JP6716233B2 - 水性接着剤 - Google Patents
水性接着剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6716233B2 JP6716233B2 JP2015226778A JP2015226778A JP6716233B2 JP 6716233 B2 JP6716233 B2 JP 6716233B2 JP 2015226778 A JP2015226778 A JP 2015226778A JP 2015226778 A JP2015226778 A JP 2015226778A JP 6716233 B2 JP6716233 B2 JP 6716233B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl acetate
- parts
- water
- monomer
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
保護コロイドとしては、接着剤の耐水性および耐熱性の両方を満足するという観点から、アセトアセチル化ポリビニルアルコール(以下、適宜「AA化PVA」と称す)およびエチレン変性ポリビニルアルコール(以下、適宜「EVOH」と称す)を含むポリビニルアルコールを用いることが好ましい。AA化PVAは、例えば、ポリビニルアルコールとジケテンとを反応させて得られる変性ポリビニルアルコールである。AA化PVAのアセトアセチル化度は、0.05〜20モル%の範囲が好適である。市販品としては日本合成化学工業株式会社のゴーセネックス(登録商標)Zなどがある。AA化PVAを使用することによって、優れた耐水生効果が得られる。EVOHは、例えば、分子内にエチレン単位を1〜20モル%含有し、けん化度95モル%以上のビニルアルコール系重合体で、市販品として株式会社クラレのエクセバール(登録商標)などがある。EVOHを併用することにより、より耐水性が優れたものとなる。保護コロイドのポリビニルアルコールは、AA化PVAおよびEVOHのみから構成されてもよいが、AA化PVA、EVOHの他に、他の変性されていないポリビニルアルコール(未変性のポリビニルアルコール)を含んでいてもよい。未変性のポリビニルアルコールを併用することにより、酢酸ビニルモノマーの反応性を高めて、重合時間を短縮することができる。
保護コロイドは、酢酸ビニルモノマーの重合開始前または重合中に添加すればよい。
本発明では、酢酸ビニルモノマーが、または酢酸ビニルモノマーとアセトアセチル基を有するモノマーの組合せが、前記保護コロイドを用いた乳化重合に使用される。
酢酸ビニルモノマーと共重合するアセトアセチル基を有するモノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、アリルアルコール、メタクリルアルコール、2−ヒドロキシ−3−クロロプロピルメタクリレート、1,4−ブチレングリコールモノアクリレート、1,4−ブチレングリコールモノメタクリレート、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、ヒドロキシスチレンなどのアセトアセチル化物が挙げられる。これらアセトアセチル基を有するモノマーは、単独で使用しても、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本水性接着剤の乳化重合は、好ましくは連鎖移動剤の存在下で、重合が行われる。本発明の乳化重合や乳化共重合において用いられる連鎖移動剤は、重合の際、生成する重合体の分子量を適度に調節し、木材用接着剤として用いたときに、優れた濡れ性、および親和性を発揮して、接着力を強化する作用がある。本発明の重合では、必要に応じて、公知の反応助剤および重合開始剤などを用いてもよい。
連鎖移動剤としては、上記作用を有するものであれば特に限定されないが、例えば、メルカプタン系化合物やアルコール等を用いることができる。前記メルカプタン系化合物には、ブチルメルカプタン、オクチルメルカプタン、ラウリルメルカプタン、ベンゼンチオエタノール、オクチルチオグリコレート等のチオール、2−メルカプトエチルアルコール等のメルカプト基含有アルコール、β−メルカプトプロピオン酸、メルカプトコハク酸などのメルカプトカルボン酸等が含まれる。前記アルコールには、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、t−ブチルアルコール等のC1−C6程度の脂肪族アルコール、ベンジルアルコール等のC7−C13程度の芳香族アルコールなどが含まれる。これらは単独でまたは2種以上組み合わせて使用できる。例えば、メルカプタン系化合物とアルコールとを組み合わせて用いてもよい。
