部を有する把持
レバー603の各々は、滑動枠体550の基板5
51に配設された鉛直支持軸に旋回自在に装着さ
れている。把持レバー603の長レバーアーム6
04は後方に延在せしめられており、連結リンク
対605を介して剥取・圧着機シリンダ′2/7
のピストンロツドヨーク606に接続されてい
る。剥取部材601を開閉動せしめるための剥
取・圧着機シリンダZ′2/7のシリンダ部607
は、滑動枠体550の基板551に固定されてい
る。 第35図、第36図及び第39図を参照して説
明を続けると、把持レバー603の短レバーアー
ム部608は、剥取部材601とは別個に形成さ
れている一対の把持具610に係合せしめられ
る。把持具610は旋回枠体570の旋回軸線と
平行に延びる案内ロツド611に滑動自在に装着
されている。旋回枠体570が旋回片端位置P3
に位置せしめられている時には、第35図及び第
37図に図示する如く、案内ロツド611の中心
軸線と電線導入部520の中心軸線とは直交す
る。把持具610の各々には刃613を有する切
断板614が装着されており、かかる切断刃61
4によつて剥取具開口631が規定されている。 第35図及び第39図を参照して説明を続ける
と、雌ねじを有するブツシング619に止めねじ
616を螺着することによつて、把持具610の
各々に切断板614が装着される。ブツシング6
19は把持具穴617に挿入され、ピン618に
よつて拘束される。ブツシング619の先端部は
把持具穴617から突出し、かかる突出先端部に
トグルレバー621を有する円筒体622が装着
される。円筒体622には、切断板614の中心
穴内に挿入せしめられる偏心突起624が形成さ
れており、かかる偏心突起624は切断板614
の偏心調節手段を構成する。 剥取部材601と把持具610を連結するため
の、把持レバー603の短レバーアーム部608
には切欠626が形成されており、把持具610
に形成された突起627が上記切欠626に係合
せしめられている。 第37図を参照して説明を続けると、剥取具開
口631に近接して配置されている案内ゲート6
29は、旋回枠体570の前パネル578に固定
されている。第31図及び第33a図に図示する
如く、旋回枠体570が旋回片端位置P3に位置
し滑動枠体550が滑動片端位置P1に位置して
いる時には、電線導入部520に進入せしめられ
た電線Kの剥ぎ取るべき電線端部KEは案内ゲー
ト629に案内されて、充分精密に電線導入部5
20の中心軸線に整合せしめられ剥取具開口63
1に進入せしめられる。 剥取機構600は滑動枠体550に装着された
剥取器633を含んでいる。旋回枠体570が旋
回他端位置P4に旋回せしめられると、剥取器6
33は切断板614の背後に位置し、剥取の後に
切断板614から或いは切断板614とスイツチ
S′1との間から残留絶縁被覆を除去する。スイツ
チS′1は、静止管状部637と板ばね641上に
配設された可動部分639を有するそれ自体は公
知の誘導近接スイツチでよい。 接続部材被嵌機構650 第37図を参照して説明すると、接続部材被嵌
機構650は、旋回枠体570に配設され且つそ
の旋回中心軸線と平行に延びる一対の案内ロツド
652に滑動自在に装着された2個のスライドを
含んでいる。スライドの各々は旋回枠体570に
装着されている接続部材保持シリンダZ′5によつ
て作動せしめられる。スライドの各々には把持具
656が装着されており、かかる把持具656は
開状態においてその金属製管状部aを前にして供
給される接続部材Aを受入れ、閉状態において接
続部材Aを把持する把持器を構成する。 第32図、第37図及び第38図を参照して説
明を続けると、把持具656の相互の対向する端
面には半円形状の溝660が形成されており、把
持工程においてかかる溝660内に接続部材Aの
プラスチツクカラー部bを把持する。 第37図に図示する如く、把持具656の対向
する端面には、2本の案内ロツド662及び66
3を滑動自在に受け入れるための孔が形成されて
おり、開状態にある把持具656によつて接続部
材Aを受け入れるための受入れ開口665が規定
される。 旋回枠体570が第31図及び第33a図に図
示する旋回片端位置P3に位置せしめられている
時には、第37図に図示する如く、接続部材被嵌
機構650の接続部材受入れ開口665は、接続
部材供給機構750の鉛直送給シユート754の
下流端開口に対向して位置せしめられ、旋回枠体
570が第33b図に図示する旋回他端位置に旋
回せしめられると、接続部材被嵌機構650の接
続部材受入れ開口665は、電線導入部520の
中心軸線と整合して位置せしめられ、従つて把持
している接続部材Aをプラスチツクカラー部bを
前にして、絶縁被覆が剥ぎ取られた電線端部KE
に向けて前進せしめることができる。 接続部材圧着機構700 第36図を参照して説明すると、接続部材圧着
機構700は、接続部材被嵌機構650の接続部
