JP4832685B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、潜像担持体に形成した潜像を現像して画像を形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の画像形成装置においては、帯電手段によって一様に帯電せしめた感光体等の潜像担持体を露光して静電潜像を形成し、これを現像手段によって現像して可視像を形成する。形成された可視像は、転写手段によって転写紙等の転写媒体に転写せしめられる。かかる構成の画像形成装置では、帯電手段たる帯電ローラ、転写手段たる転写ローラ、現像手段たる現像装置、クリーニングブレード、クリーニングブラシなどを潜像担持体の表面に接触させるように配設するのが一般的である。このため、潜像担持体の表面を摩耗によって徐々に劣化させ易くなる。更に、転写紙表面のコーティング剤である炭酸カルシウムやシリカなどを転写手段による転写位置で付着させたり、現像剤としてのトナーに添加されているシリカ、酸化チタン、ワックスなどを固着させたりして、それらのフィルミングを形成することによっても、潜像担持体の表面を徐々に劣化させる傾向にある。
【0003】
トナーとキャリアとを含有する二成分現像剤のトナー濃度を、潜像担持体上で現像したPパターンと呼ばれる基準トナー像の光反射性に基づいて調整する画像形成装置において、潜像担持体の表面に著しい劣化が生ずると、トナー濃度制御の暴走によって画質劣化を引き起こすおそれがある。この暴走は次のようにして生ずる。即ち、この種の画像形成装置では、主電源投入直後や所定期間経過毎などに、反射型フォトセンサ(以下、Pセンサという)のキャリブレーションを行う。これは、潜像担持体の地肌部(トナー非付着部)上での反射光を検知するPセンサからの出力電圧(以下、Vsgという)が所定値になるように、Pセンサの発光素子の発光量を調整することによって行われる。このようなキャリブレーションにより、Pセンサは潜像担持体の地肌部を検知する限りほぼ一定値の電圧を出力するようになるが、潜像担持体上に形成されたPパターンがその検知位置まで移動すると出力電圧値が変化する(以下、このときの出力電圧をVspという)。潜像担持体の地肌部よりも光反射性に劣るPパターンがPセンサによる検知位置まで移動すると、Pセンサによる受光量が大きく減少するからである。Pパターンに対するトナー付着量が一定であればVsp/Vsgも一定となるが、そのトナー付着量は二成分現像剤のトナー濃度によって異なってくる。よって、Vsp/Vsgの目標値からのずれ量に応じて現像手段にトナーが補給されることで、現像手段内における二成分現像剤のトナー濃度がほぼ一定に保たれるようになっている。ところが、潜像担持体の表面が磨耗(傷)やフィルミングによる劣化に伴ってその光反射性を大きく低下させると、Pパターンに対するトナー付着量が適正であるにもかかわらず、Vsp/Vsgが目標値から大きくずれてしまう。そして、このずれにより、二成分現像剤に過剰のトナーが補給されてしまうのである。
【0004】
また、トナーのみからなる現像剤を使用しているなどの理由により、Pセンサ出力に基づくトナー濃度制御を行わない画像形成装置においても、潜像担持体の表面の劣化は、帯電性、露光性、転写性などに影響を及ぼして画質劣化を引き起こすことになる。よって、Pセンサ出力に基づくトナー濃度制御の実施にかかわらず、潜像担持体の劣化度合いを判断させ、判断結果に基づいてユーザーに警告を発信させるような技術が求められていた。
【0005】
そこで、本発明者は、次に説明する構成によって潜像担持体の表面の劣化度合いを判断することができる画像形成装置を開発中である。即ち、潜像担持体の劣化が進行していないときに行った上記キャリブレーションにおける発光素子の発光量調整値を基準値として記憶させておき、この基準値と、後のキャリブレーションにおける発光量調整値との差に基づいて劣化度合いを判定させる構成である。潜像担持体の劣化に伴ってその光反射性が低下すれば、低下した分だけ発光素子の発光量が多くなるようにPセンサがキャリブレーションされるため、上記基準値と発光量調整値との差に基づいて潜像担持体の劣化度合いを判断することができるわけである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、Pセンサの感度にはバラツキがあり、初期状態の潜像担持体の反射性にも若干のバラツキがあるため、たとえ潜像担持体が劣化していなくても、キャリブレーション時における上記基準結果はPセンサと潜像担持体との組み合わせによって誤差が生ずる。このような誤差があるにもかかわらず、Pセンサと潜像担持体との少なくとも一方を交換した後も同じ基準結果を使用させるようにすると、潜像担持体の劣化度合いを正確に判断させることが困難になってしまう。
