JP6688145B2 - 粉体検出装置及びトナー補給装置 - Google Patents

粉体検出装置及びトナー補給装置 Download PDF

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Description

この発明は、トナー等の粉体を検出する粉体検出装置及びこれを備えるトナー補給装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、静電潜像担持体上に形成された静電潜像に、現像槽からトナーを供給することで、静電潜像がトナー像に可視像化される。静電潜像をトナー像に可視像化する際にトナーが消費されるので、現像槽にトナーを補給する必要がある。現像装置の中には、現像槽の他に、トナー補給装置及びトナーカートリッジをさらに備えるものがある。現像槽は、静電潜像担持体へ供給するトナーを収容する。トナーカートリッジは、補給用のトナーを収容し、内部に収容するトナーが無くなると、トナーが充填された新たなトナーカートリッジと交換される。トナー補給装置は、現像槽に連結され、トナー補給装置にトナーカートリッジが着脱自在に装着される。トナー補給装置は、現像槽内のトナー濃度が一定に保たれるようにトナーを補給する。トナー補給装置は、トナーを貯留する粉体容器を有する。粉体容器には、貯留されるトナーの上面が所定高さを下回らないように、トナーカートリッジからトナーが供給される。このため、粉体容器には、粉体容器内の所定高さでトナーの有無を検出する粉体検出装置が設けられる。
従来の粉体検出装置は、圧電センサを備え、圧電センサの検出面に触れるものがあるとトナー有りと判定し、検出面に触れるものがないとトナー無しと判定していた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−21364号公報
しかし、画像形成装置のコストダウンの要望の高まりから、粉体検出装置も低コスト化する必要が生じている。このため、圧電センサに代えて、比較的安価な光学センサを用いることが考えられる。粉体検出装置に光学センサを用いる場合は、光学センサの受光面がトナーで汚れないように光学センサはセンサケースに収容され、センサケースの検出面を通してトナーが検出される。このため、検出面を摺擦する清掃部材を設け、検出面に固着するトナーを清掃することが考えられる。ところが、検出面を清掃部材で摺擦する構成において、清掃部材を検出面に接触した状態で停止させると、検出面と清掃部材との間に長時間にわたって挟まったトナーが、検出面と清掃部材との間に生じる圧力によって、検出面に固着することがある。検出面にトナーが固着してしまうと、トナー無しにもかかわらず、トナー有りと誤検出してしまう虞がある。
この発明の目的は、低コストで正確に粉体を検出できる粉体検出装置及びこれを備えるトナー補給装置を提供することにある。
この発明の粉体検出装置は、センサケース、光学センサ、清掃部材、駆動部、及び制御部を備える。センサケースは、粉体を収容する粉体容器の壁面に設けられる。センサケースは、粉体容器の内側へ向けて配置される透明性の検出面を有する。光学センサは、センサケース内に収容され、検出面を通して、設置された高さにおける粉体の有無を検出する。清掃部材は、検出面の外側の面を摺擦する。駆動部は、清掃部材を移動させる。制御部は、清掃部材を停止させる際は、検出面に接触しない領域で清掃部材を停止させるように駆動部を制御する。
この構成では、検出面と清掃部材との間に粉体が挟まった状態で清掃部材が停止することがないので、検出面と清掃部材との間に生じる圧力によって粉体が検出面に固着する事態を防止することができる。
上述の構成において、センサケースは、検出面に段差部を挟んで隣接する段差面であって検出面よりも清掃部材から遠い方に配置される段差面をさらに有し、清掃部材は、検出面を摺擦する可撓性部材及び可撓性部材を支持する支持部材を有し、検出面に対向する領域及び段差面に対向する領域を含む移動領域を移動するように構成されることが好ましい。
この構成では、可撓性部材は、検出面に対向する領域では湾曲状態となり、段差面に対向する領域では、検出面に接触せず湾曲しない開放状態又は検出面に対向する領域における湾曲状態よりも曲率半径が大きい即ち曲がり度合いが小さい小湾曲状態になる。検出面と段差面との間には段差部があるので、可撓性部材は、検出面に対向する領域から段差面に対向する領域へ移動する際に、湾曲状態から瞬間的に復元する。これによって、可撓性部材や支持部材に粉体の塊が付着していた場合に、可撓性部材や支持部材から粉体の塊を除去することができる。
また、可撓性部材は、清掃部材の停止中に、対向し得る面のいずれにも接触しないように構成されることが好ましい。この構成では、可撓性部材が長時間、湾曲状態にされることが防止されるので、可撓性部材の劣化防止、及び長寿命化を図ることができる。
