JP5717227B1 - 検眼装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定ヘッドとこれを操作するモニタ部とが一体の場合でも、測定ヘッドに対するモニタ部の姿勢の自由度の向上を図ることができる検眼装置を提供する。【解決手段】本発明の検眼装置は、被検者に対面して上下左右前後方向に可動されかつ被検眼像を光学系6を介して観察しつつ検査を行う測定ヘッド3、被検眼像と操作ボタンとを少なくとも提示可能なタッチパネル式の表示画面25を有するモニタ部10、測定ヘッド3の頂部に設けられかつモニタ部10が取り付けられしかも垂直軸回りに可動する垂直軸部と水平軸回りに回動する水平軸部とを有する取付部11を備え、取付部11は支持アームを有し、支持アームの基部が水平軸回りと垂直軸回りとに回動可能とされ、支持アームの先端部にモニタ部10が取り付けられ、モニタ部10と支持アームの為す角度が鈍角である。【選択図】 図1

Description

本発明は、モニタ部の姿勢の自由度の向上を図ることが可能な検眼装置に関する。
従来から、検眼装置には、被検者に対面して上下左右前後方向に可動されかつ被検眼像を光学系を介して観察しつつ検査を行う測定ヘッドと、これを操作するジョイスティックを有しかつ被検者の被検眼像をモニタ部に表示する操作・表示ユニットとをケーブル接続することにより、測定ヘッドに対する操作・表示ユニットの配置の自由度を向上させた構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、類似の技術として、従来から、操作・表示ユニットとしてのコントローラ装置の本体部に対してモニタ部を回動可能の構成としたものも知られている。そのモニタ部の表示画面はタッチパネル画面とされ、そのタッチパネル画面には、操作ボタンと各種の画像情報とが表示される。
そのタッチパネル画面は、モニタ部の水平軸回りの回動により、検者に対面する側と被検者に対面する側とに向けられ、検者に対面する側に向けられたときと被検者に対面する側とに向けられたときとで、そのタッチパネル画面に表示されている画像情報が上下左右に反転され、かつ、回転前のボタンの位置と回転後のボタンの位置とが見た目上同じとなるような位置に制御回路により制御される(例えば、特許文献2参照。)。
また、医療技術の分野では、モニタ支持装置として、使用者が自身の姿勢に合うようにモニタ部を容易に移動させることができるものも知られている(例えば、特許文献3参照)。
更に、検眼装置の技術分野では、測定ヘッドの後部側にモニタ部を略垂直状態から水平状態まで傾斜可能に保持する保持手段を設ける技術も知られている(特許文献4参照)。
特許第3676053号の図2参照 特開2007−68583号公報の段落番号「0033」参照 特開2007−37981号公報 特許第4587741号公報
しかしながら、その特許文献1の開示の技術は、測定ヘッドとこれを操作する操作・表示ユニットとが別体の構成であるので、測定ヘッドに対するモニタ部の配置の自由度は向上するものの、別々に持ち運ばなければならず、不便である。また、省スペース化を図り難く、被験者がいる側から操作するのも不便である。
例えば、被検者によっては、開瞼状態の悪い人がおり、このような被検者に対しては、検者が、被検者に寄り添って開瞼の手伝いを行っているが、被検者のいる側からはモニタ部の表示画面は見えず、測定効率の低下等を招いている。
そこで、その特許文献2の開示の技術を用いて、モニタ部と測定ヘッドとの一体化を図り、被検者に対面する側と検者に対面する側とにモニタ部の表示画面を向けることのできる構成とすることが考えられる。
このような構成とすると、検者に対面する側と被検者に対面する側とに表示画面を向けることができて、持ち運びが便利であり、かつ、省スペース化を図ることもできるが、測定ヘッドに対するモニタ部の姿勢が制限され、測定ヘッドとモニタ部とが別体であることによる自由度が減少する。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、測定ヘッドとこれを操作するモニタ部との一体化を図った場合でも、姿勢変更作業の効率化を図りつつ、測定ヘッドに対するモニタ部の姿勢の自由度の向上を図ることができる検眼装置を提供することにある。
