JP6705313B2 - 眼科装置 - Google Patents

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Description

本開示は、被検眼を検査するための眼科装置に関する。
従来の眼科装置としては、例えば、眼屈折力測定装置、角膜曲率測定装置、眼圧測定装置、眼底カメラ、OCT、SLO等が知られている。これらの装置は、本体に表示部を備え、検者は、表示部の表示を見ながら装置のアライメントおよび測定結果の確認等を行う。
また、特許文献1は、表示部を水平軸回りに回転させて表示部の上下を反転させ、さらに表示部を垂直軸回りに回転させることによって、検査室のレイアウトに応じて表示部の位置を変更する装置が提案されている。
特開2015−091427
しかしながら、従来の眼科装置では、表示部を装置の側面(左右面)にスムーズに移動させることができなかった。
本開示は、従来の問題点に鑑み、表示部の位置をスムーズに変更できる眼科装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本開示は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 被検眼を検査するための眼科装置であって、測定光学系を有し、前記被検眼を検査する検眼部と、前記検眼部を覆う外装と、表示部を前記検眼部に対して水平方向に移動させる可動部と、前記可動部の移動をガイドするガイド部であって、前記外装に設けられるガイド部と、を備えることを特徴とする。

本実施例の外観を示す概略図である。 本実施例の光学系および制御系を示す図である。 表示部を上から見たときの構造を示す図である。 表示部を横から見たときの構造を示す図である。 正面に配置された表示部を上から見たときの構造を示す図である。 正面と側面の間に配置された表示部を上から見たときの構造を示す図である。 表示部が正面にあるときの装置全体の概略図である。 表示部を正面から側方に移動させる途中の装置全体の概略図である。 表示部が側面にあるときの装置全体の概略図である。 表示部を上下反転させたときの装置全体の概略図である。 ガイド部の変容例を示す図である。 ガイド部の変容例を示す図である。
<実施形態>
本実施形態の眼科装置は、検眼部と、可動部と、ガイド部を備える。検眼部は、被検眼を検査する。可動部は、表示部を水平方向(例えば、左右方向)に移動させる。例えば、可動部は、表示部を水平方向にスライドさせる。可動部は、例えば、表示部を水平方向に摺動させるためのスライダーを備えてもよいし、表示部を水平方向に移動させるためのローラ等を備えてもよい。可動部は、例えば、表示部を取り付ける取付部(例えば、取付板)を備えてもよい。ガイド部は、可動部の移動をガイドする。例えば、ガイド部は、溝、レール等を備える。例えば、可動部は、ガイド溝、ガイドレール等に沿って移動する。これによって、本装置は、表示部をガイド部のガイドに従って水平方向に移動させることができる。例えば、本装置は、表示部を正面(被検者の反対側)および左右にスムーズに配置することができ、表示部の配置の自由度を高くできる。
<実施例>
以下、本開示に係る実施例について説明する。本実施例の眼科装置は、例えば、被検眼を検査する装置である。眼科装置としては、例えば、眼屈折力測定装置、角膜曲率測定装置、角膜形状測定装置、眼圧測定装置、眼軸長測定装置、眼底カメラ、OCT(optical coherence tomography)、SLO(Scanning Laser Ophthalmoscope)等が挙げられる。以下の説明では、一例として眼屈折力測定装置を説明する。
本実施例の眼科装置は、例えば、被検眼の眼屈折力を他覚的に測定する。例えば、本実施例の眼科装置は、片眼毎に測定を行ってもよいし、両眼同時に(両眼視で)測定を行う装置であってもよい。眼科装置は、例えば、検眼部と、表示部と、駆動部と、制御部等を備える。なお、以下の説明において、検眼部2の光軸方向をZ軸方向(前後方向)、Z軸方向に垂直な水平方向をX軸方向(左右方向)、Z軸およびX軸に垂直な方向をY軸方向(上下方向)とする。
<外観>
図1に基づいて、眼科装置の外観を説明する。図1に示すように、本実施例の眼科装置1は、検眼部2と、表示部100などを備える。検眼部2は、被検眼を検査する。検眼部2は、例えば、被検眼の眼屈折力、角膜曲率、眼圧等を測定する光学系を備えてもよい。また、検眼部2は、被検眼の前眼部、眼底等を撮影するための光学系等を備えてもよい。本実施例では、屈折力を測定する検眼部2を例に説明する。表示部100は、例えば、被検眼の観察画像および測定結果等を表示させる。
