JPH03274371A - 低温ショーケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は冷気通路の底部区域に送風ファンを設置した低
温ショーケースに関する。

（ロ）従来の技術 特開昭５３−１３６７５４号公報（７０Ｂ１８）に開示
されたオープンショーケースには、冷気通路の底部区域
に冷却器及び送風機を収納すると共に、貯蔵室を画成す
る区画板の底板を前記底部区域の上寅に配置した構成で
あり、前記送風機が底板の真下に位置する。

（ハ）発明が解決しようとする課題 上記従来の技術によれば、冷却器の除霜時には冷気通路
内の温度も上昇し、且つ冷却器に付着している霜が送風
機の通風により一部昇華する関係上、湿度も高くなり、
このため底板が露点以下の温度となって底板下面に露が
生じ、この露が送風機のモータ等の電装部品に滴下して
ｌｊＡ電を発生させる課題があり、又除霜後、露を残し
たまΣで冷却運転に復帰させて冷気通路内をマイナスの
温度に維持すると露が凍り付いて木片となり、徐々に成
長じて氷塊となって下方に垂れ下がり冷気の流路抵抗と
なって循環を阻害するばかりでなく、ファンを損傷する
課題も生じた。

本発明は上記課題を解決することを目的とする。

に）課題を解決するための手段 上記課題を解決するための手段として本発明では、底部
区域に送風ファン、この送風ファンの前部に排水口を有
する冷気通路と、この冷気通路の底部区域と貯蔵室との
境に配置された底板とを備え、前記底抜の裏面には排水
口方向に向って低く傾斜する傾斜面を設けると共に、こ
の傾斜面の最低部を前記送風ファンよりも前方に位置さ
せた構成を採用した。

（＊）作用 上記手段によれば、傾斜面は付着した露をその傾斜勾配
に沿って送風ファンから離れた最低部に導く作用をなし
、最低部は集まった露の水切れ（露切れ）を良くする作
用をなす。

（へ〉実施例 以下図面に基づき本発明の詳細な説明すると、す１）は
上面に部品収納及び取出用の開口（３）を形成した断熱
壁（２）にて本体を構成してなる平形の低温ショーケー
スで、前記断熱壁の内壁より適当間隔を存して背板（４
Ａ〉及び着脱自在な底板（４Ｂ）を有する金属製の区画
板（４）を配設して貯蔵室（５〉と、プレートフィン形
冷却器（６）及びファン（７Ａ）、モータ（７Ｂ）を有
する軸流形の送風ファン（７）を設置する冷気通路（８
）と、前記開口（３〉の後縁に沿って前向きに開口する
吹出口（９〉と、前記開口（３）の前縁に沿って後向き
に開口する吸込口（１０）とを形成し、前記冷却器＜６
〉で熱交換された冷気を送風ファン（７〉でもって第２
図矢印の如く強制循環することにより開口（３）に冷た
いエアーカーテン（ＡＣ）を形成して貯蔵室（５〉を冷
凍温度に冷却するものである。

（１１〉は前記断熱壁（２）の前壁（２Ａ）上面に車前
下がりとなるように立設され、フロントガラスとなる第
１透明板で、１枚のガラス板又は複数枚のガラス板を組
み合わせた複層ガラスからなり、その厚みはエアーカー
テン（ＡＣ）を形成した帰還冷気の温度に基づいて定め
られる。この第１透明板（１１）の上端にステンレス鋼
板等からなるハンドレール（１２〉、下端前部にバンパ
ーレール（１３〉、後方に帰還冷気の通路となる間隔を
存して前記区画板（４）の前板となる第２透明板（１４
〉が設けられている。

前記送風ファン（７）は冷気通路（８）の底部区域（８
Ａ）においてファンケース（１５）に支持されており、
このブアンケースの前部となる前記断熱！！（２）の底
壁〈２Ｂ〉の最低部には排水口（１６）が形成されてい
る。

第１図に示す（１７〉は前記底板（４Ｂ）の裏面に断熱
空間となる間隔を存して部下がりに取付けられた傾斜板
で′、冷気に晒される裏面の傾斜面（１８）の最低部（
１９）は前記排水口（１６）よりも前方に位置する前端
に形成されている。

従って、傾斜面（１８）に第１図に示す如＜１！（Ｔ）
が付着した場合には、その傾斜勾配に沿って最低部（１
９〉に案内される関係上、送風ファン（７）から離れた
位装置で底壁（２Ｂ）上に滴下することになり、底壁（
２Ｂ）上の露（Ｔ）は排水口（１６）から排出されるこ
とになる。

第３図は本発明の他の実施例を示し、底板（４Ｂ）の裏
面に取付けられた傾斜板（１７〉に部下がりの傾斜面（
１８Ａ）と、後下がりの傾斜面（１８Ｂ）と、この内傾
斜面の突き合わせ部となり、排水口〈１６〉の真上に位
置する最低部り１９〉とを形成し、内傾斜面（１８Ａ）
（１８Ｂ）に付着した露（Ｔ）が共にその傾斜勾配に沿
って流れ最低部（１９）から滴下される構成となってい
る。

上記構成によれば、底板（４Ｂ）の裏面、即ち傾斜面（
１８）（１８Ａ）（１８Ｂ＞４：付着シタｗ（Ｔ）ハ傾
斜勾配に沿って送風ファン（７〉の真上から離れた位置
にある最低部り１９〉連流れて滴下するために、送、風
ファン（７〉への露（Ｔ）の滴下を回避できると共に、
露切れが良くなる。

（ト）発明の効果 上述した本発明では、次に列挙する効果が生じる。

■底板の裏面に付着した露は傾斜面の勾配に沿って送風
ファンの真上より離れた最低部より滴下するために、底
板裏面の露が送風ファンに滴下することがなく、送風フ
ァンの漏電ばかりでなく露の氷結もなくして氷塊による
冷気循環の阻害や送風ファンの損傷をも回避できる。

■傾斜面からの露が最低部に集められて滴下するために
、露切れが良く、しかも循環気流の風圧の影響を受ける
ことができるので、循環気流のない場合に比べ頗る露舛
理が速くなる。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明低温ショーケースの実施例を示し、
第１図は要部縦断面図、第２図は全体縦断側面図、第３
図は第１図に対応する他の実施例の要部縦断面図である
。 〈４Ｂ〉・・・底板、　（５）・・・貯蔵室、　（７〉
・・・送風ファン、　（８）・・・冷気通路、　〈８Ａ
〉・・・底部区域、　（１６）・・・排水口、　（１８
）　（１８Ａ）（１８Ｂ）・・・傾斜面、　（１９）・
・・最低部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、底部区域に送風ファン、この送風ファンの前部に排
   水口を有する冷気通路と、この冷気通路の底部区域と貯
   蔵室との境に配置された底板とを備え、前記底板の裏面
   には排水口方向に向って低く傾斜する傾斜面を設けると
   共に、この傾斜面の最低部を前記送風ファンよりも前方
   に位置させてなる低温ショーケース。