JP6705005B2 - 列車プラットホーム配置型安全システム - Google Patents

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Description

本発明は、安全システムの分野に関する。より詳細には、本発明は、列車プラットホームの近くに配備された安全システムに関する。
乗客が接近中の列車を待つプラットホームの下の列車軌道の深さは、待っている乗客のうちの1人が軌道に転落し、通過する列車によって負傷しやすい可能性があるため、深刻な安全上のリスクとなる。
待っている乗客を軌道から隔離し、列車が駅に到着して停止した後にのみ軌道へのアクセスを許可する手段を提供することが望ましいであろう。
米国特許第7,721,653号は、直線形状を有するセグメント化された支持フレームを含む静的壁アセンブリを開示している。静的壁アセンブリは、支持フレームに直接結合されかつ支持フレームの長手方向の全長に沿って間隔を置いて配置された複数の透明ガラス繊維パネルをさらに含む。乗客が地下鉄列車の予定停車位置に早まって出入りできないように、地下鉄列車が列車ターミナルに到着し発車するときに、機構は、壁アセンブリの選択された部分に配置された複数のセンサによって、アクセスドアを開放位置及び閉鎖位置の間で自動的に付勢する。
このアセンブリは、アクセスドアを地下鉄列車と位置合わせするのを容易にするために、所定の位置で停止する電気動力式地下鉄列車と組み合わせて使用するのに適している。しかしながら、この静的な壁の構成は、駅内の様々な又は予測不可能な場所で停止する都市間ディーゼル動力式列車での使用には不十分である。また、列車床部はプラットホームより上に位置し、無防備な乗客、特に小さな子供が、列車床部とプラットホームとの間の開口を介して列車軌道上に転落しやすいという明確な安全上のリスクがある。
米国特許第6,360,668号は、軌道及び/又はプラットホームに沿って位置合わせすることができる障壁要素を備えるプラットホームドアシステムを開示している。障壁要素は、列車がその目標位置から逸れた量に等しい距離だけ、2つの相互に離間したレール上を両方向に移動させることができ、その結果、自由に選択可能な所定の開口が軌道に沿って及び/又はプラットホームに沿って形成されるように、それらは部分的に相互に重なり合うことができる。一実施形態では、障壁要素をプラットホーム縁部に対して直角に移動させることができ、別の実施形態では、障壁要素は旋回させるか、又は下げることができる。
このプラットホームドアシステムは、プラットホーム縁部に平行な一対のレールと、プラットホーム縁部に対して直交方向の移動を可能にする二次レールと、障壁要素を所望の方向に選択的に駆動する駆動手段とを必要とするので、複雑であり、従ってコストがかかる。別の欠点は、障壁要素を互いに重ね合わせて配置することが、駅における待合室の利用可能な面積を過度に減少させることである。さらに、列車がドアを閉めた後で閉鎖された障壁要素とプラットホームの縁部との間に閉じ込められた乗客が乗車できるまでの間、乗客は、死の危険にさらされがちである。
本発明の目的は、障壁要素の単一の広がりが、列車の駅で待っている乗客をプラットホーム縁部から隔離し、及びまた、列車の対応するドアと位置合わせすることができる開口を規定するために、列車のプラットホーム縁部に沿った最終的な予測不可能な位置に応答して位置決めし直すことができる、列車プラットホーム配置型安全システムを提供することである。
本発明のさらなる目的は、障壁要素を変位させるために必要な駆動構成要素の数を最小限にする列車プラットホーム配置型安全システムを提供することである。
本発明のさらなる目的は、乗客が列車床部とプラットホームとの間の開口を介して列車軌道上に転落することを防止する列車プラットホーム配置型安全システムを提供することである。
本発明のなおもさらなる目的は、閉鎖された障壁要素とプラットホーム縁部との間に乗客が閉じ込められることを防止する列車プラットホーム配置型安全システムを提供することである。
本発明のなおもさらなる目的は、障害のある乗客及びスーツケースを転がす又はベビーカーを押す乗客が階段を上る必要なく列車に独力でアクセスすることを補助するために、待合領域から到着した列車への連続通路を備えた列車プラットホーム配置型安全システムを提供することである。
本発明の他の目的及び利点は、説明が進むにつれて明らかになるであろう。
本発明は、動的な列車プラットホーム配置型安全システムであって、列車の駅の乗客待合領域をプラットホーム縁部領域から隔離するための相互接続可能で長手方向に変位可能な垂直に配置された障壁要素の単一の広がりであって、対応する入口モジュール中央開口内に変位可能に配置された1つ又は複数の被制御障壁要素が開放位置に設定されると、その中央開口を通過することを可能にする少なくとも2つの長手方向に離間された入口モジュールを含む単一の広がりと、前記駅に到着した列車の検出された停止位置に応答して、前記入口モジュール中央開口のそれぞれが前記到着した列車の対応するドアと位置合わせされるまで、前記単一の広がりを同時に長手方向に変位させる制御システムと、を含む、動的な列車プラットホーム配置型安全システムに関する。
