JP6722394B2 - 蓄電素子及び蓄電装置 - Google Patents
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Description
正極と負極とを備えた電極体と、電解液と、該電解液及び前記電極体を収容するケースとを備え、
該電極体は、巻回型の電極体で、且つ、該電極体の幅方向が巻回軸の方向となっており、
前記正極及び前記負極が活物質を含む活物質層を備え、
少なくとも前記電極体の幅方向中央部では、活物質層に含まれている前記活物質が下記式(1)及び式(2)の少なくとも一方を満たす蓄電素子である。
Ep ≦ 1% ・・・(1)
En ≦ 3% ・・・(2)
(但し、「Ep」は、正極の活物質の充放電における膨張率の絶対値を表し、「En」は、負極の活物質の充放電における膨張率の絶対値を表している。)
Ep ≦ 1% ・・・(1)
(但し、「Ep」は、正極の活物質の充放電における膨張率の絶対値を表している。)
なお、正極活物質の膨張率とは、以下に示すように、1つの粒子の体積変化に基づいて求められる値である。
1.測定試料の調製
リチウムイオン二次電池から正極を取り出し、正極活物質層を金属箔から削り落として粉末を得る。このとき得られる粉末は、単独の活物質粒子ではなく、複数の活物質粒子がバインダーで一体化したものになっている場合がある。その場合、バインダーを溶解可能な溶媒(例えば、N−メチルピロリドンなど)に粉末を浸漬させてバインダーを除去し、さらに粉末をジメチルカーボネートで洗浄した後、乾燥することで個々に分離した状態になった活物質を得ることができる。
選択した粒子に充放電を行うには集電プローブを用いる。集電プローブは、太さ(直径)20μmの白金線をガラスで被覆し、両端部を研磨して白金線を露出させて作製することができる。また、太さ(直径)直径10μmの金線をガラスで被覆し、両端部を研磨して金線を露出させることで得られたものも集電プローブとして用いることができる。
活物質の膨張率の測定には、図11に示した装置が用いられる。該装置は、ポテンショスタットa1(例えば、バイオロジック社製「SP−200」)と光学顕微鏡b1とを有する。装置は、測定試料となる活物質を散布するためのガラスペーパーc4と、ガラスペーパーc4を下から支持するガラス板c3とを有する。この装置では、ガラスペーパーc4に散布された活物質が試験極とされる。装置は、対極となるリチウム金属材a14をさらに備えている。装置は、ガラスペーパーc4を載置したガラス板c3及びリチウム金属材a14を収容可能な内容積を有し、且つ、電解液c2を収容可能な容器c1を有する。装置は、ガラスペーパーc4に散布された活物質の内、1粒の活物質に対して先端を当接させた状態で集電プローブa12を固定するためのアームa15を備えたマイクロマニピュレーターを有している。装置は、集電プローブa12の基端側において白金線(金線)とポテンショスタットa1とを電気的に接続する銅線a11を有し、リチウム金属材a14とポテンショスタットa1とを電気的に接続するニッケル線a13をさらに有する。
(1)セルの構成
露点が−70℃以下のアルゴン雰囲気のグローブボックス内においてガラスペーパーc4に活物質を散布する。ガラスペーパーc4を載せたガラス板c3と、電極面積が1cm2となるように調製されたリチウム金属材a14とを容器c1に収容する。エチレンカーボネート(EC)とプロピレンカーボネート(PC)との混合溶媒にLiPF6を溶解させて電解液c2を調製する。この電解液c2を容器c1に導入し、ガラス板c3とリチウム金属材a14とを電解液に浸漬させ測定用のセルを構成させる。
活物質の膨張率の測定前に集電プローブa12を試験極としてサイクリックボルタンメトリーを実施する。具体的には、周囲温度25℃にて、走査速度を5mV/sで自然電位から貴な方向に4.3V vs.Li/Li+ まで掃引し、折り返して2.75V vs.Li/Li+ まで掃引した後、再び自然電位まで掃引する。
