JP6725402B2 - サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ - Google Patents

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Description

サーマルヘッドおよびサーマルプリンタに関する。
従来、ファクシミリあるいはビデオプリンタ等の印画デバイスとして、種々のサーマルヘッドが提案されている。例えば、基板と、基板上に位置する発熱部と、基板上に位置し、発熱部と繋がっており、金属粒子を含有する電極とを備えるサーマルヘッドが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1には、電極の金属粒子の粒径を膜厚方向に変化させることが記載されている。
特開平11−42802号公報
本開示のサーマルヘッドは、基板と、発熱部と、電極とを備えている。前記発熱部は、前記基板上に位置している。前記電極は、前記基板上に位置し、前記発熱部と繋がっており、金属粒子を含有する。前記電極は、上面および下面を有するとともに、前記発熱部と繋がっている第1電極と、前記第1電極と繋がっている第2電極とを有している。断面視において、前記金属粒子は、前記電極の前記上面から前記下面に渡る第1粒子と、前記電極の前記上面および前記下面の少なくとも一方に露出しない第2粒子と、を有している。前記第1電極は、前記第1粒子を有している。前記第2電極は、前記第2粒子を有している。
本開示のサーマルプリンタは、上記に記載のサーマルヘッドと、前記発熱部上に通過するように記録媒体を搬送する搬送機構と、前記記録媒体を押圧するプラテンローラとを備える。
図1は、第1の実施形態に係るサーマルヘッドの概略を示す分解斜視図である。 図2は、図1におけるサーマルヘッドの概略を示す平面図である。 図3は、図2に示すIII−III線断面図である。 図4(a)は、図2に示すサーマルヘッドにおける、発熱部の近傍を拡大して示す平面図である。図4(b)は、図2に示すサーマルヘッドにおける、電極の構成を示す模式図である。 図5は、第1の実施形態に係るサーマルプリンタを示す概略図である。 図6(a)は、第2の実施形態に係るサーマルヘッドにおける、発熱部の近傍を拡大して示す平面図である。図6(b)は、第2の実施形態に係るサーマルヘッドにける、電極の構成を示す模式図である。 図7(a)は、第3の実施形態に係るサーマルヘッドにおける、発熱部の近傍を拡大して示す平面図である。図7(b)は、第3の実施形態に係るサーマルヘッドにおける、電極の構成を示す模式図である。 図8は、第4の実施形態に係るサーマルヘッドにおける、電極の構成を示す模式図である。
従来のサーマルヘッドは、電極が、発熱部と繋がっている第1電極と、第1電極と繋がっている第2電極とを有していた。従来のサーマルヘッドでは、発熱部に電流を流すために第1電極に多くの電流が流れることがあり、第1電極にマイグレーションが生じることがあった。また、第1電極および第2電極上には、プラテンローラからの押圧力が生じており、第1電極および第2電極に破損が生じることがあった。
本開示のサーマルヘッドによれば、電極のマイグレーションの発生を低減するとともに、電極の破損を抑えることができる。以下、本開示のサーマルヘッドおよびサーマルプリンタについて、詳細に説明する。
<第1の実施形態>
以下、サーマルヘッドX1について図1〜4を参照して説明する。図1は、サーマルヘッドX1の構成を概略的に分解斜視図により示している。図2は、サーマルヘッドX1を概略的に正面図により示しており、保護層25、被覆層27、および封止部材12を一点鎖線にて示している。図4は、発熱部9の近傍を拡大して示している。
サーマルヘッドX1は、ヘッド基体3と、コネクタ31と、封止部材12と、放熱板1と、接着部材14とを備えている。サーマルヘッドX1は、放熱板1上に接着部材14を介してヘッド基体3が載置されている。ヘッド基体3は、外部からの電圧が印加することにより発熱部9を発熱させ、記録媒体P(図5参照)に印画を行う。コネクタ31は、外部とヘッド基体3とを電気的に接続している。封止部材12は、コネクタ31とヘッド基体3とを接合している。放熱板1は、ヘッド基体3の熱を放熱するために設けられている。接着部材14は、ヘッド基体3と放熱板1とを接着している。
放熱板1は、直方体形状である。放熱板1は、例えば、銅、鉄またはアルミニウム等の金属材料で形成されており、ヘッド基体3の発熱部9で発生した熱のうち、印画に寄与しない熱を放熱する。
ヘッド基体3は、平面視して、長方形状であり、ヘッド基体3の基板7上にサーマルヘッドX1を構成する各部材が設けられている。ヘッド基体3は、外部より供給された電気信号に従い、記録媒体Pに印画を行う。
