JP6716361B2 - 染毛または脱色用第1剤乳化組成物 - Google Patents

染毛または脱色用第1剤乳化組成物 Download PDF

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本発明は、染毛または脱色用第1剤乳化組成物に関するものである。
一般的に毛髪を染毛または脱色する剤としては、染毛剤、脱染剤、脱色剤、脱染・脱色剤などが知られており、2種類以上の剤を用時混合して調合される。毛髪を染毛または脱色するには少なくとも2種類以上の剤としてアルカリ剤や用途に応じて酸化染料を含有する第1剤組成物と、酸化剤を含有する第2剤組成物とがあり、用時混合して染毛または脱色剤組成物を調合し毛髪に塗布して用いられる。染毛または脱色剤組成物は、アルカリ剤によって毛髪表面のキューティクルを開いて毛髪内部に浸透する。毛髪内部に浸透した染毛または脱色剤組成物は、酸化剤により毛髪自身が持つメラニン色素を酸化分解し毛髪を明るくし、酸化染料を毛髪中で化学反応(酸化重合)させ、色素を形成し毛髪内部に固定させることにより毛髪を染色する。
前記の通り、染毛剤組成物は染色性を向上させるため、アルカリ剤や酸化剤の含有量を調製して使用するが、アルカリ剤や酸化剤を使用した場合、毛髪に対するダメージが少なからず生じるため、「パサつき」、「ごわつき」等といった毛髪の感触低下が生じることがある。また、アルカリ剤や酸化剤を含有することに起因する極端なpH領域における剤型の安定性を確保する必要がある。さらに、染毛剤組成物に使用するアルカリ剤の中には非常に匂いの強いものがあり、需要者が染毛する際、苦痛を強いることがある。
そこで、前記問題を解決するために種々の技術が開示されている。
特許文献1には、染毛による毛髪の感触改善の技術として、少なくとも酸化剤を含み、毛髪染色用または毛髪脱色用に用いる酸化剤組成物であって、同種類の化学構造を持つ低動粘度のシリコーン化合物と高動粘度のシリコーン化合物を合わせて含有することで、毛髪の感触改善を向上させる技術が開示されている。
特許文献2には、アルカリ剤を有する第1剤組成物の粘度安定性が良好で、毛髪に十分なつやを付与することができるとともに、染毛後の毛髪の感触を良好に保つための技術が開示されている。
特許文献3には、毛髪を酸化染毛や脱色する際に用いる2剤式酸化染毛・脱色剤用の第1剤に関するものであって、特に刺激臭を軽減できると共に有効成分を毛髪内部へ効率よく浸透させることができ、且つ高温での長期保存安定性に優れ、しかもすすぎ時にきしみのない感触を付与することができる2剤式酸化染毛・脱色剤用第1剤に関する技術が開示されている。
特許文献4には、毛髪処理剤を構成する複数の剤からなる毛髪処理剤組成物において、これら複数の剤の各々が、臭覚を刺激する所定成分の割合を、臭覚上の感知限界以下とすることで、毛髪へのダメージも少ない無臭タイプの毛髪処理剤組成物が得られる技術に関して開示されている。
特開2003−81791号公報 特開2005−255655号公報 特開2010−254633号公報 特開2003−146847号公報
特許文献1には、酸化染毛剤における第2剤組成物は、少なくとも酸化剤を含み、毛髪染色用または毛髪脱色用に用いる酸化剤組成物であって、過酸化水素等のような作用の強い酸化剤に基づく化学反応を伴うため、 毛髪に対してダメージを与え、 毛髪のしなやかさ,ツヤ等を損ねたり、毛髪のパサツキを生じたりするという問題を解消するため、同一種類の化学構造を持つ低動粘度のシリコーン化合物と高動粘度のシリコーン化合物とを併せ含有した酸化剤組成物に関する技術が開示されている。
しかし、前記技術は過酸化水素等を含む第2剤組成物にシリコーン化合物を使用することから、毛髪に対するダメージの軽減は果たせるものの、過酸化水素等、いわゆる酸化剤の分解を促進し、染毛又は脱色自体の効果が低下してしまう恐れがある。
そこで、シリコーン化合物を第1剤組成物に使用することを検討したところ、第1剤組成物にはアルカリ剤等が含まれていることから、第1剤組成物自体のpH領域が大変高くなる。したがって、第1剤組成物が乳化物の場合には、通常の乳化物よりも過酷な条件となり、乳化が困難な油剤であるシリコーン化合物を含有することは第1剤組成物の安定性を阻害する恐れがある。
