JP6752576B2 - 駆動機構、ロボット装置、駆動機構の制御方法、ロボット装置の制御方法、物品の製造方法、制御プログラム、記録媒体、及び支持部材 - Google Patents

駆動機構、ロボット装置、駆動機構の制御方法、ロボット装置の制御方法、物品の製造方法、制御プログラム、記録媒体、及び支持部材 Download PDF

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Description

本発明は、駆動機構、ロボット装置、駆動機構の制御方法、ロボット装置の制御方法、物品の製造方法、制御プログラム、記録媒体、及び支持部材に関する。
近年、関節型のロボット(マニピュレータ)の用途が拡大しており、人間との協調作業や工場内での組み立て作業など、ロボットが柔軟な動作を行うことが要求される分野への応用が広がっている。
このようなロボットには、外力にならうための安定で広帯域な力制御(コンプライアンス制御)の機能が必要とされる。この力制御においては、従来広く用いられていた関節の位置制御(位置サーボ)をベースとした制御系に代わり、関節のトルク制御(トルクサーボ)をベースとした制御系を構成することが望ましい。そのため、関節に作用するトルクを、トルクを検知するセンサ(トルクセンサ)により正確に検知できる駆動機構が求められる。
一般的なロボットは、多様な動作を行うことができるように、複数のリンクを複数の関節で連結した構造となっている。各関節に配置されたアクチュエータやセンサに動力や電気信号を伝達するための電線や、ロボットアームの先端部に装着したエンドエフェクタを駆動するための電線、配管等の配線部材を、ロボットアームの基端部から先端部へと配置する必要がある。これらの配線部材は、大きく可動する関節を跨いで設置される。例えば特許文献1では、配線部材を固定するケーブルホルダを有し、配線部材をケーブルホルダ間で略直線状になるように配置したロボットアームが記載されている。
特開昭58−211888号公報
しかし、ロボットアームが動作により変形する配線部材の反力は、関節の駆動に対する抵抗となる。従来の構成では、配線部材の変形による反力がロボットアームのリンクへ直接作用する。トルクセンサは、リンクと駆動部との間のトルクを検知するように配置されており、リンクに配線部材の反力によるトルク(モーメント)が作用すると、リンクに作用した外力によるトルクを高感度かつ高精度に検知することができなかった。
このように、トルクの検知感度が低下することになるため、ロボットアームにおいては高感度なトルク制御を行うことができず、トルク制御の応答性が低下するという問題があった。また、トルクの検知精度が低下することになるため、ロボットアームにおいては正確なトルク制御を行うことができず、ロボットアームの先端部における力制御の精度が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、配線部材によって生じる反力の影響を低減し、リンクに作用した外力によるトルクを高感度かつ高精度に検知することを目的とする。
本発明の駆動機構は、揺動または回転するリンクと、前記リンクを駆動するための駆動力を伝達する伝達部と、前記伝達部と前記リンクとの間に配置され、前記リンクにかかる力を検出するセンサと、配線部材と、前記伝達部と前記センサとに接続され、前記配線部材を支持する支持部材と、を備えている、ことを特徴とする。
本発明によれば、リンクに作用した外力を高感度かつ高精度に検知することができる。
第1実施形態に係るロボット装置を示す斜視図である。 第1実施形態に係る駆動機構を示す斜視図である。 第1実施形態に係る駆動機構の断面図である。 (a)はトルクセンサの斜視図である。(b)はトルクセンサのセンサ本体の斜視図である。 第1実施形態に係る駆動機構の支持部材の斜視図である。 (a)は第1実施形態に係る駆動機構の支持部材の正面図、(b)は(a)のVIB−VIB線に沿う支持部材の断面図である。 第2実施形態に係る駆動機構の断面図である。 第3実施形態に係る駆動機構の断面図である。 第3実施形態に係る駆動機構の支持部材を示す斜視図である。 比較例の駆動機構を示す側面図である。 比較例の駆動機構を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るロボット装置を示す斜視図である。図1に示すように、ロボット装置100は、ロボット200と、ロボット200を制御する制御部としての制御装置300とを備えている。ロボット200は、複数(例えば6つ)の関節J1〜J6を有する垂直多関節のロボットアーム201と、エンドエフェクタであるロボットハンド202とを備えている。
ロボットアーム201は、複数のリンク210〜216を有し、各リンク210〜216が各関節J1〜J6で揺動(旋回又は屈曲ともいう)可能又は回転可能に連結されて構成されている。本実施形態では、ロボットアーム201は、揺動する3軸の関節J2,J3,J5と、回転する3軸の関節J1,J4,J6との6軸の関節J1〜J6で構成されている。各関節J1〜J6は、各駆動機構71〜76で構成されている。ロボットアーム201の基端部である基端リンク(ベース部)210は、架台に固定されている。
ロボットハンド202は、ロボットアーム201の先端部である先端リンク216に取り付けられて支持され、ロボットアーム201の動作により、その運動(位置・姿勢)、または力が調整されるようになっている。ロボットハンド202は、ハンド本体220と、ハンド本体220に対して移動可能に配設されて、ワークWを把持可能な複数の指221とを備えている。
制御装置300とロボット200とは、信号線や電力線等の電線を束ねたケーブル等の配線部材40で接続されている。なお、空気圧や油圧で動作するロボットの場合については、配線部材40には配管等も含まれる。配線部材40は、可撓性を有し、ロボットアーム201の基端部(固定端)から先端部(自由端)に亘って配置されている。そして、配線部材40を構成する各電線が、各関節J1〜J6のモータやセンサ、ロボットハンド202のモータやセンサに接続されている。
