JP2527015Y2 - ユニットク−ラ− - Google Patents

ユニットク−ラ−

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JP2527015Y2
JP2527015Y2 JP1991024747U JP2474791U JP2527015Y2 JP 2527015 Y2 JP2527015 Y2 JP 2527015Y2 JP 1991024747 U JP1991024747 U JP 1991024747U JP 2474791 U JP2474791 U JP 2474791U JP 2527015 Y2 JP2527015 Y2 JP 2527015Y2
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JP
Japan
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cooler
hot gas
damper
coil
blower
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991024747U
Other languages
English (en)
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JPH0559167U (ja
Inventor
博 宇田川
桂次 遠藤
登 山下
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TOYO. SS. CO., LTD.
Original Assignee
TOYO. SS. CO., LTD.
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Publication date
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  • Defrosting Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷蔵装置または冷凍装
置に用いられるホットガスデフロストタイプの横吹き式
ユニットクーラーに関する。
【0002】
【従来の技術】ホットガスデフロストタイプのユニット
クーラーでは、デフロスト時に、弁を切り換えて圧縮機
から吐き出される高温ガス(ホットガス)をホットガス
ライン側に導き、このホットガスを冷却コイルに通し
て、冷却管表面に付着した雪の除去を行なっている。
【0003】またデフロスト時には、送風機の運転が停
止されるとともに、送風ダクトのダンパが自動的に閉ざ
される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ユニットクーラーで
は、冷却器の空気吸い込み側に多量の霜が付着しやす
く、デフロスト時に冷却コイルにホットガスを通すだけ
では吸い込み側の霜が溶け残ることがあり、溶け残った
霜は完全に溶かすことが難しく、デフロストを繰り返す
うちに氷塊となって送風圧力の損失などのトラブル発生
の原因となる。
【0005】また、溶けた霜が落下する排水盤面はマイ
ナス温度となり、氷結による事故が発生しやすかった。
【0006】さらに、従来のユニットクーラーでは、デ
フロスト時にダンパを閉ざしても、ダンパとダクトの隙
間から風が漏れてしまい、冷却器から発生したもやが、
冷却器チャンバや送風機のケーシング内部を移動する原
因となっていた。
【0007】このもやは内部熱源となって冷却器チャン
バや送風機のケーシングの温度を上昇させ、またチャン
バやケーシング内面、送風機の羽に露状に付着すること
になる。この露は、再運転時にチャンバ内面や送風機の
羽などに氷結するため、デフロスト時に電気ヒーターを
併用して除去する必要があった。
【0008】本考案はこのような従来の技術が持つ課題
を解決するために提案されたものであり、デフロスト時
に溶解した霜が排水盤上で氷結したり、送風機の羽など
に氷結することがないユニットクーラーを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案のユニットクーラーは、冷却器の空気吸い込
み側から吸い込んだ空気を前記冷却器で冷却し、冷却空
気を送風機で横方向に吹き出すとともに、送風機の空気
吹き出し側のダクトにダンパが取り付けられているユニ
ットクーラーにおいて、上記冷却器の空気吸い込み側に
ホットガス専用コイルを設けるとともに、デフロスト時
に冷却器の冷却管面から溶け出した排水を受ける排水盤
面にホットガス専用コイルを設け、デフロスト時にこ
れらホットガス専用コイルと上記冷却器の冷却コイルに
冷凍機の圧縮機からのホットガスが直接供給されるよう
にしたことを特徴とする。
【0010】また、本考案のユニットクーラーは、上記
ダンパを閉じた際にダンパと接触するダクトの接触部
に、気密保持用のシール材を取り付けたことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上述した請求項1の構成のものでは、冷却器の
空気吸い込み側にホットガス専用コイルを設けたので、
デフロスト能力を高めることができる。
【0012】また排水盤面にもホットガス専用コイルを
設けてあるので、排水盤上での氷結が防止される
【0013】請求項2の構成のものでは、ダンパを閉ざ
したときの気密保持を充分に行なえるので、デフロスト
時に冷却器から発生したもやが内部を移動しなくなる。
【0014】
【実施例】以下、本考案に係るユニットクーラーの具体
