JP6712675B2 - 共同溝一体型枠及びその使用方法 - Google Patents

Description

本発明は、都市における公共建築工事技術分野に関し、特に、共同溝一体型枠及びその使用方法に関する。

地下共同溝は、電力、通信、ガス、上・下水道等の幹線管を共同で収容する近代化の都市基盤である。共同溝は、都市景観を美化するだけでなく、都市道路の「掘り返し工事」を防止することもでき、現在の共同溝建設の最も普遍的な工法が現場打ち工法である。

従来の現場打ち工法で施工する時、非常に多くのアンカーボルト及びアンカーロープで支保する必要があり、この種の方法は、大量の労働力及び時間を必要とされ、施工の効率及び施工品質にも著しく影響する。現在中国の共同溝の建設は、飛躍的に発展し、従来の共同溝施工技術が共同溝の飛躍的な発展ニーズを満たしていなく、施工者に困惑をもたらしていた。

本発明は、上記従来技術の問題点を解決するため、共同溝一体型枠及びその使用方法を提供することを目的とする。

上記目的を達成するため、本発明は、以下の技術的解決策を提供する。
共同溝一体型枠であって、内型枠と外型枠とを含み、内型枠は、内支持枠と車輪と三角枠と水平方向に調整できるジャッキと垂直方向に調整できるジャッキと内型枠縦板と内型枠頂板と内型枠コーナーパネルと全方向に移動しうる車輪である全方向移動車輪とを含み；内支持枠は、縦支持板と頂部支持板とを含み、車輪が縦支持板の下端部に取り付けられ、三角枠が縦支持板の外側に設けられ、水平方向に調整できるジャッキが縦支持板及び三角枠に取り付けられ、内型枠縦板が水平方向に調整できるジャッキに取り付けられ、垂直方向に調整できるジャッキが頂部支持板の上方に取り付けられ、内型枠頂板が垂直方向に調整できるジャッキに取り付けられ、内型枠コーナーパネルがヒンジで内型枠頂板の両端にヒンジ結合され、内型枠コーナーパネルの先端部に内型枠縦板と連結するための連結ピンが設けられ、全方向移動車輪が内型枠縦板の下端部に取り付けられ；外型枠は、外型枠縦板と外型枠頂板と留め具と筋かいとを含み、外型枠頂板が２枚の外型枠縦板の上端につなぎ合わせ、留め具が外型枠頂板の両端部に取り付けられ、外型枠頂板と外型枠縦板を固定するために用いられ、筋かいが外型枠縦板の外側に取り付けられて外型枠縦板を支えるために用いられる。

本発明の更なる技術的解決策として、前記共同溝一体型枠は、内横材と内縦材とを更に含み、内横材が前記縦支持板を支持するために用いられ、内縦材が前記頂部支持板を支持するために用いられる。

本発明の更なる技術的解決策として、前記水平方向に調整できるジャッキ及び前記垂直方向に調整できるジャッキは、ベース部とジャッキヘッドとアジャストナットとを含み、その調整範囲が０〜３０ｃｍである。

本発明の更なる技術的解決策として、各側の縦支持板に４個の前記水平方向に調整できるジャッキが配置され、前記頂部支持板に４個の前記垂直方向に調整できるジャッキが配置される。