図2は、第1実施形態に係る駆動機構72を示す斜視図である。図3は、第1実施形態に係る駆動機構72の断面図である。関節J2における駆動機構72は、ロボットアーム201の基端部側の第1のリンクであるリンク211と、リンク211に対して相対的に揺動する、ロボットアーム201の先端部側の第2のリンクであるリンク212と、を有している。
本実施形態では、リンク211は、固定リンク(根元側リンクともいう)であり、リンク212は、固定リンクに対して可動する出力リンク(可動リンク又は末梢側リンクともいう)である。また、駆動機構72は、駆動部本体50と、配線部材40と、配線部材40を支持する支持部材41と、トルクセンサ82とを有している。
駆動部本体50は、リンク211に支持され、リンク211に対して中心軸(回転中心軸)Cまわりにリンク212を揺動駆動する駆動力を発生する。即ち、駆動部本体50は、リンク211とリンク212との間にトルクを発生させる。
配線部材40は、中心軸Cと直交する方向に沿ってリンク211とリンク212とに跨って配置されている。トルクセンサ82は、1次側と2次側との間の変位に応じたトルクを検知するものであり、本実施形態では、リンク212に作用するトルクを検知するものである。
リンク211とリンク212とは、関節支持機構である軸受722によって回転自在に連結されている。軸受722は、関節の中心軸Cまわりの回転運動のみが可能なように、リンク211に対するリンク212の相対運動を拘束する。本実施形態では、軸受722は、関節に広く用いられているクロスローラ軸受である。
駆動部本体50は、回転駆動源である電動モータ51と、電動モータ51の回転を減速して出力する減速機53と、を有する。また、本実施形態では、駆動部本体50は、電動モータ51の回転を減速機53の入力軸に伝達する伝達機構52を有する。
電動モータ51は、モータ回転角度計測用の不図示のロータリエンコーダ、モータ回転角保持用の不図示のブレーキなどを備えている。電動モータ51には、モータの電気的な駆動や、ロータリエンコーダとの信号のやり取り、およびブレーキの開閉動作の制御などを行う配線が連結されている。これら配線が配線部材40に含まれている。
配線部材40は、長手方向の一部が固定部材42によってリンク211に固定され、固定部材42によって固定された部分とは異なる長手方向の一部が固定部材43によってリンク212に固定されている。また、配線部材40は、リンク211,212の内部を通過するように配置されている。本実施形態では、配線部材40において、固定部材42に固定された部分と固定部材43に固定された部分との間の部分が、支持部材41に支持されている。また、配線部材40において、固定部材43によってリンク212に固定された部分よりも先端側の部分は、関節J2よりも先端側のリンク内に配置されたモータやセンサと接続される。
本実施形態では、減速機53は波動歯車減速機である。減速機53は、入力軸531と、入力軸531に固定されたウェブジェネレータ532と、フレクスプライン533と、サーキュラスプライン534とを有している。サーキュラスプライン534は、軸受722の内輪に固定されている。軸受722の外輪は、リンク211に固定されている。サーキュラスプライン534には、回転部材54が固定されている。回転部材54には減速機53の駆動力が出力され、これにより回転部材54が中心軸Cまわりに回転する。
伝達機構52は、電動モータ51の回転軸511に固定されたプーリ522と、減速機53の入力軸531に固定されたプーリ523と、プーリ522,523間に架け回された無端状のタイミングベルト521とで構成されている。
電動モータ51の駆動力の出力は、プーリ522、タイミングベルト521及びプーリ523を介して、減速機53の入力軸531を回転駆動する。減速機53は、電動モータ51の発生するトルクを減速比分だけ拡大し(同時に回転角度を減速比分だけ減速して)、拡大されたトルクを回転部材54より出力する。これにより電動モータ51が生成するトルクを減速機53により関節の駆動に適したレベルに拡大し、この減速機53より出力されたトルクによって、軸受722により支持されたリンク212を能動的に揺動駆動する。
本実施形態では、各関節J1〜J6(図1)にトルクセンサ82が配置されており、制御装置300は、これらトルクセンサ82の検知結果に基づき、ロボットアーム201をコンプライアンス制御する。
ここで、電動モータ51が効率よく発生できるトルクは、関節の駆動に必要なトルクに比べて非常に小さく、また、定格回転速度も関節の出力軸に求められる回転速度よりも非常に大きい。そのため、本実施形態では、減速機53として、1:30〜1:200程度、例えば1:100の高い減速比を有する減速機(例えば波動歯車減速機)を用いている。この主な理由は、機構をコンパクトな構成とするためであり、結果として高減速比の減速機が必要になるため、減速に伴う駆動部本体50内の摩擦と回転抵抗によるトルク損失が大きくなる。
そのため、モータトルクの測定(あるいは、モータトルクに比例するモータ電流の測定)だけでは、関節の出力段のトルクを正確に把握することができない。またこれらのトルク損失は、摩擦などの非線形な物理現象が主な要因であるため、精密なモデリングが困難であり、再現性も乏しいため出力トルクを補正することも困難である。このことから、トルクセンサによって駆動部本体の出力側のトルクを正確に計測する必要がある。したがって、本実施形態では、駆動部本体50の出力側(回転部材54)とリンク212との間にトルクセンサ82を配置している。なお、減速機53の減速比は上述した数値に限定されるものではない。
