JP2004091359A - エアゾール型クリーム状染毛剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】内袋を有した耐圧容器の内袋内部にクリーム状染毛剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤において、原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であり、更には使用感に優れていることを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤を提供する。
【解決手段】第1剤において、下記成分(A)〜(D)を配合することを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤第1剤。
(A)炭素数16〜22の直鎖状のアルキル基を有する高級アルコール
(B)炭素数6〜41の飽和又は不飽和高級脂肪酸
(C)カチオン性界面活性剤
(D)アルカリ剤
【選択図】なし
【解決手段】第1剤において、下記成分(A)〜(D)を配合することを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤第1剤。
(A)炭素数16〜22の直鎖状のアルキル基を有する高級アルコール
(B)炭素数6〜41の飽和又は不飽和高級脂肪酸
(C)カチオン性界面活性剤
(D)アルカリ剤
【選択図】なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール型クリーム状染毛剤に関し、詳しくは、原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時的に安定であり、更には使用感に優れたことを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤に関する。尚、本発明においては、染毛剤とは、脱色剤をも包含したものである。
【0002】
【従来の技術】
同時噴出タイプのエアゾール型クリーム状染毛剤は特開2000−297018号公報でも提案されている。このエアゾール型クリーム状染毛剤は、染毛剤である第1剤、酸化剤である第2剤を別々に使用する際には特に問題は生じないが、第1剤と第2剤を同時に噴出させて使用する場合、その噴出量を調整する必要がある。更に、消費者が使用することを考えるとその噴出量は経時で安定である必要がある。しかしながら、単純にクリーム状染毛剤を内袋を有する耐圧容器に充填し、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスを充填した場合、経時での噴出量を評価したとき、経時で噴出量が変化することが多く、経時での噴出量が安定な原液を調製することが困難であることが判明した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
即ち、本発明の目的は、内袋を有した耐圧容器の内袋内部にクリーム状染毛剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤において、原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であり、更には使用感に優れるエアゾール型クリーム状染毛剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記の問題点を解消すべく鋭意検討を行った結果、後述のエアゾール型クリーム状染毛剤が、原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であり、更には使用感に優れていることを見いだし、本発明を完成した。
【0006】
即ち、本発明は、内袋を有した耐圧容器の内袋内部にクリーム状染毛剤である第1剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤第1剤において、下記成分(A)〜(D)を含有することを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤第1剤にある。
(A)炭素数16〜22の直鎖状のアルキル基を有する高級アルコール
(B)炭素数6〜41の飽和又は不飽和高級脂肪酸
(C)カチオン性界面活性剤
(D)アルカリ剤
【0007】
また、本発明は、内袋を有した耐圧容器の内袋内部にクリーム状染毛剤の酸化剤である第2剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤の酸化剤である第2剤において、下記成分(a)〜(d)を含有し、さらに、(e)及び/又は(f)を含有し、且つ、pHを2〜4であることを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤の酸化剤である第2剤にある。
(a)炭素数16〜22の直鎖状のアルキル基を有する高級アルコール
(b)アニオン性界面活性剤
(c)流動パラフィン
(d)酸化剤
(e)フェナセチン
(f)ヒドロキシエタンジホスホン酸及び/又はその塩
【0008】
更に、上記エアゾール型クリーム状染毛剤第1剤(i)と、上記エアゾール型クリーム状染毛剤第2剤(ii)とを、それぞれが、25℃において初期内圧0.3〜0.8MPa、初期噴出量5〜20g/5秒となるよう調整し、両者が押圧により同時噴出し、単位時間あたりの噴出量比(i)/(ii)が0.8〜1となるような押圧アタッチメントを装着したエアゾール型クリーム状染毛剤である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
【0010】
本発明における第1剤及び第2剤において用いられる炭素数16〜22の直鎖状のアルキル基を有する高級アルコールは、例えば、セトステアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールが等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。その配合量は、第1剤及び第2剤において、2質量%未満であると乳化安定性が悪い場合があり、10質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、2〜10質量%であることが好ましく、更に好ましくは3〜7質量%であり、特に好ましくは4〜6質量%である。