材受入れ開口665の後方に相互に対向して配設
された2個の圧着具702及び703を含んでい
る。かかる圧着具702及び703は、プラスチ
ツクカラー部bが接続部材被嵌機構650に受入
れられて把持されている接続部材Aの金属製管状
部aに対応して位置する。 第36図、第37図及び第39図を参照して説
明を続けると、圧着具702及び703の圧着端
は、案内溝705を有する圧着チヤツク707に
よつて案内される。圧着チヤツク707はその案
内溝705を接続部材受入れ開口665の中央に
位置せしめて、接続部材被嵌機構650に近接し
て装着されている。案内溝705の底面は、プラ
スチツクカラー部bが接続部材被嵌機構650に
受け入れられ把持される接続部材Aの停止面を構
成する。 第39図に図示する如く、圧着具702に対向
する圧着具703の端面には、被覆が剥ぎ取られ
た電線端部KEにプラスチツクカラー部bを前に
して被嵌されている接続部材Aの金属製管状部a
に作用する台形溝709が形成されている。一
方、他方の圧着具702の端面には、圧着具70
3の溝709に対応した台形であつて、接続部材
Aの金属製管状部aに作用する突起711が形成
されている。 第36図乃至第39図を参照して説明すると、
接続部材被嵌機構650の接続部材受入れ開口6
65の両側にて旋回枠体570には、その旋回軸
線に平行に延びる案内ロツド751が配設されて
おり、かかる案内ロツド751には一対の把持具
713が滑動自在に装着されており、圧着具70
2及び703の各々は保持具713の各々に装着
されている。 旋回枠体570が旋回他端位置P4に旋回され
ると、(旋回枠体570が旋回片端位置P3に位
置する場合における)剥取機構650の一対の把
持具610に代えて、圧着機構700の一対の保
持具713に形成されている突起717が剥取機
構600の把持レバー603に係合し、かかる状
態において剥取・圧着シリンダZ′2/6を作動せ
しめると、接続部材圧着機構700が作動せしめ
られる。 第37図及び第39図に図示する如く、圧着チ
ヤツク713は保持具713間にて案内ロツド対
751に装着されており、ロツクねじ720によ
つて所要位置に固定されている。 第二の具体例の作動 次に、特に第31図、第33a図、第33b図
及び第33c図と共に第44図を参照して圧着機
の作動手順を説明する。第44図は、圧着機の1
サイクル作動開始時点から次のサイクル作動開始
準備状態までを作動工程T′1乃至T′11に基い
て、スイツチS′1乃至S′8による空気圧式シリン
ダZ′1乃至Z′7の作動制御を示している作動フロ
ーチヤートである。 最後の作動工程T′11において圧着機が次の
サイクル作動準備状態になつた時には、第31図
及び第33a図に図示する如く、滑動枠体550
は滑動片端位置P1に位置せしめられ、滑動枠体
550に装着されている旋回枠体570は旋回片
端位置P3に位置せしめられ、旋回枠体570に
装着されている剥取機構600の切断刃614は
案内ゲート629に対向して位置し、案内ゲート
629は電線端部把持機構650に近接して位置
する。後方に位置せしめられている接続部材被嵌
機構650及び接続部材圧着機構700は、受入
れ開口665を接続部材供給機構750の送給シ
ユート754の下流端開口に対向せしめて位置せ
しめられており、作動工程T′10の最終段階に
おいて送給シユート754から接続部材被嵌機構
650に接続部材Aが供給される。 接続部材Aを圧着すべき電線端部KEが、電線
導入部520の導入ゲート521及び電線端部把
持機構522を通して、そしてまた剥取機構60
0の案内ゲート629を通して挿入され、開放さ
れている剥取部材601の口部に配置されている
リミツトスイツチS′1(第37図)を作動せしめ
ると、作動工程T′1が開始されて、シリンダZ′1
によつて電線端部把持機構522が閉じられ、剥
取・圧着シリンダZ′2/6によつて剥取部材60
1が閉じられ、そしてまた把持シリンダZ′5の作
用によつて接続部材被嵌機構650において接続
部材Aが保持される。 作動工程T′1が終了すると、剥取・圧着シリ
ンダZ′2/6のピストンを検出するリミツトスイ
ツチS′2/6によつて作動工程T′2が開始され
て、滑動シリンダZ′3によつて滑動枠体570が
第33b図に図示する滑動他端位置P2まで滑動
せしめられる。滑動枠体570が滑動他端位置ま
で滑動される間には、閉位置にあり切断板614
が電線端部KEの絶縁被覆を切断している剥取部
材601が絶縁被覆を引つ張つて金属線コアから
引き剥がす。 作動工程T′2が終了すると、滑動枠体550
は滑動他端位置P2に位置し、剥取機構600の
案内ゲート629の部位には絶縁被覆が剥ぎ取ら
れた電線端部KEが露呈されている。滑動枠体5
50が滑動他端位置P2に滑動せしめられるとリ
ミツトスイツチS′3がこれを検出して作動工程
T′3が開始され、旋回シリンダZ′4によつて旋回
