JP2019011292A - 酸化剤含有組成物及びその使用方法 - Google Patents

酸化剤含有組成物及びその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エアゾール容器から泡状の剤として吐出され、染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤として使用される酸化剤含有組成物において、製剤安定性、泡質、及び発泡速度を向上できる酸化剤含有組成物及びその使用方法を提供する。【解決手段】本発明は、エアゾール容器より泡状の剤として吐出され、アルカリ剤を含有する剤と混合して染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤として使用される酸化剤含有組成物であって、(A)炭化水素及び(B)酸化剤を含有することを特徴とする。【選択図】なし

Description

本発明は、エアゾール容器より泡状の剤として吐出され、染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤として使用される酸化剤含有組成物及びその使用方法に関する。
一般に、毛髪処理剤組成物として、複数の薬剤を混合することにより効果を発揮する泡状の剤型の染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤が知られている。そのような毛髪処理剤組成物としては、例えば、アルカリ剤及び酸化染料を含有する第1剤と、酸化剤、例えば過酸化水素を含有する第2剤(酸化剤含有組成物)とから構成され、使用時に泡状の剤型として適用される染毛剤が知られている。
こうした泡状の剤型で使用される染毛剤は、液状の剤型で使用される組成物に比べて、液だれの心配が少なく、毛髪への塗布性及び使用感が良好であるという特徴を有する。
従来より、例えば、特許文献1の泡状の染毛剤は、スクイズフォーマー容器に充填して使用され、過酸化水素、両性界面活性剤としてラウリン酸アミドプロピルベタイン及びラウリルヒドロキシスルホベタイン、油性成分としてラウリン酸等を含有する酸化剤含有組成物等から構成されている。
特開2007−314523号公報
ところが、特許文献1に開示される酸化剤含有組成物は、製剤安定性が不十分であるという問題があった。また、エアゾール容器から泡状の剤として吐出される酸化剤含有組成物として構成した場合、泡質(モッチリ感)及び発泡速度が劣るという問題があった。
本発明の目的は、エアゾール容器から泡状の剤として吐出され、染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤として使用される酸化剤含有組成物において、製剤安定性、泡質、及び発泡速度を向上できる酸化剤含有組成物及びその使用方法を提供することにある。
本発明は、炭化水素を配合することにより、酸化剤含有組成物の製剤安定性、泡質、及び発泡速度を向上できることを見出したことに基づくものである。尚、成分の含有量を示す質量%の数値は、水等の可溶化剤を使用する場合、それらも含めた剤型中における数値である。
上記目的を達成するために、本発明の一態様では、エアゾール容器より泡状の剤として吐出され、アルカリ剤を含有する剤と混合して染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤として使用される酸化剤含有組成物であって、(A)炭化水素及び(B)酸化剤を含有することを特徴とする。前記(A)炭化水素が流動パラフィンであってもよい。さらに(C)多価アルコールを含有してもよい。
本発明の別の態様では、前記酸化剤含有組成物の使用方法であって、前記酸化剤含有組成物をエアゾール容器より泡状の剤として吐出する工程、該泡状の剤を、アルカリ剤を含有する泡状の剤と混合し、染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤を調製する工程、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、製剤安定性、泡質、及び発泡速度を向上できる。
以下、本発明の酸化剤含有組成物を具体化した一実施形態を説明する。酸化剤含有組成物は、例えばアルカリ剤及び酸化剤を含有する染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤の第2剤として構成される。染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤の具体例としては、例えば2剤式の染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤、3剤式の染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤等が挙げられる。以下、酸化剤含有組成物として構成される第2剤を含む染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤の成分について例示する。
<2剤式の毛髪脱色・脱染剤>
2剤式の毛髪脱色・脱染剤は、例えば、少なくともアルカリ剤を含有する第1剤と、少なくとも(B)酸化剤を含有する第2剤とから構成される。
(2剤式の毛髪脱色・脱染剤の第2剤)
第2剤は、(B)酸化剤の他、(A)炭化水素等を含有し、さらに(C)多価アルコールを含有することが好ましい。
(B)酸化剤は、毛髪に含まれるメラニンの脱色性を向上させる。酸化剤の具体例としては、例えば過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物等が挙げられる。これらの酸化剤の具体例の内、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