本発明の検眼装置は、被検者に対面して上下左右前後方向に可動されかつ被検眼像を光学系を介して観察しつつ検査を行う測定ヘッドと、前記被検眼像と操作ボタンとを少なくとも提示可能なタッチパネル式の表示画面を有するモニタ部と、前記測定ヘッドの頂部に設けられかつ前記モニタ部が取り付けられしかも垂直軸回りに可動する垂直軸部と水平軸回りに回動する水平軸部とを有する取付部とを備え、
その取付部は支持アームを有し、その支持アームの基部が水平軸回りと垂直軸回りとに回動可能とされ、支持アームの先端部にモニタ部が取り付けられ、このモニタ部と支持アームの為す角度が鈍角であることを特徴とする。
また、取付部は水平軸として機能する中空筒部とこの中空筒部を支持する支承板を有し、この中空筒部に対して回動可能に支持アームが設けられ、中空筒部は支持アームに軸方向の抜け止めリング部材により支承板に固定され、その中空筒部の貫通穴を通じてそのモニタ部とその測定ヘッドとが電気的に接続されることが望ましい。
本発明によれば、測定ヘッドとこれを操作するモニタ部との一体化を図った場合でも、姿勢変更作業の効率化を図りつつ、測定ヘッドに対するモニタ部の姿勢の自由度の向上を図ることができる。
特に、モニタ部が支持アームを介して取付部に取り付けられ、支持アームの基部を水平軸回りと垂直軸回りとに回動可能の構成としたので、姿勢変更作業が容易でありかつモニタ部が支持アームの先端部に固定されしかもモニタ部と支持アームとの為す角度が鈍角であるので、モニタ部の表示画面が検者に対面する側から被検者に対面する側への姿勢変更作業を支障なく行うことができる。
また、本発明によれば、水平状態を維持することもでき、何かの折には、軽い書類等を載せておくことができて便利でもある。
図1は検者が検眼装置を間に介して被検者に向かい合って検査を行う場合のモニタ部の姿勢を説明するための検眼装置の外観図であり、(a)はモニタ部の表示画面が検者の側に向けられている状態を示す側面図であり、(b)は(a)に示す矢印A方向からモニタ部の表示画面を目視した状態を示す説明図である。 図2は被検者の側に検者が立って検査を行う場合のモニタ部の姿勢を説明するための検眼装置の外観図であり、(a)はモニタ部の表示画面が被検者の側に向けられている状態を示す側面図であり、(b)は(a)に示す矢印B方向からモニタ部の表示画面を目視した状態を示す説明図である。 図3は検眼装置の側面側に検者が立った状態で検査を行う場合のモニタ部の姿勢を説明するための検眼装置の外観図であり、(a)は(b)に示す矢印C方向からモニタ部の表示画面を目視した状態を示す検眼装置の側面図であり、(b)は被検者から見てモニタ部の表示画面が右側に向けられている状態を示す説明図である。 図4は検眼装置の側面側に検者が座った状態で検査を行う場合のモニタ部の姿勢を説明するための検眼装置の外観図であり、(a)は(b)に示す矢印D方向からモニタ部の表示画面を目視した状態を示す側面図であり、(b)は被検者から見てモニタ部の表示画面が右側に向けられている状態を示す説明図である。 図5は検眼装置の側面側から検者が座った状態で検査を行う場合のモニタ部の姿勢を説明するための検眼装置の外観図であり、(a)は(b)に示す矢印E方向からモニタ部の表示画面を目視した状態を示す側面図であり、(b)は被検者から見てモニタ部の表示画面が左側に向けられている状態を示す説明図である。 図6は図1ないし図5に示す取付部の内部の概略構造を示す斜視図である。 図7は取付部の取付けブラケット板部に回路基板を取り付けた状態の概略構成を示す斜視図である。 図8は図6に示す垂直筒部の取付け構造の概略構成を示す部分断面図である。 図9は図7に示す中空筒部の取付け構造の概略構成を示す断面図である。 図10は図7に示す取付部を側面から見た構成を示す図である。 図11は図7に示す回路基板に表側カバー部材を装着する状態を示す斜視図である。 図12は図11に示す取付部に下側カバー部材を装着する直前の状態を示す斜視図である。 図13は図11に示す取付部に下側カバー部材を装着した状態を示す斜視図である。 図14は図13に示す取付部に裏側カバー部材を装着する直前の状態を示す斜視図である。 図15は図13に示す取付部に裏側カバー部材を装着した状態を示す斜視図である。 図16は表示画面に表示される被検眼像と操作ボタンとの一例を示す説明図であって、アライメント完了後測定実行時の状態を示す図である。 図17は表示画面に表示される被検眼像と操作ボタンとの一例を示す説明図であって、アライメント完了前の被検眼像の状態を示す図である。 図18は本発明に係る検眼装置を壁際に配置した状態を示す斜視図である。 図19は本発明に係るモニタ部を水平に向けた状態を示す検眼装置の側面図である。
