JP6698490B2 - 冷却ユニット - Google Patents

冷却ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6698490B2
JP6698490B2 JP2016189557A JP2016189557A JP6698490B2 JP 6698490 B2 JP6698490 B2 JP 6698490B2 JP 2016189557 A JP2016189557 A JP 2016189557A JP 2016189557 A JP2016189557 A JP 2016189557A JP 6698490 B2 JP6698490 B2 JP 6698490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
housing
damper
cooling unit
fan module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016189557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018054201A (ja
JP2018054201A6 (ja
Inventor
達也 薄
達也 薄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikoki Corp filed Critical Fujikoki Corp
Priority to JP2016189557A priority Critical patent/JP6698490B2/ja
Priority to CN201710697190.0A priority patent/CN107869877B/zh
Priority to KR1020170122325A priority patent/KR102354159B1/ko
Publication of JP2018054201A publication Critical patent/JP2018054201A/ja
Publication of JP2018054201A6 publication Critical patent/JP2018054201A6/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6698490B2 publication Critical patent/JP6698490B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/14Collecting or removing condensed and defrost water; Drip trays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/042Air treating means within refrigerated spaces
    • F25D17/045Air flow control arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/06Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

本発明は、ダクトファンモジュール及びこれを用いた冷却ユニットに関し、特に、冷却ユニットの内壁に付着した結露水を排出するのに好適なダクトファンモジュール及びこれを用いた冷却ユニットに関する。
大型の冷蔵庫や冷凍庫等に冷気を供給する冷却ユニット(ユニットクーラー)は、筐体外部から取り入れた外気を筐体内部に配置された冷却器(蒸発器)を介して冷却し、これを冷蔵庫や冷凍庫内に供給する(この動作を「冷却運転」と称する)ように構成されている。
このような冷却ユニットにおいては、外気に含まれる水分が冷気となった際に霜として冷却器に付着することがあり、これにより冷却器の冷却能力が低下してしまうことがある。
上記のような冷却器に付着する霜を除去するために、従来は、冷却運転をいったん止めるとともに筐体内の保温効果を高めるために、その排気口を閉じて筐体内部をほぼ閉鎖状態とし、その後冷却器をホットガスやヒータ等を用いて温めることにより該冷却器に付着した霜を融解させるいわゆる「デフロスト」動作を行っている(この動作を「除霜運転」と称する)。
また、排気口を閉じるために、例えば、冷却器及び送風機の下流側に位置するダクトに風圧で開閉するダンパ(シャッタ)を設ける構造のユニットクーラーが知られている(特許文献1参照)。この特許文献1においては、排気用のダクトは水平に延びており、除霜運転時には、ファンを停止することによりダンパが自動的に閉鎖し、筐体内がほぼ閉鎖状態となる。
また、除霜運転を散水によって行う散水方式が採用されることもあり、この場合には、特にダンパを設けない構造の冷却ユニットも知られている(特許文献2参照)。特許文献2では、ファンがユニットクーラーの上部に設けられており、筐体側面から取り入れられた空気が筐体の上方から吹き出す構造となっているが、散水方式においても、特許文献1に記載されたような排気用のダクトが水平に延びる構造のものもある。