【0007】
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、反射光検知手段や潜像担持体を交換しても、潜像担持体の劣化度合いを正確に判断させることができる画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段と、発光部から発した光を該潜像担持体の表面で反射させ、その反射光を受光部で検知する反射光検知手段と、該受光部によって所定量の反射光が検知されるように上記発光部の発光量を調整する発光量調整手段と、該発光量調整手段による調整結果の中で所定条件を具備するものを基準結果として記憶手段に記憶させ、該基準結果と新たな該調整結果との比較に基づいて上記潜像担持体の劣化度合いを判定するための演算処理を行う演算手段とを備える画像形成装置において、上記潜像担持体が交換された場合に、上記潜像担持体の交換後に得られた上記調整結果に基づいて上記基準結果を新たに設定するための演算処理と、上記反射光検知手段と上記潜像担持体とのうち、上記反射光検知手段だけが交換された場合に、それまでの上記基準結果と上記反射光検知手段の交換直前に得られた上記調整結果との差分と、上記反射光検知手段の交換後に得られた上記調整結果とに基づいて、上記基準結果を新たに設定するための演算処理とを実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、前回の上記調整結果と今回の上記調整結果との差分が所定の閾値以上になったことに基づいて、上記反射光検知手段及び上記潜像担持体のうち少なくとも一方の交換が行われたと判断する演算処理を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、操作者による操作に基づいて所定の信号を発する発信手段を設け、上記反射光検知手段と上記潜像担持体とのうち、何れが交換されたのかを該発信手段からの該信号に基づいて判別する演算処理を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2又は3の画像形成装置において、上記潜像担持体の交換を検知する交換検知手段を設け、上記反射光検知手段と上記潜像担持体とのうち、何れが交換されたのかを該交換検知手段による検知結果に基づいて判別する演算処理を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4の画像形成装置において、上記発光部及び受光部をクリーニングするクリーニング手段を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を画像形成装置である電子写真プリンタ(以下、プリンタという)に適用した実施形態について説明する。
まず、このプリンタの基本的な構成について説明する。図1は本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。このプリンタには、静電潜像が形成される潜像担持体としての感光体ドラム1が回転可能に取り付けられており、図示しない駆動系によって図中時計回りに駆動される。この感光体ドラム1の周囲には帯電装置2、現像手段たる現像装置3、転写装置4、ドラムクリーニング装置5、除電ランプ6、トナー補給装置7、反射光検知手段たるPセンサ8などが配設されている。なお、感光体ドラムに静電潜像を形成する潜像形成手段は、帯電装置2、除電ランプ6、後述のレーザ書込装置などによって構成されている。
【0010】
現像装置3は、トナーと磁性キャリアとを含有するいわゆる二成分現像剤を用い、現像ローラ対3a、Tセンサ3d、図示しないアジテータや攪拌パドルなどを備えている。現像ローラ対3aはそれぞれ、現像装置3の筐体に設けられた開口部からその周面の一部を露出させるように配設され、露出部分を感光体ドラム1に対向させる。また、その内部には、磁性キャリアをローラ周面に着磁させることで二成分現像剤を担持させるように、図示しない磁石が設けられている。現像ローラ3a周面に担持された二成分現像剤が感光体ドラム1周面との対向部に搬送されると、その内部のトナーが感光体ドラム1に形成された静電潜像に付着してそれを現像する。この現像によって感光体ドラム1の表面にトナー像が形成される。アジテータは、上記トナー補給装置7のトナーホッパ7aからトナー補給ローラ7bによって補給されたトナーを現像装置3内の二成分現像剤と混合撹拌しながら、攪拌パドル側に搬送する。攪拌パドルは、パイプとその周面に設けられた複数のパドル状部材とを備え、パドル状部材によって二成分現像剤を攪拌しながら現像ローラ対3aに供給する。この攪拌の際、二成分現像剤中のトナーは、磁性キャリア等との摩擦によって帯電が助長される。Tセンサ3dは、現像装置3の筐体の底壁部に設けられ、アジテータ近傍における二成分現像剤のトナー濃度(以下、単にトナー濃度と称する)を検知すべく、二成分現像剤の透磁率を検知する。
