JP6748945B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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本発明の態様は、一般的に、衛生洗浄装置に関する。
トイレルームに設置される衛生洗浄装置の内部には、水を噴霧する噴霧ノズルが設けられることがある。例えば、特許文献1に記載の衛生洗浄装置は、脱臭フィルタと、脱臭フィルタに水を噴霧する噴霧ノズルと、を有する。この衛生洗浄装置は、トイレルーム内の空気を吸い込み、空気を脱臭フィルタによって脱臭した後、排気口部から衛生洗浄装置の外へ排気する。このような従来の衛生洗浄装置では、噴霧ノズル等を収納するための広い収納空間が設けられており、噴霧ノズルから排気口部までの距離は、十分確保されていた。
特開2016−44397号公報
衛生洗浄装置の小型化に伴い、衛生洗浄装置内部に部材を収納する際の収納効率の向上が必要となる。収納効率を向上するために、噴霧ノズルから排気口部まで距離を従来に比べて短くすることが必要となる場合がある。この場合、噴霧ノズルが排気口部に近づくことで、噴霧ノズルによって噴霧された水が排気口部から衛生洗浄装置の外部に飛び散り、漏水が生じるおそれがある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、衛生洗浄装置内の噴霧ノズルからの漏水を抑制できる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、脱臭フィルタと、前記脱臭フィルタに水を噴霧する噴霧ノズルと、前記脱臭フィルタ及び前記噴霧ノズルを収納するケーシングであって、前記脱臭フィルタを通過した空気を前記ケーシングの外へ排気する排気口部を有する前記ケーシングと、前記噴霧ノズルと前記排気口部との間に設けられた第1遮蔽部と、を備え、前記噴霧ノズルから噴霧される水の一部は、前記排気口部へ向かう方向に噴霧され、前記第1遮蔽部は、前記一部の前記排気口部への進行を遮ることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、噴霧ノズルから排気口部に向けて噴霧された水が、排気口部に到達することを抑制できる。したがって、排気口部からの水の飛び散りを抑制でき、漏水を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第1遮蔽部の下方に設けられ、前記第1遮蔽部と連続した第2遮蔽部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、第1遮蔽部の下方へ伝った水は、排気口部へ向かう空気、及び、第1遮蔽部には遮蔽されず第1遮蔽部付近を通過した水によって流されても、第2遮蔽部に到達する。これにより、第1遮蔽部の下方へ伝った水が、排気口部に到達することを抑制できる。
第3の発明は、第2の発明において、前記第2遮蔽部の最下端は、前記脱臭フィルタの上方に位置することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、第2遮蔽板の下方へ伝った水は、落下すると脱臭フィルタに到達する。したがって、水をより確実に脱臭フィルタに供給することができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記第1遮蔽部は、鉛直方向に対して傾斜した板状であることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、第1遮蔽部に到達した水を、第1遮蔽部の傾斜に沿って下方へ流すことができ、水が第1遮蔽部に溜まることを抑制できる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記噴霧ノズルの先端からみたときに、前記第1遮蔽部の左右を囲む第3遮蔽部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
このトイレ装置によれば、噴霧ノズルから外側に向けて噴霧された水の広がりを抑えることができる。これにより、排気口部からの水の飛び散りをさらに抑制できる。
本発明の態様によれば、衛生洗浄装置内の噴霧ノズルからの漏水を抑制できる衛生洗浄装置が提供される。
実施形態に係る衛生洗浄装置が設置されたトイレルームを例示する斜視図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の本体部を例示する斜視図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の本体部を例示する平面図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の脱臭ユニットを例示する斜視図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の脱臭ユニットを例示する平面図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の脱臭ユニットを例示する断面図である。 実施形態に係る衛生洗浄装置の脱臭ユニットを例示する断面図である。 図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の脱臭ユニットを例示する断面図及び斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る衛生洗浄装置が設置されたトイレルームを例示する斜視図である。