枠体570が第33b図に図示する旋回他端位置
P4に旋回され、そしてまた剥取・圧着シリンダ
Z′2/6によつて把持部材601が開かれる。 旋回枠体570が旋回他端位置P4に旋回さ
れ、接続部材被嵌機構650及びその背後の接続
部材圧着機構700が電線導入部520の中心軸
線に対向して位置せしめられると、旋回枠体57
0が旋回他端位置P4になつたことをリミツトス
イツチS′4が検出することによつて作動工程T′4
が開始され、滑動シリンダZ′3によつて滑動枠体
550が滑動片端位置P1に滑動せしめられ、こ
れによつて接続部材被嵌機構650に保持されて
いる接続部材Aが絶縁被覆が剥ぎ取られた電線端
部KEに被嵌される。 電線端部KEに接続部材Aが被嵌されて作動工
程T′4が終了すると、滑動枠体550が滑動片
端位置P1に滑動したことを検出スイツチS′5が
検出することによつて作動工程T′5が開始され、
剥取・圧着シリンダZ′2/6が作動せしめられ
て、絶縁被覆が剥ぎ取られている電線端部KEに
接続部材Aが圧着される。 接続部材Aが圧着されると、剥取・圧着シリン
ダZ′2/6のピストンを検出するスイツチS′2/
6(簡単な磁気スイツチであるのが好都合であ
る)によつて作動工程T′6が開始されて、剥
取・圧着シリンダZ′2/6が逆転せしめられ、そ
してまた保持シリンダZ′5が作動せしめられて、
圧着された接続部材Aが接続部材被嵌機構650
による保持から開放され、接続部材圧着機構70
0の圧着具702及び703から開放される。 作動工程T′6が終了すると、剥取・圧着シリ
ンダZ′2/6のピストンの位置を検出して、接続
部材圧着機構700の圧着具702及び703か
らの接続部材Aの開放を検出するスイツチS′7に
よつて作動工程T′7が開始され、滑動シリンダ
Z′3が作動されて滑動枠体570が滑動他端位置
P2に滑動される。 作動工程T′7の終了により滑動枠体550が
滑動他端位置P2になると、スイツチS′3がこれ
を検出して作動工程T′8が開始され、旋回シリ
ンダZ′4によつて旋回枠体570が旋回片端位置
P3に旋回せしめられ、把持シリンダZ′1によつ
て電線端部把持機構522が開かれる。 作動工程T′8が終了すると、旋回枠体550
が旋回片端位置になつたことをスイツチS′8が検
出して作動工程T′9が開始され、滑動シリンダ
Z′3が作動されて滑動枠体550が滑動片端位置
P1に滑動せしめられる。 滑動枠体550が滑動片端位置P1に滑動せし
められると、これをスイツチS′5が検出して作動
工程T′10が開始され、分離シリンダZ′7によつ
て接続部材分離機構756から接続部材Aが開放
され、開かれている接続部材被嵌機構650に接
続部材供給機構750から接続部材Aが供給され
る。作動工程T′10の終了によつて分離シリン
ダZ′7の圧力が開放されると、最終作動工程T′1
1が開始されて、分離シリンダZ′7のピストンが
作動工程T′10以前の状態に戻される。かくし
て、次のサイクルの作動開始準備状態になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従つて構成された圧着機の
第一の具体例の簡略平面図。第1a図は、電線端
部に圧着された接続部材を示す拡大断面図。第2
図は、第1図の線−における断面図。第3図
は、第2図に図示する部分の平面図。第4図は、
電線端部把持機構を示す長手方向断面図。第4a
図は、第4図の線a−aにおける断面図。第
5図は、第4図及び第4a図における剥取機構並
びに電線導入部に位置せしめられている電線端部
を図示する軸線方向断面図。第6図は、第5図の
剥取機構を90度回転せしめた状態を示す軸線方向
断面図。第7図は、第5図に図示する剥取機構を
閉状態で示す断面図。第8図は、第5図に図示す
る剥取機構の剥取作用終了直前の状態を示す断面
図。第9図は、電線導入部に位置付けられた、絶
縁被覆が剥ぎ取られた電線端部に接続部材を圧着
するための圧着機構を示す軸線方向断面図。第1
0図は、第9図に図示する圧着機構を、第9図と
は異なる状態で示す軸線方向断面図。第11図
は、鉛直に延びる接続部材送給シユートの開口に
受入れ開口が位置せしめられた状態の圧着機構を
示す、第9図の線XI−XIにおける断面図。第12
図は、第11図の線XII−XIIにおける断面図。第1
3図は、第11図の線X−Xにおける断面
図。第14図は、第11図の線X−Xにおけ
る断面図。第15図は、第11図の線XV−XV
における断面図。第16図は、保持器が開かれた
状態で圧着具間に接続部材の金属製管状部が受け
入れられた状態を示す、第13図の線X−X
における断面図。第17図は、保持器が閉じられ
た状態にある第16図に対応する断面図。第18
図は、絶縁被覆が剥ぎ取られた電線端部に接続部
材が圧着された後の状態にある、第16図に対応
する断面図。第19図及び第20図は、旋回−滑
動枠体が滑動片端位置と滑動他端位置との間を移
動せしめられる際の、保持具の移動方向軸線を中