【0011】
転写装置4は、駆動ローラ4a及び従動ローラ4bに支持され、転写材としての転写紙を担持して搬送する転写搬送ベルト4cを備えている。また、ドラムクリーニング装置5は、感光体ドラム1表面に当接して設けられたクリーニングローラ5aと、クリーニングローラ表面に付着した汚れを掻き落とすためのクリーニングブレード5bと、掻き落とした汚れを収容する収容容器とを備えている。なお、転写装置4の図中左側(転写紙搬送方向下流側)には、転写紙上に転写されたトナー像を加熱及び加圧によって定着するための定着装置9が設けられている。この定着装置9は、加圧ローラ9aと、加熱ローラ9bとを有しており、両者の当接によって形成されるニップ部に転写紙を通過させることによってトナー像を定着せしめる。
【0012】
感光体ドラム1は、図中矢印方向に回転せしめられながら帯電装置2によって一様帯電せしめられた後、画像情報に基づいて駆動される図示しないレーザ書込装置からのレーザ光10が照射される。照射部分は静電潜像となり、感光体ドラム1と現像ローラ3a対とが接触する現像領域において、現像ローラ3a上の二成分現像剤中のトナーが静電的に付着して現像される。現像によって形成されたトナー像は、感光体ドラム1と上記転写搬送ベルト4cとが当接する転写部において、そこに作用している転写電界の影響を受けながら、転写搬送ベルト4cによって搬送されてきた転写紙上に転写される。そして、定着装置9内で転写紙に定着せしめられた後、装置本体から排出される。一方、転写後の感光体ドラム1は、その表面がドラムクリーニング装置5によって未転写トナーがクリーニングされた後、除電ランプ6によって残留電荷が除電されて次の作像に備える。
【0013】
Pセンサ8は、発光ダイオード等からなる発光部と、フォトトランジスタなどのフォトセンサ等からなる受光部とを有しており、発光部から発した光を上記現像領域を通過した感光体ドラム1表面に照射するように配設されている。感光体ドラム1上の所定位置に照射された光はそこで反射光となって受光部によって受光される。受光部はその受光量に応じた直流電圧を出力するようになっている。本実施形態では、Pセンサ8として、受光量の増加に伴って出力電圧値を高くする受光部を備えるものが用いられている。
【0014】
図2は、本実施形態に係るプリンタの電気回路の要部を示すブロック図である。図において、制御部25は、CPU21、ROM22、記憶手段たるRAM23、I/Oインターフェース24などを有している。I/Oインターフェース24には、電位センサ11、Pセンサ8、温度センサ12、帯電器2a、トナー供給ローラ7b、現像バイアス電源3b、Pセンサ電源25、操作パネル26などが接続されている。制御部25は、各種センサによる検知信号に基づいて、帯電器2a、トナー補給装置7のトナー供給ローラ7d、現像バイアス電源3b、Pセンサ電源25などを正しく制御する。また、図示しない主電源の投入直後や、電源投入時における所定時間経過毎に、次のような制御を実施して、Pセンサのキャリブレーション処理を行うように構成されている。即ち、まず、感光体ドラム1の地肌部からの反射光を検知するPセンサ8からの出力電圧値が4.0[V](以下、Vsgという)になるように、Pセンサ8の発光部の発光量を調整するのである。具体的には、Pセンサ電源25に出力するPWM値を0〜256の範囲で変化させることで、Pセンサ8の発光部の発光量を調整する。なお、Pセンサ電源25は、制御部25から送られてくるPWM値に基づいてPセンサ8の発光部の発光量を調整することができるので、発光量調整手段としての機能を備えている。
【0015】
次に、制御部25によって行われるトナー補給制御について説明する。制御部25は、Tセンサ3dからの出力電圧値の目標値(以下、T目標値という)をRAM23に記憶している。そして、所定のタイミングでTセンサ3dからの出力電圧値を取得し、取得結果をT目標値に近づけるようにトナー供給ローラ7dの駆動を制御することで、トナーを消費した二成分現像剤に適量のトナーを補給させてトナー濃度を回復させる。しかしながら、現像装置3の現像性能は環境要因(温度や湿度)などによって変化してしまうため、単純にトナー濃度を一定に保っているだけでは、現像装置3による現像濃度の安定化を図ることができない。そこで、制御部25は、所定のタイミングで感光体ドラム1上にPパターンと呼ばれる基準トナー像を形成させ、この基準トナー像で反射した反射光を検知するPセンサからの出力電圧値(以下、Vspという)と、Vsgとの比(Vsp/Vsg)に基づいて、上記T目標値を補正するように構成されている。Vsp/VsgはPパターンに対するトナー付着量に基づいて変化するため、これを所定のP目標値に近づけるように上記T目標値を補正して一定にすべきトナー濃度を補正することで、現像性能の安定化を図ることができるのである。
