JPH11257826A - 冷却貯蔵庫用ユニットクーラー - Google Patents

冷却貯蔵庫用ユニットクーラー

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JPH11257826A
JPH11257826A JP7853398A JP7853398A JPH11257826A JP H11257826 A JPH11257826 A JP H11257826A JP 7853398 A JP7853398 A JP 7853398A JP 7853398 A JP7853398 A JP 7853398A JP H11257826 A JPH11257826 A JP H11257826A
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JP
Japan
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air
unit cooler
guide plate
cooling storage
air guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP7853398A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Kubota
昭二 久保田
Hisanaga Kajita
久永 梶田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 細長い庫内でも、ユニットクーラーの設
置側とは反対側の端部まで冷気を送ることができる冷却
貯蔵庫用ユニットクーラーを提供する。 【解決手段】 冷却貯蔵庫用ユニットクーラー(2)
は、冷却貯蔵庫(1)の庫内上部に取り付けられるとと
もに、庫内の空気を吸込口(4)から吸い込み、冷却器
(11)で冷却した後に、前面の吹出口(7)から吹き
出している。そして、この冷却貯蔵庫用ユニットクーラ
ーには、吸込口付近または吹出口付近にダンパー(1
3)が設けられ、冷却運転時には開となって空気の流れ
を許容し、霜取時には閉となって空気の流れを阻止して
いる。また、空気案内板(22)が、吹出口の下端部付
近から前上がりに傾斜して、前方に突出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細長い冷却貯蔵庫
の庫内上部に取り付けられるユニットクーラーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、使用済みの海上コンテナを陸上に
設置して、冷却貯蔵庫として使用することがある。この
海上コンテナは長さが40フィートあり、この細長い庫
内の片側にユニットクーラーが設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のユニットクーラ
ーは、この様に狭くて細長い庫内に設置された場合に
は、吹き出した冷気を、ユニットクーラーの設置側とは
反対側まで送ることが困難である。また、ユニットクー
ラーから吹き出された冷気が、ショートサイクルするこ
とがある。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、細長い庫内でも、ユニットクーラーの設置
側とは反対側の端部まで冷気を送ることができる冷却貯
蔵庫用ユニットクーラーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫用ユ
ニットクーラー(2)は、冷却貯蔵庫(1)の庫内上部
に取り付けられるとともに、庫内の空気を吸込口(4)
から吸い込み、冷却器(11)で冷却した後に、前面の
吹出口(7)から吹き出している。そして、前記目的を
達成するために、この冷却貯蔵庫用ユニットクーラーに
は、吸込口付近または吹出口付近にダンパー(13)が
設けられ、冷却運転時には開となって空気の流れを許容
し、霜取時には閉となって空気の流れを阻止している。
また、空気案内板(22)が、吹出口の下端部付近から
前上がりに傾斜して、前方に突出している。
【0006】さらに、空気案内板の両側に、空気が側方
に流れることを阻止する遮蔽板(23)が設けられてい
る場合がある。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却貯蔵庫
用ユニットクーラーの実施の一形態を図1ないし図4を
用いて説明する。図1は冷却貯蔵庫用ユニットクーラー
の説明図で、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)
が断面図である。図2は空気案内部材の説明図で、
(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が側面図であ
る。図3は空気案内部材およびダンパー装置の断面図