図1〜3を用いて、ヘッド基体3を構成する各部材について説明する。
基板7は、放熱板1上に配置されており、矩形状の第1面7fと、その反対側の第2面7gと、側面7eを含む複数の側面と、を有している。第1面7fは、第1の長辺7aと、第2の長辺7bと、第1の短辺7cと、第2の短辺7dとを有している。側面7eはコネクタ31側に位置している。第1面7f上にヘッド基体3を構成する各部材が設けられている。第2面7gは、放熱板1側に位置している。基板7は、例えば、アルミナセラミックス等の電気絶縁性材料あるいは単結晶シリコン等の半導体材料等によって形成されている。
基板7の第1面7f上に蓄熱層13が設けられている。蓄熱層13は、基板7の第1面7fの全域にわたって設けられている。
蓄熱層13は、熱伝導性の低いガラスで形成されており、発熱部9で発生する熱の一部を一時的に蓄積する。そのため、発熱部9の温度を上昇させるのに要する時間を短くすることができ、サーマルヘッドX1の熱応答特性を高めることができる。蓄熱層13は、例えば、ガラス粉末に適当な有機溶剤を混合して得た所定のガラスペーストを従来周知のスクリーン印刷等によって基板7の上面に塗布し、これを焼成することで形成される。
なお、蓄熱層13は、基板7の上方へ向けて突出していてもよい。その場合、蓄熱層13は、記録媒体Pを、発熱部9上に形成された保護層25に良好に押し当てることができる。
電気抵抗層15は、蓄熱層13上に設けられており、電気抵抗層15上に、ヘッド基体3を構成する各種電極が設けられている。電気抵抗層15は、共通電極17と個別電極19との間に電気抵抗層15が露出した露出領域を有する。各露出領域は発熱部9を構成しており、蓄熱層13上に列状に配置されている。なお、電気抵抗層15は、共通電極17と個別電極19との間にのみ設けられてもよい。
複数の発熱部9は、説明の便宜上、図2では簡略化して記載しているが、例えば、100dpi〜2400dpi(dot per inch)等の密度で配置される。電気抵抗層15は、例えば、TaN系、TaSiO系、TaSiNO系、TiSiO系、TiSiCO系またはNbSiO系等の電気抵抗の比較的高い材料によって形成されている。そのため、発熱部9に電圧が印加されたときに、ジュール発熱によって発熱部9が発熱する。
共通電極17は、主配線部17a,17dと、副配線部17bと、リード部17cとを備えている。共通電極17は、複数の発熱部9と、コネクタ31とを電気的に接続している。主配線部17aは、基板7の第1の長辺7aに沿って延びている。副配線部17bは、基板7の第1の短辺7cおよび第2の短辺7dのそれぞれに沿って延びている。リード部17cは、主配線部17aから各発熱部9に向かって個別に延びている。主配線部17dは、基板7の第2の長辺7bに沿って延びている。
複数の個別電極19は、発熱部9と駆動IC11との間を電気的に接続している。また、複数の発熱部9は、複数の群に分かれており、各群の発熱部9と、各群に対応して設けられた駆動IC11とが、個別電極19によって電気的に接続されている。
複数の第1接続電極21は、駆動IC11とコネクタ31との間を電気的に接続している。各駆動IC11に接続された複数の第1接続電極21は、異なる機能を有する複数の配線で構成されている。
グランド電極4は、個別電極19と、第1接続電極21と、共通電極17の主配線部17dとにより取り囲まれるように配置されている。グランド電極4は、0〜1Vのグランド電位に接続されている。
接続端子2は、共通電極17、個別電極19、第1接続電極21およびグランド電極4をコネクタ31に接続するために、基板7の第2の長辺7b側に設けられている。接続端子2は、コネクタ31のコネクタピン8に対応して設けられており、それぞれコネクタ31の対応するコネクタピン8と接続端子2とが接続されている。
複数の第2接続電極26は、隣り合う駆動IC11を電気的に接続している。複数の第2接続電極26は、それぞれ第1接続電極21に対応するように設けられており、各種信号を隣り合う駆動IC11に伝えている。
上記のヘッド基体3を構成する各種電極は、金属粒子を含有しており、例えば、各々を構成する材料層を蓄熱層13上に、例えばスパッタリング法等の薄膜成形技術によって順次積層した後、積層体を従来周知のフォトエッチング等を用いて所定のパターンに加工することにより形成される。各種電極の材料としては、AL、Au、Ag、またはCu等の金属材料を例示することができ、これらの材料が混ざり合った合金であってもよい。なお
、ヘッド基体3を構成する各種電極は、同じ工程によって同時に形成することができる。
