JP7374234B2 - ワイヤーエンドフェルールを処理するためのマガジンおよびワイヤーエンドフェルールを圧着するための手持ち式工具 - Google Patents

ワイヤーエンドフェルールを処理するためのマガジンおよびワイヤーエンドフェルールを圧着するための手持ち式工具 Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤーエンドフェルール(Aderendhuelsen)を処理するためのマガジンであって、これらのワイヤーエンドフェルールは、接続ウェブを介して互いに接続されてワイヤーエンドフェルールストリップ(Aderendhuelsenstreifen)を形成していて、マガジンはケーシングを有しているマガジンに関する。
さらに本発明は、ワイヤーエンドフェルールを、絶縁被覆が剥離された導体端部に、もしくは導体のリッツ線に圧着するための手持ち式工具であって、ハンドルと、少なくとも2つのプレスジョー(Pressbacken)であって、これら少なくとも2つのプレスジョーは、ハンドルの操作により1つにまとめることができ、その内部でワイヤーエンドフェルールを位置決めすることができるダイを形成する少なくとも2つのプレスジョーと、その内部にワイヤーエンドフェルールが収容されるマガジンと、を有しており、ワイヤーエンドフェルールは、マガジンからダイへと供給可能であって、ハンドルは第1の位置から第2の位置へと移動可能である、手持ち式工具に関する。
ワイヤーエンドフェルールと、絶縁被覆が剥離された導体端部もしくは導体のリッツ線との圧着は、従来技術により、クリンプとしても公知である。クリンプの際に、2つの構成要素は塑性変形により互いに接続され、これにより、導体とワイヤーエンドフェルールとの間の均一で、分離しにくい接続が形成される。クリンプは、電気的な接続部を製作する際にはんだ付けまたは溶接に対して代替的に使用される。自動工具もしくはクリンプペンチによって、ケーブルの芯線はワイヤーエンドフェルールに形状接続的に接続される。この場合、比較的高い力がかけられる。複数のワイヤーエンドフェルールが、次々に相応の導体に圧着されなければならないことが多い。この場合、可能な限り短時間で実施するために、ワイヤーエンドフェルールが収容される貯蔵マガジンを備えたクリンプ工具がある。1つのワイヤーエンドフェルールの圧着後、次のワイヤーエンドフェルールを工具内に手動でまたは自動で設置することができる。
欧州特許出願公開第2182595号明細書には、例えば、手動操作されるクリンプペンチのための取外し可能なマガジンが示されている。このマガジンは、円筒状の本体を有しており、この本体内には、全周にわたって分配された複数の通路が形成されていて、これらの通路内には、個々の電気的コンタクトを収容するために用いられるそれぞれ個別のケーシングが装着される。これらの電気的コンタクトは、個別にマガジン内に挿入される。
独国特許発明第4241224号明細書には、ワイヤーエンドフェルールストリップを収容するための円筒状のマガジンを備えたクリンプ工具が開示されている。この場合、マガジンは、実際のクリンプステーションから間隔を置いて配置されているので、ワイヤーエンドフェルールストリップの始端部は、マガジンから、クリンプ工具のケーシングにおける開口を介して、搬送装置の領域内に導入される。搬送装置は、実質的な構成部品として、搬送ホイールを有しており、この搬送ホイールは、その周囲に均一に分配された複数の凹部を有しており、1つの軸を中心として回転可能である。ストリップからの個々のワイヤーエンドフェルールの分離は、この場合、実際のクリンプ工程の際に行われる。この場合、可動のプレスジョーが、最も前方のワイヤーエンドフェルールを半径方向外側に向かって押し、すなわち、最も前方のワイヤーエンドフェルールが半径方向外側に向かって移動するように凹部の通常の半径が超えられることにより、最も前方のワイヤーエンドフェルールとその次のワイヤーエンドフェルールとの間の接続ウェブが裂断される。
上述したマガジンおよび自動工具における欠点は、取扱いである。個々のワイヤーエンドフェルールをマガジン内に挿入するのは往々にして手間がかかる。接続すべきワイヤーエンドフェルール内にリッツ線を導入する際には、自動工具の不可動性により導体の挿入が困難であるので、リッツ線が曲がり、ワイヤーエンドフェルール内に差し込まれないという事態が生じるおそれがある。これによりクリンプ誤接続が生じるおそれがあり、これは往々にして、導体がワイヤーエンドフェルールと共に組み込まれる機器における損傷につながる。
