JP6706754B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、太陽電池などの外部直流電源から得られた直流電力を交流電力に変換する電
力変換装置に関し、特に、湿気侵入抑制構成の電力変換装置に関する。
太陽光発電システム用の電力変換装置(パワーコンディショナと称する)は、その筐体
内に、電力変換回路として、太陽電池が発電する直流電力を入力として昇圧回路で昇圧し
、商用電力系統と実質的に同期した所定の交流電力にインバータ回路で変換し、この変換
された交流電力を商用電力系統へ重畳可能とする回路を収容している。この電力変換回路
には、半導体のスイッチング素子やリアクトル等の発熱部品を備えており、それらの発熱
する熱はヒートシンクの基板部に熱伝導状態に取り付けられ、ヒートシンクの放熱フィン
から放熱される仕組みである(特許文献1)。
特開2012−164878号公報
このような電力変換装置は、屋外設置式と屋内設置式があるが、屋内設置式において、
邪魔にならない場所として、浴室に隣接する部屋、例えば脱衣室や洗面室の壁の上部に設
置されることが多々ある。通常、ミラーやミラー付き洗面台は、脱衣室や洗面室と浴室と
の間の壁の反対側の壁に設置されるため、電力変換装置は脱衣室や洗面室の浴室側の壁の
上部に設置される。このため、浴室の出入り口ドアを開けたとき、浴室から湯気(外気に
触れて気体の温度が低下し凝結した水滴と水蒸気の混相)が一時に脱衣室や洗面室へ流出
し、これが電力変換装置に降り掛かる。
電力変換装置は、特許文献1のように筐体内に各種の電気回路を収容している。また、
筐体内にヒートシンクを収容している形態がある。いずれの形態においても、筐体内の電
気回路の部品やヒートシンクの放熱促進用空気流通部として、筐体の下壁に多数の小孔や
スリット等で形成した空気流入部を備え、筐体の上壁に多数の小孔やスリット等で形成し
た空気流出部を備える。
電力変換装置が太陽光発電システムから直流が入力される形態では、太陽光が現れる昼
間は電力変換装置が正規の動作を行い、電力変換装置の筐体内の温度が上昇するため、筐
体内とヒートシンクの多数のフィン間では、下方から上方へ流れる上昇気流が形成され、
電気回路部品の放熱が促進される。一方、太陽光が出ていない夜間は電力変換装置による
電力変換動作が行われないため、電力変換装置の筐体内の温度は低く、またヒートシンク
の温度も低い。このため、下壁の空気流入部から上壁の空気流出部へ向かって積極的に流
れる上昇気流は形成され難い。
電力変換装置が動作しているとき、及び電力変換装置が停止しているときも、浴室の出
入り口ドアを開けたとき浴室から脱衣所や洗面所へ一時に流出する湯気は、主として電力
変換装置の筐体の下壁の空気流入部から筐体内に流入し、筐体内の電気回路部品に付着し
、これら電気回路部品の劣化や漏電が懸念される。
本発明は、電力変換装置が動作しているときは、筐体内の電気回路部品の放熱促進が確
保され、浴室の出入り口ドアを開けたときの一時の流出湯気が電力変換装置の筐体内へ流
入し難いように障害となる部材を設け、湯気によって生じることが懸念される筐体内の電
気回路部品の劣化や漏電を抑制することができる技術を提供するものである。
本発明の電力変換装置は、太陽電池などの直流電源から得られた直流電力を交流電力に
変換する電力変換回路が筐体内に収容され、前記筐体の下壁に空気流入部を備え、前記筐
体の上壁に空気流出部を備える電力変換装置において、
前記空気流入部の下方に間隔を存して前記下壁と対向する部材を設けることを特徴とす
る。
本発明の他の電力変換装置は、太陽電池などの直流電源から得られた直流電力を交流電
力に変換する電力変換回路が筐体内に収容され、前記筐体の下壁に空気流入部を備え、前
記筐体の上壁に空気流出部を備える電力変換装置において、前記空気流入部の下方に間隔
を存して前記下壁と対向する下側板と、前記空気流入部の左右の一方側の前記下壁から前