第2剤中における(B)酸化剤の含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは1.0質量%以上であり、さらに好ましくは2.0質量%以上であり、最も好ましくは3.0質量%以上である。(B)酸化剤の含有量が0.1質量%以上の場合、メラニンの脱色性をより向上することができる。また、第2剤中における(B)酸化剤の含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは15.0質量%以下であり、より好ましくは9.0質量%以下であり、さらに好ましくは6.0質量%以下である。(B)酸化剤の含有量が15.0質量%以下の場合、毛髪のダメージ等を抑制することができる。
(B)酸化剤として過酸化水素を第2剤に配合する場合、過酸化水素の安定性を向上させるために、好ましくは、第2剤は、安定化剤、例えばスズ酸ナトリウム、エチレングリコールフェニルエーテル(フェノキシエタノール)、ヒドロキシエタンジホスホン酸、又はその塩を含有する。ヒドロキシエタンジホスホン酸塩としては、例えばヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム、及びヒドロキシエタンジホスホン酸二ナトリウムが挙げられる。
(A)炭化水素は、製剤安定性及び泡質を向上させる。炭化水素の具体例としては、例えばパラフィン(例えば日本精鑞社製パラフィンワックス130:Mw562等)、オレフィンオリゴマー(例えば日光ケミカルズ社製シンセラン4SP:Mw335.63〜1174.14等)、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ミネラルオイル、スクワラン(例えば日光ケミカルズ社製NIKKOLスクワラン:Mw422.81等)、ポリブテン(例えば日油社製エマウェット015N:Mw580等)、ポリエチレン(例えば日光ケミカルズ社製Performalene400Polyethylene:Mw400等)、マイクロクリスタリンワックス(例えば日本精鑞社製ハイミック1045等)、ワセリン(例えばSonne Born社製パーフェクタ:Mw562等)、流動パラフィン(例えばSonne Born社製カーネーション:Mw310、同ケイドール:Mw422等)、軽質イソパラフィン(例えばクローダジャパン社製ARLAMOL HD等)、軽質流動イソパラフィン(例えば出光興産社製IPソルベント2028MU:Mw215.5等)、重質流動イソパラフィン(例えば日油社製パールリーム24:Mw1314等)、流動イソパラフィン(例えば日油社製パールリームEX:Mw364等)、合成スクワラン等が挙げられる。これらのうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。これらの中で、泡質を向上させる効果に優れる観点から、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィンが好ましく、流動パラフィンがより好ましい。
(A)炭化水素の数平均分子量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは200以上、より好ましくは250以上、さらに好ましくは300以上のものが選択される。また、(A)炭化水素の数平均分子量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは1500以下、より好ましくは1200以下、さらに好ましくは900以下のものが選択される。(A)炭化水素の数平均分子量をかかる範囲に規定することにより、製剤安定性及び泡質をより向上させる。
第2剤中における(A)成分の含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上である。かかる含有量が0.01質量%以上であると、泡質をより向上させる。また、第2剤中における(A)成分の含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは35質量%以下、より好ましくは24質量%以下、さらに好ましくは9質量%以下である。かかる含有量が35質量%以下であると、製剤安定性及び発泡速度をより向上させる。
(C)多価アルコールは、泡質をより向上させる。そのため、第2剤は、(C)多価アルコールを含むことが好ましい。(C)多価アルコールとしては、例えばグリコール、グリセリン等が挙げられる。グリコールの具体例としては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、高重合ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。グリセリンの具体例としては、例えばグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等が挙げられる。これらのうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。これらの中で、泡質を向上させる効果に優れる観点から、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールが好ましい。
第2剤中における(C)成分の含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、さらに好ましくは0.3質量%以上である。かかる含有量が0.05質量%以上であると、泡質をより向上させる。また、第2剤中における(C)成分の含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは35質量%以下、より好ましくは25質量%以下、さらに好ましくは9質量%以下である。かかる含有量が35質量%以下であると、毛髪処理後の脱色・脱染性をより向上させる。なお、後述する染毛剤においては、染毛性を向上させる。
毛髪脱色・脱染剤は、必要に応じて、前述した成分以外の成分、例えば可溶化剤、水溶性ポリマー、無機物系高分子、上記以外の油性成分、界面活性剤、pH調整剤、糖、防腐剤、安定剤、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン、香料、酸化防止剤、キレート化剤、紫外線吸収剤等をさらに含有してもよい。
