JP3166899B2 - ケーソン構築用の内型枠及びそのリフトアップ方法 - Google Patents

ケーソン構築用の内型枠及びそのリフトアップ方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーソンのように
内部に隔壁で区画された多数の中空室を有するコンクリ
ート構造体を構築するのに用いる内型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】図21及び図22にケーソン工による防
波堤基礎構造を示し、ケーソン50は内部に隔壁51で
区画された多数の中空室52を有するものであり、地上
のケーソン構築ヤードで構築される。
【0003】ケーソン50は、船で予め海底面に造成さ
れた基礎捨石よりなるマウンド53上部に曵航され、そ
の中空室52内に中詰砕石54を投入することによりマ
ウンド53上に設置される。基礎捨石よりなるマウンド
53上をブロック55で被覆し、また中詰砕石54を投
入したケーソン50の中空室52の上部をコンクリート
56で塞ぎその上部に上部コンクリート57を打設す
る。これにより港外Aと港内Bとの間に防波堤Cが構築
される。
【0004】ところで、前記のケーソンを構築するに
は、平板状の外型枠と中空室の隔壁を形成する四角形状
の内型枠が用いられ、外型枠と内型枠及び内型枠相互間
に網鉄筋(鉄筋篭)を建込み、コンクリートを打設し養
生後、脱型し次位の位置に外型枠及び内型枠をリフトア
ップするものであるが、外型枠の脱型及びリフトアップ
は比較的容易であるが、内型枠は、四辺の型枠面板より
なる四角形状のものであるので、脱型及びリフトアップ
に手間取るものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、ケーソンのように内部に隔壁で区画された多数の中
空室を有するコンクリート構造体を構築する内型枠にお
いて、脱型及びリフトアップを容易に行うことの出来る
内型枠及びそのリフトアップ方法を提供することを目的
とするものである。
【0006】また、本発明は、内型枠に開閉屋根を設け
て、コンクリートを雨養生することも本発明の目的とす
るところである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内部に
隔壁で区画された多数の中空室を有するコンクリート構
造体を構築するためのケーソン構築用の内型枠におい
て、ケーソンを形成する隔壁(T)を構築すべき箇所に
昇降用ラック付のポスト(3)が立設され、そして水平
調整装置(2)を備えたペデスタル(1)が設置され、
そのポスト(3)に沿って下段昇降装置(5)により昇
降する下段足場(4)および上段昇降装置(7)により
昇降する上段足場(6)が設けられ、それらの下段足場
(4)および上段足場(6)は連結ロッド(8)により
着脱可能にピン連結されており、前記下段足場(4)お
よび上段足場(6)にはそれぞれ型枠(13)を着脱可
能に固定支持するための型枠支持機構(9、10)を備
え、型枠(13)は板状の4枚の標準型枠(14)と対
角線上の少なくとも2個のキー型枠(15)とからなる
四角形状のものであり、前記キー型枠(15)を脱型す
るためのキー型枠脱型シリンダ(11)とキー型枠脱型
アーム(12)を備え、さらに標準型枠(14)を内側
に縮めて脱型するための前後方向シリンダ(21)およ
び左右方向シリンダ(22)を備えている。
【0008】また、本発明によれば、内部に隔壁で区画
された多数の中空室を有するコンクリート構造体を構築
するためのケーソン構築用の内型枠のリフトアップ方法
において、水平調整装置(2)を備えたペデスタル
(1)に立設したラック付ポスト(3)に沿って上段昇
降装置(7)及び下段昇降装置(5)により昇降する上
段足場(6)及び下段足場(4)を備え、両足場(4、
6)は着脱可能な連結ロッド(8)で連結され、前記上
段足場(6)と下段足場(4)とに型枠支持機構(9、
10)により型枠(13)が着脱可能に支持され、その
型枠(13)は板状の4枚の標準型枠(14)と対角線
上の少なくとも2個のキー型枠(15)とからなる四角