特許文献2には、酸化染料、アルカリ剤及び水を含有し、使用時に酸化剤と混合して用いるゲル状染毛剤組成物において、アルカリ剤を含有する第1剤組成物の粘度安定性が良好で、毛髪に十分なつやを付与することができるとともに、染毛後の毛髪の感触を良好に保つため、(A)リン酸エステル系化合物、(B)非イオン性両親媒性化合物、(C)高級脂肪酸、および(D)炭素数12〜14の高級アルコールを含有する第1剤組成物に関する技術が開示されている。
前記技術によれば、乳化が困難なシリコーン化合物を含有することなく染毛後の毛髪の感触が良好で安定性の高い第1剤組成物を得ることができる。ここで、前記技術には、ゲルの安定化のために高級脂肪酸を含有することを特徴とするが、高級脂肪酸には特有のにおいがあり、第1剤組成物のようなpH領域が大変高い剤型に用いる場合、経時的に剤型の変臭に繋がる恐れがある。したがって、近年需要者に受け入れられてきている無香料・無臭タイプの酸化染毛料に対して前記技術を用いることは困難である。
特許文献3には、刺激臭を軽減できると共に有効成分を毛髪内部へ効率よく浸透させることができ、かつ、高温での長期保存安定性に優れ、しかもすすぎ時にきしみのない感触を付与するため、(A)アルキル基の炭素数が16以上のポリオキシエチレンアルキルエーテル、(B)炭素数16以上の直鎖飽和高級アルコール、(C)ステアリン酸グリセリル、および(D)炭素数16以上の直鎖アルキル基を持つアニオン性界面活性剤を含有する第1剤組成物に関する技術が開示されている。
前記技術によれば、アルカリ剤等に由来する刺激臭を軽減することができ、すすぎ時のきしみを改善することができる。しかし、需要者にはすすぎ時の使用感もさることながら、頭髪を乾燥した後の使用感も求められている。
また、前記技術では、高温での長期保存安定性に触れている。これは、第1剤には高濃度のアルカリ剤や染料が配合される場合が多く、第1剤の安定性が低下し、特に高温安定性を十分に確保することが困難になる傾向である。例えば、商品を陸路で輸送する際、夏場であれば、車内温度は60℃程度まで上がり、商品は高温状態で長期保管されることになる。この状態が長く続くと、商品が乳化物であれば乳化構造が破壊され分離等を生じる恐れがあることから、さらなる高温時安定性向上技術が望まれている。
特許文献4には、臭覚を刺激する所定成分の割合を、臭覚上の感知限界以下とすることで、毛髪へのダメージも少ない無臭タイプの毛髪処理剤組成物が得られる技術に関する技術が開示されている。
前記技術によれば、アルカリ剤として一般的に使用されるアンモニアに代わり刺激臭の少ないアルカノールアミンを用いる技術が提案されている。しかし、モノエタノールアミンはアンモニアと比較して施術後の風合いがどうしても低下する傾向があり、施術後の風合いを改善する技術が望まれている。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アルカリ剤等による毛髪の感触低下を軽減し、高温安定性を十分に確保し得る染毛または脱色用第1剤乳化組成物を提供することにある。
本発明者は、前記課題を解決するために鋭意検討した結果、アルカリ剤を含有する染毛または脱色用第1剤組成物であって、
(A)第4級アンモニウム型陽イオン性界面活性剤
(B)アルキル硫酸またはその塩である陰イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上を含有し、剤型がクリーム状で、かつ、(A)/(B)が0.2〜16であり、酸化剤を含有する第2剤組成物と用時混合して使用することを特徴とする染毛または脱色用第1剤乳化組成物を提供することにより本発明に至った。
本発明は、アルカリ剤等による毛髪の感触低下を軽減し、高温時の製剤安定性を十分に確保し得る染毛または脱色用第1剤乳化組成物を提供することにある。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明によるアルカリ剤を含有する染毛または脱色用第1剤乳化組成物(以下、単に「第1剤乳化組成物」という。)には、(A)第4級アンモニウム型陽イオン性界面活性剤(B)アルキル硫酸またはその塩である陰イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上を含有し、剤型がクリーム状で、かつ、(A)/(B)が0.2〜16であり、酸化剤を含有する第2剤組成物と用時混合して使用することを特徴とする。
本発明による第1剤乳化組成物には、すすぎ時のきしみを防止する観点から、(A)成分として第4級アンモニウム型陽イオン性界面活性剤を含有する。