さらに、本実施例の眼科装置1は、例えば、外装6、駆動部4、操作部8、顔支持部9等を備えてもよい。例えば、外装6は、検眼部2、駆動部4等を覆う。駆動部4は、例えば、検眼部2を基台5に対して上下左右前後方向(3次元方向)に移動させる。眼科装置1は、操作部8を備えてもよい。操作部8は、装置1の各種設定、測定開始時の操作に用いられる。操作部8には、検者による各種操作指示が入力される。例えば、操作部8は、タッチパネル、ジョイスティック、マウス、キーボード、トラックボール、ボタン等の各種ヒューマンインターフェイスであってもよい。なお、表示部100としてタッチパネルが用いられる場合は、表示部100として操作部として兼用されてもよい。顔支持部9は、例えば、額当てと顎台を備えてもよい。例えば、顎台は、顎台駆動部の駆動によって上下方向に移動されてもよい。
<制御系>
図2に示すように、本装置1は制御部70を備える。制御部70は、本装置1の各種制御を司る。制御部70は、例えば、一般的なCPU(Central Processing Unit)71、ROM72、RAM73等を備える。例えば、ROM72には、眼科装置を制御するための眼科装置制御プログラム、初期値等が記憶されている。例えば、RAMは、各種情報を一時的に記憶する。制御部70は、検眼部2、駆動部4、表示部100、操作部8、記憶部(例えば、不揮発性メモリ)74等と接続されている。記憶部74は、例えば、電源の供給が遮断されても記憶内容を保持できる非一過性の記憶媒体である。例えば、ハードディスクドライブ、着脱可能なUSBフラッシュメモリ等を記憶部74として使用することができる。
<検眼部>
検眼部2は、被検眼の測定,検査,撮影などを行う。検眼部2は、例えば、被検眼の屈折力を測定する測定光学系を備えてもよい。例えば、図2に示すように、検眼部2は、測定光学系20と、固視標呈示光学系40と、指標投影光学系50と、観察光学系(撮像光学系)60と、を備えてもよい。
測定光学系20は、投影光学系(投光光学系)20aと、受光光学系20bと、を有している。投影光学系20aは、被検眼の瞳孔を介して眼底Efに光束を投影する。また、受光光学系20bは、瞳孔周辺部を介して眼底Efからの反射光束(眼底反射光)をリング状に取り出し、主に屈折力の測定に用いるリング状の眼底反射像を撮像する。
投影光学系20aは、測定光源21と、リレーレンズ22と、ホールミラー23と、対物レンズ24と、を光軸L1上に有している。光源21は、リレーレンズ22から対物レンズ24、および、瞳孔中心部を介して眼底Efにスポット状の光源像を投影する。光源21は、移動機構33によって光軸L1方向に移動される。ホールミラー23には、リレーレンズ22を介した光源21からの光束を通過させる開口が設けられている。ホールミラー23は、被検眼の瞳孔と光学的に共役な位置に配置されている。
受光光学系20bは、ホールミラー23と、対物レンズ24と、を投影光学系20aと共用する。また、受光光学系20bは、リレーレンズ26と、全反射ミラー27と、を有している。更に、受光光学系20bは、受光絞り28と、コリメータレンズ29と、リングレンズ30と、撮像素子32と、をホールミラー23の反射方向の光軸L2上に有している。撮像素子32には、エリアCCD等の二次元受光素子を用いることができる。受光絞り28、コリメータレンズ29、リングレンズ30、及び撮像素子32は、移動機構33によって、投影光学系20aの測定光源21と一体的に光軸L2方向に移動される。移動機構33によって光源21が眼底Efと光学的に共役な位置に配置される場合、受光絞り28及び撮像素子32も、眼底Efと光学的に共役な位置に配置される。
リングレンズ30は、対物レンズ24からコリメータレンズ29を介して導かれる眼底反射光を、リング状に整形するための光学素子である。リングレンズ30は、リング状のレンズ部と、遮光部と、を有している。また、受光絞り28及び撮像素子32が、眼底Efと光学的に共役な位置に配置される場合、リングレンズ30は、被検眼の瞳孔と光学的に共役な位置に配置される。撮像素子32では、リングレンズ30を介したリング状の眼底反射光(以下、リング像という)が受光される。撮像素子32は、受光したリング像の画像情報を、制御部70に出力する。その結果、制御部70では、表示部100でのリング像の表示、およびリング像に基づく屈折力の算出等が行われる。
また、図2に示すように、本実施例では、対物レンズ24と被検眼との間に、ダイクロイックミラー39が配置されている。ダイクロイックミラー39は、光源21から出射された光、および、光源21からの光に応じた眼底反射光を透過する。また、ダイクロイックミラー39は、後述の固視標呈示光学系40からの光束を被検眼に導く。更に、ダイクロイックミラー39は、後述の指標投影光学系50からの光の前眼部反射光を反射して、その前眼部反射光を観察光学系60に導く。