ここで、比較例の駆動機構について、図面を参照しながら詳しく説明する。図10は、比較例の駆動機構70Xを示す側面図である。図11は、比較例の駆動機構70Xを示す断面図である。図11には、図10に示す駆動機構70Xの中心線に沿った断面を図示している。駆動機構70Xは、リンク211X、リンク212X、配線部材40X、軸受722X、駆動部本体50X及びトルクセンサ82Xを有する。駆動部本体50Xは、リンク211Xに支持されている。駆動部本体50Xの出力側が、トルクセンサ82Xを介してリンク212Xに接続されている。これにより、駆動部本体50Xは、トルクセンサ82Xを介してリンク212Xを揺動駆動する。
配線部材40Xは、固定部材41X,42Xにより各リンク211X,212Xの外側壁に固定されている。配線部材40Xは、次の関節や更にその先の関節、あるいはエンドエフェクタを駆動するためのモータやセンサと連結するために、ロボットアームの内部へと誘導される。
リンク211Xは、ロボットアームの基端部側の固定リンク、リンク212Xは、駆動部によって駆動される、ロボットアームの先端部側の出力リンクである。リンク211Xとリンク212Xとは、軸受722Xにより回転自在に連結されている。具体的には、モータ51Xと減速機53Xとを有する駆動部本体50Xが、リンク211Xに支持されており、リンク212Xが、駆動部本体50Xの出力側にトルクセンサ82Xを介して連結される。トルクセンサ82Xは、内輪と外輪の間の相対変位を計測することにより駆動部本体50Xが出力する出力トルクTdrvを計測する。
ここで、リンク212Xの先端が外部環境と接触した際の静力学的平衡(力のバランス)を考える。すなわち、図10において、関節トルクを制御することによって、外力Flinkを制御する場合を考える。
図10に示すような外力Flinkによって関節の中心軸CXまわりに発生するモーメント(トルク)をTlinkとする。トルクTlinkは、以下の式(1)で表される。ここでRは、関節の中心軸CXから外力Flinkの作用点までの距離である。
link=R×Flink (1)
リンク212Xに固定されている配線部材40Xは、自身の変形に伴い、図10に示すような反力fdisをリンク212Xに与える。図10に示すような反力fdisによって関節の中心軸CXまわりに発生するモーメント(トルク)をTdisとする。トルクTdisは、以下の式(2)で表される。ここでrは、関節の中心軸CXと固定部材42Xとの間の距離(配線部材の反力の作用点までの距離)である。
dis=r×fdis (2)
一方、トルクセンサ82Xは、駆動部本体50Xとリンク212Xの間に設置されているので、このトルクセンサ82Xが計測するトルクTJTSは、駆動部本体50Xの出力トルクTdrvに等しい。
JTS=Tdrv (3)
以上を踏まえると、駆動機構70Xにおいてリンク212Xの中心軸CXまわりに作用するトルクのつり合いは、以下の式(4)となる。
(TJTS=)Tdrv=Tlink+Tdis (4)
以上、比較例の駆動機構70Xにおいて、トルクセンサ82Xが計測するトルクTJTSは、リンク212Xを駆動するためのトルクTlinkとは一致しない。即ち、トルクセンサ82Xが計測するトルクTJTSには、外力によるトルクTlinkに、配線部材40Xの変形に伴う反トルクTdisが重畳している。
比較例の駆動機構70Xでは、2つのリンク211X,212Xが、駆動部本体50Xとトルクセンサ82Xからなる動力伝達経路の他に、モータ51Xやセンサなどへの配線部材40Xによって連結されている。よって、比較例の駆動機構70Xでは、リンク間の力の伝達は2つの経路を経由して行われることになり、関節を跨いで設置された配線部材40Xの変形抵抗力に起因する反力モーメントTdisが、関節トルク計測の不感帯として働くことになる。
本実施形態では、駆動部本体50の出力側(回転部材54)が、支持部材41を介してトルクセンサ82に連結される。即ち、支持部材41は、駆動部本体50の駆動力により回転する回転部材54に連結(固定)されている。
図4(a)は、トルクセンサの斜視図である。図4(b)は、トルクセンサのセンサ本体の斜視図である。トルクセンサ82は、センサ本体820と、センサ本体820を覆う外装部材(カバー)830と、を有する。
センサ本体820は、1次側連結部材(駆動部側部材)である内輪部材821と、2次側連結部材(リンク側部材)である外輪部材822と、弾性変形する弾性変形部材823と、弾性変形部材823に取り付けられた検知部824とを有する。これら内輪部材821、外輪部材822、弾性変形部材823及び検知部824でユニット化されたセンサ本体820(トルクセンサ82)が構成されている。
内輪部材821、外輪部材822及び弾性変形部材823は、例えば円柱状の部材を切削加工することにより、一体に形成されている。トルクの検知結果(信号)は、ケーブル401を介して制御装置300に出力される。ケーブル401は、配線部材40の一部である。
内輪部材821及び外輪部材822は、リング状(環状)に形成されている。外輪部材822の内側に内輪部材821が配置されている。また、内輪部材821と外輪部材822とが中心軸Cに対して同軸に配置されている。弾性変形部材823は、内輪部材821及び外輪部材822の中心軸Cに対して、放射状に複数、周方向に間隔をあけて設けられている。弾性変形部材823の放射方向の一端が、内輪部材821に直接接続されており、弾性変形部材823の放射方向の他端が、外輪部材822に直接接続されている。これにより、弾性変形部材823の両端が、内輪部材821及び外輪部材822に支持されている。
弾性変形部材823は、内輪部材821と外輪部材822との間のトルクに応じた変形量で弾性変形する。つまり、弾性変形部材823は、リンク212から受ける回転モーメント(トルク)に応じて弾性変形する。弾性変形部材823は、内輪部材821及び外輪部材822と同じ材料で形成されているが、弾性変形するように、薄肉に形成されている。これにより、外輪部材822は、弾性変形部材823の弾性変形により、内輪部材821に対して相対的に、中心軸Cまわり(図4(b)中、Z軸まわり)に回転変位する。
