JPH05100518A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH05100518A JPH05100518A JP3259287A JP25928791A JPH05100518A JP H05100518 A JPH05100518 A JP H05100518A JP 3259287 A JP3259287 A JP 3259287A JP 25928791 A JP25928791 A JP 25928791A JP H05100518 A JPH05100518 A JP H05100518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoconductor
- photosensitive drum
- life
- photo sensor
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体の寿命を効率よく検出することのでき
る画像形成装置を提供する。 【構成】 ステップST1 において、感光体ドラムの寿命
を検出するための選択ボタンが押されたと判定された場
合にはステップST2 へ進む。ステップST2 では、フォト
センサを感光体ドラムの表面に沿って走査させる。次い
で、ステップST3では、メモリに記憶されている感光体
ドラムの表面のキズの深さに関する所定の基準値のデー
タX0 を読み出し、フォトセンサからの出力データXが
基準値のデータX0 より小さいと判定された場合には、
感光体ドラムは寿命に達した、即ち感光体ドラムを交換
する必要があると判断してステップST4 へ進む。ステッ
プST4 では、表示パネルに所定のメッセージを表示す
る。
る画像形成装置を提供する。 【構成】 ステップST1 において、感光体ドラムの寿命
を検出するための選択ボタンが押されたと判定された場
合にはステップST2 へ進む。ステップST2 では、フォト
センサを感光体ドラムの表面に沿って走査させる。次い
で、ステップST3では、メモリに記憶されている感光体
ドラムの表面のキズの深さに関する所定の基準値のデー
タX0 を読み出し、フォトセンサからの出力データXが
基準値のデータX0 より小さいと判定された場合には、
感光体ドラムは寿命に達した、即ち感光体ドラムを交換
する必要があると判断してステップST4 へ進む。ステッ
プST4 では、表示パネルに所定のメッセージを表示す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式の画像形成
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式複写機のような従来の画像形
成装置には、原稿画像に応じたパターンの静電潜像が形
成される感光体が備えられている。
成装置には、原稿画像に応じたパターンの静電潜像が形
成される感光体が備えられている。
【0003】この感光体の寿命、即ち感光体を交換すべ
きタイミングを規定するものには、次の2つの要因があ
る。
きタイミングを規定するものには、次の2つの要因があ
る。
【0004】1つは感光体の電気的特性の劣化である。
例えば、感光体の帯電電位が低下することにより画像濃
度が低下する。又、残留電位が上昇することにより画像
カブリが発生する。これら電気的特性の劣化が原因とな
って画像品質が低下することから、感光体は寿命に達し
たものと認識される。
例えば、感光体の帯電電位が低下することにより画像濃
度が低下する。又、残留電位が上昇することにより画像
カブリが発生する。これら電気的特性の劣化が原因とな
って画像品質が低下することから、感光体は寿命に達し
たものと認識される。
【0005】他の1つは、感光体の表面状態の劣化であ
る。感光体は複写画像が形成されるべき用紙、現像剤及
びクリーニングデバイス等と接しており、これらとの接
触により表面状態が劣化し、画像品質が低下する。例え
ば、感光体表面の周方向にキズが発生すると、黒スジや
白スジの現れた複写画像が形成されることから、感光体
は寿命に達したものと認識される。
る。感光体は複写画像が形成されるべき用紙、現像剤及
びクリーニングデバイス等と接しており、これらとの接
触により表面状態が劣化し、画像品質が低下する。例え
ば、感光体表面の周方向にキズが発生すると、黒スジや
白スジの現れた複写画像が形成されることから、感光体
は寿命に達したものと認識される。
【0006】近年、感光体の性能は非常によくなって電