【0011】
第1剤の炭素数6〜41の飽和又は不飽和高級脂肪酸は、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、ヤシ油脂肪酸、硬化ヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸、パーム油脂肪酸、硬化パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、硬化パーム核油脂肪酸等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、パルミチン酸及びステアリン酸が好ましい。また、その配合量は、0.1質量%未満であると乳化安定性が悪い場合があり、2質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、0.1〜2質量%であることが好ましく、更に好ましくは0.2〜1質量%である。
【0012】
第1剤のカチオン性界面活性剤は、特に限定されず公知のものを使用でき、例えば、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、及びセチルトリエチルアンモニウムメチルサルフェート等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。その配合量は、0.1質量%未満であると乳化安定性が悪い場合があり、3質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、0.1〜3質量%であることが好ましく、更に好ましくは0.2〜2質量%である。
【0013】
第1剤のアルカリ剤は染毛剤では必須成分であり、特に限定することなく公知のものを広く使用できる。例えば、アンモニア、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1、3−プロパンジオール、テトラキス(2−ヒドロキシイソプロピル)エチレンジアミン等が挙げられ、1種又は2種以上混合して用いてもよい。
【0014】
第2剤のアニオン性界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム等のN−アシル化グルタミン酸塩、N−アシル化サルコシン酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、アルキル硫酸エステル塩及びアルキルエーテル硫酸エステル塩が好ましい。また、その配合量は、0.1質量%未満であると乳化安定性が悪い場合があり、2質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、0.1〜2質量%であることが好ましく、特に0.1〜1質量%が好ましい。
【0015】
第2剤の流動パラフィンは乳化基剤として必須成分であり、1〜5質量%の配合が乳化安定性の上好ましい。
【0016】
第2剤の酸化剤は染毛剤では必須成分であり、特に限定することなく公知のものを広く使用できる。例えば、過酸化水素、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸アンモニウム、過ホウ酸カリウム、過炭酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム等が挙げられる。上記酸化剤を1種又は2種以上混合して用いてもよい。
【0017】
第2剤のフェナセチン、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸塩は、酸化剤の安定化の機能を有するためいずれかの成分を配合することが好ましい。
【0018】
本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤の25℃における初期内圧及び初期噴出量は、0.3MPa未満及び5g/5秒未満であると混合クリームが出にくいため、使用上のハンドリングが悪くなり、また、噴出残量が多くなり充填ロスが増えるため好ましくない。また、0.8MPaを越える場合及び20g/5秒を越えると使用時に混合クリームが出過ぎてしまうため、使用上のハンドリングが悪くなる。
【0019】
本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤は、0℃以下の過酷な条件下で長期に渡り保管されると、酸化染料やフェナセチン等の析出が発生する場合があり、析出物がステム部に徐々に詰まり、その結果噴出量が低下する。この現象を抑えるために、非イオン性界面活性剤やポリエチレングリコールを添加することが好ましい。
【0020】
第1剤及び第2剤の非イオン性界面活性剤は、高級アルコール(1級、2級、直鎖、分岐鎖、飽和、不飽和のいずれでもよい。)のポリオキシエチレン誘導体、アルキルフェノールのポリオキシエチレン誘導体等のエーテル型及びポリオキシエチレンの高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリル高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレントリメチロールプロパン高級脂肪酸エステル、硬化ヒマシ油のポリオキシエチレン誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の高級脂肪酸エステル、グリセリンやソルビタンの高級脂肪酸エステル等のエステル型非イオン界面活性剤等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、ポリオキシエチレンセチルエーテルやポリオキシエチレンオレイルエーテル等の高級アルコールのポリオキシエチレン誘導体が好ましい。また、その配合量は0.1質量%未満であると低温条件下での噴出量の安定化の効果がない場合があり好ましくなく、2質量%を越えると通常の保管での噴出量が経時で変化する場合があるため、0.1〜2質量%であることが好ましい。
【0021】