内輪部材821及び外輪部材822には、それぞれボルト穴831,832が形成されている。内輪部材821は、不図示のボルトで支持部材41に固定(連結)されている。外輪部材822は、不図示のボルトでリンク212に固定されている。よって、内輪部材821は、支持部材41(回転部材54)と一体に回転し、外輪部材822は、リンク212と一体に回転する。即ち、回転部材54、支持部材41及び内輪部材821で、駆動部本体50の駆動力を出力する出力部材60が構成されている。したがって、弾性変形部材823の一端が、出力部材60に直接支持(駆動部本体50の出力側に間接支持)され、弾性変形部材823の他端が、外輪部材822に直接支持(リンク212に間接支持)されていることになる。出力部材60を、3つの部材54,41,821に分けたことで、駆動機構72の製造を容易にしている。
検知部824は、固定リンクであるリンク211に対して揺動する出力リンクであるリンク212に作用した外力によるトルクに対応した物理量を検知する。具体的には、検知部824は、弾性変形部材823の弾性変形による内輪部材821に対する外輪部材822(リンク212)の変位に応じた、トルクに対応した物理量、即ち弾性変形部材823の変形量(歪み量)を検知する歪みゲージである。
検知部824の検知結果は、内輪部材821と外輪部材822との間に作用した中心軸Cまわりの回転モーメント(トルク)に相当する。したがって、制御装置300は、トルクセンサ82の検知部824による検知結果を、トルク値として取得する。
配線部材40は、出力部材60、具体的にはトルクセンサ82と駆動部本体50との間の支持部材41に支持されている。したがって、関節J2の揺動運動にともない屈曲する配線部材40が発生する反力は、駆動部本体50(減速機53)の出力にかかり、リンク212には直接的に作用せず、リンク212にはかかりにくい構造となる。
よって、検知部824により検知されるトルクに対応した物理量に、配線部材40の反力が影響するのを低減することができる。したがって、リンク212に作用した外力によるトルク(に対応した物理量)を高感度かつ高精度に検知することができる。これにより、ロボットアーム201のコンプライアンス制御の精度が向上する。
また、配線部材40における支持部材41と固定部材43との間の部分には(トルクセンサ82やリンク構造の弾性変形以外には)、相対運動する箇所がない。したがって、関節J2が揺動運動した際も、配線部材40における支持部材41と固定部材43との間の部分はほとんど変形しない。このため固定部材43において、配線部材40がリンク212へと加える力もほぼ変化することなく支持されることになる。このため、トルクセンサ82(検知部824)は、配線部材40の変形による反力(トルク外乱)に左右されず、リンク212に作用する外力に起因するトルクのみを高感度かつ高精度に検知することが可能である。
以下、トルクセンサ82(検知部824)により検知されるトルクについて詳細に説明する。式(1)〜(4)と同様に、Tdrvを駆動部本体50が出力するトルクとする。また、Tlinkをリンク212に作用する外力に起因する関節J2の中心軸Cまわりのモーメント(トルク)、また、Tdisを配線部材40の反力に起因する関節J2の中心軸Cまわりのモーメント(トルク)とする。また、TJTSをトルクセンサ82(検知部824)が検知するトルクとする。
これまで説明したように、配線部材40の反力は出力部材60によって支持され、リンク212には直接的には作用しないため、リンク212にはトルクセンサ82を介し出力部材60だけが力学的に連結しているとみなすことができる。したがって、トルクセンサ82に作用するトルクのつり合いとしては、
JTS=Tlink (5)
が成立する。
一方、出力部材60に作用するのは、駆動部本体50の出力トルクTdrv、配線部材40の反力によるトルクTdis、トルクセンサの支持トルク(トルクセンサが検出するトルクの反トルク)の3つである。同様に出力部材60に関するトルクのつり合いから、
JTS=Tdis+Tdrv (6)
である。これはトルクセンサが検出するトルクが、駆動部が出力するトルクと配線部材の反力トルクとを含んだものであることを示している。
このように、高精度で不感帯のない高感度なトルク検出が可能であるので、ロボットアーム201の関節のトルク制御の感度および精度を向上させることが可能であり、応答性の高い関節のトルク制御を実現することが可能となる。したがって、ロボットアーム201の先端部における力制御(コンプライアンス制御)の精度が向上する。
さらに、配線部材の変形量に基づき配線部材の反力を推定するなどの補正制御や、その補正データを取得のための予備的実験なども不要である。また、機構的にも制御的にもなんら複雑化することなく、関節のトルク制御の高感度化・高精度化と応答性の向上が可能である。
図5は、第1実施形態に係る駆動機構の支持部材の斜視図である。支持部材41は、回転部材54に取り付けられた第1の取付部である取付部411と、トルクセンサ82の内輪部材821に取り付けられた第2の取付部である取付部412と、を有する。また、支持部材41は、配線部材40を機械的にクランプすることで配線部材40を固定する固定部413を有する。
取付部411,412は、平板状に形成されており、配線部材40の引き回しを行うガイドとしても機能する。固定部413は、取付部411と取付部412との間に配置(形成)されている。固定部413は、回転部材54の軸心(中心軸C)に対して、中心軸Cと直交する方向にリンク212の側にオフセットした位置に形成されている。
