JP4615920B2 - 眼科装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被検眼の観察画像や撮影画像を表示することが可能な眼科装置に関し、特に、その表示画像の視認性を向上させるための技術に関連するものである。
従来から、被検眼の観察画像や撮影画像を表示する機能を備えた眼底カメラ等の眼科装置が広く用いられている。下記の特許文献1には、このような眼科装置の一例として、検眼光学系と被検眼像を撮像するテレビカメラと含む測定部と、被検眼に対して測定部を移動するための駆動手段と、検眼光学系の光軸に対する表示面の方向が変更可能でテレビカメラによる映像を表示するための表示手段と、駆動手段を操作するための操作手段とを有し、表示手段の方向変更に応じて、操作手段の操作方向と表示手段に表示された被検眼の移動方向とを一致させた構成が開示されている。
このような従来の眼科装置は、検者が、装置を挟んで被検者に対向する通常の検査位置から装置側面に移動しても表示画像を視認できるように、表示手段の表示面の向きが変更可能とされている。
しかし、検者が通常の検査位置から移動した場合、その位置によっては、表示画像を視認しづらいこともある。例えば、眼底カメラの使用時に、装置側面から被検者方向に身を乗り出して被検者の瞼を開いてやることがあるが、その場合、検者は装置に近接していることから、表示面までの距離が近すぎて画像を見づらいことがある。
また、ステレオ画像を撮影するときなどのように、観察や撮影の方向を変更するために装置本体を上下左右に振ってやると、それとともに表示面の向きが変わってしまい、画像が見にくくなることもある。
特許第3450403号明細書(請求項1)
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、検者が位置を移動したときや、装置本体の向きを変更させたときでも、表示画像を良好に視認可能な眼科装置を提供することを目的としている。
また、上記目的を達成するために、請求項に記載の発明は、被検眼の画像を撮影する
撮影手段と、前記撮影された画像を表示する表示手段と、装置本体と前記表示手段との間
隔を変更可能とするとともに、前記画像が表示される前記表示手段の表示面の向きを所定
方向に変更可能とする第1の機構と、前記表示面の向きを前記所定方向に直交する方向に
変更可能とする第2の機構とを含み、前記表示手段を前記装置本体に支持する表示手段支
持機構と、を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、請求項に記載の発明は、請求項に記載の眼科装置であって、前記第1の機構は、前記装置本体と前記第2の機構とを接続するアーム部材と、このアーム部材の両端を互いに平行な軸線にてそれぞれ軸支する軸支機構とを含む、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、請求項に記載の発明は、請求項に記載の眼科装
置であって、前記軸支機構を中心に前記アーム部材を回動させる駆動手段と、検者の手の
左右を判別するための検出を行う検出手段と、前記検出手段による検出結果に応じた方向
に前記表示手段の前記表示面を向かせるように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備
えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、請求項に記載の発明は、請求項に記載の眼科装
置であって、検者により操作される操作手段を備え、前記検出手段は、前記操作手段が左
右いずれの方向から把持されているか検出するセンサを含み、前記制御手段は、検者の要
求があったときに、前記センサにより検出された方向とは逆方向に前記表示面を向かせる
ように前記駆動手段を制御する、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、請求項に記載の発明は、請求項に記載の眼科装置であって、被検者の顔を支持する顔支持手段を備え、前記検出手段は、前記顔支持手段に設けられ、検者の左右の手をそれぞれ検出する左右一対のセンサを含み、前記制御手段は、前記左右一対のセンサの一方が検者の手を検出したときに、当該一方のセンサの方向に前記表示面を向かせるように前記駆動手段を制御する、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、請求項に記載の発明は、請求項に記載の眼科装置であって、前記軸支機構を中心に前記アーム部材を回動させる駆動手段と、左右のいずれかの方向をあらかじめ入力するための入力手段と、前記入力された方向を記憶する記憶手段と、前記記憶された方向に応じた方向に前記表示手段の前記表示面を向かせるように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、請求項に記載の発明は、請求項に記載の眼科装置であって、前記第1の機構は、アーム部材と、このアーム部材の一端を前記装置本体に軸支する第1の軸支機構と、前記アーム部材の他端を連結部材の一端に前記第1の軸支機構に平行な軸線にて軸支する第2の軸支機構と、を含み、