本明細書で言及される際、「列車」は、駅の中の様々な又は予測不可能な位置で停止し、非限定的に都市間列車、地下鉄車両、トラム、トロリー、モノレール車両、ライトレール乗り物、車輪付き乗り物、水上乗り物、ディーゼル動力式乗り物、及び電気動力式乗り物を含む、好ましくは相互接続されているが必ずしも相互接続されていない、マルチカー輸送乗り物のセットである。
単一の広がりは1つ又は複数の障壁ユニットを好ましくは含み、前記障壁ユニットのそれぞれは、少なくとも2つの長手方向に離間された入口モジュールのうちの1つ、入口モジュールの1つの本体から長手方向にそれぞれ延在する複数の界面障壁要素、及び前記界面障壁要素の1つによってそれぞれ搬送可能な複数の被搬送障壁要素を備える。
入口モジュールのそれぞれは、好ましくは、被制御障壁要素のそれぞれを駆動係合状態で開閉するための第1モータと、入口モジュールを長手方向に変位させる第2モータと、前記第1及び第2モータの動作を制御する制御器と、前記制御器がデータを交換する送受信機とを含む。
一態様では、安全システムは、障壁ユニットが確実に所望の長手方向長さになるように、界面障壁要素の1つを同じ障壁ユニットの被搬送障壁要素の1つに選択的かつ制御可能に結合する結合手段をさらに備える。
一態様では、安全システムは、単一の広がりの各障壁要素の瞬時の位置を監視するためのコンピュータ化装置と、前記コンピュータ化装置がデータを交換する送受信機とを備えて構成された列車の駅内に配置された制御室と、列車が駅から所定の距離内にあるときに、接近中の列車のドア関連構造情報を表す識別信号を前記コンピュータ化装置に送信するための列車搭載型送信機とを含む。
一態様では、コンピュータ化装置はまた、識別信号の受信に応答して、対応する各障壁ユニット固有の予整列信号を出力するように動作可能であり、前記予整列信号は、対応する障壁ユニットがその被制御障壁要素と接近中の列車の所与の鉄道車両のドアとを確実に位置合わせするために実行すべき制御された動作を表し、かつ、制御室送受信機によって障壁ユニット送受信機に送信可能である。
一態様では、制御室送受信機は、出力されたユニット固有の予整列信号を各対応する障壁ユニット送受信機に並列に送信するように動作可能である。
一態様では、コンピュータ化装置は、対応する予備位置合わせ動作の実行に続いて、障壁ユニット制御器のすべてにユニット間結合促進信号を順次生成して送信するように動作可能であり、これにより、第1の相互接続された障壁ユニットが、障壁ユニットのすべての広がり全体が確実に相互接続されるように、長手方向に変位され、第2の相互接続された障壁ユニットと結合される。
一態様では、コンピュータ化装置は、ユニット間結合操作の実行後に、障壁ユニット制御器の1つ又は複数に位置合わせ開始信号を送信するように動作可能であり、送信すると、前記整列開始信号を受信したそれらの障壁ユニット制御器は、所定の障壁に関連する基準点が列車に関連する基準点と位置合わせされ、入口モジュール中央開口のそれぞれが、到着した列車の対応するドアと位置合わせされるまで、障壁要素の広がり全体の長手方向の変位を引き起こすように、対応する第2モータに制御信号を送信する。
一態様では、安全システムは、被制御障壁要素の閉鎖後にプラットホーム縁部領域内で待っている乗客が望まずに取り残されないように、対応する入口モジュールの中央開口部から到着した列車まで直接延在する通路を備えて構成される。
一態様では、通路は、乗客が列車に乗車する前に通路の境界を離れることを防止しながら到着した列車まで直接延在するように十分長いが、移動する列車との接触を防止するように十分に短い、入口モジュールの本体にしっかりと取り付けられた2つの仕切りによって規定される。
一態様では、通路は、枢動可能な受入部材であって、乗客が歩くことができる複数の平坦支持要素と、最も遠くに配置された支持要素が、対応する入口モジュールと位置合わせされた鉄道車両の床部と接触するまで前記受入部材の構成要素の制御された移動を開始するための少なくとも1つの駆動ユニットとを含む、枢動可能な受入部材によって規定される。受入部材は、列車に乗車する乗客をさらに保護するために、長手方向に分離されたレール部材をさらに含んでもよい。
プラットホームから天井まで垂直に延在する障壁要素の単一の広がりは、閉鎖されると、待合領域が、荒れた天候条件やディーゼル列車の汚染された排出物から隔離された自己密閉され空調されたショッピング及びリラクゼーションセンタへ転換することを促す。乗客は、待合室に快適に安全に座ることができ、又は店舗間を自由に歩くことができ、この間、待合領域を出る時を推し量るために、入口モジュール又は列車の到着又は出発を示す列車の駅の表示板眺める。障壁要素の表面領域は、広告を載せるために利用することもできる。
