JP4469925B2 - ロボットハンド及びロボットアーム - Google Patents

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    • Y10S294/907Sensor controlled device

Description

本発明は、ロボットアーム等の機械装置の手先効果器に応用可能なロボットハンド及びロボットハンドを有するロボットアームに関する。
ロボットアームにより様々な作業を実現するために手先効果器として、作業対象となる物体等を把持することができるハンドが利用される。ハンドはロボットアームの手先に配設されるためロボットアームの負荷にできるだけならないよう小型・軽量であることが必要とされる。
こうした課題に対し、従来技術としては、図11に示すように2本の可動指101,103と関節軸108,111に固定した回転可能な固定プーリー120、121と可動プーリー141、及び、固定プーリー120、121と可動プーリー141を介し2本の可動指101,103に固定されたワイヤ125を有し、可動プーリー141の並進運動を駆動することにより、ワイヤ125が牽引されて指101,103の開閉運動を駆動する単純な構造で軽量なハンドを開示している(特許文献1参照)。
特公平5−196号公報
上記特許文献1の構成では、握力を強くするための強力なアクチュエータは大きく重くなるため、軽量を保ったままハンド140すなわち可動指101,103の握力を高くするには、ハンド140の外部に強力なアクチュエータを配設し、外部より例えばワイヤ142で指101,103の開閉運動を駆動する構成を採る必要がある。
しかしながら、外部より指101,103の開閉運動を駆動する構成の場合、ハンド140とロボットアームの先端部の間(例えば143の位置)に力センサを設け、ハンド140に作用する外力に対しロボットアームを力制御しようとしても、外部より指101,103の開閉運動を駆動する駆動力が力センサに影響するため、正確な外力の測定が力センサでできず、力制御を精度良く行うことができないという課題がある。
本発明の目的は、上記従来の関節機構の課題を解決し、ハンド外部にアクチュエータを配設することができることから軽量かつ高握力でありながら、ハンドとロボットアームの先端部の間に力センサを設けても外部より指の開閉運動を駆動する駆動力が力センサに与える影響が少なく、力制御を容易に行うことができるロボットハンド及びロボットハンドを有するロボットアームを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の1つの態様によれば、ハンド取付ベース部と、
上記ハンド取付ベース部に配設された力センサーと、
上記力センサーの測定部に配設された指ベースと、
上記指ベースにおいて対向するように配設された1組の指と、
上記力センサー及び上記指ベース及び上記1組の指との間に隙間を設けて上記ハンド取付ベース部に配設された指駆動機構ベースと、
上記対向する1組の指にそれぞれ端部が接続されかつ上記端部から延びる経路が互いに対向するように上記指駆動機構ベースに配置されたワイヤを有し、上記ワイヤを相対する方向に同じ力で引くことにより上記対向する1組の指を開閉させる指駆動機構と、
上記ハンドの外部に配設されて上記指駆動機構を動作させるアクチュエータと、
を有することを特徴とするロボットハンドを提供する。 本発明の別の態様によれば、上記態様に記載のロボットハンドの上記ハンド取付ベース部に先端部が取り付けられたロボットアームを提供する。
本発明によれば、指駆動機構のワイヤが引っ張られることにより発生する力は、指駆動機構ベースが受け持つとともに、ワイヤを相対する方向に同じ力で引くことにより上記発生する力が互いに打ち消し合うことになり、力センサーに影響しないため、ハンド外部にアクチュエータを配設することができる。このことから、軽量かつ高握力でありながら、ハンドとロボットアームの先端部の間に力センサを設けても、外部より指の開閉運動を駆動する駆動力が力センサに与える影響が少なく、力制御を容易に行うことができるハンドとすることができる。