前記第2の機構は、前記連結部材の他端を前記表示手段に前記第1の軸支機構の軸線に直交する軸線にて軸支する直交軸支機構を含んでいる、
ことを特徴とする。
本発明に係る眼科装置によれば、表示手段を装置本体に支持し、装置本体と表示手段との間隔を変更可能とし、画像が表示される表示面の向きを変更可能とする表示手段支持機構を備えているので、検者が位置を変えたときや、装置本体の向きを変更させたときでも、表示面を検者側に向けることができ、また、検者の眼と表示手段との間隔を変更することができる。したがって、表示手段に表示される画像の視認性が向上される。
本発明に係る眼科装置の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、水平方向の向きを示す「左」及び「右」は、眼科装置を挟んで被検者に対向する位置(通常の検査位置)から被検者方向を見た場合における向きを表すものとする。
〈第1の実施形態〉
[外観構成]
図1は、本発明に係る眼科装置の一例である眼底カメラ1の外観構成を表す。眼底カメラ1は、ベース2と、このベース2上に前後左右方向(水平方向)にスライド可能に搭載された架台3とを備えている。架台3には、ジョイスティック4が設置されており、検者はジョイスティック4を操作することによって、架台3をベース2上において自由に移動させることができる。また、ジョイスティック4の先端部には、操作ボタン4aが配置されており、これを押下することにより眼底撮影が実行される。
ベース1上には支柱5が立設され、被検者の顎部を載置させるための顎受け6aと、被検者の額が当接される額当て6bと、被検眼Eを固視させるための光源である外部固視灯7とが設けられている。なお、顎受け6aと額当て6bは、被検眼の位置を略固定するために被検者の顔を支持する、本発明の顔支持手段を構成する。
架台3上には、眼底カメラ1の各種光学系や制御系を格納する本体部8(装置本体)が搭載されている。なお、制御系は、ベース2や架台3の内部等に設けられていてもよい。本体部8には、被検眼Eに対向配置される対物レンズ部8aと、検者が被検眼Eの観察等を行うための接眼レンズ部8bとが設けられている。本体部8は、ジョイント部8cを介して架台3に接続されている。ジョイント部8cには、従来のように、本体部8の向きを上下左右に変更可能とする機構が格納されている。
また、本体部8には、被検眼Eの眼底の静止画像を撮影するためのスチルカメラ9と、眼底の動画像等を撮影するためのテレビカメラ等の撮像装置10とが接続されている。スチルカメラ9及び撮像装置10は、本体部8に対して取り外し可能に接続されている。特に、スチルカメラ9としては、検査の目的等に応じて、CCDを搭載したデジタルカメラ、(例えば35mmの)フィルムカメラ、インスタントカメラ等が適用される。また、スチルカメラ9や撮像装置10がデジタル撮像方式のものである場合には、眼底カメラの外部に設けられたコンピュータ等の画像記録装置にその画像データを送信して保存することができる。
更に、本体部8の検者側には、撮像装置10により取得された映像信号を基に被検眼Eの眼底像Ef′を表示するモニタ11が設けられている。モニタ11は、本発明にいう表示手段を構成するもので、薄型(好ましくは軽量)タイプの例えば液晶モニタにより構成される。モニタ11としては、例えばタッチパネルモニタが使用され、その画面中央を原点とするXY座標系が眼底像Ef′に重ねて表示され、画面に触れた位置に対応する座標値が表示されるようになっている。このモニタ11は、後述するモニタ支持機構によって本体部8に接続されている。
[光学系の構成]
図2は眼底カメラ1の光学系の構成を示している。眼底カメラ1には、被検眼Eの眼底Efを照明する照明光学系100と、照明された眼底Efを観察し撮影するための撮影光学系120とが設けられている。照明光学系100及び撮影光学系120は、本発明の撮影手段を構成するものである。
照明光学系100は、ハロゲンランプ101、コンデンサレンズ102、キセノンランプ103、コンデンサレンズ104、エキサイタフィルタ105及び106、リング透光板107、ミラー108、液晶表示器109、照明絞り110、リレーレンズ111、孔開きミラー112、対物レンズ113を備えている。
ハロゲンランプ101は、定常光(観察照明光)を発する観察光源である。コンデンサレンズ102は、ハロゲンランプ101が発した定常光を集光し、被検眼E(特にその眼底Ef)を均等に照射するための光学素子である。また、キセノンランプ103は、眼底Efを撮影するときにフラッシュ発光される撮影光源である。コンデンサレンズ104は、キセノンランプ103が発したフラッシュ光(撮影照明光)を集光し、眼底Efを均等に照射するための光学素子である。
エキサイタフィルタ105、106は、眼底Efの眼底像の蛍光撮影を行うときに使用されるフィルタで、図示しないソレノイド等によりそれぞれ光路に対して挿脱される。FAG撮影時にはエキサイタフィルタ105が光路上に挿入され、ICG撮影時にはエキサイタフィルタ106が光路上に挿入される。また、カラー撮影時には、エキサイタフィルタ105、106はともに光路上から退避される。
リング透光板107は、被検眼Eの瞳孔と共役な位置に配置されており、光軸を中心としたリング透光部107aを備えている。また、ミラー108は、ハロゲンランプ101やキセノンランプ103が発した照明光を撮影光学系120の光軸方向に反射させる。液晶表示器109は、被検眼Eの固視を促すための固視標を表示する。
