JP6270095B2 - ユニットルーム - Google Patents
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そして、上記のようにして組み立てられた骨組みに壁パネルや天井パネルを支持固定することによって浴室やシャワー室の周壁および天井が形成されるようになっている。
なお、支柱連結部材は、連結部材本体と、この連結部材本体にビス等によって固定される天井パネル固定部を含む複数の部材を組み立てて形成されるものもある。
(1)天井パネルの周縁部をクリップで間欠的に支柱連結部材に固定しなければならず、天井パネルの周縁部の固定作業が煩雑である。
(2)躯体天井面と天井パネルとの間に隙間が少ない場合、まず、骨組みを組み立てた後、
壁パネル等の壁構造材を支柱に支持させる前に、上記のようにクリップで天井パネルの周縁部を固定する必要がある。
(3)天井パネルのアフターメンテナンス交換の際には、天井点検口からクリップを解除する必要があるが、特に住宅の天井面との懐高さが低い場合は手が届きにくく、作業的に非常に困難である。したがって、躯体天井面と天井パネルとの間に隙間が少ない場合、天井パネルの交換の必要が生じた場合、壁パネルを先に取り外す必要が生じる場合もあり、作業性が悪い。
(4)天井パネルの施工後、壁パネルやドア枠等の壁構造材を支柱を含む骨組みに支持固定させなければなないが、1つのユニットルームを構成する壁構造材は、天井パネルに比べ数が多いため、壁構造材を支持固定する場合に天井パネルに当たり、天井パネルを傷つけてしまう確率が高い。
(1)多数の固定ねじで間欠的に天井パネルを固定しなければならないため、天井パネルの周縁部の固定作業が煩雑である。
(2)壁パネルに交換の必要が生じた場合、天井パネルも取り外す必要がある。
本発明において、天井面は、1枚の天井パネルで形成しても複数枚の天井パネルを並設させて形成しても構わない。
3枚以上の矩形をした天井パネルを用いて天井面を形成する場合には、両端に配置される2枚の天井パネルは、天井パネルの3辺に沿って端部係合部を設け、他の1辺に沿って他方の天井パネルとの接合構造部を設けるようにし、内側に配置される天井パネルは、天井パネルの平行な2辺に沿って端部係合部を設け、他の2辺に沿って他の天井パネルとの接合構造部を設けるようにすればよい。
また、天井パネルと天井パネルとの接合は、いずれかの天井パネルに設けられた点検口から行うようにすればよい。天井パネルと天井パネルとの接合方法は、上記のように点検口から作業できれば特に限定されない。
天井パネルの材質としては、特に限定されないが、天井パネル本体は、鋼板、樹脂被覆化粧鋼板などを折り曲げ加工やプレス加工して得ることができる。
支柱連結部材は、特に限定されないが、例えば、鋼板、ステンレス鋼板などを折り曲げ加工やプレス加工して形成したものや、アルミニウムの押出成形で全ての部分が一体に形成されたものや、支柱間を連結する部材本体と、前記傾斜面を備えた部材とをねじ固定や溶接固定して形成したもの等が挙げられる。
(1)天井パネルの、天井パネル本体が、金属製板材あるいは金属製板材の表面に化粧層を備えた化粧板材を、折り曲げ加工あるいはプレス加工して形成され、係止鉤部の係止爪部の下端面が天井面形成部に下端面と略面一か天井面形成部の下端面より高い位置に配置されるとともに、前記天井面形成部の上面に沿って裏打ち材が添設されているとともに、裏打ち材の上面高さが、天井パネル本体の天井面形成部から天井裏側への突出最大高さとほぼ同じかすこし高くなっている構成。
(2)支柱連結部材が、壁構造材のユニットルーム外側面に当接して壁構造材の壁面形成部を垂直に立設した状態に保持する壁構造材支持面を備えている構成。
図1および図2に示すように、このユニットバスAは、天井が、2枚の天井パネル1によって形成されている。