本発明のこれらと他の目的と特徴は、添付された図面についての好ましい実施形態に関連した次の記述から明らかになる。
図1Aは、本発明の第1実施形態にかかるロボットハンドの概略構成を示す正面図である。 図1Bは、図1Aの本発明の上記第1実施形態にかかる上記ロボットハンドの概略構成を示す側面図である。 図2Aは、図1Aの本発明の上記第1実施形態にかかる上記ロボットハンドの断面を示す、図1AのA−A線断面図である。 図2Bは、図1Aの本発明の上記第1実施形態にかかる上記ロボットハンドの断面を示す、図1AのB−B線断面図である。 図3は、図1Aの本発明の上記第1実施形態にかかる上記ロボットハンドをロボットアームに取り付けた場合の応用例を示す図である。 図4Aは、図1AのA−A線断面図において、図1Aの本発明の上記第1実施形態にかかる上記ロボットハンドの開動作を説明する図である。 図4Bは、図1AのA−A線断面図において、図1Aの本発明の上記第1実施形態にかかる上記ロボットハンドの閉動作を説明する図である。 図5Aは、本発明の第2実施形態にかかるロボットハンドの概略構成を示す正面図である。 図5Bは、図5Aの本発明の上記第2実施形態にかかる上記ロボットハンドの概略構成を示す側面図である。 図6Aは、図5Aの本発明の上記第2実施形態にかかる上記ロボットハンドの構成を示す、図5BのC−C断面図である。 図6Bは、図5Aの本発明の上記第2実施形態にかかる上記ロボットハンドの構成を示す、図6AのD−D断面図である。 図7Aは、図5Aの本発明の上記第2実施形態にかかる上記ロボットハンドの開動作を説明する図である。 図7Bは、図5Aの本発明の上記第2実施形態にかかる上記ロボットハンドの閉動作を説明する図である。 図8Aは、図5Aの本発明の上記第2実施形態にかかる上記ロボットハンドの構成による物体把持を説明する図である。 図8Bは、図5Aの本発明の上記第2実施形態にかかる上記ロボットハンドの構成による別の物体把持を説明する図である。 図9Aは、本発明の第3実施形態におけるロボットハンドの構造を示す断面図である。 図9Bは、本発明の上記第3実施形態における上記ロボットハンドの構造を示す断面図である。 図10Aは、本発明の変形例にかかる指構造を説明する図である。 図10Bは、本発明の上記変形例にかかる上記指構造を説明する図である。 図11は、従来のロボットハンドの構成を説明する図である。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する前に、本発明の種々の態様について説明する。
本発明の第1態様によれば、ハンド取付ベース部と、
上記ハンド取付ベース部に配設された力センサーと、
上記力センサーの測定部に配設された指ベースと、
上記指ベースにおいて対向するように配設された1組の指と、
上記力センサー及び上記指ベース及び上記1組の指との間に隙間を設けて上記ハンド取付ベース部に配設された指駆動機構ベースと、
上記対向する1組の指にそれぞれ端部が接続されかつ上記端部から延びる経路が互いに対向するように上記指駆動機構ベースに配置されたワイヤを有し、上記ワイヤを相対する方向に同じ力で引くことにより上記対向する1組の指を開閉させる指駆動機構と、
上記ハンドの外部に配設されて上記指駆動機構を動作させるアクチュエータと、
を有することを特徴とするロボットハンドを提供する。
本発明の第2態様によれば、上記指駆動機構ベースは、上記指駆動機構の上記ワイヤの移動をガイドするワイヤガイド部を有することを特徴とする第1の態様に記載のロボットハンドを提供する。
本発明の第3態様によれば、上記指駆動機構は、上記アクチュエータに接続された回転軸に回転可能に支持されかつその回転軸の中心軸方向と交差する方向に上記回転軸と共に移動可能に上記指駆動機構ベースに支持された可動プーリーを備えて、上記対向する1組の指の同方向の運動を規制することなく上記ワイヤを相対する方向に同じ力で引くことにより、上記対向する1組の指の逆方向の運動を発生させることで上記対向する1組の指を開閉させるように構成されている第1の態様に記載のロボットハンドを提供する。