気的特性が改善され、感光体はかなりの高寿命を達成す
ることが可能となっている。従って、感光体の寿命を規
定するものは、表面状態の劣化(キズ)である場合が多
い。特に、有機感光体(OPC)は表面強度が低いの
で、表面状態の劣化によって寿命が規定される場合が多
い。
気的特性が改善され、感光体はかなりの高寿命を達成す
ることが可能となっている。従って、感光体の寿命を規
定するものは、表面状態の劣化(キズ)である場合が多
い。特に、有機感光体(OPC)は表面強度が低いの
で、表面状態の劣化によって寿命が規定される場合が多
い。
【0007】従来の画像形成装置では通常、感光体の寿
命は複写枚数で規定されている。この寿命は一般に、電
気的特性及び表面状態の両者の影響を考慮して決められ
るが、表面状態の劣化具合、例えば感光体の表面におけ
るキズの現れ方は、ユーザの使用方法、用紙の種類及び
環境等によって、バラツキがある。
命は複写枚数で規定されている。この寿命は一般に、電
気的特性及び表面状態の両者の影響を考慮して決められ
るが、表面状態の劣化具合、例えば感光体の表面におけ
るキズの現れ方は、ユーザの使用方法、用紙の種類及び
環境等によって、バラツキがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
形成装置では、感光体の寿命が複写枚数で規定されてい
るので、感光体の表面にキズが発生しなければ、複写枚
数が所定の枚数を越えても画像品質は低下しないので、
感光体はまだ使用できる。一方、複写枚数が所定の枚数
以下でも感光体の表面にキズが発生する場合があり、こ
の場合には感光体を交換する必要がある。このように、
従来のように感光体の寿命を複写枚数だけで規定してい
るときには、感光体の不要の交換、又は画像品質の低下
を招いてしまうという問題点がある。
形成装置では、感光体の寿命が複写枚数で規定されてい
るので、感光体の表面にキズが発生しなければ、複写枚
数が所定の枚数を越えても画像品質は低下しないので、
感光体はまだ使用できる。一方、複写枚数が所定の枚数
以下でも感光体の表面にキズが発生する場合があり、こ
の場合には感光体を交換する必要がある。このように、
従来のように感光体の寿命を複写枚数だけで規定してい
るときには、感光体の不要の交換、又は画像品質の低下
を招いてしまうという問題点がある。
【0009】本発明は、感光体の寿命を効率よく検出す
ることのできる画像形成装置を提供するものである。
ることのできる画像形成装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】感光体と、原稿画像に応
じて感光体に形成されたトナー像を用紙上に形成する画
像形成手段と、感光体の表面状態を監視する監視手段
と、監視手段からの出力データが所定の基準データより
小さいときに所定の表示を行う表示手段とを備えてい
る。
じて感光体に形成されたトナー像を用紙上に形成する画
像形成手段と、感光体の表面状態を監視する監視手段
と、監視手段からの出力データが所定の基準データより
小さいときに所定の表示を行う表示手段とを備えてい
る。
【0011】
【作用】原稿画像に応じたトナー像が形成される感光体
の表面状態が監視手段によって監視される。表示手段は
監視手段からの出力データが所定の基準データより小さ
いときに所定の表示を行う。従って、感光体の寿命を効
率よく検出することができる。これにより、ユーザは感
光体の寿命、即ち感光体を交換すべきタイミングを知る
ことができる。
の表面状態が監視手段によって監視される。表示手段は
監視手段からの出力データが所定の基準データより小さ
いときに所定の表示を行う。従って、感光体の寿命を効
率よく検出することができる。これにより、ユーザは感
光体の寿命、即ち感光体を交換すべきタイミングを知る
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0013】図2は本発明に係る画像形成装置の一実施
例の構成を示す側面図である。ここでは、本発明に係る
画像形成装置を複写機に適用した例を示す。
例の構成を示す側面図である。ここでは、本発明に係る
画像形成装置を複写機に適用した例を示す。
【0014】同図に示すように、この実施例の複写機10
は、原稿載置台11、コピーランプ12、第1のミラー13、
第2のミラー14、第3のミラー15、レンズ16、第4のミ
ラー17、第5のミラー18、第6のミラー19、OPCから
成る感光体ドラム20、帯電器21、現像槽22、転写チャー
