JP6735531B2 - 3次元網目状構造体用の変性ポリエチレン組成物及び3次元網目状構造体 - Google Patents
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即ち、熱可塑性樹脂を押出機内で溶融し、多数の孔を有するダイスから溶融した樹脂を押出成形してストランドとする。ダイスの下方には水槽が設けられており、ストランドが自然流下して水槽内に着水し、ストランドが水中に滞留すると、水による冷却で樹脂が固化し、ループ状の絡み合いを持つ3次元網目状構造体が製造される(特許文献1)。
成形に用いる熱可塑性樹脂としては、エチレン・α−オレフィン共重合体が提案されている。
また、変性エチレン・α−オレフィン共重合体自体も、長期間大気中に保管すると、グラフトしたシラン官能基が反応することで流動性が低下し、得られる3次元網目状構造体の外観が損なわれ、著しい場合には成形不可能となる問題があることも見出された。
本発明はまた、この変性ポリエチレンを用いた変性ポリオレフィン組成物及び成形体とシラン架橋ポリエチレンを提供することを目的とする。
即ち、本発明の要旨は以下の[1]〜[7]の通りである。
RSi(R’)3 …(1)
(ただし、Rはエチレン性不飽和炭化水素基であり、R’は互いに独立して炭素数1〜10の炭化水素基又は炭素数1〜10のアルコキシ基であり、R’のうちの少なくとも1つは炭素数1〜10のアルコキシ基である。)
本発明の変性ポリエチレンは、ビニル基量が0.09重量%以下であり、かつJIS K7210(1999)に準拠して190℃、荷重2.16kgの条件で測定されるメルトフローレート(MFR)が0.1〜50g/10分であるポリエチレンに、不飽和シラン化合物が0.1〜5重量%グラフト変性されたものである。
本発明においてポリエチレンとは、原料モノマーとしてエチレンを含むものであれば限定されず、公知のポリエチレン樹脂が適宜用いられる。
即ち、変性エチレン・α−オレフィン共重合体の耐熱性の改善について前述したが、変性エチレン・α−オレフィン共重合体に限らず、ポリエチレン全般に耐熱性の問題があり、これらは、本発明に従って不飽和シラン化合物で変性して耐熱性を改善することが好ましい。
なお、エチレン・α−オレフィン共重合体は、1種又は2種以上のα−オレフィン2〜60重量%と、エチレン40〜98重量%とを共重合させたものが好ましい。
なお、ポリエチレンのビニル基は、ポリエチレン製造時の重合触媒等により末端ビニル基や主鎖中のビニレン基として残留するものであり、圧力および温度等により制御することができる。
このポリエチレンのビニル基量は赤外分光法(FT−IR)により求められ、FT−IRにおけるビニル基に由来するピークを定量することで求められる。より詳細な測定方法の具体例を後掲の実施例において示す。
本発明に用いる不飽和シラン化合物は限定されないが、下記式(1)で表される不飽和シラン化合物が好適に用いられる。
RSi(R’)3 …(1)
R’の炭素数1〜10の炭化水素基は脂肪族基、脂環族基、芳香族基のいずれであってもよいが、脂肪族基であることが望ましい。また、R’の炭素数1〜10のアルコキシ基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれでもよいが、直鎖状又は分岐状であることが好ましい。R’が炭化水素基の場合、具体的には、メチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、n−ブチル基、i−ブチル基、シクロヘキシル基等に代表されるアルキル基、又はフェニル基等に代表されるアリール基等が挙げられる。R’がアルコキシ基の場合、具体的には、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、β−メトキシエトキシ基が挙げられる。
なお、不飽和シラン化合物の変性量は、変性前のエチレンに対するグラフト変性により導入された不飽和シラン化合物の重量割合であり、サンプルを加熱燃焼させて灰化し、灰分をアルカリ融解して純水に溶解後定量し、高周波プラズマ発光分析装置を用いるICP発光分析法により確認することができる。