記下側板まで延びる側方板を有する部材を備え、前記側方板は、前記下側板に折りたたみ
可能に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、電力変換装置が動作しているときは、筐体内の電気回路部品の放熱促
進が確保され、浴室の出入り口ドアを開けたとき等のように、一時の流出湯気が生じると
きは、部材が湯気をブロックして空気流入部への湯気の侵入を抑制し、湯気が電力変換装
置の筐体内へ流入し難いようになるため、通常は電力変換装置の動作が確保され、浴室か
ら流出した湯気による筐体内の電気回路部品の劣化や漏電を抑制することができる。
本発明に係る電力変換装置の蓋体を開けたときの状態を示す正面視の説明図である。 本発明に係る電力変換装置の横断面による説明図である。 本発明に係る電力変換装置の回路構成図である。 本発明に係る電力変換装置の上面図である。 本発明に係る電力変換装置の底面図である。 本発明に係る電力変換装置に部材を取り付けた状態の正面斜視図である。 本発明に係る部材の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る電力変換装置の底面図である。 本発明に係る部材の取付支柱が係止した状態図である。 本発明に係る部材の取付支柱が係止した状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る部材であり、(イ)は部材の正面図、(ロ)は部材の上面図である。
本実施形態は、太陽電池などの外部直流電源から得られた直流電力を交流電力に変換す
る電力変換回路が筐体内に収容され、前記筐体の下壁に空気流入部を備え、前記筐体の上
壁に空気流出部を備える電力変換装置において、
前記空気流入部の下方に間隔を存して前記下壁と対向する部材を設けることを特徴とす
る電力変換装置である。
以下にその実施例を図に基づき説明する。実施例は、筐体内に電力変換回路とヒートシ
ンクを収容した形態で示している。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る電力変換装置1は、太陽電池PVなどの
外部の直流電源から得られた直流電力を交流電力に変換する電力変換回路INVを構成す
る電気回路部品6が筐体2内に収容されている。筐体2は、金属製の本体3と金属製の蓋
体4によって構成し、本体3は、鋼板の一方の面がカラー塗装されたカラー鋼板で構成さ
れ、カラー塗装された面を外側として、上壁3A、下壁3B、左壁3C、右壁3D、及び
背壁3Eで囲まれ前面開口3Fを有する矩形状の箱を構成する。蓋体4は、鋼板の一方の
面がカラー塗装されたカラー鋼板で構成され、カラー塗装された面を外側とし、本体3の
前面開口3Fを塞ぐように取り付けネジによって本体3に着脱自在に取り付ける。なお、
蓋体4は、本体3の左壁3Cまたは右壁3Dにヒンジによって開閉自在とすることもでき
る。
図3には電力変換回路INVの構成を示しており、電力変換回路INVは、太陽電池P
Vで発電した直流電力を、直流用リアクトルL1、スイッチング素子S1、ダイオードD
1、平滑用のコンデンサC1を含む昇圧回路BSで所定電圧に昇圧し、昇圧回路BSで昇
圧した電力を複数のスイッチング素子S2で構成する直流・交流変換回路DAで商用電力
系統GRIDの周波数に同期する正弦波交流に変換し、交流用リアクトルL2、コンデン
サC2を含むローパスフィルタLPFで高周波成分をカットまたは充分に減衰させた状態
で、リレー接点RYを介して商用電力系統GRIDへ出力する構成である。昇圧回路BS
、直流・交流変換回路DA及びリレー接点RYは、制御回路CPによって動作が制御され
る構成である。
本体3内には電力変換回路INVが収容されており、図2に示すように、電力変換回路
INVを構成する複数の電気回路部品6を取り付けるためのシャーシ5が、本体3内で背
壁3Eに並行配置となるように所定の間隔を存して背壁3Eに取り付けられる。
電力変換回路INVを構成する電気部品のうち、直流用リアクトルL1、交流用リアク