第1剤のポリエチレングリコールは、平均分子量が200、300,400,600,1000,1500,4000,6000,20000のものがあり、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、平均分子量600以下のものが好ましい。また、その配合量は1質量%未満であると低温条件下での噴出量安定化の効果がない場合があり、15質量%を越えると通常の保管での噴出量が経時で変化する場合があるため、1〜15質量%であることが好ましい。
【0022】
第1剤又は第2剤に配合すると好ましいシリコーン類や炭素数14〜22の分岐鎖状のアルキル基を有する高級アルコールやエステル油は、原液の乳化安定性や噴出量の経時安定性を損なうことなく、使用感を向上させることができる。
【0023】
シリコーン類としては、ジメチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、パーフルオロアルキルポリオキシアルキレン変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、アクリル変性シリコーン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等が挙げられ、特に好ましくはジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンである。
【0024】
シリコーン類のうち、ジメチルポリシロキサンとしては特に制限されないが、25℃における粘度が10,000mm2/s以上、特に100,000mm2/s以上のものを配合すると感触上特に好ましい。さらに、これらのジメチルポリシロキサンは乳化重合されたものであってもよい。
【0025】
シリコーン類のうち、メチルフェニルポリシロキサンとしては特に制限されないが、25℃における粘度が10,000mm2/s以上、特に100,000mm2/s以上のものを配合すると感触上特に好ましい。
【0026】
シリコーン類は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、10,000mm2/s以上の高分子のものを配合する際、10,000mm2/s未満の低分子のものと併せて配合すると乳化安定性の上、好ましい。これらシリコーン類の配合量は組成物全体に対して好ましくは0.05〜10質量%、特に好ましくは0.4〜6質量%である。配合量が0.05質量%未満であると効果が不十分な場合があり、10質量%を越えて配合するとぱさつき感を生じてしまう場合があるので好ましくない。
【0027】
炭素数14〜22の分岐鎖状のアルキル基を有する高級アルコールとしては、例えば、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカノールが挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、その配合量は、0.5質量%未満であると使用感を向上させることがない場合があり、また、5.0質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、0.5〜5.0質量%であることが好ましい。
【0028】
第2剤に配合することが好ましいエステル油は、特に限定されるものではなく、例えば、常温で液状のものとして、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、カプリン酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソステアリル、オクタン酸イソステアリル、イソペラルゴン酸2−エチルヘキシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソパルミチン酸2−エチルヘキシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソノナン酸イソノニル、ジオクタン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリカプリン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン等が挙げられ、常温で固形状のエステル油としては、例えば、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、ミツロウ、ステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、乳酸セチル、ヘプタン酸ステアリル、トリウンデシル酸グリセリル等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中で、常温で固形状のエステル油が好ましく、パルミチン酸セチル、ヘプタン酸ステアリルが特に好ましい。また、その配合量は、0.5質量%未満であると使用感を向上させることがない場合があり、また、5.0質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、0.5〜5.0質量%であることが好ましい。
【0029】
本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、酸化染料、炭化水素類、ロウ類、動植物油脂、天然又は合成の高分子、高級アルコール類、高級脂肪酸類、有機溶剤又は浸透促進剤、多価アルコール類、エステル類、エーテル類、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、両性ポリマー、非イオン性ポリマー、蛋白誘導体及びアミノ酸類、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、pH調整剤、各種植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔料、紫外線吸収剤等を適宜配合することが可能である。
【0030】
尚、本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤は酸化染料を配合しない時、脱色剤として用いることができる。
【0031】
