JPH04226881A - 航空機用作業マニピュレータ - Google Patents

航空機用作業マニピュレータ

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Publication number
JPH04226881A
JPH04226881A JP3130176A JP13017691A JPH04226881A JP H04226881 A JPH04226881 A JP H04226881A JP 3130176 A JP3130176 A JP 3130176A JP 13017691 A JP13017691 A JP 13017691A JP H04226881 A JPH04226881 A JP H04226881A
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JP
Japan
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manipulator
aircraft
working
work
joint
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Pending
Application number
JP3130176A
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English (en)
Inventor
Takafumi Matsumaru
松丸 隆文
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04226881A publication Critical patent/JPH04226881A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J5/00Manipulators mounted on wheels or on carriages
    • B25J5/007Manipulators mounted on wheels or on carriages mounted on wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機の機体を点検・
整備するための航空機用作業マニピュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】今日の高度情報社会においては、人間や
物品の遠距離移動が速やかに行われることが絶対条件と
なりつつある。そのため、高速道路や鉄道などの交通手
段の整備・開発が不可欠なものとなっている。
【0003】このような情勢の中で航空機は、人員の大
量,高速,遠距離移動を可能とする交通手段として忘れ
てはならない存在である。しかしながら航空機も次第に
その発着回数が多くなる傾向にあり、従来以上に安全性
を重視する必要が生じている。そのためには、航空機が
飛行場に駐機している時間内に、確実に点検・整備を終
了しなければならない。点検・整備の項目の中でも、従
来以上に重要となってくるものは、コックピットの風防
ガラス(Windshield Glass)の清掃で
ある。
【0004】風防ガラスには、航空機の飛行中に衝突し
た鳥や虫の死骸がこびりついてしまうことが多い。その
ため、航空機の駐機中にこういった汚物を除去しないで
飛行を続けることは、特に離着陸時に一点を長時間見つ
めることを余儀なくされるパイロットの精神衛生面上、
好ましいものとは言えない。今後、パイロットの飛行回
数,飛行時間が多くなるにつれ、精神衛生面からの問題
は安全性の面からも極力解決されなければならない。
【0005】一般に、航空機の風防ガラスは開閉構造に
はなっていない。また、風防ガラスにはワイパが備え付
けられているものの、このワイパでは汚物を完全に除去
することはできない。従って、風防ガラスの清掃は、従
来、駐機中の航空機にリフト車が近づいてリフト車のゴ
ンドラに乗った清掃員によって行われていた。しかしな
がら、発着頻度の増加に伴って航空機の駐機時間が今後
どんどん短くなってゆくのを考えると、この清掃方法に
要する清掃時間はまだまだ長く、十分に改良の必要があ
る。また、高所での作業であるためにリフト高を十分(
30フィート以上)に高くする必要がある一方、清掃員