そこで本発明の根底にある課題は、簡単な取り扱い性と、プロセス安全性の改善を保証する、ワイヤーエンドフェルールを処理するためのマガジンならびに相応のマガジンを備えた手持ち式工具を提供することである。
第1の教示によれば、本発明は、上述した課題を解決するマガジンに関する。本発明によるマガジンは、まずは実質的に、ケーシングが、ワイヤーエンドフェルールをワイヤーエンドフェルールストリップから個別化することができるマガジン平面を有しており、マガジン平面には、ワイヤーエンドフェルールを互いに個別化することができる切断装置が設けられており、マガジン平面には、ワイヤーエンドフェルールストリップをマガジン平面において搬送することができる送り機構が設けられており、個別化されたワイヤーエンドフェルールを、処理のためにダイ平面(Gesenk-Ebene)へと送ることができ、マガジン平面とダイ平面とは互いに異なっていることを特徴としている。マガジン平面とダイ平面とが互いに異なっていることにより、ワイヤーエンドフェルールをワイヤーエンドフェルールストリップから個別化して、この個別化されたワイヤーエンドフェルールスがダイ平面内に配置されることなく、組付け位置にもたらすことができる。これにより、ダイ平面でワイヤーエンドフェルールを処理すると同時に、例えば導体のリッツ線に圧着すると同時に、次のワイヤーエンドフェルールをワイヤーエンドフェルールストリップから個別化して組付け位置へもたらすことができる。圧着されたワイヤーエンドフェルールは次いで、圧着された導体と共にマガジンから取り出され、この場合、次のワイヤーエンドフェルールは既に組付け位置に位置している。したがって、圧着されたワイヤーエンドフェルールの取出し直後に、別の導体をマガジン内に導入して、ワイヤーエンドフェルールを組付け位置からダイ平面へと移送し、圧着することができる。
ワイヤーエンドフェルール内への導体の導入は、ケーシングの導体導入開口を介して行うことができる。ワイヤーエンドフェルール内に導体もしくは導体のリッツ線を簡単に挿入するために、本発明の構成では、導体導入開口が漏斗状に構成されていて、漏斗状の導体導入開口は、処理すべきワイヤーエンドフェルールの方向で円錐状に延在していることが想定されてよい。これにより、導体を比較的大きな漏斗状開口内に簡単に導入することができ、導体は、導体導入開口のジオメトリに基づきワイヤーエンドフェルールへとガイドされる。したがって、導体のエラーが生じ易い導入は排除される。
マガジンのケーシングは、任意のジオメトリを有していてよい。好適には、ケーシングは円筒状に形成されている。しかしながら、別の回転対称的な形状または非対称的な形状を有していてもよい。
マガジンの簡単な操作のために、第1の構成では、個別化されたワイヤーエンドフェルールを、切断装置によって組付け位置にもたらすことができることが想定されている。組付け位置では、導体をワイヤーエンドフェルール内に導入することができ、ここからダイ平面へと送ることができる。ダイ平面では、ワイヤーエンドフェルールが処理される。その間、別のワイヤーエンドフェルールを組付け位置へと移行させることができる。
本発明によるマガジンの別の構成では、送り機構は、ワイヤーエンドフェルールを線状に送ること(linearen Vorschub)ができるばね的な係止アームとして形成されていることが想定されている。ばね的な係止アームは、マガジンの内側でワイヤーエンドフェルールを簡単に摺動させることができる。このために、ばね的な係止アームの長手方向延在が、ワイヤーエンドフェルールもしくはワイヤーエンドフェルールストリップの搬送方向に対して横方向に配置されており、これによりばね的な係止アームは、搬送方向で変位可能であることが考えられる。ばね的な係止アームは、ワイヤーエンドフェルールの連行を改善するために、ワイヤーエンドフェルールに接触する領域で、ワイヤーエンドフェルールの輪郭に沿うことができる。通常、ワイヤーエンドフェルールは、円形の横断面を有しているので、ばね的な係止アームが、接触領域で、すなわち、ばね的な係止アームがワイヤーエンドフェルールに接触する領域で、円軌道の一部を描くことも考えられる。この場合、ばね的な係止アームは、ほぼベーン状の輪郭を有している。ベーン状もしくは円形の輪郭は、係止アームが引き戻されて、したがって次のワイヤーエンドフェルールに沿って滑動する、もしくは次のワイヤーエンドフェルールの後方に係止する際に、良好にばね的に離れることができるという利点を有している。