照明絞り110は、フレア防止等のために照明光の一部を遮断する絞り部材である。照明絞り110は、光軸方向に移動可能に構成されており、それにより眼底Efの照明領域が変更される。孔開きミラー112は、照明光学系100の光軸と撮影光学系120の光軸とを合成する光学素子であり、双方の光軸をほぼ中心とする孔部112aが形成されている。対物レンズ113は、本体部8の対物レンズ部8a内に設けられている。
このような照明光学系100により、眼底Efは次のようにして照明される。眼底観察時にはハロゲンランプ101が点灯され、観察照明光は、コンデンサレンズ102、104を介してリング透光板107を照射する。リング透光板107のリング透光部107aを通過した光は、ミラー108により反射され、液晶表示器109、照明絞り110及びリレーレンズ111を経由し、孔開きミラー112によって撮影光学系120の光軸方向に反射され、対物レンズ113により集束されて被検眼Eを照明する。なお、リング透光板107は被検眼Eの瞳孔に共役配置されているので、瞳孔上には観察照明光のリング透光部像が形成され、その中心暗部を通じて被検眼Eから取り出される眼底反射像に基づいて眼底Efが観察される。
また、眼底撮影時には、キセノンランプ103がフラッシュ発光され、同様にして眼底Efを照明する。蛍光撮影の場合には、FAG撮影かICG撮影かに応じて、エキサイタフィルタ105又は106が選択的に光路上に配置される。
撮影光学系120は、対物レンズ113、孔開きミラー112(の孔部112a)、撮影絞り121、バリアフィルタ122及び123、変倍レンズ124、リレーレンズ125、撮影レンズ126及びクイックリターンミラー127を含んで構成される。符号9aは、スチルカメラ9の撮影媒体(CCD、カメラフィルム、インスタントフィルム等)を表している。
撮影絞り121は、例えばサイズの異なる複数の透光部が形成された円板状の部材から構成され、ステッピングモータ等により回動されることにより、各透光部が光路上に択一的に配置され、その絞り値を変更するようになっている。撮影絞り121の絞り値は、撮影モード(カラー撮影、FAG撮影、ICG撮影)、観察倍率や撮影倍率(画角)、あるいは観察深度や撮影深度などに応じて変更される。
バリアフィルタ122、123は、ソレノイド等により光路に対して挿脱可能とされ、FAG撮影のときはバリアフィルタ122が、ICG撮影のときにはバリアフィルタ123が光路上に挿入される。また、カラー撮影のときには、バリアフィルタ122、123は、光路上からともに退避される。
変倍レンズ124は、図示しない駆動機構によって光軸方向に移動可能とされており、観察倍率や撮影倍率の変更や、眼底像のフォーカス合わせのために用いられる。撮影レンズ126は、被検眼Eからの眼底反射光を撮影媒体9a上に結像させるレンズである。
クイックリターンミラー127は、回動軸127a周りに回動可能に設けられている。クイックリターンミラー127は、被検眼Eの観察時には光路上に斜設され、眼底反射光を反射して接眼レンズ130に向けて案内する(この場合、切換ミラー129は光路上に斜設されている)。また、撮像装置10によって眼底の動画像を撮影し、その動画像をモニタ11に表示させて観察を行う場合においては、切換ミラー129は光路上から退避される。
スチルカメラ9で眼底を撮影するときには、クイックリターンミラー127は上方に跳ね上げられ、眼底反射光が一時的に撮影媒体9aに導かれるようになっている。また、撮像装置10による眼底撮影時には、クイックリターンミラー127は、光路上に斜設配置され、眼底反射光を上方に向けて反射する。
撮影光学系120には、クイックリターンミラー127により反射された眼底反射光を案内する、フィールドレンズ(視野レンズ)128、切換ミラー129、接眼レンズ130、リレーレンズ131、反射ミラー132及びリレーレンズ133が設けられている。
切換ミラー129は、クイックリターンミラー127と同様に、回動軸129a周りに回動可能とされている。切換ミラー129は、被検眼Eの観察時には光路上に斜設され、眼底反射光を反射して接眼レンズ130に導く。
また、撮像装置10による撮影時には、切換ミラー129は光路上から退避され、眼底反射光は、リレーレンズ131、ミラー132、リレーレンズ133を介して撮像素子(CCD)10aに投影される。また、モニタ11には、撮像装置10により撮影された眼底像Ef′が表示される。
[モニタ支持機構]
続いて、本発明の特徴であるモニタ支持機構について説明する。図3は、モニタ11を本体部8に支持するモニタ支持機構20の外観構成を表す。
モニタ支持機構20は、本発明の表示手段支持機構を構成するものであり、アーム21と、連結部材22と、アーム21を本体部8に軸支する軸支機構部23(第1の軸支機構)と、アーム部21を連結部材22に軸支する軸支機構部24(第2の軸支機構)と、モニタ11に連結部材22を軸支する軸支機構部25(直交軸支機構)とを含んでいる。
