JP6424333B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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るものである。
力に変換していた。
力系統との間で電力変換を行うための電力変換部を収納した容器を備え、前記容器は、垂
直中心線を挟み、互いに左右に離隔して配置された第1のヒートシンクと第2のヒートシ
ンクとを有し、前記第1のヒートシンクは、相対的に発熱量の大きな第1の電気部品に対
応する一方、前記第2のヒートシンクは、相対的に発熱量の小さな第2の電気部品に対応
するようにしたものがあった。(特許文献1)
クの温度が100度、又は150度と高温になることがあり設置状態によっては安全性に
問題があるものであった。
の放熱部に利用者等が容易に触れない構成を提供することを目的とする。
する容器の中に直流電力を交流電力に変換する部品を収納しかつ当該部品のうち発熱の大
きい部品を底壁から容器の外側に構成される部品収納部に配置する電力変換措置において
、容器の下壁側に部品収納部と相対向するように通風孔を有する側板を取り外し自在に設
けることを特徴とするものである。
。
5、フィルタ6、系統連系用のリレー7、及び制御回路9を備えている。複数の太陽電池
(パネルもしくはストリング)2a〜2dの出力する直流電力は開閉器3a〜3dを介し
て入力された後、商用電力の系統8に実質的に同期する周波数の交流電力に変換して出力
する。この交流電力は系統8へ重畳もしくは交流負荷(図示せず)へ直接供給することが
できる。
オード(符号を付せず)を介した後まとめられて昇圧回路4へ入力される。開閉器3a〜
3dは、メンテナンスなどを行う場合に解放されて接点を開き、太陽電池2a〜2dから
供給される直流電力を遮断する。
IGBTのような半導体素子)、ダイオード4b(半導体素子)、コンデンサ4cから非
絶縁型のチョッパ回路を有している。昇圧回路4は、スイッチ素子を所定の周波数でオン
デューティを制御することにより入力された直流電力の電圧を所望の電圧に昇圧してイン
バータ回路5へ出力する。このオンデューティは太陽電池2a〜2dの出力する直流電力
が最大もしくは最大に至るように制御されるMPPT(Maximum Power P
oint Tracking)動作を行う。
な半導体素子)を単相のブリッジ状に接続した回路からなる。これらのスイッチ素子を系
統8と実質的に同期する変調波と所定の周波数の搬送波とを用いたPWM(Pulse
Width Modulation)制御によりオンデューティを変動させながら周期的
にオン/オフ動作させることにより直流電力を変調波と同じ周波数の交流電力に変換する
。
尚、インバータ回路5の構成は単相のブリッジ状の接続に限らず中性点クランプ方式など
を用いることも可能であり、また多相のブリッジ回路とすることも可能である。また、ス
イッチ素子5a〜5dをオン/オフさせる信号の生成はこれに限るものではなく三角関数
を用いて直接算出することもできる。
のフィルタを構成し、インバータ回路5の出力から高周波成分を減衰させるものである。
高周波成分が減衰もしくは実質的に除去された交流電力は系統連系用のリレー7を介して
系統8へ重畳もしくは交流負荷(図示せず)へ出力される。
のオン/オフ動作の制御を行う。
クトルACLにはインバータ回路5からの出力が連続して流れて同様に発熱する。リアク
トルACLからの発熱は電力変換装置の変換容量(入力容量、出力容量)によって増減し
、一般に容量が増えれば発熱量が増加するので放熱対策は発熱量に合わせて個別に設計さ
れる。
ていなければ通常約150度程度であるが、例えば、110度程度になるように放熱部が
構成されている。
ンの時に電流が流れ発熱する。尚、スイッチ素子は回生電流制御用のダイオードと共にI
PM(Intelligent Power Module)化された単一のパッケージ
製品で構成されており、インバータ回路5は実質的に当該インテリジェントモジュールI
PMを示すものである。
は実質的にインバータ回路5の温度又はインテリジェントモジュールIPMの温度を示す
。
から約100度を超えないように放熱部を構成している。
内に収納した時、特に容器が金属部材から構成されている場合、リアクトルDCL、リア
クトルACLの放熱部からインバータ回路5の放熱部へ熱が容器を介して伝達しインバー
回路5(インテリジェントモジュールIPM)の温度が設定温度を超える可能性があるの
でリアクトルDCL、リアクトルACLの放熱部の温度は約110度を超えないように制
御が設定されている。
壁)側(建屋等又は架台等へ取り付ける側)から見た斜視図である。
Mは、直接、容器10の底壁15に取り付けられ、そのほかの電子部品は、複数の基板1
6に分けて実装され容器10に収納されている。また、直流リアクトルDCLや交流リア
クトルACLは、容器10の外側へ突出させたケース40内に配置される。