マガジンの取扱いを改善するために、別の構成では、送り機構が出発位置から送り位置へと摺動可能であることが想定されている。出発位置では、送り機構の係止アームは、ワイヤーエンドフェルールに当接している。送り機構によって加えられる力が、ワイヤーエンドフェルールに、もしくはワイヤーエンドフェルールストリップに作用する保持力よりも大きいと、送り機構は送り位置へと摺動させられる。ばね的な係止アームが、送り機構の出発位置でワイヤーエンドフェルールに当接していることにより、送り機構が出発位置から送り位置へと移動させられる際に、ワイヤーエンドフェルールも摺動させられる。
送り機構が再び出発位置へと移動させられると、ばね的な係止アームも出発位置へと戻される。ばね的な構成により、ばね的な係止アームは、ワイヤーエンドフェルールに沿って滑動することができ、これによりばね的な係止アームは、予荷重をかけられた位置で、ワイヤーエンドフェルールを摺動させずに、再びワイヤーエンドフェルールに当接する。
ばね的な係止フックとワイヤーエンドフェルールとの間の摩擦が過剰に大きくなることを回避するために、別の構成では、送り機構が出発位置に移動させられて、送り位置への移動は解放されているときに、ワイヤーエンドフェルールもしくはワイヤーエンドフェルールストリップの移動を阻止する別のばね的な係止アームが設けられていてよい。これにより、送り機構のばね的な係止アームは、出発位置に移動する際にワイヤーエンドフェルールに沿って変位することができ、出発位置でワイヤーエンドフェルールの1つに背後から係合し、出発位置へと移動する際には、ワイヤーエンドフェルールも動かされることはなく、ばね的な係止アームは、ワイヤーエンドフェルールに沿って変位することはできない。
ワイヤーエンドフェルールの解放は、マガジンの好適な構成では、切断装置がニュートラル位置に位置しているときに、すなわち操作されていないときに、送り機構が送り位置に配置されているように、送り機構と切断装置とが互いに接続されていることにより行うことができる。つまり、切断装置がもはや操作されなくなると、送り機構が送り位置へと移動させられるという意味である。この場合、切断装置は、機械的な構成部分、好適にはレバーを介して送り機構に接続されていてよい。レバーの枢着的な支持により、送り機構を、切断装置に対してほぼ横方向に動かすことができる。
本発明の別の構成では、切断装置の切断方向は、個別化の区分において、ワイヤーエンドフェルールストリップの向きに対して横方向に延在していることが想定されている。これにより、切断装置は、2つのワイヤーエンドフェルールの間の中間スペースに、すなわち接続ウェブに正確に係合することができ、接続ウェブを分離し、次いで再び逆方向に動くことができる。このようにして、切断装置は、ワイヤーエンドフェルールもしくはワイヤーエンドフェルールストリップの搬送方向をブロックしない。
本発明の好適な構成では、切断装置は刃を有しており、切断装置によって、2つのワイヤーエンドフェルールの間のそれぞれ1つの接続ウェブを分離できることが想定されている。この刃は、接続ウェブを問題なく分離することができる。刃が十分に鋭利であるならば、接続ウェブを分離するには、刃の単純な直線運動で十分である。好適な構成では、刃は、幾分、斜めに形成されていてよく、これにより刃はまずは接続ウェブの一点に置かれ、刃がさらに送られる際に、線に沿って接続ウェブを分離する。したがって、ワイヤーエンドフェルールストリップの搬送方向に対して横方向の、刃の直線運動が、刃の運動に対して横方向に方向付けられた切断運動に移行される。
ワイヤーエンドフェルールの容易な個別化のために、本発明の別の構成では、切断装置は、切断工程中にワイヤーエンドフェルールを互いに離間することができるエレメントを、好適には楔(Keil)を含むことが想定されている。この付加的なエレメントは、円錐状に延在することができ、これにより、円錐状に延在するエレメントが両ワイヤーエンドフェルールの間に移動すると、切断工程中もしくは切断工程後に、これらのワイヤーエンドフェルールはさらに互いに離されるように押される。楔はこの場合、個別化されたワイヤーエンドフェルールが楔によって、マガジンの内側で斜めに傾けられるように配置されていてよい。