本発明に用いられる耐圧容器としては、ブリキやアルミニウム等エアゾール容器に一般的に用いられている材質からなる容器の内面をエポキシ樹脂、フェノール樹脂、エポキシユリア樹脂、ポリアミドイミド樹脂、エポキシアミノ樹脂、エポキシアミン樹脂等の耐薬品性のある樹脂で単層又は複層でコートしたものが好ましい。内袋としては、弾性を有する物が好ましく、高又は低密度ポリエチレン、エチレン・酢ビ共重合物ケン化物、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル等の合成樹脂製の物、これらを積層した物等が用いられ、噴射ガス透過性が低い物が特に好ましい。また、内袋の内面を上記耐薬品性を有する樹脂でコートして用いることもできる。
【0032】
同時押圧可能なアタッチメントとしては、特開平11−59746号公報、特開平10−101157号公報、特開2000−297018号公報に記載されているものや、図1、2及び3で示されるもの等、一箇所の押圧操作により二箇所以上のエアゾール容器ステム部を同時に押圧できるものであれば特に限定されずに用いることができる。
【0033】
本発明に用いられる圧縮ガスとしては、ジメチルエーテル、液化石油ガス、窒素ガス、代替フロン等、一般にエアゾール製品に用いられるものであれば特に限定されずに使用することができる。変質防止の面から窒素ガスが好ましい。
【0034】
【実施例】
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例に先立ち、実施例で用いた評価法を説明する。
【0035】
1.原液の乳化安定性試験
実施例、比較例に基づき調製された原液を45℃の恒温槽内に3ヶ月間保存し、観察した。評価の基準は以下の通りである。
○:変化が認められない
分離:原液の分離が認められた
【0036】
2.充填後の経時での噴出量の変化
実施例、比較例基づき調製された原液で上記の乳化安定性試験で変化が認められなかった原液を高密度ポリエチレン製内袋を有した耐圧容器の内袋内部に充填し、更に、内袋と耐圧容器間に窒素ガスを充填した。充填物を0℃及び45℃の恒温機内に3ヶ月間保存し、25℃における初期噴出量を測定した。評価の基準は以下の通りである。
○:充填直後の初期噴出量と比較し、初期噴出量の変化が10%未満
×:充填直後の初期噴出量と比較し、初期噴出量の変化が10%以上
【0037】
3.官能試験
実施例、比較例に基づき調製された原液を用いて染毛試験を行った。染毛試験を行った毛束を20名の被験者によって触診により手触りの良さを評価した。評価の基準は以下の通りである。
○:手触りがよいと答えた被験者が15名以上
△:手触りがよいと答えた被験者が7名以上15名未満
×:手触りがよいと答えた被験者が7名未満
【0038】
実施例1〜6及び比較例1〜16の原液及びエアゾール型クリーム状染毛剤を調製し、前記諸試験を実施した。表1〜表4にそれぞれの組成及び試験結果を示した。表中の原液の単位はすべて質量%である。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
表1〜表4から明らかなように、本発明は原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であることが認められた。
【0044】
実施例7〜9及び比較例17と比較例18の原液及びエアゾール型クリーム状染毛剤を調製し、実施例7〜9及び比較例17と比較例18の組合せで前記諸試験を実施した。第1剤と第2剤とを同時に噴出させて使用することが可能なアタッチメントに取り付けて試験を行った。表5にそれぞれの組成及び試験結果を示した。表中の原液の単位はすべて質量%である。
【0045】
実施例10〜12及び比較例18と比較例17の原液及びエアゾール型クリーム状染毛剤を調製し、実施例10〜12及び比較例18と比較例17の組合せで前記諸試験を実施した。第1剤第2剤とを同時に噴出させて使用することが可能なアタッチメントに取り付けて試験を行った。表6にそれぞれの組成及び試験結果を示した。表中の原液の単位はすべて質量%である。
【0046】
【表5】
【0047】
【表6】
【0048】
表5,表6から明らかなように、本発明は原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であり、更には使用感に優れていることが認められた。
【0049】
尚、以上の処方にて用いた香料は下記のものである。
【表7】
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤は、原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であり、更には使用感に優れたエアゾール型クリーム状染毛剤を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2連式エアゾール容器における同時押圧アタッチメントの分解説明図。
【図2】図1に示したアタッチメントの一部を残した縦断正面図。
【図3】図1に示したアタッチメントの不規則縦断側面図。
【図4】図1に用いられる一般的な内袋を有する耐圧容器(エアゾール容器)を示す図である。
【符号の説明】
1 ;塗布体
2 ;ブラシ体
3 ;ドーム筒
4 ;密嵌筒片
5 ;注出口
6 ;ブラシ片
7 ;組付き脚片
8 ;操作体
9 ;本体筒
10;嵌着段部
11;頂板
12;嵌合筒片
13;通路筒
14;係止窓孔
15;操作脚片
16;引き下げ突片
17;通路ブロック体
18;ブロック本体
19;注出筒
20;混合棒片
21;通路凹部
22;底蓋片
23;段付き孔
24;通路凸部
25;摘まみ片
26;装着体
27;外装筒
28;頂壁
29;開口部
30;ガイド片
31;嵌着筒片
32;支え突片
33;容器体
34;頭部
35;注出ノズル
36;内袋
37;外容器(耐圧容器)
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール型クリーム状染毛剤に関し、詳しくは、原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時的に安定であり、更には使用感に優れたことを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤に関する。尚、本発明においては、染毛剤とは、脱色剤をも包含したものである。