閉鎖位置にある障壁ユニットの斜視図である。 開放位置にある図1の障壁ユニットの斜視図である。 閉鎖位置にある図1の障壁ユニットの平面図である。 図1の障壁ユニットと併せて使用される例示的な駆動機構の概略図である。 2つの結合された障壁要素の平面図である。 図5Aの詳細Aの拡大図である。 図5Aの2つの障壁要素の一部の斜視分解図であり、伸長可能なピンの形態の結合手段と、複数の差し込み開口とを示す。 列車が駅に接近しているときの操作で示される、本発明の一実施形態による制御システムの概略図である。 列車が停止位置に到達したときの操作で示される、図7の制御システムの概略図である。 予備位置合わせ操作を実行するための方法である。 位置合わせ操作を実行するための方法である。 鉄道車両床部まで直接通路を提供するための受入部材の斜視図であり、ここでは待機位置に設定されている。 受入部材の別の実施形態の斜視図であり、ここでは待機位置に設定されている。 受入部材のさらに別の実施形態の側面図であり、ここでは待機位置に設定されている。 図13の受入部材と併せて使用される長手方向に変位可能な床部の平面図である。 図13の受入部材を対応する鉄道車両床部に配備するための方法である。
本発明は、列車の駅で列車を待っている乗客をプラットホーム縁部から隔離し、それにより軌道に転落する危険を防止するための、長手方向に変位可能な障壁要素の単一の広がりを含む新規な列車プラットホーム配置型安全システムである。2つのタイプの障壁要素が提供される:駆動される被制御障壁要素、及び被制御障壁要素によって搬送可能な被搬送障壁要素。単一の広がりを維持しつつ、様々な障壁要素は、駅に入ってくる列車の瞬間的かつ予測不可能な位置データに応答して長手方向に変位し、その結果、前記広がりに沿って制御可能に規定される開口は、駅に到着した列車の対応するドアと位置合わせされる。各開口から列車に乗客を誘導し、それによって乗客がプラットホーム縁部からその下の軌道に転落する危険を排除する他の安全手段も提供され得る。
図1は、本発明の一実施形態による、単一の障壁ユニットを構成する障壁要素の広がり10を示す。障壁要素は、長手方向に延在する上部レール11及び下部レール13の組に沿って摺動可能に変位可能である。入口モジュール5は、中央開口を有する直線的に移動可能なフレーム6と、入口モジュールフレーム6の開口内に摺動可能に係合された、概して中央開口二重ドア式の、可逆的に変位可能な被制御障壁要素7及び8とを含む。閉鎖位置で示されている被制御障壁要素7及び8は、閉鎖位置に設定されている場合、乗客待合領域Wからプラットホーム縁部領域Eへの、又は逆の通過を防止するように適合され、開放位置に設定されている場合、それらの間の通過を許可するように適合されている。入口モジュール5の各側には、3つの被搬送障壁要素9が配置されており、これら障壁要素のそれぞれは同じく長手方向に変位可能である。
本発明のシステムは、全てが単一の広がりを構成する同一の障壁要素の複数の組と連携して動作し得ることが理解されよう。
乗客がタイミングよく列車に乗れなかった場合に、被制御障壁要素7及び8の閉鎖後に乗客が閉じ込められる可能性のある領域E内で望まずに取り残されないようにするために、通路Pを規定する2つの仕切り17及び18が、本体6から、例えば中央開口の対応する縁部において、領域Eまで垂直方向に延在し得る。各仕切りは、列車に乗車する前に乗客が通路Pの境界を離れることを防止しながら駅に到着した列車まで直接延在するように十分長いが、移動する列車との接触を防止するように十分に短い。サービス領域Sは、仕切りの一方及び入口モジュールフレーム6によって区切られてもよい。
図2は、被制御障壁要素7及び8が開放された後の入口モジュール5を示す。
図3は、通常の待機構成で示された、広がり10の平面図を示す。3つの互いに平行な上部レール11a〜cが示されている。入口モジュール5と、モノリシックユニットとして一体的に形成され従って搬送されると考えられる被搬送障壁要素9a及び9dとは、レール11aに沿って摺動可能に係合可能であり、被搬送障壁要素9b及び9eはレール11bに沿って摺動可能に係合可能であり、被搬送障壁要素9c及び9fは、レール11cに沿って摺動可能に係合可能である。入口モジュール本体から長手方向に延在する障壁要素9a及び9dは、被搬送障壁要素を結合するために使用され、また、「界面障壁要素」と呼ばれてもよい。被搬送障壁要素9b及び9eは、「中央レール要素」とも呼ばれてもよく、被搬送障壁要素9c及び9fは、「内部レール要素」と呼ばれてもよい。
被制御障壁要素を制御可能に開放しながら入口モジュールの制御された長手方向の変位を可能にするために、図4に概略的に示された例示的な駆動機構25を使用することができる。駆動機構25のハウジング39は、概して入口モジュールフレームの頂部に配置されるが、その底部に配置されてもよい。
駆動機構25は、入口モジュールフレーム6によって支持された第1電気モータ27と、モータ27によって駆動され、被制御障壁要素7及び8にそれぞれ接続された2つの対向して変位する要素28及び29とを備える。被駆動要素28及び29は、入口モジュールフレーム6に取り付けられ、入口モジュールがそれに沿って変位可能なレール11aとは別個の、長手方向に延在する軌道33に回転可能に係合された対応するガイドローラセット31によって係合される。従って、被制御障壁要素7及び8は、軌道33から懸架される。