【0016】
次に、演算手段たる制御部25によって行われるドラム劣化度合い判定所定処理(以下、劣化判定処理という)について説明する。この劣化判定処理は、劣化に伴う感光体ドラム1表面の光反射性の低下がPセンサ発光部の調整結果たるキャリブレーション時のPWM値に影響を及ぼすことを利用して、感光体ドラム1の劣化度合いを判定する処理である。具体的には、初期状態の感光体ドラム1は、摩耗やフィルミングを生じておらず光反射性が最も良くなっているため、このときのPWM値は基本的には最も低くなる。よって、キャリブレーション時のPWM値のうち、最小値は初期状態の感光体ドラム1の光反射性を示していると考えてよい。そこで、制御部25は、PWM値の最小値を基準結果たるPWM0として上記RAM23に記憶する。一方、感光体ドラム1が劣化に伴ってその光反射性を徐々に低下させていくと、キャリブレーション時におけるPWM値(PWM1)がPWM0よりも徐々に大きくなっていく。光反射性の低下に伴って発光部の発光量をより多くしてVsgを4.0[V]にする必用が生ずるからである。そこで、キャリブレーションを実施する毎にそのときのPWM1とPWM0とを比較し、両者の差が50以上になった場合に、交換が必要になるレベルまで感光体ドラム1の劣化が進行したと判断する。
【0017】
なお、本実施形態においては、上述のようなPWM値の最小値を基準結果たるPWM0として記憶させるようにしているが、初期状態の感光体ドラム1の光反射性を示し得る値であれば、最小値以外の値をPWM0として記憶させるようにしてもよい。具体的には、例えば、最小のものから所定番目に大きい値までの平均値、初期運転開始後から所定期間内までに取得したPWM値のうちの最小値、突発的な要因によるPWM値の一時的な過度変動を排除すべく最小値から所定番目に大きい値などでもよい。
【0018】
図3は、上記劣化判定処理の一例を示すフローチャートである。図において、主電源投入直後などの所定のタイミングが到来すると、感光体ドラム1の回転駆動が開始された後(ステップ1:以下、ステップをSと記す)、キャリブレーションによってVsgが概ね4.0[V]に調整される(S2)。そして、そのときの正確なVsgの値(Vsg1)が上記RAM23に記憶された後(S3)、PWM1が読み込まれる(S4)。次いで、このPWM1と、既にRAM23に記憶されているPWM0値とが比較され(S5)、前者の方が小さいと判断されると(S5でYes)、PWM0がPWM1の値に更新された後に(S6)制御が終了する。また、前者の方が大きいと判断されると(S5でNo)、「PWM1−PWM0」の解について「50」以上であるか否かが判定される(S7)。そして、「50」以上でない場合には(S7でNo)、感光体ドラム1の劣化度合いが所定のレベルまで進行していないものとみなされて制御が終了する。一方、「50」以上である場合には(S7でYes)、劣化度合いが所定のレベルまで進行したとみなされて後述の警報発信処理が行われる。
【0019】
図4は、この警報発信処理の一例を示すフローチャートである。図示の所定では、まず、液晶ディスプレイ等で構成された図示しない表示部に「感光体ドラム劣化異常」というドラム劣化警報が表示された後(S8)、上述のトナー濃度制御が中止される(S9)。
【0020】
ところで、一般に、Pセンサ8の感度にはバラツキがある。例えば、初期状態にある同じ感光体ドラム1を用いても、Pセンサ8によってはキャリブレーション時のPWM値に40〜70といった差が生じてしまうことがある。また、同じPセンサ8であっても、その取付姿勢の違いによってPWM値に差が生ずることもある。更に、初期状態における感光体ドラム1の反射性にも若干のバラツキがある。これらの結果、たとえ感光体ドラム1が劣化していなくても、キャリブレーション時におけるPWM値はPセンサ8と感光体ドラム1との組み合わせによって誤差が生ずる。このような誤差があるにもかかわらず、Pセンサ8や感光体ドラム1を交換した後にも同じPWM0を使用させるようにすると、感光体ドラム1の劣化度合いを正確に判断させることが困難になってしまう。そこで、本実施形態においては、次に説明するような特徴的な構成を設けることで、交換後における正確な判断を図らせるようにしている。