本発明の変性ポリエチレンは、上記のポリエチレンに上記の不飽和シラン化合物をグラフト変性することにより製造することができる。グラフト変性の方法には特に制限は無く、公知の手法に従って行うことができ、例えば、溶液変性、溶融変性、電子線や電離放射線の照射による固相変性、超臨界流体中での変性等が好適に用いられる。これらの中でも設備やコスト競争力に優れた溶融変性が好ましく、連続生産性に優れた押出機を用いた溶融混練変性が更に好ましい。溶融混練変性に用いられる装置としては、例えば単軸スクリュー押出機、二軸スクリュー押出機、バンバリーミキサー、ロールミキサー等が挙げられる。これらの中でも連続生産性に優れた単軸スクリュー押出機、二軸スクリュー押出機が好ましい。
本発明の変性ポリエチレンには、樹脂組成物に常用されている配合剤を、本発明の効果を損なわない範囲で含有させることができる。このような配合剤としては、例えば熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、結晶核剤、防錆剤、粘度調整剤、及び顔料等を挙げることができる。
このうち、酸化防止剤、特にフェノール系、硫黄系、又はリン系の酸化防止剤を含有させるのが好ましい。酸化防止剤は、変性ポリエチレン100重量部に対して0.1〜1重量部含有させるのが好ましい。
紫外線吸収剤としては、具体的には、2−ヒドロキシ−4−ノルマル−オクチルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4−カルボキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−N−オクトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系;2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアリゾール系;フェニルサルチレート、p−オクチルフェニルサルチレート等のサリチル酸エステル系のものが用いられる。紫外線吸収剤は、変性ポリエチレン100重量部に対して1.0〜0.01重量部含有させるのが好ましい。
粘度調整剤としてはゴム配合油、具体的にはパラフィン系プロセスオイルが好ましい。粘度調整剤は、変性ポリエチレン100重量部に対して0.5〜5重量部含有させるのが好ましい。
本発明の変性ポリエチレンは、JIS K7210(1999)に準拠して190℃、2.16kg荷重にて測定したメルトフローレート(MFR)が、2g/10分以上、好ましくは3g/10分以上、より好ましくは5g/10分以上であり、100g/10分以下、好ましくは50g/10分以下、より好ましくは25g/10分以下である。MFRが前記下限値以上であると、押出成形時のモーター負荷、樹脂圧力が上昇しにくく、ストランド表面及び製品外観が荒れにくくなると共に、ストランド径が増加しにくく製品を軽量化しやすくなる。MFRが前記上限値以下であると、複数のストランドを押出成形する際、ストランドのループが安定しやすく、ストランド径も均一となりやすく、3次元網目状構造体としての均一性が良好となり、製品としての性能、品質が向上する傾向にある。
本発明の変性ポリエチレンとシラノール縮合触媒とを用いて変性ポリエチレン組成物とすることができる。
この変性ポリエチレン組成物は、本発明の変性ポリエチレンが流動性に優れることから、組成物としたときの流動性、保管安定性にも優れる。
本発明に用いることのできるシラノール縮合触媒としては、金属有機酸塩、チタネート、ホウ酸塩、有機アミン、アンモニウム塩、ホスホニウム塩、無機酸及び有機酸、並びに無機酸エステルからなる群から選択される1種以上の化合物等が挙げられる。
なお、以上に挙げたシラノール縮合触媒は1種のみを用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
が挙げられる。
ポリプロピレンとしては、ランダム・ブロック・ホモポリプロピレンが挙げられ、この中でもランダムポリプロピレンが好ましい。プロピレン−エチレン共重合体としては、高融点の観点からエチレン5〜20重量%とプロピレン95〜80重量%とを共重合させたものが好ましい。
本発明の変性ポリエチレン組成物には、本発明の変性ポリエチレン、及びシラノール縮合触媒以外に、その他の成分として各種の添加剤や変性ポリエチレン及び触媒マスターバッチ中のポリオレフィン以外の樹脂等を、本発明の効果を損なわない範囲で含有させることができる。
また、前述の変性ポリエチレンに配合し得る配合剤を含有させることができる。