モータ27はピニオンギヤに接続された回転可能な駆動シャフトを有してもよく、2つの被駆動要素28及び29は、ピニオンギヤの回転により2つのラックが同時に反対方向に駆動されるようにピニオンギヤと噛合する一対の対向するラックである。駆動機構の他の構成要素は、当業者に周知である。
あるいは、モータ27はリニアモータであってもよく、2つの被駆動要素28及び29は、被制御障壁要素7及び8にそれぞれ接続された2つの独立して駆動される磁石担持ブロックである。
駆動機構25はまた、入口モジュールを長手方向に変位させるための第2電気モータ36を備える。第2モータ36は、サービス領域S(図1)内に、例えば天井に取り付けられ、ハウジング39から突出してハウジング39に取り付けられる構成要素42と、当業者に周知のように運動学的に接続される。第2モータ36が作動すると、構成要素42に力が伝達され、入口モジュールを制御された方向に長手方向に変位させる。
あるいは、第2モータ36は、入口モジュールフレーム6によって支持され、上部レール又は下部レールの長さに沿って配備された静止伝達手段に運動学的に接続される。例えば、ピニオンギヤが、第2モータ36の出力駆動シャフトに取り付けられてもよく、第2モータ36の動作が入口モジュールの長手方向変位を引き起こすように、待合領域の全長に亘って延在する長手方向に延在するラックと相互に係合されてもよい。
無線式又はフレキシブルな有線接続のいずれかによって第1モータ27及び第2モータ36の両方とデータ通信する制御器45と、後述するように制御システムと共に動作可能であり、制御器45とデータ通信するセンサ47とが同じく、駆動機構ハウジング39に収容される。モータ27及び36、制御器45及びセンサ47は、バッテリによって、又は電力供給網への有線接続によって電力が供給されることができる。制御器45とデータ通信する送受信機46も、駆動機構ハウジング39内に収容される。
前に説明したように、被制御障壁要素と被搬送障壁要素の両方は、長手方向に変位可能である。被搬送障壁要素は、被制御障壁要素のように、それによって直接駆動されるモータとともに全体的に構成されていなくても、それにもかかわらず、被搬送障壁要素は、被制御障壁要素が、駅に到着した列車の対応するドアと位置合わせされている場合、被制御障壁要素とともに方向付けられることができる。被搬送障壁要素を制御可能に方向付けるために、位置合わせ操作の間、被搬送障壁要素を被制御障壁要素に結合するための結合手段が設けられる。
結合手段の1つのタイプが図5〜図6に示されている。被搬送障壁要素9eの長さに対して実質的に垂直なピン3が、界面障壁要素9dのフレーム要素4に結合されるように示され、界面障壁要素9dは、明瞭化のために一体的に形成された入口モジュールから分離されて示されている。障壁要素9d及び9eが共に結合された後、それらは、整列操作中に調和して変位される。
界面障壁要素9dのフレーム要素4は、被搬送障壁要素9eに面する側に複数の長手方向に間隔を置いて配置された開口14を備えて形成される。整列操作中に界面障壁要素9dが被搬送障壁要素9eに対して変位されることを可能にするために、ピン3は、例えば、ピン3のアクチュエータとデータ通信する受信機に対して駆動機構制御器によって送信された無線伸長開始信号に応答して、被搬送障壁要素9eのフレーム要素12に対して選択的に後退可能かつ突出可能であるように適合される。従って、開口14の1つが後退したピン3と位置合わせされるように界面障壁要素9dが入口モジュールと共に被搬送障壁要素9eに対して所望の位置に駆動されると、伸長開始信号が伝達され、ピン3が、例えば、ソレノイドベースの機構によって伸長され、それにより位置合わせされた開口14内に差し込まれ、障壁要素9d及び9eがその後同時に変位される。フレーム要素12の反対面には、別の被搬送障壁要素との結合を容易にするために複数の開口が形成されてもよい。
ピン3は、界面障壁要素9dのフレーム要素4から延在し、被搬送障壁要素9eのフレーム要素12の隣接する側面に形成された複数の開口14のうちの1つに差し込まれてもよいことが理解されよう。
一般に、障壁要素の広がりは、2つ以上の障壁ユニットを含み、そのそれぞれが、入口モジュール、複数の被搬送障壁要素、及び複数の界面障壁要素と、を含む。隣接するユニットを一緒に結合するために、被搬送障壁要素、例えば、被搬送障壁要素9e(図3)は、障壁ユニットの長さを越えて長手方向に延在する1つ又は複数の一体的な界面障壁要素を備えていてもよい。伸長開始信号の送信中に、界面障壁要素のピンが伸長し、第2障壁ユニットの被搬送障壁要素、例えば被搬送障壁要素9fに形成された開口内に差し込まれる。
図7及び図8は、障壁整列操作を調整するために使用される本発明の一実施形態による制御システム60を概略的に示す。制御システム60は、複数の入口モジュールモータ制御器45と、障壁ユニット、例えば障壁ユニット10bの1つに取り付けられたセンサ47と、列車52の鉄道車両、例えば鉄道車両55の1つに取り付けられたセンサ59と、対面する駅58と、制御室54とを含む。