ここで、アーム21は、本発明のアーム部材を構成する。また、軸支機構部23、24は、本発明の軸支機構を構成する。更に、アーム21と軸支機構部23、24は、本発明の第1の機構を構成し、軸支機構部25は第2の機構を構成する。なお、モニタ11には、本体部8背面の送受信部8fから引かれた接続線11Bを通じて映像信号が送信される。
図4は、軸支機構部23の構成を表す断面側面図である。図3、4に示すように、本体部8の背面(検者側の面)には、左右方向に延びる凹部からなる収納部8dが形成されている。収納部8dは、少なくともアーム21を左右方向に収納できるだけの長さを有している。収納部8dの下面には円柱状の接続凸部8eが形成され、この接続凸部8eの中心には、図4に示すように雌ネジ8e′が形成されている。なお、接続凸部8eは、本体部8の背面の中心位置よりも例えば右にずれた位置に形成されている。
図4に示すように、アーム21の本体8側の端部の上面には、円柱状の凹部21aが形成されている。また、凹部21aの底部の中心には、アーム21の下面まで貫通する雌ネジ21bが形成されている。
軸支機構部23は、ネジ部材23aとウェーブワッシャ23bとを含んでいる。ウェーブワッシャ23bは、アーム21の凹部21a内に配置される。ネジ部材23aは、アーム21の凹部21aを通じて雌ネジ21bに螺合され、更に、アーム21の下面まで貫通されて接続凸部8eの雌ネジ8e′に螺合される。アーム21の一端は、このようにして本体部8に螺着され、水平方向に回動可能とされている。なお、アーム21は、本体部8に対して、水平方向に例えば180度の範囲で回動可能とされている。
ネジ部材23aが締め付けられると、ウェーブワッシャ23bは、ネジ部材23aの頭部によって変形される。すると、ウェーブワッシャ23bは、その変形度合に応じた復元力によって、アーム21の下面を凸部8eの上面に押圧させる方向に一定の付勢力を付与する。ネジ部材23aの締め付け度合を調整することにより、ウェーブワッシャ23bによる付勢力を、アーム21の現状の回動位置を保持しつつ、手動でアーム21を回動できるような強さとすることができる。すなわち、手動によればアーム21を回動できるが、モニタ11やアーム21の自重などでは回動しないように付勢力を調整することができる。
アーム部21を連結部材22に軸支する軸支機構部24は、上述の軸支機構部23と同様に、ネジ部材とウェーブワッシャとを備えており、手動によればアーム21と連結部材22とを互いに回動できるが、モニタ11の自重などでは回動しないように、ウェーブワッシャ23bによる付勢力が調整されている。
ここで、軸支機構部24の軸線は、軸支機構部23の軸線と平行になっている。つまり、軸支機構部23、24は、ともに垂直方向の軸線を有し、したがって、アーム21と連結部材22は、軸支機構部23、24を中心として水平方向に回動可能とされている。また、アーム21と連結部材22は、水平方向に例えば180度の範囲で相対的に回動可能とされている。
図5は、モニタ11に連結部材22を軸支する軸支機構部25の構成を表す断面側面図である。この軸支機構部25は、軸部材25aとコイルバネ部材25bを含んで構成される。
モニタ11の背面には、連結部材22が接続される接続部11aが形成されている。接続部11aは、垂直配置された左右一対の突出板部を有している(後述の図7参照)。各突出板部には、回動軸となる位置に孔部が形成されており、連結部材22の端部にも左右に貫通した孔部が形成されている(いずれも図示省略する)。連結部材22は、突出板部の間に嵌入され、連結部材22及び突出板部の孔部に軸部材25aが嵌入されることで、モニタ11に軸支される。
軸支機構部25の軸線は、軸支機構部23、24に直交する方向とされている。すなわち、モニタ11と連結部材22は、軸支機構部25を中心として垂直方向に回動可能に接続されている。それにより、モニタ11の表示面を上下に傾けることが可能となる。表示面の俯角、仰角については、ストッパを設けるなどして適宜設定することができる(例えば上下30度ずつ)。
軸支機構部25のコイルバネ部材25bは、図5に示す方向に軸部材25aに巻回され、端部25b′がモニタ11の背面に接触配置されている。なお、端部25b′は、軸部材25aよりも低い位置でモニタ11の背面に接触する。コイルバネ部材25bの弾性力は、端部25b′を上方に跳ね上げる方向に働いている。それにより、モニタ11は、コイルバネ部材25bの端部25b′により、表示面が上に傾く方向に付勢される。
[作用効果]
以上のような構成の眼底カメラ1の作用と効果について説明する。
検査時には、検者は、通常、眼底カメラ1の背面側に座っている。その場合、図6に示すように、アーム21を収納部8d内に収納してモニタ支持機構20を折り畳むことにより、モニタ11を本体部8に(ほぼ)接するように配置させることができる。
図7は、このときのモニタ支持機構20の状態を表す概略上面図である。アーム21を本体部8の収納部8dに収納する場合は、軸支機構部23においてアーム21を検者側に対して左に90度回動させ、軸支機構部24において連結部材22をアーム21の長手方向に対して左に90度回動させる。それにより、モニタ11の表示面11Aは、本体部8の背面方向、すなわち検者側を向く。ここで、符号24aは、軸支機構部24のネジ部材を表している。