上述したように、酢酸ビニルモノマーの乳化重合または乳化共重合は、必要に応じて、任意に選択できる公知の反応助剤、重合開始剤などを用いることができる。これらは1種類または2種類以上を組み合わせて使用してよい。反応助剤の例としては、酒石酸、酢酸ナトリウム、および炭酸ナトリウムなどが好適である。重合開始剤の例としては、過酸化水素、過硫酸アンモニウム、および過硫酸ナトリウムなどが好適である。また、これらの水溶液も使用される。反応助剤の量は任意で選択することができ、例えば、前記酢酸ビニルモノマーの総量に対して、0.001〜0.5重量%であることが好ましく、0.01〜0.1重量%であることがより好ましい。重合開始剤の量も任意で選択することができ、例えば、前記酢酸ビニルモノマーの総量に対して、0.001〜0.5重量%であることが好ましく、0.005〜0.1重量%であることがより好ましい。
本水性接着剤は、金属化合物を含む。本発明で使用される特定の金属化合物としては、ベリリウム、ジルコニウム、チタニウム、クロム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、バリウム、ストロンチウム、アルミニウム、ビスマス、アンチモン、コバルト、鉄、ニツケル等の塩化物、酸化物、水酸化物、塩基性塩、酸性塩、中性塩、およびアミン複合体等が挙げられる。前記金属化合物が炭酸塩であることが好ましい。また金属化合物がカルシウム化合物であることも好ましい。例えば、カルシウムの塩化物、酸化物、水酸化物、塩基性塩、酸性塩、中性塩、およびアミン複合体などが好ましく例として挙げる事ができる。中でも充填剤としても働く炭酸カルシウムが特に好ましい。前記金属化合物の添加量は任意に選択されるが、酢酸ビニルエマルジョンの固形分100質量部に対して、5〜50質量部が好ましく、10〜40質量部がより好ましく、12〜35質量部が更に好ましく、特に好ましくは15〜25質量部である。金属化合物は任意の段階で添加されるが、乳化重合後に加えられることが好ましい。
本水性接着剤は、さらなる耐水性向上のためにシラン系カップリング剤を含む。シラン系カップリング剤は任意に選択できる。例として、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、ビニルトリクロルシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシランなどがあり、これらの1種を単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
これらシラン系カップリング剤の添加量は、酢酸ビニルエマルジョンの固形分100質量部に対して、0.01〜5質量部であることが好ましく、より好ましくは0.1〜3質量部である。シラン系カップリング剤は、前記の金属化合物添加後に添加することが好ましい。カップリング剤を添加することにより、金属化合物の疎水化と被膜構成時でのエマルジョンの架橋が進むことにより耐水性が向上するものと思われる。
本発明の接着剤は、酢酸ビニル系樹脂エマルジョンおよび金属化合物ならびにシラン系カップリング剤に加えて、顔料、増量剤、可塑剤、安定剤、防腐剤などを含んでいてもよい。
[参考例1]
AA化PVA(日本合成化学工業(株)製「ゴーセネックスZ−210」)37質量部およびEVOH((株)クラレ製「エクセバールRS−2117」)37質量部を水1203質量部に分散し、80℃にて1時間撹拌することにより溶解した。この水溶液に、反応助剤としての酒石酸10%水溶液3質量部と、開始剤としての過酸化水素1.4%水溶液1質量部と、を加えた。その後、酢酸ビニルモノマー1000質量部と、過酸化水素の1.4%水溶液5質量部と、連鎖移動剤としてのオクチルチオグリコレート2質量部と、を3時間で滴下して乳化重合を行った。重合後、そのまま80℃にて1時間熟成し、冷却後、金属化合物としての炭酸カルシウム粉末(平均粒子径2μm)200質量部を添加および攪拌して、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系水性接着剤(樹脂分50%)を得た。
モノマーとして、酢酸ビニルモノマー950質量部と2−アセトアセトキシエチルメタクリレート(AAEM)50質量部を使用した以外は、参考例1と同様にして、乳化共重合を行い、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系水性接着剤(樹脂分45%)を得た。
炭酸カルシウム添加後に、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシランであるエボニック社製ダイナシランGLYMO(商品名)1質量部を添加および攪拌した以外は、参考例1と同様にして、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系水性接着剤(樹脂分約50%)を得た。