本発明の第4態様によれば、上記1組の指は、上記指ベースに対向して支持された一対の関節軸によりそれぞれ揺動可能に支持されるとともに、上記各関節軸と同軸の円弧形状である指関節軸円弧ガイド部を有し、上記指駆動機構ベースは、上記各関節軸と同軸の円弧形状である円弧ガイド溝を有し、上記ワイヤの端部は、上記1組の指のうちの1つの指に係止され、上記ワイヤは、当該指の上記指関節軸円弧ガイド部の円弧面に沿って掛け回され、上記指の上記ベースと上記ハンドの上記ハンド取付ベース部との間にかかる力を測定する上記力センサーの測定面と平行でかつ上記ハンド取付ベース部の上記力センサーの取付面と平行に配置され、上記指と対向するもう1つの指を支持する上記関節軸と同軸の上記円弧ガイド溝へと掛け渡されることにより、上記ワイヤが、上記端部から延びる経路が互いに対向するように上記指駆動機構ベースに配置されることを特徴とする第2の態様に記載のロボットハンドを提供する。
本発明の第5態様によれば、上記指駆動機構は、上記ワイヤと、上記指駆動機構ベースにおいて同軸上にそれぞれ回転可能に固定された1組の第1固定プーリー及び第2固定プーリーと、上記アクチュエータに接続された回転軸に回転可能に支持されかつその回転軸の中心軸方向と交差する方向に上記回転軸と共に移動可能に上記指駆動機構ベースに支持された可動プーリーとを有し、上記ワイヤは、上記端部が上記対向する指の1つに接続されたのち、上記第1固定プーリーと上記可動プーリーと上記第2固定プーリーとを順番に経由し、上記端部とは別の端部が、上記対向するもう1つの指に接続され、上記アクチュエータが駆動して、上記可動プーリーの上記回転軸を上記指駆動機構ベースに対して上記回転軸の中心軸方向と交差する方向に移動させることで、上記1組の指を開閉させることを特徴とする第1〜3のいずれか1つの態様に記載のロボットハンドを提供する。
本発明の第6態様によれば、上記指は、弓状に湾曲した形状、又は、先端部がL字状に湾曲した形状を有することを特徴とする第1〜5のいずれか1つの態様に記載のロボットハンドを提供する。
本発明の第7態様によれば、第1〜6のいずれか1つの態様に記載のロボットハンドの上記ハンド取付ベース部に先端部が取り付けられたロボットアームを提供する。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1A及び図1Bは本発明の第1実施形態におけるロボットハンド23の概略構成を示す図であり、図2A及び図2Bは図1B中に矢印A及び矢印Bでそれぞれ示したA−A断面及びB−B断面を示す図である。図3は、上記ロボットハンド23がロボットアーム24の先端部に取り付けた場合の応用例を示す図である。
1はハンド取付ベース部であり、ロボットアーム24の先端部にロボットハンド23を取り付けるための土台として機能する。
2は力センサーの一例である、ひずみゲージを利用した6軸力センサーであり、ハンド取付ベース部1に配設されている。6軸力センサー2は、ハンド取付ベース部1の表面の平面に面した取付面3と、取付面3とは反対側の測定面(測定部)(力作用面)4との間に働く力の計測が可能である。ハンド取付ベース部1の表面と、取付面3と、測定面4とは平行に配置されている。
5は下記の指6a、6bを揺動可能にそれぞれ支持するための土台として機能する指ベースであり、6軸力センサー2の測定面4に、図1Bに示すように、一対配設されている。
6a、6bは屈曲した形状(例えば、弓状に湾曲した形状、又は、先端部がL字状に湾曲した形状)を有する指であり、お互いに対向するように、かつ、指6a、6bの基端部が、指ベース5に支持された指関節軸7a、7b回りに、それぞれ回転自在に一対の指ベース5にそれぞれ配設されている。上記指6aは第1指であり、一対配置されている。上記指6bは第2指であり、一対の第1指6aの中間の位置に対して対向するように配置されている(図1B参照)。