本発明に用いる前記(A)成分の具体例としては、特に限定されないが、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ドデシルジメチルエチルアンモニウム等が挙げられる。これら前記(A)成分のうち、染毛後の毛髪にべたつきが発生しないことから、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウムが好ましく、前記(A)成分は少なくとも1種以上を含有してよい。
本発明に用いる前記(A)成分は第1剤乳化組成物に含有されていればよいが、好ましくは0.24〜6.4質量%、より好ましくは0.48〜4.8質量%がよい。前記(A)成分が0.24質量%未満の場合、すすぎ時のきしみを防止することができない恐れがある。前記(A)成分が6.4質量%を超える場合、乾燥後の毛髪がべたつく恐れがある。
本発明による第1剤乳化組成物には、2剤との混合粘度安定性の観点から(B)成分としてアルキル硫酸またはその塩である陰イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上を含有する。
本発明に用いる前記(B)成分の具体例としては、特に限定されないが、ラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、セトステアリル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、ベへニル硫酸ナトリウム等が挙げられる。これら前記(B)成分のうち、経時的な製剤の粘度に与える影響の少なさから、セチル硫酸ナトリウムが好ましく、前記(B)成分は少なくとも1種以上を含有してよい。
本発明に用いる前記(B)成分は第1剤乳化組成物に含有されていればよいが、好ましくは0.1〜5質量%、より好ましくは0.3〜3質量%がよい。前記(B)成分が0.1質量%未満の場合、2剤との混合粘度安定性が期待できない恐れがある。前記(B)成分が5質量%を超える場合、染毛後の毛髪にごわつきを与える恐れがある。
本発明による第1剤乳化組成物は、その剤型がクリーム状であることが好ましい。ここで、クリーム状とは、吐出口が5〜7φのチューブ状容器に前記第1剤乳化組成物を充填し、当該組成物、室温ともに25℃の条件のもと、前記第1剤乳化組成物を吐出したときに1時間以上吐出した状態を保つものをいう。
本発明による第1剤乳化組成物の粘度は、酸化剤を含有する第2剤組成物との混合を容易にする観点から、ヘリカルスタンド付きB型回転粘度計(モデル;デジタル粘度計TVB−10、東機産業株式会社製)により、ローター4号を用いて20℃、12rpmで1分間回転させた後の測定値が、好ましくは10,000〜30,000mPa・s、より好ましくは10,000〜20,000mPa・s、さらに好ましくは12,000〜18,000mPa・sがよい。前記第1剤乳化組成物の粘度が10,000mPa・s未満の場合、クリーム状とは言えない。前記第1剤乳化組成物の粘度が30,000mPa・sを超える場合、酸化剤を含有する第2剤組成物との混合が困難になる恐れがある。
本発明による第1剤乳化組成物には、前記(A)成分と前記(B)成分とを含有するが、その含有比率(A)/(B)が、好ましくは0.2〜16、より好ましくは0.4〜5.33であるとき、前記第1剤乳化組成物の高温時の製剤安定性が向上するという効果が現れる。
本発明による第1剤乳化組成物には、乳化安定性を向上する観点から、さらに(C)成分としてポリオキシエチレンアルキルエーテル型またはポリオキシエチレンポリオキシプロピレン型非イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上を含有することもできる。
本発明に用いる前記(C)成分の具体例としては、特に限定されないが、ポリオキシエチレン(以下、POEという)(25)ラウリルエーテル、POE(2)セチルエーテル、POE(10)セチルエーテル、POE(20)セチルエーテル、POE(40)セチルエーテル、POE(2)ステアリルエーテル、POE(20)ステアリルエーテル、POE(5)ベヘニルエーテル、POE(20)ポリオキシプロピレン(以下、POPという)(6)デシルテトラデシルエーテル、POE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテル等が挙げられる。これら前記(C)成分のうち、すすぎ時のきしみ低減の観点から、POE(40)セチルエーテル、POE(5)ベヘニルエーテル、POE(20)POP(6)デシルテトラデシルエーテルが好ましい。なお、POE、POPに付随する数値は付加モル数を示す。