駆動IC11は、図2に示すように、複数の発熱部9の各群に対応して配置されているとともに、個別電極19の他端部と第1接続電極21の一端部とに接続されている。駆動IC11は、各発熱部9の通電状態を制御する機能を有している。駆動IC11としては、内部に複数のスイッチング素子を有するスイッチングICを用いることができる。
駆動IC11は、個別電極19、第2接続電極26および第1接続電極21に接続された状態で、エポキシ樹脂、あるいはシリコーン樹脂等の樹脂からなる被覆部材29によって封止されている。
蓄熱層13上には、発熱部9、共通電極17の一部および個別電極19の一部を被覆する保護層25が形成されている。
保護層25は、発熱部9、共通電極17および個別電極19の被覆した領域を、大気中に含まれている水分等の付着による腐食、あるいは印画する記録媒体Pとの接触による摩耗から保護するためのものである。保護層25は、SiN、SiO、SiON、SiC、TiN、TiCNあるいはダイヤモンドライクカーボン等の無機材料を用いて形成することができる。
保護層25は単層で構成してもよいし、これらの層を積層して構成してもよい。このような保護層25は、イオンプレーティング法、スパッタリング法等の薄膜形成技術あるいはスクリーン印刷等の厚膜形成技術を用いて作製することができる。
基板7上には、共通電極17、個別電極19および第1接続電極21を部分的に被覆する被覆層27が設けられている。被覆層27は、共通電極17、個別電極19、第2接続電極26および第1接続電極21の被覆した領域を、大気との接触による酸化、あるいは大気中に含まれている水分等の付着による腐食から保護するためのものである。被覆層27は、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂、あるいはシリコーン系樹脂等の樹脂材料により形成することができる。
コネクタ31とヘッド基体3とは、コネクタピン8、導電性接合材23、および封止部材12により固定されている。導電性接合材23は、接続端子2とコネクタピン8との間に配置されており、例えば、はんだ、あるいは異方性導電接着剤等を例示することができる。なお、導電性接合材23と接続端子2との間にNi、Au、あるいはPdによるめっき層(不図示)を設けてもよい。なお、導電性接合材23は必ずしも設けなくてもよい。
コネクタ31は、複数のコネクタピン8と、複数のコネクタピン8を収納するハウジング10とを有している。複数のコネクタピン8は、一方がハウジング10の外部に露出しており、他方がハウジング10の内部に収容されている。複数のコネクタピン8は、ヘッド基体3の接続端子2に電気的に接続されており、ヘッド基体3の各種電極と電気的に接続されている。
封止部材12は、第1封止部材12aと第2封止部材12bとを有している。第1封止部材12aは基板7の第1面7f上に位置しており、第2封止部材12bは基板7の第2面7g上に位置している。第1封止部材12aは、コネクタピン8と各種電極とを封止するように設けられており、第2封止部材12bは、コネクタピン8と基板7との接触部を封止するように設けられている。
封止部材12は、接続端子2、およびコネクタピン8が外部に露出しないように設けら
れており、例えば、エポキシ系の熱硬化性の樹脂、紫外線硬化性の樹脂、あるいは可視光硬化性の樹脂により形成することができる。なお、第1封止部材12aと第2封止部材12bとが同じ材料により形成されていてもよく、別の材料により形成されていてもよい。
接着部材14は、放熱板1上に配置されており、ヘッド基体3の第2面7gと放熱板1とを接合している。接着部材14としては、両面テープ、あるいは樹脂性の接着剤を例示することができる。
図4(a),(b)を用いて、発熱部9に接続された共通電極17のリード部17cおよび個別電極19について説明する。図4(b)は、個別電極19の構造を模式的に示している。
共通電極17は、複数の金属粒子を含有している。共通電極17のリード部17cは、第1電極16と第2電極18とを有している。第1電極16は、発熱部9に電気的に接続されている。第2電極18は、第1電極16と電気的に接続されており、副走査方向に引き出されて、共通電極17の主配線部17a(図2参照)に電気的に接続されている。
個別電極19は、金属粒子を含有している。個別電極19は、第1電極16と第2電極18とを有している。第1電極16は、発熱部9に電気的に接続されている。第2電極18は、第1電極16と電気的に接続されており、副走査方向に引き出されて、駆動IC11(図3参照)に電気的に接続されている。