心とする保持具の傾動を示す、第2図の線X−
Xにおける断面図。第21図は、接続部材供給
機構を第2図の矢印XXIの方向に見た状態を示す
と共に、その送給シユートの上流に接続される接
続部材収容容器を2点鎖線で示す拡大図。第22
図は、第21図の矢印XXIIの方向に見た接続部材
供給機構の側面図。第23図は、接続部材供給機
構の接続部材分離機構を、スライドが休止位置に
ある状態で示す、第22図の線XX−XXに
おける断面図。第24図は、第23図の線XX
−XXにおける断面図。第25図は、スライド
がスライド位置にある状態を示す第23図を同様
な断面図。第26図は、第25図の線XX−
XXにおける断面図。第27図は、第24図の
線XX−XXにおける断面図。第28図は、
第23図の線XX−XXにおける断面図。第
29図は、接続部材分離機構のスライド及びスラ
イド案内体を示す斜面図。第30図は、本発明に
従つて構成された圧着機の第一の具体例の作動手
順を示す作動フローチヤート、第31図は、本発
明に従つて構成された圧着機の第二の具体例を、
ハウジングの一部を切欠いて示す側面図。第32
図は、第31図の線XXXII−XXXIIにおける断面
図。第33a;b;c図は、種々の異なつた状態
で且つ縮小して示す第31図と同様の側面図。第
34図は、ハウジングの前壁を除去した状態で示
す、第31図の線XXX−XXXにおける断面
図。第35図は、第31図のXXXV−XXXVに
おける断面図。第36図は、第33c図に図示す
る状態を示す第35図に対応する断面図。第37
図は、第32図の線XXX−XXXにおける断
面図。第38図は、第33c図に図示する状態を
示す第37図に対応する断面図。第39図は、第
37図の線XXX−XXXにおける断面図。第
40図は、第37図の線XL−XLにおける断面
図。第41図は、第37図の線XLI−XLIにおけ
る断面図。第42a,b図は、電線端部把持機構
の把持状態と非把持状態を示す、第41図の線
XLにおける断面図。第43図は、電線端部把
持機構の芯出板を示す斜面図。第44図は、本発
明に従つて構成された圧着機の第二の具体例の作
動手順を示す作動フローチヤート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧潰され得る部分を有する接続部材Aを電線
    端部に圧着するための圧着機にして; 接続部材収容容器と; 該接続部材収容容器から接続部材を1個毎送給
    するための接続部材分離機構203;756を含
    む接続部材供給機構200;750と; 電線導入部20;520と; 圧着機構100;650;700と;を具備
    し、 該接続部材分離機構203;756は、 接続部材供給方向に、接続部材1個の長さより
    は長いが接続部材2個の長さよりは短い距離をお
    いて2個のフインガ205;206が配設されて
    いるスライド204と、 スライド案内体207と、 接続部材供給方向に対して横方向に該スライド
    204がスライドされる時に、唯1個の接続部材
    Aのみの通過を許容するように、該スライド20
    4及び該スライド案内体207に形成された開口
    218;219;210;220とを含んでい
    る、ことを特徴とする圧着機。 2 該接続部材Aは大径カラー部bと金属製小径
    管状部aを有し、 該スライド204及び該スライド案内体207
    には第一、第二及び第三の開口218;219;
    210;220が形成されており、 該第一の開口218;219は該スライド20
    4の上流側フインガ205に形成され且つスロツ
    ト部219を有する鍵穴形状であり、該スロツト
    部219の幅は該接続部材Aの該カラー部bの最
    大直径よりも小さいが該接続部材Aの該小径管状
    部aの直径よりも大きく、 該第二の開口220は該第一の開口218;2
    19の該スロツト219の端部に対応せしめて該
    スライド204の下流側フインガ206に形成さ
    れており、該接続部材Aの該カラー部bの最大直
    径よりも大径であり、 該第三の開口210は、該スライド204の該
    フインガ205;206と重合する、該スライド
    案内体207のリブ209に形成されており、該
    接続部材Aの該カラー部bの最大直径よりも大径
    であり、該スライド204が休止位置にある時に
    は該第一の開口218;219の大径部218と
    整合し、該スライド204がスライド位置にある
    時には該第二の開口220と整合する、特許請求
    の範囲第1項記載の圧着機。 3 該第一の開口218;219の該スロツト2
    19の頭部には該接続部材Aの該カラー部bの最
    大直径に対応した部分218が存在する、特許請
    求の範囲第2項記載の圧着機。 4 圧潰され得る部分を有する接続部材Aを電線