マガジンの取扱いをさらに改善するために、本発明によるマガジンの別の構成では、切断装置が、ニュートラル位置から切断位置へと移動可能であって、切断装置は、操作可能な戻しエレメントによってニュートラル位置に保持されていることが想定されている。さらなる切断工程を作動させるためには、これにより切断装置がニュートラル位置から切断位置へと移行させられるように戻しエレメントが変位される。戻しエレメントは、例えば、ばねであってよい。戻しエレメントのばね力は、切断装置を、ニュートラル位置に戻そうとする。戻しエレメントを、係止フック等のような相応の固定機構によって、切断位置で保持することができる。好適には、切断装置は、レバーまたは類似の構成部分の操作によって、切断位置に移行させられ、2つのワイヤーエンドフェルールの間の接続ウェブを分離する。戻しエレメントが解放されると、切断装置は再びニュートラル位置へと搬送される。
マガジン平面からダイ平面へのワイヤーエンドフェルールの移動を容易にするために、本発明によるマガジンの好適な構成では、組付け位置に位置しているワイヤーエンドフェルールは、ワイヤーエンドフェルールストリップのワイヤーエンドフェルールの長手方向延在に対して、0°ではない角度をなして配置されていることが想定されている。ワイヤーエンドフェルールストリップのワイヤーエンドフェルールの長手方向延在と、組付け位置に位置しているワイヤーエンドフェルールの長手方向延在との間の角度は、好適には20°である。
個別化されるワイヤーエンドフェルールを、保持エレメント、例えば楔によって、切断工程中、隣接するワイヤーエンドフェルールから離すように押すことができる。これにより、一方では、接続ウェブの分離が支援され、他方では、ワイヤーエンドフェルールが斜めに傾けられる。組付け位置における角度に基づき、ワイヤーエンドフェルールは、ワイヤーエンドフェルールがダイ平面へと送られる際に通る、ケーシングに設けることができる開口を介して間接的に、必然的に位置決めされる。導体もしくは導体のリッツ線は、組付け位置に位置するワイヤーエンドフェルールに通じる1つの線に沿って、ワイヤーエンドフェルール内に導入される。ワイヤーエンドフェルールがダイ平面に移動する際に通る、ケーシングに設けることができる開口は、ワイヤーエンドフェルールを組付け位置からダイ平面へと送ることができるようにするためには、ほぼ導入される導体の移動の線上に位置するだけでよい。
本発明の第2の教示によれば、本発明は、上述した課題を解決する、ワイヤーエンドフェルールを、絶縁被覆が剥離された導体端部に、もしくは導体のリッツ線に圧着するための手持ち式工具であって、ワイヤーエンドフェルール用のマガジンを備えた手持ち式工具に関する。本発明による手持ち式工具は、まずは実質的には、マガジンが本発明により形成されていることを特徴とする。
本発明によるマガジンに関する説明は、相応に、取り付けられたマガジンを有する本発明による手持ち式工具にも当てはまる。
上述した手持ち式工具のハンドルは、ペンチ状に形成されていてよい。しかしながらハンドルは、単に駆動機構の操作のために用いられてもよい。手持ち式工具は、例えば電気的に、ニューマチック的に、または液圧的に作動させることができる。マガジンの送り機構および切断装置は、この実施例では、ワイヤーエンドフェルールの圧着の直線運動もしくは回転運動に連動されている。
手持ち式工具によって、ワイヤーエンドフェルールを導体にもしくは導体のリッツ線に形状接続的に接続することができる。この場合、接合方法、クリンプが使用される。ワイヤーエンドフェルールは、ダイ平面に導入された導体と共に、ダイ内へ置かれ、プレスジョーを介して、ワイヤーエンドフェルールと、このワイヤーエンドフェルール内に位置する導体の部分とが塑性変形されるように、押しつぶされる。使用者によって付与可能な力を高めるために、手持ち式工具はトグルレバーを有していてよい。何故ならば、加えられた力と生じた力との伝達比、もしくは一次行程から二次行程への伝達比は、運動中に連続的にシフトし、したがって、最初は、比較的小さい力でプレスジョーの高速を達成することができ、重要な領域では、大きな力で低速を達成することができるからである。
上述した好適な形式で既に導体が差し込まれているワイヤーエンドフェルールを、手持ち式工具に接続されたマガジンによって、手持ち式工具のダイへと供給することができる。したがって、組付け位置に存在しているワイヤーエンドフェルールは、導体を収容することができる。
ハンドルによるマガジンの快適な操作性のために、1つの構成では、ハンドルは、ハンドルが第1の位置に位置しているとき、切断装置が操作されるように、マガジンと協働することが想定されている。第1の位置では、ハンドルの両脚は互いに、第2の位置におけるよりも大きな角度をなしている。すなわち、第1の位置から第2の位置への脚の移動のためには、ハンドルを押し合わせなければならない。このように押し合わせることにより、ダイ平面におけるワイヤーエンドフェルールの圧着も行われ、この場合、ダイ平面は正確に、手持ち式工具のダイと一致している。圧着後、ハンドルは再び弛緩されて、すなわち、第2の位置から第1の位置へと移動する。第2の位置から第1の位置への移動時に同時に、切断装置も操作されるので、手持ち式工具が別のワイヤーエンドフェルールの圧着のために準備されているときには、別のワイヤーエンドフェルールはすでに個別化されている。