実用新案登録第2527015号公報 実公昭50−32352号公報
加熱により除霜運転を行う場合、チャンバ内部にホットガス等による熱量が供給されることにより冷却器に付着した霜が融解し、その一部が水蒸気(もや)となって浮遊して、チャンバの内壁に付着、凝固することにより水滴となる。この水滴は、チャンバ内の下部に配置されたドレンパン内に落下して収容され、排水ポンプ等の適宜の手段によって外部に排出される。
ここで、除霜運転時には上述のダンパが閉じているので、チャンバ内部は閉鎖されているが、ダンパは羽根の自重で閉じている構造のため、ダンパの本体部とシャッタとの間等に若干の隙間が生じており、この隙間から水蒸気がダンパ下流側のダクト内面側に水滴として付着する。
しかしながら、排気用のダクトが水平に延びている場合、ダンパ下流側に結露した水滴は、ダンパより上流側に配置されたドレンパン内に流れず、この結果、当該冷却ユニットの冷却運転再開後に、ダクトの下面に滞留した水が、送風機で発生する風によってダクトの下流側に流れてしまうこととなる。
そして、ダクトが開放している場合には、ダクトから当該冷却ユニットの外部へ結露水が流れ出たり、あるいはダクトが開放していない場合には、ダクトから流れ出た結露水が冷却ユニットの下流側に配置された他の装置等に悪影響を及ぼすおそれがあった。
また、排気用ダクトが上方に延びている場合には、チャンバ天井に結露した水滴が、結露した位置からそのまま垂直に落下するため、結露水の回収が効率的に行われないおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、除霜運転で発生した水が滞留することを防止し、また効率的に回収することができるダクトファンモジュール及びこれを用いた冷却ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による冷却ユニットは、筐体と、前記筐体の内部に配置された熱交換器と、前記筐体の内部の下部に設けられたドレンパンと、取付端部を介して前記筐体の側面に取り付けられたダクトファンモジュールと、前記ダクトファンモジュールの前記筐体側に設けられ、前記筐体内部と外部を遮蔽可能な複数のシャッタと、を有し、前記ダクトファンモジュールは、両端が開口し、一端に前記取付端部が設けられた筒状のダクト部と、前記ダクト部の内部に取り付けられたファンユニットと、前記ダクト部の一端側に連続するように前記筐体の内部に設けられ、前記複数のシャッタが配置されたダンパ部と、を備え、前記ダクト部は、少なくとも下端部と、前記取付端部との成す角度が90度未満であり、前記複数のシャッタは、前記ダンパ部に設けられた複数のシャフトに回転自在に取り付けられ、前記ファンユニットの駆動により前記筐体内部から外部へ空気が排出されるときはその空気の圧力により開放位置に回動し、前記ファンユニットが停止されると自重により閉鎖位置に戻るようにされており、前記複数のシャフトは、前記熱交換器と平行に配置されていることを特徴とする。
さらに、本発明による冷却ユニットは、前記ダクト部は円筒状又は角筒状であり、その中心軸が前記取付端部から90度未満の角度を成していることを特徴とする。
さらに、本発明による冷却ユニットは、前記ダンパ部の底部に水を前記ドレンパンへ排出するためのドレンパイプが取り付けられていることを特徴とする。
本発明によるダクトファンモジュールによれば、除霜運転で発生した結露水が滞留することを防止し、効率的に結露水を回収することができる。
また、ダクトファンモジュールを冷却ユニットの側面に取付けた場合には、ダクトの下面に垂れ落ちた水を確実に排出できるため、本発明によるダクトファンモジュールを取り付けた冷却ユニットの下流側に配置された他の装置に悪影響を及ぼすことがない。
さらに、ダクトファンモジュールを冷却ユニットの上面に取付けた場合には、冷却ユニットの天井面に付着した結露水を効率的に排出することができる。
本発明の実施例1による冷却ユニットの概略を示す縦断面図である。 図1に示した冷却ユニットの筐体に取り付けられるダクトファンモジュール及びダンパ部の概要を示す縦断面図である。 図2に示したダクト部の端部構造の一例を示す概要図である。 本発明の実施例2による冷却ユニットの概略を示す縦断面図である。 図4に示した冷却ユニットの筐体に取り付けられるダクトファンモジュール及びダンパ部の概要を示す縦断面図である。 本発明の実施例3による冷却ユニットの概略を示す側面図及び正面図である。
<実施例1>
図1は、本発明の実施例1による冷却ユニットの概略を示す縦断面図である。
図1に示すように、本発明の実施例1による冷却ユニット10は、内部に略直方体状の空間を形成し、その下部にドレンパン18を備えた筐体12と、当該筐体12の内部に配置される熱交換器20と、上記筐体12の後方側面に取り付けられた吸入フード14と、上記筐体12の前方側面に取り付けられたダクトファンモジュール100と、を備えている。
筐体12は、例えば直方体の形状を有しており、その側面のうちの1つ(後方側面12a)には筐体12の外部と連通する吸入フード14が取り付けられる。この吸入フード14は、下面側に開口部(下面側開口部14a)を備えた箱状である。