図6(a)は、第1実施形態に係る駆動機構の支持部材の正面図、図6(b)は、図6(a)のVIB−VIB線に沿う支持部材の断面図である。図6(b)には、リンク212が揺動した際にリンク212とともに揺動運動する支持部材41と、支持部材41に支持された配線部材40の様子を図示している。図6(a)に示すように、支持部材41は、配線部材40が引き回される関節J2の中心軸Cからずれた位置で配線部材40を固定(支持)するように構成されている。これにより、関節J2が揺動した際も、配線部材40は、他の部材との干渉などによって動きが妨げられることなく屈曲可能であり、過大なストレスを発生させることなく屈曲可能である。
以上、関節J2における駆動機構72について説明したが、揺動する他の関節J3,J5における駆動機構73,75についても、駆動機構72と同様に構成することができる。よって、ロボットアーム201の力制御(コンプライアンス制御)の精度が更に向上する。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る駆動機構について説明する。図7は、第2実施形態に係る駆動機構の断面図である。なお、図7において、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の駆動機構72Aは、第1実施形態の構成の駆動機構72の根元側リンクと末梢側リンクを反転させた構成である。即ち、第1実施形態では、第1リンクが、根元側リンクであるリンク211であり、第2リンクが、末梢側リンクであるリンク212であった。第2実施形態では、第1のリンクが、末梢側リンクであるリンク212Aであり、第2のリンクが、根元側リンクであるリンク211Aである。つまり、第1のリンクを基準とすれば、第2のリンクは第1のリンクに対して揺動し、第2のリンクを基準とすれば、第1のリンクは第2のリンクに対して揺動する。よって、第2のリンクであるリンク211Aは、第1のリンクであるリンク212Aを基準に見れば、リンク212Aに対して相対的に揺動する。
駆動部本体50を構成する電動モータ51や減速機53は、第1のリンクである末梢側のリンク212Aに支持され、トルクセンサ82は、第2のリンクである根元側のリンク211Aへと接続されている。支持部材41は、トルクセンサ82と駆動部本体50との間に配置されている。その他の構成要素は、第1実施形態の配置と同様である。
第2実施形態における駆動機構72Aは、関節J2を駆動するためのモータやエンコーダを、被駆動側のリンク212A内に格納することが可能なので、ロボットの小型化、特にロボットにおける鉛直方向の高さを抑える際に有効な構成である。
第2実施形態では、トルクセンサ82が検知するトルクは、被駆動のリンク212Aを駆動するトルクではなく、その反作用トルクとなるが、第1実施形態と同様に配線部材40が及ぼす反力の影響を受けない。したがって、リンク212Aに作用する外力に起因するトルクを正確に検知することが可能である。
以下、関節J2に関する力とモーメントのバランスを用いて説明する。式(1)〜(4)と同様に、Tdrvを駆動部本体50が出力するトルクとする。Tlinkをリンク212Aに作用する外力に起因する関節J2の中心軸Cまわりのモーメント(トルク)とする。Tdisを配線部材40がリンク212Aにおよぼす力に起因するモーメントとする。TJTSをトルクセンサ82が検知するトルクとする。
リンク212Aに作用するトルクは、外力によるトルク(=リンク212Aを駆動するトルク)Tlink、駆動部本体50が出力するトルクTdrv、そして配線部材40の抵抗トルクTdisの3種類である。よってリンク211Aにおけるトルクのつり合いは、式(7)と表すことができる。
link=Tdis+Tdrv (7)
一方、トルクセンサ82は、支持部材41を介して駆動部本体50に固定され、配線部材40において支持部材41とリンク211Aとの間に引き回された部分は、関節J2が運動した際も変形しない。そのため、トルクセンサ82に作用するトルクは、支持部材41から加えられるトルクのみと考えてよい。また、トルクセンサ82はリンク211Aに固定されているので、トルクセンサ82が検知するトルクTJTSの反力が支持部材41に作用する。
したがって支持部材41に作用するトルクは、駆動部本体50が出力するトルクの反作用トルクである−Tdrv、配線部材40の反力トルク−Tdis、そしてトルクセンサ82が支持部材41を支持するトルク−TJTSの3種類である。したがって、以下の式(8)となるトルクのつり合いが成立する。
−Tdrv−Tdis=−TJTS (8)
以上より明らかなように、式(7)、(8)よりTdrvとTdisを消去すれば、式(9)のようになる。
JTS=Tlink (9)
したがって、第2実施形態の駆動機構72Aによれば、配線部材40の変形に伴い発生する外乱トルクの影響を受けずに、リンク212Aに作用する外力トルク(リンク212Aを駆動するためのトルクの反作用トルク)を高感度かつ高精度に検知できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る駆動機構について説明する。図8は、第3実施形態に係る駆動機構の断面図である。図8には、図1に示すロボットアーム201の関節J4における駆動機構74を図示している。第1及び第2実施形態では、揺動関節の駆動機構について説明したが、第3実施形態では回転関節の駆動機構について説明する。
駆動機構74は、ロボットアーム201の基端部側の第1のリンクであるリンク213と、リンク213に対して相対的に回転する、ロボットアーム201の先端部側の第2のリンクであるリンク214と、を有している。
第3実施形態では、リンク213は、固定リンク(根元側リンクともいう)であり、リンク214は、固定リンクに対して可動する出力リンク(可動リンク又は末梢側リンクともいう)である。また、駆動機構74は、駆動部本体50Bと、配線部材40と、配線部材40を支持する支持部材41Bと、トルクセンサ82とを有している。
駆動部本体50Bは、リンク213に支持され、リンク213に対して中心軸(回転中心軸)CBまわりにリンク214を回転駆動する駆動力を発生する。即ち、駆動部本体50Bは、リンク213とリンク214との間にトルクを発生させる。