ジャ23、クリーナデバイス24、ブレード25、搬送ベルト
26、定着デバイス27、用紙カセット28及び29、排出ロー
ラ30並びに表示パネル33を備えている。
は、原稿載置台11、コピーランプ12、第1のミラー13、
第2のミラー14、第3のミラー15、レンズ16、第4のミ
ラー17、第5のミラー18、第6のミラー19、OPCから
成る感光体ドラム20、帯電器21、現像槽22、転写チャー
ジャ23、クリーナデバイス24、ブレード25、搬送ベルト
26、定着デバイス27、用紙カセット28及び29、排出ロー
ラ30並びに表示パネル33を備えている。
【0015】感光体ドラム20の近傍には、感光体ドラム
20の表面状態を監視し、表面のキズを検出するための小
型のフォトセンサ31が設けられている。フォトセンサ31
は感光体ドラム20の長手方向に沿って移動可能なように
構成されている。フォトセンサ31としては例えば、反射
型の超小型光センサを用いてもよい。
20の表面状態を監視し、表面のキズを検出するための小
型のフォトセンサ31が設けられている。フォトセンサ31
は感光体ドラム20の長手方向に沿って移動可能なように
構成されている。フォトセンサ31としては例えば、反射
型の超小型光センサを用いてもよい。
【0016】尚、この実施例では、フォトセンサ31は感
光体ドラム20の近傍における帯電器21と、コピーランプ
12から発せられた光32が感光体ドラム20の表面を露光す
る露光点Pとの間に配設されているが、感光体ドラム20
の近傍であって、感光体ドラム20の表面状態を監視し得
る位置であれば、いずれの位置に配設してもよい。
光体ドラム20の近傍における帯電器21と、コピーランプ
12から発せられた光32が感光体ドラム20の表面を露光す
る露光点Pとの間に配設されているが、感光体ドラム20
の近傍であって、感光体ドラム20の表面状態を監視し得
る位置であれば、いずれの位置に配設してもよい。
【0017】コピーランプ12、第1のミラー13、第2の
ミラー14及び第3のミラー15は、原稿載置台11に沿って
平行に(図に示す双方向の矢印の向きに)移動可能に構
成されている。
ミラー14及び第3のミラー15は、原稿載置台11に沿って
平行に(図に示す双方向の矢印の向きに)移動可能に構
成されている。
【0018】コピーランプ12から発せられた光32は、原
稿載置台11上の原稿によって反射され、第1のミラー1
3、第2のミラー14、第3のミラー15、レンズ16、第4
のミラー17、第5のミラー18、第6のミラー19を介し
て、帯電器21によって帯電された感光体ドラム20の表面
に露光点Pで照射される。
稿載置台11上の原稿によって反射され、第1のミラー1
3、第2のミラー14、第3のミラー15、レンズ16、第4
のミラー17、第5のミラー18、第6のミラー19を介し
て、帯電器21によって帯電された感光体ドラム20の表面
に露光点Pで照射される。
【0019】この照射により、感光体ドラム20の表面に
は静電潜像が形成される。この静電潜像は現像槽22によ
ってトナー像に現像され、このトナー像は、用紙カセッ
ト28又は29から供給された用紙上に転写チャージャ23に
よって転写される。
は静電潜像が形成される。この静電潜像は現像槽22によ
ってトナー像に現像され、このトナー像は、用紙カセッ
ト28又は29から供給された用紙上に転写チャージャ23に
よって転写される。
【0020】トナー像の転写された用紙は、搬送ベルト
26によって定着デバイス27へ搬送され、定着デバイス27
によってトナー像が用紙に定着された後、用紙は排出ロ
ーラ30によって外部へ排出される。
26によって定着デバイス27へ搬送され、定着デバイス27
によってトナー像が用紙に定着された後、用紙は排出ロ
ーラ30によって外部へ排出される。
【0021】一方、トナー像の転写を終えた感光体ドラ
ム20は、その表面がクリーナデバイス24及びブレード25
によってクリーニングされる。このクリーニングの方式
は、ウレタンゴムのエッヂでトナーをかき落とすブレー
ドクリーニング方式である。
ム20は、その表面がクリーナデバイス24及びブレード25
によってクリーニングされる。このクリーニングの方式
は、ウレタンゴムのエッヂでトナーをかき落とすブレー
ドクリーニング方式である。
【0022】次に、フォトセンサ31からの出力信号を処
理する制御デバイス40の構成を説明する。
理する制御デバイス40の構成を説明する。