【0021】
以下、この特徴的な構成について説明する。
図5は、制御部25によって実施されるPWMリセット処理を示すフローチャートである。図において、後述のリセットタイミング判断処理(S1)に基づいてリセットタイミングの到来が判断されると(S2でY)、それまで上記RAM23に記憶されていたPWM0を無効にして新たなPWM0を取得すべく、Pセンサ8のキャリブレーションが行われる(S3)。そして、このキャリブレーション時のPWM1が、キャリブレーション前のPWM0にかかわらず、新たなPWM0として記憶される。キャリブレーション前のPWM0が強制的に無効にされるのである。
【0022】
S1のリセットタイミング判断処理では、Pセンサ8の交換と、感光体ドラム1の交換との両方についてその有無が判断され、「有り」の場合にリセットタイミングであると判断されるようになっている。図6は、かかるリセットタイミング判断処理の一例を示すフローチャートである。図においては、Pセンサ8のキャリブレーションに先立って、直前のキャリブレーション時におけるPWM1がPWM1’として記憶される(S1)。そして、新たなキャリブレーションが実施された後(S2)、そのときのPWM1とPWM1’との差が±10以上であるか否かの判断と(S3)。上記警報発信処理で発信された警報が解除された直後であるか否かの判断と(S4)がなされる。一般に、PWM1は感光体ドラム1の劣化に伴って徐々に変化していくため、この差が±10以上である場合にはPセンサ8又は感光体ドラム1の交換直後である可能性が高い。そこで、差が±10以上であった場合には(S4でY)、リセットタイミングであると判断される(S5)。所定のタイミングたるリセットタイミングとして、Pセンサ8の交換に基づくタイミングと、感光体ドラム1の交換に基づくタイミングとの両方が用いられているのである。
【0023】
以上の構成においては、Pセンサ8の交換に基づくタイミングと、感光体ドラム1の交換に基づくタイミングとの両方が含まれるリセットタイミングの到来に基づいて、基準結果たるPWM0を無効にして交換後における新たな「センサ−ドラム」組合せに見合ったものを取得し直す。よって、Pセンサ8や感光体ドラム1が交換されても、感光体ドラム1の劣化度合いを正確に判断することができる。
【0024】
ところで、本来であれば、PWM0は上述のように初期状態の感光体ドラム1の光反射性を示していると考えてよい。しかしながら、「センサ−ドラム」組合せのうちでPセンサ8だけが交換され、この交換に基づいてPWMリセット処理が行われた場合、感光体ドラム1の劣化が若干進行しているにもかかわらず、処理時のPWM1がPWM0として新たに記憶されてしまうといった事態が起こり得る。かかる事態が起こると、PWMリセット処理後のPWM0が初期状態の感光体ドラム1の光反射性を示さなくなってしまい、それ以降、感光体ドラム1における実際の劣化度合いと、制御部25によって判断される劣化度合いとに誤差を生じてしまう。
【0025】
そこで、Pセンサ8の交換に基づくリセットタイミングである場合には、それまでのPWM0に基づいて、新たなPWM0を補正してから記憶させるようにすることが望ましい。具体的には、リセットタイミングの到来直前におけるPWM1とPWM0との差分(PWM1−PWM0)は、そのときの感光体ドラム1の劣化度合いを示していると考えてよい。よって、その差分の加算によって新たなPWM0を補正させるのである。そうすれば、Pセンサ8の交換に基づくリセットタイミングにおいて、感光体ドラム1の劣化がある程度まで進行しているにもかかわらず、そのときのPWM1をPWM0として記憶させてしまうことによるドラム劣化度合判断精度の悪化を抑えることができる。
【0026】
図7はPWM0及びPWM1の経時的な変化の一例を示す表である。図において、時期1は工場出荷直後を示している。工場出荷直後の感光体ドラム1は初期状態であるので、その劣化は全くない。また、当然ながら、感光体ドラム1やPセンサ8の交換も行われていない。このような時期1におけるPWM1が80であり、これがPWM0として記憶されたとする。このとき、感光体ドラム1の劣化は全くなく、その劣化度合いの指標となる「PWM1−PWM0」も「0」と正確な値になる。
【0027】
時期2は、その後、プリント動作が繰り返し行われて感光体ドラム1の劣化度合いが「軽度」なレベルまで進行したときを示している。このとき、PWM1は劣化によるドラム反射性の低下に伴って「100」まで上昇するが、「PWM1−PWM0」は「50」よりも遙かに低い「20」であるため、ドラム劣化警報は発せられない。しかしながら、この直後に、Pセンサ8に何らかの異常が発生したため、Pセンサ8が新たなものに交換された。