の安全を考えると高所作業は危険であり好ましくない。 従って今後は、リフト車による清掃作業という作業形態
自体を見直す必要もある。
【0006】こういった中、風防ガラスの汚物を安全か
つ確実に除去することができるのは、空港敷地内の整備
工場にて定期的に行われる機体全体の清掃時だけという
のが現状となっている。そして、こういった風防ガラス
の清掃作業に限らず、航空機機体の点検・整備作業全般
にわたって安全性,確実性が求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来では
、風防ガラスの清掃に代表される航空機機体の点検・整
備作業には時間がかかるなどの問題がある。そのため、
航空機の駐機時間が今後どんどん短くなってゆくのを考
えると新たな作業方式を採用する必要がある。
【0008】本発明はこういった課題を解決するために
なされたものであり、航空機の機体の点検・整備作業を
短時間で安全かつ確実に行うことのできる航空機用作業
マニピュレータの提供を目的とするものである。[発明
の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明においては、
【0010】(1) 分離可能な複数の関節部とアーム
部とを接続してなるマニピュレータ部と、このマニピュ
レータ部に接続され、航空機に対して所定の作業動作を
行う作業部とを具備してなる航空機用作業マニピュレー
タとした。また、 (2) マニピュレータ部には、作業部を所定位置に位
置決めするために航空機に接触しながら移動する移動機
構を設けた。
【0011】
【作用】以上のような構成からなる航空機用作業マニピ
ュレータは、以下のような特徴を有する。
【0012】(1) 航空機用作業マニピュレータを関
節部やアーム部で分離可能とすることにより、航空機の
内部へ持ち込むことができる。航空機の内部でマニピュ
レータ部を組み立てれば、作業対象(例えば風防ガラス
)付近の開口部(例えば操縦室の上部に設けられたハッ
チなど)から容易に作業を行わせることができるので作
業が安全である。
【0013】また、マニピュレータ部のアーム長や関節
数などを任意に選択して組み立てることにより、航空機
の機種によって開口部と作業対象との距離が異なるよう
な場合にも対応させることができる。
【0014】(2) マニピュレータ部に移動機構を設
けることにより、複雑な曲面形状をなす機体に沿って機
体に傷をつけることなく作業部を作業対象まで確実に移
動することができる。
【0015】また、前述のようにマニピュレータ部が任
意の形状に組み立て可能であるとマニピュレータ部の固
有振動数が一定せず制御が難しいが、移動機構によりマ
ニピュレータの一部が機体に接触する構成であれば振動
がそれ程問題にならず制御が容易に行える。そして、振
動が各構成部品に与える悪影響が除去され、マニピュレ
ータ全体として長寿命化を図ることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
【0017】図1,図2は本発明に係る航空機用作業マ
ニピュレータ(以下、「作業マニピュレータ」と言う)
の動作の一例を示す斜視図であり、ここでは作業マニピ
ュレータ1によって航空機の風防ガラス203 を清掃
している状態を示している。同図に示すように作業マニ
ピュレータ1は、マニピュレータ部10と、作業部51
(後述する)とに大別される。マニピュレータ部10は
、航空機の機体200 に固定されるベース部2と、こ
のベース部2に固定される回転可能な肩関節部3と、肩
関節部3に一端を固定してなる第1アーム部4と、第1
アーム部4の他端に固定される回転可能な肘関節部5と
、肘関節部5に一端を固定してなる第2アーム部6と、
第2アーム部6の他端に固定される回転可能な手首関節
部7とを有している。また、手首関節部7の先端には、
前記作業部51が固定される。
【0018】また図3に示すように、この作業マニピュ
レータ1を駆動,制御するための信号や電気を供給する
制御装置8は機体200 内部に配置され、着脱可能な
ケーブル9を介して作業マニピュレータ1と接続してい
る。
【0019】なお、この実施例においてベース部2が据
え付けられる位置は、機体200 の操縦室201 の
天井部に設けられたハッチ202 付近である。そして
ケーブル9は、このハッチ202 を通じて機体200