さらに、制御部は、清掃部材の動作中に光学センサの出力値のサンプリングを一定間隔で行い、所定回数のサンプリングのうち、遮光状態であることを示す出力値のサンプリング回数が所定の閾値以上である場合に、粉体が粉体容器の前記高さまで収容されていると判定するように構成することができる。
この構成では、清掃部材は、光学センサの光路を横切るように検出面の外側の面を摺擦する。清掃部材が検出面の外側の面を摺擦することで、検出面の外側の面に粉体が固着している場合でも、粉体が検出面の外側の面から除去される。光学センサの光路の高さまで粉体があるか無いかに関わらず、光学センサの光路を清掃部材が横切る間は、光学センサは遮光状態であることを示す値を出力する。また、光学センサの光路の高さまで粉体がある場合、光学センサは、遮光状態であることを示す値を出力する。しかし、清掃部材が検出面を摺擦すると、検出面の周囲には粉体が一時的に無くなる。このため、光学センサの光路の高さまで粉体がある場合であっても、光学センサの光路を清掃部材が通り過ぎた後の極めて短時間は、光学センサは透過状態であることを示す値を出力する。一方、光学センサの光路の高さまで粉体が無い場合は、光学センサの光路を清掃部材が横切る間を除いて、光学センサは透過状態であることを示す値を出力する。このため、光学センサを用いた構成において、所定回数のサンプリングのうち、遮光状態であることを示す出力値のサンプリング回数が所定の閾値以上である場合に、粉体が粉体容器の所定高さまで収容されていると判定できる。
また、制御部は、清掃部材の移動中に光学センサの出力値のサンプリングを一定間隔で行い、清掃部材を停止させる際は、光学センサの光路が遮光される遮光期間から、光学センサの光路が透過される透過期間へ、変化したときから所定時間経過後に、清掃部材を停止させることが好ましい。
上述のように、光学センサの光路の高さまで粉体があるか無いかに関わらず、光学センサの光路を清掃部材が横切る間は、光学センサの光路は遮光される。また、光学センサの光路の高さまで粉体があるか無いかに関わらず、光学センサの光路を清掃部材が通り過ぎた後の短時間は、光学センサは透過状態であることを示す値を出力する。このため、遮光期間から透過期間へ変化したタイミングを、光学センサの光路を清掃部材が通過したタイミングであると判定できる。よって、遮光期間から透過期間へ変化したタイミングから所定時間経過後に清掃部材を停止させることで、清掃部材を検出面に対向しない領域に停止させることができる。これによって、検出面と清掃部材との間に挟まった粉体が、検出面と清掃部材との間に生じる圧力によって、検出面に固着する事態を防止することができる。
また、制御部は、遮光状態であることを示す出力値を複数回連続してサンプリングした後に、続けて、透過状態であることを示す出力値を複数回連続してサンプリングした場合に、遮光期間から透過期間へ変化したと判定するように構成されることが好ましい。この構成では、ノイズによる誤検出が防止される。
この発明のトナー補給装置は、上述の何れかの構成の粉体検出装置、及び粉体容器を備え、粉体はトナーである。また、粉体容器は、粉体容器に対して着脱自在なトナーカートリッジからトナーの供給を受け入れる受入口、及びトナーカートリッジから供給されたトナーを一時的に貯留した後にトナーの補給対象である現像槽へ向けて排出する排出口を有する。
この発明によれば、低コストで正確に粉体を検出することができる。
この発明の第1実施形態に係るトナー検出装置を備える画像形成装置の概略の構成を示す図である。 画像形成装置に備えられる現像装置に含まれるホッパであってトナー検出装置を有するホッパの正面断面図である。 ホッパの斜視図である。 ホッパの一部を拡大した斜視図である。 ホッパの平面図である。 ホッパの一部を拡大した平面図である。 ホッパの一部を拡大した正面断面図である。 トナー検出装置に備えられる清掃部材の動きを模式的に示す図である。 トナー有無判定の処理手順を示すフローチャートである。 トナーカートリッジからホッパへのトナー供給動作の処理手順を示すフローチャートである。 清掃部材の移動角度と清掃部材の状態との関係を示す図である。 立ち下がりエッジ検出の処理手順を示すフローチャートである。 光学センサの出力値と時間との関係を示す図である。 光学センサの出力値の複数のパターンを示す図である。
[第1実施形態]
この発明の粉体検出装置は、例えば電子写真方式の画像形成処理に用いられるトナーを検出するためのトナー検出装置として具現化される。この発明の第1実施形態に係るトナー検出装置は、画像形成装置1に適用される。
図1に示すように、画像形成装置1は、感光体ドラム2、帯電装置3、露光装置4、現像装置5、転写装置6、クリーニングユニット7、定着装置8、給紙トレイ9、排紙トレイ10、及び制御部11を備える。
感光体ドラム2は、静電潜像担持体の一例であり、周面に感光層を有し、一方向へ回転する。帯電装置3は、感光体ドラム2の周面を所定の電位に帯電させる。露光装置4は、感光体ドラム2の周面を露光することで静電潜像を形成する。現像装置5は、感光体ドラム2の周面にトナーを供給することで、静電潜像をトナー像に可視像化する。