【0028】
時期3はPセンサ8の交換直後を示している。このときのPWM1は「90」となり、直前までのPWM1であるPWM1’(100)との差が10になるため、リセットタイミングの到来であると判断される。このため、それまでのPWM0が無効にされた後、「90」という値のPWM1に基づいて新たなPWM0が記憶されるのであるが、この「90」は感光体ドラム1の初期状態における光反射性の指標とはならない。感光体ドラム1は、時期2における「PWM1−PWM0=20」に相当する分だけ劣化しており、時期3におけるPWM1の「90」にはこの「20」が含まれているからである。そこで、時期3における新たなPWM0については、「90」から「20」が減じられることによって適正な「70」という値に補正されて記憶される。
【0029】
時期4は、その後、プリント動作が繰り返し行われて感光体ドラム1の劣化度合いが「重度」なレベルまで進行したときを示している。このとき、PWM1は劣化によるドラム反射性の低下に伴って「120」まで上昇し、これによって「PWM1−PWM0」が「50」になるため、ドラム劣化警報が発せられる。
【0030】
時期5は、このドラム劣化警報に基づいて感光体ドラム1の交換が行われた直後を示している。このときのPWM1は「68」となり、直前までのPWM1であるPWM1’(120)との差が「52」になるため、リセットタイミングの到来であると判断される。よって、それまでのPWM0(70)が再び無効にされて新たなPWM0が記憶されるわけであるが、「68」というPWM1の値はそのまま初期状態の感光体ドラム1の光反射性を示しているため、補正されることなくPWM0として記憶される。
【0031】
Pセンサ8の交換に基づくリセットタイミングと、感光体ドラムの交換に基づくリセットタイミングとを判別させる方法としては、ドラム劣化警報の発信履歴に基づいて判別させる方法が考えられる。具体的には、上述のように、リセットタイミングは上述のようにPWM1とPWM1’との差が±10以上と判断されたときであり、Pセンサ8あるいは感光体ドラム1の少なくとも一方が交換されたことによってこのような差が生じている。かかるリセットタイミングは、ドラム劣化警報の直後に到来したのであれば、感光体ドラム1の交換に基づくタイミングである可能性が極めて高くなる一方で、直前にドラム劣化警報が発せられてなければ、Pセンサ8の交換に基づくタイミングでる可能性が極めて高くなる。よって、リセットタイミングの直前におけるドラム劣化警報の有無を判断させれば、ドラムを交換した旨の情報などを操作キー等によって入力するといった手間を操作者に負わせることなく、両タイミングを自動で判別させることができる。
【0032】
また、操作者によって入力されたセンサ交換情報やドラム交換情報などに基づいて両タイミングを判別させてもよい。具体的には、例えば、リセットタイミングの到来に基づいて新たなPWM0を記憶させる前に、「センサとドラムのどちらを交換しましたか?」などといった質問情報を表示部に表示させ、この表示に基づいて操作パネル26などからセンサ交換情報やドラム交換情報を操作者に入力させるのである。かかる構成では、制御部25に対して両タイミングを自動で判別させることはできないが、ドラム劣化警報の有無に基づいて自動で判別させるよりも判別精度を高くすることができる。なお、操作者による操作に基づいてセンサ交換情報信号やドラム交換情報信号などの所定の信号を発する発信手段として、操作パネル26を利用するのではなく、交換情報を入力するための専用のものを設けてもよい。
【0033】
また、感光体ドラム1の交換を検知する交換検知手段を設け、これの検知結果に基づいて判別させるようにしてもよい。かかる交換検知手段の一例としては、図8に示すものが考えられる。この交換検知手段は、ギヤ32、これと噛み合うピニオン33、プッシュスイッチ34などによって構成されている。これらのうち、ギヤ32、ピニオン33はプロセスカートリッジ30の側面に設けられている。このプロセスカートリッジ30は、感光体ドラム、現像装置、ドラムクリーニング装置(いずれも図示せず)を内部に収容している。感光体ドラム、現像装置、ドラムクリーニング装置の何れかが寿命に達した場合は、これらが一体に交換されるようになっているのである。一方、Pセンサ(図示せず)や、プッシュスイッチ34は、プロセスカートリッジ30内ではなく、プリンタ本体31内に固定されている。交換に伴って新品のプロセスカートリッジ30がプリンタ本体31にセットされると、ピニオン34がプッシュスイッチ34を押下する。