12は、指6a、6bを開放方向に付勢する指開放バネであり、第1指6aの基端部であって、指関節軸7aよりも第2指6b側の突起6cと、第2指6bの基端部であって、指関節軸7bよりも第1指6a側の突起6dとの間に架け渡されるようにして配置されている。この結果、常時は、指開放バネ12のバネ力により、図2Aにおいて第1指6aは指関節軸7a回りに反時計方向に回転するとともに第2指6bは指関節軸7b回りに時計方向に回転するようにそれぞれ付勢されて、第1指6aの先端と第2指6bの先端とが互いに開く方向に付勢されている。
9は一対の指駆動機構ベースであり、指ベース5及び指6のいずれにも接することなく、言い換えれば、力センサー2及び上記指ベース5及び上記1組の指6(6a,6b)との間に隙間Gをそれぞれ設けて、ハンド取付ベース部1に配設されている。指駆動機構ベース9は、それぞれ、関節軸7a,7bと同軸の円弧形状である円弧ガイド溝11a,11bを有しており、下記する指駆動機構の一例である2本の指駆動ワイヤ13a,13b(又は、1本のワイヤ13)の駆動を円滑に行うための土台として機能する。
13a,13bは指駆動機構の一例である2本の指駆動ワイヤであり、ワイヤガイド部の一例として機能する指駆動機構ベース9のガイド溝10a、10bに沿って摺動可能にそれぞれ配設されている。2本の指駆動ワイヤ13a,13bのそれぞれの一端部は、それぞれ、指6a、6bの基端部に形成された指関節軸円弧ガイド部8a、8bに、ピン13c,13dにより固定されている。これらの指関節軸円弧ガイド部8a、8bは、関節軸7a,7bとそれぞれ同軸の円弧形状を有して指6a、6bの基端部に一体的に形成されている。なお、この明細書では、2本の指6a、6bと2本の指駆動ワイヤ13a,13bとの関係の説明を理解しやすくするため、2本の指駆動ワイヤ13a,13bとして説明し、それらの他端部同士が結合しているとして説明しているが、実際は、1本のワイヤ13で構成するようにしてもよい。
第1指6aを駆動する指駆動ワイヤ13aは、一端部が図2Bに示すように、ピン13cにより指関節軸円弧ガイド部8aに固定され、その一端部から、上記指関節軸円弧ガイド部8aの円弧面に沿うように掛け回された後、6軸力センサー2の測定面4と平行に指駆動機構ベース9の円弧ガイド溝11bへと渡され、指駆動ワイヤ13aの配置される方向を円弧ガイド溝11bに沿って湾曲させながら90°を変えるように配置されている。その後、ガイド溝10bに沿って指駆動機構ベース9の側面を通り、指駆動機構ベース9を離れるように配置されている。
また、第2指6bを駆動する指駆動ワイヤ13bは、一端部が図2Aに示すように、ピン13bにより指関節軸円弧ガイド部8bに固定され、その一端部から、上記指関節軸円弧ガイド部8bの円弧面に沿うように掛け回された後、6軸力センサー2の測定面4と平行に指駆動機構ベース9の円弧ガイド溝11aへと渡され、指駆動ワイヤ13bの配置される方向を円弧ガイド溝11aに沿って湾曲させながら90°変えるように配置されている。その後、ガイド溝10aに沿って指駆動機構ベース9の側面を通り、指駆動機構ベース9を離れるように配置されている。
このように配置する結果、後述するように、上記対向する1組の指6a,6bを開閉運動させる駆動力のベクトルが、上記対向する1組の指6a,6bが開閉運動する平面内において互いに対向するようになり、互いに打ち消し合う結果、合力が略ゼロとなるよう駆動されることになる。
なお、指関節軸円弧ガイド部8a,8bの円弧形状と円弧ガイド溝11a,11bの円弧形状とは、必ずしも、同じ半径である必要はなく、円周部の位置関係が指駆動ワイヤ13a,13bの張力が互いに打ち消し合うような関係になるようになっていればよい。また、円弧ガイド溝11a,11bはワイヤ13a,13bを曲げる役割を担うだけであるため、円弧ガイド溝11aと11bの半径が異なっていてもよい。一方、指関節軸円弧ガイド部8aと8bの円弧形状は径が異なると、第1指6aと第2指6bを動かすトルクが互いに異なることになるため、第1指6aと第2指6bの動作制御を簡単にするためには、同じ半径であることが望ましい。しかしながら、第1指6aと第2指6bの動作制御が複雑になってもよい場合には、第1指6aと第2指6bのトルクが異なっていてもよく、そのような場合でも、本発明の目的である、力センサ2への影響の除去は実現することはできる。