【0002】
【従来の技術】
同時噴出タイプのエアゾール型クリーム状染毛剤は特開2000−297018号公報でも提案されている。このエアゾール型クリーム状染毛剤は、染毛剤である第1剤、酸化剤である第2剤を別々に使用する際には特に問題は生じないが、第1剤と第2剤を同時に噴出させて使用する場合、その噴出量を調整する必要がある。更に、消費者が使用することを考えるとその噴出量は経時で安定である必要がある。しかしながら、単純にクリーム状染毛剤を内袋を有する耐圧容器に充填し、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスを充填した場合、経時での噴出量を評価したとき、経時で噴出量が変化することが多く、経時での噴出量が安定な原液を調製することが困難であることが判明した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
即ち、本発明の目的は、内袋を有した耐圧容器の内袋内部にクリーム状染毛剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤において、原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であり、更には使用感に優れるエアゾール型クリーム状染毛剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記の問題点を解消すべく鋭意検討を行った結果、後述のエアゾール型クリーム状染毛剤が、原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であり、更には使用感に優れていることを見いだし、本発明を完成した。
【0006】
即ち、本発明は、内袋を有した耐圧容器の内袋内部にクリーム状染毛剤である第1剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤第1剤において、下記成分(A)〜(D)を含有することを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤第1剤にある。
(A)炭素数16〜22の直鎖状のアルキル基を有する高級アルコール
(B)炭素数6〜41の飽和又は不飽和高級脂肪酸
(C)カチオン性界面活性剤
(D)アルカリ剤
【0007】
また、本発明は、内袋を有した耐圧容器の内袋内部にクリーム状染毛剤の酸化剤である第2剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤の酸化剤である第2剤において、下記成分(a)〜(d)を含有し、さらに、(e)及び/又は(f)を含有し、且つ、pHを2〜4であることを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤の酸化剤である第2剤にある。
(a)炭素数16〜22の直鎖状のアルキル基を有する高級アルコール
(b)アニオン性界面活性剤
(c)流動パラフィン
(d)酸化剤
(e)フェナセチン
(f)ヒドロキシエタンジホスホン酸及び/又はその塩
【0008】
更に、上記エアゾール型クリーム状染毛剤第1剤(i)と、上記エアゾール型クリーム状染毛剤第2剤(ii)とを、それぞれが、25℃において初期内圧0.3〜0.8MPa、初期噴出量5〜20g/5秒となるよう調整し、両者が押圧により同時噴出し、単位時間あたりの噴出量比(i)/(ii)が0.8〜1となるような押圧アタッチメントを装着したエアゾール型クリーム状染毛剤である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
【0010】
本発明における第1剤及び第2剤において用いられる炭素数16〜22の直鎖状のアルキル基を有する高級アルコールは、例えば、セトステアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールが等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。その配合量は、第1剤及び第2剤において、2質量%未満であると乳化安定性が悪い場合があり、10質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、2〜10質量%であることが好ましく、更に好ましくは3〜7質量%であり、特に好ましくは4〜6質量%である。
【0011】
第1剤の炭素数6〜41の飽和又は不飽和高級脂肪酸は、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、ヤシ油脂肪酸、硬化ヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸、パーム油脂肪酸、硬化パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、硬化パーム核油脂肪酸等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、パルミチン酸及びステアリン酸が好ましい。また、その配合量は、0.1質量%未満であると乳化安定性が悪い場合があり、2質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、0.1〜2質量%であることが好ましく、更に好ましくは0.2〜1質量%である。
【0012】
第1剤のカチオン性界面活性剤は、特に限定されず公知のものを使用でき、例えば、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、及びセチルトリエチルアンモニウムメチルサルフェート等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。その配合量は、0.1質量%未満であると乳化安定性が悪い場合があり、3質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、0.1〜3質量%であることが好ましく、更に好ましくは0.2〜2質量%である。
【0013】