本発明の変性ポリエチレンとシラノール縮合触媒を含む本発明の変性ポリエチレン組成物を押出成形、射出成形、プレス成形等の各種成形方法により成形した後、水雰囲気中に曝すことにより、シラノール基間の架橋反応を進行させ、シラン架橋ポリエチレンとすることができる。水雰囲気中に曝す方法は、各種の条件を採用することができ、水分を含む空気中に放置する方法、水蒸気を含む空気を送風する方法、水浴中に浸漬する方法、温水を霧状に散水させる方法等が挙げられる。
本発明の変性ポリエチレン、変性ポリエチレン組成物及びシラン架橋ポリエチレンの用途は特に限定されないが、家具、ベッド用マット、枕等の寝具;車両用、船舶などの乗物用座席等のクッション材として好適に用いることができる。なお、これらの用途に適用される場合、前述の3次元網目状構造体として用いることが好ましい。この3次元網目状構造体は、必要に応じて、他の材料との積層体として用いることもできる。
ただし、本発明の成形体は何ら3次元網目状構造体に限定されるものではない。
本発明の実施例及び比較例では、以下の原料を用いた。
・PE−1:エンゲージ(登録商標)8402(デュポンダウエラストマー社製、エチレン−オクテン共重合体、MFR:30g/10分(190℃、2.16kg荷重)、密度:0.902g/cm3、融解ピーク温度:98℃、オクテン含量:22重量%)
・PE−2:エンゲージ(登録商標)8480(デュポンダウエラストマー社製、エチレン−オクテン共重合体、MFR:1g/10分(190℃、2.16kg荷重)、密度:0.902g/cm3、融解ピーク温度:100℃、オクテン含量:20重量%)
・PE−3:カーネル(登録商標) KJ640T(日本ポリエチレン製、メタロセン線状低密度ポリエチレン、MFR:30g/10分(190℃、2.16kg荷重)、密度:0.880g/cm3、融解ピーク温度:60℃)
・PE−4:カーネル(登録商標) KS571(日本ポリエチレン製、メタロセン線状低密度ポリエチレン、MFR:13g/10分(190℃、2.16kg荷重)、密度:0.907g/cm3、融解ピーク温度:100℃)
・触媒MB:LZ082(三菱化学社製、錫触媒(ジオクチル錫ジラウレート)含有線状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンのMFR:4g/10分(190℃、21.16N荷重)、低密度ポリエチレンの密度:0.900g/cm3、低密度ポリエチレンの融解ピーク温度:90℃
各種物性、特性の測定・評価方法は以下の通りである。
[ビニル基量]
ポリエチレンにおけるビニル基量(炭素−炭素二重結合量)は、FT−IR(赤外分光)装置(FT/IR−610、JASCO社製)により測定した。この時、試料を膜厚100μmとなるように160℃でプレスし、下記条件にて透過モードで測定し、以下の方法により算出した。
<測定条件>
積算回数:32
分解:4cm−1
スキャンスピード:2mm/sec
ビニル基量は以下の方法により求めた。
(ポリエチレンにおけるビニル基量)
=(ポリエチレンに含有される二重結合炭素と水素に由来するピーク高さ)
/(ポリエチレンのメチレン基に由来するピーク高さ)
なお、ポリエチレンのメチレン基に由来するピーク高さは、2380〜2400cm−1におけるメチレンのピーク高さであり、ポリエチレンに含有される二重結合炭素と水素に由来するピーク高さは、900〜920cm−1におけるピーク高さである。
[メルトフローレート(MFR)]
JIS K7210(1999)に準拠して、190℃、2.16kg荷重にて測定した。
シラン変性ポリエチレンを加熱燃焼させ灰化し、灰分をアルカリ融解して純水に溶解後定量し、高周波プラズマ発光分析装置(島津製作所製ICPS7510)を用いてICI発光分析法によりグラフト変性により導入された不飽和シラン化合物量の定量を行った。
[ゲル分率]
キシレン沸点にて10時間ソックスレー抽出した後の不溶分の重量%を測定した。
製造されたシート状の成形品を直径30mmの円形状に打ち抜き、これを6枚重ね、JIS K6262に準拠して、スペーサーにより25%圧縮した状態で、23℃で24時間、次いで表−1に示す試験温度(20℃、50℃又は70℃)で24時間熱処理を行い、処理後23℃の恒温室に30分放置した後、圧縮をとき、厚さを測定し、圧縮永久歪み(CS:単位%)を計算した。圧縮永久歪みの値は低い方が良好である。