的な実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0015】図1に本考案のユニットクーラーの一実施
例を示す。この図で、冷却器チャンバ1内の底部には、
デフロスト時に霜が溶けた溶解水を外部にドレン口2を
通して排水するための排水盤3が取り付けられ、この排
水盤3の上方には冷却器4が配設されており、この冷却
器4の空気吸い込み側の最前列と排水盤3上には、デフ
ロスト時にホットガスを通すためのホットガス専用コイ
ル5,6が設けられている。
【0016】冷却器チャンバ1の空気吹出し口部には送
風機ケーシング7が横方向に取り付けられ、このケーシ
ング7内にはステー8によって支持される送風機9が取
り付けられている。
【0017】送風機ケーシング7には冷却空気を外部に
送り出すためのダクト10が接続され、このダクト10
内にダンパ11が取り付けられている。
【0018】しかしてダンパ11のダクト10との接触
部には、ダンパ11を閉じたときにダクト10との気密
性を保てるようにするためシール材12が貼り付けられ
ており、このシール材12は、たとえばテフロンシール
などからなる。
【0019】このように構成されるユニットクーラーで
は、通常の冷却運転時は、冷却器4の冷却コイル4aに
冷媒が流されるとともにダンパ11が開けられて送風機
9が運転されることにより、チャンバ1の横方向に開口
する空気取入れ口1aから吸い込まれた空気が冷却器4
を通過するときに冷却され、この冷却空気が送風機9に
よってダクト10側に吹き出される。
【0020】また、デフロスト時には送風機9の運転が
停止され、ダンパ11が閉ざされるとともに弁が切り換
えられて圧縮機からのホットガスが冷却コイル4aと各
ホットガス専用コイル5,6のそれぞれに直接通され
る。
【0021】これにより冷却管表面の霜が溶解される
が、霜の付着が多い空気吸い込み側にはホットガス専用
コイル5が設けられているので、デフロスト能力が高
く、速い速度で管面の霜が解けて排水盤3に流れ落ち
る。
【0022】また排水盤面にも、ホットガス専用コイル
6が設置されているので、排水盤面をプラス温度に上げ
て保持することができ、冷却コイル4aから溶けて落ち
た霜が排水盤3上で氷結するような不都合は生じない。
【0023】また、閉ざされたダンパ11の気密性が高
いため、ダンパ11からの空気の漏れがなく、デフロス
ト時に冷却器4から発生したもやはチャンバ1およびケ
ーシング7内を移動せず、内部熱源とはならない。した
がって、発生したもやは雪状に付着するだけであり、再
運転時に吹き飛ばされてしまう。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば冷
却器の空気吸い込み側にホットガス専用コイルを設けた
ので、特に着霜量の大なる空気吸い込み側のデフロスト
能力を高めることができ、空気吸い込み側の冷却コイル
に霜が溶け残るような不都合が生じにくい
【0025】また、排水盤上にもホットガス専用コイル
を設けたので、排水盤面をプラス温度に上げて保持する
ことができ、デフロスト時における排水盤面上での氷結
を防止できる。また、デフロスト時には圧縮機からのホ
ットガスが冷却コイルと各ホットガス専用コイルにそれ
ぞれ直接通されるので、ホットガスの流路長さが小であ
り、ホットガスの熱が霜の溶解に有効に利用されて速や
かなデフロストを行うことができる。
【0026】さらに、送風機の吹き出し側に設けられる
ダンパの気密性を高めたので、デフロスト時に冷却器か
ら出るもやが内部を移動しなくなり、チャンバ内面や送
風機の羽などに生じていた氷結を防止できる。したがっ
て、電気ヒーターを併用することなく、ホットガスだけ
でデフロストを行なうことができるので、装置の構成を
簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるホットガスデフロスト型冷却装置
の一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・冷却器チャンバ 1a・・・空気取入れ口 2・・・ドレーン口 3・・・排水盤 4・・・冷却器 4a・・・冷却コイル 5,6・・・ホットガス専用コイル 7・・・送風機ケーシング 8・・・ステー 9・・・送風機 10・・・ダクト 11・・・ダンパ 12・・・シール材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却器の空気吸い込み側から吸い込んだ空
    気を前記冷却器で冷却し、冷却空気を送風機で横方向に
    吹き出すとともに、送風機の空気吹き出し側のダクトに
    ダンパが取り付けられているユニットクーラーにおい
    て、上記冷却器の空気吸い込み側にホットガス専用コイ
    ルを設け、デフロスト時に冷却器の冷却管面から溶け出
    した排水を受ける排水盤面にもホットガス専用コイルを
    設け、デフロスト時にこれらホットガス専用コイルと上
    記冷却器の冷却コイルに冷凍機の圧縮機からのホットガ
    スが直接供給されるようになし、しかも上記ダンパを閉
    じた際にダンパと接触するダクトの接触部に、気密保持
    用のシール材を取り付けてなるユニットクーラー。
JP1991024747U 1991-03-20 1991-03-20 ユニットク−ラ− Expired - Lifetime JP2527015Y2 (ja)

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JPH0559167U JPH0559167U (ja) 1993-08-06
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