さらに、本発明による手持ち式工具の別の構成では、ハンドルは、ハンドルが操作されているとき、送り機構が操作されるように、マガジンと協働することが想定されている。したがって、ハンドルが操作されると、送り機構はマガジン平面の内側でワイヤーエンドフェルールストリップを搬送する。既に1つのワイヤーエンドフェルールが切断装置によって個別化された場合には、ハンドルの次の操作時に、ワイヤーエンドフェルールストリップが送り機構によって、次のワイヤーエンドフェルールがワイヤーエンドフェルールストリップから個別化され得るように、搬送される。
簡単な操作性のために、変向手段が設けられている。この変向手段は、ハンドルの手動操作により、少なくとも1つのワイヤーエンドフェルールと、絶縁被覆が剥離された導体との圧着が実施可能であるようにペンチ状のハンドルおよびプレスジョーと協働する。このようにして、使用者は、可能な限り僅かな労力で、ハンドルを手動で操作するだけで、ワイヤーエンドフェルールを導体に圧着することができる。
本発明による手持ち式工具の好適な構成では、マガジンが、手持ち式工具に取外し可能に、特に係止結合(Rastverbindung)によって結合されていることが想定されている。手持ち式工具へのマガジンの組付けは、例えば、バヨネットクロージャに類似の回転運動により、または差込みにより行われてよい。この場合、マガジンの正確な位置決めは、マガジンに形成されていて、対応する凹部内に係合するピンまたはその他の隆起部を介して行われる。ピンもしくは隆起部は、手持ち式工具のフレームに形成されていてもよく、対応する凹部は相応にマガジンに形成されていてもよい。係止は例えば、マガジンが取り付けられている、対向する側で、手持ち式工具に背後から係合する屈曲した保持エレメントによって実現されてもよい。したがって、マガジンの位置決めにより、マガジンを簡単に手持ち式工具に取り付けることができるにもかかわらず、マガジンの滑脱は阻止されている。
ワイヤーエンドフェルールの圧着の品質を向上させるために、本発明による手持ち式工具の好適な構成では、2つよりも多数のプレスジョーが設けられており、これにより、ワイヤーエンドフェルールと絶縁被覆が剥離された導体端部もしくは導体のリッツ線との間の対称的な圧着が行われる。この場合、プレスジョーは、2つの側からだけ互いに近づけられるのではなく、より多くの方向から、プレスジョーの間に対称の横断面が生じるように、すなわち対称のダイが生じるように、互いに近づけられる。2つよりも多数のプレスジョーを使用する利点は、ダイのジオメトリが、大きな横断面領域に対して、均等に保たれるもしくは極めて類似に維持されることにある。プレスジョーは、絞りの形式で閉鎖され、これにより、プレスジョーは互いに均等に近づけられるので、閉鎖の際にダイの横断面のジオメトリは、大きく変化することはない。
このために本発明の好適な構成では、プレスジョーは、正方形状の圧着が行われるように配置されていることが想定されている。本発明の代替的な構成では、プレスジョーは、六角形状の圧着が行われるように配置されていることが想定されている。
詳細には、本発明によるマガジンならびに本発明による手持ち式工具を構成し、発展させる多数の可能性がある。これについては、請求項1および11に従属する特許請求項、および図面に関連した好適な実施例の以下の説明が参照される。
ワイヤーエンドフェルールを処理するためのマガジンの一部を示す平面図である。 ワイヤーエンドフェルールを個別化している間の図1のマガジンの一部を示す図である。 ケーシングカバーを備えた図1および図2のマガジンを示す図である。 図1のマガジンの一部を示す斜視図である。 マガジンを有する、ワイヤーエンドフェルールを処理するための手持ち式工具を、ハンドルが第1の位置にある状態で示す図である。 図5の手持ち式工具を、ハンドルが第2の位置にある状態で示す図である。 図5および図6の手持ち式工具を、マガジン内に導入された導体と共に示す図である。