ポリエチレンとしてPE−1を100重量部用い、不飽和シラン化合物としてビニルトリメトキシシラン(VTMOS)3.0重量部と、有機過酸化物としてジクミルパーオキサイド0.3量部をブレンダーにて攪拌した。その後、温度220℃に設定された二軸スクリュー押出機(池貝社製、PCM45)に投入し、ノズルより出てきたストランドを水槽にて冷却固化させた後にペレット状にカッティングして変性ポリエチレン−Aを得た。得られた変性ポリエチレン−Aの物性を表−1に示す。
また、原料として使用したポリエチレンのビニル基量、及び変性ポリエチレンの保管安定性を評価した。この結果を表−1に示す。
ポリエチレンとしてPE−1を80重量部およびPE−2を20重量部用いた以外は、実施例1と同様な操作を行い、変性ポリエチレン−Bを得た。変性ポリエチレン−Bを用い実施例1と同様な操作を行い変性ポリエチレン組成物−Bを製造し、更に、シラン架橋ポリエチレン−Bを製造した。
原料ポリエチレン、変性ポリエチレン−B及びシラン架橋ポリエチレン−Bについて評価を行った結果を表−1に示す。
ポリエチレンとしてPE−3を100重量部用いた以外は、実施例1と同様の操作を行い、変性ポリエチレン−Cを得た。変性ポリエチレン−Cを用い実施例1と同様の操作を行い変性ポリエチレン組成物−Cを製造し、更に、シラン架橋ポリエチレン−Cを製造した。
原料ポリエチレン、変性ポリエチレン−C及びシラン架橋ポリエチレン−Cについて評価を行った結果を表−1に示す。
ポリエチレンとしてPE−4を100重量部用いた以外は、実施例1と同様の操作を行い、変性ポリエチレン−Dを得た。変性ポリエチレン−Dを用い実施例1と同様の操作を行い変性ポリエチレン組成物−Dを製造し、更に、シラン架橋ポリエチレン−Dを製造した。
原料ポリエチレン、変性ポリエチレン−D及びシラン架橋ポリエチレン−Dについて評価を行った結果を表−1に示す。
実施例1,2に示すように、ビニル基量の少ないポリエチレンを用いた変性ポリエチレンはいずれもMFRが高く、この変性ポリエチレンを用いたシラン架橋ポリエチレンは20℃および50℃で低い圧縮永久歪みを示した。さらに、実施例1〜2のように、ビニル基量が0.09重量%以下の場合、変性前後のMFRの変化量は小さく、高いMFRを示した。実施例1〜2は流動性に優れるため、樹脂圧が低いなど優れた成形性を期待できる。また、実施例1,2は各温度領域の圧縮永久歪みの値も良好であった。
比較例1のように、ビニル基量が0.09重量%を超える場合、原料のMFRは実施例1と同等であったが、MFRの変化量が大きく、流動性が著しく劣化した。また、比較例1では圧縮永久歪み(20℃)の値が実施例1,2と比べて大きな値であった。
比較例2は実施例1と同等の密度のポリエチレンを原料として用いたが、変性後のMFRの絶対値が低く、流動性が悪いものであった。
Claims (5)
- ビニル基量が0.09重量%以下であり、かつJIS K7210(1999)に準拠して190℃、荷重2.16kgの条件で測定されるメルトフローレート(MFR)が1〜40g/10分であるポリエチレンに、不飽和シラン化合物が0.1〜5重量%グラフト変性された変性ポリエチレンと、シラノール縮合触媒とを含む3次元網目状構造体用の変性ポリエチレン組成物。
- 前記不飽和シラン化合物が下記式(1)で表される化合物である、請求項1に記載の3次元網目状構造体用の変性ポリエチレン組成物。
RSi(R’)3 …(1)
(ただし、Rはエチレン性不飽和炭化水素基であり、R’は互いに独立して炭素数1〜10の炭化水素基又は炭素数1〜10のアルコキシ基であり、R’のうちの少なくとも1つは炭素数1〜10のアルコキシ基である。) - 前記ポリエチレンの密度が0.860〜0.935g/cm3である、請求項1又は2に記載の3次元網目状構造体用の変性ポリエチレン組成物。
- 前記ポリエチレンがエチレン・α−オレフィン共重合体である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の3次元網目状構造体用の変性ポリエチレン組成物。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の3次元網目状構造体用の変性ポリエチレン組成物を成形してなる3次元網目状構造体。
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