図2に示すように、被検眼の前方には、指標投影光学系50が配置されている。指標投影光学系50は、主に、被検眼に対する光学系の位置合わせ(アライメント)に用いられる指標を前眼部に投影する。この場合、指標投影光学系50は、被検眼に対する光学系のXY方向又はZ方向の少なくともいずれかに位置合わせ(アライメント)に用いられる指標を前眼部に投影する。なお、指標投影光学系50を用いず、前眼部画像における特徴部位を検出することによってアライメント検出を行うようにしてもよい。もちろん、指標検出と、特徴部位の検出とを併用して、アライメントを検出してもよい。
指標投影光学系50は、例えば、リング指標投影部51と、指標投影部52と、を備える。リング指標投影部51は、被検者眼Eの角膜に拡散光を投影し、リング指標(いわゆるマイヤーリング)を投影する。リング指標投影部51は、本実施例の眼科装置1では、被検者眼Eの前眼部を照明する前眼部照明としても用いられる。指標投影部52は、被検眼の角膜に平行光を投影し、無限遠指標を投影する。
視標呈示光学系40は、光源41、固視標42、リレーレンズ43、反射ミラー46の反射方向の光軸L4上に有している。固視標42は、他覚屈折力測定時に被検眼を固視させるために使用される。例えば、光源41によって固視標42が照明されることによって、被検眼に呈示される。
光源41及び固視標42は、駆動機構48によって光軸L4の方向に一体的に移動される。光源41及び固視標42の移動によって、固視標の呈示位置(呈示距離)を変更してもよい。これによって、被検眼に雲霧をかけて屈折力測定を行うことができる。
前眼撮影光学系60は、撮像レンズ61と、撮像素子62とを、ハーフミラー63の反射方向の光軸L3上に備える。撮像素子62は、被検眼の前眼部と光学的に共役な位置に配置される。撮像素子62は、リング指標投影部51によって照明される前眼部を撮像する。撮像素子62からの出力は、制御部70に入力される。その結果、撮像素子62によって撮像される被検眼の前眼部画像が、表示部100に表示される(図2参照)。また、撮像素子62では、指標投影光学系50によって被検眼の角膜に形成されるアライメント指標像(本実施例では、リング指標および無限遠指標)が撮像される。その結果、制御部70は、撮像素子62の撮像結果に基づいてアライメント指標像を検出できる。これによって、制御部70は、アライメント状態の適否を、アライメント指標像が検出される位置に基づいて判定できる。
<表示部の移動機構>
本装置1は、表示部100の位置を移動させるための移動機構を備える。図3は、表示部100の移動機構を上から見たときの様子を示している。図3に示すように、本装置1は、可動部130と、ガイド部110を備える。可動部130は、装置1に対して水平方向に移動する。可動部130には表示部100が取り付けられており、表示部100は可動部130とともに水平方向に移動される。ガイド部110は、可動部130が所望の軌跡で移動するように、可動部130の移動をガイドする。
可動部130は、例えば、取付板131を備える。取付板131は、例えば、水平方向に移動するプレートである。また、取付板131は、表示部100を水平軸J1回りに回転可能に保持する。表示部100は、取付板131とともに水平方向に移動する。取付板131は、例えば、装置上部の基部120と押え板121の間に挿入され、その間を摺動する(図4参照)。可動部は、例えば、ローラ136、付勢部135、押付部133を備えてもよい。ローラ136、付勢部135、押付部133は、例えば、取付板131に取り付けられる。
ローラ136は、ガイド部110に係合する。これによって、取付板131の移動は、ガイド部110によってガイドされる。本実施例の取付板131は、ローラ136を2つ備え、この2つのローラ136a,136bがガイド部110に係合する。これによって、表示部100の移動位置と画面方向がガイド部110によって規定され、表示部100と外装6との接触を防ぐことができる。もちろん、表示部100の位置に関わらず画面の方向を任意に変更したい場合、ローラ136は1つであってもよい。付勢部135は、取付板131に固定される。押付部133は、付勢部135に連結される。
付勢部135は、取付板131が押え板121の間に摺動可能に挟持されるように、適切な力で押え板121に対して押付部133を押しつける。これによって、所定の力が水平方向に加わると、取付板131が基部120と押え板121の間を安定して滑る。なお、付勢部135によって押付部133が基部120に押し付けられる構成であってもよいし、付勢部135および押付部133が基部120または押え板121に設けられ、押付部133が取付板131に押し付けられる構成であってもよい。
ガイド部110は、例えば、装置上部の基部120に設けられる。ガイド部110は、例えば、ガイド溝111であってもよい。例えば、ガイド溝111はローラ136と係合され、ローラ136がガイド溝111に沿って転がることによって、可動部130の移動がガイドされる。