ジョイスティック4を操作するときなどには、検者は、本体部8の背面近くに位置している。したがって、上述のようにモニタ支持機構20を折り畳むことによって、検者の眼とモニタ11の表示面11Aとの間隔が大きくなり、表示画像を見やすくなる。このとき、軸部材25aを中心として表示面11Aを上に傾けることもできるので、表示画像の視認性を更に向上させることが可能である。
なお、検者が近眼の場合や、表示画像を詳細に観察したい場合など、より近くに表示面11Aを配置させたい場合には、図3に示すようにアーム21と連結部材22とを一直線上に配置させれば、検者の眼と表示面11Aとの間隔を最も小さくできる。また、図3に示す位置と図6に示す位置との間の位置に表示面11Aを配置させたい場合には、軸支機構部23を中心にアーム21を所望の角度だけ左右に回動させるとともに、表示面11Aが検者側に向くように軸支機構部24を中心としてモニタ11の向きを回動させればよい。したがって、本体部8の背面方向(通常の検査位置の方向)に検者が位置している場合において、検者は、モニタ11の表示面11Aに対して所望の間隔を介しつつ、表示面11Aを自分の方に向けた状態で表示画像を観察することができる。
次に、被検者の瞼を広げるときに検者が本体部8の右側又は左側に身を乗り出した場合や、本体部8の向きを上、下、左、右に変更した(「首振り」と呼ぶ)場合など、検者が本体部8の背面に位置しない場合について説明する。
図8は、検者が本体部8の左側に身を乗り出したときなどに、モニタ11の表示面11Aを左側に向けたときの状態を表している。また、図9は、このときのモニタ支持機構20の状態を表す概略上面図である。
このとき、図9に示すように、アーム21は、軸支機構部23において通常の検査位置方向に延ばされ、連結部材22は、軸支機構部24においてアーム21の長手方向に対して右に90度回動される。それにより、モニタ11の表示面11Aは、図8に示すように、本体部8の左側、すなわち検者側に向けられる。したがって、検者は、表示画像を視認性良く観察できる。
検者が本体部8の左側に位置する場合において、表示画像をより近くで見たい場合は、軸支機構部23においてアーム21を左側に回動させて間隔を調整し、軸支機構部24において連結部材22を通常の検査位置の方向に回動させて表示面11Aを検者の眼の方向に向けてやればよい。一方、表示画像をより間隔を開けて見たい場合は、軸支機構部23においてアーム21を右側に回動させて間隔を調整し、軸支機構部24において連結部材22を通常の検査位置の逆方向に回動させて表示面11Aを検者の眼の方向に向けてやればよい。なお、検者が本体部8の右側に位置する場合についても同様である。
また、本体部8の首振り時、例えば本体部9背面を右側に振ったときには、図7に示す検者側位置と図9に示す検者側位置との間に検者が位置するので、表示面11Aとの間隔調整及び表示面11Aの向きを同様に調整することが可能である。
このように、本体部8の背面(通常の検査位置)からずれた位置にいる場合であっても、検者は、モニタ11の表示面11Aに対して所望の間隔を介しつつ、表示面11Aを自分の方に向けた状態で表示画像を観察することができる。
〈第2の実施形態〉
上述した第1の実施形態は、モニタ11の表示面11Aに対する間隔とその向きを手動で調整するための構成を開示している。以下に説明する第2の実施形態は、当該調整動作(の一部)を自動化したものである。
本実施形態においても眼底カメラを用いて説明をする。この眼底カメラは、第1の実施形態と同様の外観構成、光学系の構成及びモニタ支持機構の構成を備えている。以下、本実施形態の眼底カメラも同じく符号1で表し、装置各部についても同じ符号を用いることとする。
図10は、本発明の第2の実施形態の眼底カメラ1の制御系の構成を表す。眼底カメラ1には、装置各部を制御する制御部30と、ジョイスティック4に設けられたセンサ31と、軸支機構部23の軸部材23aを中心にアーム21を回動させるモータ32と、軸支機構部24の軸部材24aを中心にアーム21と連結部材22とを相対的に回動させるモータ33とが設けられている。ここで、ジョイスティック4は、本発明の操作手段を構成している。
制御部30は、CPU等の演算制御装置を含んで構成され、図示しないROMやハードディスクドライブ等の記憶装置に格納されたコンピュータプログラムを実行することで、ハロゲンランプ101やキセノンランプ103による照明光の切り換えの制御、クイックリターンミラー127や切換ミラー129による光路の切り換えの制御、エキサイタフィルタ106やバリアフィルタ122の挿脱の制御、照明絞り110の駆動制御、変倍レンズ124の駆動制御など、装置各部の制御を行う。また、制御部30は、ジョイスティック4に対する操作に応じて装置各部の制御を行うようになっている。なお、眼底カメラ1にコンピュータ装置を接続しシステムとして運用する場合には、当該コンピュータ装置のCPU等を制御部30として構成することも可能である。制御部30は、本発明の制御手段を構成するものである。
センサ31は、ジョイスティック4の側面(把持部)に設けられており、ジョイスティック4を操作する手が左右どちらの手であるか判別するための検出を行う。このようなセンサ31としては、例えば、触れるとON/OFFが切り換えられるタッチセンサや、手のひらの温度を感じる温度センサなどを適宜用いることができる。制御部30は、センサ31による検出結果に基づいてジョイスティック4を把持する手の左右を判別する。センサ31は、本発明の検出手段を構成している。