図1ないし図5において、1は検眼装置である。この検眼装置1は、ベース部2と測定ヘッド3と、顎受け部4とから概略構成されている。その顎受け部4にはこれと一体に額当て5が設けられている。
被検者は、顎受け部4に顎を置き、額当て5に額を当てた状態で検査を受ける。
測定ヘッド3の内部には、図1(a)、図2(a)等に破線で示すように公知の観察・撮影用の光学系6が設けられている。この光学系6により、被検者の前眼部、被検眼の角膜、眼底等が観察・撮影可能である。
測定ヘッド3の被検者に対面する側には、図2(b)等に示すように、前眼部照明用の光源7が輪環状に配置されている。この光源7は、角膜形状を測定する測定光源としても用いられる。
ベース部2には、図1(a)、図2(a)等に破線で示すように測定ヘッド3を駆動する公知の駆動機構・駆動回路8が設けられている。
駆動機構・駆動回路8の駆動部には、例えば、図示を略すステッピングモータが用いられる。
測定ヘッド3は、後述するモニタ部を操作することにより、被検眼に対して上下左右前後方向に駆動される。その測定ヘッド3の頂部9には、図1ないし図5に示すように、モニタ部10が設けられる。
その測定ヘッド3の頂部9には、図6に拡大して示すように、取付部11が設けられている。この取付部11は、板金製の垂直軸受け部材12と板金製の水平軸受け部材13とから大略構成されている。垂直軸受け部材12は台座部12aと固定板部12b、12bとから概略構成されている。
固定板部12b、12bはネジ等の固定部材により測定ヘッド3の頂部9に固定される。その台座部12aには垂直筒部14が例えば溶着手段により溶着固定されている。水平軸受け部材13は、図6、図7に示すように、水平板部13aと一対の支承板部13b、13bとから構成されている。
一対の支承板部13b、13bは、水平板部13aから起立されている。その水平板部13aには、図7に示すように、その中央に円形開口13cが形成されている。垂直筒部14はこの円形開口13cに挿通される。
その垂直筒部14には、その外周に図8に部分的に拡大して示すように段差部14aが形成されている。水平板部13aはその円形開口13cが垂直筒部14に挿通される。その垂直筒部14には、水平板部13aを挟むようにして摩擦リング板15が挿通されると共に、この摩擦リング板15と水平板部13aとを挟むようにして、抜け止めリング部材15’が装着される。
水平板部13aは、その抜け止めリング部材15’により垂直筒部14に支承され、抜け止めリング部材15’と摩擦リング板15により垂直軸方向に適宜の圧力を受けつつ垂直筒部14の軸回り方向に適宜の力を受けて回動可能とされ、その垂直軸回り方向適宜の位置で停止状態を維持可能とされている。
その支承板部13b、13bには、図6、図7に示すように、支持アーム部材13dが回動可能に支承される。支持アーム部材13dは一対のアーム板部13e、13fと取付けブラケット板部13gとから大略構成されている。
アーム板部13eには水平軸部13hが設けられている。アーム板部13fには円形開口13jが形成されている。
水平軸部13hは支承板部13bの一方に水平軸回り方向に回動可能に支承されている。その水平軸部13hには公知のトルクヒンジ部材が用いられる。このトルクヒンジ部材により水平軸回りの回動力の調整を行うことができる。
支承板部13bの他方には、円形開口13jに対向する円形開口13kが形成されている。その円形開口13j、13kには、図6〜図8に示すように中空筒部19が挿通されている。
この中空筒部19は支承板部13bの他方に固定され、支持アーム部材13dはこの中空筒部19と水平軸部13hとにより水平軸回りに回動可能とされている。