天井パネル本体1aは、化粧面となる合成樹脂を表面に被覆した化粧鋼板をプレス成形機を用いて曲げ加工して得られ、矩形をした天井面形成部11を有するとともに、この天井面形成部11の一辺に沿って連結部材装着部12を有し、他の3辺に沿ってそれぞれ端部係合部13を備えている。
立上り壁部12aは、天井面形成部11の端縁からユニットバスAの天井裏方向に略直角(曲げコーナー部が少しアール形状になっていたり、1度以下の公差範囲内での角度のずれを含む)に立ち上がるように設けられている。
連結部材係止部12bは、立上り壁部12aの上端から略直角(曲げコーナー部が少しアール形状になっていたり、1度以下の公差範囲内での角度のずれを含む)に折れ曲がるように設けられている。
立上り部13aは、天井面形成部11の端縁からユニットバスAの天井裏方向に略直角(曲げコーナー部が少しアール形状になっていたり、1度以下の公差範囲内での角度のずれを含む)に立ち上がるように設けられている。
したがって、天井面形成部11の隣接する辺に設けられた立上り部13aと立上り部13aとの間には数ミリ以内の隙間しか形成されていない。
係合部本体13cは、垂下部13dと、係止爪部13eとを備えている。
係止爪部13eは、垂下部13dの下端から立上り部13a方向に略直角(曲げコーナー部が少しアール形状になっていたり、1度以下の公差範囲内での角度のずれを含む)に折れ曲がっていて、下端面が天井面形成部11の下端面とほぼ同一平面内に収まるようになっている。
骨組み3は、支柱3aと、支柱連結部材3bとから構成されている。
また、支柱3aは、鉄鋼、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属材料で形成されていて、特開2004-84373号公報等に開示されている公知の構造をしていて、後述する壁パネル5の側縁に沿って設けられた係合部36が係合する係合溝36a(図3参照)がユニットバスAの浴室内側の面にそれぞれ設けられている。
支柱連結部本体31は、平板状をしていて、支柱3aの上端固定部30にビス30aによって固定されて支柱3aをその上端部で連結している。
係止部33は、位置決め部本体32bの上端から位置決め部本体32bに直交するように浴室外側に向かって延出していて、壁パネル位置決め部32とともに係合爪部13eが入り込む係合凹部38を形成している。
壁パネル上下位置規制用突部35は、傾斜面部34bの中間部から浴室内側に向かって突出するように設けられ、ガイド部34の上面部34aとの間に、後述する壁パネル5の壁パネル本体5aの折り曲げ部52が入り込む隙間S1が形成されている。
壁パネル本体5aは、天井パネル本体1aと同様に化粧鋼板を折り曲げ加工して形成されていて、壁面形成部51と、この壁面形成部51の上端から浴室外側に折り曲げ形成された折り曲げ部52を備えているとともに、図示していないが、壁面形成部51の両側から浴室外側に折り曲げ形成された側面折り曲げ部と、この側面折り曲げ部先端から内側に向かって断面略三角形形状に折り曲げ形成された係止爪部を備えている。
(1)支柱3aの下端を防水床パン等に固定するとともに、図3に示すように、支柱3aの上端部に支柱連結部本体31をビス30aで固定して支柱3aの上端間を支柱連結部材3bによって連結固定し、骨組み3を組み立てる。
(2)各壁パネル5の下端を防水床パンの周縁に設けられたパネル支持部に止水材を介して受けさせるとともに、壁パネル5の両側縁に設けられた係合部を支柱3aの嵌合溝部に嵌合させ、ユニットバスAの浴室周壁を形成する。
また、裏打ち材5bが位置決め部本体32bに当接されることによって、壁パネル5の壁面形成部51の上端部と、立上り部13aとの間に後述する乾式目地材8の嵌合隙間S2が正確に形成される。
なお、壁パネル5と壁パネル5との継目部分は、乾式の目地材、シリコーンシーラー等のコーキング材やこれらを併用して止水状態にされる。また、図示していないが、隙間S1には、壁面構造材としてのドア枠の上端に設けられた係止部も入り込むようになっている。