第1電極16は、上面16aと下面16bとを有している。そして、第1電極16が含有する金属粒子としては、上面16aから下面16bに渡る第1粒子20を有している。言い換えると、第1粒子20は、第1電極16の厚み方向に延びる柱状であり、断面視して、1つの第1粒子20によって、第1電極16は厚み方向に分断されている。そのため、第1粒子20の粒界は、第1電極16の厚み方向に上面16aから下面16bに渡っている。
第1粒子20が、第1電極16の上面16aから下面16bに渡っているため、第1電極16には、3つ以上の金属粒子の粒界が接する点である、いわゆる粒界三重点が生じにくくなる。その結果、多くの電流が第1電極16に流れた場合に、金属の原子が第1粒子20の粒界に沿って流れるマイグレーションが生じたとしても、金属の原子あるいは空孔が粒界三重点に集まりにくくなる。その結果、第1電極16は、金属の原子あるいは空孔が集まることによるヒロックあるいはボイドが生じにくくなる。
また、第1電極16が、第1粒子20を有することから、第1電極16は、副走査方向に延びる金属粒子の粒界が少なくなっている。それにより、金属の原子あるいは空孔が、副走査方向に延びる金属粒子の粒界に沿って第1電極16から第2電極18に流れにくくなるため、第2電極18は、金属の原子あるいは空孔が集まることによるヒロックあるいはボイドが生じにくくなる。
第2電極18は、上面18aと下面18bとを有している。そして、第2電極18が含有する金属粒子として、上面18aおよび下面18bの少なくとも一方に露出しない第2粒子22を有している。言い換えると、断面視において、第2粒子22は、金属粒子の粒界が、厚み方向のみならず、厚み方向に対して傾斜する方向にも延びている。
それにより、プラテンローラ50(図5参照)の押し当てによる押圧力を、第2電極18の厚み方向に対して傾斜する粒界が分散させることができ、第2電極18が破損しにくくなる。
第1電極16および第2電極18は、略同じ厚みとすることができ、例えば、0.1〜2μmとすることができる。
このように、本実施形態のサーマルヘッドX1では、第1電極16が第1粒子20を有しており、第2電極18が第2粒子22を有している。それにより、マイグレーションの発生を抑えるとともに、第1電極16および第2電極18に破損が生じにくいサーマルヘッドX1とすることができる。そのメカニズムを以下に説明する。
マイグレーションは、電極のうち電流が多く流れる部位で生じやすく、発熱部9に接続され、電流が集中して流れる第1電極16に生じやすい。そこで、サーマルヘッドX1は、第1電極16が第1粒子20を有することにより、第1電極16に粒界三重点が生じにくくなる。その結果、第1電極16は、金属の原子あるいは空孔が、第1粒子20の粒界に沿って流れたとしても、金属の原子あるいは空孔が集合しにくくなり、ヒロックあるいはボイドに成長しにくくなる。それゆえ、第1電極16にマイグレーションが生じる可能性を低減することができる。
第1電極16に比べて電流の集中が生じにくい第2電極18には、プラテンローラ50の押し当てにより、基板7側へ押し当てられる押圧力が生じている。第2粒子22は、金属粒子の粒界が、厚み方向のみならず、厚み方向に対して傾斜する方向にも延びている。そのため、第2粒子22の厚み方向に対して傾斜する粒界が、プラテンローラ50の押圧力を効率よく分散することができる。それにより、第2電極18の破損を低減することができる。
また、本実施形態のサーマルヘッドX1では、第1電極16が第1粒子20からなっていてもよい。このような構成を満たすときには、第1電極16中に粒界三重点をさらに生じにくくなる。その結果、第1電極16にヒロックあるいはボイドが生じにくくなり、第1電極16にマイグレーションが生じる可能性をさらに低減することができる。なお、ごく微量(後述する測定範囲中に1個程度)の第2粒子22を有していても構わない。
また、本実施形態のサーマルヘッドX1では、第2電極18は、主走査方向における長さが、第1電極16の主走査方向における長さよりも短くなっていてもよい。このような構成を満たすときは、発熱部9で生じた熱が第1電極16に伝熱しても、第2電極18に熱伝導しにくい構成となっている。その結果、発熱部9で生じた熱が、第2電極18に伝熱して放熱されにくくなる。
また、本実施形態のサーマルヘッドX1では、第1電極16は、主走査方向における長さが、発熱部9の主走査方向における長さと等しくてもよい。このような構成を満たすときは、第1電極16に、電流の流れが集中しにくくなる。その結果、第1電極16にマイグレーションが生じる可能性を低減することができる。なお、第1電極16の主走査方向における長さが、発熱部9の主走査方向における長さと略等しいとは、製造誤差として±10%の誤差を含む概念である。