図3に示すように、2本の指駆動ワイヤ13a,13bは、ガイドチューブ25a、25bの内部を通りロボットアーム24の2本のリンク24a,24bに沿って配設され、2本の指駆動ワイヤ13a,13bの他端部は、共に、1つの動滑車14にかけられて結合されている。動滑車14を回転自在に支持する回転軸部には、牽引ワイヤ15の一端部が接続されている。牽引ワイヤ15の一端部とは反対側の他端部には、アクチュエータの一例として機能するモーター16aによるワイヤ牽引機構16が配設されている。すなわち、モーター16aの回転軸に回転円板16bを固定し、回転円板16bに牽引ワイヤ15の他端部が固定され、モーター16aの回転軸を回転させることにより、牽引ワイヤ15を回転円板16bに巻取ることにより、牽引ワイヤ15を引っ張るように構成している。牽引ワイヤ15が引っ張られると、動滑車14を介して、2本の指駆動ワイヤ13a,13bが同時に引っ張られることになる。
モーター16aの駆動制御は、ハンド23の動作を制御する制御装置29により制御している。
次に、第1実施形態のロボットハンド23の動作について説明する。
ロボットハンド23は、通常の状態では、指開放バネ12のバネ力により、図4Aに示す開状態となっている。ロボット制御装置29の指令によりモーター16aを駆動してワイヤ牽引機構16を動作させ、牽引ワイヤ15が引っ張られると、動滑車14も引っ張られ、指駆動ワイヤ13a,13bの結合部分(1本のワイヤ13の場合には中間部)が動滑車14の作用により動滑車14側の両他端部が共に均等な力(同じ力)で引っ張られる。指駆動ワイヤ13a,13bの一端部(1本のワイヤ13の場合には両端部)はそれぞれ指関節軸円弧ガイド部8a、8bにおいて第1指6aと第2指6bに固定されているため、第1指6aと第2指6bには牽引力が伝わり、この牽引力によるトルクが、指開放バネ12のバネ力によるトルクに打ち勝つと、第1指6aは指関節軸7aに対し図4Aの矢印Xで示す紙面右回りに(図4Aにおいて指関節軸7a回りに時計方向に)回転運動し、第2指6bは指関節軸7bに対し図4の矢印Yで示す紙面左回りに(図4Aにおいて指関節軸7b回りに反時計方向に)回転運動し、ハンド23は図4Bに示すように閉状態となり、把持対象物が第1指6aと第2指6bとの間に位置していると、把持対象物を第1指6aと第2指6bで挟み付けて物体のような把持対象物の把持が可能となる。
本発明の第1実施形態の構成によれば、指駆動ワイヤ13a、13bが力Fvで引っ張られると指駆動ワイヤ13a、13bを通じて力が伝わり、円弧ガイド溝11a、11bに働く分布力Fra、Frb(Frbは図示せず)と指関節軸円弧ガイド部8a、8bに働く力Fha、Fhbが発生する。この内、分布力Fra、Frbは指駆動機構ベース9(の円弧ガイド溝11a,11b)が受け持つため、6軸力センサー2自体には力が作用せず、ワイヤ牽引機構16による牽引力は、分布力Fra、Frbとしては6軸力センサー2に観測されない。また、力Fha、Fhbについては、指関節軸円弧ガイド部8a、8bを通じて指関節軸7a,7bに伝わり、力Fja、Fjbを発生させる。さらに、力Fja、Fjbは、指駆動機構ベース9を通じて6軸力センサー2に力Fsa、Fsbを発生させる。しかしながら、力Fsa、Fsbは大きさが同じく反対方向であり、お互いに打ち消し合って合力が略0となるため、6軸力センサー2では観測されない。すなわち、上記対向する1組の指6a,6bを開閉運動させる駆動力のベクトルが、上記対向する1組の指6a,6bが開閉運動する平面内において互いに対向するようにすることで、互いに打ち消し合って合力が略0となるよう駆動されるため、矢印で示すFha、Fhb方向の力は互いに打ち消し合い、6軸力センサー2に影響しない。