但し、第2剤には、両性界面活性剤を実質的に含まないことが好ましい。実質的に含まないとは、不可避的不純物として混入する両性界面活性剤以外の両性界面活性剤を含まない(両性界面活性剤の配合を除く)意である。第2剤が両性界面活性剤を含まないことにより、製剤安定性及び発泡速度をより向上させることができる。
可溶化剤は、例えば、第2剤を液状にする場合に配合される。使用される可溶化剤の例としては、例えば水及び有機溶媒(溶剤)が挙げられる。有機溶媒の具体例としては、例えばエタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、γ−フェニルプロピルアルコール、ケイ皮アルコール、アニスアルコール、p−メチルベンジルアルコール、α−ジメチルフェネチルアルコール、α−フェニルエタノール、エチレングリコールフェニルエーテル(フェノキシエタノール)、フェノキシイソプロパノール、2−ベンジルオキシエタノール、N−アルキルピロリドン、炭酸アルキレン、アルキルエーテル等が挙げられる。これらの可溶化剤のうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。これらの中で、第2剤中のその他の成分を溶解する能力に優れることから水が好ましく適用される。溶媒として水が用いられる場合、第2剤中における水の含有量(使用時の含有量)は、好ましくは40質量%以上であり、より好ましくは50質量%以上である。
水溶性ポリマーは、毛髪脱色・脱染剤に適度な粘度を与える。水溶性ポリマーとしては、例えば天然高分子、半合成高分子、合成高分子等が挙げられる。天然高分子の具体例としては、例えばデンプン、グアーガム、ローカストビーンガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、トラガカントガム、ペクチン、マンナン、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、カードラン、ヒアルロン酸、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、コラーゲン、デキストリン、トリグルコ多糖(プルラン)等が挙げられる。
半合成高分子の具体例としては、例えば結晶セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、デンプンリン酸エステル、アルギン酸プロピレングリコールエステル、アルギン酸塩等が挙げられる。
合成高分子の具体例としては、例えばポリビニルカプロラクタム、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ビニルピロリドン−酢酸ビニル(VP/VA)コポリマー、ポリビニルブチラール、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニル重合体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキシド、エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキル共重合体、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム(ポリ塩化ジメチルジメチレンピロリジニウム)(ポリクオタニウム−6)(マーコート100:メルク社製)、イタコン酸とポリオキシエチレン(以下、「POE」という)アルキルエーテルとの半エステル、又はメタクリル酸とPOEアルキルエーテルとのエステルと、アクリル酸、メタクリル酸及びそれらのアルキルエステルから選ばれる少なくとも一つの単量体と、からなる共重合体が挙げられる。これらのうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
無機物系高分子の具体例としては、例えばベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等が挙げられる。これらのうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
油性成分は、特に毛髪にうるおい感を付与する。そのため、毛髪脱色・脱染剤は、本発明の効果を阻害しない範囲内において上述した油性成分以外の油性成分を含有してもよい。油性成分としては、例えば油脂、ロウ類、エステル油、高級アルコール、高級脂肪酸、アルキルグリセリルエーテル、シリコーン等が挙げられる。これらの中で、第2剤の製剤安定性、脱色・脱染性、地肌汚れ防止効果を向上させる効果に優れる観点から、高級アルコールが好ましい。第2剤中において高級アルコールを配合する場合の含有量の下限は、上記効果を向上する観点から、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、さらに好ましくは0.05質量%以上である。また、かかる含有量の上限は、上記効果を向上する観点から、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である。
油脂の具体例としては、例えばアルガニアスピノサ核油、オリーブ油(オリブ油)、ツバキ油、シア脂、アーモンド油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、トウモロコシ油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、ブドウ種子油、アボカド油、マカダミアナッツ油、ヒマシ油、ヤシ油、月見草油、杏仁油、パーシック油、桃仁油、パーム油、卵黄油等が挙げられる。ロウ類の具体例としては、例えばラノリン、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ホホバ油等が挙げられる。