配線部材40は、リンク213とリンク214とに跨って配置されている。トルクセンサ82は、駆動部側部材(1次側連結部材)である内輪部材821とリンク側部材(2次側連結部材)である外輪部材822との間の変位に応じたトルクを検知するものであり、第3実施形態ではリンク214に作用するトルクを検知するものである。トルクセンサ82は、第1実施形態で説明した図4(a)及び図4(b)と同様の構成であり、図8では不図示の弾性変形部材823と、検知部824とを有する。
駆動部本体50Bは、回転駆動源である電動モータ51Bと、電動モータ51Bの回転を減速して出力する減速機53Bと、を有する。また、第3実施形態では、駆動部本体50Bは、電動モータ51Bの回転を減速機53Bの入力軸に伝達する伝達機構52Bを有する。
配線部材40は、長手方向の一部が固定部材42Bによってリンク213に固定され、固定部材42Bによって固定された部分とは異なる長手方向の一部が固定部材43Bによってリンク214に固定されている。また、配線部材40は、リンク213,214の内部を通過するように配置されている。第3実施形態では、配線部材40において、固定部材42Bに固定された部分と固定部材43Bに固定された部分との間の部分が、支持部材41Bに支持されている。
減速機53Bは波動歯車減速機である。減速機53Bは、入力軸531Bと、入力軸531Bに固定されたウェブジェネレータ532Bと、フレクスプライン533Bと、サーキュラスプライン534Bとを有している。サーキュラスプライン534Bは、リンク213に固定されている。サーキュラスプライン534Bには、クロスローラ軸受等の軸受740の外輪742が固定されている。軸受740の内輪(回転部材)741には、フレクスプライン533Bが固定されている。内輪(回転部材)741には減速機53Bの駆動力が出力され、これにより内輪741が中心軸CBまわりに回転する。
伝達機構52Bは、電動モータ51Bの回転軸511Bに固定された歯車522Bと、減速機53Bの入力軸531Bに固定され、歯車522Bに噛合する歯車523Bと、で構成されている。
電動モータ51Bの駆動力の出力は、伝達機構52Bを介して減速機53Bの入力軸531Bを回転駆動する。減速機53Bは、電動モータ51Bの発生するトルクを減速比分だけ拡大し(同時に回転角度を減速比分だけ減速して)、拡大されたトルクを軸受740の内輪741より出力する。これにより電動モータ51Bが生成するトルクを減速機53Bにより関節J4の駆動に適したレベルに拡大し、この減速機53Bより出力されたトルクによってリンク214を能動的に回転駆動する。
第3実施形態では、駆動部本体50Bの出力側(軸受740の内輪741)が、支持部材41Bを介してトルクセンサ82に連結される。即ち、支持部材41Bは、駆動部本体50Bの駆動力により回転する軸受740の内輪741に連結(固定)されている。
内輪部材821は、支持部材41Bに連結(固定)されている。外輪部材822は、リンク213に固定されている。よって、内輪部材821は、支持部材41B(軸受740の内輪741)と一体に回転し、外輪部材822は、リンク214と一体に回転する。
即ち、軸受740の内輪741、支持部材41B及び内輪部材821で、駆動部本体50Bの駆動力を出力する出力部材60Bが構成されている。したがって、弾性変形部材823の一端が、出力部材60Bに直接支持(駆動部本体50Bの出力側に間接支持)され、弾性変形部材823の他端が、外輪部材822に直接支持(リンク214に間接支持)されていることになる。出力部材60Bを、3つの部材741,41B,821Bに分けたことで、駆動機構74の製造を容易にしている。
以上、配線部材40は、出力部材60B、具体的にはトルクセンサ82と駆動部本体50Bとの間の支持部材41Bに支持されている。したがって、関節J4の回転運動にともない変形する配線部材40が発生する反力は、駆動部本体50B(減速機53B)の出力にかかり、リンク214には直接的に作用せず、リンク214にはかかりにくい構造となる。
よって、トルクセンサ82(検知部824)により検知されるトルクに対応した物理量に、配線部材40の反力が影響するのを低減することができる。したがって、リンク214に作用した外力によるトルク(に対応した物理量)を高感度かつ高精度に検知することができる。これにより、ロボットアーム201のコンプライアンス制御の精度が向上する。
ここで、駆動機構74は、ロボットアーム201の手首関節にあたる関節J4の駆動を行う機構であるが、末梢側のリンク213が、関節J4の中心軸(回転中心軸)CBの方向に長く延びた構成となっている。即ち、関節J4は、回転関節である。
第1及び第2実施形態においては、駆動機構72の末梢側のリンク212,212Aは、関節J2の中心軸Cと直交する方向に向かって配置されている。即ち、関節J2は、揺動関節である。このため、揺動関節の場合には中心軸Cと直交方向(リンクの長手方向)に配線部材40を配設することが可能であったが、回転関節の場合にはこれが困難である。また、一般に多関節型のロボットアームの手首の姿勢を制御するための関節には、根元の関節に比べて大きな可動角が求められる。例えば、根元関節では±120°程度の可動角があれば手先位置の制御が十分可能だが、手首の関節では、±180°程度、場合によってはそれ以上の可動角が必要とされる場合がある。このため、関節の回転運動を妨げないような配線部材の引き回し構造が求められる。
このような要求を満足するため、図8に示す第3実施形態の駆動機構74においては、支持部材41Bが、駆動機構72の支持部材41とは異なる構造としている。図9は、第3実施形態に係る駆動機構の支持部材を示す斜視図である。支持部材41Bは、配線部材40を固定する固定部410Bと、軸受740の内輪741に取り付けられた第1の取付部である取付部411Bと、内輪部材821に取り付けられた第2の取付部である取付部412Bと、を有する。また、支持部材41Bは、取付部411Bと取付部412Bとの間に軸受740の内輪741と同軸(CB)に配置され、配線部材40が巻回された巻回部413Bを有する。固定部410Bは、取付部412Bに設けられている。