図1に示すように、トイレルームTRには、洋式腰掛大便器(以下、単に「便器」と称する)150が設置されている。実施形態に係る衛生洗浄装置100は、便器150の上に設置される。衛生洗浄装置100は、本体部10と、便蓋11と、便座12と、を有する。本体部10は、便器150の後方部の上に載置される。便蓋11及び便座12は、それぞれ、本体部10に対して開閉可能に軸支されている。
ここで、本願明細書においては、便座12に座った使用者からみて上方を「上方」とし、便座12に座った使用者からみて下方を「下方」とする。開いた状態の便蓋11に背を向けて便座12に座った使用者からみて前方を「前方」とし、後方を「後方」とし、右側を「右側方」とし、左側を「左側方」とする。
図2は、実施形態に係る衛生洗浄装置の本体部を例示する斜視図である。
図3は、実施形態に係る衛生洗浄装置の本体部を例示する平面図である。
図2に示すように、本体部10は、ケーシング20を有する。ケーシング20は、ケースカバー21と、ケースプレート22(図3参照)と、を有する。
図3は、本体部10からケースカバー21を取り外した状態を示す。
図3に示すように、本体部10は、給水ユニット31、洗浄ノズル33、脱臭ユニット35及び熱交換器37などを有する。これらは、ケースプレート22の上に固定されており、これらを覆うようにケースカバー21がケースプレート22と固定される。
給水ユニット31は、給水口31eと、流路開閉弁31f(電磁弁)と、を有する。給水口31eは、給水配管などを介して、水道管などの給水源と接続される。流路開閉弁31fが開くことにより、本体部10に水が供給される。
給水ユニット31から供給された水は、図示しない電磁弁や流路切換弁等によって、洗浄ノズル33へ水を導く流路や、脱臭ユニット35へ水を導く流路へ流れる。つまり、電磁弁や流路切換弁によって、洗浄ノズル33及び脱臭ユニット35のそれぞれに、適宜、水が供給される。
熱交換器37は、水を洗浄ノズル33へ導く流路上に設けられ、供給された水を加熱し、温水を生成する。熱交換器37は、例えばセラミックヒータなどを用いた瞬間加熱式(瞬間式)の熱交換器でもよいし、貯湯タンクを用いた貯湯加熱式の熱交換器でもよい。
洗浄ノズル33は、ケースプレート22の左右方向における略中央に設けられている。洗浄ノズル33は、モータ等を有する駆動部33fからの駆動力を受け、図3に破線で示した洗浄ノズル33のように便器150のボウル内に進出することができる。また、洗浄ノズル33は、駆動部33fからの駆動力を受け、ケーシング20の内部に後退することができる。
洗浄ノズル33の先端部には吐水口33hが設けられており、洗浄ノズル33は、供給された水を吐水口33hから吐水する。これにより、便座に座った使用者の局部(例えば「おしり」など)を洗浄することができる。
脱臭ユニット35は、ケースプレート22上の左端部に設置されている。
図2及び図3に表した矢印A1のように、脱臭ユニット35は、ケーシング20の左側面の前方に設けられた吸気口部41から、トイレルームTR内の空気を吸い込む。吸気口部41から吸い込まれた空気に含まれる悪臭成分は、脱臭ユニット35によって捕集される。なお、悪臭成分は、例えば、アンモニア成分である。この悪臭成分は、トイレルームTRの床や壁などに付着してしまった尿により、発生するものである。
図2及び図3に表した矢印A2のように、脱臭ユニット35によって悪臭成分が捕集され脱臭された空気は、ケーシング20の左側面の後方に設けられた排気口部43から、トイレルームTR内に吐き出される。
なお、図2に示したように、吸気口部41は、ケースカバー21とケースプレート22との隙間に設けられた開口部である。また、ケースカバー21の側面にはカバー44が設けられている。排気口部43は、このカバー44に設けられた排気ルーバである。すなわち、排気口部43は、羽板43aと、羽板43a間の開口部43bと、を有する。羽板43aは、下方に向かって傾斜しているため、脱臭ユニット35によって脱臭された空気は、ケーシング20から斜め下方に向けて排出される。
図4は、実施形態に係る衛生洗浄装置の脱臭ユニットを例示する斜視図である。
図5は、実施形態に係る衛生洗浄装置の脱臭ユニットを例示する平面図である。
図6は、実施形態に係る衛生洗浄装置の脱臭ユニットを例示する断面図である。
図6は、図5に示すC1−C2線における断面を表している。
図4〜図6に示すように、脱臭ユニット35は、噴霧ノズル51と、ファン52と、ダクト53と、排気口54と、脱臭フィルタ55(図6参照)と、を有する。
ファン52は、ケーシング20の吸気口部41(図3参照)の側方に設置されている。また、排気口54は、ケーシング20の排気口部43(図3参照)と対向するように設置されている。