【0023】図3は制御デバイス40の構成を示すブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
【0024】同図に示すように、制御デバイス40はCP
U(中央演算処理装置)41、例えばRAM(ランダムア
クセスメモリ)から成るメモリ42及び比較回路43を備え
ている。
U(中央演算処理装置)41、例えばRAM(ランダムア
クセスメモリ)から成るメモリ42及び比較回路43を備え
ている。
【0025】CPU41はメモリ42、比較回路43、図2に
示すフォトセンサ31及び表示パネル33にそれぞれ接続さ
れている。
示すフォトセンサ31及び表示パネル33にそれぞれ接続さ
れている。
【0026】比較回路43はフォトセンサ31に接続されて
おり、フォトセンサ31から送られる出力信号に対応する
出力データXと、メモリ42に記憶されている感光体ドラ
ム20の表面のキズの深さに関する所定の基準値のデータ
X0 とを比較するために設けられている。
おり、フォトセンサ31から送られる出力信号に対応する
出力データXと、メモリ42に記憶されている感光体ドラ
ム20の表面のキズの深さに関する所定の基準値のデータ
X0 とを比較するために設けられている。
【0027】感光体ドラム20は本発明の感光体の一実施
例である。帯電器21、現像槽22、転写チャージャ23及び
定着デバイス27は、本発明の画像形成手段の一実施例で
ある。フォトセンサ31は本発明の監視手段の一実施例で
ある。表示パネル33及び制御デバイス40は、本発明の表
示手段の一実施例である。
例である。帯電器21、現像槽22、転写チャージャ23及び
定着デバイス27は、本発明の画像形成手段の一実施例で
ある。フォトセンサ31は本発明の監視手段の一実施例で
ある。表示パネル33及び制御デバイス40は、本発明の表
示手段の一実施例である。
【0028】次に、制御デバイス40においてフォトセン
サ31からの出力信号を処理する動作を説明する。
サ31からの出力信号を処理する動作を説明する。
【0029】図1はフォトセンサ31からの出力信号を処
理する動作を示すフローチャートである。図4はフォト
センサ31が感光体ドラム20の表面を走査する方向を説明
するための要部斜視図である。図5は図4のA−A線断
面図である。図6はフォトセンサ31が感光体ドラム20の
表面を走査したときのフォトセンサ31の出力を示すグラ
フである。
理する動作を示すフローチャートである。図4はフォト
センサ31が感光体ドラム20の表面を走査する方向を説明
するための要部斜視図である。図5は図4のA−A線断
面図である。図6はフォトセンサ31が感光体ドラム20の
表面を走査したときのフォトセンサ31の出力を示すグラ
フである。
【0030】図4、図5及び図6において、参照符号
a、b及びcはキズを表しており、a及びcは比較的浅
いキズ、bは深いキズを表している。図6のグラフにお
いて、縦軸はフォトセンサ31の出力、横軸はフォトセン
サ31の感光体ドラム20表面における位置を示す。
a、b及びcはキズを表しており、a及びcは比較的浅
いキズ、bは深いキズを表している。図6のグラフにお
いて、縦軸はフォトセンサ31の出力、横軸はフォトセン
サ31の感光体ドラム20表面における位置を示す。
【0031】図1に示すように、先ず、ステップST1 に
おいて、図示していない操作パネルを介して感光体ドラ
ム20の寿命を検出するための選択ボタンが押されたか否
かを判定する。この選択ボタンが押されたと判定されな
い場合には動作を終了し、選択ボタンが押されたと判定
された場合にはステップST2 へ進む。
おいて、図示していない操作パネルを介して感光体ドラ
ム20の寿命を検出するための選択ボタンが押されたか否
かを判定する。この選択ボタンが押されたと判定されな
い場合には動作を終了し、選択ボタンが押されたと判定
された場合にはステップST2 へ進む。
【0032】次いで、ステップST2 では、フォトセンサ
31を感光体ドラム20の表面に沿って走査させる。
31を感光体ドラム20の表面に沿って走査させる。
【0033】このとき、図4に示すように、フォトセン
サ31は感光体ドラム20の表面に沿って長手方向Dに移動
し、感光体ドラム20の表面を走査する。同図に示す感光
体ドラム20の表面上のキズa、b及びcは、感光体ドラ
ム20の周方向に沿って発生しているキズを示している。
サ31は感光体ドラム20の表面に沿って長手方向Dに移動
し、感光体ドラム20の表面を走査する。同図に示す感光
体ドラム20の表面上のキズa、b及びcは、感光体ドラ