図1は、ワイヤーエンドフェルール2を処理するためのマガジン1を示していて、これらのワイヤーエンドフェルールは、接続ウェブ3を介して接続されて、ワイヤーエンドフェルールストリップ4を形成している。このマガジンは、ケーシング5を有していて、このケーシング内に、ワイヤーエンドフェルール2が配置されている。これらのワイヤーエンドフェルール2を個別化するために、切断装置6が設けられている。マガジン1の内側で、ワイヤーエンドフェルール2もしくはワイヤーエンドフェルールストリップ4を搬送するために、送り機構7が設けられている。送り機構7は、図1では2つのワイヤーエンドフェルール2の間に配置されているばね的な係止アーム8を含む。ワイヤーエンドフェルール2を個別化するために、切断装置6には、刃9が配置されている。送り機構7は、戻しエレメント10に接続されている。
切断装置6と送り機構7とは、アングルレバー11を介して互いに接続されており、アングルレバー11の傾動により、切断装置6の運動と送り機構7の運動との両方が行われるようになっている。アングルレバー11は、全体としてT字型に形成されているので、全体として3つのレバーアーム、すなわち第1のレバーアーム12、第2のレバーアーム13、および第3のレバーアーム14が存在している。第1のレバーアーム12は、長孔接続部15を介して、切断装置6に枢着されている。第2のレバーアーム13は、送り機構7に枢着されている。第3のレバーアーム14は、ケーシング5から突出しており、これによりケーシング5の外側から操作可能であり、したがって切断装置6と送り機構7とを同時に操作する。
図1および図2により、切断装置6と送り機構7との協働が明らかである。図1では、戻しエレメント10は弛緩している。切断装置6は操作されておらず、すなわち、刃9は、ワイヤーエンドフェルール2に対して最大の距離を置いている。切断装置6が操作されない場合は、送り機構7は、ばね的な係止アーム8が、個別化すべきワイヤーエンドフェルール2に当接し、これによりワイヤーエンドフェルールストリップ4が個別化のための位置にもたらされるように、向けられている。
図2では、切断装置6は操作されており、すなわち、刃9は、2つのワイヤーエンドフェルール2の間の接続ウェブ3を分離した。戻しエレメント10は変位されていて、切断装置6をニュートラル位置へと移行させようとしている。刃9は楔状の受容部16内に配置されている。楔状の受容部16は、個別化すべきワイヤーエンドフェルール2を押しているので、このワイヤーエンドフェルールは、ワイヤーエンドフェルールストリップ4から離されるように動かされる。同時に、楔状の受容部16は、個別化されたワイヤーエンドフェルール2が、離されるように押される際に傾けられるように配置されている。次いで、この傾斜組付け位置で、ワイヤーエンドフェルール2を、マガジン平面からダイ平面へと搬送することができる。
切断装置6が操作される間、送り機構7は実際の出発位置へともたらされる。送り位置、すなわち、ワイヤーエンドフェルールストリップ4が個別化するために方向付けられる位置から、出発位置へと移動する間、ばね的な係止アーム8は変位されて、隣に位置するワイヤーエンドフェルール2に沿って、再び2つのワイヤーエンドフェルール2の間の中間室に、変位されずに係合できるようになるまで、そのワイヤーエンドフェルールの直径にわたって滑動する。送り機構7の新たな操作の際には、ばね的な係止アーム8が、ワイヤーエンドフェルールストリップ4を、次のワイヤーエンドフェルール2が個別化され得る位置へと摺動させる。
図3には、図1および図2のマガジンが、ケーシングカバー17と導体導入開口18と共に示されている。導体導入開口18内には、導体19もしくは導体19のリッツ線を導入することができる。個別化されたワイヤーエンドフェルール2は組付け位置で、その他のワイヤーエンドフェルール2に対して斜めに向けられているので、導体19もまずは斜めに導体導入開口18内に導入される。このために、導体導入開口は、漏斗状の区分20を有している。漏斗状の区分20によって、導体19は正確に位置決めされ、これにより導体19のリッツ線を、正確にワイヤーエンドフェルールに導入することができる。導体19をさらに導入することにより、ワイヤーエンドフェルール2は導体19と共に、組付け位置もしくはマガジン平面から、ダイ平面へと搬送され、次いでこのダイ平面でワイヤーエンドフェルール2を圧着することができる。次いで、導体19を再び、導体導入開口18からまっすぐ引き出すことができ、この間に既に、次のワイヤーエンドフェルール2は組付け位置で位置決めされている。
図4は、図1、図2、および図3のマガジン1を斜視図で示している。アングルレバー11の第3のレバーアーム14が、ケーシング5から部分的に外へ出ていることがわかる。したがって、アングルレバー11を簡単に、ケーシング5の外側からも操作することができる。ワイヤーエンドフェルール2は、ケーシングの内側で通路21内にガイドされている。