形状のものである内型枠を準備し、コンクリートの養生
を終えたらば下段足場(4)から型枠(13)を固定し
ている固定アンカー(20)を取外してジャッキボルト
(19)を緩め、標準型枠(14)とキー型枠(15)
との固定機構を取外し、上段足場(6)のフレームに固
定されているキー型枠脱型シリンダ(11)を作動して
キー型枠(15)を脱型し、型枠支持機構(9、10)
の固定機構を緩めて型枠支持機構(9、10)の前後方
向シリンダ(21)および左右方向シリンダ(22)を
作動して型枠(13)を脱型し、標準型枠(14)およ
びキー型枠(15)を脱型した状態で下段昇降装置を駆
動して昇降装置(5、7)とそれに固定されている型枠
(13)を昇降させ、標準型枠(14)を拡張して型枠
(13)をジャッキボルト(19)で建調整後アンカー
ボルト(20)で固定し、そしてキー型枠(15)をセ
ットして標準型枠(14)と接合するようになってい
る。
【0009】
【0010】キー型枠をキー型枠脱型シリンダとキー型
枠脱型アームとにより脱型し、また標準型枠を型枠支持
機構の前後方向調整シリンダ及び左右方向調整シリンダ
により内側に縮めて脱型し、内型枠の脱型を入力を要せ
ず行うことができる。
【0011】また、ラック付ポストに沿って上段及び下
段昇降装置により昇降する上段足場と下段足場とに型枠
支持機構により内型枠を支持することで内型枠をリフト
アップすることができる。
【0012】また、内型枠をアンカーボルトにより固定
し内型枠を内足場昇降フレームから外すことで内足場の
みを昇降することができる。
【0013】また、上段足場に設けた開閉屋根によりコ
ンクリートの雨養生がなされる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は矩形ケーソンを構築する矩
形ケーソン部内型枠を示し、また図2は台形ケーソンを
構築する台形ケーソン部内型枠を示し、型枠の形状に差
異があるが他には実質上差異はなく、両図面を合せ説明
する。
【0015】ケーソンを形成する隔壁Tを構築すべき箇
所に水平調整装置2を備えたペデスタル1を設置し、昇
降用ラック付のポスト3を立設する。ポスト3に沿って
下段昇降装置(固定機能を有している)(主動側)5に
より昇降する下段足場4及び上段昇降装置(固定機能を
有している)(従動側)7により昇降する上段足場6
(型枠の内側構造を示すために図示は省略)が設けられ
ており、両足場4、6は連結ロッド8により着脱可能に
ピン連結されている。
【0016】内型枠13は、詳細を後述するが板状の4
枚の標準型枠14と対角線上の少なくとも2個のキー型
枠15とからなる四角形状のものであり、主として示す
標準型枠14は、型枠フレームとなる型枠縦端太16と
型枠横端太17及び型枠面板18とからなるものであ
る。
【0017】下段足場4及び上段足場6は夫々型枠支持
機構9(上部)、10(下部)を備えており、型枠支持
機構9、10は前後(左右)方向調整シリンダとクサビ
等の固定機構とからなるものであり、前後(左右)方向
調整シリンダで建調整し、クサビで型枠13を固定し支
持する。
【0018】型枠13のフレームを構成する型枠縦端太
16には縦調整の型枠ジャッキボルト19が設けられて
おり、また型枠13を固定するアンカーボルト20及び
ダミーボルト(図示せず)が設けられている。
【0019】内型枠13は隔壁Tを構築するにつれ順次
リフトアップされるものであり、その操作手順を図3な
いし図7にしたがい説明する。
【0020】下段足場4から型枠13を固定している型
枠フレーム16の固定アンカー20及びダミーボルト2
1を取外し、ジャッキボルト19を緩める。また、標準
型枠14とキー型枠15の固定機構であるクサビを取外
す(型枠固定アンカー取外し行程、図3) 上段足場6のフレームに固定されているキー型枠脱型シ
リンダ11を作動しキー型枠脱型アーム12により対角
線上の2個のキー型枠15、15を脱型する(コーナー
部キー型枠引抜き行程、図4)。
【0021】型枠支持機構9、10の固定機構であるク
サビを緩め前後方向シリンダ21及び左右方向シリンダ