    端部に圧着するための圧着機にして; 接続部材収容容器と; 該接続部材収容容器から接続部材を1個毎送給
    するための接続部材分離機構203;756を含
    む接続部材供給機構200;750と; 電線導入部20,520と; 圧着機構100;650;700と;を具備
    し、 該接続部材分離機構203;756は、 接続部材供給方向に、接続部材1個の長さより
    は長いが接続部材2個の長さよりは短い距離をお
    いて2個のフインガ205;206が配設されて
    いるスライド204と、 休止位置とスライド位置との間を移動自在であ
    る該スライド204を該休止位置に偏倚するばね
    部材216と、 スライド案内体207と、 接続部材供給方向に対して横方向に該スライド
    204がスライドされる時に、唯1個の接続部材
    Aのみの通過を許容するように、該スライド20
    4及び該スライド案内体207に形成された開口
    218;219;210;220とを含んでい
    る、ことを特徴とする圧着機。 5 該接続部材Aは大径カラー部bと金属製小径
    管状部aを有し、 該スライド204及び該スライド案内体207
    には第一、第二及び第三の開口218;219;
    210;220が形成されており、 該第一の開口218;219は該スライド20
    4の上流側フインガ205に形成され且つスロツ
    ト部219を有する鍵穴形状であり、該スロツト
    部219の幅は該接続部材Aの該カラー部bの最
    大直径よりも小さいが該接続部材Aの該小径管状
    部aの直径よりも大きく、 該第二の開口220は該第一の開口218;2
    19の該スロツト219の端部に対応せしめて該
    スライド204の下流側フインガ206に形成さ
    れており、該接続部材Aの該カラー部bの最大直
    径よりも大径であり、 該第三の開口210は、該スライド204の該
    フインガ205;206と重合する、該スライド
    案内体207のリブ209に形成されており、該
    接続部材Aの該カラー部bの最大直径よりも大径
    であり、該スライド204が該休止位置にある時
    には該第一の開口218;219の大径部218
    と整合し、該スライド204が該スライド位置に
    ある時には該第二の開口220と整合する、特許
    請求の範囲第4項記載の圧着機。 6 該第一の開口218;219の該スロツト2
    19の頭部には該接続部材Aの該カラー部bの最
    大直径に対応した部分218が存在する、特許請
    求の範囲第5項記載の圧着機。 7 圧潰され得る部分を有する接続部材Aを電線
    端部に圧着するための圧着機にして; 接続部材収容容器と; 該接続部材収容容器から接続部材を1個毎送給
    するための接続部材分離機構203;756を含
    む接続部材供給機構200;750と; 電線導入部20;520と; 旋回−滑動枠体30;550;570に装着さ
    れていて、スイツチS′5によつて検出される位置
    に該旋回−滑動枠体30;550;570が位置
    せしめられると該電線導入部20;520に対応
    して位置せしめられる圧着機構100;650;
    700と;を具備し、 該接続部材分離機構203;756は、 接続部材供給方向に、接続部材1個の長さより
    は長いが接続部材2個の長さよりは短い距離をお
    いて2個のフインガ205;206が配設されて
    おり、作動手段227;Z′7によつて休止位置か
    らスライド位置にスライドせしめられるスライド
    204と、 スライド案内体207と、 該作動手段227;Z′7によつて、接続部材供
    給方向に対して横方向に該スライド204がスラ
    イドされる時に、唯1個の接続部材Aのみの通過
    を許容するように、該スライド204及び該スラ
    イド案内体207に形成された開口218;21
    9;210;220とを含んでいる、ことを特徴
    とする圧着機。 8 該接続部材Aは大径カラー部bと金属製小径
    管状部aを有し、 該スライド204及び該スライド案内体207
    には第一、第二及び第三の開口218;219;
    210;220が形成されており、 該第一の開口218;219は該スライド20
    4の上流側フインガ205に形成され且つスロツ
    ト部219を有する鍵穴形状であり、該スロツト
    部219の幅は該接続部材Aの該カラー部bの最
    大直径よりも小さいが該接続部材Aの該小径管状
    部aの直径よりも大きく、 該第二の開口220は該第一の開口218;2
    19の該スロツト219の端部に対応せしめて該
    スライド204の下流側フインガ206に形成さ
    れており、該接続部材Aの該カラー部bの最大直