一方、図4Aに示すように、第1指6aの先端部に外力Fexaが直接加わった場合、第1指6aを通じて指関節軸7aにも等価な力Fexjが伝わり、さらに指ベース5へと伝わるため、力Fexsとして6軸力センサー2により計測されることになる。また、第2指6b又は把持した物体に外力が加わった場合でも同様に、第2指6bを通じて指関節軸7bにも等価な力Fexjが伝わり、さらに指ベース5へと伝わるため、外力Fexsとして6軸力センサー2により計測されることになる。
上記説明では、並進力での効果のみ説明したが、力Fja、Fjbによって6軸力センサー2に発生するモーメントに関しても同様に打ち消し合うので、6軸力センサー2に影響しない。
以上のように、本発明の第1実施形態の構成によれば、ハンド23の外部にアクチュエータ(一例としてモーター16a)を配設することができることから、軽量かつ高握力でありながら、ハンド23とロボットアーム24の先端部の間に力センサ2を設けても、外部より第1指6aと第2指6bの開閉運動を駆動する駆動力が、力センサ2に与える影響が少なく、力制御を容易に行うことができるハンド23とすることができる。
(第2実施形態)
図5A及び図5Bは本発明の第2実施形態におけるロボットハンド23Aの構造を示す全体図である。また、図6A及び図6Bは図5BのC−C断面及び図6AのD−D断面を説明する図である。図5A〜図6Bでは、図1A〜図2Bに示す第1実施形態と同様の構成の部分は同じ番号を付して詳細については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図5A〜図6Bにおいて、17は第1固定プーリーであり、指駆動機構ベース9に支持された回転軸18回りに回転可能なように指駆動機構ベース9に配設されている。
19は第2固定プーリーであり、回転軸18回りに回転可能なように指駆動機構ベース9に第1固定プーリー17と同軸に配設されている。
20は可動プーリーであり、スライド回転軸21回りに回転可能に支持され、かつ、指駆動機構ベース9のスライドガイド溝22に沿ってスライド回転軸21が並進運動可能なように指駆動機構ベース9に配設されている。スライド回転軸21には牽引ワイヤ15の一端部が接続されており、牽引ワイヤ15の牽引により、スライド回転軸21が可動プーリー20を回転可能に支持した状態で、スライドガイド溝22に沿って移動可能となっている。
指駆動ワイヤ28の一端部及び他端部は、それぞれ第1指6a、第2指6bの指関節軸円弧ガイド部8a、8bに固定ピン13e,13fにより固定されている。指駆動ワイヤ28は、一端部が固定ピン13eにより指関節軸円弧ガイド部8aに固定された後、指関節軸円弧ガイド部8aの円弧面に沿うように掛け回された後、第1固定プーリー17の外周に沿って約90°曲げられて可動プーリー20へと渡り、可動プーリー20の外周に沿って約180°曲げられ、第2固定プーリー19へと渡り、第2固定プーリー19の外周に沿って約90°曲げられる。その後、指関節軸円弧ガイド部8bの円弧面に沿うように掛け回されて、他端部が固定ピン13fにより指関節軸円弧ガイド部8b固定される。
次に、この第2実施形態にかかるロボットハンド23Aの動作について説明する。
ロボットハンド23Aは、通常の状態では、指開放バネ12のバネ力により、図7Aに示すように開状態となっている。ロボット制御装置29の指令によりモーター16aを駆動してワイヤ牽引機構16を動作させ、牽引ワイヤ15が引っ張られると、可動プーリー20が引っ張られる。可動プーリー20は、スライド回転軸21と共にスライドガイド溝22に沿って指駆動機構ベース9に対して移動可能であるため、指駆動ワイヤ28は、可動プーリー20の移動作用により、指駆動ワイヤ28の中間部が引っ張られて両端部が共に均等な力(同じ力)で引っ張られる。