22を作動して型枠13を内側に縮め脱型する(型枠脱
型行程、図5)。
【0022】標準型枠14及びキー型枠15を脱型した
状態で下段昇降装置5を駆動し、昇降装置5、7(足場
4、6)とそれに固定されている型枠13を上昇させる
(型枠リフトアップ行程、図6)。
【0023】標準型枠14を拡張し、ジャッキボルト1
9で縦調整後、型枠フレーム16をアンカーボルト20
により固定する。また、キー型枠15をセットし、標準
型枠14と接合する(型枠固定行程、図7)。
【0024】図8及び図9に内型枠足場作業を示し、図
8は型枠コンクリート作業時を示し、また図9は鉄筋建
込、その他の作業時を示す。
【0025】型枠13の固定後、下段及び上段の昇降足
場4、6は連結ロッド8を外し独立して昇降し2段足場
となる。鉄筋建込み時、足場あるいは型枠で鉄筋を支持
し、正対する足場でラップ部を施工する。
【0026】図10に隔壁部開閉屋根を示し、上段足場
6の昇降フレームに屋根用ポスト24を立設し内型枠昇
降足場開閉屋根23A、23Bを設ける。
【0027】図11に開閉屋根の平面配置例を示し、2
3Aは内型枠昇降足場イの開閉屋根、23Bは同ロの開
閉屋根である。また、25は外型枠昇降足場の開閉屋根
である。
【0028】図示のように、隔壁部屋根は、内型枠昇降
装置毎に、4面のうち正対する2面に開閉屋根23A、
23Bをかけ、隣接ブロックを90°回転する方向に屋
根がけする。平面的には「イチマツ」模様に配設するこ
とにより全エリアをカバーする。
【0029】図12ないし図20に前記の内型枠を用い
てケーソンを構築する施工手順を示し、台形ケーソンの
構築への適用例であり、図12において、30は外足場
の昇降用ラック付ポスト、31は下段足場、32は上段
外足場、33は下段外足場昇降装置、34は上段外足場
昇降装置、35は外型枠であり、また3は前記の内足場
の昇降用ラック付ポスト、6は上段内足場、13Aは内
型枠のA群、Bは同B群である。
【0030】まず、図13ないし図15にしたがい剥離
材塗布要領について説明する。
【0031】外型枠35を固定する固定アンカーを外
し、脱型する。外型枠35を連結した状態で外足場昇降
フレームを上昇する。内型枠13の上段足場6より外型
枠35の内面に剥離材を塗布する。外型枠35を下降
し、再び固定する。同時に台形ケーソンの場合、次ロッ
ド内型枠の寸法に合せ、余分な型枠足場を抜き縮めてお
く(外型枠剥離材塗布行程、図13)。
【0032】内型枠A群13Aの固定アンカーを外し、
脱型する。内型枠A群13Aを連結した状態で内足場昇
降フレームを上昇する。外型枠35及び内型枠B群13
Bの上段足場により内型枠A群13Aの内面に剥離材を
塗布する(内型枠A群剥離材塗布行程、図14)。
【0033】内型枠A群13Aと同様の要領で内型枠B
群13Bの内面に剥離材を塗布する。塗布後下降せず次
ロッドに固定する(内型枠B群剥離材塗布行程、図1
5)。次に、図16ないし図18にしたがい鉄筋建込・
型枠リフトアップ要領について説明する。
【0034】内型枠A群13Aを内足場昇降フレームか
ら外し、内足場6のみを上昇する。クレーンにて網鉄筋
(鉄筋篭)40を建込み、内足場6により、玉掛け作業
及びラップ部施工を行う。鉄筋作業終了後、足場6を下
降する。内足場昇降フレームに内型枠A群13Aを連結
し、内型枠A群13Aの固定用アンカーボルトを外す
(隔壁部・網鉄筋(鉄筋篭)建込行程、図16)。
【0035】内型枠A群13Aをリフトアップし次ロッ
ドに固定する(内型枠A群リフトアップ行程、図1
7)。
【0036】外型枠35を外足場昇降フレームから外
し、外足場32のみを上昇する。クレーンにて鉄筋篭4
0を建込み、外足場32から玉掛け作業及びラップ部施
工を行う。傾斜面の鉄筋篭40の自重の水平分力は内型
枠13A、13Bを介しフレームにて負担する。鉄筋篭
40の建込終了後、足場32を下降する(側壁鉄筋建込
行程、図18)。
【0037】次に、図19及び図20にしたがい外型枠
リフトアップ・コンクリート打設要領について説明す
る。
【0038】外足場昇降フレームに外型枠35を連結す
る。次ロッドまで上昇し型枠35を縦調整し、固定す