 外部の作業マニピュレータ1と接続している。
【0020】図4は、作業マニピュレータ1およびその
周辺機器の構成を示す図である。ケーブル9によって作
業マニピュレータ1と接続する制御装置8は、各関節部
3,5,7および作業部51を駆動制御するための制御
部11と、制御信号を演算するための演算部12と、マ
ニピュレータ部10を操縦するための操縦信号を出力す
る操縦部13とで構成されている。
【0021】演算部12は例えば小型のコンピュータか
らなり、操縦者(清掃員)がキーボードを介して制御信
号を入力できるようになっている。操縦部13は例えば
ジョイスティック・レバーからなり、ジョイスティック
・レバーを操縦することによってマニピュレータ部10
を駆動し、作業部51を所定位置に位置決めできるよう
になっている。制御部11は、着脱可能なケーブル14
,15によってこれら演算部12,操縦部13と接続さ
れる。図5から図7は、作業マニピュレータ1を示す正
面図,側面図,および平面図である。なお、図6,図7
は肘関節部5を直角に曲げた様子を示している。
【0022】作業マニピュレータ1は、ここでは床16
上に設置された架台17に固定されている。架台17の
下部四隅にはストッパ付きのボールキャスタ18が取り
付けられており、任意の位置に固定することができる。 また、ボールキャスタ18により作業マニピュレータ1
を容易に移動運搬することができるようになっている。 なお、架台17上部はベース部2と着脱自在に接続され
ている。
【0023】肩関節部3には、第1関節19と第2関節
20とが設けられている。第1関節19は図7に示され
るように、矢印a方向へ回転自在となっている。第2関
節20は図6に示されるように、矢印b方向へ回転自在
となっている。
【0024】また、肩関節部3の下部には着脱機構21
が配置されている。この着脱機構21は図14に示され
るように、ベース部2に固着された着脱部材21a と
第1関節19の下部に固着された着脱部材21bとから
なる。そして、ベース部2に固着された着脱部材21a
 の先端部に形成された縮径部22を第1関節19の下
部に固着された着脱部材21b の中空部23へ挿入す
ることにより、肩関節部3をベース部2に連結すること
ができる。
【0025】図14に示すように、着脱部材21a の
縮径部22にはねじ穴24b が形成されており、着脱
部材21b には中空部23を貫通する貫通穴25が形
成されている。着脱部材21a と着脱部材21b が
連結された状態で貫通穴25にボルト24a を挿通さ
せ、ねじ穴24b に螺合させることにより、着脱部材
21a と着脱部材21b とが固定される。これによ
り、肩関節部3をベース部2に固定することができる。
【0026】また、肩関節部3を構成する第1関節19
,第2関節20には、第1アーム部4を回転駆動するた
めの駆動機構が内蔵されており、この駆動機構への信号
伝達を行うケーブル26の端部には、雌コネクタ26a
 が接続されている。雌コネクタ26a は、制御部1
1から引き出されたケーブル9の端部の雄コネクタ9a
と嵌合する。
【0027】これらのコネクタ9a,26a は、肩関
節部3を外す場合すなわち着脱部材21a と着脱部材
21b の連結状態を外す場合に、嵌合状態から分離す
ることが可能である。このように、ケーブル26とケー
ブル9を雌コネクタ26a と雄コネクタ9aで接続し
たので、着脱部材21a と着脱部材21b とを分割
する際に、第1アーム部4をベース部2から容易に取り
外すことができる。
【0028】また、図5に示すように、肩関節部3と第
1アーム部4との間には着脱機構21と同構成の着脱機
構27が設けられている。この着脱機構27は、第2関
節20に固着された着脱部材27a と、第1アーム部
4に固着された着脱部材27b とで構成され、肩関節
部3と第1アーム部4とを連結する。
【0029】第1アーム部4の他方の端部にも着脱機構
21と同構成の着脱機構28が設けられている。着脱機
構28は、第1アーム部4に固着された着脱部材28a
 と、肘関節部5に固着された着脱部材28b とで構
成され、第1アーム部4と肘関節部5とを連結する。
【0030】第1アーム部4の先端部には肘関節部5を
介して第2アーム部6が連結されている。肘関節部5は
第3関節29からなり、この第3関節29は図6に示す
ように、矢印c方向へ回転自在となっている。また第2