給紙トレイ9は、感光体ドラム2と転写装置6とが対向する転写領域へ用紙を供給する。転写装置6は、感光体ドラム2の周面に形成されたトナー像を用紙へ転写する。クリーニングユニット7は、トナー像の転写後に感光体ドラム2の周面に残留したトナーを回収する。
トナー像を転写された用紙は、定着装置8へ搬送される。定着装置8は、用紙を加熱及び加圧することでトナーを溶融し、トナー像を用紙に固着させる。このようにして、用紙に画像が形成される。画像が形成された用紙は、排紙トレイ10へ排出される。画像形成装置1の各部機器は、制御部11によって統括的に制御される。
図2に示すように、現像装置5は、現像装置本体部20、トナーカートリッジ30、及びホッパ40を備える。
現像装置本体部20は、現像槽21及び現像ローラ22を備え、感光体ドラム2の周面に対向するように配置されている。現像槽21には、トナー及びキャリアを含む二成分現像剤が収容される。現像装置本体部20は、現像槽21に収容されたトナーを現像ローラ22の周面に担持し、現像ローラ22を回転させることで、トナーを感光体ドラム2の周面へ供給する。これによって、静電潜像がトナー像に可視像化される。静電潜像をトナー像に可視像化する際にトナーが消費されるので、現像槽21にトナーを補給する必要がある。
トナーカートリッジ30は、供給ローラ31を有し、補給用のトナーを収容している。内部に収容するトナーが無くなったトナーカートリッジ30は、トナーが充填された新たなトナーカートリッジ30と交換される。ホッパ40は、現像槽21に連結され、ホッパ40にトナーカートリッジ30が着脱自在に装着される。即ち、ホッパ40は、トナーカートリッジ30と現像装置本体部20との間に配置されている。トナーカートリッジ30から排出されたトナーは、ホッパ40に一時的に貯留され、ホッパ40から現像槽21へトナーが供給される。ホッパ40は、補給対象である現像槽21にトナーを補給するトナー補給装置である。
現像槽21には、図示しないトナー濃度センサが備えられ、現像槽21内のトナー濃度が検出される。一例として、トナー濃度センサは、透磁率センサである。トナー濃度の検出結果は、制御部11へ出力される。
制御部11は、現像槽21内のトナー濃度が低くなると、現像槽21内のトナー濃度が所定濃度に保たれるように、ホッパ40の補給ローラ41を回転させることで、ホッパ40から現像槽21へトナーを補給させる。また、制御部11は、ホッパ40のトナー収容量が低下すると、トナーカートリッジ30の供給ローラ31を回転させることで、トナーカートリッジ30からホッパ40へトナーを供給させる。このように、トナーカートリッジ30から現像槽21へ補給すべきトナーは、ホッパ40に一時的に貯留され、ホッパ40から現像槽21へトナーが補給される。このため、トナーカートリッジ30内に収容されるトナーが無くなっても、画像形成処理を続けながら、トナーカートリッジ30を交換することができる。
このようなホッパ40では、ホッパ40に貯留されるトナーが所定量を下回らないように、トナーカートリッジ30からホッパ40にトナーを補給する必要がある。このため、ホッパ40内の所定高さにおいて、トナーが有るか無いかが検出される。
ホッパ40は、補給ローラ41の他に、ホッパ容器42、撹拌部材43、及びトナー検出装置50を備えている。ホッパ容器42は、粉体容器の一例である。
ホッパ容器42は、受入口421を有する上蓋423を上端部に備えている。また、ホッパ容器42は、下端部に排出口422を備えている。トナーカートリッジ30から供給されるトナーは、受入口421からホッパ容器42内に受け入れられ、ホッパ容器42内に一時的に貯留される。
撹拌部材43は、ホッパ容器42に軸支され、ホッパ容器42内において回転する。ホッパ容器42内に貯留されたトナーは、撹拌部材43が回転することで撹拌される。
補給ローラ41は、排出口422の近傍に配置され、ホッパ容器42に軸支されて回転する。補給ローラ41の回転量に応じて、ホッパ容器42内のトナーが、排出口422から排出され、現像槽21に補給される。
トナー検出装置50は、一対のセンサケース51,52、光学センサ53,54(但し、光学センサ54は図示されていない。)、及び清掃部材55を備えている。この実施形態では、光学センサ53,54の出力値に基づくトナーの有無判定、及び清掃部材55の動作制御といったトナー検出装置50の各機器の制御は、制御部11によって行われる。制御部11は、トナー検出装置50の構成要素でもある。
図2及び図3に示すように、センサケース51,52は、ホッパ容器42の所定高さにおいて、ホッパ容器42の側壁面424,425から内側へそれぞれ突出するように形成されている。側壁面424と側壁面425(図5参照)とは、互いに対向している。なお、図3では、上蓋423及び清掃部材55の記載が省略されている。
図4に示すように、センサケース51は、検出面511、及び段差面512,513を有している。検出面511及び段差面512,513は、センサケース51が設けられた側壁面424に略平行である。段差面512,513は、検出面511よりも側壁面424からの突出量が小さく、検出面511に段差部514,515を挟んで隣接している。検出面511は、透明性を有する。なお、図4では、説明の便宜上、検出面511及び段差面512,513のそれぞれに、ハッチングを付している。
センサケース51とセンサケース52とは、実質的に同様の形状に構成されている。センサケース51の検出面511とセンサケース52の検出面とは、互いに対向している。
光学センサ53は、センサケース51内に収納され、光学センサ54は、センサケース52内に収納される。この実施形態では、光学センサ53は、発光素子であり、具体的には発光ダイオードである。光学センサ54は、受光素子であり、具体的にはフォトセンサである。光学センサ53及び光学センサ54は、それぞれが収納されたセンサケース51,52の検出面511を通してトナーを検出する。即ち、光学センサ53,54の光路は、検出面511内の所定箇所を通る。一例として、光学センサ53,54の光路の直径は2.0mmである。
光学センサ53と光学センサ54との間にトナー等の遮光要因が無い透過状態である場合は、光学センサ53から発光された光が光学センサ54で受光される。光学センサ53と光学センサ54との間にトナー等の遮光要因が有る遮光状態である場合は、光学センサ53から発光された光が光学センサ54で受光されない。
図2及び図5に示すように、清掃部材55は、支持部材551、及び可撓性部材552,553を備えている。支持部材551は、水平方向であって側壁面424,425に対する直交方向に延びる軸部554に支持され、軸部554を中心として回転移動するように構成されている。軸部554は、モータ556の駆動力によって回転する。モータ556は、清掃部材55を移動させる駆動部である。
支持部材551は、中央部に孔部555を有している。支持部材551の上に落下してきたトナーの一部又は全部は孔部555から落下するので、支持部材551にトナーが積載することが抑制される。なお、図5、図6及び図8では、説明の便宜上、可撓性部材552,553にハッチングを付している。
可撓性部材552,553は、例えばニトリルゴム(NBR)で構成される。なお、可撓性部材552,553は、ウレタンゴムやシリコンゴムで構成することもできる。可撓性部材552,553の硬度(JIS−A硬度)は、例えば60度であり、60度以上90度以下に構成することが好ましい。
軸部554に平行な方向において、可撓性部材552は、支持部材551の一方の端部に基端部を支持され、可撓性部材553は、支持部材551の他方の端部に基端部を支持されている。これによって、支持部材551がセンサケース51,52の検出面511の高さに配置された状態において、可撓性部材552の先端部は検出面511に圧接し、可撓性部材553の先端部はセンサケース52の検出面に圧接する。
清掃部材55は、側壁面424,425に対する直交方向に延びる軸部554を中心として回転移動するので、支持部材551と検出面511との距離、及び支持部材551とセンサケース52の検出面との距離は、支持部材551の回転方向における位置に関わらず、一定である。
図6に示すように、側壁面424,425に対する直交方向における可撓性部材552の先端部と可撓性部材553の先端部との間の寸法L1は、センサケース51,52のそれぞれの検出面511の間隔L2よりも大きい。寸法L1は、段差面512の間隔L3よりも小さいことが好ましい。
図7に示すように、検出面511と段差面512との間の段差部514、及び検出面511と段差面513との間の段差部515の少なくとも一部は、軸部554に対する半径方向に延びるように構成されている。なお、図7では、説明の便宜上、検出面511にハッチングを付している。
図8に示すように、清掃部材55は、センサケース51,52のそれぞれの検出面511との対向領域及び段差面512,513との対向領域を含む移動領域E1を、軸部554を中心として円弧を描くように往復移動する。
清掃部材55を停止させる際は、検出面511に接触しない領域で清掃部材55を停止させる。検出面511と清掃部材55との間にトナーが挟まった状態で清掃部材55が停止することがなくなるので、検出面511と清掃部材55との間に生じる圧力によってトナーが検出面511に固着する事態を防止することができる。なお、センサケース51,52は段差面512,513及び段差部514,515を有することが好ましいが、この第1実施形態では、センサケース51,52が段差面512,513及び段差部514,515を有することに限定されない。
可撓性部材552,553がセンサケース51,52のそれぞれの検出面511に圧接しつつ検出面511の外側の面を摺擦することで、検出面511の外側の面にトナーが付着している場合でも、トナーが検出面511の外側の面から除去される。
特に、可撓性部材552,553の支持部材551に支持される基端部よりも検出面511に圧接する先端部の方が可撓性部材552,553の移動方向の後ろ側に位置する理想方向に、可撓性部材552,553が湾曲している場合に、清掃能力が高くなる。
ホッパ40では、支持部材551と検出面511との間隔よりも、支持部材551と段差面512,513との間隔の方が広い。このため、可撓性部材552,553は、検出面511との対向領域では湾曲状態となり、段差面512,513との対向領域では、段差面512,513と接触せず湾曲しない開放状態又は検出面511に対向する領域における湾曲状態よりも曲率半径が大きい即ち曲がり度合いが小さい小湾曲状態となる。検出面511と段差面512,513との間には段差部514,515があるので、可撓性部材552,553は、検出面511との対向領域から段差面512,513との対向領域へ移動する際に、湾曲状態から開放状態又は小湾曲状態へ弾性力によって瞬間的に復元する。これによって、可撓性部材552,553や支持部材551にトナーの塊が付着していた場合に、可撓性部材552,553や支持部材551からトナーの塊を除去することができる。
また、清掃部材55は、検出面511との対向領域及び段差面512,513との対向領域を含む移動領域E1を移動するように構成されるので、可撓性部材552,553は、検出面511との対向領域を往方向に移動した後から復方向に移動するまでの間、及び復方向に移動した後から往方向に移動するまでの間に、必ず段差面512又は段差面513との対向領域を経由する。このため、可撓性部材552,553は、検出面511との対向領域を往方向に移動した後、一旦開放状態になるので、検出面511との対向領域を復方向に移動する際に復方向における理想方向に湾曲しやすくすることができる。可撓性部材552,553が検出面511との対向領域を復方向に移動した後に段差面512,513との対向領域を経て検出面511を往方向に移動する際も、同様である。
さらに、上述のように、検出面511と段差面512,513との段差部514,515は、軸部554に対する半径方向に延びるように構成されているので、検出面511と段差面512,513との段差部514,515が延びる方向と、清掃部材55の長手方向とが、平行になる。このため、清掃部材55が検出面511との対向領域と段差面512,513との対向領域との間を移動する際に、可撓性部材552,553の各部の検出面511との接触及び離間のタイミングが一定になる。よって、可撓性部材552,553の各部が不揃いに互いに異なる方向に湾曲することが抑制され、全体的に理想方向に湾曲させやすくなる。また、可撓性部材552,553の全体が同時に湾曲状態から瞬間的に復元するので、可撓性部材552,553や支持部材551からトナーの塊がより除去されやすくなる。
可撓性部材552,553は、清掃部材55の停止中に、検出面511及び段差面512,513といった対向し得る面の何れにも接触しないように構成されることが好ましい。可撓性部材552,553が長時間、湾曲状態及び小湾曲状態にされることが防止されるので、可撓性部材の劣化防止、及び長寿命化を図ることができる。
[第2実施形態]
光学センサ53,54によってトナーの有無を検出する際は、以下のように処理することが好ましい。ホッパ容器42内の所定高さにおけるトナーの有無判定は、トナーカートリッジ30からホッパ40へのトナーの供給中、及びホッパ40から現像槽21へのトナーの補給中に、繰り返し行われる。また、トナーカートリッジ30からホッパ40へのトナーの供給中、及びホッパ40から現像槽21へのトナーの補給中は、清掃部材55及び撹拌部材43は、回転し続ける。
図9に示すように、制御部11は、まず、光学センサ54の出力値のサンプリング回数SCをリセットする(S1)。また、制御部11は、光学センサ54の遮光状態であることを示す出力値をサンプリングした回数である遮光カウントICもリセットする(S2)。一例として、遮光状態である場合は1(High)が出力され、透過状態である場合は0(Low)が出力される。
制御部11は、ホッパ40の清掃部材55を移動させるモータ556が駆動中である場合に(S3)、光学センサ54の出力値を、一定間隔でサンプリングする(S4)。この実施形態では、サンプリングは、1000分の20秒即ち20msec間隔で行われる。制御部11は、サンプリングを行う毎に、サンプリング回数SCに1を加算する(S5)。
制御部11は、遮光状態であることを示す出力値(High)をサンプリングした場合は(S6)、遮光カウントICに1を加算し(S7)、透過状態であることを示す出力値(Low)をサンプリングした場合は遮光カウントICを加算せずに、サンプリング回数SCが所定回数、例えば100回に達するまでサンプリングを繰り返す(S8)。
制御部11は、遮光カウントICが95未満であって(S9)、50以上である場合(S10)、光学センサ53,54が設置された所定高さまでトナーが収容されていると判定する(S11)。
光学センサ53,54の光路の高さまでトナーがあるか無いかに関わらず、光学センサ53,54の光路を清掃部材55が横切る間は、光学センサ54は遮光状態であることを示す値(High)を出力する。また、光学センサ53,54の光路の高さまでトナーがある場合も、光学センサ54は、遮光状態であることを示す値(High)を出力する。しかし、光学センサ53,54の光路の高さまでトナーがある場合であっても、清掃部材55が検出面511を摺擦すると、検出面511の周囲にはトナーが一時的に無くなり、短時間の後にトナーが自身の流動性によって光学センサ53と光学センサ54との間に戻ってくる。このため、光学センサ53,54の光路を清掃部材55が通り過ぎた後の短時間は、光学センサ54は透過状態であることを示す値(Low)を出力する。一方、光学センサ53,54の光路の高さまでトナーが無い場合は、光学センサ53,54の光路を清掃部材55が横切る間を除いて、光学センサ53,54は透過状態であることを示す値(Low)を出力する。
このため、光学センサ53,54を採用するトナー検出装置50において、所定回数のサンプリングのうち、遮光状態であることを示す出力値(High)のサンプリング回数SCが所定の第1閾値以上である場合に、ホッパ容器42内の所定高さまでトナーが収容されていると判定できる。この実施形態では、サンプリング100回のうち、遮光状態であることを示す出力値(High)のサンプリング回数SCが50回以上である場合に、ホッパ容器42内の所定高さまでトナーが収容されていると判定する。したがって、ホッパ容器42内の所定高さにおけるトナーの有無の検出を正確に行うことができる。また、光学センサ53,54を用いることで、圧電センサを用いる場合と比較して、低コスト化することができる。
制御部11は、遮光カウントICが95以上である場合は、動作不良であると判定する(S12)。
光学センサ53,54は、電圧を印加することで検出内容に応じた電圧値を出力するものなので、電気コネクタの差し忘れ、リード線の断線など、電圧が印加されていない場合は、光学センサ54の出力値は、遮光状態であることを示す値(High)と常に同じになる。
また、サンプリング100回のうち遮光カウントICが95以上ということは、ホッパ容器42内の所定高さまでトナーが収容されているという可能性が考えられるが、清掃部材55が正常に検出面511を摺擦するように移動している場合は、摺擦後の短時間は透過状態であることを示す値(Low)が出力されるはずである。このため、サンプリング回数SCに対して遮光カウントICが非常に高い比率を占める場合は、清掃部材55が移動していないという問題が生じていると考えられる。
このため、制御部11は、遮光カウントICが所定の第2閾値以上、例えば95以上である場合は、電気系統又は清掃部材55の駆動系の動作不良が生じているものと判定して、図示しない表示部にエラー通知させる。
制御部11は、遮光カウントICが第1閾値未満であって、第3閾値以上である場合、例えば、遮光カウントICが50未満であって、5以上である場合は(S13)、光学センサ53,54の光路の高さにおいてトナーが無い、即ちホッパ容器42内の所定高さまでトナーが収容されていないと判定する(S14)。サンプリング回数SCのうちの多数回において、透過状態であることを示す値(Low)がサンプリングされたことで、光学センサ53,54の高さにはトナーが無いと考えられるからである。なお、光学センサ53,54の高さにトナーが無い場合でも遮光状態であることを示す出力値がサンプリングされることがあるのは、清掃部材55が光学センサ53,54の光路を横切るタイミングでサンプリングされることがあるからである。
制御部11は、遮光カウントICが第3閾値未満即ち5未満である場合も、動作不良であると判定する。光学センサ53,54の高さにトナーが無い場合であっても、清掃部材55が正常に動作している場合は、5回以上の遮光カウントICがカウントされると考えられるからである。第1閾値、第2閾値及び第3閾値は、正の整数であって、これら閾値の間には、SC>第2閾値>第1閾値>第3閾値>0の関係が成立する。
[第3実施形態]
図10及び図11に示すように、トナーカートリッジ30からホッパ40へのトナー供給動作は、以下のように処理することが好ましい。即ち、制御部11は、清掃部材55を停止させる際は、光学センサ53,54の光路が遮光される遮光期間から、光学センサ53,54の光路が透過される透過期間へ、変化したときから所定時間経過後に、清掃部材55を停止させることが好ましい。具体的には、次のように処理される。
制御部11は、ホッパ容器42内の所定高さまでトナーが収容されていないと判定すると、トナーカートリッジ30からホッパ40へのトナー補給開始要求があったものとして(S21)、清掃部材55を回転させるホッパ40のモータ556及び供給ローラ31を回転させるモータの駆動を開始させる(S22)。これによって、供給ローラ31の回転量に応じた量のトナーが、トナーカートリッジ30からホッパ40へ供給される。トナーカートリッジ30からホッパ40へのトナーの供給中は、一定間隔でサンプリングが行われる。また、トナーカートリッジ30からホッパ40へのトナーの供給中は、図9に示すトナー有無判定の処理によってホッパ容器42内の所定高さまでトナーが収容されたか否かの判定が行われることが好ましい。制御部11は、ホッパ容器42内の所定高さまでトナーが収容されるまで、トナーカートリッジ30からホッパ40へのトナーの供給を続けさせる。
制御部11は、ホッパ容器42内の所定高さまでトナーが収容されたと判定すると、トナーカートリッジ30からホッパ40へのトナー供給の停止要求があったものとして(S23)、遮光期間から透過期間へ変化するタイミングである立ち下がりエッジを検出する(S24)。
図11では、縦軸に、清掃部材55が対向するセンサケース51,52の箇所、又は光学センサ53,54の光路を遮光する状態であるかといった清掃部材55の状態が示される。横軸には、ある位置からの、清掃部材55の累積の移動角度が示される。
図11に示すように、清掃部材55は、段差面512、段差部514、検出面511、段差部515、段差面513、段差部515、検出面511、段差部514、段差面512の順に対向するように、往復移動する。清掃部材55は、往方向及び復方向の両方の移動時において、検出面511を摺擦する際に、光学センサ53,54の光路を横切る。
光学センサ53,54の光路の高さまでトナーがあるか無いかに関わらず、光学センサ53,54の光路を清掃部材55が横切る間は、光学センサ53,54の光路は遮光される。また、光学センサ53,54の光路の高さまでトナーがあるか無いかに関わらず、光学センサ53,54の光路を清掃部材55が通り過ぎた後の短時間は、光学センサ54は透過状態であることを示す値(Low)を出力する。このため、遮光期間から透過期間へ変化したタイミング、即ち図11において破線で示す立ち下がりエッジを、光学センサ53,54の光路を清掃部材55が通過したタイミングであると判定できる。一例として、図11では、11度及び242度のときが、立ち下がりエッジとして検出される。
制御部11は、遮光期間から透過期間へ変化したタイミング即ち立ち下がりエッジから、所定時間経過後に(S25)、清掃部材55を回転させるホッパ40のモータ556の駆動を停止させることで、清掃部材55を停止させる(S26)。清掃部材55の停止とともに、供給ローラ31を回転させるモータも停止させることが好ましい。
これによって、清掃部材55を、検出面511に対向しない領域に停止させることができる。即ち、清掃部材55を、段差面512,513、又は段差部514,515に停止させることができる。このため、検出面511と清掃部材55との間に挟まったトナーが、検出面511と清掃部材55との間に生じる圧力によって、検出面511に固着するという事態を、防止することができる。
立ち下がりエッジから清掃部材55を停止させるまでの所定時間は、次のようにして決定することができる。
一例として、清掃部材55が1往復(360度移動)するのに要する時間が2000msecであるとする。また、立ち下がりエッジから69度移動すれば、検出面511に対向しない領域に達するとする。この場合、上記所定時間は、次のように算出される。
69÷360×2000=383(msec)
そこで、制御部11は、立ち下がりエッジの検出時から383msec経過時に、清掃部材55を停止させる。この例では、図11において、清掃部材55の停止位置は、80度、及び311度の位置である。
[第4実施形態]
図12、図13及び図14に示すように、遮光期間から透過期間へ変化するタイミング即ち立ち下がりエッジは、以下のようにして特定することが好ましい。即ち、制御部11は、遮光状態であることを示す出力値1(High)を複数回連続してサンプリングした後に、続けて、透過状態であることを示す出力値0(Low)を複数回連続してサンプリングした場合に、遮光期間から透過期間へ変化したと判定するように構成されることが好ましい。具体的には、次のように処理される。
制御部11は、一定間隔、例えば20msec毎にサンプリングを行い(S31)、直近の2回の光学センサ54の出力値を、図示しないメモリに格納する(S32)。
制御部11は、光学センサ54の遮光状態であることを示す出力値1を例えば2回連続サンプリングしたことを示す”11”検知フラグがHighでない場合は(S33)、直近2回の光学センサ54の出力値がともに1になるまで、サンプリングを繰り返す(S34)。
図13に示すように、清掃部材55が光学センサ53,54の光路を横切るのに要する時間は、サンプリングの間隔時間よりも十分に長い。このため、清掃部材55が光学センサ53,54の光路を1回横切る間に、遮光状態であることを示す出力値1(High)が複数回、サンプリングされる。
制御部11は、直近2回の光学センサ54の出力値が”11”となった場合、”11”検知フラグをHighに設定する(S35)。
制御部11は、”11”検知フラグがHighに設定されている状態では、直近2回の光学センサ54の出力値がともに0になるまで、サンプリングを繰り返す(S36)。
このようにして、制御部11は、図14に示すように、光学センサ54の連続4回の出力値の組み合わせが種々ある中で、”1100”となったタイミングを、遮光期間から透過期間へ変化したタイミング即ち立ち下がりエッジであると判定する(S37)。
これによって、ノイズによって光学センサ54の出力値が1(High)になることがあっても、ノイズによる立ち下がりエッジの誤検出を防止することができる。このため、清掃部材55を停止させる際に、清掃部材55を正確に、検出面511に対向しない領域に停止させることができる。
[第5実施形態]
清掃部材55は、往復移動するように構成されることに限定されず、一方向に回転するように構成することもできる。清掃部材55が一方向に回転する場合でも、可撓性部材552,553は、検出面511との対向領域と段差面512,513との対向領域とを交互に移動するので、可撓性部材552,553や支持部材551にトナーの塊が付着していた場合に、可撓性部材552,553や支持部材551からトナーの塊を除去することができる。
[第6実施形態]
清掃部材55の軸部554は、側壁面424,425に対して直交方向に配置されることに限定されず、側壁面424,425及び検出面511に対して平行方向に配置された場合にも、検出面511からトナーを除去できるとともに、ホッパ容器42内の所定高さにおけるトナーの有無を、低コストで正確に検出することができる。
なお、光学センサ53,54に代えて、発光素子と受光素子とが一体化された反射型の光学センサを用いることもできる。
また、トナー以外の粉体の検出にも、この発明を適用することができる。
上述の実施形態のそれぞれの技術的特徴を、矛盾が生じない範囲内で互いに組み合わせることで、新たな実施形態を構成することができる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置
5 現像装置
20 現像装置本体部
30 トナーカートリッジ
40 ホッパ(トナー補給装置)
424,425 側壁面
50 トナー検出装置(粉体検出装置)
51,52 センサケース
511 検出面
512,513 段差面
514,515 段差部
53,54 光学センサ
55 清掃部材
551 支持部材
552,553 可撓性部材
554 軸部
555 孔部
556 モータ(駆動部)
E1 移動領域

Claims (6)

  1. 粉体を収容する粉体容器の壁面に設けられるセンサケースであって前記粉体容器の内側へ向けて配置される透明性の検出面を有するセンサケースと、
    前記センサケース内に収容され、前記検出面を通して、設置された高さにおける粉体の有無を検出する光学センサと、
    前記検出面の外側の面を摺擦する清掃部材と、
    前記清掃部材を移動させる駆動部と、
    前記清掃部材を停止させる際は、前記検出面に接触しない領域で前記清掃部材を停止させるように前記駆動部を制御する制御部と、を備え
    前記制御部は、前記清掃部材の移動中に前記光学センサの出力値のサンプリングを一定間隔で行い、前記清掃部材を停止させる際は、前記光学センサの光路が遮光される遮光期間から、前記光学センサの光路が透過される透過期間へ、変化したときから所定時間経過後に、前記清掃部材を停止させる、粉体検出装置。
  2. 前記制御部は、遮光状態であることを示す出力値を複数回連続してサンプリングした後に、続けて、透過状態であることを示す出力値を複数回連続してサンプリングした場合に、前記遮光期間から前記透過期間へ変化したと判定する、請求項1に記載の粉体検出装置。
  3. 前記センサケースは、前記検出面に段差部を挟んで隣接する段差面であって前記検出面よりも前記清掃部材から遠い方に配置される段差面をさらに有し、
    前記清掃部材は、前記検出面を摺擦する可撓性部材及び前記可撓性部材を支持する支持部材を有し、前記検出面に対向する領域及び前記段差面に対向する領域を含む移動領域を移動するように構成される、請求項1又は2に記載の粉体検出装置。
  4. 前記可撓性部材は、前記清掃部材の停止中に、対向し得る面のいずれにも接触しない、請求項に記載の粉体検出装置。
  5. 前記制御部は、前記清掃部材の移動中に前記光学センサの出力値のサンプリングを一定間隔で行い、所定回数のサンプリングのうち、遮光状態であることを示す出力値のサンプリング回数が所定の閾値以上である場合に、粉体が前記粉体容器の前記高さまで収容されていると判定する、請求項1〜4の何れかに記載の粉体検出装置。
  6. 前記粉体は、トナーであり、
    請求項1〜5の何れかに記載の粉体検出装置と、前記粉体容器とを備え、
    前記粉体容器は、前記粉体容器に対して着脱自在なトナーカートリッジからトナーの供給を受け入れる受入口、及び前記トナーカートリッジから供給されたトナーを一時的に貯留した後にトナーの補給対象である現像槽へ向けて排出する排出口を有する、トナー補給装置。
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