第1電極16および第2電極18を構成する金属粒子の形状は、例えば、下記の方法により確認することができる。まず、第1電極16および第2電極18の断面が出るように、副走査方向に沿って、ヘッド基体3を厚み方向に切断する。そして、切断面をSIM−FIB(Scanning Ion Microscope−Focused Ion Beam)、あるいはTEM(Transmission Electron Microscope)を用いて観察することにより、金属粒子の形状を確認すること
ができる。
第1粒子20は、この切断面を確認して、第1電極16の上面16aから下面16bに渡っている金属粒子である。第2粒子22は、この切断面を確認して、第2電極18の上面18aおよび下面18bの少なくとも一方に露出しない金属粒子である。なお、第2粒子22は、第2電極18の上面18aおよび下面18bのいずれにも露出していなくてもよい。
なお、第2電極18の主走査方向における長さが、第1電極16の主走査方向における長さと等しくてもよい。また、第1電極16の主走査方向における長さが、発熱部9の主走査方向における長さよりも短くてもよい。
第1電極16および第2電極18の製造方法について説明する。第2電極18は、第1電極16が形成される領域をマスキングした状態で、各種電極と同時にスパッタリング法により形成する。次に、第1電極16を形成する。第1電極16は、第2電極18を形成した時よりも高いスパッタ圧をかけた状態で、スパッタリング法により形成する。この際、基板7を予備加熱し、基板7の温度を220〜440℃まで加熱する。このようにして、第1電極16および第2電極18を形成することができる。
なお、図4(b)では、個別電極19の第1電極16および第2電極18について説明したが、共通電極17の第1電極16および第2電極18も、個別電極19と同様であってもよく、異なっていてもよい。
次に、サーマルヘッドX1を有するサーマルプリンタZ1について、図5を参照しつつ説明する。
本実施形態のサーマルプリンタZ1は、上述のサーマルヘッドX1と、搬送機構40と、プラテンローラ50と、電源装置60と、制御装置70とを備えている。サーマルヘッドX1は、サーマルプリンタZ1の筐体(不図示)に設けられた取付部材80の取付面80aに取り付けられている。サーマルヘッドX1は、後述する記録媒体Pの搬送方向Sに直交する方向である主走査方向に沿うようにして、取付部材80に取り付けられている。
搬送機構40は、駆動部(不図示)と、搬送ローラ43,45,47,49とを有している。搬送機構40は、感熱紙、インクが転写される受像紙等の記録媒体Pを、サーマルヘッドX1の複数の発熱部9上に位置する保護層25上を通過させて図5の矢印S方向に搬送するためのものである。駆動部は、搬送ローラ43,45,47,49を駆動させる機能を有しており、例えば、モータを用いることができる。搬送ローラ43,45,47,49は、例えば、ステンレス等の金属からなる円柱状の軸体43a,45a,47a,49aを、ブタジエンゴム等からなる弾性部材43b,45b,47b,49bにより被覆して構成することができる。なお、記録媒体Pが、としてインクが転写される受像紙等の場合は、記録媒体PとサーマルヘッドX1の発熱部9との間に、記録媒体Pとともにインクフィルム(不図示)を搬送する。
プラテンローラ50は、記録媒体PをサーマルヘッドX1の発熱部9上に位置する保護層25上に押圧する機能を有する。プラテンローラ50は、記録媒体Pの搬送方向Sに直交する方向に沿って延びるように配置され、記録媒体Pを発熱部9上に押圧した状態で回転可能となるように両端部が支持固定されている。プラテンローラ50は、例えば、ステンレス等の金属からなる円柱状の軸体50aを、ブタジエンゴム等からなる弾性部材50bにより被覆して構成することができる。
電源装置60は、上記のようにサーマルヘッドX1の発熱部9を発熱させるための電流および駆動IC11を動作させるための電流を供給する機能を有している。制御装置70
は、上記のようにサーマルヘッドX1の発熱部9を選択的に発熱させるために、駆動IC11の動作を制御する制御信号を駆動IC11に供給する機能を有している。
サーマルプリンタZ1は、プラテンローラ50によって記録媒体PをサーマルヘッドX1の発熱部9上に押圧しつつ、搬送機構40によって記録媒体Pを発熱部9上を通過するように搬送しながら、電源装置60および制御装置70によって発熱部9を選択的に発熱させることにより、記録媒体Pに所定の印画を行う。なお、記録媒体Pが受像紙等の場合は、記録媒体Pとともに搬送されるインクフィルムのインクを記録媒体Pに熱転写することによって、記録媒体Pへの印画を行う。
<第2の実施形態>
図6を用いてサーマルヘッドX2について説明する。なお、前述した第1の実施形態のサーマルヘッドX1と同一の部材については同じ符号を付しており、重複する説明を省略する。サーマルヘッドX2は、電極の構造がサーマルヘッドX1と異なっている。