る。外足場昇降フレームから外型枠35の連結を外す
(外型枠リフトアップ行程、図19)。
【0039】図20において、41はコンクリートメイ
ン配管、42は伸縮立配管、43はディストリビュータ
昇降装置(足場兼用)、44はバイブレータ懸架部、4
5はコンクリートポンプ、46はアジテータカー、47
は制御表示装置である。
【0040】予めセットしている内・外上段上の配管、
バルブ、制御ケーブルのチェックを行い、さらに内型枠
足場間の配管、制御ケーブルの接続を行う。また、ロッ
ド高さ分の立配管の延長、バイブレータのセットを行う
(コンクリート打設段取行程、図20)。
【0041】コンクリートの打設は複数のコンクリート
ポンプが独立した各々配管系列を持ち5〜10cm間隔
で吐出弁を介しコンクリート打設する。コンクリートデ
ィストリビュータは複数の系列のコンクリート打設ライ
ンを1台の制御装置により各々のコンクリート流量を検
知しながら、最適のモードでコンクリートを自動的に分
配し表示する。コンクリート打設天端の上昇に伴い、デ
ィストリビュータ、バイブレータ等と共に吐出口を足場
毎上昇する(コンクリート打設行程、図20)。次いで
コンクリート養生を行う。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、内型枠は、板状の4枚
の標準型枠と対角線上の少なくとも2個のキー型枠とか
らなる四角形状のものであり、キー型枠をキー型枠脱型
シリンダとキー型枠脱型アームとにより脱型し、また標
準型枠を型枠支持機構の前後方向調整シリンダ及び左右
方向調整シリンダにより内側に縮めて脱型するものであ
るので、内型枠の脱型に入力を要せず容易に脱型できる
ものであり、またラック付ポストに沿って上段昇降装置
及び下段昇降装置により昇降する上段足場と下段足場と
に型枠支持機構により内型枠を支持することで内型枠は
リフトアップし、内型枠を容易にリフトアップすること
ができ、さらに内型枠をアンカーボルトにより固定し内
型枠を内足場昇降フレームから外すことで内足場のみを
昇降することができ、その内足場により網鉄筋の建込
み、玉掛け作業、ラップ部施工等を行うことができる。
【0043】また、上段足場に開閉屋根を設けることに
よりコンクリートの雨養生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】矩形ケーソン部内型枠の斜視図。
【図2】台形ケーソン部内型枠の斜視図。
【図3】内型枠リフトアップ操作手順を示し型枠固定ア
ンカー取外し行程図。
【図4】コーナー部キー型枠引抜行程図。
【図5】型枠部脱型行程図。
【図6】型枠リフトアップ行程図。
【図7】型枠固定行程図。
【図8】内型枠足場作業における型枠コンクリート作業
時の斜視図。
【図9】鉄筋建込・その他作業時の斜視図。
【図10】隔壁部開閉屋根を備えた内型枠の斜視図。
【図11】開閉屋根平面配置図。
【図12】ケーソン構築施工手順を示す斜視図。
【図13】外型枠剥離材塗布行程図。
【図14】内型枠A群剥離材塗布行程図。
【図15】内型枠B群剥離材塗布行程図。
【図16】図12の隔壁部・網鉄筋建込み行程図。
【図17】内型枠A群リフトアップ行程図。
【図18】側壁鉄筋建込行程図。
【図19】外型枠リフトアップ行程図。
【図20】コンクリート養生行程図。
【図21】ケーソン工法により構築する防波堤基部断面
図。
【図22】図21のX−X線断面図。
【符号の説明】
1・・・ペデスタル 2・・・水平調整装置 3・・・昇降用ラック付ポスト 4・・・下段足場 5・・・下段昇降装置 6・・・上段足場 7・・・上段昇降装置 8・・・連結ロッド 9・・・型枠支持機構(上部) 10・・・型枠支持機構(下部) 11・・・キー型枠脱型シリンダ 12・・・キー型枠脱型アーム 13・・・内型枠 14・・・標準型枠 15・・・キー型枠 16・・・型枠縦端太 17・・・型枠横端太 18・・・型枠面板 19・・・型枠ジャッキボルト 20・・・アンカーボルト 21・・・前後方向調整シリンダ 22・・・左右方向調整シリンダ 23・・・隔壁部開閉屋根 24・・・ポスト 