エステル油の具体例としては、例えばアジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソトリデシル、パルミチン酸2−エチルへキシル、リシノール酸オクチルドデシル、10〜30の炭素数を有する脂肪酸コレステリル/ラノステリル、乳酸セチル、酢酸ラノリン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、カプリン酸セチル、トリカプリル酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、コハク酸ジオクチル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油等が挙げられる。
高級アルコールの具体例としては、例えばセチルアルコール(セタノール)、2−ヘキシルデカノール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、2−オクチルドデカノール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、デシルテトラデカノール、ラノリンアルコール等が挙げられる。
高級脂肪酸の具体例としては、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、ラノリン脂肪酸等が挙げられる。アルキルグリセリルエーテルの具体例としては、例えばバチルアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、イソステアリルグリセリルエーテル等が挙げられる。
シリコーンの具体例としては、例えばジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、末端水酸基変性ジメチルポリシロキサン、高重合シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン(例えば、(PEG/PPG/ブチレン/ジメチコン)コポリマー)、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン等が挙げられる。これらの油性成分のうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
界面活性剤は、乳化剤又は各成分を可溶化させるための成分として毛髪脱色・脱染剤を使用時に乳化又は可溶化させ、粘度を調整したり、粘度安定性を向上させたりする。そのため、毛髪脱色・脱染剤は、本発明の効果を阻害しない範囲内において界面活性剤を含有してもよい。界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及び非イオン性界面活性剤が挙げられる。これらの中で、製剤安定性を向上させる効果に優れる観点から、非イオン性界面活性剤が好ましい。また、感触を向上させる観点から、カチオン性界面活性剤が好ましい。
アニオン性界面活性剤の具体例としては、例えばアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホン脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、スルホコハク酸エステル、N−アルキロイルメチルタウリン塩、及びそれらの誘導体等が挙げられる。これらの界面活性剤のアニオン基の対イオンの具体例としては、例えばナトリウムイオン、カリウムイオン、トリエタノールアミン等が挙げられる。より具体的には、アルキルエーテル硫酸エステル塩としては、例えばPOEラウリルエーテル硫酸ナトリウムが挙げられる。アルキル硫酸塩の具体例として、例えばラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム等が挙げられる。アルキル硫酸塩の誘導体の具体例として、例えばPOEラウリル硫酸ナトリウム等が挙げられる。スルホコハク酸エステルの具体例として、例えばスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム等が挙げられる。N−アルキロイルメチルタウリン塩の具体例として、例えばN−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤の具体例としては、例えば塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム、ベヘニルジメチルアミン、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリルジメチルアミン、パルミトキシプロピルジメチルアミン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド等が挙げられる。塩化アルキルトリメチルアンモニウムの具体例としては、例えば塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化アラキルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。第2剤中においてカチオン性界面活性剤を配合する場合の含有量の下限は、感触向上の観点から、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、さらに好ましくは0.05質量%以上である。また、かかる含有量の上限は、感触向上の観点から、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である。
非イオン性界面活性剤の具体例としては、例えばエーテル型非イオン性界面活性剤、エステル型非イオン性界面活性剤、アルキルグルコシド等が挙げられる。エーテル型非イオン性界面活性剤の具体例としては、例えばPOEセチルエーテル(セテス)、POEステアリルエーテル(ステアレス)、POEベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル(オレス)、POEラウリルエーテル(ラウレス)、POEオクチルドデシルエーテル、POEヘキシルデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル、POEポリオキシプロピレンセチルエーテル、POEポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル等が挙げられる。