ム20の周方向に沿って発生しているキズを示している。
【0034】次いで、ステップST3 では、メモリ42に記
憶されている感光体ドラム20の表面のキズの深さに関す
る所定の基準値のデータX0 を読み出し、比較回路43に
おいて、この基準値のデータX0 とフォトセンサ31から
送られる出力信号に対応する出力データXとを比較す
る。
憶されている感光体ドラム20の表面のキズの深さに関す
る所定の基準値のデータX0 を読み出し、比較回路43に
おいて、この基準値のデータX0 とフォトセンサ31から
送られる出力信号に対応する出力データXとを比較す
る。
【0035】即ち、フォトセンサ31からの出力データX
が基準値のデータX0 より小さいか否かが判定される。
出力データXが基準値のデータX0 より小さいと判定さ
れなかった場合には、感光体ドラム20は寿命に達してい
ない、即ち感光体ドラム20を交換する必要がないと判断
して動作を終了する。一方、出力データXが基準値のデ
ータX0 より小さいと判定された場合には、感光体ドラ
ム20は寿命に達した、即ち感光体ドラム20を交換する必
要があると判断してステップST4 へ進む。
が基準値のデータX0 より小さいか否かが判定される。
出力データXが基準値のデータX0 より小さいと判定さ
れなかった場合には、感光体ドラム20は寿命に達してい
ない、即ち感光体ドラム20を交換する必要がないと判断
して動作を終了する。一方、出力データXが基準値のデ
ータX0 より小さいと判定された場合には、感光体ドラ
ム20は寿命に達した、即ち感光体ドラム20を交換する必
要があると判断してステップST4 へ進む。
【0036】例えば、図5に示すようなキズa、b及び
cが感光体ドラム20の表面上にある場合には、図6に示
すようなフォトセンサ31からの出力データXが、例えば
電圧値として得られる。従って、感光体ドラム20の表面
状態に応じた出力が得られ、キズa、b及びcの存在が
検出されるのである。
cが感光体ドラム20の表面上にある場合には、図6に示
すようなフォトセンサ31からの出力データXが、例えば
電圧値として得られる。従って、感光体ドラム20の表面
状態に応じた出力が得られ、キズa、b及びcの存在が
検出されるのである。
【0037】所定の基準値のデータX0 は、一般に感光
体ドラム20の表面上のキズが深いほど複写画像の品質不
良として現れ易い、即ちキズbのような深いキズが感光
体ドラム20の表面にあると複写画像にスジとなって現れ
ることから、これを防止するように、感光体ドラム20の
寿命の規定となる所望の値を予め設定することが可能で
ある。
体ドラム20の表面上のキズが深いほど複写画像の品質不
良として現れ易い、即ちキズbのような深いキズが感光
体ドラム20の表面にあると複写画像にスジとなって現れ
ることから、これを防止するように、感光体ドラム20の
寿命の規定となる所望の値を予め設定することが可能で
ある。
【0038】次いで、ステップST4 では、図2の表示パ
ネル33に所定のメッセージ、例えば「感光体ドラムの交
換が必要です。」等のメッセージを表示する。
ネル33に所定のメッセージ、例えば「感光体ドラムの交
換が必要です。」等のメッセージを表示する。
【0039】従って、この実施例によれば、感光体ドラ
ムの寿命を効率よく検出することができる。このため、
感光体ドラムの不要の交換、又は画像品質の低下を招く
ことがない。
ムの寿命を効率よく検出することができる。このため、
感光体ドラムの不要の交換、又は画像品質の低下を招く
ことがない。
【0040】感光体ドラムの寿命を規定する感光体ドラ
ムの表面上のキズの存在が検出されるので、従来、感光
体ドラムの寿命を規定していた複写枚数に達しても、複
写画像に影響を与えるような表面状態の劣化がないとき
には続けて複写することが可能となり、感光体ドラムの
交換間隔を長くすることができ、コストダウンにもつな
がる。
ムの表面上のキズの存在が検出されるので、従来、感光
体ドラムの寿命を規定していた複写枚数に達しても、複
写画像に影響を与えるような表面状態の劣化がないとき
には続けて複写することが可能となり、感光体ドラムの
交換間隔を長くすることができ、コストダウンにもつな
がる。
【0041】又、感光体ドラムの表面上にキズが発生し
た場合でも、複写画像の劣化が未然に防止されるので、
画像品質の低下を防止することができる。
た場合でも、複写画像の劣化が未然に防止されるので、
画像品質の低下を防止することができる。
【0042】尚、この実施例の複写機10に含まれている