センサ31は、ジョイスティック4の左右側面の少なくとも一方に設けられていればよい。例えばタッチセンサを右側面にのみ設けた場合、制御部30は、センサ31がONであればジョイスティック4を操作する手は右手であると判別し、OFFであれば左手であると判別する。また、タッチセンサを左右両側に設けた場合、制御部30は、ONとなっている側の手で操作されていると判別する。温度センサの場合についても同様である。
モータ32、33は、アーム21等を回動させる本発明の駆動手段を構成し、回動角度を調整可能な例えばパルスモータ等によって構成される。
このような第2の実施形態の眼底カメラ1の動作態様について説明する。まず、検者がジョイスティック4を握ると、センサ31は、左右どちらの手で把持されているか検出する。制御部30は、センサ31の検出結果を受け、ジョイスティック4を操作する手が右手であるか左手であるか判別する。
制御部30は、検者からの要求(例えば操作ボタン4aの押下)を受けて、判別された手の方向とは逆方向にモニタ11の表示面11Aを向けるようにモータ32、33をそれぞれ制御する。例えば、ジョイスティック4を操作する手が右手であると判別された場合、制御部30は、図9に示すように、モータ32を制御し、軸支機構部23においてアーム21を通常の検査位置方向に延ばすように回動させるとともに、モータ33を制御し、軸支機構部24において連結部材22をアーム21に対して右に90度回動させることにより、図8に示すように、モニタ11の表示面11Aを本体部8の左側(判別結果とは逆方向)に向ける。なお、各軸支機構部23、24における回動角度は、これに限定されるものではなく、好適な角度を例えば検者毎に登録しておくなどしてもよい。もちろん、自動回動後にモニタ11の向きを手動で適宜調整することもできる。
なお、モニタ11の表示面11Aの上下方向への傾き(俯仰)についても、モニタ11の向きを上下させるパルスモータ等を軸支機構部25に設けることで、自動的に変更することができる。
このような動作形態は、例えば、検者が被検者の瞼を開けるために身を乗り出すような場合に有効である。すなわち、ジョイスティック4を右手で操作する場合、検者は、左手で開瞼動作を行うので、本体部8の左側から身を乗り出すこととなる。したがって、検者は、開瞼時に、操作ボタン4aを押下するなどするだけで、モニタ11の表示面11Aが検者側に向くので、表示画像を良好な視認性で観察しつつ開瞼動作を行うことができる。
〈第3の実施形態〉
図11は、本発明の第3の実施形態の眼底カメラ1の制御系の構成を表す。眼底カメラ1には、装置各部を制御する制御部30と、額当て6bに設けられた左右一対のタッチセンサ34L、34Rと、軸支機構部23の軸部材23aを中心にアーム21を回動させるモータ32と、軸支機構部24の軸部材24aを中心にアーム21と連結部材22とを相対的に回動させるモータ33とが設けられている。
タッチセンサ34L、34Rは、それぞれ額当て6bの表面上の左右の位置に設けられている。開瞼動作において、手を額当て6bに支持して安定させた状態で瞼を開けるようにする検者も多い。タッチセンサ34L、34Rは、このときに額当て6bに支持される検者の手を検出する検出手段であり、左側のタッチセンサ34Lは、左手で開瞼動作を行うときにその手を支持する位置に設けられ、右側のタッチセンサ34Rは、右手で開瞼動作を行うときにその手を支持する位置に設けられている。なお、これらタッチセンサ34L、34Rの位置を、例えばスライド構造等によって変更できるようにしてもよい。また、タッチセンサ34L、34Rの検出面を大きく構成してもよい。タッチセンサ34L、34Rは、本発明の検出手段を構成している。
このような第3の実施形態の眼底カメラ1の動作態様について説明する。検者が被検者の瞼を開くために身を乗り出して額当て6bに手を支持させると、タッチセンサ34L、34Rのいずれか一方がその手を検出する。制御部30は、タッチセンサ34L又は34Rによる検出結果を受け、開瞼動作を行っている手が右手であるか左手であるか判別する。更に、制御部30は、判別された手の方向、すなわち手を検出したタッチセンサ34L又は34Rの方向にモニタ11の表示面11Aを向けるようにモータ32、33をそれぞれ制御する。
例えば、開瞼動作を行う手が左手であると判別された場合、つまり左のタッチセンサ34Lが手を検出した場合、制御部30は、図9に示す状態にアーム21と連結部材22が配置されるように、モータ32、33を制御して、モニタ11の表示面11Aを図8に示すように本体部8の左側に向ける。なお、各軸支機構部23、24における回動角度は、これに限定されるものではなく、好適な角度を例えば検者毎に登録しておくなどしてもよい。もちろん、自動回動後にモニタ11の向きを手動で適宜調整することもできる。
この動作形態によれば、開瞼時にモニタ11の表示面11Aが検者側に向くので、表示画像を良好な視認性で観察しつつ開瞼動作を行うことができる。また、モニタ11の向きを変更するための要求操作を行う必要がないことから、操作性の面で有利である。
〈第4の実施形態〉