アーム部6の肘関節部5側には、着脱機構21と同構成
の着脱機構30が設けられている。着脱機構30は、第
3関節29に固着された着脱部材30a と、第2アー
ム部6に固着された着脱部材30b とで構成され、肘
関節部25と第2アーム部6とを連結する。
【0031】図9に示すように、第2アーム部6と手首
関節部7との間には着脱機構21と同構成の着脱機構3
2が設けられている。この着脱機構32は、第2アーム
部6に固着された着脱部材32a と、手首関節部7の
一端に固着された着脱部材32b とで構成され、第2
アーム部6と手首関節部7とをボルト50にて連結する
【0032】手首関節部7は、第4関節33と第5関節
34とを有している。第4関節33は、手首関節部7に
軸回りの回転を発生させる。一方第5関節34は、手首
関節部7に傾きを発生させる。そして手首関節部7と作
業部51とは、着脱機構36によって連結されている。
【0033】作業部51は図9,図10に示されるよう
に、中心部に連結アーム52を立設している。この連結
アーム52は前記着脱機構36を介して手首関節部7と
連結される。また、連結アーム52が固定されるギヤボ
ックス53には、モータ54が配設されている。
【0034】そして、モータ54の回転駆動力がギヤボ
ックス53内の図示しないギヤを介して一対の回転ブラ
シ55a,55b に伝達される。回転ブラシ55a,
55b は風防ガラスの清掃を行う。
【0035】また、連結アーム52と着脱機構36との
間には、力覚センサ56が配置されている。この力覚セ
ンサ56は、作業部51の機体200 面への押し付け
力を測定するものであり、図示しないケーブルを介して
信号を制御装置8へ伝達する。
【0036】上記第1関節19,第2関節20,第3関
節29は、作業マニピュレータ1の手首関節部7の位置
を制御する関節として機能する。一方、第4関節33、
第5関節34は作業マニピュレータ1の作業部51の姿
勢を制御する関節として機能する。これらの関節を備え
た作業マニピュレータ1の自由度構成を示したものが図
8(a) である。続いて、図5を用いてケーブルの接
続方法について説明する。
【0037】制御部11から引き出されたケーブル9は
、コネクタ37を介してケーブル38,39,40と連
結される。 ケーブル38は第1関節19の駆動信号の伝達用であり
、ケーブル39は第2関節20の駆動信号の伝達用であ
る。またケーブル40はコネクタ41を介してケーブル
42と接続されている。ケーブル42は第1アーム部4
の内部に配設され、一部はケーブル42a として第1
アーム部4内部に固定され、一部はケーブル42b と
して着脱機構28の手前で再び外部に引き出され、コネ
クタ43を介しケーブル44と連結される。ケーブル4
4a は第3関節29の駆動信号の伝達用である。また
ケーブル44はコネクタ45を介してケーブル46と接
続されている。ケーブル46は第2アーム部6の内部に
配設され、着脱機構32の手前で再び外部に引き出され
、コネクタ47を介してケーブル48,49と連結され
る。ケーブル48は第4関節33の駆動信号の伝達用で
あり、ケーブル49は第5関節34の駆動信号の伝達用
である。以上の構成の作業マニピュレータ1により航空
機の風防ガラス203 を清掃する手順を説明する。
【0038】まず、マニピュレータ部10を各関節部,
各アーム部単位に複数に分割するとともに、作業部51
、制御装置8を分離した状態で、機体200 内部の操
縦室201 にそれぞれ搬入する。マニピュレータ部1
0は小さく分解してあるので、操縦室201 の入口か
らでも容易に内部に搬入することができる。
【0039】次に、操縦室201 の天井部に設けられ
たハッチ202 から操縦室201 の床まで降ろされ
た図示しないガイドレールの最下部に作業マニピュレー
タ1固定用のベース部2を組み立てる。そして、このベ
ース部2上でマニピュレータ部10を順次組み立てる。
【0040】この組み立ては、ベース部2上にまず肩関
節部3を取り付け、この肩関節部3と第1アーム部4と
を着脱機構21で連結する要領で行う。同様にして第1
アーム部4,肘関節部5,第2アーム部6を着脱機構2
8,30で連結する。
【0041】そして、さらに第2アーム部6に手首関節
部7、力覚センサ56を介して連結アーム52を連結し
、先端に作業部51を連結する。また、各関節部や各ア
ーム部,制御装置にケーブルを取り付ける。このように