実施例1において、モノマーに酢酸ビニルモノマー950質量部と2−アセトアセトキシエチルメタクリレート(AAEM)50質量部とし、乳化共重合を行い、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系水性接着剤(樹脂分51%)を得た。
AA化PVA(日本合成化学工業(株)製「ゴーセネックスZ−200」)140質量部を水1390質量部に分散し、80℃にて1時間撹拌することにより溶解した。この水溶液に、酒石酸の10%水溶液3質量部と、過酸化水素の1.4%水溶液1質量部と、を加えた。その後、酢酸ビニルモノマー1000質量部と、2−アセトアセトキシエチルメタクリレート(AAEM)50質量部と、過酸化水素の1.4%水溶液5質量部と、を3時間で滴下して乳化共重合を行った。重合後、そのまま80℃にて1時間熟成し、冷却後、塩化アルミニウムの20%水溶液420質量部を添加して、アセトアセチル基を有する酢酸ビニル樹脂エマルジョン系水性接着剤(樹脂分42%)を得た。
塩化アルミニウムを添加せず、乳化重合後冷却した後に、炭酸カルシウム粉末(平均粒子径2μm)を150質量部添加した以外は、比較例1と同様に、アセトアセチル基を有する酢酸ビニル樹脂エマルジョン系水性接着剤(樹脂分47%)を得た。
参考例1においてEVOH((株)クラレ製「エクセバールRS−2117」)をAA化PVA(日本合成化学工業(株)製「ゴーセネックスZ−210」)に変更し、AA化PVA74質量部とした以外は、参考例1と同様にして、酢酸ビニル樹脂エマルジョン系水性接着剤(樹脂分50%)を得た。
実施例および比較例の各水性接着剤の保存性および接着性能を、以下の試験方法により評価した。
500mlポリエチレン製広口瓶に入れた各水性接着剤300gを50℃恒温槽内に7日間静置し、その後23℃まで静置し、容器を傾けるとすぐに流れ出す状態を○、容器を傾けるとゆっくり動き、軽く振るだけで元に戻る状態を△、容器を傾けても動かないが攪拌すると元に戻る状態を×として評価した。
常温にて、2枚の300mm×150mmのブナ柾目材の片面に、接着剤を150g/m2ずつ均一に塗布して、貼り合わせた。堆積時間を30分間以内とし、その後1.0MPaで4時間圧締後常温にて7日間養生して、試験体を製造した。各試験体はDIN/EN204D3の試験法に従い、(1)常態に静置した後、および(2)室温水4日間浸漬した後、(3)室温水4日間浸漬後23℃−50%RHの恒温恒湿槽内で7日間静置した後、引張せん断試験にて接着力を測定した。具体的には、耐水性試験として、(1)常温1週間静置後の強度(10Mpa以上が可)、(2)常温1週間静置+20℃水中4日間放置後の強度(2Mpa以上が可)、(3)常温1週間静置+20℃水中4日間放置+常温1週間静置後の強度(8Mpa以上が可)を測定した。前記常温とは23℃−50%RHの条件下であることを意味する。
表1および2に、各水性接着剤の配合組成(表中の○は成分配合有りを示す)、および評価結果をまとめて示す。
Claims (6)
- アセトアセチル化ポリビニルアルコールおよびエチレン変性ポリビニルアルコールを含むポリビニルアルコール、を保護コロイドとして含有する、酢酸ビニルモノマーの乳化重合物または酢酸ビニルモノマーとアセトアセチル基を有するモノマーとの乳化共重合物である酢酸ビニル系樹脂エマルジョンと、
炭酸カルシウムと、
シラン系カップリング剤と、
を含有することを特徴とする水性接着剤。 - 前記炭酸カルシウムが、酢酸ビニル系樹脂エマルジョンの固形分100質量部に対して、5〜50質量部である請求項1に記載の水性接着剤。
- 前記酢酸ビニル系樹脂が、酢酸ビニルモノマーとアセトアセチル基を有するモノマーとの乳化共重体である、請求項1又は2に記載の水性接着剤。
- 前記アセトアセチル化ポリビニルアルコールおよび前記エチレン変性ポリビニルアルコールの配合比が、1:0.2〜5である、請求項1〜3のいずれかに記載の水性接着剤。
- 前記アセトアセチル化ポリビニルアルコールおよび前記エチレン変性ポリビニルアルコールの配合量が、酢酸ビニルモノマーの100質量部に対して、5質量部以上30質量部以下である、請求項1〜4のいずれかに記載の水性接着剤。
- 前記アセトアセチル基を有するモノマーの配合量が、酢酸ビニルモノマーの100質量部に対して、0.1質量部以上50質量部以下である請求項1〜5のいずれかに記載の水性接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015226778A JP6716233B2 (ja) | 2015-11-19 | 2015-11-19 | 水性接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015226778A JP6716233B2 (ja) | 2015-11-19 | 2015-11-19 | 水性接着剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017095552A JP2017095552A (ja) | 2017-06-01 |