共通電極117のリード部117cは、第1電極116と第2電極118とを有している。第1電極116は、発熱部9に接続されており、副走査方向に引き出されている。
第2電極118は、発熱部9と離間した状態で配置されており、第1電極116を介して発熱部9と電気的に接続されている。第2電極118は、引き出された第1電極116上に設けられている。
本実施形態のサーマルヘッドX2では、第2電極118が、第1電極116上に位置している。この構成は必須ではないが、このような構成を満たすときは、第1電極116上に位置する第2電極118が、プラテンローラ50(図5参照)からの押圧力を分散する。より具体的には、第2電極118に含有された第2粒子122の、厚み方向に傾斜した方向に延びる粒界が、プラテンローラ50からの押圧力を効率よく分散することができる。
さらに、第1電極116上に設けられた第2電極118を有することから、発熱部9により生じた熱が、第2電極118から放熱しにくくなり、サーマルヘッドX2の熱効率を向上させることができる。また、第2電極118が、第1電極116上に設けられていることから、共通電極117および個別電極119の電気抵抗を低減することができる。
さらに、第1電極116上に第2電極118が設けられていることから、第2電極118に電流が流れにくい構成となっている。そのため、電流は、マイグレーション耐性の高い第1電極116を流れることとなる。その結果、サーマルヘッドX2にマイグレーションが生じる可能性を低減することができる。
第1電極116および第2電極118は、例えば、以下の方法により形成することができる。まず、基板7上に第1電極116をスパッタリング法により成膜する。続いて、第1電極116を成膜した条件よりも、低いスパッタ圧をかけた状態で第2電極118を成膜する。続いて、エッチングを行い電極パターンおよび発熱部9を形成することにより、第1電極116および第2電極118を作製することができる。
<第3の実施形態>
図7を用いてサーマルヘッドX3について説明する。サーマルヘッドX3は、電極の構成が、前述した第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1と異なっている。
共通電極217のリード部217cは、第1電極216と第2電極218とを有してい
る。第1電極216は、発熱部9に接続されており、副走査方向に引き出されている。
第2電極218は、発熱部9と離間した状態で配置されており、第1電極216を介して発熱部9と電気的に接続されている。そして、第1電極216は、第2電極218を被覆するように、第2電極218上に設けられている。
本実施形態のサーマルヘッドX3では、第1電極216が、第2電極218上に位置している。この構成は必須ではないが、このような構成を満たすときは、第2電極218の表面を、表面が滑らかな第1粒子20を有する第1電極216で覆うことができる。その結果、共通電極217および個別電極219上に保護層25(図3参照)を形成する際に、保護層25にステップカバレッジが形成されにくくなり、サーマルヘッドX3の信頼性を向上させることができる。
さらに、第2電極218が、第1電極216を介して発熱部9に接続されていることから、発熱部9により生じた熱が、第2電極218から放熱しにくくなり、サーマルヘッドX3の熱効率を向上させることができる。
第1電極216および第2電極218は、例えば、以下の方法により形成することができる。まず、基板7上に第2電極218をスパッタリング法により成膜する。続いて、第2電極218を成膜した条件よりも、高いスパッタ圧をかけた状態で第1電極216を成膜する。続いて、第1電極216をパターニングするように、第1電極216をエッチングにより除去することにより、発熱部9、第1電極216および第2電極218を作製することができる。
<第4の実施形態>
図8を用いてサーマルヘッドX4について説明する。サーマルヘッドX4は、電極の構成が、前述した第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1と異なっている。なお、図8では、粒界三重点を黒丸で示している。
第1電極316は、第1粒子320および第2粒子322を有している。そして、断面視において、第1電極316は、単位長さ当たりの第1粒子320の数が、単位長さ当たりの第2粒子322の数よりも多くなっている。
第2電極318は、第1粒子320および第2粒子322を有している。そして、断面視において、第2電極318は、単位長さ当たりの第2粒子322の数が、単位長さ当たりの第1粒子320の数よりも多くなっている。