図12は、本発明の第4の実施形態の眼底カメラ1の制御系の構成を表す。眼底カメラ1には、装置各部を制御する制御部30と、ジョイスティック4と、架台3上等に設けられ、後述の操作情報37を入力するための操作パネル35と、入力された操作情報37を記憶する記憶部36と、軸支機構部23の軸部材23aを中心にアーム21を回動させるモータ32と、軸支機構部24の軸部材24aを中心にアーム21と連結部材22とを相対的に回動させるモータ33とが設けられている。
操作情報37は、この眼底カメラ1を使用する各検者毎に設定される情報であって、検者がジョイスティック4を操作する手が右手であるか左手であるかを表す情報である。
操作パネル35は、この操作情報37を入力するための本発明の入力手段を構成する。なお、入力手段は、操作パネル35に限定されるものではなく、例えば、上述のようにコンピュータ装置を接続したシステムとして運用する場合には、このコンピュータ装置のキーボードやマウス等の入力デバイスによって当該入力手段を構成してもよい。
入力された操作情報37は、制御部30によって記憶部36に記憶される。この記憶部36は、本発明にいう記憶手段に相当し、ハードディスクなどの書込可能かつ不揮発性の記憶装置により構成される。なお、上述のシステム構成を採用する場合には、コンピュータ装置に内蔵の記憶装置等を記憶手段として構成できる。
このような第4の実施形態の眼底カメラ1の動作態様について説明する。まず、検者は、操作パネル35を操作して、自分の操作情報37をあらかじめ入力しておく。入力された操作情報37は、検者の氏名やID等に関連付けられて記憶部36に格納される。
検者は、検査前や検査中に自分の操作情報37を参照させるための操作を行う。この操作は、例えば、自身の氏名等を眼底カメラ1(又はシステム)に入力することによりなされる。制御部30は、入力された氏名等に該当する操作情報37を参照対象に設定する(例えば、フラグを付したり、RAM上に展開したりする)。
開瞼動作を行うときなどに検者が要求すると、制御部30は、当該検者の操作情報37を参照し、それに示す手の方向とは逆方向にモニタ11の表示面11Aを向けるようにモータ32、33をそれぞれ制御する。この自動回動後にモニタ11の向きを手動で適宜調整することももちろん可能である。
上記の態様においては、ジョイスティック4を操作する手の方向を操作情報37として用いているが、例えば開瞼動作を行う手の方向など、その他の情報を操作情報37とすることもできる。なお、開瞼動作を操作情報37とする場合には、制御部30は、その操作情報37の示す方向に表示面11Aを向けるように制御を行う。
この動作形態によれば、操作ボタン4aを押下するなどして要求を入力するだけで、モニタ11の表示面11Aを所定の方向に向けることができ、表示画像を視認性良く観察できる。
なお、操作パネル35などに「右」ボタンと「左」ボタンとを設け、検査前等にこれを押下して入力された方向を記憶しておくことにより、要求時にその入力内容に応じた方向にモニタ11の表示面11Aを向けるように構成できる。このとき、入力された方向に表示面11Aを向けるようにしてもよいし、それとは逆の方向に向けるようにしてもよい。上記「右」ボタン、「左」ボタンのように、左右のいずれかの方向を設定入力するための手段は、本発明の入力手段として作用する。
以上に詳述した構成は、本発明を実施するための一例に過ぎないものであり、本発明の要旨の範囲内において各種の変形を施すことが可能である。
例えば、アーム21や連結部材22を自動的に駆動する構成において、アーム21等の回動角度を本体部8の首振り角度に応じて調整できるように構成することができる。そのためには、例えば、本体部8の上下方向、左右方向の首振り角度を検出する角度センサをジョイント部8cに設ける。なお、モニタ11の表示面11Aの向きを変更するときの各軸支機構部23、24、25の回動角度をあらかじめ設定しておく(設定角度)。制御部30は、検者からの要求を受け、本体部8の首振り角度を角度センサに検出させ、その検出結果に基づいて設定角度を補正し、補正された角度だけ各モータを制御する。それにより、アーム21、連結部材22、モニタ11の角度が、表示面11Aが検者側を向くように調整される。
また、上記の各実施形態のモニタ支持機構には、アーム部材は1つしか含まれていないが、複数のアーム部材を連接し、隣接するアーム部材の各端部に軸支機構を設けるようにしてもよい。
また、本体部8とモニタ11との間の間隔を変更するために、アーム21を伸縮可能に構成することができる。例えば、アーム21を、本体部8に一端が接続された第1のアームと、連結部材22に一端が接続された中空の第2のアームとの2段構成とし、第1のアームの他端を第2のアームの他端から中空内に挿入して一つのアーム21とする。そして、第2のアーム内において第1のアームを摺動させることにより、アーム21の長さを可変とすることができる。なお、アーム21を構成するアームの個数は任意である。
また、上記の各実施形態では、アーム21、連結部材22、モニタ11の配置を変更することにより、モニタ11と本体部8との間隔を変更し、表示面11Aの向きを変更するように構成されているが、例えば、モニタ11と本体部8とをフレキシブルな蛇腹状の機構によって接続した構成を適用することも可能である。また、上記各実施形態やこの蛇腹機構のような折り畳み機構(折り畳み動作により伸縮可能な機構)だけでなく、一般に、モニタ11と本体部8との間隔を変更可能とし、かつ、表示面11Aの向きを変更可能とするものであれば、あらゆる構成を適用することができる。