トルL2、コンデンサC1やコンデンサC2等の大きな部品以外の主たる電気回路部品6
は、大きな平面積を有するプリント配線基板で構成するメイン基板7に配置され、直流用
リアクトルL1、交流用リアクトルL2、コンデンサC1やコンデンサC2等も、メイン
基板7に形成される配線パターンと電気的に接続される。
図1及び図2に示すように、本体3内には、ヒートシンク8の隣りにリアクトル収容部
9を上下方向に設ける。電力変換回路INVの中の直流用リアクトルL1と交流用リアク
トルL2は、リアクトル収容部9において、背壁3Eにネジ等の固定具にて取り付ける支
持板10の前面側に、ネジ等の固定具にて上下配置状態に取り付ける。
図1及び図2に示すように、本体3内には、リアクトル収容部9の反対側に端子台11
を配置するために、シャーシ5の一部を後方に窪ませた平坦な端子台配置部5Aを形成し
ており、ここに端子台11が取り付けられている。
端子台11は、電力変換回路INVと太陽電池PVとの接続端子、電力変換回路INV
と商用電力系統GRIDとの接続端子、アース端子、及び自立端子を含むものであり、端
子台11と電力変換回路INVとの接続線13が、シャーシ5の一部の窓から視認できる
前記自立端子は、商用電力系統GRIDが災害等により動作不能状態になったとき、太
陽電池PVで発電した直流電力を電力変換回路INVで変換した交流電力で以って、家屋
内の電気器具を動作させるための非常時用コンセント接続用である。
本体3の背壁3E及び下壁3Bには、太陽電池PV、商用電力系統GRID、及び非常
時用コンセントとの配線が端子台11に接続されるために、配線用開口12が端子台11
に対応して形成される。
コンデンサC1とコンデンサC2は、それぞれ単一構成のもの、または複数の小コンデ
ンサで群構成されるものとし、これらが端子台11よりも上方側の空間部に配置される。
電力変換回路INVの中でスイッチング素子S1、S2は発熱して高温となるため、そ
の発熱を放散するために、一つまたは別個のパッケージに収容される形態でモジュール化
される。これをIPM(インテリジェントパワーモジュール)と称する。
IPMは、アルミニウム等の熱伝導良好なヒートシンク8に取り付ける。図2に示すよ
うに、ヒートシンク8は、基板部8Aと基板部8Aから左右に並行して上下方向に延出し
た複数の放熱フィン8Bを有し、放熱フィン8Bの中間部以下が本体3の背壁3Eに形成
する開口3E1に臨む状態で、本体3内でシャーシ5と背壁3Eとの間に位置するように
、背壁3Eにネジ等の固定具にて取り付ける。筐体2の下壁である本体3の下壁3Bに空
気流入部15を備え、筐体2の上壁である本体3の上壁3Aに空気流出部16を備える。
図5に示すように、空気流入部15は、電力変換回路INVの電気回路部品の放熱用と
して、多数の小孔で形成された第1空気流入孔15Aと、放熱フィン8B間へ流入するよ
うに多数のスリットで形成した第2空気流入孔15Bとを備える。
また、図4に示すように、空気流出部16は、電力変換回路INVの電気回路部品の放
熱用として、多数の小孔で形成された第1空気流出孔16Aと、放熱フィン8B間から流
出する空気用として多数のスリットで形成した第2空気流出孔16Bとを備える。
前記IPMは、その裏側のアルミニウム等の金属製放熱面が、ヒートシンク8の基板部
8Aの前面に熱伝導状態にネジ等の固定具にて取り付けられ、IPMの発熱は、基板部8
Aから放熱フィン8Bへ伝達され、放熱フィン8B間を上昇する空気によって放熱される
ダイオードD1も発熱が大きい場合は、IPMと同様に、パッケージに収容される形態
でモジュール化し、ヒートシンク8の基板部8Aの前面に熱伝導状態に、ネジ等の固定具
にて取り付ける。なお、ダイオードD1は、IPMに含めてパッケージするようにすれば
、ヒートシンク8の基板部8Aへの取り付け作業も容易となる。
電力変換回路INVは、太陽電池PVから電力変換回路INVへの入力電流を検出する