本発明に用いる前記(C)成分は、第1剤乳化組成物に含有されていればよいが、好ましくは2〜8質量%、より好ましくは2〜6質量%がよい。前記(C)成分が2質量%未満の場合、第1剤乳化組成物の乳化安定性を保てない恐れがある。前記(C)成分が8質量%を超える場合、すすぎ時の毛髪にきしみ感を与える恐れがある。
本発明による第1剤乳化組成物には、前記(A)成分と前記(B)成分と前記(C)成分とを含有するが、長期間保存安定性を向上させるため、その含有比率((A)+(B))/(C)が、好ましくは0.35〜1.9、より好ましくは0.42〜1.5がよい。
本発明による第1剤乳化組成物には、粘度調整の観点から、さらに(D)成分として25℃で固体である高級アルコールを含有することもできる。
本発明に用いる前記(D)成分の具体例としては、特に限定されないが、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール等が挙げられる。これら高級アルコールのうち、粘度安定性の観点から炭素数が16〜22であるセチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールが好ましく、その中でも乳化安定性の観点から、セチルアルコール、ステアルアルコールがより好ましい。炭素数が16未満の場合、粘度が低くなりやすく、適切な粘度調製が困難になる恐れがある。炭素数が22を超える場合、乳化安定性を保つことが困難になる恐れがある。前記(D)成分は少なくとも1種以上を含有してよい。
本発明に用いる前記(D)成分は、第1剤乳化組成物に含有されていればよいが、好ましくは1〜10質量%、より好ましくは2〜6質量%がよい。前記(D)成分が1質量%未満の場合、第1剤乳化組成物の粘度安定性を経時的に保てない恐れがあり、10質量%を超える場合、第1剤乳化組成物の粘度が高くなり第2剤組成物との混合性が悪くなる恐れがある。
本発明による第1剤乳化組成物には、前記(A)成分と前記(C)成分と前記(D)成分とを含有するが、乾燥後の毛髪の感触(シットリ感)を付与するため、その含有比率((A)+(C))/(D)が、好ましくは0.56〜5.6、より好ましくは0.93〜4、さらに好ましくは1.53〜3.38がよい。
本発明による第1剤乳化組成物には、乾燥後の毛髪につや感を与える観点から、さらに(E)成分としてシリコーン化合物を含有することもできる。
本発明に用いる前記(E)成分の具体例としては、特に限定されないが、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が挙げられる。これら前記(E)成分のうち、調製時の取扱いのしやすさから、低粘度のシリコーン化合物と高粘度のシリコーン化合物とを併せて含有することが好ましく、前記(E)成分は少なくとも1種以上を含有してよい。
本発明に用いる前記(E)成分のうち、低粘度のシリコーン化合物の動粘度は350cSt以下であり、高粘度のシリコーン化合物の動粘度が3,000〜5,000cStであることが好ましい。低粘度のシリコーン化合物の動粘度は350cStを超える場合、高粘度のシリコーン化合物との混合粘度が高いため、調製時の取扱いが悪くなる恐れがある。高粘度のシリコーン化合物の動粘度が5,000cStを超える場合、低粘度のシリコーン化合物との粘度差が大きいため、調製時の取扱いが悪くなる恐れがある。
本発明に用いる前記(E)成分は、第1剤乳化組成物に含有されていればよいが、好ましくは0.2〜8質量%、より好ましくは1〜4質量%がよい。前記(E)成分が0.2質量%未満の場合、乾燥後の毛髪につや感を与えることができない恐れがある。前記(E)成分が8質量%を超える場合、乾燥後の毛髪にべたつきを与える恐れがある。
本発明による第1剤乳化組成物には、前記(A)成分と前記(B)成分と前記(E)成分とを含有するが、乾燥後の毛髪の感触(サラサラ感)を付与するため、その含有比率((A)+(B))/(E)が、好ましくは0.35〜14、より好ましくは0.7〜3.8、さらに好ましくは0.7〜3がよい。
本発明に用いる第1剤乳化組成物のアルカリ剤は使用時に酸化剤の成分の酸化反応を促進することによって髪を明るく見せることができ、染毛剤では酸化染料の重合反応を促すとともに、毛髪表面のキューティクルを開いて含有する各成分を毛髪内部に浸透させ毛髪を染毛することができる。