して組み立てられた作業マニピュレータ1は、まず、各
関節部で折り畳まれた小さな状態に設定される。
【0042】そして前記ガイドレールを用いることによ
って、作業マニピュレータ1をベース部2ごとハッチ2
02 から機外に出す。作業マニピュレータ1は、ハッ
チ202 のエッジを利用してハッチ202 の脇の機
体面に固定される。
【0043】そして清掃員は、位置検出器(図示せず)
でその動作を確認しつつ、操縦部13を操縦してマニピ
ュレータ部10を駆動して、作業マニピュレータ1の先
端に装着された回転ブラシ55a,55b の位置を制
御する。
【0044】このようにして、回転ブラシ55a,55
b が機体200面上に接触しない状態(中空に吊り上
げられた状態)を保ちながら、作業部51を風防ガラス
203 へ向けて移動する。
【0045】作業部51が風防ガラス203 上の所定
位置に位置決めされたら、マニピュレータ部10を操縦
して回転ブラシ55a,55b の宙吊り状態を解除し
、回転ブラシ55a,55bを風防ガラス203に接触
させる。
【0046】このとき、機体200 面に対する回転ブ
ラシ55a,55b の接触力が過大となると機体20
0 面を傷付けてしまう。そのため、力覚センサ56か
らの信号を用いて機体200 への押し付け力を制御す
る。
【0047】この押し付け力の制御は、検出した力信号
や関節指令信号の座標変換計算を演算部12にてリアル
タイムで行うことにより行われる。そして制御部11か
らマニピュレータ部10の各関節部に関節駆動信号を与
えることにより、風防ガラス203 に対する回転ブラ
シ55a,55b 押し付け力を常に最適の状態に保つ
【0048】なお、航空機のハッチ202 から風防ガ
ラス203 に至る表面形状があらかじめわかっている
場合は、この形状をあらかじめ制御部11にプログラム
しておくようにすることが好ましい。このようにすれば
、作業部51を風防ガラス203 まで自動的に位置決
めすることができる。
【0049】そして、回転ブラシ55a,55b を回
転駆動するとともに作業部51の位置,姿勢,および風
防ガラス203 への押し付け方向や押し付け力を制御
することにより、風防ガラス203 に付着している付
着物を除去する。
【0050】このような本実施例の作業マニピュレータ
によれば、作業マニピュレータが関節部やアーム部で分
離可能であるので、航空機の内部に容易に運搬すること
ができる。そして、航空機の内部でこれらを組み立て、
ベース部をハッチ付近に設置することにより、風防ガラ
スの清掃作業を容易に実行することができる。
【0051】次に図11から図13を用いて本発明に係
る作業部の第1の変形例について説明する。なお、図9
,図10に示した作業部51と同一構成要素には同一符
号を付し、詳細な説明を省略する。
【0052】図11は作業部61を示す斜視図である。 同図に示す作業部61は、回転ブラシ55a,55b 
が機体と非接触となるように支持する4個の車輪62(
移動機構)が設けられている点が図9,図10に示す作
業部51と異なる。
【0053】これら車輪62は作業部61の左右に2個
づつ配置され、車輪固定部材63a,63b の両端に
回転自在に支持されている。それぞれの車輪固定部材6
3a,63b は、クランク64a,64b と共に一
対のクランク機構65a,65b を構成している。そ
して、ギヤボックス53に固定されたモータ66の回転
駆動力によりクランク機構65a,65b が作動し、
車輪62はギヤボックス53に対して上下動を行う。
【0054】以上の構成の作業部61を有する作業マニ
ピュレータ1によって航空機の風防ガラス203 を清
掃する場合、操縦室201 への搬入、および組立ての
手順については先の実施例で説明したのと同様に行われ
る。しかしながら、本実施例では、作業部61が移動す
る際に車輪62を用いる点が異なる。
【0055】つまり清掃員は、まずモータ66を回転駆
動させることによりクランク機構65a,65b を作
動させ、車輪62を機体に接触させる。この時、回転ブ
ラシ55a,55b は機体とは非接触に保たれる。
【0056】そして清掃員は、位置検出器(図示せず)
でその動作を確認しつつ、操縦部13を操縦してマニピ
ュレータ部10を駆動して、作業マニピュレータ1の先
端に装着された回転ブラシ55a,55b の位置を制
御する。
【0057】作業部61が風防ガラス203 上の所定