エステル型非イオン性界面活性剤の具体例としては、例えばモノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、モノラウリン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEグリセリル、モノミリスチン酸POEグリセリル、テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビット、POEソルビットミツロウ、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、親油型モノオレイン酸グリセリル、親油型モノステアリン酸グリセリル、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、ショ糖脂肪酸エステル、モノラウリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、POE還元ラノリン等が挙げられる。
アルキルグルコシドの具体例として、例えばアルキル(炭素数8〜16)グルコシド、POEメチルグルコシド、POEジオレイン酸メチルグルコシド等が挙げられる。これらの界面活性剤の具体例の内、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
非イオン性界面活性剤がポリオキシエチレン鎖を含む場合、エチレンオキサイドの付加モル数は、2〜50であることが好ましい。かかる範囲内の場合、製剤安定性をより向上させる。第2剤に非イオン性界面活性剤を配合する場合、(A)炭化水素の配合量に対する非イオン性界面活性剤の配合量の質量比(非イオン性界面活性剤/(A)成分)は、製剤安定性の向上の観点から、0.001〜20であることが好ましく、0.01〜10がより好ましく、0.05〜5がさらに好ましい。
pH調整剤は、使用時における混合物のpHを調整するために配合してもよい。pH調整剤としては、無機酸、有機酸、それらの塩等が挙げられる。無機酸の具体例としては、例えばリン酸、塩酸、硝酸、硫酸、ホウ酸等が挙げられる。さらにリン酸の具体例としては、例えばオルトリン酸、ポリリン酸、ピロリン酸、メタリン酸等が含まれる。有機酸の具体例としては、例えばクエン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、グルコン酸、グルクロン酸、安息香酸等が挙げられる。塩の具体例としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩等が挙げられる。糖の具体例としては、例えばグルコース、ガラクトース等の単糖、マルトース、スクロース、フルクトース、トレハロース等の二糖、糖アルコール等が挙げられる。防腐剤の具体例としては、例えばパラベン、メチルパラベン、安息香酸ナトリウム等が挙げられる。安定剤の具体例としては、例えばフェナセチン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、タンニン酸等が挙げられる。酸化防止剤の具体例としては、例えばアスコルビン酸類及び亜硫酸塩等が挙げられる。キレート化剤の具体例としては、例えばエデト酸(エチレンジアミン四酢酸(EDTA))、エデト酸二ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸及びその塩類、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸及びその塩類、並びにヒドロキシエタンジホスホン酸(HEDP)及びその塩類等が挙げられる。
第2剤は、エアゾール式の形態をとるが、エアゾール式容器中における保存剤型は特に限定されない。例えば、25℃における剤型が、水溶液や乳液等の液状、ゲル状、クリーム状等が挙げられ、特に水溶液や乳液等の液状が好ましい。第2剤は、使用時において泡状の剤型としてエアゾール式容器より吐出される。第2剤は、公知の噴射剤及び発泡剤とともに、容器内に充填される。噴射剤又は発泡剤の具体例としては、例えば液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル(DME)、窒素ガス、炭酸ガス等が挙げられる。これらのうち一種のみを使用してもよく、二種以上を組み合わせて使用してもよい。噴射剤又は発泡剤としては、特に液化石油ガスが好ましく、第1剤又は第2剤の原液(噴射剤を含有しない状態の組成物)と噴射剤との質量比は、90:10〜98:2の範囲内であることが好ましい。
(2剤式の毛髪脱色・脱染剤の第1剤)
第1剤は、アルカリ剤を含有する。第1剤に含有されるアルカリ剤は、第2剤に含有される酸化剤の作用を促進させ、毛髪の脱色効果及び/又は脱染効果を向上する働きをする。なお、後述する染毛剤においては、染毛性を向上させる。
アルカリ剤の具体例としては、例えばアンモニア、アルカノールアミン、ケイ酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、メタケイ酸塩、硫酸塩、塩化物、リン酸塩、有機アミン、塩基性アミノ酸、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物等が挙げられる。アルカノールアミンの具体例としては、例えばモノエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。ケイ酸塩の具体例としては、例えばケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等が挙げられる。炭酸塩の具体例としては、例えば炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム等が挙げられる。炭酸水素塩の具体例としては、例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が挙げられる。メタケイ酸塩の具体例としては、例えばメタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム等が挙げられる。