JP6857821B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、太陽電池から出力された直流電力を交流電力に変換する電力変換装置に関す
るものである。
従来の電力変換装置では、インバータ回路を複数の半導体素子(パワーモジュール)を
単相または多相のブリッジ状に接続して構成、これらの半導体素子をPWM制御に基づい
て周期的にON/OFF動作させて交流電力を生成していた。この際に、半導体素子(パ
ワーモジュール)や大きな電流が流れるリアクトル(例えば、昇圧回路の直流リアクトル
や、フィルタ回路の交流リアクトル)が発熱するため、電力変換装置には放熱構造が必要
となっていた。
この様な放熱構造として、「取付用壁面に設置可能であり、所定の発電装置と商用電力
系統との間で電力変換を行うための電力変換部を収納した容器を備え、前記容器は、垂直
中心線を挟み、互いに左右に離隔して配置された第1のヒートシンクと第2のヒートシン
クとを有し、前記第1のヒートシンクは、相対的に発熱量の大きな第1の電気部品に対応
する一方、前記第2のヒートシンクは、相対的に発熱量の小さな第2の電気部品に対応す
る」ようにしたものがあった。(特許文献1)。
特開2013−243826号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように、左右に離隔した第1のヒートシンク及び第
2のヒートシンクを用いたものでは、発熱量が相対的に大きい順に2つの電気部品の配置
を行うものであり、発熱量の大きい電気部品が増えた場合は充分に対応できないものであ
った。また、第1のヒートシンクと第2のシートシンクとの離隔を保つためには、この間
に発熱する電気部品を配置できないものであり、相対的に発熱量の大きい電気部品の使用
数が制限されるものであった。
従って、特許文献1に記載のものは比較的に出力が小さい電力変換装置、又は発熱量の
大きい電気部品を多く含まない電力変換装置に適したものであり、例えば、数KW以上の
出力を有する電力変換装置の昇圧回路、インバータ回路、高周波成分対応のフィルタなど
発熱性の電気部品を多用する場合は従来の離間の構造では対応が難しいものであった。
本発明はこの様な課題に鑑みて成された発明であり、多数の発熱性の電気部品を単一の
容器内に収納する際に、電気部品どうしの熱干渉を抑制できる電力変換装置を提供するこ
とを目的とする。
本発明の電力変換装置は、前面側を開口した有底状の容器を有し、当該容器の底壁にこ
の容器の外側に向かって昇圧回路を成すリアクトルの放熱に寄与する第1の放熱部、イン
バータ回路を成す半導体素子の放熱に寄与する第2の放熱部、及び交流電力を得る際のフ
ィルタを成すリアクトルの放熱に寄与する第3の放熱部を夫々設け、第2の放熱部を底壁
の外側のほぼ中央に上下にわたる風路を有して構成すると共に、底壁の外側の第2の放熱
部の左右の上側に第1の放熱部及び第3の放熱部を構成するものである。
本発明の電力変換装置は、複数の発熱部品を用いる際に熱干渉を抑制し放熱性能を確保
する事ができるものである。
実施例1を示す電力変換装置の回路図である。 実施例1を示す電力変換装置の正面図である。 実施例1を示す電力変換装置の底壁外側から見た斜視図である。 実施例2を示す電力変換装置の前面側から見た斜視図である。
本実施形態は、インバータ回路を成す半導体素子の放熱とリアクトルの放熱とを分ける
ことにより、リアクトルの熱が半導体素子へ伝わりづらくなり、半導体素子の放熱とリア
クトルの放熱とを確保することができる。
図1に示すように電力変換装置1は、開閉器3a〜3d、昇圧回路4、インバータ回路
5、フィルタ6、系統連系用のリレー7、及び制御回路9を備えている。複数の太陽電池
(パネルもしくはストリング)2a〜2dの出力する直流電力は開閉器3a〜3dを介し
て入力された後、商用電力の系統8に実質的に同期する周波数の交流電力に変換して出力
される。この交流電力は系統8へ重畳もしくは交流負荷(図示せず)へ直接供給すること
ができる。