一方、筐体12の側面12aと対向する位置の側面(前方側面12b)の内側には、後述するダンパ部30が、さらにその外側には、後述するダクトファンモジュール100が取り付けられる。
冷却ユニット10は、本実施例においては、例えば脚部16を介して大型の冷蔵庫や冷凍庫等(図示せず)の底面Bに設置されるが、適宜の手段(例えば筐体12の天井面に連結されたワイヤ等)を用いて当該冷蔵庫や冷凍庫の天井により垂下されるようにしてもよい。
熱交換器20は、例えば冷却器であって、吸入フード14から吸入された空気(外気)に直接接触して空気から抜熱する構成となっている。
また、筐体12内には、除霜設備として、除霜運転時に熱交換器20を温めるためのデフロストガス供給機構やヒータ、あるいは熱交換器20に散水するための散水機構等(いずれも図示せず)が備えられている。
ここで、除霜設備としてデフロストガス供給機構やヒータを用いる場合には、除霜時にダンパ部30が遮蔽されて筐体12の内部がほぼ密閉状態とされるが、散水機構を用いる場合には、ダンパ部30は特に配置されなくても良い。
このような構成により、筐体12の内部において除霜運転時に霜が融解した水は、ドレンパン18内に溜められ、その後、排出ポンプ等の適宜の手段を介して外部に排出される(矢印D1参照)。
図2は、図1に示した冷却ユニットの筐体に取り付けられるダクトファンモジュール及びダンパ部の概要を示す縦断面図である。
本発明の実施例1によるダクトファンモジュール100は、両端が開口した筒状のダクト部110と、ダクト部110の一端側の内部に取り付けられたファンユニット120と、を備える。
ダクト部110は、断面円形又は多角形の筒状の部材であって、図2に示すように、その中心軸X及び下面(下端部)112は、水平面に対して所定角度αだけ傾斜した態様で配置される。
このとき、ダクト部110の上流側の開口端部(取付端部)113と中心軸X及び下面(下端部)112とのなす角度はβであり、α+β=90度となる。すなわち、βは90度未満であるが、75度前後とすることもできる。
ダクト部110の上流側の開口端部113に取り付けられたダンパ部30は、矩形筒状のダンパケース30aに、複数のシャッタ32がシャフト31を介して回動自在に取り付けられている。
複数のシャッタ32は、後述するファンユニット120側に開閉するように構成されており、ファンユニット120の送風機121が駆動されて筐体12の内部から外部へ空気が排出されるときは、その空気の圧力により開放位置P1に回動し、送風機121の駆動が停止されると自重により下がって閉鎖位置P2に戻る。
また、ダンパケース30aの底部には、除霜運転により生じた結露水を筐体12のドレンパン18に排出する(矢印D2参照)ためのドレンパイプ33が取り付けられている。
ダクト部110の下流側の開口端部114側の内面に取り付けられるファンユニット120は、羽根車122を有する送風機121と、送風機121をダクト部110に固定するステイ123とを備える。
送風機121が回転駆動すると、羽根車122の回転によりダンパ部30のシャッタ32が開き、吸入フード14の下面側開口部14aから筐体12内に空気が吸い込まれ、熱交換器20にて冷却された空気がダクト部110から矢印A2の方向に排出される。
そして、ダクト部110から排出された冷気は、ダクト部110に接続された供給配管(図示せず)を介して冷蔵庫や冷凍庫等に供給される。
図3は、図2に示したダクト部の端部構造の一例を示す概要図であって、図3(a)はダクト部を上流側から見た状態を示し、図3(b)はダクト部を下流側から見た状態を示す。
図3(a)に示すように、ダクト部110の上流側に配置された開口端部113は、中央部にダクト部110と連通する貫通穴が形成された板状部材として構成され、複数の締結穴115が形成されている。
そして、ダクト部110は、開口端部113の締結穴115に挿入したボルト等の締結手段を介して、筐体12の前方側面12bに取り付けられる。
一方、ダクト部110の下流側に配置された開口端部114は、図3(b)に示すように、中央部にダクト部110と連通する貫通穴が形成された板状部材として構成され、複数の締結穴115が形成されている。また、ダクト部110における開口端部114の近傍には、上記した羽根車122を有する送風機121が、ステイ123を介して取り付けられている。
そして、ダクト部110は、開口端部114の締結穴115に挿入したボルト等の締結手段を介して、下流に配置された冷蔵庫や冷凍庫等に接続する供給配管(図示せず)に取り付けられる。
次に、本発明の実施例1による冷却ユニット10の動作を、除霜設備としてデフロストガス供給機構を適用した場合について説明する。
まず、冷却ユニット10が冷却運転する場合、熱交換器20を駆動しつつ、ダクトファンモジュール100の送風機121を回転駆動させる。
送風機121が回転駆動すると、羽根車122が回転してダクト部110内部の空気が矢印A2の方向に排出されるため、図2に示すように、ダンパ部30のシャッタ32が開放位置P1まで回動する。
そして、図1に示すように、筐体12内部でダクトファンモジュール100に向かう空気の流れが生じる(矢印A3参照)。