指駆動ワイヤ28のそれぞれの端部は、指関節軸円弧ガイド部8a、8bにおいて固定ピン13e,13fにより第1指6aと第2指6bに固定されているため、第1指6a、第2指6bには牽引力が伝わり、この牽引力によるトルクが、指開放バネ12のバネ力によるトルクに打ち勝つと、可動プーリー20がスライド回転軸21と共にスライドガイド溝22に沿って移動し、第1固定プーリー17が、図7Aの矢印Rで示す右回転をし、第2固定プーリー19が図7Aの矢印Lで示す左回転をすることにより、指駆動ワイヤ28の両端部が互いに接近する方向に動き、第1指6aは指関節軸7aに対し図7Aの矢印Uで示す紙面右回りに(図7Aにおいて指関節軸7a回りに時計方向に)回転運動し、第2指6bは指関節軸7bに対し図7Aの矢印Vで示す紙面左回りに(図7Aにおいて指関節軸7b回りに反時計方向に)回転運動し、ハンド23Aは図7Bに示すように閉状態となり、把持対象物が第1指6aと第2指6bとの間に位置していると、把持対象物を第1指6aと第2指6bとで挟み付けて物体のような把持対象物の把持が可能となる。
例えば、図8Aのように、把持対象物が円形断面の物体26であれば、第1指6aと第2指6bが物体26と多点で接触することで、静力学的に安定した物体26の把持が実現する。また、図8Bのように、把持対象物が非対称な形状の物体27の場合でも、第1指6aと第2指6bが物体27と多点で接触することで、静力学的に安定する状態が存在し、物体27の把持が実現する。
本発明の第2実施形態の構成によれば、指駆動ワイヤ28の中間部が引っ張られることにより発生する矢印Fv方向の力は、第1固定プーリー17及び第2固定プーリー19を介して指駆動機構ベース9が受け持つため、6軸力センサー2自体には力が作用せず、ワイヤ牽引機構16による牽引力は6軸力センサー2に影響しない。また、ワイヤ28の矢印Fha、Fhb方向の力については、ワイヤ28の一端部が指関節軸円弧ガイド部8aから第1固定プーリー17へと掛け渡され、他端部が反対に指関節軸円弧ガイド部8bから第2固定プーリー19へと掛け渡されているため、Fha、Fhb方向の力は互いに打ち消し合い、6軸力センサー2に影響しない。
一方、第1指6a、第2指6b、又は、把持物体に外力Fexaが作用した場合には、安定して把持された把持物体と第1指6aと第2指6bとは一体として機能するため、指関節軸7a、7b及び指ベース5を通じて、外力Fexjは力センサー2に伝わり、力センサー2によってその外力Fexsが検出されることになる。
(第3実施形態)
図9A及び図9Bは本発明の第3実施形態におけるロボットハンド23Bの構造を示す断面図である。第3実施形態は、第2実施形態と同様に固定プーリと可動プーリーで構成される例であり、2つの固定プーリーの位置が第2実施形態とは異なる例である。図9A及び図9Bでは、図6Aに示す第2実施形態と同様の構成の部分は同じ番号を付して詳細については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図9A及び図9Bにおいて、17は第1固定プーリーであり、指駆動機構ベース9に支持された回転軸18a回りに回転可能なように指駆動機構ベース9に配設されている。
19は第2固定プーリーであり、回転軸18b回りに回転可能なように指駆動機構ベース9に配設されている。
第3実施形態の特徴は、第1固定プーリー17と第2固定プーリー19とが同軸でなく、それぞれ、指関節軸7a、7bの近傍に配設されている点である。このように、第1固定プーリー17と第2固定プーリー19とが離れた構造でも、第2実施形態と同様の効果を発揮することが可能である。
なお、上記実施形態では第1指6a及び第2指6bは指関節軸7a、7bにより揺動運動する構造としたが、これに限られるわけではなく、例えば、図10A及び図10Bに示すようなリニアガイド機構による平行移動によって開閉運動する指構造であっても同様な効果を発揮することが可能である。上記リニアガイド機構は、一例として、レール101と、レール101沿いに摺動自在に組み付けられたスライダ102とで構成し、レール101側とスライダ102側とにそれぞれ凹部を備え、凹部間にまたがるようにボールベアリングを配置して、レール101に対してスライダ102を抜け止め保持されるように組み付けることができる。