列車52が図7に示すように駅58に接近し、駅から所定の距離以内にある場合、第1鉄道車両53に取り付けられた送信機51が、無線識別信号Iを駅58の入口に位置する制御室54に送信する。赤外線信号又は無線周波数(RF)信号であり得る識別信号Iは、各鉄道車両の長さ、対応する鉄道車両のドアの相対位置、列車52の前端部からセンサ59までの距離、各鉄道車両間の距離、及び駅58におけるプラットホームの上の鉄道車両床部の高さを含む、列車52のドア関連構造情報に関する情報を表す。
識別信号Iを受信する送受信機61に加えて、制御室54は、整列操作に関与する様々なステップを定義するためのプログラムを実行するコンピュータ化装置57を含む。コンピュータ化装置57は、受信した識別信号Iに応答して障壁ユニットによって実行されるべき制御された動作を表す予整列信号Pを出力する。制御室54の送受信機61は、ユニット固有の予整列信号Pを各障壁ユニットの対応する制御器45に並列に送信して、後述されるように位置合わせ準備段階を実行する。
図8は、駅58に到着して完全停止に至った後の列車52を示す。完全停止に至った後の列車52の最終的な位置は予見できないので、列車の停止位置を決定するためにセンサ47及び59が使用され、各入口モジュールは対応する鉄道車両のドアと位置合わせされる。
センサ47は、例えばユニット10bの制御器がそのユニット固有の予整列信号を受信した後に、RW問い合わせ信号Nを定期的に送信する。列車搭載センサ59が質問信号Nを受信した後、時間依存性帰還信号Rが、ユニット10bの制御器に、あるいはコンピュータ化装置57に送信され戻される。従って、列車52の瞬時の位置は、戻り信号Rの伝播時間によって決定される。その後に送信された2つの質問信号Nの後に戻り信号Rの伝播時間が変化しないことが分かると、停止位置が決定され、コンピュータ化装置57は制御器45の1つ又は複数に整列開始信号Aを送信する。
図9及び図10は、被制御障壁要素をその停止位置にある列車のドアと位置合わせする方法を示す。
図9を参照すると、列車の駅の入口から所定の距離内に位置し入ってくる列車のドア関連構造情報を表す無線識別信号が、ステップ63で、制御室に配置されたコンピュータ化装置に送信され、予備整列段階が開始される。
予備整列段階では、コンピュータ化装置は、受信した識別信号に応答して各障壁ユニットによって実行されるべき制御された動作を表すユニット固有の予整列信号をステップ65で出力する。ユニット固有の予整列信号は、各障壁要素の瞬時の位置に応答して出力され、それはコンピュータ化装置によって監視され、メモリに記憶される。次に、制御室送受信機は、ステップ67で、対応する各障壁ユニットの制御器送受信機に、ユニット固有の予整列信号を並列に送信する。
入ってくる列車が駅に接近し続ける間、そして完全に停止する前に、予整列操作が実行される。より具体的には、障壁ユニット制御器は、受信したユニット固有の予整列信号に応答して第1制御信号J(図4)を生成し、ステップ69において、入口モジュールを長手方向に変位させる第2モータに送信する。その結果、入口モジュールは、第1界面要素が第1中央レール被搬送要素と適切に位置合わせされるように、第1方向に十分な第1距離だけ長手方向に変位される。障壁ユニット制御器は、例えばエンコーダを用いて長手方向の変位の長さを示すデータを受信した後、ステップ71で伸長開始信号を第1中央レール被搬送要素のピンアクチュエータに送信し、伸長したピンは第1界面要素の選択された開口に着座される。次いで、ステップ73において、第2制御信号Jが障壁ユニット制御器によって第2モータに送信され、第1中央レール被搬送要素に結合された入口モジュールが第1方向に第2距離だけ長手方向に変位される。次に、ステップ75において、第1中央レール被搬送要素が、第1内側レール被搬送要素と、別の伸長開始信号の送信後に結合される。
このプロセスは、ステップ77で繰り返され、入口モジュールは、第2中央レール被搬送要素及び第2内側レール被搬送要素にそれぞれ結合されるように、第1方向とは反対の第2方向に第3及び第4の距離だけ変位される。
予整列操作の終わりに、相互接続された障壁ユニットは、第1鉄道車両のドアのセットから第2鉄道車両のドアのセットまでの対応する距離と同じ長手方向寸法を有する。その後、障壁ユニット制御器は、ステップ79において、予整列操作が正確に実行されたこと、及び制御されたすべての変位が以前に送信された予整列信号に含まれるデータを反映していることを示す表示として、コンピュータ化装置に確認信号を送信する。次いで、コンピュータ化装置は、各障壁要素の瞬時の位置を更新する。
このような操作は他のすべての障壁ユニットについても同様に並行して行われる。
予備整列段階を完了するために、コンピュータ化装置は、ステップ81において、ユニット間結合促進信号をすべての障壁ユニット制御器に順次送信し、それにより、第1相互接続された障壁ユニットは、その中央レール界面障壁要素の1つのピンが、第2相互接続された障壁ユニットの内側レール被搬送障壁要素に形成された開口と位置合わせされるまで長手方向に変位され、その後、伸長開始信号の送信後にピンが差し込まれる。このようにして、全ての障壁ユニットが相互接続される。別の確認信号が送信され、コンピュータ化装置は、各障壁要素の瞬時の位置を再び更新する。