その中空筒部19には、例えば、図9に示すようにその軸方向に間隔を開けて環状溝20、20が形成されている。この環状溝20、20には軸方向の抜け止めリング部材としてのC形止め輪21、21が装着される。これにより、中空筒部19は支承板部13bに対する軸方向の抜け止めが図られている。
その中空筒部19には、樹脂製の軸受けフランジ部材22が貫挿される。支持アーム部材13dは、この軸受けフランジ部材22に適宜の力を受けて回動可能に摺接されている。
なお、図9において、符号13f’はアーム板部13fに屈曲形成された屈曲板部であり、円形開口13jはこの屈曲板部13f’に形成され、アーム板部13fはこの屈曲板部13f’を介して中空筒部19に回動可能に支承される。
その中空筒部19を回動可能に支承する支承板部13bには、図6、図10に拡大して示すように、水平軸回り方向に間隔を開けて一対の突起部13m、13mが形成されている。図10に示すように、この突起部13mと突起部13mとの間にC形止め輪21の開放端部21a、21aが配置されている。
中空筒部19は、そのC形止め輪21の開放端部21a、21aが配置されることにより、中空筒部19の水平軸回り方向の回転が防止され、中空筒部19の耐久性の向上が図られている。
その中空筒部19の貫通穴19a、垂直筒部14の貫通穴14aを通じて、モニタ部10と測定ヘッド3とを電気的に接続するリード線16bが図6に示すように引き出される。これにより、モニタ部10の回動操作に伴うリード線16bのねじれが防止される。
取付けブラケット板部13gは、図6、図7、図9に示すように、一対のアーム板部13e、13fに跨って配置されている。その取付けブラケット板部13gには、図11に示すように、回路基板23が配設されている。
この回路基板23はその裏側が制御回路ユニット24の配設部とされ、その表側が図1(b)、図2(b)、図3(a)、図4(a)、図5(a)に示す表示画面25とされている。
取付けブラケット板部13gと一対のアーム板部13e、13fの為す角度は鈍角である。モニタ部と支持アームとの為す角度が鈍角であるので、モニタ部10の検者に対面する側から被検者に対面する側への姿勢変更作業を支障なく行うことができる。
アーム板部13eと支承板部13bとには、図6に示すように、モニタ部10の水平軸回りの回動を検出する検出センサー25a、25bが設けられている。
この検出センサ−25a、25bは、例えば、モニタ部10が水平状態のときにオンし、水平状態から所定角度を超えたときに、オフする構成とされている。
制御回路ユニット24は、その検出センサー25a、25bと協働してモニタ部10が水平軸回りに回動されて、その表示画面25が逆さまになる前と逆さまになったときとで、被検眼像と操作ボタンとの見た目上の位置が同じ位置となるようにかつ表示画面25に表示される画像情報が上下左右反転するように制御する。
制御回路ユニット24は、例えば、その検出センサー25a、25bによる出力信号の立ち上がりと立ち下がりを検出すると、その表示画面25による画像情報が上下左右反転するように制御する。
その表示画面25に表示される操作ボタン、被検眼像の詳細については後述する。
その回路基板23の表側には、図11ないし図13に示すように、表側カバー枠部材26がネジ等の固定部材により取り付けられる。これにより、回路基板23の周辺部が化粧される。なお、その図11は表側カバー部材26の取付け前の状態を示している。
また、支持アーム部材13dの取付けブラケット板部13gには、図12、図13に示すように、その裏側かつ下側を被覆する下側カバー部材27が設けられる。
下側カバー部材27は、下部カバー部27aと取付けアーム部27bと背面被覆部27cとを有する。下側カバー部材27は、取付けブラケット板部13gに取付けアーム部27bにネジ等の固定手段により取り付けられる。なお、図12は下側カバー部材27の取付け直前の状態を示し、図13は下側カバー部材27の取付け後の状態を示している。
その回路基板23の裏側には、図14、図15に示すように、その回路基板23の裏側を被覆する裏側カバー部材28がネジ等の固定部材により取り付けられる。