図5および図6には、ワイヤーエンドフェルール2を圧着するための、またはより詳細には、ワイヤーエンドフェルール2を、絶縁被覆が剥離された導体端部にもしくは導体19のリッツ線にクリンプするための、手持ち式工具22が示されている。手持ち式工具22は、ペンチ状のハンドル23を有していて、このハンドルは、ここには図示されていない複数のプレスジョーを互いに向かって動かすように規定されている。プレスジョーは、ダイ平面と一致するダイを形成し、このダイ内にワイヤーエンドフェルール2を挿入し、圧着することができる。ワイヤーエンドフェルール2を処理するためのマガジン1は、手持ち式工具22に取り付けられている。この場合、マガジン1は、マガジンの導体導入開口18が、ワイヤーエンドフェルール2を、差し込まれた導体と共に難なくダイへと通すことができるように位置決めされているように、配置されている。ワイヤーエンドフェルール2は、ワイヤーエンドフェルールストリップ4においてつながった状態でマガジン1内に挿入され、マガジン1の内側で個別化される。導体導入開口18から導体19を、組付け位置に位置しているワイヤーエンドフェルール2内に差し込むことができる。導体19がさらに導体導入開口18内に挿入されると、導体19はワイヤーエンドフェルール2と共に、手持ち式工具22のダイ内に導入され、理想的に位置決めされる。手持ち式工具22によって、導体端部とワイヤーエンドフェルール2との間の圧着接続部を製作することができる。圧着手順後は、導体19は、ワイヤーエンドフェルール2と共にマガジン1から引き出される。
図5は、ハンドル23が操作されていない手持ち式工具22を示しており、図6は、ハンドル23が操作されている手持ち式工具を示している。ハンドル23は、第3のレバーアーム14に接続されているので、ハンドル23の操作により、第3のレバーアーム14も操作され、したがって、マガジン1のケーシング5内に配置された第1のレバーアーム12および第2のレバーアーム13も操作される。このようにして、ハンドル23の操作により自動的に、ワイヤーエンドフェルール2の個別化と、組付け位置への位置決めが行われ得る。
図7は、図5および図6の手持ち式工具22を、まさにワイヤーエンドフェルール2に圧着されている差し込まれた導体19と共に示している。ワイヤーエンドフェルールストリップ4は、挿入開口24を介して容易に操作することができ、外側からマガジン1内へと挿入することができる。ワイヤーエンドフェルールストリップ4が、送り機構7の領域内に到るとすぐに、ハンドル23によって個別化と位置決めとを行うことができる。
1 マガジン
2 ワイヤーエンドフェルール
3 接続ウェブ
4 ワイヤーエンドフェルールストリップ
5 ケーシング
6 切断装置
7 送り機構
8 係止アーム
9 刃
10 戻しエレメント
11 アングルレバー
12 第1のレバーアーム
13 第2のレバーアーム
14 第3のレバーアーム
15 長孔接続部
16 楔状の受容部
17 ケーシングカバー
18 導体導入開口
19 導体
20 漏斗状の区分
21 通路
22 手持ち式工具
23 ハンドル
24 挿入開口

Claims (15)

  1. ワイヤーエンドフェルール(2)を処理するためのマガジン(1)であって、前記ワイヤーエンドフェルールは、接続ウェブ(3)を介して互いに接続されてワイヤーエンドフェルールストリップ(4)を形成していて、前記マガジン(1)はケーシング(5)を有しているマガジン(1)において、
    前記ケーシング(5)は、前記ワイヤーエンドフェルール(2)を前記ワイヤーエンドフェルールストリップ(4)から個別化することができるマガジン平面を有しており、
    前記マガジン平面には、前記ワイヤーエンドフェルール(2)を互いに個別化することができる切断装置(6)が設けられており、
    前記マガジン平面には、前記ワイヤーエンドフェルールストリップ(4)を前記マガジン平面において搬送することができる送り機構(7)が設けられており、
    前記切断装置(6)から個別化された前記ワイヤーエンドフェルール(2)を、処理のために前記マガジン平面における組付け位置からダイ平面へと送ることができ、前記個別化された前記ワイヤーエンドフェルール(2)は、前記ダイ平面において処理され、