底壁15が金属板の絞り加工により前面側が開口するように形成され、上壁11を上にし
て建屋の壁面や架台に取り付けられる。容器10の上壁11、下壁12、左壁13、右壁
14に構成される正面側(前面側)の端部には、ゴム製のパッキン19が取り付けられた
正面蓋のこのパッキン19を押し付けて閉じることにより容器10と正面蓋との間の密閉
性を確保する。
壁面の外側を覆うように、側板G1乃至側板G4が夫々、上壁11、下壁12、左壁13
、右壁14、に螺子止めされて取り付けられている。
ット状の複数の通風孔が設けられている。この側板G1乃至側板G4は容器10(電力変
換装置)を建屋の壁面や架台に取り付けた後、螺子止めすることが可能に螺子の位置が決
められている。
板G4を取り付けた状態の図である(一部部品を取り外した図である)。また、側板G1
乃至側板G4は容器10の上下左右の上壁11、下壁12、左壁13、右壁14と面一に
成るように取り付けられても良いものである。
隠れているため図2では点線で示す)が配置され、その外側にはインテリジェントモジュ
ールIPM(インバータ回路5を成す半導体素子等)の放熱用のフィンF1(放熱部)が
設けられている。例えば、このフィンF1は上壁11を上として底壁15の外側のほぼ中
央に位置し上下に複数の風路を構成している。
け、右壁14側にケース40bが設けられている。
にはフィルタ6を成す交流用のリアクトルACLが収納されている。ケース40a、ケー
ス40bはいずれも放熱部品を収納した放熱部に該当する。フィンF1、ケース40a、
ケース40b(放熱部)の上下左右は上壁11、下壁12、左壁13、右壁14で囲まれ
ている。
配置され、底壁15の右壁14側のリアクトルACLの下側には交流電力を出力用の端子
21が配置されている。
ース40bは開口を有する略直方体状の形状をしており、この開口Hから交流リアクトル
ACLを収容し、ケース40bへ交流リアクトルACLを螺子止めした後、ケース40b
内に熱導電性の良い樹脂が充填している。リアクトルの発する熱が樹脂及びこのケース4
0bを介して放出される。
4枚の側板G1乃至側板G4は夫々が上壁11、下壁12、左壁13、右壁14に螺子N
1、N2、N3、N4で取り外し自在に螺子止めされて容器10の底壁15の外側を囲む
ように取り付けられている。
側板を結合させたものであっても良いものである。側板が底壁15の外側を囲むように取
り付けられることによって夫々の側板はケース40a、40bに相対向している。
11、下壁12、左壁13、右壁14に夫々螺子止めされる。従って、夫々の側板により
相対向して囲まれるのでケース40a、ケース40bに利用者は容易に触れることができ
ず、ケース40a、ケース40bが高温になった際の事故を抑制できるものである。
用者の指などが入らない程度の長さがあり、また複数のスリット形状を有する通風孔S1
乃至S4を有している。これらの通風孔S1乃至S4を介して容器10の底壁15の外側
やケース40a、ケース40bの表面を空気が流れて冷却を行うものである。
るためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱すること
なく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
テム等としても利用することができる。
2a〜2d 太陽電池
3a〜3d 開閉器
4 昇圧回路
5 インバータ回路
6 フィルタ
7 リレー
8 系統
9 制御回路
10 容器
11 上壁
12 下壁
13 左壁
14 右壁
15 底壁
G1〜G4 側板
N1〜N4 螺子
S1〜S4 通風孔
Claims (4)
- 少なくとも下壁、右壁、左壁、上壁、及び底壁(背壁)を有する容器の中に直流電力を
交流電力に変換する部品を収納しかつ当該部品のうち発熱の大きい部品を前記底壁から前
記容器の外側に構成される部品収納部に配置する電力変換装置において、前記容器の下壁
側に前記部品収納部と相対向するように通風孔を有する側板を取り外し自在に設けること
を特徴とする電力変換装置。 - 前記容器を金属部材で構成すると共に、前記側板は合成樹脂製でありかつ前記通風孔は
スリット形状を有して前記容器の下壁に螺子止めされることを特徴とする請求項1に記載
の電力変換装置。 - 前記底壁側を建屋もしくは架台に取り付けることを特徴とする請求項2に記載の電力変
換装置。 - 少なくとも下壁、右壁、左壁、上壁、及び底壁(背壁)を有する容器の中に直流電力を
交流電力に変換する部品を収納しかつ当該部品のうち発熱の大きい部品を前記底壁から前
記容器の外側に構成される部品収納部に配置する電力変換装置において、前記容器の下壁
、右壁、左壁、上壁に前記部品収納部と相対向して当該部品収納部を囲うように通風孔を
有する複数の側板を取り外し自在に設けることを特徴とする電力変換装置。
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