硫酸塩の具体例としては、例えば硫酸アンモニウム等が挙げられる。塩化物の具体例としては、例えば塩化アンモニウム等が挙げられる。リン酸塩の具体例としては、例えばリン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム等が挙げられる。有機アミンの具体例としては、例えば2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、グアニジン、1−アミノ−2−プロパノール(MIPA)等が挙げられる。塩基性アミノ酸の具体例としては、例えばアルギニン、リジン等が挙げられる。アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物の具体例としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられる。これらのアルカリ剤のうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。これらの中で、毛髪の明度を向上させる効果に優れる観点からアンモニア、アンモニウム塩、アルカノールアミン、炭酸塩が好ましく適用される。
使用時における毛髪脱色・脱染剤、すなわち第1剤と第2剤との混合物中におけるアルカリ剤の含有量は、毛髪脱色・脱染剤が通常の脱色・脱染処理に適用される場合、pHが7〜12の範囲となる量で配合されることが好ましく、pH9〜12の範囲となる量で配合されることがより好ましい。混合物のpHを7以上とすることにより、第2剤に含まれる酸化剤の作用を促進することができる。混合物のpHを12以下とすることにより、毛髪脱色・脱染剤の塗布による毛髪のダメージを抑制することができる。なお、毛髪脱色・脱染剤のpHは、毛髪脱色・脱染剤の原液の25℃におけるpHを測定するものとする。
第1剤は、毛髪脱色・脱染剤に一般的に含有され、且つ前述した各成分の作用を阻害しない各成分を含有してもよい。例えば、前述した第2剤に含有される成分を本発明の効果を阻害しない範囲内において適宜含有してもよい。
第1剤の剤型は特に限定されず、具体例として25℃における剤型が、例えば水溶液や乳液等の液状、ゲル状、フォーム状、クリーム状、固形状等が挙げられる。また、エアゾール、ノンエアゾール等とすることもできる。また、エアゾールの場合、公知の噴射剤及び発泡剤を適用することができる。固形状としては、粉末状、粒状、タブレット状等が挙げられる。また、固形状の剤型の場合、分散剤、例えばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等のステアリン酸金属塩、硫酸ナトリウム、タルク、乳糖、及び低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを配合してもよい。これらのうち一種のみを使用してもよく、二種以上を組み合わせて使用してもよい。第1剤は、第2剤がエアゾール式の泡状の剤型であることから、使用時における取り扱い性向上の観点から、第2剤と同様の形態をとることが好ましい。
<3剤式の毛髪脱色・脱染剤>
3剤式の毛髪脱色・脱染剤は、2剤式の毛髪脱色・脱染剤の第1剤中の成分を別剤とすることにより構成できる。例えば、アルカリ剤を含有する第1剤と、上述した2剤式の毛髪脱色・脱染剤の第2剤と同じ組成を有する第2剤と、上述した2剤式の毛髪脱色・脱染剤の第1剤からアルカリ剤を除いた組成を有する第3剤とから構成される。このようにして構成される3剤式の毛髪脱色・脱染剤は良好な保存安定性を有する。
<2剤式の染毛剤>
2剤式の染毛剤は、例えば、少なくともアルカリ剤及び酸化染料を含有する第1剤と、少なくとも酸化剤を含有する第2剤とから構成される。以下、上述した毛髪脱色・脱染剤との相違点を中心に説明する。
(2剤式の染毛剤の第2剤)
染毛剤の第2剤は、例えば、上述した毛髪脱色・脱染剤の第2剤と同じ組成を有する。
(2剤式の染毛剤の第1剤)
染毛剤の第1剤は、例えばアルカリ剤、及び酸化染料を含有する。第1剤に含有されるアルカリ剤の例としては、上述した毛髪脱色・脱染剤において使用されるアルカリ剤の具体例として先に説明したのと同じである。酸化染料は、酸化剤による酸化重合に起因して発色可能な化合物であり、染料中間体及びカプラーに分類され、酸化染料は好ましくは染料中間体及びカプラーを含んでいる。
染料中間体としては、例えばp−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン(パラトルイレンジアミン)、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4'−ジアミノジフェニルアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、o−クロル−p−フェニレンジアミン、4−アミノ−m−クレゾール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール、2,4−ジアミノフェノール、1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾール、それらの塩等が挙げられる。塩の具体例としては、例えば塩酸塩、硫酸塩等が挙げられる。これらの染料中間体の具体例の内、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
カプラーは、染料中間体と結合することにより発色する。カプラーとしては、例えばレゾルシン、5−アミノ−o−クレゾール、m−アミノフェノール、α−ナフトール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、トルエン−3,4−ジアミン、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミン、N,N−ジエチル−m−アミノフェノール、フェニルメチルピラゾロン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、それらの塩等が挙げられる。塩の具体例としては、例えば塩酸塩、硫酸塩等が挙げられる。これらのカプラーの具体例の内、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。酸化染料は、毛髪の色調を様々に変化させることができることから、好ましくは、染料中間体の前記具体例の中から選ばれる少なくとも一種と、カプラーの前記具体例の中から選ばれる少なくとも一種とから構成される。第1剤は、前記酸化染料以外の染料として、例えば「医薬部外品原料規格」(2006年6月発行、薬事日報社)に収載された酸化染料を適宜含有してもよい。