入力側電流センサCT1を備え、電力変換回路INVの出力電流を検出する出力側電流セ
ンサCT2を備える。入力側電流センサCT1と出力側電流センサCT2は、共通化を図
るため、直流電流及び交流電流の両方の検出に用いることができるホール素子式の電流セ
ンサであり、メイン基板7に取り付けるサブ基板71、72にそれぞれ取り付けられてい
る。
図6は、部材17を設けた電力変換装置1を示す。蓋体4の前面(正面)下部には、本
体3内に配置したコントロールパネル部30が臨む操作窓が設けられている。コントロー
ルパネル部30には、電力変換装置1の発電電力や積算電力などの表示部と、運転及び停
止スイッチ操作部などが配置されている。
図6に示すように、部材17は、空気流入部15の下方に間隔を在して設けられ下壁3
Bと対向し、空気流入部15を下方から覆う下側覆板18(下側板)と、空気流入部15
をその左右の一方側から覆い、下壁(側)から下壁板(側)にのびる側方覆板19(側方
板)を有する。図示の場合は、浴室の出入り口が電力変換装置1の左側に位置する場合の
形態であるため、側方覆板19は空気流入部15の左側を覆う状態である。
部材17の具体的な一つの構成として、部材17は合成樹脂製であり、下側覆板18と
側方覆板19は平板形状であり、側方覆板19の下端は下側覆板18の上面に当接してお
り、下側覆板18と側方覆板19が、空気流入部15の左側から空気流入部15へ流入し
ようとする湯気の障壁となる(湯気をブロックする)。
この場合、平面視において、空気流入部15の全体の平面積に対して下側覆板18の平
面積が同等若しくは若干大きく、下側覆板18によって空気流入部15の全体がカバーさ
れる大きさであり、下側覆板18と側方覆板19を含む部材17が取付状態において邪魔
にならない大きさとして、平面視において空気流入部15の全体が部材17によって覆わ
れ、且つ本体3の下壁3Bの範囲内に収まる大きさである。尚、下側覆板18は、平面視
において下壁3Bに収まらなくとも良く、側方覆板19を用いない場合には、下側覆板1
8は浴室の出入り口のある方向に下壁3Bから突出していても良い。
このように部材17は前方が大きく開いているため、電力変換装置1が動作していると
きは、筐体2内の電気回路部品6は発熱し、その熱によってヒートシンク8の温度が上昇
しており、電力変換装置1の周囲の空気は、空気流入部15から筐体2内に流入し、空気
流出部16から流出する空気の流れが促進される。このため、電力変換装置1が動作して
いるときは、筐体2内の電気回路部品6の放熱が良好に行われる。
図示のものは、浴室の出入り口から遠い側である空気流入部15の右側が開いており、
この部分からも空気流入部15への空気の流入が促進される。
一方、浴室の出入り口から一時に流出する湯気が空気流入部15へ流入する経路には、
下側覆板18と側方覆板19が存在するため、これが湯気の流れの障壁となり、湯気が空
気流入部15へ一時に流入することが抑制され、筐体2内の電気回路部品6の保護ができ
る。
部材17は、ネジなどの固定具によって本体3に固定する方式でもよいが、浴室の出入
り口に対する位置が、空気流入部15の左右のいずれの位置であっても、部材17の上記
抑制機能を発揮させるために、側方覆板19の位置が左側に位置する状態と右側に位置す
る状態に変更し易くする。このため、部材17が本体3に対して180度取り付け位置を
反転できるように、部材17が本体3に着脱可能に構成している。
その一つの構成として、図6及び図7等に示すように、下側覆板18の左右部分には取
付支柱20A、20Bが前後に配置されている。左右いずれかの取付支柱20A、20B
に覆板20Cが取り付けられている。図示のものは、電力変換装置1の左側に浴室の出入
り口が存在する場合に適用するために、左側の取付支柱20A、20Bに覆板20Cが取
り付けられている。取付支柱20A、20Bは、その先端部に外向きのかぎ状の係止部2
1を形成しており、取付支柱20A、20Bの有する弾性を利用して、係止部21が空気