ギヤ32はプリンタ本体内31内の図示しないモータからカートリッジ内に駆動を伝達するためのもので、プリントプロセスの開始に伴ってギヤ32が回転すると、ピニオン34がギヤ32との噛み合いを解かれる位置まで移動してそこに固定されるようになっている。このように固定されたピニオン34は、プッシュスイッチ34を押下しなくなる。この後、プロセスカートリッジ30の着脱操作が行われても、ピニオン34は固定されたままなので、プッシュスイッチ34を押下するようなことがない。よって、プッシュスイッチ34が押下されるのは、新品のプロセスカートリッジがプリンタ本体31に対して初めて装着されるときだけであり、プッシュスイッチ34の押下によって感光体ドラム1の交換が検知されるのである。かかる構成では、所定の情報を操作キー等によって入力するといった手間を操作者に負わせることなく両タイミングを自動で判別させ、しかも、ドラム劣化警報の有無に基づく判別よりも判別精度を高くすることができる。
【0034】
これまで、感光体ドラム1の劣化に伴うPWM1の上昇について説明してきたが、感光体ドラム1などから飛散したトナーを付着させ易い位置にPセンサ8を配設している場合には、Pセンサ8に対するトナー付着によってもPWM1を上昇させるおそれがある。Pセンサ8の発光部や受光部にトナーが付着すれば、その分だけ受光部による受光量が減ってしまうので、減少分を発光量の増加によってカバーさせるからである。トナー付着によるPWM1の上昇が生ずると、当然ながら感光体ドラム1の実際の劣化度合いと、「PWM1−PWM0」とに誤差が生ずることになる。例えば、図7に示した時期2において、「PWM1−PWM0」は「20」になっているが、これにはトナー付着によるPWM1の増加分として「2」が含まれており、実際の劣化度合いは「20−2=18」になるといった具合である。
【0035】
そこで、本レーザプリンタにおいては、Pセンサ8の発光部及び受光部をクリーニングするクリーニング手段を設けており、発光部及び受光部をこれによってクリーニングした直後にPセンサ8のキャリブレーションを実施させるようにしている。このため、飛散トナーを付着させ易い位置にPセンサ8を配設していたとしても、トナー付着によってPWM1を増加させてしまうことに起因する劣化度合い判断精度の悪化を抑えることができる。
【0036】
クリーニング手段としては、図9(a)に示すようなブラシ35を用いてクリーニングを行うものや、図9(b)に示すようなエアーノズル36からのエアー噴射によってクリーニングを行うものなどがある。なお、本実施形態において、二成分現像剤によって静電潜像を現像するレーザプリンタについて説明したが、トナーのみからなる現像剤を用いる画像形成装置についても本発明の適用が可能であることは言うまでもない。
【0037】
以上の構成の本レーザプリンタにおいては、上述したように、Pセンサ8や感光体ドラム1が交換されても、感光体ドラム1の劣化度合いを正確に判断することができるが、この他にも、次に掲げるようなことが可能になる。
即ち、所定のタイミングたるリセットタイミングに、Pセンサ8の交換に基づくタイミングと、感光体ドラム1の交換に基づくタイミングとの何れか一方だけではなく、両方を含めるようにしているので、Pセンサ8と感光体ドラム1のどちらが交換されても、感光体ドラム1の劣化度合いを正確に判断することができる。
また、演算手段たる制御部25に対し、互いに異なるタイミングで取得された2つの調整結果としてのPWM1’及びPWM1の比較(差)に基づいてリセットタイミングを判断させることで、操作者に所定の情報を入力させるといった手間を負わせなくても、リセットタイミングを自動で判断することができる。
また、リセットタイミングに含めた両タイミングのそれぞれを判別する方法として、操作者に対して操作パネル26等の発信手段を用いてドラム交換情報などの所定の情報を入力させ、この発信手段からの信号に基づいて判別する方法を採用している場合には、ドラム劣化警報の有無に基づいて自動で判別するよりも判別精度を高くすることができる。
また、感光体ドラムの交換を検知する交換検知手段による検知結果に基づいて両タイミングのそれぞれを判別する方法を採用している場合には、所定の情報を操作キー等によって入力するといった手間を操作者に負わせることなく両タイミングを自動で判別し、しかも、ドラム劣化警報の有無に基づく判別よりも判別精度を高くすることができる。