本実施形態のサーマルヘッドX4では、断面視において、第1電極316は、単位長さ当たりの第1粒子320の数が、単位長さ当たりの第2粒子322の数よりも多い。この構成は必須ではないが、このような構成を満たすときは、第1電極316にマイグレーションの発生を抑えつつ、第1電極316の押圧力に対する耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態のサーマルヘッドX4では、第2電極318が第1粒子320も有している。この構成は必須ではないが、このような構成を満たすときは、マイグレーションの生じにくい第2電極318とすることができる。また、第1粒子320は、第2電極318のうち、発熱部9側に設けられていてもよい。それにより、マイグレーションが生じやすい発熱部9側の第2電極318のマイグレーションの発生をさらに抑えることができる。
また、本実施形態のサーマルヘッドX4では、断面視において、第2電極318は、単位長さ当たりの第2粒子322の数が、単位長さ当たりの第1粒子320の数よりも多くい。この構成は必須ではないが、このような構成を満たすときは、第2電極318のマイグレーションの発生を抑えつつ、第2電極318の押圧力に対する耐久性を維持することができる。
また、本実施形態のサーマルヘッドX4では、断面視において、単位長さ当たりの第1電極316の粒界三重点の数が、単位長さ当たりの第2電極318の粒界三重点の数よりも少なくてもよい。このような構成を満たすときは、マイグレーションの生じやすい第1電極316において、マイグレーション耐久性を向上させつつ、より大きな押圧力が生じる第2電極318において、押圧力に対する耐久性を確保することができる。
なお、単位長さ当たりの第1粒子320の数、単位長さ当たりの第2粒子322の数、および単位長さ当たりの粒界三重点の数は、上述した断面を確認することにより求めることができる。
具体的には、第1電極316および第2電極318を通るように副走査方向に沿って、基板7を厚み方向に切断した切断面をSEM−FIBにより撮影する。次に、撮影した画像について、副走査方向に沿った5μm程度の所定の長さの範囲の電極全体においてそれぞれの数を計測し、それぞれの数を所定の長さで除することで、単位当たりの数を計測することができる。なお、計測する所定の長さは、1μm以上であればよく、5μm以下であってもよい。
第1電極316および第2電極318の製造方法は、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1の第1電極16(図4参照)および第2電極18(図4参照)と略同じである。第1電極316は、第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1の第1電極16よりも高いスパッタ圧をかけた状態で、スパッタリン法により形成することができる。第2電極318は、第1電極316よりも高いスパッタ圧であり、かつ第1の実施形態に係るサーマルヘッドX1の第2電極18よりも低いスパッタ圧をかけた状態で、スパッタリング法により形成することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、第1の実施形態であるサーマルヘッドX1を用いたサーマルプリンタZ1を示したが、これに限定されるものではなく、サーマルヘッドX2〜X4をサーマルプリンタZ1に用いてもよい。また、複数の実施形態であるサーマルヘッドX1〜X4を組み合わせてもよい。
例えば、電気抵抗層15を薄膜によって形成した、発熱部9の薄い薄膜ヘッドを例示して示したが、これに限定されるものではない。各種電極をパターニングした後に、電気抵抗層15を厚膜によって形成した、発熱部9の厚い厚膜ヘッドであってもよい。
また、発熱部9が基板7の第1面7f上に形成された平面ヘッドを例示して説明したが、発熱部9が基板7の端面に設けられた端面ヘッドでもよい。
なお、封止部材12を、駆動IC11を被覆する被覆部材29とを同じ材料により形成してもよい。その場合、被覆部材29を印刷する際に、封止部材12が形成される領域にも印刷して、被覆部材29と封止部材12とを同時に形成してもよい。
X1〜X4 サーマルヘッド
Z1 サーマルプリンタ
1 放熱板
3 ヘッド基体
7 基板
9 発熱部
16,116,216,316 第1電極
16a,116a,216a,316a 上面
16b,116b,216b,316b 下面
17,117,217 共通電極
18,118,218,318 第2電極
18a,118a,218a,318a 上面
18b,118b,21ba,318b 下面
19,119,219,319 個別電極
20,120,220,320 第1粒子