流入部15の左右端部に弾性係止することにより、部材17が空気流入部15に着脱可能
に支持される。
これによって、側方覆板19が浴室の出入り口側に位置するようにするために、係止部
21を空気流入部15の端部から外し、本体3に対して部材17を180度回転した状態
で、取付支柱20A、20Bの有する弾性を利用して、係止部21が空気流入部15の端
部に弾性係止することができる。
また、取付支柱20A、20Bの先端部を本体3の下壁3Bにネジ止めする形態とし、
本体3に対して部材17を180度回転した状態で、再びネジによって取付支柱20A、
20Bの先端を本体3の下壁3Bに固定する方式でもよい。
更に他の構成として、側方覆板19は、左右配置の前後の取付支柱20A、20Bに覆
板20Cが着脱自在に取り付けられる構成とし、左側の取付支柱20A、20Bに取り付
けた覆板20Cを取り外して、右側の取付支柱20A、20Bに取り付ける方式でもよい
空気流入部15は、図5及び図6に示すように、第1空気流入孔15Aと第2空気流入
孔15Bとに区分した形態でもよいが、図8に示すように、本体3の下壁3Bに貫通形成
する矩形状の一つの空気流入孔とした形態でもよい。いずれの形態であっても、空気流入
部15に流入する空気中の塵埃の吸い込み除去として、空気流入部15の全体を覆うよう
に空気フィルタ22が、本体3の下壁3Bの内側周縁に取り付けられる。
空気流入部15が図8に示すような一つの空気流入孔とした形態の場合も、図9及び図
10に示すように、部材17は、左右の取付支柱20A、20Bの有する弾性を利用して
、係止部21が空気流入部15の左右端部に弾性係止することにより、部材17が空気流
入部15に着脱可能に支持される。また、左右の取付支柱20A、20Bは、ネジによっ
て本体3の下壁3Bに着脱可能に取り付ける構成でもよい。
電力変換装置1が浴室に隣接する洗面室等に設置する場合は、浴室から流出する湯気か
ら電力変換装置1を保護する上で部材17は有効であるが、浴室から離れた部屋や廊下等
の壁に電力変換装置1を設置する場合は、部材17が必要ない。このため、上記の構成の
他に、電力変換装置1に対して部材17を容易に着脱できるようにするための一つの構成
を図11に示す。
図11において、(ロ)のように、下側覆板18に対して、軸機構23によって側方覆
板19とそれの向かい側の取付支柱20A、20Bが折りたたみ可能な構成である。図1
1(イ)のように、側方覆板19とそれの向かい側の取付支柱20A、20Bが下側覆板
18から立ち上がった状態を保持するように、軸機構23に設けるようにすれば、その立
ち上がった状態を保持できる。
上記実施形態は、下側覆板18と側方覆板19が別個に形成したものを結合したが、下
側覆板18と側方覆板19を一体の可撓性板状部材で形成し、側方覆板19を下側覆板1
8に折りたたみ可能に構成する形態でもよい。
外部の直流電源として、太陽電池を取り上げたが、この他に燃料電池、風力発電機、波
動発電機などが適用できる。
1 電力変換装置
2 筐体
3 本体
3A 上壁
3B 下壁
4 蓋体
6 電気回路部品
8 ヒートシンク
15 空気流入部
16 空気流出部
17 部材
18 下側覆板
19 側方覆板
20A 取付支柱
20B 取付支柱
20C 覆板
INV 電力変換回路
PV 太陽電池


Claims (1)

  1. 太陽電池などの直流電源から得られた直流電力を交流電力に変換する電力変換回路が筐体内に収容され、前記筐体の下壁に空気流入部を備え、前記筐体の上壁に空気流出部を備える電力変換装置において、
    前記空気流入部の下方に間隔を存して前記下壁と対向する下側板と、前記空気流入部の左右の一方側の前記下壁から前記下側板まで延びる側方板を有する部材を備え、前記側方板は、前記下側板に折りたたみ可能に設けたことを特徴とする電力変換装置。
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