太陽電池2a〜2dが出力する直流電力は、夫々開閉器3a〜3d及び逆流防止のダイ
オード(符号を付せず)を介した後まとめられて昇圧回路4へ入力される。開閉器3a〜
3dは、メンテナンスなどを行う場合に解放操作されて接点を開き、太陽電池2a〜2d
から供給される直流電力を遮断する。
昇圧回路4は、少なくとも直流リアクトルDCL、スイッチ素子(MOSFETやIG
BTのような半導体素子)4a、ダイオード(半導体素子)4b、コンデンサ4cから非
絶縁型のチョッパ回路を構成している。昇圧回路4は、スイッチ素子4aを所定の周波数
でオンデューティを制御することにより入力された直流電力の電圧を所望の電圧に昇圧し
てインバータ回路5へ出力する。このオンデューティは太陽電池2a〜2dの出力する直
流電力が最大もしくは最大に至るように制御されるMPPT(Maximum Powe
r Point Tracking)動作を行うように制御される。
インバータ回路5は、複数のスイッチ素子(MOSFETやIGBTのような半導体素
子)5a〜5dを単相のブリッジ状に接続した回路からなり、これらのスイッチ素子5a
〜5dを系統8と実質的に同期する変調波と所定の周波数の搬送波とを用いたPWM(P
ulse Width Modulation)制御によりオンデューティを変動させな
がら周期的にオン/オフ動作させることにより直流電力を変調波と同じ周波数の交流電力
に変換する。変換された交流電力は、インバータ回路5と系統8との間を接続する出力線
Lへ供給される。尚、インバータ回路5の構成は単相のブリッジ状の接続に限らず中性点
クランプ方式などを用いることも可能であり、また多相のブリッジ回路とすることも可能
である。
フィルタ6は、出力線Lに介在する交流リアクトルACL及びコンデンサ6aからL型
のフィルタを構成し、インバータ回路5の出力から高周波成分を減衰させるものである。
高周波成分が減衰もしくは実質的に除去された交流電力は系統連系用のリレー7を介して
系統8へ重畳もしくは交流負荷(図示せず)へ出力される。
制御回路9は、マイコンなどからなり、昇圧回路4やインバータ回路5のスイッチ素子
のオン/オフ動作の制御を行う。
リアクトルDCLにはスイッチ素子4aのオン/オフに応じて電流が流れその電流量に
応じてリアクトルDCLを成すコイル(銅線)及びコア(電気鉄板や電磁鋼板など)が発
熱する。例えば、太陽電池2a〜2dから供給される直流電力が5.5Kw程度の場合で
は、放熱対策を行い発熱温度を約110度程度に抑制する放熱部を用いている。リアクト
ルACLにはインバータ回路5からの出力が連続して流れて同様に発熱し、同様に発熱温
度を約110度程度に抑制する放熱部を用いている。これらリアクトルDCL、リアクト
ルACLからの発熱は電力変換装置の変換容量(入力容量、出力容量)によって変化し、
一般に容量が増えれば発熱量が増加するので放熱対策は発熱量に合わせて個別に設計され
る。また、これらリアクトルDCL、リアクトルACLの耐熱温度は特別な部材や構造を
施していなければ通常約150度程度である。
インバータ回路5はスイッチ素子(MOSFETやIGBTのような半導体素子)5a
〜5dで構成されており、これらのスイッチ素子はPWM制御でオン/オフ制御されるが
オンの時に電流が流れ発熱する。尚、スイッチ素子5a〜5dは回生電流制御用のダイオ
ードと共にIPM(Intelligent Power Module)化され単一の
パッケージ製品で構成されているのでインバータ回路5は実質的にインテリジェントモジ
ュールIPMを示すものである。回生制御用のダイオードも回生電流が流れているときは
同様に発熱し、スイッチ素子5a〜5dの温度は実質的にインバータ回路5の温度又はイ
ンテリジェントモジュールIPMの温度を示す。
従って、スイッチ素子5a〜5d(インテリジェントモジュールIPM)の温度は半導
体の保護から約100度を超えないように放熱部を構成している。少なくともスイッチ素
子5a〜5d、リアクトルDCL、リアクトルACLを単一の容器内に収納した時、リア