また、2枚の天井パネル1は、図6に示すように、3辺の係止爪部13eがそれぞれ係合凹部38内に入り込み、係止部33の下面に係止された状態で、連結部材装着部12の立上り壁部12a同士が略接するように配置される。
なお、上記スライド嵌合によって、一方の第1連結部材形成ピース20(第2連結部材形成ピース29)の係合凹部21bに他方の第1連結部材形成ピース20(第2連結部材形成ピース29)の係合突部22bが係合する。
(12)上記のようにして仮装着された端部連結部材2bおよび内側連結部材2aを、図11に示すように、ハンマーHを用いて打撃して連結保持姿勢の状態を保ちながら各連結部材2a,2bごとに規定された正常連結位置までスライド移動させる。なお、天井裏のスペースが狭く、ハンマーHのみでは正常連結位置になるまで打撃できないときは、必要に応じて木の板や棒の先端を端部連結部材2bおよび内側連結部材2aに当て木として押し当て板や棒の後端をハンマーHで打撃するようにしても構わない。
なお、図示していないが、中央の内側連結部材2aにねじ込まれる固定ねじ43には、点検口1cの蓋に繋がるロープあるいはチェーン等の一端をねじ込みと同時に固定することが好ましい。
なお、乾式目地材8は、硬質の樹脂からなる芯材部と、エラストマー系の軟質樹脂からなる可撓部とを備えた二色成形品である。
第1連結部材形成ピース20は、図8に示すように、上部カバー形成部21と、係止部22と、側カバー部23と、挟着部24と、後述する補強部材4aの脚部41の下端を受ける脚部受け部25を備えている。
上部カバー形成部21は、平面視で、連結姿勢にある天井パネル1の一方の連結部材係止部12bの幅方向の全幅を上方から覆うことができる幅をした略矩形をして、図2および図13に示すように、分割面となる一方の側面が他方の第1連結部材形成ピース20の側面と突き合わされるように平面になっている。
上部カバー形成部21のこのスリット21cより上側部分は、後述する係止部22が係合するように、前記分割面と反対側の側面側および長手方向の一側面側が切り欠かれて、他の部分より幅が狭くなった係合部21aとなっている。
係合部21aは、前記分割面21fと反対側の側面に係合凹部21bを備えている。
係止部本体22aは、図8(b)に示すように、平面視略L字形をしていて、係合凹部21bに係合する係合突部22bが前記分割面21f側に向かって突設されている。
ガイド爪部22cは、前記スリット21cと同じ高さ位置に設けられ、スリット21cにスライド嵌合する厚みに形成されている。
また、側カバー部23は、分割面21fとは反対側の面に、後述する補強部材4aの固定ねじ43の先端部が嵌り込むねじ受け溝21dが形成されている。
ねじ受け溝21dの底には、2つの第1連結部材形成ピース20をスライド嵌合させて、内側連結部材2aを形成した状態で分割面21f間が天井パネル1の荷重で拡がらないようにするねじ28をねじ込むねじ孔21eが穿設されている。
また、挟着部24と、上部カバー形成部21との間には、連結部材係止部12bが入り込む隙間26が形成されている。
また、内側連結部材2aは、一方の第1連結部材形成ピース20のねじ孔21eからねじ28を他方の第1連結部材形成ピース20のねじ孔21eまでねじ込むことによって、天井パネル1の荷重によって経時的に歪みが生じ、第1連結部材形成ピース20の分割面21f間が開いて挟着部24,24による挟着が不十分になることがないように上部カバー形成部21,21が固定されている。
一方の脚部41は、図13に示すように、3つの内側連結部材2aの連結位置に対応する位置に、内側連結部材2aを補強部材4aに支持する固定ねじ43のねじ孔42が穿設されている。
そして、補強部材4aは、図2、図3および図9に示すように、内側連結部材2aおよび端部連結部材2bが正常連結位置に配置された状態で、脚部41が内側連結部材2aおよび端部連結部材2bを両側から挟み、天板部40が天井パネル1、1の連結部を全長にわたって上側から覆うように装着されている。