で、(a)が組み付け前の図、(b)が組み付け後の図
である。図4は冷却貯蔵庫の断面図である。
【0008】陸上設置された40フィートの海上コンテ
ナ(高さ約2m30cmで、長さ約12m)などの細長い冷却貯蔵
庫1の庫内には、その長手方向の一端部の上部に、高さ
約80cmのユニットクーラー2が配置されている。このユ
ニットクーラー2のユニットケース3は、後面に吸込口
4が開口している。また、ユニットケース3の前側に
は、ダンパー装置5のダンパーケース6が取り付けられ
ており、このユニットケース3とダンパーケース6と
で、ユニットクーラー2の本体ケースが構成されている
とともに、その内部は連通している。そして、ダンパー
ケース6の前面に吹出口7が形成されている。また、ユ
ニットケース3の内部には、後側に冷却器11が、前側
に2台の送風機12が設けられている。この冷却器11
は、図示しない圧縮機および凝縮器などとともに冷媒回
路を構成する蒸発器である。さらに、ダンパーケース6
の内部には、2個のダンパー13が設けられている。こ
のダンパー13は、上部が軸支されて揺動自在であり、
送風機12が稼働時には、ダンパー13が略水平となっ
て吹出口7を開き、一方、送風機12が停止時には、ダ
ンパー13は垂下して吹出口7を閉じている。
【0009】ダンパーケース6から前方に突出して取り
付けられている空気案内部材21は、前上がりに傾斜し
ている1枚の空気案内板22と、この空気案内板22の
左右両側に設けられ、空気の側方への流出を阻止する遮
蔽板23とからなっている。空気案内板22は、下端部
の傾斜が上部の傾斜よりも緩やかになっているととも
に、その後端は、ダンパーケース6の底板6aの前端に
当接しており、吹出口7の下端に位置している。また、
遮蔽板23は、ダンパーケース6の側板6bの下部と重
なっている状態で取り付けられている。そして、空気案
内板22の横幅は、吹出口7の横幅と略同じであり、か
つ、空気案内板22の高さは、略吹出口7の高さの半分
近くある。また、遮蔽板23の上端は、空気案内板22
の上端よりも上方に位置しており、空気案内板22に案
内されている空気が、側方に流出することをより確実に
防止している。
【0010】この様に構成されているユニットクーラー
2の冷却運転時には、送風機12が稼働し、吸込口4か
ら庫内の空気を吸い込み、この吸い込まれた空気は冷却
器11で冷却された後に、吹出口7から吹き出されてい
る。この吹き出された空気すなわち冷気は、空気案内板
22で上方に案内され、冷却貯蔵庫1の天井に沿って、
庫内の反対側の端部まで流れる。ついで、下方に降下し
て、図4に図示する様に、再びユニットクーラー2に向
かい循環している。この様にして、冷却貯蔵庫1の庫内
を略均一に冷却することができる。
【0011】そして、この冷却運転時に、冷却器11に
霜が付着するので、適宜、たとえば一定時間毎に、冷却
器11の霜取が行われている。この霜取時には、送風機
12は停止するとともに、ヒーターやホットガスなどで
冷却器11を加熱している。また、ダンパー13が吹出
口7を閉じているので、ユニットクーラー2内の熱気が
吹出口7を通って庫内に流出することは、ダンパー13
で阻止されている。
【0012】前述の様に、実施の形態においては、前上
がりに傾斜している空気案内板22が設けられているの
で、吹出口7から吐出された冷気は、空気案内板22で
冷却貯蔵庫1の天井に向かって案内されている。しか
も、この空気案内板22は吹出口7の下端付近から前方
に突出しており、吹出口7から吐出された冷気の降下
は、空気案内板22で略完全に阻止されている。したが
って、細長い庫内の反対側まで、冷気を送ることができ
る。
【0013】また、空気案内板22の両側には、遮蔽板
23が設けられているので、冷気の側方への流出は極力
阻止されており、吹き出された冷気が直ちに吸込口4に
戻ること、すなわちショートサイクルを極力防止するこ
とができる。特に、遮蔽板23の上端が、空気案内板2
2の上端よりも上方に延在しているので、遮蔽板23の
上端が空気案内板22の上端と略同じ場合よりも、ショ
ートサイクルをより一層効率よく防止することができ
る。
【0014】さらに、ダンパー13が設けられ、霜取時
には吸込口4または吹出口7を閉じているので、霜取時
の熱気をユニットクーラー2から庫内に流出することを
極力防止することができる。その結果、霜取時における
庫内温度の上昇を防止することができる。
【0015】特に、ユニットクーラー2の吹出口7付近
にダンパー13を配置するとともに、このダンパー13
の前方に突出して空気案内板22を配置しているので、
霜取時の熱気の流出を効率よくダンパー13で阻止する
とともに、空気案内板22で、冷気を遠くまで案内する
ことができる。しかも、この様に空気案内板22が前方
に突出しているので、ダンパー13の作動の妨げになる
ことを防止することができる。
【0016】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、ダンパー13は2個設け