染毛剤中における酸化染料の含有量の下限は、適宜設定されるが、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、さらに好ましくは0.5質量%以上である。酸化染料の含有量が0.01質量%以上であると、特に色味をより向上できる。
染毛剤中における酸化染料の含有量の上限は、適宜設定されるが、好ましくは10質量%以下、より好ましくは7質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である。酸化染料の含有量が10質量%以下であると、特に可溶化剤を使用する場合、可溶化剤に対する溶解性を向上できる。
また、第1剤は必要に応じて前述した成分以外の成分、例えば上述した毛髪脱色・脱染剤の第1,2剤に含まれる成分をさらに含有してもよい。
<3剤式の染毛剤>
3剤式の染毛剤は、2剤式の染毛剤の第1剤中の成分を別剤とすることにより構成できる。例えば、アルカリ剤及び酸化染料を含有する第1剤と、上述した2剤式の染毛剤の第2剤と同じ組成を有する第2剤と、上述した2剤式の染毛剤の第1剤からアルカリ剤及び酸化染料を除いた組成を有する第3剤とから構成される。
次に、本実施形態の酸化剤含有組成物の使用方法を以下に説明する。
まず、上述した複数剤からなる染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤の各剤が混合されることにより、アルカリ剤、酸化剤等を含有する染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤の混合物が調製された後、毛髪に塗布される。また、各剤が全てエアゾール式として構成される場合、複数剤をそれぞれ泡状に吐出させた後、混合物を毛髪に塗布したり、各剤を毛髪に塗布しながら、毛髪上で混合してもよい。混合方法は、特に限定されず、例えば撹拌棒又は刷毛等を用いて、手で撹拌してもよく、撹拌子及び電動式撹拌機等を用いてもよい。染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤の毛髪への塗布は、公知の方法、例えば薄手の手袋をした手、コーム(櫛)又は刷毛に付着されて毛髪に塗布する方法を適用することができる。
混合物が毛髪に塗布された後、所定時間経過後、常法に従い毛髪に塗布した混合物を水ですすぐ工程が行われる。次に、好ましくは常法に従いシャンプー用組成物を使用して、毛髪を洗浄し、水で洗い流す工程が行われる。シャンプー用組成物は、毛髪の洗浄用に適用されるものであれば特に限定されず、公知のシャンプー用組成物を適用することができる。次に、好ましくは常法に従いリンス用組成物を使用して、毛髪をリンス処理し、水で洗い流す工程が行われる。リンス用組成物は、毛髪のリンス用に適用されるものであれば特に限定されず、公知のリンス用組成物を適用することができる。リンス用組成物を用いた処理工程は、公知のリンス用組成物を適用することができる。次に、好ましくは常法に従い毛髪を乾燥する工程が行われる。
上記実施形態の染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤として使用される酸化剤含有組成物によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の酸化剤含有組成物は、(A)炭化水素及び(B)酸化剤を含有している。したがって、酸化剤含有組成物の製剤安定性を向上させる。また、エアゾール容器より泡状の剤型として吐出された際、泡質及び発泡速度を向上させる。
(2)本実施形態において、さらに(C)多価アルコールを含有する場合、泡質(モッチリ感)をより向上させる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記染毛剤において、上述した酸化染料以外の染料として、本発明の効果を阻害しない範囲内において、例えば「医薬部外品原料規格」(2006年6月発行、薬事日報社)に収載された直接染料を適宜含有してもよい。染毛色調の調整のために付加的に用いられることがある直接染料としては、各種の酸性染料、塩基性染料、ニトロ染料、天然染料、分散染料、HC染料等が例示される。
・上記実施形態の酸化剤含有組成物において(A)〜(C)の各成分は、保存時に酸化剤含有組成物中に配合されていればよく、各剤を構成するその他の各成分の一部を別剤として構成し、剤型の数をさらに増やしてもよい。かかる構成においても、製剤安定性を向上できる。
・上記実施形態の染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤は、本発明の効果が奏する限りにおいて、上述した染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤を構成する各剤に含有される各成分の一部を別剤として構成し、剤型の数を増やしてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下に追記する。前記(A)成分の含有量が0.01〜35質量%である前記酸化剤含有組成物。
次に、実施例及び比較例を挙げて前記実施形態を更に具体的に説明する。尚、本発明は、実施例欄記載の構成に限定されるものではない。