本発明の更なる技術的解決策として、前記縦支持板及び頂部支持板に予備口が設けられる。

上記共同溝一体型枠の使用方法は、
まず基礎処理を完成させ、粗面コンクリート下地を施し、共同溝の内蔵鉄筋の配筋及び鉄筋結束を終えて、共同溝の底版打設を終える支保準備ステップ１と、
内型枠の取り付け過程として、底版コンクリートを自然乾燥させて硬化した後、内支持枠を共同溝の鉄骨内に押し入れ、方向を共同溝の長さ方向と一致させ、水平方向に調整できるジャッキを縦支持板及び三角枠に溶接固定し、垂直方向に調整できるジャッキを頂部支持板に溶接固定し、内型枠縦板を水平方向に調整できるジャッキに溶接して固定し、内型枠頂板を垂直方向に調整できるジャッキに溶接して固定して水平方向に調整できるジャッキと垂直方向に調整できるジャッキを縮めた状態にさせ、内型枠縦板及び内型枠頂板を取り付けた後、予備口から水平方向に調整できるジャッキ及び垂直方向に調整できるジャッキで内型枠縦板及び内型枠頂板の位置を調整し、指定位置までに調整した後、内型枠コーナーパネルを外向きに４５度回転させ、内型枠縦板の上端と連結ピンで連結され、そして内横材及び内縦材を取り付け；外型枠の取り付け過程として、外型枠縦板を共同溝の鉄骨外の指定位置に取り付けた後、外型枠縦板の背面側に筋かいを取り付け；内型枠及び外型枠の取付けは、同時に実施或いは前後に実施する型枠の取り付けステップ２と、
上から外型枠内へコンクリートを打ち込み、打ち込みを終えた後、頂板コンクリートを平らにならしてから上に外型枠頂板を取り付け、その後留め具で外型枠頂板と外型枠縦板を固定する共同溝本体の打ち込みステップ３と、
内型枠の除荷及び前方移動過程として、頂板及び側壁のコンクリートが硬化した後、内横材及び内縦材を取り外し、連結ピンも取り外し、内型枠コーナーパネルを内向きに４５度回転させて内型枠縦板と内型枠コーナーパネルを分離させ、縦支持板の予備口から水平方向に調整できるジャッキのナットを回してその長さを縮小させ、内型枠縦板を内向きに移動させてコンクリートと分離させ、頂部支持板の予備口から垂直方向に調整できるジャッキのナットを回してその長さを縮小させ、内型枠頂板を下向きに移動させて頂板コンクリートと分離させ、そして内型枠に対し共同溝の長さ方向の横推力を加え、直線で内型枠を次の施工セクションに移り；外型枠の除荷及び前方移動過程として、頂板及び側壁のコンクリートが硬化した後、留め具を外し、外型枠頂板、筋かい及び外型枠縦板を取り外し、外型枠縦板、外型枠頂板及び筋かいを次の施工セクションに移し；内型枠及び外型枠の除荷及び前方移動は、同時に実施或いは前後に実施し；その後共同溝の施工が完了するまでステップ２を繰り返す型枠の除荷及び前方移動ステップ４と、
を含む。

従来技術に比べると、本発明の有利な効果として、本発明に係る一体的に移動できる共同溝一体型枠は、複数のアンカーボルトと複数の木板で構成された従来の支保システムを効果的に最適化させ、支保手順を簡略化し、施工効率もアップし；本発明に係る内型枠は、一体的に移動でき、現在の施工セクションの支保工を終えた後、従来の支保工材と同じように全てを解体する必要が無く、次の施工セクションに一体的に移動して直接支保でき；本発明の工法の操作は、簡単で施工効率も高く、大量の労働力及び時間を必要とせず、非常に大きな経済的便益をもたらし；本発明の支保用型枠は、従来の支保方法と同じように多くの小型型枠で構成されず、大型型枠で代替され、平面の平坦性も良好で、共同溝の施工品質を向上でき、共同溝の表面の防水性能を最適化できる。

共同溝一体型枠内の内型枠の内型枠コーナーパネルの初期位置における横断面図である。 共同溝一体型枠内の内型枠の内型枠コーナーパネルの取り付け位置における横断面図である。 共同溝一体型枠の横断面図である。 図３内のＡ―Ａ線の断面図である。 図３内のＢ―Ｂ線の断面図である。 内型枠コーナーパネル及び連結ピンを示す模式図である。 水平方向に調整できるジャッキ及び垂直方向に調整できるジャッキの構造を示す模式図である。

