JP6706073B2 - 点検口装置 - Google Patents
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Description
さらに、壁裏側係合部の先端の増厚部が断面略円形状とされ、壁裏側被係合部の先端の突片が鉤状とされるので、壁材の厚みが壁材当接部と壁裏側クランプ部との間の距離よりも厚いことにより壁材が壁材当接部と壁裏側クランプ部との間に納まらずに壁裏側係合部を壁裏側被係合部に完全に係合させることができなくても、断面略円形状の増厚部の湾曲面を部分的に鉤状の突片に係止させることができる。これにより、増厚部の湾曲面と突片との間に摩擦力が働いて、壁裏側係合部が壁裏側被係合部から離れにくくなり、厚みがやや厚い壁材又は化粧シートを含む壁材に対して枠部材を固定することができる。
図1は、本実施形態の点検口装置(枠部材に蓋部材を取り付けた状態)を示す斜視図(A)及び正面図(B)であり、図2は、図1(B)におけるII−II線断面図である。本実施形態の点検口装置100は、図1及び図2に示されるように、室内空間S1と壁裏空間S2とを仕切る壁材2(図2のみ図示)に形成された点検口T1の周縁に沿って設けられる枠部材1と、枠部材1が有する開口T2を塞ぐように取り付けられる板状の蓋部材3と、点検口T1の周縁部の壁材2に枠部材1を固定するために、枠部材1に係脱自在に固定する壁裏側クランプ部7と、枠部材1に蓋部材3の周縁部を固定するために、枠部材1に係脱自在に固定する室内側クランプ部8と、点検口T1の周縁部の壁材2と壁裏側クランプ部7との間に配置されたスペーサ4と、を備えている。
図5(A)を参照して、まず、壁裏側クランプ部7及び室内側クランプ部8を外した状態の枠部材1を点検口T1に挿入する。このとき、枠部材1は、その壁材当接部10dが壁材2の点検口T1の周縁部に当接する位置まで挿入される。
以上説明したように、本実施形態に係る点検口装置100によれば、枠部材1は、壁材当接部10dとともにスペーサ4を介した壁裏側クランプ部7によって壁材2を挟持することができる。つまり、壁裏側クランプ部7及び壁材当接部10dによって挟持し得る厚みに対して壁材2の厚みが薄い場合に、この壁材2の厚み不足をスペーサ4が補うことにより、壁材2に対して枠部材1を安定して固定することができる。
1a、1b、1c、1d 辺部材
2 壁材
3 蓋部材
4 スペーサ
5 化粧シート
7 壁裏側クランプ部
7a 壁裏側クランプ本体部
7b 係止部
7c、8c 連結部
7d 凸部(壁裏側係合部の一例)
8 室内側クランプ部
8a 室内側クランプ本体部
8b 蓋部材固定部
8d 凸部(室内側係合部の一例)
10a 外側壁
10b 内側壁
10c 連結壁
10d 壁材当接部
10e 蓋部材当接部
10f 取付部
17a 凹部(壁裏側被係合部の一例)
18a 凹部(室内側被係合部の一例)
17b、18b 鉤状部
17c、18c 傾斜面
17d、18d 段差
71a、81a 拡径部
71b、81b 首部
100 点検口装置
S1 室内空間
S2 壁裏空間
T1 点検口
T2 開口
Claims (8)
- 室内空間と壁裏空間とを仕切る壁材に形成された点検口の周縁に沿って設けられる枠部材と、
前記枠部材が有する開口を塞ぐように取り付けられる板状の蓋部材と、
前記点検口の周縁部の壁材に前記枠部材を固定するために、前記枠部材に係脱可能に取り付けられる壁裏側クランプ部と、を備える点検口装置であって、
前記枠部材は、前記枠部材の壁裏空間側に形成された壁裏側被係合部と、前記枠部材の室内空間側に形成され、前記壁裏側クランプ部とともに前記壁材を挟持する壁材当接部と、を有し、
前記壁裏側クランプ部は、前記壁裏側被係合部に対して係脱可能に係合する壁裏側係合部と、前記壁裏側係合部が前記壁裏側被係合部に係合している状態において、前記壁材を挟んで前記壁材当接部と対向するように配置される壁裏側クランプ本体部と、を有し、
前記点検口の周縁部の前記壁材と前記壁裏側クランプ本体部との間に、スペーサが配置され、
前記スペーサは、前記点検口の周縁に沿う方向の寸法が前記壁裏側クランプ部よりも短く、
前記壁裏側係合部は、その先端に断面略円形状の増厚部を有し、
前記壁裏側被係合部は、その先端に、前記増厚部と係合可能な鉤状の突片を有することを特徴とする、点検口装置。 - 前記枠部材は、四角形状の枠体であり、
前記枠部材の一辺の長さに対する前記スペーサの長手方向の長さの割合は25%以上75%以下であることを特徴とする、請求項1に記載の点検口装置。 - 前記スペーサの長手方向の中央は、前記壁裏側クランプ部の長手方向の略中央の位置に取り付けられることを特徴とする、請求項2に記載の点検口装置。
- 前記蓋部材を前記枠部材内に保持するために、前記枠部材に係脱可能に取り付けられる室内側クランプ部をさらに備え、
前記枠部材は、前記枠部材の室内空間側に形成された室内側被係合部を有し、
前記室内側クランプ部は、前記室内側被係合部に対して係脱可能に係合する室内側係合部と、前記室内側係合部が前記室内側被係合部に係合している状態において、前記蓋部材の室内空間側の周縁部を押圧する蓋部材固定部と、を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の点検口装置。 - 前記スペーサは、その内部に空隙を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の点検口装置。
- 前記スペーサは、前記壁裏側クランプ部の壁材に接する側の面に固定されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の点検口装置。
- 前記スペーサは、前記壁裏側クランプ部の壁材に接する側の面に接着されており、
前記スペーサの前記壁裏側クランプ部に接する側の面は、微細な凹凸が施されていることを特徴とする、請求項6に記載の点検口装置。 - 前記壁裏側クランプ部は、前記壁裏側クランプ本体部と前記枠部材とを連結する連結部をさらに有し、
前記連結部は、可撓性材料で構成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の点検口装置。
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JP2015020310 | 2015-02-04 | ||
JP2015020310 | 2015-02-04 |
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JP2016145510A JP2016145510A (ja) | 2016-08-12 |
JP6706073B2 true JP6706073B2 (ja) | 2020-06-03 |
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Family Applications (1)
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JP2016003768A Active JP6706073B2 (ja) | 2015-02-04 | 2016-01-12 | 点検口装置 |
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JP3425874B2 (ja) * | 1998-12-14 | 2003-07-14 | フクビ化学工業株式会社 | 点検口枠 |
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2016
- 2016-01-12 JP JP2016003768A patent/JP6706073B2/ja active Active
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