巻回部413Bは、配線部材40のガイドであり、関節回転軸である中心軸CBの方向へ延びるシャフト状(円筒状、円柱状)とするような構成となっている。
配線部材40における固定部材42Bによってリンク213に固定された配線部分と、固定部材43Bによってリンク214に固定された配線部分との間の配線部分のリンク213に近い側の部分は、巻回部413Bの外周面に螺旋状に巻回されている。配線部材40における固定部材42Bによってリンク213に固定された配線部分と、固定部材43Bによってリンク214に固定された配線部分との間の配線部分のリンク214に近い側の部分は、固定部410Bによって固定されている。固定部410Bは、すり割り形状となっており、不図示のボルトなどによって配線部材40を挟み込むことで配線部材40をクランプ支持する構成となっている。
また図8に示すように、トルクセンサ82は内輪部材821によって支持部材41Bと連結され、外輪部材822によってリンク214と連結される構成となっており、支持部材41Bにより配線部材40の反力を支持する構成となっている。
これにより、配線部材40の変形による反力に左右されず正確にトルク検出を行うことが可能となる。しかも、巻回部413Bの直径と中心軸CB方向の長さを適切に設定することで、螺旋状に配設される配線部材40の可動スペースを確保することができ、配線部材40に過大なストレスをかけることなく関節J4の可動角を確保することができる。
以上、関節J4における駆動機構74について説明したが、回転する他の関節J1,J6における駆動機構71,76ついても、駆動機構74と同様に構成することができる。よって、ロボットアーム201の力制御(コンプライアンス制御)の精度が更に向上する。
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されない。
上述の実施形態では、ロボットアーム201が、6軸のロボットアームである場合について説明したが、軸数は用途や目的に応じて適宜変更してもよい。
また、上述の実施形態では、ロボットアーム201が垂直多関節のロボットアームの場合について説明したが、これに限定するものではない。ロボットアーム201が、例えば、水平多関節のロボットアーム、パラレルリンクのロボットアーム等、あらゆるロボットアームに適用可能である。
また、上述の実施形態では、軸受720,740(関節支持機構)として、単一の機構で所望の支持機能を実現できるクロスローラ軸受を使用した場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、複数のアンギュラ軸受を使用してもよいし、他の形態の軸受機構を組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態では、駆動部本体50,50Bが、電動モータと減速機を組み合わせて用いる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば減速機を用いないダイレクト駆動方式のモータを駆動部本体として使ってもよい。また、動力の供給形態も電動に限定されるものではなく、必要な出力のレベルや駆動部本体の特性に応じて、油圧や空気圧などの流体駆動方式の機構を用いてもよい。
また、上述の実施形態では、トルクセンサ82が、センサ単体として独立した機能を実現する形態として説明したが、センサの構成はこれに限定されるものではない。トルクセンサは、関節を構成する他の構成要素と一体化した構成をとってもよい。例えば、支持部材とトルクセンサの1次側連結部材(駆動部側部材)とが一体化されるよう形成するような構成としてもよいし、トルクセンサの2次側連結部材(リンク側部材)と第2のリンクとが一体化された構成とすることも可能である。同様に、支持部材が駆動部本体の出力機構(回転部材)と一体化された構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、トルクセンサの内輪部材を1次側連結部材、外輪部材を2次側連結部材としたが、これを逆に配置しても機能的には同じであり、必要に応じて適当に入れ替えてもよい。
また、トルクセンサの検知部が、歪みゲージの場合について説明したが、これに限定するものではない。即ち、検知部が、弾性変形部材の変形量(歪み量)又は弾性変形部材の変形による1次側連結部材と2次側連結部材との変位量を検知できればいかなるものでもよく、例えばエンコーダを用いて検知してもよい。
また、支持部材の形状は、上述の実施形態の形状に限定されるものではなく、関節の形態によって様々な方式が考えられる。駆動部と支持部材の配置を適切に設定することにより、配線部材の生じる反力に影響を受けない正確なトルク計測と制御が可能な駆動機構を構成することができる。
40…配線部材、50…駆動部本体、60…出力部材、71〜76…駆動機構、100…ロボット装置、201…ロボットアーム、211…リンク、212…リンク、823…弾性変形部材、824…検知部

Claims (20)

  1. 揺動または回転するリンクと、
    前記リンクを駆動するための駆動力を伝達する伝達部と、
    前記伝達部と前記リンクとの間に配置され、前記リンクにかかる力を検出するセンサと、
    線部材と
    前記伝達部と前記センサとに接続され、前記配線部材を支持する支持部材と、を備えている
    ことを特徴とする駆動機構。
  2. 前記伝達部は、
    駆動源の回転を減速する減速機と、
    前記減速機の回転を出力する出力部材と、を備えており、
    前記支持部材は、
    前記出力部材と前記センサとに接続され、前記配線部材を支持する、