図10は整列操作を示す。ステップ67においてユニット固有の予整列信号が送信された後、単一の障壁搭載センサが、搭載されている障壁ユニットの制御器によって、RW質問信号を定期的に送信するようにステップ85で命令される。ステップ87において、列車搭載センサは質問信号を受信し、時間依存性戻り信号を送信する。このサイクルは、コンピュータ化装置が列車が完全停止したと判断し、列車の正面などの所定の基準点を参照してステップ89で列車の停止位置を決定するまで続く。次いで、コンピュータ化装置は、ステップ91において、位置合わせ開始信号を障壁ユニット制御器の1つ又は複数に送信し、するとそれら障壁ユニット制御器は、ステップ93において対応する第2モータに制御信号を送信し、所定の障壁に関連する基準点が列車に関連する基準点と位置合わせされるまで障壁要素の広がり全体の長手方向の変位を引き起こす。別の確認信号がステップ95で送信され、コンピュータ化装置は再び各障壁要素の瞬時の位置を更新する。次に、各障壁ユニット制御器は、被制御障壁要素を開放位置に設定するために、ステップ97において制御信号K(図4)を対応する第1モータに送信する。
列車のドアが閉まると、又は他の所定の事象に続いて、列車搭載型送信機は、ステップ99でコンピュータ化装置に閉鎖開始信号を送信する。次いで、コンピュータ化装置は、ステップ101において、対応する被制御障壁要素を閉鎖位置に設定するように障壁ユニット制御器のそれぞれに命令する。
予整列及び整列操作は速い作用であり、累積時間はわずか10秒であり、又はほんの4〜5秒ですらある。
あるいは、整列操作の前に予整列操作を行わなくてもよい。この場合、列車の停止位置が決定された後、各障壁ユニットが相互接続され、隣接する障壁ユニットが相互接続される。
図11〜図15は、本発明の別の実施形態を示し、この実施形態では、高齢の及び障害のある乗客が列車に乗車することを支援するために、鉄道車両床部まで直接通路を提供する追加の列車プラットホーム配置型安全手段として機能する制御可能な受入部材が、駅に到着した列車の対応するドアと位置合わせされる。
図11は、本発明の一実施形態による受入部材110を示す。受入部材110のサイドフレーム116及び117は、入口モジュールフレーム6又は仕切り17及び18に接続され得る、入口モジュール5(図1)の床部112に、水平方向に向けられたピンによって枢動可能に接続される。受入部材110はまた、対向するサイドフレーム116及び117によって保持され、2人以上の乗客の重量を支持するのに十分に頑丈な複数の伸縮式に伸長可能な平坦支持要素、例えば支持要素114a〜bを含む。サイドフレーム116及び117のそれぞれの床部に面する端部には第1ピンホルダ122が接続され、サイドフレーム116及び117のそれぞれの中間部分に枢動可能に接続された連結具127が、対応するピンホルダ123に枢動可能に接続される。
受入部材110は、最初に、入ってくる列車にアクセスすることを想定して、サイドフレーム116及び117と床部112との間の角度Aが少なくとも45度の鋭角である待機位置にある。列車が到着すると、受入部材110は、支持要素114bの上端部118が鉄道車両床部まで延在し、乗客がスロープを上るように鉄道車両床部まで階段を上る必要なく標準的な歩長で直接、待合領域W(図1)から鉄道車両床部まで支持要素に沿って歩くことができるように、専用の駆動ユニットによって完全に角度的に変位されかつ延伸された位置に配置される。
図12に示す受入部材130は、列車に乗り込む乗客をさらに保護するために、長手方向に分離されたレール部材136a〜bを有する。例示的なレール部材は、支持要素114bから上方に延びる2つの支柱131及び132と、支持要素114aから上方に延びる支柱133と、支柱131及び132に実質的に垂直に取り付けられた中空のレール要素137と、支柱133に実質的に垂直に取り付けられたレール要素138とを含む。レール要素138は、レール要素137の内側に受け入れられ、支持要素114aが延伸されると、その把持可能部分はサイズが増大する。
これとは別に、図13に示す受入部材140は、油圧駆動連結機構146によって角度的に変位される。連結機構146は、直線的に伸長可能なロッド147及び連結具149を含み、連結具149はジョイント148によってロッド147に、及びジョイント143によってサイドフレーム116に枢動可能に接続される。ロッド147は、床部112に取り付けられかつ床部112から突出している中空段部材152の内部に収容された当業者に周知の油圧ユニットによって直線的に伸縮可能である。ロッド147はまた、段部材152内に収容されたボールスクリュー及び電気モータによって直線的に伸張可能であってもよい。受入部材140は、好ましくは、ジョイント159によってサイドフレーム116に取り付けられた伸縮可能な安定化ユニット156も備える。安定化ユニット156は、油圧及び電気駆動手段など当業者に周知の任意の適切な駆動手段によって駆動される。適切なバランスを確保するために、他方のサイドフレームに同様の構成を設けてもよい。