    径よりも大径であり、 該第三の開口210は、該スライド204の該
    フインガ205;206と重合する、該スライド
    案内体207のリブ209に形成されており、該
    接続部材Aの該カラー部bの最大直径よりも大径
    であり、該スライド204が該休止位置にある時
    には該第一の開口218;219の大径部218
    と整合し、該スライド204が該スライド位置に
    ある時には該第二の開口220と整合する、特許
    請求の範囲第7項記載の圧着機。 9 該第一の開口218;219の該スロツト2
    19の頭部には該接続部材Aの該カラー部bの最
    大直径に対応した部分218が存在する、特許請
    求の範囲第8項記載の圧着機。 10 該作動手段227;Z′7は該旋回−滑動枠
    体30の移動に応じて作動せしめられる、特許請
    求の範囲第7項から第9項までのいずれかに記載
    の圧着機。 11 該作動手段227は該旋回−滑動枠体30
    に配設されている、特許請求の範囲第10項記載
    の圧着機。 12 該作動手段Z′7は該旋回−滑動枠体30の
    位置を検出する該スイツチS′5によつて作動せし
    められる、特許請求の範囲第10項記載の圧着
    機。
JP60501168A 1984-03-09 1985-03-08 電線端部に接続部材を圧着する圧着機 Granted JPS61501480A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3408772 1984-03-09
DE3408772.9 1984-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61501480A JPS61501480A (ja) 1986-07-17
JPH0514393B2 true JPH0514393B2 (ja) 1993-02-24

Family

ID=6230075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60501168A Granted JPS61501480A (ja) 1984-03-09 1985-03-08 電線端部に接続部材を圧着する圧着機

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4720912A (ja)
EP (1) EP0158125B1 (ja)
JP (1) JPS61501480A (ja)
AT (1) ATE43938T1 (ja)
DE (1) DE3570958D1 (ja)
WO (1) WO1985004288A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2602617B1 (fr) * 1986-08-07 1989-10-27 Aerospatiale Dispositif de montage d'une cosse ou de tout autre element de connexion a une extremite d'un cable electrique
FR2614144B1 (fr) * 1987-04-14 1992-09-11 Telemecanique Electrique Machine pour la pose automatique d'embouts de raccordement sur les extremites de conducteurs electriques
FR2615050B1 (fr) * 1987-05-06 1992-09-11 Telemecanique Electrique Dispositif de pose et de sertissage d'embouts sur des conducteurs electriques
US11296486B2 (en) * 2017-10-02 2022-04-05 TE Connectivity Services Gmbh Wire preparation device
CN110932051B (zh) * 2019-11-20 2020-12-11 巢湖威能光电科技有限公司 一种自动上料的冷压接线端子压紧器

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3329002A (en) * 1965-01-05 1967-07-04 Amp Inc Terminal crimping and transferring apparatus
US3376627A (en) * 1965-11-26 1968-04-09 Amp Inc Wire stripping apparatus