ガイド溝111は、例えば、直線的であってもよいし、曲線的であってもよい。ガイド溝111は、直線部と曲線部の両方を備えてもよい。もちろん、ガイド溝111は、円形状であってもよいし、楕円形状であってもよい。本実施例のガイド溝111は、一部が直線で形成され、残りは曲線形状であり、表示部100を楕円に近い軌跡で移動させる。ガイド溝111の形状は、表示部100とともに可動部130を左右にスライドさせたときに、表示部100が外装6に接触しないように設定される。なお、本実施例のガイド溝111は、C型の形状であるが、O型の形状にして、表示部100を360°旋回できるようにしてもよい。これによって、表示部100の配置の自由度を高めることができる。なお、ガイド部110は、ガイドレール等であってもよい。
<移動動作>
本実施例の可動部130は、検者が被検者と対面する状態において、検者の正面および左右に表示部100を移動させることができる。つまり、検者が被検者に対して装置1の反対側、または装置1の左側もしくは右側で検査を行う場合、それぞれの位置に表示部100を移動させることができる。例えば、図5は、装置1の正面(被検者の反対側)に配置された表示部100を上から見たときの構造を示す図である。この状態で表示部100が検者によって右方向に押されると、取付板131が右方向に摺動する。このとき、ローラ136がガイド溝111に沿って転がることで、取付板131は楕円に近い軌跡に沿ってスライドする(図6参照)。取付板131に取り付けられた表示部100も同様に楕円に近い軌跡Kにそって移動する。表示部100は、軌跡Kに沿って移動し、ローラ136がガイド溝111の端部に当接するか、または検者が表示部100を押すことを止めるまで移動される。表示部100を正面に戻す場合、または被検者の右側に移動させる場合、検者は表示部100を左方向に押すと、可動部130はガイド溝111にガイドされながら左方向に摺動し、表示部100が装置1の正面、さらには左側面に移動する。
表示部100が移動する軌跡Kは、ガイド溝111の形状と2つのローラ136a,136bの間隔などによって設定される。この軌跡Kは、表示部100が装置本体の外装6に触れないように設定されるとよい。また、表示部100の移動に要する空間をコンパクトにするために軌跡Kの形状をできるだけ小さくし、外装6に沿うようにするとよい。これによって、表示部100を左右方向に移動させる時に表示部100が検査室の壁などに接触することを抑制できる。
図7〜9は、表示部100を装置の正面(被検者の反対側)から装置の側面に移動させたときの装置の外観図である。図7は、表示部100が装置の正面にある場合の正面図(a)と、側面図(b)である。図8は、表示部100が装置の正面と側面の中間にある場合の正面図(a)と、側面図(b)である。図9は、表示部100が装置の側面にある場合の正面図(a)と、側面図(b)である。
図7〜9に示すように、可動部130とガイド部110によって表示部100を移動させることで、表示部100を装置1の外装6に沿って移動させることができる。これによって、表示部100の移動に要するスペースを小さくすることができ、表示部100を移動させて使用する場合の装置の配置スペースをコンパクトにできる。仮に、本実施例のように外装6が前後方向に長い矩形状の装置において、1つの垂直軸回りに表示部100を回転させたとする。この場合、表示部が正面に配置されるときに比べ、表示部が側面に配置されるときは、表示部と外装6との間の距離が大きくなってしまい、不要なスペースが生じる。
なお、本実施例の装置1では、表示部100を大きくチルトさせなくとも、装置の外装6に干渉させることなく表示部100を左右に移動させることができる。したがって、表示部100を左右に移動させる際にわざわざチルトさせる手間が省け、スムーズに表示部100の位置を変更できる。また、装置の左右のどちらかに座って検査する場合であっても、被検者の対面に座って操作する場合に比べてモニタの高さおよびチルトの角度を同等にできるため、同じ姿勢で検査し易い。
<表示部反転>
なお、取付板131は、表示部100を上下反転可能に保持してもよい。例えば、取付板131は、表示部100を水平軸回りに回転させ、上下反転させた状態で画面を被検者側に向けてもよい(図10参照)。これによって、検者は、被検者側に立って検査する場合であっても表示部100の表示を見ることができる。なお、表示部100が上下反転された状態で可動部130によって表示部100が左右に摺動されてもよい。これによって、検者のさまざまな状態に合わせて表示部100の位置を変更できる。
<変容例>
なお、ガイド部110は、平行移動するように可動部130をガイドしてもよい。例えば、図11のように、ガイド溝111が直線形状である場合、ローラ136が直線形状のガイド溝111を沿うことによって、可動部130が平行移動する。これによって、画面の方向を変えることなく、表示部100の位置を調整できる。なお、ガイド溝111が直線である場合も表示部100を正面から側面に移動させることができる(図11参照)。