本発明に用いるアルカリ剤の具体例としては、特に限定されないが、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン類、モルホリン、グアニジン等の有機アミン類、アンモニア、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機アルカリ、アルギニン、リジン等の塩基性アミノ酸およびそれらの塩等が挙げられる。これらアルカリ剤のうち、染毛力の観点からモノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン類、アンモニア、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム等の無機アルカリから選択されるアルカリ剤が好ましく、使用時の刺激臭低減の観点から、モノエタノールアミン、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウムが好ましい。これらのアルカリ剤は少なくとも1種以上を含有してよい。
本発明に用いる酸化染料の具体例としては、特に限定されないが、パラフェニレンジアミン、トルエン2,5−ジアミン、オルトアミノフェノール、パラアミノフェノール、メタアミノフェノール、5−アミノオルトクレゾール、2,6−ジアミノピリジン、塩酸2,4−ジアミノフェノキシエタノール、1−ナフトールおよびそれらの塩類等が挙げられる。その他、「医薬部外品原料規格2006 統合版」(2013年11月発行、薬事日報社)に収載されたものも適宜用いることができる。これらの酸化染料は少なくとも1種以上を含有してよい。
本発明に用いる直接染料の具体例としては、特に限定されないが、4−ニトロ−m−フェニレンジアミン、4−ニトロ−o−フェニレンジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミンおよびそれらの塩類、黄色202号(1)、8−アミノ−2−ブロム−5−ヒドロキシ−4−イミノ−6−[(3−(トリメチルアンモニオ)フェニル)アミノ]−1(4H)−ナフタリノン−クロライド(CI56059;ベーシック・ブルーNo.99)等が挙げられる。その他、直接染料や「医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令」(昭和41年厚生省告示)により定められた酸性染料や塩基性染料も適宜用いることができる。これらの直接染料は少なくとも1種以上を含有してよい。
本発明に用いる第1剤乳化組成物は、前記成分の他に必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で前記成分以外の各成分、例えば、高級脂肪酸、炭化水素、エステル油、多価アルコール、低級アルコール、界面活性剤、水溶性増粘剤、金属封鎖剤、コラーゲン、ケラチン、エラスチン、フィブロイン、コンキオリン、大豆タンパク、カゼイン、ゼラチン等の蛋白質、酸やアルカリや酵素等により加水分解した加水分解物およびこれらを4級化した陽イオン変性蛋白質等のポリペプタイド、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸等の保湿剤、パラベン等の防腐剤、リン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム等のpH調整剤、チオグリコール酸、亜硫酸塩、アスコルビン酸、ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤、アミノ酸、植物エキス、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔料、紫外線吸収剤等から選ばれる少なくとも1種以上を含有してよい。
本発明に用いる第1剤乳化組成物の剤型は、ポリ容器、アルミチューブ容器、エアゾール容器、パウチ容器等の各種容器に充填され、使用時まで保存される。
以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
本明細書に示す評価試験において、第1剤乳化組成物に含まれる成分、およびその含有量を種々変更しながら実施した。各成分の含有量を示す単位は全て質量%であり、これを常法にて調製した。