第1剤のアルカリ剤は染毛剤では必須成分であり、特に限定することなく公知のものを広く使用できる。例えば、アンモニア、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1、3−プロパンジオール、テトラキス(2−ヒドロキシイソプロピル)エチレンジアミン等が挙げられ、1種又は2種以上混合して用いてもよい。
【0014】
第2剤のアニオン性界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム等のN−アシル化グルタミン酸塩、N−アシル化サルコシン酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、アルキル硫酸エステル塩及びアルキルエーテル硫酸エステル塩が好ましい。また、その配合量は、0.1質量%未満であると乳化安定性が悪い場合があり、2質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、0.1〜2質量%であることが好ましく、特に0.1〜1質量%が好ましい。
【0015】
第2剤の流動パラフィンは乳化基剤として必須成分であり、1〜5質量%の配合が乳化安定性の上好ましい。
【0016】
第2剤の酸化剤は染毛剤では必須成分であり、特に限定することなく公知のものを広く使用できる。例えば、過酸化水素、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸アンモニウム、過ホウ酸カリウム、過炭酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム等が挙げられる。上記酸化剤を1種又は2種以上混合して用いてもよい。
【0017】
第2剤のフェナセチン、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸塩は、酸化剤の安定化の機能を有するためいずれかの成分を配合することが好ましい。
【0018】
本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤の25℃における初期内圧及び初期噴出量は、0.3MPa未満及び5g/5秒未満であると混合クリームが出にくいため、使用上のハンドリングが悪くなり、また、噴出残量が多くなり充填ロスが増えるため好ましくない。また、0.8MPaを越える場合及び20g/5秒を越えると使用時に混合クリームが出過ぎてしまうため、使用上のハンドリングが悪くなる。
【0019】
本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤は、0℃以下の過酷な条件下で長期に渡り保管されると、酸化染料やフェナセチン等の析出が発生する場合があり、析出物がステム部に徐々に詰まり、その結果噴出量が低下する。この現象を抑えるために、非イオン性界面活性剤やポリエチレングリコールを添加することが好ましい。
【0020】
第1剤及び第2剤の非イオン性界面活性剤は、高級アルコール(1級、2級、直鎖、分岐鎖、飽和、不飽和のいずれでもよい。)のポリオキシエチレン誘導体、アルキルフェノールのポリオキシエチレン誘導体等のエーテル型及びポリオキシエチレンの高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリル高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレントリメチロールプロパン高級脂肪酸エステル、硬化ヒマシ油のポリオキシエチレン誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の高級脂肪酸エステル、グリセリンやソルビタンの高級脂肪酸エステル等のエステル型非イオン界面活性剤等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、ポリオキシエチレンセチルエーテルやポリオキシエチレンオレイルエーテル等の高級アルコールのポリオキシエチレン誘導体が好ましい。また、その配合量は0.1質量%未満であると低温条件下での噴出量の安定化の効果がない場合があり好ましくなく、2質量%を越えると通常の保管での噴出量が経時で変化する場合があるため、0.1〜2質量%であることが好ましい。
【0021】
第1剤のポリエチレングリコールは、平均分子量が200、300,400,600,1000,1500,4000,6000,20000のものがあり、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、平均分子量600以下のものが好ましい。また、その配合量は1質量%未満であると低温条件下での噴出量安定化の効果がない場合があり、15質量%を越えると通常の保管での噴出量が経時で変化する場合があるため、1〜15質量%であることが好ましい。
【0022】
第1剤又は第2剤に配合すると好ましいシリコーン類や炭素数14〜22の分岐鎖状のアルキル基を有する高級アルコールやエステル油は、原液の乳化安定性や噴出量の経時安定性を損なうことなく、使用感を向上させることができる。
【0023】
シリコーン類としては、ジメチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、パーフルオロアルキルポリオキシアルキレン変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、アクリル変性シリコーン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等が挙げられ、特に好ましくはジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンである。
【0024】
シリコーン類のうち、ジメチルポリシロキサンとしては特に制限されないが、25℃における粘度が10,000mm2/s以上、特に100,000mm2/s以上のものを配合すると感触上特に好ましい。さらに、これらのジメチルポリシロキサンは乳化重合されたものであってもよい。
【0025】
シリコーン類のうち、メチルフェニルポリシロキサンとしては特に制限されないが、25℃における粘度が10,000mm2/s以上、特に100,000mm2/s以上のものを配合すると感触上特に好ましい。
【0026】