その裏側カバー部材28は取付部11を被覆する被覆部28aを有する。これにより、回路基板23の裏側と取付部11の側面部とが化粧される。
なお、図14は裏側カバー部材28を回路基板23に取り付ける前の状態を示し、図15は裏側カバー部材28をその回路基板23に取り付け後の状態を示している。
ここでは、表示画面25は、図16に拡大して示すように、矩形状とされている。その表示画面25には、被検眼像等表示領域25cと操作ボタン表示領域とが設けられている。被検眼像等表示領域25cには、その画面中央に矩形状の目標エリアマーク25gと最小瞳孔径判定マーク25hとが表示されている。
操作ボタン表示領域は、表示画面25に向かってその被検眼像等表示領域25cを挟んでその左右両辺部と被検眼像等表示領域25cの下辺部とに設けられている。
操作ボタン表示領域には、表示画面25に向かって左側の表示領域25dにキーボードボタンB1、RボタンB2、顎受け上下動ボタンB3、測定モードボタンB4が配置されている。表示画面25に向かって右側の表示領域25eにセットアップボタンB5、LボタンB6、測定ヘッド3を前後動させる測定ヘッド前後ボタン(Z方向ボタン)B7、スタートボタンB8、マニュアル・オート切り替えボタンB9が配置されている。
表示画面25に向かって下辺部の表示領域25fに白内障ボタンB10、ターゲット像ボタンB11、角膜直径ボタンB12、プリントボタンB13、グラフィックプリントボタンB14、観察像表示ボタンB15、全測定値クリアボタンB16が配置されている。
キーボードボタンB1は患者のIDを入力するのに用い、測定モードボタンB4は、レフ(眼屈折力)、ケラト(角膜形状)、レフ/ケラトのいずれかの測定モードに切り替えるのに用い、RボタンB2は右眼を選択するのに用い、LボタンB6は左眼を選択するのに用い、スタートボタンB8はマニュアルモード時に測定を開始させるのに用い、セットアップボタンB5はセットアップ画面を表示するのに用いられる。
白内障ボタンB10は白内障等があって測定エラーが生じやすいときに用いられ、ターゲット像ボタンB11は記憶している測定ターゲットを表示画面25に表示させる際に用いられ、角膜直径ボタンB12は角膜の直径を測定するモードに切り替える際に用いる。
プリントボタンB13は測定結果をプリントアウトするのと紙送りをするのとに用いられ、グラフィックプリントボタンB14は屈折状態示す図形をプリントアウトするのに用いられ、観察像表示ボタンB15は観察像を表示するのに用いられ、全測定値クリアボタンB16は全測定値をクリアするのに用いられる。
顎受け上下動ボタンB3は、顎受け部4の高さを上下動させて、被検者の被検眼の高さを調整するのに用いられる。測定ヘッド前後ボタン(Z方向ボタン)B7は被検眼に対して測定ヘッド3を前後方向に駆動させる際に用いられる。
なお、最小瞳孔径判定マーク25hは、この最小瞳孔径判定マーク25h以下の瞳孔径の場合、測定を中止するのに用いられる。
被検眼像等表示領域25cには、観察中の前眼部像の他、測定結果やその他検査に関連する文字、記号、符号等の他、図形等の画像が適宜表示される。
その図16には、ここでは、被検者の前眼部像Gfと測定結果S,C、Aが表示され、その図16において、Gf’は虹彩像、Gf”は瞳孔像である。また、P1は角膜輝点像、P2はアライメント指標像である。
制御回路ユニット24は、例えば、図17に示すように、前眼部像Gfの観察モードのときに、検者が指等でその被検眼像等表示領域25cをタッチすると、タッチ箇所tpに対応する画像部位が画面中心G0に位置するように、測定ヘッド3を上下左右に駆動し、これにより、被検眼像の瞳孔像Gf”が画面中央に位置するように制御される。
制御回路ユニット24は、例えば、画面中心G0からタッチ箇所tpまでの画面上での距離Lを演算し、この距離Lに基づいて左右方向ステッピングモータと上下方向ステッピングモータとを駆動制御することにより、被検眼に対して測定ヘッド3を上下左右に移動させる。
ここでは、制御回路ユニット24は、第1回目のタッチで測定ヘッド3を高速駆動し、第2回目のタッチで低速駆動するようにステッピングモータを駆動する。