本発明に係る眼科装置の実施形態の外観構成の一例を表す概略側面図である。 本発明に係る眼科装置の実施形態の光学系の構成の一例を表す概略側面図である。 本発明に係る眼科装置の実施形態の表示手段支持機構の構成の一例を表す概略斜視図である。 本発明に係る眼科装置の実施形態の表示手段支持機構の構成の一例を表す概略断面側面図である。 本発明に係る眼科装置の実施形態の表示手段支持機構の構成の一例を表す概略断面側面図である。 本発明に係る眼科装置の実施形態の表示手段支持機構の構成の一例を表す概略斜視図である。 本発明に係る眼科装置の実施形態の表示手段支持機構の動作の一例を表す概略上面図である。 本発明に係る眼科装置の実施形態の表示手段支持機構の動作の一例を表す概略斜視図である。 本発明に係る眼科装置の実施形態の表示手段支持機構の動作の一例を表す概略上面図である。 本発明に係る眼科装置の他の実施形態の制御系の構成の一例を表すブロック図である。 本発明に係る眼科装置の他の実施形態の制御系の構成の一例を表すブロック図である。 本発明に係る眼科装置の他の実施形態の制御系の構成の一例を表すブロック図である。
符号の説明
1 眼底カメラ
4 ジョイスティック
4a 操作ボタン
6b 額当て
8 本体部
8c ジョイント部
8e 接続凸部
11 モニタ
11A 表示面
11a 接続部
20 モニタ支持機構
21 アーム
22 連結部材
23、24、25 軸支機構部
23a、24a、25a 軸部材
23b ウェーブワッシャ
25b コイルバネ部材
30 制御部
31 センサ
32、33 モータ
34L、34R タッチセンサ
35 操作パネル
36 記憶部
37 操作情報

Claims (7)

  1. 被検眼の画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影された画像を表示する表示手段と、
    装置本体と前記表示手段との間隔を変更可能とするとともに、前記画像が表示される前記表示手段の表示面の向きを所定方向に変更可能とする第1の機構と、前記表示面の向きを前記所定方向に直交する方向に変更可能とする第2の機構とを含み、前記表示手段を前記装置本体に支持する表示手段支持機構と、
    を備えていることを特徴とする眼科装置。
  2. 前記第1の機構は、前記装置本体と前記第2の機構とを接続するアーム部材と、このアーム部材の両端を互いに平行な軸線にてそれぞれ軸支する軸支機構とを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記軸支機構を中心に前記アーム部材を回動させる駆動手段と、
    検者の手の左右を判別するための検出を行う検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に応じた方向に前記表示手段の前記表示面を向かせるように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
  4. 検者により操作される操作手段を備え、
    前記検出手段は、前記操作手段が左右いずれの方向から把持されているか検出するセンサを含み、
    前記制御手段は、検者の要求があったときに、前記センサにより検出された方向とは逆方向に前記表示面を向かせるように前記駆動手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の眼科装置。
  5. 被検者の顔を支持する顔支持手段を備え、
    前記検出手段は、前記顔支持手段に設けられ、検者の左右の手をそれぞれ検出する左右一対のセンサを含み、
    前記制御手段は、前記左右一対のセンサの一方が検者の手を検出したときに、当該一方のセンサの方向に前記表示面を向かせるように前記駆動手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の眼科装置。
  6. 前記軸支機構を中心に前記アーム部材を回動させる駆動手段と、
    左右のいずれかの方向をあらかじめ入力するための入力手段と、
    前記入力された方向を記憶する記憶手段と、
    前記記憶された方向に応じた方向に前記表示手段の前記表示面を向かせるように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
  7. 前記第1の機構は、アーム部材と、このアーム部材の一端を前記装置本体に軸支する第1の軸支機構と、前記アーム部材の他端を連結部材の一端に前記第1の軸支機構に平行な軸線にて軸支する第2の軸支機構と、を含み、
    前記第2の機構は、前記連結部材の他端を前記表示手段に前記第1の軸支機構の軸線に直交する軸線にて軸支する直交軸支機構を含んでいる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
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