シリコーン類は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、10,000mm2/s以上の高分子のものを配合する際、10,000mm2/s未満の低分子のものと併せて配合すると乳化安定性の上、好ましい。これらシリコーン類の配合量は組成物全体に対して好ましくは0.05〜10質量%、特に好ましくは0.4〜6質量%である。配合量が0.05質量%未満であると効果が不十分な場合があり、10質量%を越えて配合するとぱさつき感を生じてしまう場合があるので好ましくない。
【0027】
炭素数14〜22の分岐鎖状のアルキル基を有する高級アルコールとしては、例えば、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカノールが挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、その配合量は、0.5質量%未満であると使用感を向上させることがない場合があり、また、5.0質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、0.5〜5.0質量%であることが好ましい。
【0028】
第2剤に配合することが好ましいエステル油は、特に限定されるものではなく、例えば、常温で液状のものとして、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、カプリン酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソステアリル、オクタン酸イソステアリル、イソペラルゴン酸2−エチルヘキシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソパルミチン酸2−エチルヘキシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソノナン酸イソノニル、ジオクタン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリカプリン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン等が挙げられ、常温で固形状のエステル油としては、例えば、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、ミツロウ、ステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、乳酸セチル、ヘプタン酸ステアリル、トリウンデシル酸グリセリル等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中で、常温で固形状のエステル油が好ましく、パルミチン酸セチル、ヘプタン酸ステアリルが特に好ましい。また、その配合量は、0.5質量%未満であると使用感を向上させることがない場合があり、また、5.0質量%を越えると噴出量が経時で変化する場合があるため、0.5〜5.0質量%であることが好ましい。
【0029】
本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、酸化染料、炭化水素類、ロウ類、動植物油脂、天然又は合成の高分子、高級アルコール類、高級脂肪酸類、有機溶剤又は浸透促進剤、多価アルコール類、エステル類、エーテル類、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、両性ポリマー、非イオン性ポリマー、蛋白誘導体及びアミノ酸類、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、pH調整剤、各種植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔料、紫外線吸収剤等を適宜配合することが可能である。
【0030】
尚、本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤は酸化染料を配合しない時、脱色剤として用いることができる。
【0031】
本発明に用いられる耐圧容器としては、ブリキやアルミニウム等エアゾール容器に一般的に用いられている材質からなる容器の内面をエポキシ樹脂、フェノール樹脂、エポキシユリア樹脂、ポリアミドイミド樹脂、エポキシアミノ樹脂、エポキシアミン樹脂等の耐薬品性のある樹脂で単層又は複層でコートしたものが好ましい。内袋としては、弾性を有する物が好ましく、高又は低密度ポリエチレン、エチレン・酢ビ共重合物ケン化物、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル等の合成樹脂製の物、これらを積層した物等が用いられ、噴射ガス透過性が低い物が特に好ましい。また、内袋の内面を上記耐薬品性を有する樹脂でコートして用いることもできる。
【0032】
同時押圧可能なアタッチメントとしては、特開平11−59746号公報、特開平10−101157号公報、特開2000−297018号公報に記載されているものや、図1、2及び3で示されるもの等、一箇所の押圧操作により二箇所以上のエアゾール容器ステム部を同時に押圧できるものであれば特に限定されずに用いることができる。
【0033】
本発明に用いられる圧縮ガスとしては、ジメチルエーテル、液化石油ガス、窒素ガス、代替フロン等、一般にエアゾール製品に用いられるものであれば特に限定されずに使用することができる。変質防止の面から窒素ガスが好ましい。
【0034】
【実施例】
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例に先立ち、実施例で用いた評価法を説明する。
【0035】
1.原液の乳化安定性試験
実施例、比較例に基づき調製された原液を45℃の恒温槽内に3ヶ月間保存し、観察した。評価の基準は以下の通りである。
○:変化が認められない
分離:原液の分離が認められた
【0036】
2.充填後の経時での噴出量の変化
実施例、比較例基づき調製された原液で上記の乳化安定性試験で変化が認められなかった原液を高密度ポリエチレン製内袋を有した耐圧容器の内袋内部に充填し、更に、内袋と耐圧容器間に窒素ガスを充填した。充填物を0℃及び45℃の恒温機内に3ヶ月間保存し、25℃における初期噴出量を測定した。評価の基準は以下の通りである。