筐体12内部に矢印A3に向かう空気の流れが生じると、吸入フード14から外気が吸入される(矢印A1参照)。
このような一連の空気の流れにより、吸入フード14から吸入された外気は、熱交換器20を通る際に抜熱され、ダクトファンモジュール100のダクト部110から冷気として排出される。
一方、冷却運転によって筐体12内部の熱交換器20やダクトファンモジュール100の上流側に配置されたダンパ部30等に付着した霜あるいは氷塊を除去する除霜運転を行う場合、熱交換器20及びダクトファンモジュール100の送風機121の駆動を停止する。
すると、ダクトファンモジュール100のダクト部110からの排気が止まるため、ダンパ部30のシャッタ32が閉鎖位置P2に位置するように回動する。
これにより、筐体12の内部は、ダンパ部30を境に外部に対して密閉される状態となり、吸入フード14からの外気の吸入も止まる。
この状態で、熱交換器20のデフロストガス供給機構を駆動してホットガスによる除霜動作を行い、熱交換器20や筐体12内部等に付着した霜あるいは氷塊を融解させる。
そして、融解した霜あるいは氷塊は水となり、筐体12の底面に設けられたドレンパン18に滞留し、その後、所定の排出手段により筐体12の外部に排出される。
一方、ダンパ部30のシャフト31やシャッタ32に付着していた水は、ダンパケース30aの底部に設けられたドレンパイプ33を通って筐体12内部のドレンパン18に排出される。
また、除霜運転時にダクト部110内で融解した水が生じたとしても、ダクト部110の下面(下端部)112がダンパ部30に向けて傾斜する形状となっているため、水はダクト部110からダンパ部30側に流れ、上記ドレンパイプ33から外部に排出される。
以上のような構成を備えることにより、本発明の実施例1による冷却ユニット10は、ダクトファンモジュール100におけるダクト部110の下面(下端部)112が、上流に配置された筐体12側に向けて傾斜する形状となっているため、除霜運転後にダクト部110内に水が生成されたとしても、当該水がダクト部110に滞留することがない。
このため、除霜運転後に冷却運転に戻した後に、ダクトファンモジュール100から排出される冷気(風)に押されて下流側に流れることもないため、冷却ユニット10の下流側に配置された他の装置等に悪影響を及ぼすことを防止できる。
<実施例2>
図4は、本発明の実施例2による冷却ユニットの概略を示す縦断面図である。なお、実施例2において、図1及び図2に示した実施例1と同一又は共通の機能又は構成を有するものについては、同一の符号を付して再度の説明を省略する。
図4に示すように、本発明の実施例2による冷却ユニット10は、下部にドレンパン18を有する筐体12と、当該筐体12の内部に配置される熱交換器20と、上記筐体12の側面のうちの1つに取り付けられた吸入フード14と、上記筐体12の側面のうちの他の1つの取り付けられたダクトファンモジュール200と、を備えている。
図5は、図4に示した冷却ユニットの筐体に取り付けられるダクトファンモジュール及びダンパ部の概要を示す縦断面図である。
本発明の実施例2によるダクトファンモジュール200は、両端が開口した筒状のダクト部210と、ダクト部210の他端側の内部に取り付けられたファンユニット220と、を備える。
ダクト部210は、図5に示すように、一方の開口端213と他方の開口端214とが鉛直方向に平行配置されるとともに、下面(下端部)212が水平面に対して所定角度αだけ傾斜した筒状の形状を有する部材として形成される。
すなわち、ダクト部210は、上流側の開口端部213から下流側の開口端部214に向けて、下面(下端部)212が傾斜しつつ断面積が縮小する形状を有する。
また、上流側の開口端部213及び下流側の開口端部214は、実施例1の場合と同様に、図3に示すものと同一の構成として形成されている。
ダクト部210の上流側の開口端部213に取り付けられたダンパ部30は、実施例1と同様に、矩形筒状のダンパケース30aに、複数のシャッタ32がシャフト31を介して回動自在に取り付けられており、後述するファンユニット220の送風機221が駆動されて筐体12の内部から外部へ空気が排出されるときは、その空気の圧力により開放位置P1に回動し、送風機221の駆動が停止されると自重により下がって閉鎖位置P2に戻る。
また、ダンパケース30aの底部には、除霜運転により生じた結露水を筐体12のドレンパン18に排出するためのドレンパイプ33が取り付けられている。
ダクト部210の下流側の開口端部214側の内面に取り付けられるファンユニット220は、羽根車222を有する送風機221と、送風機221をダクト部210に固定するステイ223とを備える。
送風機221が回転駆動すると、実施例1と同様に、羽根車222の回転によりダンパ部30のシャッタ32が開くとともに吸入フード14の下面側開口部14aから筐体12内に空気が吸い込まれ、熱交換器20にて冷却された空気がダクト部210から矢印A2の方向に排出される。
そして、ダクト部210から排出された冷気は、ダクト部210に接続された供給配管(図示せず)を介して冷蔵庫や冷凍庫等に供給される。