US3753280A (en) * 1971-12-17 1973-08-21 Bunker Ramo Insulation stripping device adapted for use with terminal attaching machine
JPS5537879B2 (ja) * 1973-10-15 1980-09-30
US3911717A (en) * 1974-01-18 1975-10-14 Itt Terminal applicator apparatus
US3867754A (en) * 1974-02-22 1975-02-25 Amp Inc Stripper crimper machine
US3909900A (en) * 1974-05-22 1975-10-07 Artos Engineering Co Apparatus for producing electrical conductors
US4055889A (en) * 1976-02-18 1977-11-01 Molex Incorporated Connector harness assembly machine
DE3205413A1 (de) * 1982-02-16 1983-08-25 Weiszhaar, Johann, 7063 Welzheim Vorrichtung zum aufpressen von huelsen
US4489589A (en) * 1982-06-28 1984-12-25 Panduit Corp. Automatic wire joint installation tool

Also Published As

Publication number Publication date
DE3570958D1 (en) 1989-07-13
ATE43938T1 (de) 1989-06-15
EP0158125A1 (de) 1985-10-16
JPS61501480A (ja) 1986-07-17
WO1985004288A1 (fr) 1985-09-26
US4720912A (en) 1988-01-26
EP0158125B1 (de) 1989-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0117273B1 (en) Apparatus for automatically attaching terminals to cable ends
US3713322A (en) Crimping tool
US5058260A (en) Wire processing apparatus
US4869135A (en) Apparatus for step stripping wire means
JPH06165332A (ja) ケーブル被覆層剥離装置
WO1995026583A1 (fr) Procede et appareil de fabrication d'un faisceau de fils par soudage sous pression
JPH01500386A (ja) 端子ストリップ圧着機械
US5724871A (en) Stripping tools
EP0791993B1 (en) Tool for stripping cover of electric wire
JPH0514392B2 (ja)
JPH0514393B2 (ja)
US4862774A (en) Screw holder
EP0787552B1 (en) A device for feeding and discharging a work in an automatic hollow pipe cutting apparatus
US5745982A (en) Lifting device for a crimped wire assembly
US11296472B2 (en) Hand crimp tool having wire inserter
US5400941A (en) Core end sleeves which are linked to one another in the form of a belt, and device for their transportation
EP1164673B1 (en) Wire stripper
US7363693B2 (en) Wire-processing device
JP7374234B2 (ja) ワイヤーエンドフェルールを処理するためのマガジンおよびワイヤーエンドフェルールを圧着するための手持ち式工具
JPH06290845A (ja) 電線の切断および端子圧着装置
JPH11285123A (ja) ワイヤストリッパ
JPH09190864A (ja) 電線端末処理装置
GB2294162A (en) Wire stripping tools
JP2930828B2 (ja) 電線の送り出し機構
JPH0337269B2 (ja)