25・・・外型枠昇降足場開閉屋根 30・・・昇降用ラック付ポスト 31・・・下段外足場 32・・・上段外足場 33・・・下段外足場昇降装置 34・・・上段外足場昇降装置 35・・・外型枠 40・・・鉄筋篭 41・・・コンクリート配管 42・・・伸縮立配管 43・・・ディストリビュータ昇降装置 44・・・バイブレータ懸架部 45・・・コンクリートポンプ 46・・・アジテータカー 47・・・制御表示装置 50・・・ケーソン 51・・・隔壁 52・・・中空室 53・・・基礎捨石 54・・・中詰砕石 55・・・被覆ブロック 56・・・コンクリート 57・・・上部コンクリート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に隔壁で区画された多数の中空室を
    有するコンクリート構造体を構築するためのケーソン構
    築用の内型枠において、ケーソンを形成する隔壁(T)
    を構築すべき箇所に昇降用ラック付のポスト(3)が立
    設され、そして水平調整装置(2)を備えたペデスタル
    (1)が設置され、そのポスト(3)に沿って下段昇降
    装置(5)により昇降する下段足場(4)および上段昇
    降装置(7)により昇降する上段足場(6)が設けら
    れ、それらの下段足場(4)および上段足場(6)は連
    結ロッド(8)により着脱可能にピン連結されており、
    前記下段足場(4)および上段足場(6)にはそれぞれ
    型枠(13)を着脱可能に固定支持するための型枠支持
    機構(9、10)を備え、型枠(13)は板状の4枚の
    標準型枠(14)と対角線上の少なくとも2個のキー型
    枠(15)とからなる四角形状のものであり、前記キー
    型枠(15)を脱型するためのキー型枠脱型シリンダ
    (11)とキー型枠脱型アーム(12)を備え、さらに
    標準型枠(14)を内側に縮めて脱型するための前後方
    向シリンダ(21)および左右方向シリンダ(22)を
    備えることを特徴とするケーソン構築用の内型枠。
  2. 【請求項2】 内部に隔壁で区画された多数の中空室を
    有するコンクリート構造体を構築するためのケーソン構
    築用の内型枠のリフトアップ方法において、水平調整装
    置(2)を備えたペデスタル(1)に立設したラック付
    ポスト(3)に沿って上段昇降装置(7)及び下段昇降
    装置(5)により昇降する上段足場(6)及び下段足場
    (4)を備え、両足場(4、6)は着脱可能な連結ロッ
    ド(8)で連結され、前記上段足場(6)と下段足場
    (4)とに型枠支持機構(9、10)により型枠(1
    3)が着脱可能に支持され、その型枠(13)は板状の
    4枚の標準型枠(14)と対角線上の少なくとも2個の
    キー型枠(15)とからなる四角形状のものである内型
    枠を準備し、コンクリートの養生を終えたらば下段足場
    (4)から型枠(13)を固定している固定アンカー
    (20)を取外してジャッキボルト(19)を緩め、標
    準型枠(14)とキー型枠(15)との固定機構を取外
    し、上段足場(6)のフレームに固定されているキー型
    枠脱型シリンダ(11)を作動してキー型枠(15)を
    脱型し、型枠支持機構(9、10)の固定機構を緩めて
    型枠支持機構(9、10)の前後方向シリンダ(21)
    および左右方向シリンダ(22)を作動して型枠(1
    3)を脱型し、標準型枠(14)およびキー型枠(1
    5)を脱型した状態で下段昇降装置を駆動して昇降装置
    (5、7)とそれに固定されている型枠(13)を昇降
    させ、標準型枠(14)を拡張して型枠(13)をジャ
    ッキボルト(19)で建調整後アンカーボルト(20)
    で固定し、そしてキー型枠(15)をセットして標準型
    枠(14)と接合することを特徴とするケーソン構築用
    の内型枠のリフトアップ方法。
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