そして、両脚部41は、この固定ねじ43に螺着状態で、その下端が内側連結部材2aの脚部受け部25および端部連結部材2bの3つの垂直リブ27の上面に受けられている。
(1)天井パネル1の3辺の端部係合部13が天井パネル1を骨組み3の天井裏側に配置し、係止爪部13eを傾斜面部34b上に配置し、天井面形成部11の下面に治具の吸盤を吸着させ、把手を持って浴室室内側に天井面形成部11を引き下げることによって、天井パネル1の3辺の端部係合部13の係止爪部13eが係止部33に形成される。すなわち、多数のクランプや、固定ねじを用いて天井パネルの周縁部を骨組み3に固定する必要がない。
したがって、壁パネル5を施工したのちでも、天井パネル1の取り付け取り外しを容易かつ短時間で行えるようになる。
(2)天井パネル本体1aが化粧鋼板を折り曲げ形成するだけで製造されているので、天井パネル1の製造が容易である。
(3)天井パネル本体1aの延出部13bの上面と連結部材係止部12bの上面が略同じ高さで、天井面形成部11の下面と係止爪部13eの下面とが同じ高さであるので、天井パネル本体1aを容易に積み重ねることができる。
(4)天井パネル1は、裏打ち材1bの厚みが、天井面形成部11から延出部13bの上面と連結部材係止部12bの上面までの高さより厚くなっているので、パネル製造時の裏打ち材の接着時の圧着ロールへの干渉による曲げ部の変形もなく効率的にライン製造でき、完成した製品を緩衝材を使用することなく段積みできる。また、ユニットバス ASSY 輸送時においても同様に干渉による曲げ部の変形の恐れが無いため、変形を防止する緩衝材が不要となる。また、天井パネル1の搬送時やストック時に積み重ねても嵩張ることがなく、うまく積み上げることができ、搬送コストや保管コストを低減できる。
(5)壁パネル5の裏打ち材5bが位置決め部本体32bに当接されて、壁パネル5の壁面形成部51がほぼ垂直に保持され、上下方向の動きも規制された状態で骨組み3に支持されるので、天井パネル1の施工後に形成される嵌合隙間S2が常に均一な幅に形成される。したがって、乾式目地材8を嵌合するだけで、天井パネル1と壁パネル5部分の継目部分を容易且つ確実に止水状態にすることができる。
(6)第1連結部材形成ピース20同士、あるいは、第2連結部材形成ピース29同士をスライド嵌合させて、内側連結部材2aおよび端部連結部材2bを、それぞれ点検口1c近傍で容易に仮装着することができる。
そして、仮装着された内側連結部材2aおよび端部連結部材2bは、ハンマーH等で打撃することによって容易にスライドし、正常な連結保持位置にすることができる。すなわち、点検口1cから遠く離れた天井パネル1の両端で、ボルトやナットを締め付ける作業を行わなくて済み、天井裏の作業スペースが狭くても連結作業を容易に行える。
(7)補強部材4aが略コの字形をしているので、曲げ強度的に強いため、しっかりと天井パネル1の自重による室内側への垂れ下がりを防止できる。
(8)脚部41のねじ孔42を介して固定ねじ43をねじ込み、ねじ先端部を内側連結部材2aのねじ受け溝21dに嵌り込むとともに、脚部41の下端をその高さh1が垂直リブ27の上面の高さh2より低い脚部受け部25に受けさせるようにしたので、天井パネル1の長手方向に中央部が両端より少し上側に引き上げられるように支持され、天井パネル1を長手方向によりフラットな状態に施工できる。
(9)天井パネル1と天井パネル1との継目部分が、乾式のシール材14のみで、水密を図ることができ、湿式のシーリング材を後で充填するといった作業が不要となり、施工性がよい。しかも、天井面にシール材14が露出せず、天井面の意匠性が上がる。
上記の実施の形態では、壁パネルを骨組みに取り付け施工したのち、天井パネルを取り付け施工するようにしていたが、逆でも構わない。
1 天井パネル
1a 天井パネル本体
1b 裏打ち材
1c 点検口
11 天井面形成部
12 連結部材装着部
12a 立上り壁部
12b 連結部材係止部
13 端部係合部
13a 立上り部