位置に位置決めされたら、再びモータ66を回転駆動さ
せることによりクランク機構65a,65b を作動さ
せ、車輪62を上方に持ち上げる。そして、回転ブラシ
55a,55b を風防ガラス203 に接触させる。 この状態から風防ガラス203 の清掃作業が行われる
【0058】清掃作業が終了したら、今度は上述したの
とは逆の手順で作業マニピュレータ1を機体内部に収納
する。まず、車輪62を機体に接触させると同時に回転
ブラシ55a,55b を機体と非接触の状態とする。 そして、車輪62で機体面を倣うようにしてハッチ20
2 方向に移動させながら、マニピュレータ部10を序
々に畳んでゆく。そして、ハッチ202 からマニピュ
レータ部10を操縦室内に収納する。操縦室内に取り込
んだ作業マニピュレータ10は、各関節部や各アーム部
ごとに分割し、操縦室から運び出す。
【0059】このように作業部に車輪を設けた本実施例
によれば、複雑な曲面形状をなす機体に沿って機体に傷
をつけることなく作業部を作業対象まで確実に移動する
ことができる。
【0060】また、前述のようにマニピュレータ部が任
意の形状に組み立て可能であるとマニピュレータ部の固
有振動数が一定せず制御が難しいが、車輪によりマニピ
ュレータの一部が機体に接触する構成であれば振動がそ
れ程問題にならず制御が容易に行える。そして、振動が
各構成部品に与える悪影響(例えば機械的接続部分の固
定ネジが緩むことによるガタの発生)が除去され、マニ
ピュレータ全体として長寿命化を図ることができる。な
お、車輪62の代わりに例えばボールキャスタのような
移動機構を用いて機体面上での移動を行わせることも可
能である。
【0061】また、こういった移動機構の少なくとも表
面を弾性体で構成すれば、作業マニピュレータの振動を
より確実に防止できるばかりか、機体表面が傷付く心配
もなくなる。図12は、作業部の第2の変形例を示す斜
視図である。
【0062】本変形例に係る作業部71は、その中心部
にモータ72を固定している。モータ72の回転軸73
にはネジ山が形成されており、対応するネジ溝を有する
ナット部材74と螺合している。
【0063】一方、ナット部材74には4本の車輪固定
部材75の一端が回動自在に支持されている。車輪固定
部材75の他端には、それぞれ車輪62が回転自在に固
定されている。また、それぞれの車輪固定部材75は、
クランク76と共にクランク機構77を構成している。
【0064】このような構成の作業部71によれば、モ
ータ72を回転駆動してナット部材74を上方に移動さ
せることにより車輪62を機体に接触させることができ
る。また、ナット部材74を下方に移動させることによ
り今度は回転ブラシ55a,55b を風防ガラス20
3 に接触させることができる。次に、図13を参照し
て作業部の第3の変形例について説明する。
【0065】本変形例に係る作業部81は、4つの車輪
固定部材82が回転自在に固定され、一端には車輪62
が、そして他端には長孔83が形成されている。長孔8
3は、それぞれ2つの車輪固定部材82ごとに重ねられ
、共通の軸部材84を挿通している。また、軸部材84
には、モータ85の回転軸に固定されたアーム86が挿
通されている。モータ85が回転駆動力を発生するとア
ーム86が回動し、軸部材85は上下方向に移動するよ
うに構成される。
【0066】このような構成とすれば、モータ85を回
転駆動してアーム86を回動させると、作業部81に対
する車輪固定部材82の角度が変化する。そして、先の
変形例と同様に、回転ブラシ55a,55b に対する
車輪62の位置を上下方向に移動させることができる。
【0067】以上、図9から図13に示した各作業部は
、航空機の風防ガラスの清掃作業に用いられるものであ
る。しかし、これらの作業部に代えて、様々な用途の作
業部(例えばスプレーガンやワイパ,超音波探傷装置な
ど)に付け替えることができることは言うまでもない。
【0068】このような作業部に付け替えることにより
、マニピュレータ部1のその他の装置構成を変化させる
ことなく、種々の作業形態に応じた航空機用作業を実現
させることが可能となる。続いて、図15,図16を用
いて本発明に係る着脱機構の第1の変形例について説明
する。
【0069】図15は、着脱機構101 を示す斜視図
である。同図に示す着脱機構101 は、対向する2つ
の着脱部材102,103 を結合するものであり、各