JP6716233B2 true JP6716233B2 (ja) | 2020-07-01 |
Family
ID=58816756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015226778A Active JP6716233B2 (ja) | 2015-11-19 | 2015-11-19 | 水性接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6716233B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113321678B (zh) * | 2021-04-27 | 2023-01-13 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种硅烷偶联剂、水性丙烯酸酯贴合胶乳液及水性丙烯酸酯贴合胶 |
CN115368864B (zh) * | 2022-06-08 | 2023-08-25 | 有行鲨鱼(上海)科技股份有限公司 | 一种软木用水性拼板胶及其制备方法 |
-
2015
- 2015-11-19 JP JP2015226778A patent/JP6716233B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017095552A (ja) | 2017-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5869165B1 (ja) | 水性接着剤の製造方法 | |
JP5014993B2 (ja) | 水性分散液およびその製造方法、並びに組成物、接着剤およびコーティング剤 | |
JP6716233B2 (ja) | 水性接着剤 | |
JP2009514990A (ja) | 接着剤組成物 | |
JP4864366B2 (ja) | 水性エマルジョン組成物 | |
JP4828279B2 (ja) | 耐水性組成物 | |
JP4145466B2 (ja) | 合成樹脂エマルジョン粉末 | |
JPH0881664A (ja) | 接着剤 | |
JP2007238934A (ja) | 架橋性水性分散液組成物およびその製造方法、並びに接着剤およびコーティング剤 | |
JP2004300193A (ja) | 水性エマルジョン | |
JP2015189811A (ja) | 水性接着剤 | |
JP4647094B2 (ja) | 水性エマルジョン | |
JP3357710B2 (ja) | エマルジョン組成物 | |
JP2002371165A (ja) | 水性エマルジョン組成物およびその製造方法 | |
JP4739081B2 (ja) | 接着剤 | |
JP2004189891A (ja) | 水性エマルジョンの製造方法および接着剤 | |
JP2002256161A (ja) | 合成樹脂エマルジョン組成物 | |
JP2007270002A (ja) | 水性エマルジョンおよびその組成物 | |
JP3728485B2 (ja) | 水性エマルジョン組成物 | |
JP4628534B2 (ja) | 水性エマルジョン組成物 | |
JP2001072820A (ja) | 水性エマルジョン組成物 | |
JP3457492B2 (ja) | 水性接着剤 | |
JP2002348557A (ja) | 速硬化型水性接着剤 | |
JP3618539B2 (ja) | 組成物 | |
JPH11116925A (ja) | 室温架橋性樹脂エマルジョン組成物と該組成物を主材とする木工用接着剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181030 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190822 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20191021 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200610 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6716233 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |