JP7142356B2 - ユニットクーラ - Google Patents

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Description

本発明は、ユニットクーラに関する。
大型の冷蔵庫や冷凍庫等に冷気を供給するユニットクーラは、筐体外部から取り入れた外気を筐体内部の熱交換器を介して冷却し、その冷気を冷蔵庫や冷凍庫内に供給するように構成されている。
このようなユニットクーラにおいては、外気に含まれる水分が冷やされた際に霜や氷として熱交換器のフィンなどの表面に付着することがある。
そこで、熱交換器に付着する霜を除去するために、ユニットクーラにおいてはデフロストが定期的に行われている。特許文献1には、デフロスト機構付きのユニットクーラが開示されている。デフロストを実現する機構としては、例えば熱交換器上方に配置した散水機構より水を放出することで、筐体内部に付着した霜や氷を溶解させるものがある。また、筐体内部を点検するため、筐体外部より内部を目視点検する点検口としての開口が筐体に設けられることがある。
特開2018-54201号公報
しかしながら、筐体に設けられた点検口から空気が流通すると、熱交換器を通過しない空気の流れが生じる懸念があった。
そこで本発明の目的は、内部の点検が容易でありながら、点検口から空気の流通を抑制できるユニットクーラを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によるユニットクーラは、筐体内に熱交換器を収容したユニットクーラであって、前記筐体は、前記熱交換器の正面に配置され、ダクトファンモジュールが設けられた正面板と、窓部を備え前記熱交換器の側方に配置された仕切り板と、を有し、前記仕切り板の前記窓部は、前記仕切り板に設けられた開口部および前記開口部を覆う透明部材を有し、
前記仕切り板の外側に隙間を有して配置され、外側開口部を備えた側板をさらに有し、
前記外側開口部の外部より前記外側開口部及び前記窓部を通して前記筐体内を視認可能である
本発明によるユニットクーラによれば、内部の点検が容易でありながら、点検口からの空気の流通を抑制できる。
図1は、本実施の形態にかかるユニットクーラの斜視図であるが、側板を取り外して示している。 図2は、図1のA-A線における断面を上面視した断面図であるが、熱交換器は簡略化して図示している。 図3は、ユニットクーラの左側面を示す図であり、側板を取り外した状態で示している。 図4は、ユニットクーラの左側面を示す図であり、側板を取り付けた状態で示している。 図5は、ユニットクーラの左側面を示す図であり、側板に点検蓋を取り付けた状態で示している。
(ユニットクーラの構成)
図1は、本発明の実施形態にかかるユニットクーラの斜視図である。図2は、側板を取り付けた図1のユニットクーラのA-A線における断面を上面視した断面図であるが、熱交換器は簡略化して図示している。なお、熱交換器の正面とは、熱交換器から冷気が流れ出す側の面をいう。また、熱交換器の左側とは、熱交換器の正面に向かって左側をいい、熱交換器の右側とは、熱交換器の正面に向かって右側をいう。
図に示すように、ユニットクーラ10は、筐体1と、筐体1の内部に配置される熱交換器2と、筐体1に取り付けられた2つのダクトファンモジュール3と、を備えている。
筐体1は、一対の脚部11に支持された矩形状のドレンパン12と、ドレンパン12に対向する矩形状の天板13と、天板13とドレンパン12の端部同士を連結する正面板14とを有する。正面板14は、熱交換器2の正面に配置されており、2つの開口14aを有し、ダクトファンモジュール3は、この開口14aに取り付けられている。ドレンパン12が底板を構成する。
ダクトファンモジュール3は、両端が開口した筒状のダクト部31と、ダクト部31の内部に取り付けられたファンユニット32と、を備える。
ユニットクーラ10は、本実施形態においては、例えば脚部11を介して大型の冷蔵庫や冷凍庫等(図示せず)の床面に設置されるが、適宜の手段(例えば筐体1の天板13に連結された吊金具や寸切りボルト(いずれも吊り下げ用の部材)等)を用いて固定されるようにしてもよい。
熱交換器2は、コイル(冷却用コイル)とも呼ばれるもので、詳細は図示しないが、例えば冷媒が通過する金属パイプと金属パイプに固定されたフィンとを備えた冷却器であって、筐体1の背面から吸入された空気(外気)との間で熱交換を行い、空気を冷却するものである。
熱交換器2は、天板13とドレンパン12との間で覆われるように配置されている。図2に示すように、熱交換器2と正面板14とは間に空間が形成されるように離間して配置されており、両者間に略直方体状の空間が形成されている。
熱交換器2を挟んだ両側において、天板13とドレンパン12と正面板14とに接合するようにして、左仕切り板16と右仕切り板17が配置されている。また、左仕切り板16と右仕切り板17の外側(熱交換器2とは反対側)において、それぞれ天板13とドレンパン12と正面板14の端部を連結するようにして、左側板18と右側板19が配置されている。左仕切り板16と左側板18は、図3~5に示され、右仕切り板17と右側板19は、図1に示されている。
図3において、左仕切り板16は鋼板を折り曲げて形成されており、第1板部16aと、第1板部16aと平行して延在する第2板部16bと、第1板部16aと第2板部16bの端部の間に配置され、第1板部16aと第2板部16bを接続する中間板部16cとを有する。第1板部16a及び第2板部16bと、中間板部16cとは直交するように配置されている。
第1板部16aは、矩形状の第1内側窓16dを中央に有する。第2板部16bも、矩形状の第2内側窓16eを中央に有する。第1内側窓16dの中心は、熱交換器2の中心と一致させるのが好ましく、第2内側窓16eの中心は、熱交換器2とダクトファンモジュール3の中間位置であって、天板13とドレンパン12の中間位置に一致させると好ましい。
第1内側窓16dは、それよりサイズが大きい矩形状の無色透明なビニールシート16f(点線)により内側から覆われている。図示を省略するが、ビニールシート16fの上縁は、第1内側窓16dの上方における第1板部16aの内側にボルト止めされる板状の取付部材と、第1板部16aとの間に挟持されて保持される。これによりビニールシート16fは、自重により第1内側窓16dに沿って配置される。さらにビニールシート16fの下縁を、第1板部16aに固定してもよい。
第2内側窓16eは、それよりサイズが大きい矩形状の無色透明なビニールシート16gにより外側から覆われている。第2板部16bとビニールシート16gの縁には、それぞれ複数の留め金具MFが取り付けられ、近接する2つの留め金具MFに架け渡された取付部材としての引っ張りばねSPにより、ビニールシート16gに張力を付与している。これにより、第2板部16bの内側と外側とで気圧差が生じても、ビニールシート16gが撓まないようにしている。
図4において、左側板18は鋼板を折り曲げて溶接することによって形成され、矩形状の平板18aと、平板18aの外周を囲う外壁部18bと、外壁部18bの中央同士を上下に連結する中央壁18cとを有する。左側板18は、熱交換器2を保護するほか、熱交換器2をバイパスする空気の流れや外気の導入を抑制し、またデフロスト水の飛散や、デフロストにヒータを用いる場合には熱の拡散を抑制する機能を有する。
左側板18の平板18aには、第1内側窓16dに対向して第1外側開口部18dが形成され、また第2内側窓16eに対向して第2外側開口部18eが形成されている。また、第1外側開口部18dの中央上部の平板18aには、摘み18fが取り付けられている。図示を省略するが、摘み18fはボルト軸を有しており、このボルト軸を、舌片18gの一端近傍に形成された孔に挿通した後、平板18aのねじ穴に螺合させている。
同様に、第2外側開口部18eの中央上部の平板18aには、摘み18hが取り付けられている。図示を省略するが、摘み18hはボルト軸を有しており、このボルト軸を、舌片18iの一端近傍に形成された孔に挿通した後、平板18aのねじ穴に螺合させている。
図5において、第1点検蓋5が第1外側開口部18d(図4)を遮蔽するように取り付けられている。第1点検蓋5は金属板(鋼板もしくはステンレス板)をトレイ状に折り曲げて溶接することによって形成され、第1外側開口部18dの全体を覆う本体5aと、本体5aの上部に形成され、作業者が手で把持する張り出し部5bと、張り出し部5bの上面中央において摘み18fの近傍に形成されたスリット5cとを有する。
第1点検蓋5の取り付け時には、摘み18fのボルト軸の先端を平板18aのねじ穴に螺合させ、且つ図4に示すように舌片18gを上方に向けた状態で、作業者が、第1外側開口部18dを覆うようにして第1点検蓋5を据え付ける。その後、舌片18gをボルト軸回りに回転させることにより、図5に示すように点線の位置から実線の位置へと回動させスリット5c内へと進入させる。かかる状態を維持しつつ、摘み18fと共にボルト軸をねじ込んで舌片18gでスリット5cの側壁を押圧することにより、平板18aに対して第1点検蓋5が保持される。第1点検蓋5を取り外す場合、以上とは逆の手順で行えばよい。
また図5において、第2点検蓋6が第2外側開口部18e(図4)を遮蔽するように取り付けられている。第2点検蓋6は金属板をトレイ状に折り曲げて溶接することによって形成され、第2外側開口部18eの全体を覆う本体6aと、本体6aの上部に形成され、作業者が手で把持する張り出し部6bと、張り出し部6bの上面中央において摘み18hの近傍に形成されたスリット6cとを有する。第1点検蓋5と第2点検蓋6は、中央壁18cを挟んだ両側に配置されている。
第2点検蓋6の取り付け時には、摘み18hのボルト軸の先端を平板18aのねじ穴に螺合させ、且つ図4に示すように舌片18iを上方に向けた状態で、作業者が、第2外側開口部18eを覆うようにして第2点検蓋6を据え付ける。その後、舌片18iをボルト軸回りに回転させることにより、図5に示すように点線の位置から実線の位置へと回動させスリット6c内へと進入させる。かかる状態を維持しつつ、摘み18hと共にボルト軸をねじ込んで舌片18iでスリット6cの側壁を押圧することにより、平板18aに対して第2点検蓋6が保持される。第2点検蓋6を取り外す場合、以上とは逆の手順で行えばよい。
次に、図1、2を参照して、右仕切り板17及び右側板19について説明する。右仕切り板17は鋼板を折り曲げて形成されてなり、第1板部17aと、第1板部17aと平行して延在する第2板部17bと、第1板部17aと第2板部17bの端部の間に配置され、第1板部17aと第2板部17bを接続する中間板部17cとを有する。第1板部17a及び第2板部17bと、中間板部17cとは直交するように配置されている。
第1板部17aは、矩形状の第1内側窓17dを中央に有する。第2板部17bも、矩形状の第2内側窓17eを中央に有する。第1内側窓17dの中心は、熱交換器2の中心と一致させるのが好ましく、第2内側窓17eの中心は、熱交換器2とダクトファンモジュール3の中間位置であって、天板13とドレンパン12の中間位置に一致させると好ましい。
第1内側窓17dは、それよりサイズが大きい矩形状の無色透明なビニールシート17f(点線)により内側から覆われている。左仕切り板16と同様な態様で、第1板部17aに対してビニールシート17fが取り付けられている。
第1板部17aは、第1内側窓17dの上方に、筐体内部の散水装置につながる給水用配管WTが挿通する内側開口17hを設け、第1内側窓17dの下方に、冷媒入口17iと冷媒出口17jとを設けている。
なお、給水用配管WTは、筐体1内において熱交換器2の上方に配置された散水装置(不図示)にデフロスト用の水を供給するものである。
この散水装置は、給水用配管WTから供給された水を複数の噴霧ノズルを介して散水する機能を有するものであり、特開2011-7348号公報に記載されているものを用いることができる。ただし、散水装置はかかる構成に限定されない。
第2内側窓17eは、それよりサイズが大きい矩形状の無色透明なビニールシート17gにより外側から覆われている。左仕切り板16と同様な態様で、第2板部17bに対してビニールシート17gが取り付けられている。
右側板19は鋼板を折り曲げて溶接することによって形成され、矩形状の平板19aと、平板19aの外周を囲う外壁部19bと、外壁部19bの中央同士を上下に連結する中央壁19cとを有する。右側板19は、熱交換器2を保護するほか、熱交換器2をバイパスする空気の流れや外気の導入を抑制し、またデフロスト水の飛散や、デフロストにヒータを用いる場合には熱の拡散を抑制する機能を有する。
右側板19の平板19aには、第1内側窓17dに対向して第1外側開口部19dが形成され、また第2内側窓17eに対向して第2外側開口部19eが形成されている。さらに平板19aには、内側開口17hに対応して、給水用配管WTを挿通するための外側開口19hが形成され、また冷媒入口17iに対応して、冷媒取入用配管ITを挿通するための入口開口19iと、冷媒出口17jに対応して、冷媒排出配管OTを挿通するための出口開口19jが形成されている。
図2においては省略しているが、左側板18に取り付けられる第1点検蓋5及び第2点検蓋6と同様なものを、右側板19に取り付け可能となっている。
図2において、冷媒取入用配管ITは筐体1の内部で分流器7に連結され、外部から供給された冷媒は複数に分岐されて熱交換器2に流入する。一方、熱交換器2の出口はヘッダ8を介して冷媒排出配管OTに接続され、ここから熱交換後の冷媒が外部へと排出される。
本実施形態において、図2において、左仕切り板16の第1板部16aと、左側板18の平板18aとの隙間の厚さ(間隔L1)は、左仕切り板16の第2板部16bと、左側板18の平板18aとの間隔L2より小さくなっている。第1板部16aは熱交換器2に近接しており、第2板部16bは冷気下流の低温空間に接している。そこで第2板部16bと平板18aとの隙間の厚さ(間隔L2)を大きく確保する(すなわち、L1<L2とする)ことにより、その隙間に厚めの空気層を確保することで断熱効果を高めている。また、断熱効果によってデフロスト効率が高まるので、ビニールシート16gに霜などが付着することを抑制でき、それにより点検が容易になる。
同様に、図2において、右仕切り板17の第1板部17aと、右側板19の平板19aとの隙間の厚さ(間隔R1)は、右仕切り板17の第2板部17bと、右側板19の平板19aとの間隔R2より小さくなっている。第1板部17aは熱交換器2に近接しており、第2板部17bは冷気下流の低温空間に接している。そこで第2板部17bと平板19aとの隙間の厚さ(間隔R2)を比較的大きく確保する(すなわち、R1<R2とする)ことにより、その隙間に厚めの空気層を確保することで断熱効果を高めている。また、断熱効果によってデフロスト効率が高まるので、ビニールシート17gに霜などが付着することを抑制でき、それにより点検が容易になる。なお、第2板部17bと平板19aとの隙間には分流器7が配置されているため、L2<R2であると好ましい。
(ユニットクーラの動作)
次に、ユニットクーラ10の動作について説明する。図2において、ユニットクーラ10の冷却運転時には、熱交換器2を使用しつつ、ダクトファンモジュール3のファンユニット32を回転駆動させる。
ファンユニット32が回転駆動すると、羽根車が回転してダクト部31内部の空気が排出されるため、矢印に示すように、筐体1内部でダクトファンモジュール3に向かう空気の流れが生じる。このとき、筐体1の背面から吸入された外気は、熱交換器2を通る際に冷却され、ダクトファンモジュール3のダクト部31から冷気として排出され、ユニットクーラ10が配置された空間を冷却することができる。その際に、各内側窓がすべてビニールシートで覆われているので、熱交換器2を通過しない空気が熱交換器2と正面板14との間の空間に入り込んでダクトファンモジュール3から排出されることが抑制され、また熱交換器2を通過した空気(冷却された空気)が内側窓から外部へと漏れ出すことが抑制される。
(ユニットクーラの点検について)
例えばデフロストのタイミングなどを調査する場合、作業者は、図5に示す摘み18f、18hを回転させて、第1点検蓋5及び第2点検蓋6を取り外す。かかる状態では、図4から明らかなように、作業者が第1外側開口部18dから内部を覗き込んだとき、ビニールシート16fが透明であるので、第1内側窓16dを通して筐体1の内部の熱交換器2のベンド部の状態(例えば、付着した埃や霜、氷の状態)を目視することができる。また作業者が第2外側開口部18eから内部を覗き込んだとき、ビニールシート16gが透明であるので、第2内側窓16eを通して筐体1の内部の低温空間(たとえば天板13やドレンパン12に付着した氷、左側のダクトファンモジュール3など)を目視することができる。
また、図1を参照して、作業者が点検窓を取り外して第1外側開口部19dから内部を覗き込んだとき、ビニールシート17fが透明であるので、第1内側窓17dを通して筐体1の内部の熱交換器2や分流器7やヘッダ8の状態(例えば、付着した埃や霜、氷の状態)を目視することができる。また作業者が第2外側開口部19eから内部を覗き込んだとき、ビニールシート17gが透明であるので、第2内側窓17eを通して筐体1の内部の低温空間(たとえば天板13やドレンパン12の表面で成長した氷、右側のダクトファンモジュール3など)を目視することができる。その他、ユニットクーラ10を稼働しながらでも、外側開口部及び内側窓を通して、筐体1内の各部の劣化や汚染の状況などを目視点検することができる。
なお、デフロストを行うべく散水装置から筐体1内に水が放出された場合、左仕切り板16と右仕切り板17が、放出された水を受け止めて、左側板18と右側板19まで到達することを抑制している。その際に、各内側窓がすべてビニールシートで覆われているので内側窓から水が弾き出ることを抑制できるから、デフロスト中にも筐体1の内部の点検が可能になる。
上記実施の形態では、内側窓の遮蔽のため透明なビニールシートを用いたが、低温耐性及び視認性を有するシート又は板材(透明部材という)であれば使用可能であり、例えばアクリル、ポリカーボネート、耐熱ガラスなどを素材としたものを用いることができる。ただし、軟質であるため脱着が容易であるなど、取り扱い容易性やメンテナンス性が優れていることから、ビニールシートが好適に使用できる。ここでは、開口部としての第1内側窓16d、17d、第2内側窓16e、17eと、開口部を覆う透明部材とで窓部を構成する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の改変を施すことができる。例えば、上記実施形態では、左右両側に第1、2内側窓、第1、2外側開口部を形成した例を説明したが、いずれか片側に内側窓、外側開口部を形成してもよいことはもちろんである。また、左右の一方側にのみ第1内側窓と第1外側開口部を形成し、左右の他方側にのみ第2内側窓と第2外側開口部を形成してもよい。もちろん、左右一方に内側窓と外側開口部を2か所以上設けてもよい。
10 ユニットクーラ
1 筐体
11 脚部
12 ドレンパン
13 天板
14 正面板
16 左仕切り板
17 右仕切り板
18 左側板
19 右側板
2 熱交換器
3 ダクトファンモジュール

Claims (6)

  1. 筐体内に熱交換器を収容したユニットクーラであって、
    前記筐体は、前記熱交換器の正面に配置され、ダクトファンモジュールが設けられた正面板と、窓部を備え前記熱交換器の側方に配置された仕切り板と、を有し、
    前記仕切り板の前記窓部は、前記仕切り板に設けられた開口部および前記開口部を覆う透明部材を有し、
    前記仕切り板の外側に隙間を有して配置され、外側開口部を備えた側板をさらに有し、
    前記外側開口部の外部より前記外側開口部及び前記窓部を通して前記筐体内を視認可能である、ユニットクーラ。
  2. 前記透明部材はビニールシートであり、取付部材を介して前記仕切り板に取り付けられている、
    請求項1に記載のユニットクーラ。
  3. 前記仕切り板は、前記熱交換器に近接する第1板部と、前記熱交換器と前記正面板との間の空間に接する第2板部とを有し、前記第1板部と前記側板との隙間の厚さは、前記第2板部と前記側板との隙間の厚さよりも小さい、
    請求項1または2に記載のユニットクーラ。
  4. 前記第1板部と前記第2板部に、それぞれ前記窓部が設けられている、
    請求項に記載のユニットクーラ。
  5. 前記仕切り板及び前記側板は、前記熱交換器を挟んで両側に配置されている、
    請求項1~4のいずれか1項に記載のユニットクーラ。
  6. 前記側板の外側開口部を遮蔽可能な点検蓋を有する、
    請求項1~5のいずれか1項に記載のユニットクーラ。
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