制御デバイス40は、図示していないROM(リードオン
リメモリ)を備えており、図1に示すフォトセンサ31か
らの出力信号を処理するためのフローチャートに基づく
動作は予めプログラミングされており、そのプログラム
はこのROMに格納されている。ROMに格納されたプ
ログラムはCPU41によって読み出され、実行可能であ
る。
制御デバイス40は、図示していないROM(リードオン
リメモリ)を備えており、図1に示すフォトセンサ31か
らの出力信号を処理するためのフローチャートに基づく
動作は予めプログラミングされており、そのプログラム
はこのROMに格納されている。ROMに格納されたプ
ログラムはCPU41によって読み出され、実行可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、感光体
と、原稿画像に応じて感光体に形成されたトナー像を用
紙上に形成する画像形成手段と、感光体の表面状態を監
視する監視手段と、監視手段からの出力データが所定の
基準データより小さいときに所定の表示を行う表示手段
とを備えているので、従って、感光体の寿命を効率よく
検出することができる。
と、原稿画像に応じて感光体に形成されたトナー像を用
紙上に形成する画像形成手段と、感光体の表面状態を監
視する監視手段と、監視手段からの出力データが所定の
基準データより小さいときに所定の表示を行う表示手段
とを備えているので、従って、感光体の寿命を効率よく
検出することができる。
【図1】フォトセンサからの出力信号を処理する動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一実施例の構成を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図3】制御デバイスの構成を示すブロック構成図であ
る。
る。
【図4】フォトセンサが感光体ドラムの表面を走査する
方向を説明するための要部斜視図である。
方向を説明するための要部斜視図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】フォトセンサが感光体ドラムの表面を走査した
ときのフォトセンサの出力を示すグラフである。
ときのフォトセンサの出力を示すグラフである。
10 複写機 20 感光体ドラム 21 帯電器 22 現像槽 23 転写チャージャ 27 定着デバイス 31 フォトセンサ 33 表示パネル 40 制御デバイス
Claims (1)
- 【請求項1】 感光体と、原稿画像に応じて前記感光体
に形成されたトナー像を用紙上に形成する画像形成手段
と、前記感光体の表面状態を監視する監視手段と、該監
視手段からの出力データが所定の基準データより小さい
ときに所定の表示を行う表示手段とを備えたことを特徴
とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259287A JPH05100518A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259287A JPH05100518A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05100518A true JPH05100518A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17331992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3259287A Pending JPH05100518A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05100518A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003098916A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP3259287A patent/JPH05100518A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003098916A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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