ロッド147が伸長されると、モーメントが連結具149に伝達され、支持要素114a〜bはジョイント143の周りで図示の向きに対して時計回りの方向に枢動される。ロッド147は、支持要素114aが段部材152の上部剛性表面153と実質的に同一平面になるまで伸長され続け、その結果、乗客は段部材152に乗った後、実質的に平坦な表面の上を、待合領域から鉄道車両床部まで直接歩くことができる。受入部材140は、障害のある乗客、高齢者及び子供が、階段を登ることなく、また他の人の助けを必要とせずに、列車に乗車することを支援する。
入口モジュールの長手方向の変位中の摩擦力を低減するために、床部112が複数のブラケット161又は当業者に周知の任意の適切な接続手段によって入口モジュールに接続されている場合、図14に概略的に示されるように、複数の横方向に延在するローラ164が床部112の下側に取り付けられる。床部112の下に位置するプラットホーム上への安定化ユニット156(図13)の位置決めに対応するために、及びそれにより床部の追加の変位を防止するために、床部112は、例えば長方形に成形された切欠き167を備えて構成される。
図15に示すように、制御器45(図4)は、ステップ93において障壁基準点が列車基準点と位置合わせされた後、対応する受入部材の操作を指令する。最初に制御器は、対応する入口モジュール5の被制御障壁要素から所与の鉄道車両の位置合わせされたドアまでの距離と、プラットホームより上の鉄道車両床部の高さとを示す鉄道車両固有の識別信号を、ステップ169において制御室位置付けコンピュータ化装置57(図7)から受信する。
次いで、ステップ171において、第1起動信号が安定化ユニット156のアクチュエータに送信され、これにより、安定化ユニット要素が床部の切欠きを通って適切に延ばされ、列車駅プラットホームに固定式に接触する。
この安定化ユニット要素が反作用力を提供している間、制御器は、ステップ173において、枢動連結機構の一部である直線的に伸長可能なロッドのアクチュエータに第2起動信号を送信する。ロッドが追加的に伸長されるにつれ、支持要素の配列は、鉄道車両床部との位置合わせを可能にする受信された鉄道車両固有の識別信号に従って角度を達成するまで、ジョイント143及び159(図13)によって徐々にかつ対応して変化する。
次に、制御器は、第3の起動信号をステップ175において伸縮機構のアクチュエータに送信し、最も遠くに配置された支持要素、例えば支持要素114bが鉄道車両床部と接触することを可能にする受信された鉄道車両固有の識別信号に従って伸長操作を開始するようにする。支持要素又は鉄道車両床部に取り付けられたセンサによって検出されるように最も遠くに配置された支持要素と鉄道車両床部との間で接触がなされると、ステップ177で接触指示信号がセンサから制御器に送信される。最も遠くに配置された支持要素と鉄道車両床部との間で接触がなされない場合には、先行ステップのいくつかを逆順で行うか、又は繰り返すことができる。その後、接触指示信号が送信された後、ステップ179において被制御障壁要素が開放され、階段を登ることなく乗客を鉄道車両床部まで直接的に前進させることができる。
全ての乗客が列車に乗車した後、乗車指示信号が、ステップ181において、鉄道車両のエミッタから、対応する位置合わせされた入口モジュールに取り付けられた制御器の送受信機に送信される。乗車指示信号は、全ての乗客が乗車したことを目視により確認した後、適切な装置のボタンを押すことによって列車の乗務員によって配信しもよい。あるいは、乗車指示信号は、支持要素に接続された荷重センサ又はそれに類するものが支持要素に沿って歩く乗客の重さを検出しない所定の期間が経過した後(これは所与の入口モジュールで待っていた全乗客が列車に乗車したことを示す)、自動的に生成されてもよい。次に被制御障壁要素は、乗車指示信号の送信後、ステップ183で閉鎖される。
制御器は、ステップ185において、前述のステップを逆順に行うことによって、対応する受入部材が待機位置に移動されるように命令する。受入部材が待機位置に移動された後、又は受入部材に基づく移動操作の開始後の所定の時間後に、入口モジュール制御器は、対応する受入部材が鉄道車両床部から十分に離間されたことを示すために、ステップ187において、位置合わせされた鉄道車両のプロセッサに確認信号を送信する。それに応答する鉄道車両プロセッサは、ステップ189で鉄道車両ドアの閉鎖を命令し、次いで、列車は列車ドアが全て閉鎖された後に進行する。
一実施形態において、制御器が受入部材の1つの要素に取り付けられる場合に、入口モジュール及び障壁要素を使用することなく、対応する鉄道車両と位置合わせされるように受入部材を制御することができることが理解されよう。
本発明のいくつかの実施形態を例として記載してきたが、本発明は、特許請求の範囲を逸脱することなく、多くの修正、変形、及び適合により、及び当業者の範囲内にある多数の等価物又は代替の解決策を用いて実行可能であることは明らかであろう。

Claims (12)

  1. 動的な列車プラットホーム配置型安全システムであって、