光学顕微鏡b1で測定用セルを確認しながらガラスペーパー上に散布した活物質の内の一つを無作為に選び出し、集電プローブa12の先端をこの一粒の活物質に接触させて充放電を行う。具体的には、周囲温度25℃にて、所定の電流で4.3V vs.Li/Li+ まで定電流充電し、4.3V vs.Li/Li+ で3時間の定電位充電を実施する。充電完了後、10分間の休止時間を設け、活物質の画像を撮影する。その後、所定の電流(1〜10CnA相当)で3.0V vs.Li/Li+ まで放電した後、10分間の休止時間を設け、再び、活物質の画像を撮影する。撮影した充電時の画像と放電時の画像とに対して画像解析を行い、それぞれにおける活物質の体積を求める。画像解析では、活物質の画像の面積を求め、同じ面積となる円の半径を算出する。そして、この半径を有する真球の体積を活物質の体積として認定する。そして、4.3Vの電位における活物質の体積と、3.0Vの電位における活物質の体積とを比べ、大きい方の体積をVL、小さい方の体積をVSとし、下記式に基づいて粒子の膨張率を算出する。同様に複数の粒子に対して膨張率の測定を実施し、算術平均値を活物質の膨張率として求める。
膨張率(%)= [(VL−VS)/(VS)]×100
En ≦ 3% ・・・(2)
(但し、「En」は、負極の活物質の充放電における膨張率の絶対値を表している。)
Ep ≦ 1% ・・・(1)
En ≦ 3% ・・・(2)
(但し、「Ep」は、正極の活物質の充放電における膨張率の絶対値を表し、「En」は、負極の活物質の充放電における膨張率の絶対値を表している。)
Ep ≦ 1% ・・・(1)
En ≦ 3% ・・・(2)
(但し、「Ep」は、正極の活物質の充放電における膨張率の絶対値を表し、「En」は、負極の活物質の充放電における膨張率の絶対値を表している。)
「事例1」などでは、正極の中央部とそれ以外とで膨張率の異なる活物質を用いてリチウムイオン二次電池を作製しているが、ここでの“中央部”とは、電極体の幅をw(mm)としたときに正極の端縁から0.4w〜0.6wの範囲を意味する。
但し、「事例8」及び「事例9」では、幅方向両端部とは異なる活物質を用いる“中央部”の範囲を「事例1」とは異ならせている。
具体的には、「事例8」では、0.45w〜0.55wとなる範囲とそれ以外(0.45w未満及び0.55w超)とで膨張率の異なる活物質を用いてリチウムイオン二次電池を作製した。
さらに、「事例9」では、0.3w〜0.7wとなる範囲とそれ以外(0.3w未満及び0.7w超)とで膨張率の異なる活物質を用いてリチウムイオン二次電池を作製した。
結果を表1に示す。
Claims (6)
- 正極と負極とを備えた電極体と、電解液と、該電解液及び前記電極体を収容するケースとを備えるリチウムイオン二次電池であって、
該電極体は、巻回型の電極体で、且つ、該電極体の幅方向が巻回軸の方向となっており、
前記電極体は、高さ及び幅に比べて厚みが小さい扁平な形状を有し、
前記電極体の幅は、該電極体の高さの2倍以上であり、
前記正極及び前記負極が活物質を含む活物質層を備え、
少なくとも前記電極体の幅方向中央部では、活物質層に含まれている前記活物質が下記式(1)及び式(2)の少なくとも一方を満たす蓄電素子。
Ep ≦ 1% ・・・(1)
En ≦ 3% ・・・(2)
(但し、「Ep」は、正極の活物質の充放電における膨張率の絶対値を表し、「En」は、負極の活物質の充放電における膨張率の絶対値を表している。) - 少なくとも電極体の幅方向中央部では、負極及び正極の内の少なくとも一方の活物質層に前記電解液を収容可能な孔を有する活物質が含まれている請求項1に記載の蓄電素子。
- 前記電極体は、前記正極と前記負極とがセパレータを介して積層された積層体であり、且つ、
孔を有する前記活物質が活物質層の表面に露出して前記セパレータに接している請求項2に記載の蓄電素子。 - 前記式(2)を満たす負極の活物質が0.340nm以上の面間隔(d002)を有する非晶質炭素である請求項1乃至3の何れか1項に記載の蓄電素子。
- 前記非晶質炭素の平均粒子径(D50)が10μm以下である請求項4に記載の蓄電素子。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載の蓄電素子を備えた蓄電装置。
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