次に、本発明の実施例2による冷却ユニット10の動作を、除霜設備としてデフロストガス供給機構を適用した場合について説明する。
本発明の実施例2による冷却ユニット10において、冷却運転によって筐体12内部の熱交換器20やダクトファンモジュール200のダンパ部30等に付着した霜あるいは氷塊を除去する除霜運転を行う場合、熱交換器20及びダクトファンモジュール200の送風機221の駆動を停止する。
すると、ダクトファンモジュール200のダクト部210からの排気が止まるため、ダンパ部30のシャッタ32が閉鎖位置P2に位置するように回動し、吸入フード14からの外気の吸入も止まる。
この状態で、熱交換器20のデフロストガス供給機構を駆動してホットガスによる除霜動作を行い、熱交換器20や筐体12内部等に付着した霜あるいは氷塊を融解させる。
そして、融解した霜あるいは氷塊は水となり、筐体12の底面に設けられたドレンパン18に滞留し、その後、所定の排出手段により筐体12の外部に排出される。
このとき、ダンパ部30のシャフト31やシャッタ32に付着していた水は、ダンパケース30aの底部に設けられたドレンパイプ33を通って筐体12内部のドレンパン18に排出される。
また、除霜運転時にダクト部210内で融解した水が生じたとしても、ダクト部210の下面(下端部)212がダンパ部30に向けて傾斜する形状となっているため、水はダクト部210からダンパ部30側に流れ、上記ドレンパイプ33から外部に排出される。
以上のような構成を備えることにより、本発明の実施例2による冷却ユニット10は、ダクトファンモジュール200におけるダクト部210の下面(下端部)212が、上流に配置された筐体12側に向けて傾斜する形状となっているため、実施例1と同様に、除霜運転後にダクト部210内に水が生成されたとしても、当該水がダクト部210に滞留することがない。
また、上記の効果に加えて、ダクト部210の上流側の開口端部213と下流側の開口端部214とが鉛直方向に平行配置されるため、ダクトファンモジュール200を介して、その上流側に配置された冷却ユニット10の筐体12と下流側に配置された供給配管との接続が容易となる。
<実施例3>
図6は、本発明の実施例3による冷却ユニットの概略を示す図であって、図6(a)は側面図、図6(b)は正面図を示す。図6において、図1〜図5と同一の符号が付されている構成については、実施例1又は2で説明したものと同一又は同等の部分を表しているので、その説明は省略する。
実施例1及び2は空気が筐体12の側面から吹き出す形態であるが、この実施例3は、筐体512の上面(天井面)から空気が吹き出す形態の例である。
図6(a)及び図6(b)において、冷却ユニット510の筐体512の天井面512aは、水平面に対して角度αの傾斜を有しており、この天井面512aに図1〜図3に示されたダクトファンモジュール100の上流側開口端部113が取り付けられている。また、ダクト部110の中心軸X(すなわちダクトファンモジュール100の中心軸)と開口端部(取付端部)113(すなわち天井面512a)との成す角度はβである。なお、符号512bは外気の取入口を示している。
冷却ユニット510の設置時には、中心軸Xは垂直に設定される。そして、筐体512内には熱交換器20や除霜設備(図示せず)が配置され、また必要に応じて、ダクトファンモジュール100の上流側又は下流側には、除霜時に筐体内を封鎖するダンパやシャッタ等が設けられる。
以上の説明から明らかなように、この実施例3においては、筐体512の天井面512aの内壁(下面側)が水平面に対してαの角度を成す傾斜面となっているので、天井面512aの内壁に結露水が付着したとしても、その傾斜に沿って結露水が筐体512の側面内壁に案内されて、効率的にドレンパン18に落下させ、排水口18aから排出することができる。
なお、この実施例3においても、実施例2で説明したダクトファンモジュール200の構成を採用することができる。
なお、本発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、種々の改変を施すことがで
きる。
例えば、実施例1及び2において、ダンパ部に複数のシャッタが設けられる場合を例示したが、シャッタは1つであっても良い。
また、ダクトファンモジュールのファンよりも上流側にシャッタを設けるものとしたが、このシャッタを設ける代わりに、ダクトファンモジュールのファンよりも下流側、すなわちダクトファンモジュールの開口端部に、締結孔を利用して風圧で開閉するダンパ(図示せず)を設置しても良い。
さらに、上記の説明においては、ホットガスを用いた除霜方式を併用するものとして説明したが、本発明は特にこれのみに限定されることはなく、ヒータ、散水又はこれらの組合せ等によるあらゆる除霜方式を併用するものであっても良いことは当然である。
10、510 冷却ユニット
12、512 筐体
14 吸入フード
18 ドレンパン
20 熱交換器
22 スペーサ
30 ダンパ部
31 シャフト
32 シャッタ
33 ドレンパイプ
100、200 ダクトファンモジュール
110、210 ダクト部
120、220 ファンユニット
121、221 送風機
122、222 羽根車
123、223 ステイ
512a 天井面