表1〜3に示す各成分を含有する、酸化染毛剤の第1剤、酸化剤含有組成物としての第2剤をそれぞれ調製した。なお、各表における各成分を示す欄中の数値は当該欄の成分の含有量を示し、その単位は質量%である。尚、表中「(A)」〜「(C)」の表記は、本願請求項記載の各(A)〜(C)成分に対応する化合物を示す。一方、表中「(a)」の表記は、本願請求項記載の成分(A)の対比化合物を示す。化合物名POEの括弧中の数値はE.O.の付加モル数を示す。表1〜3に示す酸化染毛剤の第1剤及び第2剤は、それぞれ噴射剤としてLPGを混合したエアゾールタイプとしてエアゾール缶に充填することにより調製した。原液とLPGの質量比は、95:5とした。第1剤と第2剤は、それぞれ泡状組成物として吐出させ、第1剤と第2剤を1:1の質量比で混合して泡状の酸化染毛剤を調製した。
得られた酸化染毛剤を、黒毛及び白毛の毛束(10cmのビューラックス社製)(以下、単に毛束という。)に刷毛を用いて塗布し、30℃にて30分間放置した。次に、毛束に付着した酸化染毛剤を水ですすいだ後、毛束にシャンプー(シャンプー用組成物としてホーユー社製のビゲントリートメントシャンプー)を2回、及びリンス(リンス用組成物としてホーユー社製のビゲントリートメントリンス)を1回施した。なお、シャンプー用組成物及びリンス用組成物は、それぞれ処理毎に水で洗い流している。続いて、毛束を温風で乾燥した後、一日間放置した。
第2剤をエアゾール缶から泡状に吐出させた際の泡質(モッチリ感)及び発泡速度について、下記に示す方法により評価した。また、エアゾール缶に充填前の第2剤における製剤安定性について、下記に示す方法により評価した。また、染毛処理後の毛束の染毛性について、下記に示す方法により評価した。
(泡質(モッチリ感))
第2剤の泡質を、手で泡を触れた際の感覚及び見た目から判断されるモッチリ感として評価した。具体的には、25℃の条件下平らな板上に、各例の第2剤をエアゾール容器より3g吐出した。泡の形状及び手で触れた際の弾力をパネラー10名が観察(官能評価)し、下記基準にて評価した。泡の形状保持性・弾力性がともに非常に高いものを、優れる(5点)、形状保持性・弾力性ともに高いものを、良好(4点)、形状は保持しているが弾力性が高いとは言えないものを、可(3点)、形状保持性・弾力性ともにやや低いものを、やや不良(2点)、形状が保持されず弾力性が非常に低いものを、不良(1点)の5段階で採点した。各パネラーの採点結果について平均値を算出し、平均値が4.6点以上を「優れる:5」、3.6点以上4.6点未満を「良好:4」、2.6点以上3.6点未満を「可:3」、1.6点以上2.6点未満を「やや不良:2」、及び1.6点未満を「不良:1」とし、泡質評価1の結果とした。
(発泡速度)
第2剤の発泡速度を評価した。具体的には、まず25℃の条件下、30mLのプラスチック容器内(内径30mm×高さ55mm)に各例の第2剤をエアゾール容器より6g吐出した。吐出直後から泡の最上部が容器上端の高さに達するまで(満中になるまで)の時間を計測した。満中になるまでの時間が4秒未満を「優れる:5」、4秒以上8秒未満を「良好:4」、8秒以上12秒未満を「可:3」、12秒以上16秒未満を「やや不良:2」、及び16秒以上を「不良:1」とし、泡質評価2の結果とした。
(第2剤の製剤安定性)
乳液である第2剤の製剤安定性について、ガラス瓶に入れ、50℃で7日間放置した後、第2剤の分離状態をパネラー5名が目視にて下記基準にて評価することにより判断した。分離が全くないものを、優れる(5点)、分離がほとんどないものを、良好(4点)、分離がやや見られるものを、可(3点)、分離がやや多く見られるものを、やや不良(2点)、分離が多く見られるものを、不良(1点)の5段階で採点した。各パネラーの採点結果について平均値を算出し、平均値が4.6点以上を「優れる:5」、3.6点以上4.6点未満を「良好:4」、2.6点以上3.6点未満を「可:3」、1.6点以上2.6点未満を「やや不良:2」、及び1.6点未満を「不良:1」とし、評価結果とした。
(染毛性)
上記各例の染毛処理後の毛束の染毛性について、パネラー5名が標準光源下で目視にて、上記各例の染毛処理後の毛束の色合いについて、以下の基準で評価することにより、染毛性が優れるか否かについて判断した。優れる(5点)、良好(4点)、可(3点)、やや不良(2点)、及び不良(1点)の5段階で採点し、各パネラーの採点結果について平均値を算出し、平均値が4.6点以上を「優れる:5」、3.6点以上4.6点未満を「良好:4」、2.6点以上3.6点未満を「可:3」、1.6点以上2.6点未満を「やや不良:2」、及び1.6点未満を「不良:1」とし、評価結果とした。
表1,2に示されるように、各実施例は、各評価項目について可以上の結果であることが確認された。表2の実施例2及び実施例15に示されるように、両性界面活性剤を含有しない方が、特に発泡速度及び製剤安定性がより向上することが確認された。(A)成分の代わりにラノリンを含有する比較例1は、各実施例に対して、泡質(モッチリ感)の評価が劣ることが確認された。(A)成分を含有しない比較例2は、各実施例に対して、製剤安定性の評価が劣ることが確認された。
なお、上記各実施例から染料を除いた組成物をそれぞれ作製し、脱色・脱染剤として評価を行ったところ、泡質、発泡速度、製剤安定性及び脱色・脱染性について、上記各実施例と同等の評価が得られた。

Claims (4)

  1. エアゾール容器より泡状の剤として吐出され、アルカリ剤を含有する剤と混合して染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤として使用される酸化剤含有組成物であって、
    (A)炭化水素及び(B)酸化剤を含有する酸化剤含有組成物。
  2. 前記(A)炭化水素が流動パラフィンである請求項1に記載の酸化剤含有組成物。
  3. さらに(C)多価アルコールを含有する請求項1又は2に記載の酸化剤含有組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸化剤含有組成物の使用方法であって、
    前記酸化剤含有組成物をエアゾール容器より泡状の剤として吐出する工程、該泡状の剤を、アルカリ剤を含有する泡状の剤と混合し、染毛剤又は毛髪脱色・脱染剤を調製する工程、を含む酸化剤含有組成物の使用方法。
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