以下に、具体的実施形態を組み合わせて本発明の技術的解決策を詳細に説明する。

図１乃至図７に示すように、共同溝一体型枠であって、内型枠と外型枠とを含み、内型枠が共同溝の内表面を支えるために用いられ、かつ内型枠が共同溝内において一体的に移動でき、現在の施工セクションの支保工を終えた時、次の施工セクションへ一体的に移動でき、外型枠は共同溝の外表面を支えるために用いられ；前記内型枠は、内支持枠１と内横材２と内縦材３と車輪４と三角枠５と水平方向に調整できるジャッキ６と垂直方向に調整できるジャッキ７と内型枠縦板１０と内型枠コーナーパネル１１と内型枠頂板１２と全方向移動車輪１３とを含み、内支持枠１が縦支持板と頂部支持板とを含み、車輪４が縦支持板の下端部に取り付けられ、三角枠５が縦支持板の外側に設けられ、水平方向に調整できるジャッキ６が縦支持板及び三角枠５に取り付けられ、内型枠縦板１０が水平方向に調整できるジャッキ６に取り付けられ、垂直方向に調整できるジャッキ７が頂部支持板の上方に取り付けられ、内型枠頂板１２が垂直方向に調整できるジャッキ７に取り付けられ、前記水平方向に調整できるジャッキ６及び前記垂直方向に調整できるジャッキ７がベース部２６とジャッキヘッド２４とアジャストナット２５とを含み、その調整範囲が０〜３０ｃｍであり、内型枠縦板１０及び内型枠頂板１２が水平方向に調整できるジャッキ６及び垂直方向に調整できるジャッキ７で左右及び上下の位置を調整し；内型枠コーナーパネル１１は、ヒンジで内型枠頂板１２の両端にヒンジ結合され、内型枠コーナーパネル１１の先端部に内型枠縦板１０と連結するための連結ピン９が設けられ、全方向移動車輪１３が内型枠縦板１０の下端部に取り付けられ、かつ全方向移動車輪１３が３６０度自由に回転でき、内型枠縦板１０の位置を左右に調整する時、全方向移動車輪１３も左右に移動し、内支持枠１が水平移動された時全方向移動車輪１３も一緒に水平移動し、全方向移動車輪１３が耐力の役目を果たすだけではなく、内型枠縦板１０の左右や前後の摺動も補助でき；内支持枠１の縦支持板及び頂部支持板に各々辺長０．５ｍの方形予備口８が設けられ、水平方向に調整できるジャッキ６及び垂直方向に調整できるジャッキ７に対し伸縮調整した時、作業員は、予備口８から操作でき、内型枠コーナーパネル１１が実際の工事要求に基づいて特注する長尺状木板であり、その幅が３０〜６０ｃｍの範囲であり、ヒンジで内型枠頂板１２の両端に設けられ、内型枠頂板７の両端に対し回動自在でき、共同溝の内側を支保する時、内型枠コーナーパネル１１を外側に向けて４５度回転して内型枠縦板１０の上端と結合させ、内型枠コーナーパネル１１の下端に連結ピン９が設けられ、内型枠縦板１０と内型枠コーナーパネル１１が連結ピン９を通じて緊結され；外型枠は、外型枠縦板１４と外型枠頂板１５と留め具１６と筋かい１７とを含み、外型枠頂板１５が２枚の外型枠縦板１４の上端につなぎ合わせ、留め具１６が外型枠頂板１５の両端部に取り付けられ、コンクリートの打ち込みが終了した後外型枠縦板１４と外型枠頂板１５は留め具１６で一緒に固定され；筋かい１７は、外型枠縦板１４の外側に取り付けられ、外型枠縦板１４を支持するために用いられる。内支持枠１の幅は、１．５〜３．５ｍ、高さが１．５〜２．５ｍ、共同溝内の幅が２〜４ｍ程度、内高が２〜３ｍであり、具体的な寸法は実際の工事によって取り、一体型枠の長さが実際の状況に応じて４〜６ｍに設定でき、５ｍを取ることが好ましく、２〜４セットの一体型枠を一緒に使用すると、ちょうど１個の打継目の距離を支保できる。