Claims (3)

  1. 筐体と、前記筐体の内部に配置された熱交換器と、前記筐体の内部の下部に設けられたドレンパンと、取付端部を介して前記筐体の側面に取り付けられたダクトファンモジュールと、前記ダクトファンモジュールの前記筐体側に設けられ、前記筐体内部と外部を遮蔽可能な複数のシャッタと、を有し、
    前記ダクトファンモジュールは、両端が開口し、一端に前記取付端部が設けられた筒状のダクト部と、前記ダクト部の内部に取り付けられたファンユニットと、前記ダクト部の一端側に連続するように前記筐体の内部に設けられ、前記複数のシャッタが配置されたダンパ部と、を備え、
    前記ダクト部は、少なくとも下端部と、前記取付端部との成す角度が90度未満であり、
    前記複数のシャッタは、前記ダンパ部に設けられた複数のシャフトに回転自在に取り付けられ、前記ファンユニットの駆動により前記筐体内部から外部へ空気が排出されるときはその空気の圧力により開放位置に回動し、前記ファンユニットが停止されると自重により閉鎖位置に戻るようにされており、
    前記複数のシャフトは、前記熱交換器と平行に配置されている
    ことを特徴とする冷却ユニット。
  2. 前記ダクト部は円筒状又は角筒状であり、その中心軸が前記取付端部から90度未満の角度を成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷却ユニット。
  3. 前記ダンパ部の底部に水を前記ドレンパンへ排出するためのドレンパイプが取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷却ユニット。
JP2016189557A 2016-09-28 2016-09-28 冷却ユニット Active JP6698490B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016189557A JP6698490B2 (ja) 2016-09-28 2016-09-28 冷却ユニット
CN201710697190.0A CN107869877B (zh) 2016-09-28 2017-08-15 冷却单元
KR1020170122325A KR102354159B1 (ko) 2016-09-28 2017-09-22 냉각 유닛