られているが、その個数は適宜変更可能である。また、
ダンパー13は吹出口7付近に設けられているが、吸込
口4付近に設けることも可能である。ただし、吹出口7
に設けた方が、吸込口4に設けた場合よりも、霜取時に
暖気が庫内に漏れることをより一層効率的に防止するこ
とができる。そして、ダンパー13は送風機12の風力
で作動しているが、モーターなどの駆動装置で作動させ
ることも可能である。
【0017】(2)実施の形態においては、送風機12
は2台設けられているが、送風機12の設置個数は適宜
変更可能である。 (3)実施の形態においては、遮蔽板23の上端は、空
気案内板22の上端よりも上方に位置しているが、遮蔽
板23の上端位置は適宜変更可能である。
【0018】(4)実施の形態においては、空気案内部
材21はダンパーケース6に取り付けられているが、ユ
ニットケース3に取り付けることも可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、吹出口の下端部付近か
ら前上がりに傾斜して、前方に突出している空気案内板
が設けられているので、吹出口から吹き出した冷気は、
この空気案内板に案内されて、冷却貯蔵庫の天井に向か
い、ついで、この天井に沿って反対側に向かい流れるこ
とができる。しかも、この様に空気案内板が設けられて
いるにも係わらず、吸込口付近または吹出口付近には、
霜取時には閉となって空気の流れを阻止するダンパーが
設けられており、霜取時の熱気がユニットクーラーから
庫内に漏れることを阻止することができる。したがっ
て、霜取時の熱気が、吹出口から冷却貯蔵庫の天井に沿
って反対側に向かって流れることが少なく、その結果、
霜取時における庫内温度の上昇を極力防止することがで
きる。
【0020】また、空気案内板の両側に、空気が側方に
流れることを阻止する遮蔽板が設けられている場合に
は、吹出口から吹き出した冷気が直接吸込口に戻る所謂
ショートサイクルを極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は冷却貯蔵庫用ユニットクーラーの説明図
で、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が断面図
である。
【図2】図2は空気案内部材の説明図で、(a)が平面
図、(b)が正面図、(c)が側面図である。
【図3】図3は空気案内部材およびダンパー装置の断面
図で、(a)が組み付け前の図、(b)が組み付け後の
図である。
【図4】図4は冷却貯蔵庫の断面図である。
【符号の説明】
1 冷却貯蔵庫 2 ユニットクーラー 4 吸込口 7 吹出口 11 冷却器 13 ダンパー 22 空気案内板 23 遮蔽板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却貯蔵庫の庫内上部に取り付けられる
    とともに、庫内の空気を吸込口から吸い込み、冷却器で
    冷却した後に、前面の吹出口から吹き出している冷却貯
    蔵庫用ユニットクーラーにおいて、 前記吸込口付近または吹出口付近に設けられ、冷却運転
    時には開となって空気の流れを許容し、霜取時には閉と
    なって空気の流れを阻止するダンパーと、 前記吹出口の下端部付近から前上がりに傾斜して、前方
    に突出している空気案内板とを備えていることを特徴と
    する冷却貯蔵庫用ユニットクーラー。
  2. 【請求項2】 前記空気案内板の両側に、空気が側方に
    流れることを阻止する遮蔽板が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫用ユニットクーラ
    ー。
JP7853398A 1998-03-12 1998-03-12 冷却貯蔵庫用ユニットクーラー Pending JPH11257826A (ja)

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JP7853398A JPH11257826A (ja) 1998-03-12 1998-03-12 冷却貯蔵庫用ユニットクーラー

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106634A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Sanyo Electric Co Ltd 冷却ユニット
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KR20160135539A (ko) * 2015-05-18 2016-11-28 주식회사 경동냉열산업 냉동고용 쿨러장치와 그것에 설치되는 냉동고용 댐퍼

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