本明細書に示す「高温時の製剤安定性」に係る評価試験においては、得られた第1剤乳化組成物をアルミチューブ(武内プレス工業社製、外径:25.2mm、肩下寸法:130mm、内面コート:TPL−418、ライニング剤:ハイラップK)に40g充填し、60℃条件下で24時間保存した後、常温に戻したアルミチューブから全量絞り出し第1剤乳化組成物の状態を目視にて確認した。
本明細書に示す「長期間保存安定性」に係る評価試験においては、得られた第1剤乳化組成物をアルミチューブ(武内プレス工業社製、外径:25.2mm、肩下寸法:130mm、内面コート:TPL−418、ライニング剤:ハイラップK)に40g充填し、別々のアルミチューブを50℃条件下で3ヵ月間保存したものと、60℃条件下で1ヵ月間保存したものとを、それぞれ常温に戻したアルミチューブから全量絞り出し第1剤乳化組成物の状態を目視にて確認した。
本明細書に示す「2剤との混合粘度安定性」に係る評価試験においては、得られた第1剤乳化組成物および第2剤組成物を「第1剤乳化組成物:第2剤組成物=1:2」の混合比(重量比)で混合し、得られた染毛剤組成物の粘度安定性を目視にて確認した。
本明細書に示す「毛髪のきしみ感」に係る評価試験においては、得られた第1剤乳化組成物および第2剤組成物を「第1剤乳化組成物:第2剤組成物=1:2」の混合比(重量比)で混合し、得られた染毛剤組成物120gを、毛髪試験用ドール(株式会社ビューラックス社製「カットマネキンNO.775N」)の毛髪に塗布し20分間放置後、洗い流した時の毛髪のきしみ感を指通りにて確認した。
本明細書に示す「毛髪の感触(シットリ感)」および「毛髪の感触(サラサラ感)」に係る評価試験においては、得られた第1剤乳化組成物および第2剤組成物を「第1剤乳化組成物:第2剤組成物=1:2」の混合比(重量比)で混合し、得られた染毛剤組成物120gを、毛髪試験用ドール(株式会社ビューラックス社製「カットマネキンNO.775N」)の毛髪に塗布し20分間放置後40℃のぬるま湯で洗い流す。その後、毛髪をドライヤーで乾燥し、熱気がなくなってから「毛髪の感触(シットリ感)」および「毛髪の感触(サラサラ感)」を触覚にて確認した。
本発明に示す「毛髪のつや感」に係る評価試験においては、得られた第1剤乳化組成物および第2剤組成物を「第1剤乳化組成物:第2剤組成物=1:2」の混合比(重量比)で混合し、得られた染毛剤組成物120gを、毛髪試験用ドール(株式会社ビューラックス社製「カットマネキンNO.775N」)の毛髪に塗布し20分間放置後40℃のぬるま湯で洗い流す。その後、毛髪をドライヤーで乾燥し、熱気がなくなってから「毛髪のつや感」を目視にて確認した。
本明細書に示す評価試験は、専門パネラー1名が、得られた第1剤乳化組成物をアルミチューブに40g充填し、規定した温度および期間保存した後、アルミチューブから全量を絞り出し「高温時の製剤安定性」および「長期間保存安定性」について目視にて確認し後記の評価基準のように評価した。
「高温時の製剤安定性」の評価基準
◎:60℃条件下24時間保存で分離せず
○:60℃条件下24時間保存で若干の水ハキはあるものの分離せず
×:60℃条件下24時間保存で分離する
「長期間保存安定性」の評価基準
◎:50℃条件下3ヵ月間保存、60℃条件下1ヵ月間保存で共に分離せず
○:50℃条件下3ヵ月間保存、60℃条件下1ヵ月間保存で共に、またはどちらか一方に若干の水ハキはあるものの分離せず
×:50℃条件下3ヵ月間保存、60℃条件下1ヵ月間保存で共に分離する
本明細書に示す評価試験は、専門パネラー1名が、得られた第1剤乳化組成物および第2剤組成物を「第1剤乳化組成物:第2剤組成物=1:2」の混合比(重量比)で混合し、「2剤との混合粘度安定性」を目視にて確認し後記の評価基準のように評価した。
「2剤との混合粘度安定性」の評価基準
◎:混合粘度が良好
○:使用において問題のない混合粘度
×:混合粘度が不十分
本明細書に示す評価試験は25℃条件下において、専門パネラー1名が染毛操作を行い、染毛操作を行っていないパネラー10名が、「毛髪のきしみ感」、「毛髪の感触(シットリ感)」、「毛髪の感触(サラサラ感)」を触覚で評価し、また「毛髪のつや感」は目視にて確認し後記の評価基準のように評価し、その平均点の小数点以下第一位を四捨五入して評価結果とした。
「毛髪のきしみ感」の評価基準
5:非常に滑らかで、指に絡まない
4:滑らかで、ほぼ指に絡まない
3:滑らかで、指への絡みが少ない
2:きしみがあり、指への絡みが目立つ
1:非常にきしみ、指への絡みが多い
「毛髪の感触(シットリ感)」の評価基準