ファン52は、例えば樹脂製のシロッコファンである。ファン52は、内部に設けられた複数の羽が回転することで、例えば図6に表した矢印A3のように、吸気口部41を介してトイレルームTR内の空気を吸い込む。吸い込まれた空気は、図6に表した矢印A4のようにダクト53の斜面を通過して、上方から下方に向かって脱臭フィルタ55を通過する。
脱臭フィルタ55を通過した空気は、図4に表した矢印A5のように排気口54を通過し、その後ケーシング20の排気口部43からケーシング20の外へ排気される。
後述するように、噴霧ノズル51によって、水が脱臭フィルタ55に噴霧される。脱臭フィルタ55は、ファン52と排気口54との間、即ちファン52の下流側に設けられている。言い換えれば、ファン52は、噴霧ノズル51によって水が噴霧された脱臭フィルタ55よりも上流側に設置される。そのため、湿気を含んだ空気が脱臭フィルタ55から電気機器のファン52へ送られることがない。よって、湿気により、ファン52が故障することを防ぐことができる。また、ファン52から排出された空気は、脱臭フィルタ55を通過する。そのため、ファン52が作動する前に衛生洗浄装置100の内部に溜まった空気は、脱臭フィルタ55を通過し、悪臭成分が捕集された後にトイレルームTRへ排出されることとなる。よって、ファン52を作動させた際に、衛生洗浄装置100の内部に溜まった空気が悪臭成分を捕集又は分解されずにトイレルームTRへ排出されることを防ぐことができる。さらに、脱臭フィルタ55は、使用者の操作によって、排気口54から自由に取り出し可能とされている。このことより、脱臭フィルタ55の清掃性が向上する。
脱臭フィルタ55には、例えば多孔質セラミックが用いられる。噴霧ノズル51から脱臭フィルタ55に水が噴霧されると、脱臭フィルタ55は、その水を内部に保つ。脱臭フィルタ55が内部に水を保った状態において、ファン52を動作させることで、脱臭フィルタ55を通過する空気から悪臭成分を取り除くことができる。
図7は、実施形態に係る衛生洗浄装置の脱臭ユニットを例示する断面図である。
図7は、図5に示すC3−C4線における断面を表している。
給水ユニット31から脱臭ユニット35へ水を導く流路へ流れた水は、噴霧ノズル51へ導かれる。
噴霧ノズル51は、その先端に吐水口51bを有する。吐水口51bは、脱臭フィルタ55の上方に位置する。また、吐水口51bは、脱臭フィルタ55の中心よりも左側方に位置する。換言すれば、吐水口51bは、脱臭フィルタ55の中心よりも、外側に配置されている。なお「外側」とは、図3のような平面視において、ケーシング20の外周に近い側である。
そして、図7に示すように、噴霧ノズル51は、その先端の吐水口51bから脱臭フィルタ55へ向けて水を噴霧する。
吐水口51bから噴霧された水は、吐水口51bを頂点とした円錐状に広がる。このときの、水の広がり角度θ1は、約110度程度である。このように広がり角度θ1を大きくすることで、脱臭フィルタ55の全体に水を噴霧することができる。また、噴霧ノズル51の中心軸X1は、左右方向において傾いている。このため、図7に示したように吐水口51bの噴霧中心方向D1は、右側下方向を向いている。すなわち、噴霧中心方向D1は、内側を向いている。なお、「噴霧中心方向」とは、吐水口51bから噴霧された水が形成する円錐の頂点から底面の中心へ向かう方向、または、広がり角度θ1を概略二等分する方向である。
但し、吐水口51bから噴霧される水の一部は、図7に表した方向D2のように、ケーシング20の排気口部43へ向かう方向に噴霧される。このように排気口部43へ向けて水が噴霧される場合、排気口部43から、水がケーシング20の外側に飛び散る恐れがある。
これに対して、実施形態に係る脱臭ユニット35は、第1遮蔽部61(第1遮蔽板)を有する。第1遮蔽部61は、噴霧ノズル51(吐水口51b)と排気口部43(開口部43b)との間に設けられている。このため、排気口部43へ向けて噴霧された水は、第1遮蔽部61に到達し、第1遮蔽部61により排気口部43への進行を遮られる。これにより、噴霧ノズル51から排気口部43に向けて噴霧された水が、排気口部43に到達することを抑制することができる。したがって、排気口部43からの水の飛び散りを抑制でき、漏水を抑制することができる。
また、第1遮蔽部61は、鉛直方向に対して傾斜した板状である。これにより、噴霧ノズル51から噴霧されて第1遮蔽部61に到達した水は、傾斜に沿って流れることができるため、第1遮蔽部61に水が溜まることを抑制できる。さらに、第1遮蔽部61の傾斜は、脱臭フィルタ55へ向かう下り傾斜であり、第1遮蔽部61の最下端61aは、脱臭フィルタ55の上に位置する。これにより、第1遮蔽部61を下方に伝った水は、落下すると脱臭フィルタ55に到達する。したがって、水をより確実に脱臭フィルタ55に供給することができる。
脱臭ユニット35は、さらに第2遮蔽部62(第2遮蔽板)を有する。第2遮蔽部62は、第1遮蔽部61の下方に設けられ、第1遮蔽部61から連続している。第2遮蔽部62は、鉛直方向に沿って延びる板状である。