クトルDCL、リアクトルACLの放熱部からインバータ回路5の放熱部へ熱が伝達しイ
ンバータ回路5の温度が設定温度を超える可能性があるので、リアクトルDCL、リアク
トルACLの放熱部の温度を約110度程度に抑制して、高温の熱がインテリジェントモ
ジュールIPMへ伝達されないように設定している。
図2は容器(筐体)10の正面図(前面側の開口から見た図)であり、図3(a)は容
器10を底壁外側(建屋等又は架台等へ取り付ける側)から見た斜視図である。図3(b
)はケース40(後述)を容器10から分離した際の同底壁外側から見た斜視図である。
インバータ回路5の複数のスイッチ素子5a〜5d等を包含するインテリジェントモジ
ュールIPMは、底壁15の外側に構成される第2の放熱部に直接取り付けられ、そのほ
かの電子部品は、複数の基板16に分けて実装され容器10に収納されている。また、直
流リアクトルDCLや交流リアクトルACLは、容器10の外側へ突出させたケース(放
熱部に相当)40a、40bに配置される(詳細は後述)。
容器10は、略直方体形状を有しており、上壁11、下壁12、左壁13、右壁14、
底壁15が板金の絞り加工により形成され、上壁11を上にして建屋の壁面や架台に取り
付けられる。容器10の上壁11、下壁12、左壁13、右壁14に構成される正面側(
前面側)の端部に、ゴム製のパッキン19が取り付けられた正面蓋のこのパッキン19を
押し付けて閉じることにより容器10と正面蓋との間の密閉性が確保されている。また、
上壁11、下壁12、左壁13、右壁14の外周には通気が可能なスリット状の複数の孔
を有するガードGが取り付けられている。尚、図3は、分かりやすくするためにガードG
を取り外した図を示している。
容器10の内側の底壁15の中央にはこの底壁15の孔を介してインテリジェントモジ
ュールIPM(基板16に隠れているため図2に点線で示す)が第2の放熱部に取り付け
られ、この第2の放熱部は放熱用の複数のフィンF1を有しインテリジェントモジュール
IPM(半導体素子などの放熱部品)の放熱(冷却)に寄与する。このフィンF1(第2
の放熱部に相当)は上壁11を上として底壁15の外側のほぼ中心に上下に複数の風路を
構成しており、この風路を空気が下から上へ流れてインテリジェントモジュールIPMの
放熱(冷却)を行うものである。これら風路の内左右両端の風路は以下に説明するケース
40a、40bからの放熱(輻射熱)に対する断熱効果とインテリジェントモジュールI
PMの放熱との両方に寄与している。
底壁15の外側にフィンF1(第2の放熱部に相当)を挟んで左右の上側に底壁15を
貫通する孔17a(図示せず)、17bが2つ設けられている。左壁13側の孔17a(
図示せず)を覆うようにケース40a(第1の放熱部)を設け、右壁14側の孔17bを
覆うようにケース40b(第3の放熱部)が設けられている。ケース40aには昇圧回路
4を成す直流用のリアクトルDCLが収納され、ケース40bにはフィルタ6を成す交流
用のリアクトルACLが収納されている。ケース40a、40bを底壁15の上側に構成
することによって、ケース40a、40bからの放熱がフィンF1(第2の放熱部)に伝達
される熱量を抑制している。
容器10の底壁15左壁13側のリアクトルDCLの下側には、開閉器3a〜3dが配
置され、底壁15右壁14側のリアクトルACLの下側には交流電力を出力用の端子21
が配置されている。
次に、交流用のリアクトルACLの具体的な配置について述べる。尚、直流リアクトル
DCLは交流リアクトルACLと同様に配置するため説明を省略する。
交流リアクトルACLは、ケース40bの中にネジ止めなどにより取り付けられる。ケ
ース40bは開口を有する略直方体状の形状をしており、この開口Hから交流リアクトル
ACLを収容し、ケース40bへ交流リアクトルACLを螺子止めした後、ケース40b
内に熱導電性の良い樹脂が充填されている。また、ケース40bの外側には複数のフィン
F2を設けても良く、リアクトルの発する熱が樹脂、ケース40b、及びこのフィンF2
を介して放熱される。