着脱部材102,103 の端部にはそれぞれフランジ
部102a,103a が形成されている。
【0070】フランジ部102aの前記着脱部材103
 に対向する位置には、一対の突起104a,104b
 が形成されている。一方、フランジ部103aの前記
着脱部材102 に対向する位置には、一対の貫通穴1
05a,105b が形成されている。これら貫通穴1
05as,105bは、突起104a,104b に対
応するように形成されており、互いに嵌合するようにな
っている。突起104a,104b と貫通穴105a
,105b との嵌合により、着脱部材102 と着脱
部材103 との正確な位置決めがなされる。
【0071】着脱部材102 の中空内部にはケーブル
106 が配設され、その端部には雄コネクタ106a
が連結されている。また、着脱部材103 の中空内部
にはケーブル107 が配設され、その端部には雌コネ
クタ107aが連結されている。そして、着脱部材10
2の突起104a,104b と着脱部材103 の貫
通穴105a,105bとが嵌合された状態において、
雄コネクタ106aと雌コネクタ107aは互いに接続
するようになっている。
【0072】また、フランジ部102a,103a に
は複数の孔108,109 が設けられている。これら
孔108,109 にはボルト110aが挿通されるよ
うになっており、ナット110bと螺合することにより
着脱部材102,103 どうしが締結される。
【0073】このように着脱機構の内部にケーブルを配
設した本実施例によれば、ケーブルが外部に露出する場
合に比べてケーブルに不要な引っ張り力が作用してしま
う心配がなくなる。図16は、着脱機構の第2の変形例
を示したものである。
【0074】同図に示す着脱機構111 では、各着脱
部材112,113 の端部に形成されたフランジ部1
12a,113a の一部に、ケーブル114,115
 端部の雄コネクタ114a,雌コネクタ115aが取
り付けられている。なお、ケーブル114,115 は
各着脱部材112,113 に形成された孔112b,
113b によって内部から外部に引き出されている。 このような着脱機構111 であっても上記の変形例と
同様の効果を期待することができる。次に、マニピュレ
ータ部の動作範囲を変更するための手法について説明す
る。図17は、マニピュレータ部を構成するアーム部の
寸法を変化させることによって動作範囲を変更した例で
ある。
【0075】同図に示すように、本実施例に係るマニピ
ュレータ部90は、ベース2に着脱機構21を介して肩
関節部3が固定されている。肩関節部3には、図5から
図7に示す第1アーム部4より寸法が短い第1アーム部
91が着脱機構27を介して連結されている。第1アー
ム部91の他端には、着脱機構28を介して肘関節部5
が取り付けられている。肘関節部5には着脱機構30を
介して第2アーム部92が連結されている。なお、ここ
で第2アーム部92は、図5から図7に示す第2アーム
部6より寸法が短いものとなっている。そして、第2ア
ーム部92の他端には、着脱機構32を介して手首関節
部7が取り付けられている。
【0076】このとき、第1アーム部91は、前述の第
1アーム部4と比較してその寸法が短く構成されている
が、第1アーム部4両端の着脱機構27,28 と同一
の着脱機構が利用されている。
【0077】同様に、第2アーム部92は、前述の第2
アーム部6と比較してその寸法が短く構成されているが
、第1アーム部6両端の着脱機構30,32 と同一の
着脱機構が利用されている。
【0078】このように、作業マニピュレータ1の動作
範囲を変更するには、作業マニピュレータ1を構成する
いくつかのアーム部を、両端に同一の着脱機構を具備し
た異なる長さのアーム部に付け替えればよい。
【0079】そして、目的とする整備作業もしくは航空
機の形態(例えば開口部から作業対象までの距離の違い
など)に合わせて最適なアームを選択することにより、
目的とする整備作業もしくは航空機の形態に適合した作
業マニピュレータ1を構成することができる。
【0080】さらに、マニピュレータ部の着脱機構の接
続方向を変えて結合したり、あるいは異なる運動の関節
部(例えば、回転関節に代えて直動関節)に交換して結
合することによってマニピュレータ部の自由度構成を変
化させることも可能である。このように、マニピュレー