13b 延出部
13c 係合部本体
13d 垂下部
13e 係止爪部
14 シール材
2a 内側連結部材
2b 端部連結部材
20 第1連結部材形成ピース
21 上部カバー形成部
21a 係合部
21b 係合凹部
21c スリット
21d ねじ受け溝
21e ねじ孔
21f 分割面
22 係止部
22a 係止部本体
22b 係合突部
22c ガイド爪部
23 側カバー部
24 挟着部
25 脚部受け部
26 隙間
27 垂直リブ
28 ねじ
29 第2連結部材形成ピース
3 骨組み
3a 支柱
3b 支柱連結部材
30 上端固定部
30a ビス
31 支柱連結部本体
32 壁パネル位置決め部
32a 傾斜連結部
32b 位置決め部本体(壁構造材支持面)
33 係止部
34 ガイド部
34a 上面部
34b 傾斜面部
34c 湾曲部
35 壁パネル上下位置規制用突部
36 係合部
36a 係合溝
38 係合凹部
4a 補強部材
40 天板部
41 脚部
42 ねじ孔
43 固定ねじ
5 壁パネル
5a 壁パネル本体
5b 裏打ち材
51 壁面形成部
52 折り曲げ部
8 乾式目地材
H ハンマー
S1 隙間
S2 嵌合隙間
Claims (3)
- 天井面形成部と、この天井面形成部の天井の端縁となる端部に沿って設けられた端部係合部とを有する天井パネル本体を備える天井パネルが、
前記端部係合部を、ルーム周壁面を形成する壁構造材を支持する支柱の上端部間を連結するように設けられた支柱連結部材に係合させることによって取り付けられて天井を形成するようにしたユニットルームであって、
前記天井パネルは、前記端部係合部が、前記天井面形成部の端縁から立ち上がる立上り部と、立上り部から天井パネルの外側に向かって延出する延出部と、この延出部の先端から下方に延出し下端に係止爪部を有する係合部本体を有し、
前記支柱連結部材が、上端に設けられて前記ユニットルームの外側端に向かって下方に徐々に下がる傾斜面部と、この傾斜面部の下端より下方に設けられて前記係止爪部が係止される係合凹部を備え、
前記壁構造材が、壁面形成部と、この壁面形成部の周縁からユニットルームの外側に向かって折り曲げられた形状に形成された折り曲げ部を有し、
前記支柱連結部材が、前記壁構造材の上端側の折り曲げ部が入り込む隙間を形成する上下位置規制用突部を備えていることを特徴とするユニットルーム。 - 天井面形成部と、この天井面形成部の天井の端縁となる端部に沿って設けられた端部係合部とを有する天井パネル本体を備える天井パネルが、
前記端部係合部を、ルーム周壁面を形成する壁構造材を支持する支柱の上端部間を連結するように設けられた支柱連結部材に係合させることによって取り付けられて天井を形成するようにしたユニットルームであって、
前記端部係合部が、前記天井面形成部の端縁からほぼ直角に立ち上がる立上り部と、立上り部の上端からほぼ直角に折れ曲り天井パネルの外側に向かって延出する延出部と、この延出部の先端から下方にほぼ直角に折れ曲がる垂下部およびこの垂下部の下端から前記立上り部方向にほぼ直角に折れ曲がる前記係止爪部を有する係合部本体を備え、
前記支柱連結部材が、上端に設けられた上面部と、この上面部から前記ユニットルームの外側端に向かって下方に徐々に下がる傾斜面部と、この傾斜面部の下端より下方に設けられて前記係止爪部が係止される係合凹部を備え、
前記壁構造材が、壁面形成部と、この壁面形成部の周縁からユニットルームの外側に向かって折り曲げられた形状に形成された折り曲げ部を有し、
前記支柱連結部材が、前記壁構造材の上端側の折り曲げ部が入り込む隙間を形成する上下位置規制用突部を備えていることを特徴とするユニットルーム。 - 支柱連結部材が、壁構造材のユニットルーム外側面に当接して壁構造材の壁面形成部を垂直に立設した状態に保持する壁構造材支持面を備えている請求項1または請求項2に記載のユニットルーム。
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