前記共同溝一体型枠の使用方法は、具体的に次のステップがある。
支保準備ステップ１：まず基礎処理を完成させ、厚さ２０ｃｍの粗面コンクリート下地２１を施し、共同溝の内蔵鉄筋の配筋及び鉄筋結束を終えて、共同溝の底版２０打設を終え；
型枠の取り付けステップ２：内外型枠の取り付けは、同時に実施でき、前後に実施してもよく、互いに独立しており、相互に干渉せず、以下に各々詳細に説明し；内型枠の取り付け過程として、底版コンクリート２０を自然乾燥させて硬化した後、内支持枠１を共同溝の鉄骨内に押し入れ、方向を共同溝の長さ方向と一致させ、水平方向に調整できるジャッキ６及び垂直方向に調整できるジャッキ７を各自の指定位置に取り付けられて溶接して固定させ、内型枠縦板１０及び内型枠コーナーパネル１１付きの内型枠頂板１２を水平方向に調整できるジャッキ６及び垂直方向に調整できるジャッキ７的ジャッキヘッド２４に取り付けて溶接して固定させ、水平方向に調整できるジャッキ６及び垂直方向に調整できるジャッキ７を縮めた状態にさせ、内型枠縦板１０及び内型枠頂板１２を取り付けた後、予備口８から水平方向に調整できるジャッキ６及び垂直方向に調整できるジャッキ７で内型枠縦板１０及び内型枠頂板１２の位置を調整し、指定位置までに調整した後、内型枠コーナーパネル１１を外向きに４５度回転させ、内型枠縦板１０の上端と連結ピン９で連結され、最後に内横材２及び内縦材３を取り付け；外型枠の取り付け過程として、外型枠縦板１４を指定位置に取り付けた後、外型枠縦板１４の背面側に筋かい１７を取り付け；外型枠頂板１５は、後で取り付け；
共同溝本体の打ち込みステップ３：筋かい１７の取り付けが完了した後、上からコンクリートを打ち込み、打ち込みを終えた後、頂板コンクリートを平らにならしてから外型枠頂板１５を取り付け、最後に留め具１６で固定し；
型枠の除荷及び前方移動ステップ４：内、外型枠の除荷及び前方移動は、同時に実施でき、前後に実施してもよく、互いに独立しており、相互に干渉せず、以下に各々詳細に説明し；内型枠の除荷及び前方移動過程として、コンクリートが硬化した後、内横材２及び内縦材３を取り外し、連結ピン９も取り外し、内型枠コーナーパネル１１を内向きに４５度回転させて内型枠縦板１０と内型枠コーナーパネル１１を分離させ、予備口８から水平方向に調整できるジャッキ６のアジャストナット２５を回してその長さを縮小させ、内型枠縦板１０を内向きに移動させてコンクリートと分離させ、同様に予備口８から垂直方向に調整できるジャッキ７のアジャストナット２５を回して内型枠頂板１２を下向きに移動させてコンクリートと分離させ、最後に内型枠に対し共同溝の長さ方向の横推力を加え、直線で内型枠を次の施工セクションに移り；外型枠の除荷及び前方移動過程として、コンクリートが硬化した後、留め具１６を外し、外型枠頂板１５、筋かい１７を取り外し、最後に外型枠縦板１４を取り外し、外型枠縦板１４、外型枠頂板１５及び筋かい１７を次の施工セクションに移し；その後共同溝の施工が完了するまでステップ２を繰り返す。

上記共同溝一体型枠及びその使用方法の型枠の一体性が良好で、使用しても簡単で、共同溝への連続施工を実現できる。本発明は、バラバラの木板及びアンカーボルトに代替でき、取り付け及び除荷の時間を効果的に節約でき、施工効率も大幅に向上できる。本発明の一体性及び平坦性は、従来の型枠より優れ、共同溝の施工品質を向上し、共同溝の表面の防水性能も最適化する。