というのは、第1回目のタッチの際には、画面中心G0と瞳孔中心PDOとの距離が大きく、測定の迅速化を図るために高速駆動するのが望ましいが、第2回目のタッチの際には、画面中心G0と瞳孔中心PDOとの距離は小さいと考えられ、瞳孔中心PDOが目標エリアマーク25g内に正確に入るように測定ヘッド3を制御するのには、低速駆動が望ましいからである。
制御回路ユニット24は、目標エリアマーク25gの近傍に瞳孔中心PDOが位置して、角膜輝点像P1が検出されると、角膜輝点像P1の検出位置と画面中心G0との距離に基づいて自動的に測定ヘッド3が上下左右方向に駆動されると共に、角膜輝点像P1のピントが合焦するように、測定ヘッド3が前後方向に駆動され、角膜輝点像P1が目標エリアマーク25g内に入りかつ角膜輝点像P1の出力値が所定値を超えると測定が自動的に実行される。
モニタ部10の姿勢が図1に示す姿勢の状態から図2に示す姿勢になるようにモニタ部10を回動させると、又は、モニタ部10の姿勢が図3、図4に示す姿勢の状態から図5に示す姿勢の状態になるようにモニタ部10を回動させると、モニタ部10が水平軸回りに回動されて表示画面25が逆さまになる前と逆さまになったときとで被検眼像と操作ボタンとの見た目上の位置が同じ位置となるようにかつ表示画面25に表示される画像情報が上下左右反転するように制御され、結果として、図1、図3、図4に示すモニタ部10の姿勢のときの表示画面25と図2、図5に示す姿勢のときの表示画面25とは、図16、図17に示すように見た目上同じとなる。
この実施例によれば、被検者から見て測定ヘッド3の右側にモニタ部10の表示画面25を向けた場合、測定ヘッド3の左側にモニタ部10の表示画面25を向けた場合には、図3、図4に一例として示すように、検者が立った状態で測定作業、座った状態で測定作業を行うことができるので便利である。
また、取付部11の支持アーム部材13dの基部から先端までの長さをより一層長くすれば、図1、図4、図5に一例として示すように、検者が座って操作する場合に、モニタ部10の表示画面25をより一層検者に近づけることができるので、タッチパネルの操作に便利である。
また、この実施例によれば、図18に示すように、室内の隅部の壁30に沿って検眼用テーブル31を設け、検眼装置1を配設した場合でも、被検者の背後又は測定ヘッド3の側面からモニタ部10の表示画面25にタッチして測定ヘッド3を制御できるので、室内が狭い場合でも検眼測定を行うことができ、省スペース化を図ることができる。
更に、この検眼装置1によれば、図19に示すように、モニタ部10を水平状態に保ったときに、処方箋等の軽い書類を載せておくのにも用いることができるという点でも便利である。
モニタ部10の表示画面25が被検者に対面する側に向けられて、被検者が顎受けに顔を固定する前等に、図2(b)に示すように、「固視標を見てください。」等のガイドメッセージを表示画面25に表示させる構成としても良い。
3…測定ヘッド
6…光学系
10…モニタ部
11…取付部
25…表示画面

Claims (2)

  1. 被検者に対面して上下左右前後方向に可動されかつ被検眼像を光学系を介して観察しつつ検査を行う測定ヘッドと、前記被検眼像と操作ボタンとを少なくとも提示可能なタッチパネル式の表示画面を有するモニタ部と、前記測定ヘッドの頂部に設けられかつ前記モニタ部が取り付けられしかも垂直軸回りに可動する垂直軸部と水平軸回りに回動する水平軸部とを有する取付部とを備え、
    前記取付部は支持アームを有し、該支持アームの基部が前記水平軸回りと前記垂直軸回りとに回動可能とされ、前記支持アームの先端部に前記モニタ部が取り付けられ、該モニタ部と前記支持アームの為す角度が鈍角であることを特徴とする検眼装置。
  2. 前記取付部は水平軸として機能する中空筒部と該中空筒部を支持する支承板を有し、該中空筒部に対して回動可能に前記支持アームが設けられ、前記中空筒部は前記支持アームに軸方向の抜け止めリング部材により前記支承板に固定され、前記中空筒部の貫通穴を通じて前記モニタ部と前記測定ヘッドとが電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の検眼装置。
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