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016189557A JP6698490B2 (ja) 2016-09-28 2016-09-28 冷却ユニット

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018054201A JP2018054201A (ja) 2018-04-05
JP2018054201A6 JP2018054201A6 (ja) 2018-11-08
JP6698490B2 true JP6698490B2 (ja) 2020-05-27

Family

ID=61761293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016189557A Active JP6698490B2 (ja) 2016-09-28 2016-09-28 冷却ユニット

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6698490B2 (ja)
KR (1) KR102354159B1 (ja)
CN (1) CN107869877B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6698490B2 (ja) * 2016-09-28 2020-05-27 株式会社不二工機 冷却ユニット
CN108800741A (zh) * 2018-04-23 2018-11-13 中国科学院合肥物质科学研究院 一种冰箱
KR20200095887A (ko) * 2019-02-01 2020-08-11 삼성전자주식회사 냉장고
JP7142356B2 (ja) * 2019-02-13 2022-09-27 株式会社マキシス工業 ユニットクーラ
KR102386981B1 (ko) * 2020-07-09 2022-04-14 성종길 블레이드를 이용한 냉각기용 열교환기의 성에제거 장치
KR102386973B1 (ko) * 2020-07-09 2022-04-14 성종길 냉각기용 열교환기의 성에제거 장치용 블레이드

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3763660A (en) * 1972-06-05 1973-10-09 Westinghouse Electric Corp Air conditioning condenser fan arrangement with condensate removal
FR2232965A5 (ja) 1973-06-08 1975-01-03 Commissariat Energie Atomique
JPS5930372Y2 (ja) * 1980-04-10 1984-08-30 三洋電機株式会社 貯蔵庫
JPS57177083U (ja) * 1981-05-06 1982-11-09
JPS59189025U (ja) * 1983-06-02 1984-12-14 三菱電機株式会社 換気装置
JPS62218776A (ja) * 1986-03-20 1987-09-26 日測エンジニアリング株式会社 温度環境試験装置
JPH03274371A (ja) * 1990-03-26 1991-12-05 Sanyo Electric Co Ltd 低温ショーケース
JP2527015Y2 (ja) 1991-03-20 1997-02-26 株式会社東洋製作所 ユニットク−ラ−
JP3714715B2 (ja) * 1996-03-12 2005-11-09 ホシザキ電機株式会社 冷却貯蔵庫
JPH10253231A (ja) * 1997-03-11 1998-09-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷凍装置のエバポレータユニット
US5878592A (en) * 1998-05-20 1999-03-09 Carrier Corporation Evaporator housing
JP4188095B2 (ja) * 2003-01-16 2008-11-26 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 冷凍機
JP4695182B2 (ja) * 2008-12-24 2011-06-08 シャープ株式会社 冷蔵庫
JP2012132600A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd 冷蔵庫
JP6358836B2 (ja) * 2014-04-09 2018-07-18 日本電産サンキョー株式会社 ダンパ装置
JP6698490B2 (ja) * 2016-09-28 2020-05-27 株式会社不二工機 冷却ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
CN107869877B (zh) 2021-03-23
KR102354159B1 (ko) 2022-01-21
JP2018054201A (ja) 2018-04-05
CN107869877A (zh) 2018-04-03
KR20180035144A (ko) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6698490B2 (ja) 冷却ユニット
JP2018054201A6 (ja) ダクトファンモジュール及びこれを用いた冷却ユニット
JP6252392B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP6091302B2 (ja) 空気調和機
JP6641752B2 (ja) 冷却装置
KR101697551B1 (ko) 냉동고용 쿨러장치와 그것에 설치되는 냉동고용 댐퍼
JP2017219256A (ja) 冷却ユニット
JP2009079778A (ja) 冷蔵庫
JP2009216291A (ja) 輸送用冷凍装置
JP6501149B2 (ja) 冷凍装置
JP6796797B2 (ja) ショーケース及び制御装置
JP5687046B2 (ja) 冷却ユニット
JP2010261661A (ja) ユニットクーラー用ダンパー及び該ダンパーを用いたユニットクーラー
JP6689376B2 (ja) 冷却ユニット
JP3702120B2 (ja) 冷却装置
JP2008521368A (ja) 除湿された装置用ハウジング
JP3863697B2 (ja) 冷却庫
JPH1123139A (ja) 車両用冷凍装置
JP2010223507A (ja) 除霜装置及びこれを備えるエアサイクル冷凍システム
WO2019151512A1 (ja) 冷却貯蔵庫
JP6065465B2 (ja) ショーケース
JP7008472B2 (ja) 室外機
JP4693314B2 (ja) 冷却ユニット
JP2007017057A (ja) 冷却庫
JP2000205728A (ja) 車両用冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170822

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190510

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190517

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20190628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6698490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250