22,122,222,322 第2粒子
25 保護層
27 被覆層
31 コネクタ

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板上に位置する発熱部と、
    前記基板上に位置し、前記発熱部と繋がっている電極と、を備え、
    前記電極は、上面および下面を有するとともに、
    前記発熱部と繋がっている第1電極と、
    前記第1電極と繋がっている第2電極とを有しており、
    前記第1電極および前記第2電極は、金属粒子を有し、
    前記第1電極は、前記金属粒子として、断面視において、前記電極の前記上面から前記下面に渡る第1粒子を有しており、
    前記第2電極は、前記金属粒子として、断面視において、前記電極の前記上面および前記下面の少なくとも一方に露出しない第2粒子を有しており、
    前記第1電極における前記金属粒子は、前記第1粒子であることを特徴とするサーマルヘッド。
  2. 基板と、
    前記基板上に位置する発熱部と、
    前記基板上に位置し、前記発熱部と繋がっている電極と、を備え、
    前記電極は、上面および下面を有するとともに、
    前記発熱部と繋がっている第1電極と、
    前記第1電極と繋がっている第2電極とを有しており、
    前記第1電極および前記第2電極は、金属粒子を有し、
    前記第1電極は、前記金属粒子として、断面視において、前記電極の前記上面から前記下面に渡る第1粒子を有しており、
    前記第2電極は、前記金属粒子として、断面視において、前記電極の前記上面および前記下面の少なくとも一方に露出しない第2粒子を有しており、
    前記第1電極は、前記第2粒子も有しており、
    断面視において、前記第1電極は、
    単位長さ当たりの前記第1粒子の数が、単位長さ当たりの前記第2粒子の数よりも多いことを特徴とするサーマルヘッド。
  3. 基板と、
    前記基板上に位置する発熱部と、
    前記基板上に位置し、前記発熱部と繋がっている電極と、を備え、
    前記電極は、上面および下面を有するとともに、
    前記発熱部と繋がっている第1電極と、
    前記第1電極と繋がっている第2電極とを有しており、
    前記第1電極および前記第2電極は、金属粒子を有し、
    前記第1電極は、前記金属粒子として、断面視において、前記電極の前記上面から前記下面に渡る第1粒子を有しており、
    前記第2電極は、前記金属粒子として、断面視において、前記電極の前記上面および前記下面の少なくとも一方に露出しない第2粒子を有しており、
    前記第2電極が、前記第1粒子も有しており、
    断面視において、前記第2電極は、
    単位長さ当たりの前記第2粒子の数が、単位長さ当たりの前記第1粒子の数よりも多いことを特徴とするサーマルヘッド。
  4. 前記第2電極の主走査方向における長さが、前記第1電極の主走査方向における長さよりも短い、請求項1からのいずれか一項に記載のサーマルヘッド。
  5. 前記第1電極の主走査方向における長さが、前記発熱部の主走査方向における長さと略等しい、請求項1からのいずれか一項に記載のサーマルヘッド。
  6. 基板と、
    前記基板上に位置する発熱部と、
    前記基板上に位置し、前記発熱部と繋がっている電極と、を備え、
    前記電極は、上面および下面を有するとともに、
    前記発熱部と繋がっている第1電極と、
    前記第1電極と繋がっている第2電極とを有しており、
    前記第1電極および前記第2電極は、金属粒子を有し、
    前記第1電極は、前記金属粒子として、断面視において、前記電極の前記上面から前記下面に渡る第1粒子を有しており、
    前記第2電極は、前記金属粒子として、断面視において、前記電極の前記上面および前記下面の少なくとも一方に露出しない第2粒子を有しており、
    断面視において、
    単位長さ当たりの前記第1電極の粒界三重点の数が、単位長さ当たりの前記第2電極の粒界三重点の数よりも少ないことを特徴とするサーマルヘッド。
  7. 前記第2電極が、前記第1電極上に位置する請求項1からのいずれか一項に記載のサーマルヘッド。
  8. 前記第1電極が、前記第2電極上に位置する請求項1からのいずれか一項に記載のサーマルヘッド。
  9. 請求項1からのうちいずれか一項に記載のサーマルヘッドと、
    前記発熱部上に通過するように記録媒体を搬送する搬送機構と、
    前記記録媒体を押圧するプラテンローラと、を備えることを特徴とするサーマルプリンタ。
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