5:シットリ感が非常に強い
4:シットリ感が強い
3:シットリ感がある
2:シットリ感が弱い
1:シットリ感が非常に弱い
「毛髪の感触(サラサラ感)」の評価基準
5:サラサラ感が非常に強い
4:サラサラ感が強い
3:サラサラ感がある
2:サラサラ感が弱い
1:サラサラ感が非常に弱い
「毛髪のつや感」の評価基準
5:つや感が非常にある
4:つや感がややある
3:つや感がある
2:つや感がほとんどない
1:つや感が全くない
本発明の評価試験に使用する第2剤組成物は後記の第2剤組成物を用いた。
第2剤組成物
(成分) (含有量、質量%)
(1)過酸化水素水(35%) 16.60
(2)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.24
(3)軽質流動イソパラフィン 0.06
(4)水酸化カリウム 0.05
(5)セタノール 0.75
(6)パラフィン 0.06
(7)パルミチン酸2−エチルヘキシル 0.12
(8)ヒドロキシエタンジホスホン酸液(60%) 0.20
(9)プロピレングリコール 0.06
(10)ポリオキシエチレンステアリルエーテル 0.45
(11)ヤシ油脂肪酸グリセリル 0.06
(12)精製水 81.35
合 計 100.00
第1評価試験
第1評価試験では、前記(A)成分の含有量を代えた第1剤乳化組成物に関して評価した。表1は第1剤乳化組成物の成分とその含有量、および第1評価試験の結果を示す。
第1評価試験の実施例1から第1評価試験の実施例7までの結果から、前記(A)成分の含有量および種類を様々に代えてもすすぎ時の毛髪のきしみ感を防止する結果が得られた。
第1評価試験の比較例1では前記(A)成分を含有しない染毛用第1剤乳化組成物に関し評価した。この結果、前記(A)成分を含有しない染毛用第1剤乳化組成物はすすぎ時の毛髪のきしみ感を防止できなかった。
第1評価試験の比較例2および3では前記(A)成分と前記(B)成分の含有比率が(A)/(B)が0.2〜16の範囲に入らない染毛用第1剤乳化組成物に関し評価した。この結果、比較例2および3の染毛用第1剤乳化組成物は高温時の製剤安定性について良好な結果を得ることができなかった。
第2評価試験
第2評価試験では、前記(B)成分の含有量を代えた第1剤乳化組成物に関して評価した。表2は第1剤乳化組成物の成分とその含有量、および第2評価試験の結果を示す。
第2評価試験の実施例8から第2評価試験の実施例18までの結果から、前記(B)成分の含有量および種類を様々に代えても2剤との混合粘度安定性について良好な結果が得られた。
第1評価試験の実施例1から第2評価試験の実施例8までの結果から、高温時の製剤安定性について良好な結果が得られ、さらに第1評価試験の実施例2から実施例5までの結果から、高温時の製剤安定性についてより良好な結果が得られた。
第2評価試験の比較例4では前記(B)成分を含有しない染毛用第1剤乳化組成物に関し評価した。この結果、前記(B)成分を含有しない染毛用第1剤乳化組成物は2剤との混合粘度安定性について良好な結果を得ることができなかった。
第2評価試験の比較例5および6では前記(B)成分に代えて、陰イオン性界面活性剤である「ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム」または「ラウリルリン酸」を含有する染毛用第1剤乳化組成物に関して評価した。この結果、前記(B)成分を含有しない染毛用第1剤乳化組成物は2剤との混合粘度安定性について良好な結果を得ることができなかった。
第3評価試験
第3評価試験では、前記(C)成分の含有量を代えた第1剤乳化組成物に関して評価した。表3は第1剤乳化組成物の成分とその含有量、および第3評価試験の結果を示す。
第1評価試験の実施例5から第3評価試験の実施例22までの結果から、長期間保存安定性について良好な結果が得られ、さらに第1評価試験の実施例2から第1評価試験の実施例4までの結果から、長期間保存安定性についてより良好な結果が得られた。
第4評価試験
第4評価試験では、前記(D)成分の含有量を代えた第1剤乳化組成物に関して評価した。表4は第1剤乳化組成物の成分とその含有量、および第4評価試験の結果を示す。
第4評価試験の実施例24から第4評価試験の実施例29までの結果から、乾燥後の毛髪の感触(シットリ感)について良好な結果が得られた。また、第1評価試験の実施例5から第4評価試験の実施例28までの結果から、乾燥後の毛髪の感触(シットリ感)についてより良好な結果が得られ、さらに第1評価試験の実施例4から第4評価試験の実施例27までの結果から、乾燥後の毛髪の感触(シットリ感)について最も良好な結果が得られた。