このケース40bと容器10との間には板状の取付部材30が配置される。取付部材3
0はケース40bの開口を覆うと共に、ケース40bと一緒に容器10にネジ止めにより
取り付けられる。ケース40bと取付部材30との間には、厚さ1mm程度の熱伝導性の
低く断熱性を有するシリコンゴムなどのゴム製の第1パッキン33を挟み込んでいる。
取付部材30には交流リアクトルACLの配線(出力線L)を通すための円形の孔32
が設けられ、孔32の周囲は、ケース40bから容器10側へ約5mmほど突出する凸部
36(スペーサ)が形成されている。また、凸部36の内側縁部には凸部36より高いリ
ブ37が形成されている。
取付部材30を容器10に配置する際には、リブ37が孔17bへ嵌め込まれ取付部材
30の位置決めがなされる。また、この凸部36と容器10との間には、厚さ1mm程度
の熱伝導性の低いシリコンゴムなどのゴム製の第2パッキン34が挟み込まれて配置され
る。尚、凸部36(スペーサ)は容器10側に設けられていても良いし、別部材で設けら
れても良い。
この様に、本実施形態では、凸部36及び第2パッキン34により容器10と取付部材
30(ケース40b)との間に約5mm〜6mm程度の隙間S(空気の断熱層)ができる
(図5参照)ため、容器10とケース40bとの間に空気による断熱効果が得られる。従
って、交流リアクトルACLの熱が他の放熱要素(例えば、インバータ回路を構成するス
イッチ素子など)へ伝わりづらくなり、他の放熱要素の放熱を確保することができる。ま
た、交流リアクトルACLの放熱はケース40bのフィンF2から確保される。
ケース40bと容器10との間に取付部材30を配置し、ケース40bと取付部材30
との間、及び取付部材30と容器との間に夫々第1パッキン33、第2パッキン34を配
置したため、ケース40bと容器との間を密閉し防水性を高めることができる。
また、本実施形態では、ケース40bに交流リアクトルACLが取り付けられるため、
交流リアクトルACLの熱が隙間Sの断熱効果により容器10へ伝わりづらくなり、イン
テリジェントモジュールIPMの取り付けられる容器10の部分が交流リアクトルACL
の発熱の影響を受けにくくなってインテリジェントモジュールIPMの放熱が確保される
従って、ケース40bの放熱(冷却)能力を抑制してリアクトルの温度が耐熱の150
度近くに至るように構成(リアクトルACLのための放熱量を少なく構成)してもリアク
トルACLの発熱が容器10の底壁15を介して直接フィンF1(インテリジェントモジ
ュールIPM)へ伝わることを抑制し、フィンF1のインテリジェントモジュールIPM
に対する放熱量を確保してインテリジェントモジュールIPMのリアクトルの放熱による
温度上昇を抑制している。
すなわち、リアクトルとインテリジェントモジュールIPM(半導体素子等)との放熱
温度による熱干渉を抑制し、夫々の温度設定の自由度が増し、限られたスペース内でイン
テリジェントモジュールIPMの冷却を主体とした構成が可能となる。
また、本実施形態では、ケース40bに設けられる凸部36が容器10と接するが、こ
の接触面積が小さく容器10へ伝達する交流リアクトルACLの熱の影響は実質的にない
。尚、断熱性のパッキンを設けても良い。
また、本実施形態では、ケース40bと容器10とが相対向する間に空気の断熱層を設
けて断熱したが、この空気の断熱層に断熱部材を配置するようにしても良いし、取付部材
30を、断熱性を有する部材としても良い。
実施例1では、ケース40a及びケース40bを底壁15の外側に取付部材30と第1
パッキン33、第2パッキン34を介して取り付けたが、図4に示すように、底壁15の
内側(容器10の内側)に取付けられるようなケース50を用いても良い。説明では簡単
のため直流リアクトルDCL側のケースについて説明するが、交流リアクトルACL側の
ケースも同様の構成を採用することができる。
ケース50は、開口にフランジ51が形成され、ケース50の外側には実施例1のケー
ス40a、40bとは異なりフィンF2が形成されていない。ケース50は金属性の部材