    a)列車の駅の乗客待合領域をプラットホーム縁部領域から隔離するための相互接続可能で長手方向に変位可能な垂直に配置された障壁要素の単一の広がりであって、対応する入口モジュール中央開口内に変位可能に配置された1つ又は複数の被制御障壁要素が開放位置に設定されると、その中央開口を通過することを可能にする少なくとも2つの長手方向に離間された入口モジュールを含む、単一の広がりと、
    b)前記駅に到着した列車の検出された停止位置に応答して、前記入口モジュールの中央開口のそれぞれが前記到着した列車の対応するドアと位置合わせされるまで、前記単一の広がりを調和して長手方向に変位させる制御システムと、を含み、
    前記単一の広がりが、1つ又は複数の障壁ユニットを含み、前記障壁ユニットのそれぞれが、前記少なくとも2つの長手方向に離間された入口モジュールのうちの1つと、前記入口モジュールの1つの本体から長手方向にそれぞれ延在する複数の界面障壁要素と、前記界面障壁要素の1つによってそれぞれ搬送可能な複数の被搬送障壁要素と、を備える、動的な列車プラットホーム配置型安全システム。
  2. 前記入口モジュールのそれぞれが、前記被制御障壁要素のそれぞれを駆動係合状態で開閉するための第1モータと、前記入口モジュールを長手方向に変位させる第2モータと、前記第1及び第2モータの動作を制御する制御器と、前記制御器がデータを交換する送受信機と、を含む、請求項に記載の安全システム。
  3. 障壁ユニットが確実に所望の長手方向長さになるように、前記界面障壁要素の1つを同じ前記障壁ユニットの前記被搬送障壁要素の1つに選択的かつ制御可能に結合する結合手段をさらに備える、請求項に記載の安全システム。
  4. 前記単一の広がりの各障壁要素の瞬時の位置を監視するためのコンピュータ化装置と、前記コンピュータ化装置がデータを交換する送受信機とを備えて構成された前記列車の駅内に配置された制御室と、前記列車が前記駅から所定の距離内にあるときに、接近中の列車のドア関連構造情報を表す識別信号を前記コンピュータ化装置に送信するための列車搭載型送信機とを含む、請求項に記載の安全システム。
  5. 前記コンピュータ化装置がまた、前記識別信号の受信に応答して、対応する各障壁ユニット固有の予整列信号を出力するように動作可能であり、前記予整列信号は、前記対応する障壁ユニットがその被制御障壁要素と前記接近中の列車の所与の鉄道車両のドアとを確実に位置合わせするために実行すべき制御された動作を表し、かつ、前記制御室送受信機によって前記障壁ユニット送受信機に送信可能である、請求項に記載の安全システム。
  6. 前記制御室送受信機が、前記出力されたユニット固有の予整列信号を各対応する障壁ユニット送受信機に並列に送信するように動作可能である、請求項に記載の安全システム。
  7. 前記コンピュータ化装置が、対応する予整列動作の実行に続いて、前記障壁ユニット制御器のすべてにユニット間結合促進信号を順次生成して送信するように動作可能であり、これにより、第1の相互接続された障壁ユニットが、前記障壁ユニットのすべての広がり全体が確実に相互接続されるように、長手方向に変位され、第2の相互接続された障壁ユニットと結合される、請求項に記載の安全システム。
  8. 前記コンピュータ化装置が、ユニット間結合操作の実行後に、前記障壁ユニット制御器の1つ又は複数に整列開始信号を送信するように動作可能であり、送信すると、前記整列開始信号を受信したそれらの障壁ユニット制御器は、所定の障壁に関連する基準点が列車に関連する基準点と位置合わせされ、前記入口モジュール中央開口のそれぞれが、前記到着した列車の前記対応するドアと位置合わせされるまで、障壁要素の前記広がり全体の長手方向の変位を引き起こすように、前記対応する第2モータに制御信号を送信する、請求項に記載の安全システム。
  9. 前記被制御障壁要素の閉鎖後にプラットホーム縁部領域内で待っている乗客が望まずに取り残されないように、対応する入口モジュールの中央開口から前記到着した列車まで直接延在する通路を備えて構成される、請求項1に記載の安全システム。
  10. 前記通路が、乗客が前記列車に乗車する前に前記通路の境界を離れることを防止しながら前記到着した列車まで直接延在するように十分に長いが、移動する前記列車との接触を防止するように十分に短い、前記入口モジュールの本体にしっかりと取り付けられた2つの仕切りによって規定される、請求項に記載の安全システム。
  11. 前記通路が、枢動可能な受入部材であって、乗客が歩くことができる複数の平坦支持要素と、最も遠くに配置された支持要素が、前記対応する入口モジュールと位置合わせされた鉄道車両の床部と接触するまで前記受入部材の構成要素の制御された移動を開始するための少なくとも1つの駆動ユニットとを含む、枢動可能な受入部材、によって規定される、請求項に記載の安全システム。
  12. 前記受入部材が、前記列車に乗車する乗客をさらに保護するための長手方向に分離されたレール部材をさらに含む、請求項11に記載の安全システム。
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