ファン52が駆動することにより、脱臭ユニット35の内部には、排気口部43へ向かう空気の流れが形成されている。このため、第1遮蔽部61を下方に伝って最下端61a付近に付着した水が、上述の空気及び、第1遮蔽部には遮蔽されず第1遮蔽部付近を通過した水に流されて、排気口部43から飛び散るおそれがある。これに対して、実施形態においては、第1遮蔽部61を下方に伝った水は、排気口部43へ向かう空気によって流されても、第2遮蔽部62に到達する。これにより、第1遮蔽部61の下方へ伝った水が、排気口部43に到達することを抑制できる。
また、第2遮蔽部62の最下端62aは、脱臭フィルタ55の上に位置する。これにより、第2遮蔽部62を下方に伝った水は、落下すると脱臭フィルタ55に到達する。したがって、水をより確実に脱臭フィルタ55に供給することができる。
なお、この例では、第1遮蔽部61の形状及び第2遮蔽部62の形状は、それぞれ平板状であるが、実施形態はこれに限定されない。例えば、第1遮蔽部61、第2遮蔽部62は、曲面を有していてもよいし、厚みが一定でなくてもよい。
図8(a)及び図8(b)は、実施形態に係る衛生洗浄装置の脱臭ユニットを例示する断面図及び斜視図である。
これらの図は、図5に示すC5−C6線における断面を表している。
図8(a)及び図8(b)に示したように、脱臭ユニット35は、第3遮蔽部63をさらに有する。第3遮蔽部63は、図7に関して説明した噴霧ノズル51の先端(吐水口51b)から見たときに、第1遮蔽部61の左右及び後方を囲むように設けられている。第3遮蔽部63は、第1遮蔽部61の外側を囲み上下方向に延びる面を有する。これにより、噴霧ノズル51から外側に向けて噴霧された水の広がりを抑えることができ、排気口部43からの水の飛び散りをさらに抑制できる。
なお、以上説明した例では、噴霧ノズル51は、脱臭ユニット35の蓋70に支持されている。そして、第1〜第3遮蔽部61〜63は、樹脂などにより、蓋70の一部として一体に成形されている。但し、蓋70、第1〜第3遮蔽部61〜63は、別々に成形され、組み立てられたものであってもよい。すなわち、実施形態は、第1〜第3遮蔽部61〜63が一体に成形されたものである場合も、第1〜第3遮蔽部61〜63が別々に成形されたものである場合も含むものとする。
また、噴霧ノズル51から脱臭フィルタに噴霧される水は、水道水に限らず、除菌機能などを有する機能水であってもよい。例えば、衛生洗浄装置100は、機能水生成手段として電解槽ユニットを有していてもよい。電解槽ユニットは、水道水を電気分解して次亜塩素酸を含む液(機能水)を生成する。このような機能水(電解水、除菌水)を脱臭フィルタに噴霧してもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、脱臭フィルタ、噴霧ノズル、ケーシング、第1〜第3遮蔽部などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。 また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 本体部、 11 便蓋、 12 便座、 20 ケーシング、 21 ケースカバー、 22 ケースプレート、 31 給水ユニット、 31e 給水口、 31f 流路開閉弁、 33 洗浄ノズル、 33f 駆動部、 33h 吐水口、 35 脱臭ユニット、 37 熱交換器、 41 吸気口部、 43 排気口部、 43a 羽板、 43b 開口部、 44 カバー、 51 噴霧ノズル、 51b 吐水口、 52 ファン、 53 ダクト、 54 排気口、 55 脱臭フィルタ、 61 第1遮蔽部、 61a 最下端、 62 第2遮蔽部、 62a 最下端、 63 第3遮蔽部、 70 蓋、 100 衛生洗浄装置、 150 便器、 D1 噴霧中心方向、 D2 方向、 TR トイレルーム、 X1 中心軸

Claims (5)

  1. 脱臭フィルタと、
    前記脱臭フィルタに水を噴霧する噴霧ノズルと、
    前記脱臭フィルタ及び前記噴霧ノズルを収納するケーシングであって、前記脱臭フィルタを通過した空気を前記ケーシングの外へ排気する排気口部を有する前記ケーシングと、
    前記噴霧ノズルと前記排気口部との間に設けられた第1遮蔽部と、
    を備え、
    前記噴霧ノズルから噴霧される水の一部は、前記排気口部へ向かう方向に噴霧され、
    前記第1遮蔽部は、前記一部の前記排気口部への進行を遮ることを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 前記第1遮蔽部の下方に設けられ、前記第1遮蔽部と連続した第2遮蔽部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 前記第2遮蔽部の最下端は、前記脱臭フィルタの上方に位置することを特徴とする請求項2記載の衛生洗浄装置。
  4. 前記第1遮蔽部は、鉛直方向に対して傾斜した板状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
  5. 前記噴霧ノズルの先端からみたときに、前記第1遮蔽部の左右を囲む第3遮蔽部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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