本発明は、上記例示的な実施例の詳細に限られず、かつ本発明の精神又は基本的特徴から逸脱することなく、その他の具体的な形態で本発明を実現できることが、当業者には、明らかとなろう。よって、どの視点からみるかどうかを問わず、均しく実施例を例示的かつ非限定的なものと見なし、本発明の範囲は上記説明ではなく、添付する特許請求の範囲で限定されるため、特許請求の範囲の均等要件の意味及び範囲内に入る全ての変化を本発明内に網羅することを目的とする。特許請求の範囲内のいかなる添付図面の符号は関わる特許請求の範囲を制限すると見なす。

また、本明細書は、実施形態に基づいて記述したが、各実施形態が１つの独立した技術的解決策のみを含むことはない。明細書のこのような記述方式は、本発明の技術内容を明らかにするものであって、当業者が明細書を一体として見なし、実施例内の技術的解決策も適切な組み合わせを経て当業者が理解できるその他の実施形態を形成できる。

１ 内支持枠
２ 内横材
３ 内縦材
４ 車輪
５ 三角枠
６ 水平方向に調整できるジャッキ
７ 垂直方向に調整できるジャッキ
８ 予備口
９ 連結ピン
１０ 内型枠縦板
１１ 内型枠コーナーパネル
１２ 内型枠頂板
１３ 全方向移動車輪
１４ 外型枠縦板
１５ 外型枠頂板
１６ 留め具
１７ 筋かい
１８ 共同溝の頂板
１９ 共同溝の側壁
２０ 共同溝の底版
２１ 共同溝の下地
２４ ジャッキヘッド
２５ アジャストナット
２６ ベース部

Claims (6)