タ部を構成する関節部の形態を変化させる手法を採用し
ても、マニピュレータ部の動作範囲を変更することがで
きる。
【0081】例えば、図8(b) はマニピュレータ部
の自由度構成の変形例であり、図8(a)に示す作業マ
ニピュレータ1の第1アーム部4と肘関節5を、着脱機
構28を境として90°回転させた状態で固定したもの
である。具体的には、図14においてボルト25を、ね
じ穴24と直角方向に形成されたねじ穴50に螺合させ
ればよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明の航空機用作
業マニピュレータによれば、マニピュレータを関節部や
アーム部で分離可能とすることにより、航空機の内部へ
持ち込むことができる。航空機の内部でマニピュレータ
部を組み立てれば、作業対象(例えば風防ガラス)付近
の開口部(例えば操縦室の上部に設けられたハッチなど
)から容易に作業を行わせることができるので作業が安
全である。
【0083】また、マニピュレータ部のアーム長や関節
数などを任意に選択して組み立てることにより、航空機
の機種によって開口部と作業対象との距離が異なるよう
な場合にも対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る航空機用作業マニピュレータの動
作を示す斜視図。
【図2】本発明に係る航空機用作業マニピュレータの動
作を示す斜視図。
【図3】航空機の操縦室内部の様子を表した図。
【図4】航空機用作業マニピュレータおよびその周辺機
器の構成を示す図。
【図5】航空機用作業マニピュレータを示す正面図。
【図6】航空機用作業マニピュレータを示す側面図。
【図7】航空機用作業マニピュレータを示す平面図。
【図8】航空機用作業マニピュレータの自由度構成を示
した図。
【図9】航空機用作業マニピュレータの作業部を示す断
面図。
【図10】航空機用作業マニピュレータの作業部を示す
斜視図。
【図11】航空機用作業マニピュレータの作業部を示す
斜視図。
【図12】航空機用作業マニピュレータの作業部を示す
斜視図。
【図13】航空機用作業マニピュレータの作業部を示す
斜視図。
【図14】航空機用作業マニピュレータの着脱機構を示
す斜視図。
【図15】航空機用作業マニピュレータの着脱機構を示
す斜視図。
【図16】航空機用作業マニピュレータの着脱機構を示
す斜視図。
【図17】可動範囲の異なる航空機用作業マニピュレー
タを示す側面図。
【符号の説明】
1…航空機用作業マニピュレータ 2…ベース部 3…肩関節部 4…第1アーム部 5…肘関節部 6…第2アーム部 7…手首関節部 8…制御装置 10…マニピュレータ部 11…制御部 12…演算部 13…操縦部 19…第1関節 20…第2関節 21,27,28,30,31,32,36…着脱機構
29…第3関節 33…第4関節 34…第5関節 51,61,71,81 …作業部 55…回転ブラシ 56…力覚センサ 200…(航空機の)機体 201…操縦室 202…ハッチ 203…風防ガラス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分離可能な複数の関節部とアーム部とを接
    続してなるマニピュレータ部と、前記マニピュレータ部
    に接続され、航空機に対して所定の作業動作を行う作業
    部と、を具備してなることを特徴とする航空機用作業マ
    ニピュレータ。
  2. 【請求項2】前記マニピュレータ部には、前記作業部を
    所定位置に位置決めするために航空機に接触しながら移
    動する移動機構が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の航空機用作業マニピュレータ。
  3. 【請求項3】前記移動機構により前記作業部が位置決め
    されるときには前記作業部を航空機と非接触の状態に保
    ち、前記移動機構による位置決めの後には前記移動機構
    に代わって前記作業部を航空機に接触させるように構成
    したことを特徴とする請求項2記載の航空機用作業マニ
    ピュレータ。
JP3130176A 1990-06-07 1991-06-03 航空機用作業マニピュレータ Pending JPH04226881A (ja)

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