また、ガイド部110は、可動部130が所定の範囲内で移動できるようにガイドしてもよい。例えば、図12に示すように、ガイド溝111は、ローラ136の径よりも大きな幅を有する形成であってもよい。この場合、可動部130は所定の範囲内で任意に移動でき、表示部100の姿勢の自由度を高めることができる。このように、ガイド部110は可動部130が装置本体から外れないように移動をガイドしてもよい。
なお、上記の実施例において、取付板131にはローラ136が2つ設けられているが、ローラ136が3個以上設けられる構成であってもよい。この場合、ローラ136は取付板131に対して前後方向に移動可能であるとよい。
なお、上記の実施例において、取付板131にローラ136が設けられているが、取付板131の代わりにガイド部110にローラ136が設けられてもよい。例えば、ガイド溝111の壁面に複数のローラ136が備えられてもよい。
なお、ローラ136は、表示部100の移動を滑らかにするためであり、必ずしも設けられなくてもよい。例えば、ローラ136ではなく、ガイド溝111と係合する凸部であってもよい。
なお、可動部130およびガイド部110は、装置上部ではなく他の部分に設けられてもよい。例えば、可動部130およびガイド部110は、装置正面および側面に設けられ、表示部100を装置正面から側面に移動させる構成であってもよい。
なお、上記の実施例において、付勢部135と押付部133が設けられる構成としたが、これらは可動部130の移動を安定させるためのものであり、必ずしも設けなくてもよい。例えば、取付板131が基部120と押え板121の間に適度な隙間で摺動可能に挿入される構成であってもよい。
<測定>
以下、本装置1の制御動作について説明する。本装置1は、例えば、被検眼を検査するために、検眼部2と被検眼とのアライメントを全自動(フルオート)で行う。例えば、制御部70は、図示無き顔撮影部によって撮影された顔画像から被検者の眼を検出し、その方向に検眼部2を移動させる。この間、制御部70は、前眼部観察光学系60によって撮影された被検眼の前眼部画像から、指標投影光学系50によって投影されたアライメント指標を検出してもよい。顔画像から検出された被検眼の情報に基づいて、粗アライメントが行われたところで、前眼部画像からアライメント指標を検出すると、制御部70は、アライメント指標による微アライメントを行う。例えば、制御部70は、アライメント指標の位置が所定位置となるように検眼部2を移動させ、アライメントを完了させる。
アライメント完了すると、制御部70は、測定光を被検眼の眼底に照射し、眼底によって反射された測定光の検出結果に基づいて、被検眼の眼屈折力を測定する。例えば、制御部は、撮像素子32によって受光したリング像の形状に基づいて屈折力の算出を行う。片眼の測定が完了すると、制御部70は測定対象眼を切り換える。例えば、制御部70は、検査が完了した眼からもう一方の眼に検眼部2を移動させ、再度アライメントを行う。アライメントが完了すると、制御部70はもう一方の被検眼の検査を行う。
なお、図5,6,11,12は、構造を見やすくするために押え板121を外した状態を示している。
1 眼科装置
2 検眼部
4 駆動部
5 基台
6 外装
9 顔支持部
70 制御部
71 CPU
72 ROM
73 RAM

Claims (5)

  1. 被検眼を検査するための眼科装置であって、
    測定光学系を有し、前記被検眼を検査する検眼部と、
    前記検眼部を覆う外装と、
    表示部を前記検眼部に対して水平方向に移動させる可動部と、
    前記可動部の移動をガイドするガイド部であって、前記外装に設けられるガイド部と、
    を備えることを特徴とする眼科装置。
  2. 前記ガイド部は、前記眼科装置の正面位置と、左右の少なくともいずれかの側面位置と、に前記可動部の移動をガイドすることを特徴とする請求項1の眼科装置。
  3. 前記可動部は、前記表示部を前記検眼部に対して水平方向にスライド移動させ、
    前記ガイド部は、前記可動部がスライド移動するようにガイドすることを特徴とする請求項1または2の眼科装置。
  4. 前記ガイド部は、前記外装の上部に設けられることを特徴とする請求項1または2の眼科装置。
  5. 前記ガイド部は、前記表示部が前記外装に沿うように設定された軌跡を移動するように、前記可動部の移動をガイドすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの眼科装置。
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