なお、上記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明のロボットハンド及び上記ロボットハンドを有するロボットアームは、多関節ロボットアームで物体を把持するためのロボットハンド及び上記ロボットハンドを有するロボットアームとして有用である。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。

Claims (7)

  1. ハンド取付ベース部と、
    上記ハンド取付ベース部に配設された力センサーと、
    上記力センサーの測定部に配設された指ベースと、
    上記指ベースにおいて対向するように配設された1組の指と、
    上記力センサー及び上記指ベース及び上記1組の指との間に隙間を設けて上記ハンド取付ベース部に配設された指駆動機構ベースと、
    上記対向する1組の指にそれぞれ端部が接続されかつ上記端部から延びる経路が互いに対向するように上記指駆動機構ベースに配置されたワイヤを有し、上記ワイヤを相対する方向に同じ力で引くことにより上記対向する1組の指を開閉させる指駆動機構と、
    上記ハンドの外部に配設されて上記指駆動機構を動作させるアクチュエータと、
    を有するロボットハンド。
  2. 上記指駆動機構ベースは、上記指駆動機構の上記ワイヤの移動をガイドするワイヤガイド部を有する請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 上記指駆動機構は、上記アクチュエータに接続された回転軸に回転可能に支持されかつその回転軸の中心軸方向と交差する方向に上記回転軸と共に移動可能に上記指駆動機構ベースに支持された可動プーリーを備えて、上記対向する1組の指の同方向の運動を規制することなく上記ワイヤを相対する方向に同じ力で引くことにより、上記対向する1組の指の逆方向の運動を発生させることで上記対向する1組の指を開閉させるように構成されている請求項1に記載のロボットハンド。
  4. 上記1組の指は、上記指ベースに対向して支持された一対の関節軸によりそれぞれ揺動可能に支持されるとともに、上記各関節軸と同軸の円弧形状である指関節軸円弧ガイド部を有し、上記指駆動機構ベースは、上記各関節軸と同軸の円弧形状である円弧ガイド溝を有し、上記ワイヤの端部は、上記1組の指のうちの1つの指に係止され、上記ワイヤは、当該指の上記指関節軸円弧ガイド部の円弧面に沿って掛け回され、上記指の上記ベースと上記ハンドの上記ハンド取付ベース部との間にかかる力を測定する上記力センサーの測定面と平行でかつ上記ハンド取付ベース部の上記力センサーの取付面と平行に配置され、上記指と対向するもう1つの指を支持する上記関節軸と同軸の上記円弧ガイド溝へと掛け渡されることにより、上記ワイヤが、上記端部から延びる経路が互いに対向するように上記指駆動機構ベースに配置される請求項2に記載のロボットハンド。
  5. 上記指駆動機構は、上記ワイヤと、上記指駆動機構ベースにおいて同軸上にそれぞれ回転可能に固定された1組の第1固定プーリー及び第2固定プーリーと、上記アクチュエータに接続された回転軸に回転可能に支持されかつその回転軸の中心軸方向と交差する方向に上記回転軸と共に移動可能に上記指駆動機構ベースに支持された可動プーリーとを有し、上記ワイヤは、上記端部が上記対向する指の1つに接続されたのち、上記第1固定プーリーと上記可動プーリーと上記第2固定プーリーとを順番に経由し、上記端部とは別の端部が、上記対向するもう1つの指に接続され、上記アクチュエータが駆動して、上記可動プーリーの上記回転軸を上記指駆動機構ベースに対して上記回転軸の中心軸方向と交差する方向に移動させることで、上記1組の指を開閉させる請求項1〜3のいずれか1つに記載のロボットハンド。
  6. 上記指は、弓状に湾曲した形状、又は、先端部がL字状に湾曲した形状を有する請求項1〜3のいずれか1つに記載のロボットハンド。
  7. 請求項1〜4のいずれか1つに記載のロボットハンドの上記ハンド取付ベース部に先端部が取り付けられたロボットアーム。
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