○:充填直後の初期噴出量と比較し、初期噴出量の変化が10%未満
×:充填直後の初期噴出量と比較し、初期噴出量の変化が10%以上
【0037】
3.官能試験
実施例、比較例に基づき調製された原液を用いて染毛試験を行った。染毛試験を行った毛束を20名の被験者によって触診により手触りの良さを評価した。評価の基準は以下の通りである。
○:手触りがよいと答えた被験者が15名以上
△:手触りがよいと答えた被験者が7名以上15名未満
×:手触りがよいと答えた被験者が7名未満
【0038】
実施例1〜6及び比較例1〜16の原液及びエアゾール型クリーム状染毛剤を調製し、前記諸試験を実施した。表1〜表4にそれぞれの組成及び試験結果を示した。表中の原液の単位はすべて質量%である。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
表1〜表4から明らかなように、本発明は原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であることが認められた。
【0044】
実施例7〜9及び比較例17と比較例18の原液及びエアゾール型クリーム状染毛剤を調製し、実施例7〜9及び比較例17と比較例18の組合せで前記諸試験を実施した。第1剤と第2剤とを同時に噴出させて使用することが可能なアタッチメントに取り付けて試験を行った。表5にそれぞれの組成及び試験結果を示した。表中の原液の単位はすべて質量%である。
【0045】
実施例10〜12及び比較例18と比較例17の原液及びエアゾール型クリーム状染毛剤を調製し、実施例10〜12及び比較例18と比較例17の組合せで前記諸試験を実施した。第1剤第2剤とを同時に噴出させて使用することが可能なアタッチメントに取り付けて試験を行った。表6にそれぞれの組成及び試験結果を示した。表中の原液の単位はすべて質量%である。
【0046】
【表5】
【0047】
【表6】
【0048】
表5,表6から明らかなように、本発明は原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であり、更には使用感に優れていることが認められた。
【0049】
尚、以上の処方にて用いた香料は下記のものである。
【表7】
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明のエアゾール型クリーム状染毛剤は、原液の乳化安定性が良好で、噴出する時その噴出量が経時で安定であり、更には使用感に優れたエアゾール型クリーム状染毛剤を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2連式エアゾール容器における同時押圧アタッチメントの分解説明図。
【図2】図1に示したアタッチメントの一部を残した縦断正面図。
【図3】図1に示したアタッチメントの不規則縦断側面図。
【図4】図1に用いられる一般的な内袋を有する耐圧容器(エアゾール容器)を示す図である。
【符号の説明】
1 ;塗布体
2 ;ブラシ体
3 ;ドーム筒
4 ;密嵌筒片
5 ;注出口
6 ;ブラシ片
7 ;組付き脚片
8 ;操作体
9 ;本体筒
10;嵌着段部
11;頂板
12;嵌合筒片
13;通路筒
14;係止窓孔
15;操作脚片
16;引き下げ突片
17;通路ブロック体
18;ブロック本体
19;注出筒
20;混合棒片
21;通路凹部
22;底蓋片
23;段付き孔
24;通路凸部
25;摘まみ片
26;装着体
27;外装筒
28;頂壁
29;開口部
30;ガイド片
31;嵌着筒片
32;支え突片
33;容器体
34;頭部
35;注出ノズル
36;内袋
37;外容器(耐圧容器)
Claims (7)
- 内袋を有した耐圧容器の内袋内部にクリーム状染毛剤である第1剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤第1剤において、下記成分(A)〜(D)を含有することを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤第1剤。
(A)炭素数16〜22の直鎖状のアルキル基を有する高級アルコール
(B)炭素数6〜41の飽和又は不飽和高級脂肪酸
(C)カチオン性界面活性剤
(D)アルカリ剤 - 内袋を有した耐圧容器の内袋内部にクリーム状染毛剤の酸化剤である第2剤が充填され、更に、内袋と耐圧容器間に圧縮ガスが充填されたエアゾール型クリーム状染毛剤の酸化剤である第2剤において、下記成分(a)〜(d)を含有し、さらに、(e)及び/又は(f)を含有し、且つ、pHが2〜4であることを特徴とするエアゾール型クリーム状染毛剤の酸化剤である第2剤。
(a)炭素数16〜22の直鎖状のアルキル基を有する高級アルコール
(b)アニオン性界面活性剤
(c)流動パラフィン
(d)酸化剤
(e)フェナセチン
(f)ヒドロキシエタンジホスホン酸及び/又はその塩 - 請求項1記載のエアゾール型クリーム状染毛剤第1剤(i)と、請求項2記載のエアゾール型クリーム状染毛剤第2剤(ii)とを、それぞれが、25℃において初期内圧0.3〜0.8MPa、初期噴出量5〜20g/5秒となるよう調整し、両者が押圧により同時噴出し、単位時間あたりの噴出量比(i)/(ii)が0.8〜1となるような押圧アタッチメントを装着したエアゾール型クリーム状染毛剤。
- 第1剤に下記成分(E)及び/又は(F)を含有することを特徴とする請求項1又は3記載のエアゾール型クリーム状染毛剤。
(E)非イオン性界面活性剤
(F)ポリエチレングリコール - 第1剤に下記成分(G)を配合したことを特徴とする請求項1、3又は4記載のエアゾール型クリーム状染毛剤組成物。
(G)シリコーン類 - 第2剤に下記成分(g)を配合したことを特徴とする請求項2又は3記載のエアゾール型クリーム状染毛剤組成物。
(g)非イオン性界面活性剤 - 第2剤に下記成分(h)及び/又は(i)を配合することを特徴とする請求項2,3又は6記載のエアゾール型クリーム状染毛剤組成物。
(h)炭素数14〜22の分岐鎖状のアルキル基を有する高級アルコール
(i)エステル油
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