第5評価試験
第5評価試験では、前記(E)成分の含有量を代えた第1剤乳化組成物に関して評価した。表5は第1剤乳化組成物の成分とその含有量、および第5評価試験の結果を示す。
第5評価試験の実施例35から第5評価試験の40までの結果から、前記(E)成分の含有量を様々に代えても毛髪のつや感について良好な結果が得られた。
第5評価試験の実施例35から第5評価試験の実施例39までの結果から、乾燥後の毛髪の感触(サラサラ感)について良好な結果が得られた。また、第1評価試験の実施例5から第5評価試験の実施例38までの結果から、乾燥後の毛髪の感触(サラサラ感)についてより良好な結果が得られ、さらに第1評価試験の実施例4から第5評価試験の実施例38までの結果から、乾燥後の毛髪の感触(サラサラ感)について最も良好な結果が得られた。
第6評価試験
第6評価試験では、各成分の含有量を代えた第1剤乳化組成物に関して評価した。表6は第1剤乳化組成物の成分とその含有量、および第6評価試験の結果を示す。
第6評価試験の実施例41の結果から、本発明の脱色用第1剤乳化組成物について良好な結果が得られた。また、第6評価試験の実施例42の結果から、各成分の含有量を代えた染毛用第1剤乳化組成物について良好な結果が得られた。
本発明は、アルカリ剤等による毛髪の感触低下を軽減し、高温時の製剤安定性を十分に確保し得る染毛または脱色用第1剤乳化組成物に応用できる。

Claims (6)

  1. アルカリ剤を含有する染毛または脱色用第1剤組成物であって、
    (A)第4級アンモニウム型陽イオン性界面活性剤として塩化アルキルトリメチルアンモニウムを0.48〜4.8質量%
    (B)アルキル硫酸またはその塩である陰イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上
    (C)ポリオキシエチレンアルキルエーテル型またはポリオキシエチレンポリオキシプロピレン型非イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上を2〜8質量%
    (D)ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールから選ばれる少なくとも1種以上
    (E)シリコーン化合物
    を含有し、剤型がクリーム状で、かつ、(A)/(B)が0.2〜16であり、酸化剤を含有する第2剤組成物と用時混合して使用することを特徴とする染毛または脱色用第1剤乳化組成物。
  2. 前記(B)成分が、ラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、セトステアリル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、ベへニル硫酸ナトリウムから選ばれる少なくとも1種以上であることを特徴とする、請求項1に記載の染毛または脱色用第1剤乳化組成物。
  3. 前記(A)成分と前記(B)成分と前記(C)成分との含有比率((A)+(B))/(C)が、0 .35〜1.9であることを特徴とする、請求項1または2に記載の染毛または脱色用第1剤乳化組成物。
  4. 前記(A)成分と前記(C)成分と前記(D)成分との含有比率((A)+(C))/(D)が、0.56〜5.6であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の染毛または脱色用第1剤乳化組成物。
  5. 前記(E)成分が、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンから選ばれる少なくとも1種以上であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の染毛または脱色用第1剤乳化組成物。
  6. 前記(A)成分と前記(B)成分と前記(E)成分との含有比率((A)+(B))/(E)が、0.35〜14であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の染毛または脱色用第1剤乳化組成物。
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