    とを特徴とする請求項1に記載の駆動機構。
  3. 前記減速機は波動歯車減速機である
    ことを特徴とする請求項2に記載の駆動機構。
  4. 前記支持部材は、
    前記出力部材に取り付けられる第1の取付部と、
    前記センサに取り付けられる第2の取付部と、
    前記配線部材を保持する保持部材と、を備えている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の駆動機構。
  5. 前記センサは、
    前記支持部材に接続される第1部材と、
    前記リンクに接続される第2部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記第2の取付部に接続されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の駆動機構。
  6. 前記センサは、
    前記第1部材と前記第2部材とを連結する弾性部と、
    前記第1部材と前記第2部材との相対的な変位を検出する検出ユニットと、を備えている
    ことを特徴とする請求項5に記載の駆動機構。
  7. 前記リンクの回転軸の方向において、前記リンク、前記センサ、前記配線部材、前記伝達部の順で配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の駆動機構。
  8. 前記センサは、前記駆動力と前記配線部材により生じる反力とを含んだ力を、前記リンクにかかる力として検出する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の駆動機構。
  9. 前記支持部材は、
    前記出力部材に取り付けられる第1の取付部と、
    前記センサに取り付けられる第2の取付部と、
    前記配線部材を保持する保持部材と、
    前記配線部材が巻き回されている巻線部と、を備えている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の駆動機構。
  10. 前記配線部材は、前記伝達部と前記センサとの間に配置される、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の駆動機構。
  11. 揺動または回転するリンクと、
    前記リンクを駆動するための駆動力を伝達する伝達部と、
    前記伝達部と前記リンクとの間に配置され、前記リンクにかかる力を検出するセンサと、
    線部材と、
    前記伝達部と前記センサとに接続され、前記配線部材を支持する支持部材と、を備えている
    ことを特徴とするロボット装置。
  12. 前記伝達部は、
    駆動源の回転を減速する減速機と、
    前記減速機の回転を出力する出力部材と、を備え、
    前記支持部材は、
    前記出力部材と前記センサとに接続され、前記配線部材を支持する、
    とを特徴とする請求項1に記載のロボット装置。
  13. 前記支持部材は、
    前記出力部材に取り付けられる第1の取付部と、
    前記センサに取り付けられる第2の取付部と、
    前記配線部材を保持する保持部材と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボット装置。
  14. 前記センサは、
    前記支持部材に接続される第1部材と、
    前記リンクに接続される第2部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記第2の取付部に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボット装置。
  15. 揺動または回転するリンクと、
    前記リンクを駆動するための駆動力を伝達する伝達部と、
    前記伝達部と前記リンクとの間に配置された、前記リンクにかかる力を検出するセンサと、
    線部材と、
    前記伝達部と前記センサとに接続され、前記配線部材を支持する支持部材と、
    前記リンクの動作を制御する制御装置と、を備える駆動機構の制御方法であって、
    前記制御装置は、
    前記センサの検出結果を取得し、
    前記検出結果に基づき前記リンクの動作を制御する、
    ことを特徴とする駆動機構の制御方法。
  16. 揺動または回転するリンクと、
    前記リンクを駆動するための駆動力を伝達する伝達部と、
    前記伝達部と前記リンクとの間に配置された、前記リンクにかかる力を検出するセンサと、
    線部材と、
    前記リンクの動作を制御する制御装置と、
    前記伝達部と前記センサとに接続され、前記配線部材を支持する支持部材と、を備えるロボット装置の制御方法であって、
    前記制御装置は、
    前記センサの検出結果を取得し、
    前記検出結果に基づき前記リンクの動作を制御する、
    ことを特徴とするロボット装置の制御方法。
  17. 請求項1から1のいずれか1項に記載のロボット装置を用いて物品の製造を行うことを特徴とする物品の製造方法。
  18. 請求項1または1に記載の制御方法を実行可能な制御プログラム。
  19. 請求項1に記載の制御プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  20. 揺動または回転するリンクと、
    前記リンクを駆動するための駆動力を伝達する伝達部と、
    前記伝達部と前記リンクとの間に配置され、前記リンクにかかる力を検出するセンサと、
    配線部材と、を備えた装置に設けられる支持部材であって、
    前記伝達部と前記センサとに接続され、前記配線部材を支持する、
    ことを特徴とする支持部材。
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