からなり、ケース内に直流リアクトルDCLが螺子止め配置され、ケース50内に熱導電
性の良い樹脂が充填されている。これによりリアクトルDCLの熱が樹脂を解してケース
50に伝わり、ケース50から放熱される。即ち、ケース50は、フィンF2は有してい
ないもののケース40a、及びケース40bと同様に放熱材として機能する。
ケース50は、厚さ1mm程度の熱伝導性の低く断熱性を有するシリコンゴムなどのゴ
ム製のパッキン53をフランジ51と底壁15の内側とに挟み込んで取付けられる。ケー
ス50のフランジ51、及び第3パッキンには、ネジを通す孔が形成され、ケース50は
、このネジ孔にネジを通して底壁15にネジ孔止めされる。また、ケース50の開口側は
蓋52が取り付けられている。
このように構成しても、ケース50と容器10との間の断熱効果により容器10へリア
クトルの熱が伝わりづらくなり、インテリジェントモジュールIPMの取り付けられる容
器10の部分が交流リアクトルACLの発熱の影響を受けにくくなってインテリジェント
モジュールIPMの放熱が確保される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、以上の説明は本発明の理解を容易にす
るためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱すること
なく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本実施形態の電力変換装置1は、太陽電池2a〜2d等の直流電源を含む電力変換シス
テム等としても利用することができる。
1 電力変換装置
2a〜2d 太陽電池
3a〜3d 開閉器
4 昇圧回路
5 インバータ回路
6 フィルタ
7 リレー
8 系統
9 制御回路
10 容器
11 上壁
12 下壁
13 左壁
14 右壁
15 底壁
16 基板
17a 孔
17b 孔
19 パッキン
21 端子
30 取付部材
32 孔
33 第1パッキン
34 第2パッキン
36 凸部
37 リブ
40a ケース
40b ケース
50 ケース
51 フランジ
52 蓋
53 パッキン
IPM インテリジェントモジュール
F1、F2 フィン
L 出力線
G ガード
H 開口
S 隙間

Claims (4)

  1. 太陽電池から出力される直流電力をインバータ回路で系統と同等の周波数を有する交流電
    力に変換して出力する電力変換装置であって、
    前面側を開口し、底壁を有する有底状の容器と、
    前記インバータ回路をなす半導体素子の放熱に寄与する第2の放熱部と、
    前記交流電力を得る際のフィルタを成すリアクトルの放熱に寄与する第3の放熱部と、
    を備え、前記第2の放熱部と前記第3の放熱部は、前記容器の前記底壁に前記容器の外側
    に向かってそれぞれ別体に設けられ、
    前記第2の放熱部及び前記第3の放熱部は前記底壁の外側に上下に延びる風路を備え、
    前記第2の放熱部及び前記第3の放熱部は、前記第2の放熱部の風路の幅よりも大きな間
    隔を開けて設けられ、
    前記第3の放熱部と前記底壁との間には断熱に寄与する部材が設けられている電力変換装
    置。
  2. 前記第3の放熱部は、前記容器とは別体に構成されるケースであり、前記ケースには前
    記リアクトルが収納されることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記第3の放熱部は、前記底壁と取付部材を介して前記底壁の外側に取付けられ、前記
    取付け部材と前記底壁との間には空気層が設けられることを特徴とする請求項2に記載の
    電力変換装置。
  4. 前記第3の放熱部は、前記ケースの開口にフランジが設けられ、前記フランジと前記底
    壁との間に前記断熱に寄与する部材を介して取付けられていることを特徴とする請求項2
    に記載の電力変換装置。
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