1. 共同溝一体型枠であって、内型枠と外型枠とを含み、前記内型枠は、内支持枠と車輪と三角枠と水平方向に調整できるジャッキと垂直方向に調整できるジャッキと内型枠縦板と内型枠頂板と内型枠コーナーパネルと全方向に移動しうる車輪である全方向移動車輪とを含み；前記内支持枠は、縦支持板と頂部支持板とを含み、前記車輪が前記縦支持板の下端部に取り付けられ、前記三角枠が前記縦支持板の外側に設けられ、前記水平方向に調整できるジャッキが前記縦支持板及び前記三角枠に取り付けられ、前記内型枠縦板が前記水平方向に調整できるジャッキに取り付けられ、前記垂直方向に調整できるジャッキが前記頂部支持板の上方に取り付けられ、前記内型枠頂板が前記垂直方向に調整できるジャッキに取り付けられ、前記内型枠コーナーパネルがヒンジで前記内型枠頂板の両端にヒンジ結合され、前記内型枠コーナーパネルの先端部に前記内型枠縦板と連結するための連結ピンが設けられ、全方向移動車輪が前記内型枠縦板の下端部に取り付けられ；前記外型枠は、外型枠縦板と外型枠頂板と留め具と筋かいとを含み、前記外型枠頂板が２枚の前記外型枠縦板の上端につなぎ合わせ、前記留め具が前記外型枠頂板の両端部に取り付けられ、前記外型枠頂板と前記外型枠縦板を固定するために用いられ、前記筋かいが前記外型枠縦板の外側に取り付けられて前記外型枠縦板を支えるために用いられることを特徴とする、共同溝一体型枠。
2. 内横材と内縦材とを更に含み、前記内横材は、前記縦支持板を支持するために用いられ、前記内縦材が前記頂部支持板を支持するために用いられることを特徴とする、請求項１に記載の共同溝一体型枠。
3. 前記水平方向に調整できるジャッキ及び前記垂直方向に調整できるジャッキは、ベース部とジャッキヘッドとアジャストナットとを含み、その調整範囲が０〜３０ｃｍであることを特徴とする、請求項１に記載の共同溝一体型枠。
4. 各側の縦支持板に４個の前記水平方向に調整できるジャッキが配置され、前記頂部支持板に４個の前記垂直方向に調整できるジャッキが配置されることを特徴とする、請求項１に記載の共同溝一体型枠。
5. 前記縦支持板及び頂部支持板に予備口が設けられることを特徴とする、請求項１に記載の共同溝一体型枠。
6. 請求項１〜５に記載の共同溝一体型枠の使用方法であって、
   まず基礎処理を完成させ、粗面コンクリート下地を施し、共同溝の内蔵鉄筋の配筋及び鉄筋結束を終えて、共同溝の底版打設を終える支保準備ステップ１と、
   内型枠の取り付け過程として、底版コンクリートを自然乾燥させて硬化した後、内支持枠を共同溝の鉄骨内に押し入れ、方向を共同溝の長さ方向と一致させ、水平方向に調整できるジャッキを縦支持板及び三角枠に溶接固定し、垂直方向に調整できるジャッキを頂部支持板に溶接固定し、内型枠縦板を前記水平方向に調整できるジャッキに溶接して固定し、内型枠頂板を前記垂直方向に調整できるジャッキに溶接して固定して前記水平方向に調整できるジャッキと前記垂直方向に調整できるジャッキを縮めた状態にさせ、前記内型枠縦板及び前記内型枠頂板を取り付けた後、予備口から前記水平方向に調整できるジャッキ及び前記垂直方向に調整できるジャッキで前記内型枠縦板及び前記内型枠頂板の位置を調整し、指定位置までに調整した後、内型枠コーナーパネルを外向きに４５度回転させ、前記内型枠縦板の上端と連結ピンで連結され、そして内横材及び内縦材を取り付け；外型枠の取り付け過程として、外型枠縦板を共同溝の鉄骨外の指定位置に取り付けた後、前記外型枠縦板の背面側に筋かいを取り付け；前記内型枠及び前記外型枠の取付けは、同時に実施或いは前後に実施する型枠の取り付けステップ２と、
   上から前記外型枠内へコンクリートを打ち込み、打ち込みを終えた後、頂板コンクリートを平らにならしてから上に前記外型枠頂板を取り付け、その後留め具で前記外型枠頂板と前記外型枠縦板を固定する共同溝本体の打ち込みステップ３と、
   前記内型枠の除荷及び前方移動過程として、前記頂板及び側壁のコンクリートが硬化した後、前記内横材及び前記内縦材を取り外し、前記連結ピンも取り外し、前記内型枠コーナーパネルを内向きに４５度回転させて前記内型枠縦板と前記内型枠コーナーパネルを分離させ、前記縦支持板の前記予備口から前記水平方向に調整できるジャッキのナットを回してその長さを縮小させ、前記内型枠縦板を内向きに移動させてコンクリートと分離させ、前記頂部支持板の予備口から前記垂直方向に調整できるジャッキのナットを回してその長さを縮小させ、前記内型枠頂板を下向きに移動させて前記頂板コンクリートと分離させ、そして前記内型枠に対し共同溝の長さ方向の横推力を加え、直線で前記内型枠を次の施工セクションに移り；前記外型枠の除荷及び前方移動過程として、前記頂板及び前記側壁のコンクリートが硬化した後、前記留め具を外し、前記外型枠頂板、前記筋かい及び前記外型枠縦板を取り外し、前記外型枠縦板、前記外型枠頂板及び前記筋かいを次の施工セクションに移し；前記内型枠及び前記外型枠の除荷及び前方移動は、同時に実施或いは前後に実施し；その後共同溝の施工が完了するまでステップ２を繰り返す型枠の除荷及び前方移動ステップ４と、
   を含むことを特徴とする、共同溝一体型枠の使用方法。
   

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