また、リセットタイミングの到来に基づいて新たなPWM0を記憶する際に、無効にする前のPWM0に基づいて新たなPWM0を補正することで、Pセンサ8だけが交換されて感光体ドラム1がある程度劣化した状態で継続して使用されても、その劣化度合いを新たなPWM0に反映させることができる。そして、このことにより、感光体ドラム1がある程度劣化した状態で継続して使用されるにもかかわらず、この状態を劣化のない初期状態であるとみなして劣化度合いの判断精度を悪化させてしまうといった事態を抑えることができる。
また、図9に示したようなクリーニング手段によって、Pセンサ8の発光部及び受光部をクリーニングした直後にPセンサ8のキャリブレーションを実施するので、トナー付着によってPWM1を増加させてしまうことに起因する劣化度合い判断精度の悪化を抑えることができる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1、2、3、4、5、6又は7の発明によれば、反射光検知手段や潜像担持体が交換されても、潜像担持体の劣化度合いを正確に判断することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの概略光製図。
【図2】同プリンタの電気回路の要部を示すブロック図。
【図3】同プリンタの制御部によって行われる劣化判定処理の一例を示すフローチャート。
【図4】同制御部によって行われる警報発信処理の一例を示すフローチャート。
【図5】同制御部によって行われるPWMリセット処理を示すフローチャート。
【図6】同制御部によって行われるリセットタイミング判断処理の一例を示すフローチャート。
【図7】PWM0及びPWM1の経時的な変化の一例を示す表。
【図8】交換検知手段の一例を示す斜視図。
【図9】(a)及び(b)はそれぞれクリーニング手段の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム
2 帯電装置
3 現像装置(現像手段)
3a 現像ローラ対
3d Tセンサ
4 転写装置
5 ドラムクリーニング装置
6 除電ランプ
7 トナー補給装置
7a トナーホッパ
7b トナー補給ローラ
8 Pセンサ(反射光検知手段)
9 定着装置
Claims (5)
- 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像手段と、発光部から発した光を該潜像担持体の表面で反射させ、その反射光を受光部で検知する反射光検知手段と、該受光部によって所定量の反射光が検知されるように上記発光部の発光量を調整する発光量調整手段と、該発光量調整手段による調整結果の中で所定条件を具備するものを基準結果として記憶手段に記憶させ、該基準結果と新たな該調整結果との比較に基づいて上記潜像担持体の劣化度合いを判定するための演算処理を行う演算手段とを備える画像形成装置において、
上記潜像担持体が交換された場合に、上記潜像担持体の交換後に得られた上記調整結果に基づいて上記基準結果を新たに設定するための演算処理と、
上記反射光検知手段と上記潜像担持体とのうち、上記反射光検知手段だけが交換された場合に、それまでの上記基準結果と上記反射光検知手段の交換直前に得られた上記調整結果との差分と、上記反射光検知手段の交換後に得られた上記調整結果とに基づいて、上記基準結果を新たに設定するための演算処理とを実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
前回の上記調整結果と今回の上記調整結果との差分が所定の閾値以上になったことに基づいて、上記反射光検知手段及び上記潜像担持体のうち少なくとも一方の交換が行われたと判断する演算処理を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2の画像形成装置において、
操作者による操作に基づいて所定の信号を発する発信手段を設け、
上記反射光検知手段と上記潜像担持体とのうち、何れが交換されたのかを該発信手段からの該信号に基づいて判別する演算処理を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2又は3の画像形成装置において、
上記潜像担持体の交換を検知する交換検知手段を設け、
上記反射光検知手段と上記潜像担持体とのうち、何れが交換されたのかを該交換検知手段による検知結果に基づいて判別する演算処理を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3又は4の画像形成装置において、
上記発光部及び受光部をクリーニングするクリーニング手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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