    前記マガジン平面と前記ダイ平面とは互いに異なっており、これにより、前記個別化されたワイヤーエンドフェルール(2)の処理が前記ダイ平面において可能であり、この際、同時に、次の前記ワイヤーエンドフェルール(2)が前記マガジン平面において前記ワイヤーエンドフェルールストリップから個別化されて、前記組付け位置へともたらされることを特徴とする、マガジン(1)。
  2. 個別化された前記ワイヤーエンドフェルールは、前記切断装置(6)によって前記組付け位置にもたらすことができる、請求項1記載のマガジン(1)。
  3. 前記送り機構(7)は、前記ワイヤーエンドフェルール(2)を線状に送ることができるばね的な係止アーム(8)を含む、請求項1または2記載のマガジン(1)。
  4. 前記送り機構(7)は出発位置から送り位置へと摺動可能である、請求項1から3までのいずれか1項記載のマガジン(1)。
  5. 前記送り機構(7)と前記切断装置(6)とは、前記切断装置(6)がニュートラル位置に位置しているときに、すなわち操作されていないときに、前記送り機構(7)は前記送り位置に配置されているように、互いに接続されている、請求項4記載のマガジン(1)。
  6. 前記切断装置(6)の切断方向は、個別化の区分において、前記ワイヤーエンドフェルールストリップ(4)の向きに対して横方向に延在している、請求項1から5までのいずれか1項記載のマガジン(1)。
  7. 前記切断装置(6)は刃(9)を有しており、前記切断装置(6)によって、2つのワイヤーエンドフェルール(2)の間のそれぞれ1つの接続ウェブ(3)を分離することができる、請求項1から6までのいずれか1項記載のマガジン(1)。
  8. 前記切断装置(6)は、切断工程中に前記ワイヤーエンドフェルール(2)を互いに離間することができるエレメントを、好適には楔を含む、請求項1から7までのいずれか1項記載のマガジン(1)。
  9. 前記切断装置(6)は、ュートラル位置から切断位置へと移動可能であって、前記切断装置(6)は、操作可能な戻しエレメント(10)によって前記ニュートラル位置に保持されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のマガジン(1)。
  10. 前記組付け位置に位置しているワイヤーエンドフェルール(2)は、前記ワイヤーエンドフェルールストリップ(4)の前記ワイヤーエンドフェルール(2)の長手方向延在に対して、0°ではない角度をなして、好適には20°の角度をなして、配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のマガジン(1)。
  11. ワイヤーエンドフェルール(2)を、絶縁被覆が剥離された導体端部に、もしくは導体のリッツ線に圧着するための手持ち式工具(22)であって、ハンドル(23)と、少なくとも2つのプレスジョーであって、前記少なくとも2つのプレスジョーは、前記ハンドル(23)の操作により1つにまとめることができ、その内部で前記ワイヤーエンドフェルール(2)を位置決めすることができ、ダイ平面に配置されるダイを形成する少なくとも2つのプレスジョーと、その内部に前記ワイヤーエンドフェルール(2)が収容されるマガジン(1)と、を有しており、前記ワイヤーエンドフェルール(2)は、前記マガジン(1)から前記ダイへと供給可能であって、前記ハンドル(23)は第1の位置から第2の位置へと移動可能である、手持ち式工具(22)において、
    前記マガジン(1)は、請求項1から10までのいずれか1項により形成されていることを特徴とする手持ち式工具(22)。
  12. 前記ハンドル(23)は、前記ハンドル(23)が前記第1の位置に位置しているとき、前記切断装置(6)が操作されるように、前記マガジン(1)と協働する、請求項11記載の手持ち式工具(22)。
  13. 前記ハンドル(23)は、前記ハンドル(23)が操作されているとき、前記送り機構(7)が操作されるように、前記マガジン(1)と協働する、請求項11または12記載の手持ち式工具(22)。
  14. 前記マガジン(1)は、前記手持ち式工具(22)に取外し可能に、特に係止結合によって結合されている、請求項11から13までのいずれか1項記載の手持ち式工具(22)。
  15. 2つよりも多数のプレスジョーが設けられており、これにより、ワイヤーエンドフェルール(2)と絶縁被覆が剥離された導体端部もしくは導体のリッツ線との間の対称的な圧着が行われる、請求項11から14までのいずれか1項記載の手持ち式工具(22)。
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