JP4703265B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真法による画像形成に関し、より詳細には、長期間、かつ広い作像状態の下で良好な画像品質を提供することを可能とする、画像形成装置に関する。
電子写真法を使用する複写機、プリンタなどの画像形成装置は、像担持体上に形成した静電潜像を現像剤により現像し、転写材上に現像剤を転写した後に定着を行ってプリント画像を形成する。このため、静電潜像を現像する現像剤を、所定の濃度に維持させることは、安定した濃度品質のプリント画像を与えるために重要な要素となる。また、フルカラー複写機においては、濃度階調性および色再現性などが画像品質に直接関連するために、画像の高濃度部分から低濃度部分までの広い濃度領域にわたり、現像剤の付着量に提供を与えるパラメータを、現像剤の濃度制御に反映させることが必要である。
現像剤の付着量に影響を与えるパラメータとしては、現像剤の摩擦帯電量を挙げることができる。特にトナーとキャリアとを使用する2成分現像剤では、トナーの摩擦帯電量は、トナー/キャリアの比(TC比)により変動を受け、さらに画像形成を行う際の環境、ランニング条件、機械的条件、およびセンサの検出感度のばらつきなどの影響を受ける。
また、TC比は、摩擦帯電量だけではなく、摩擦帯電量の分布に対しても影響を与え、現像剤中におけるトナー濃度が所定の割合を超えると、充分に電荷を有しない帯電不良トナーが発生し、トナー飛散および地肌汚れなどの画像欠陥が発生する。この理由としては、トナーとキャリアとの間の摩擦帯電では、トナーの割合が多すぎると、現像剤中に含まれるキャリアの表面がトナーで被覆され、この結果、トナーに対して摩擦帯電させることが可能なキャリア上で、トナーに被覆されておらずトナーに対して摩擦帯電を与えることができるサイトが相対的に低下することを挙げることができる。トナーの摩擦帯電量が低下する場合に、所定パターンの付着量を一定に制御すると、TC比が低下し、画像濃度不足や、画像濃度の高い領域でのキャリア付着などの画像不良が発生する、という不都合があった。
従来から上述した問題点に対応するために、種々の方法が開示されており、例えば、特開2003−57939号公報(特許文献1)では、トナー濃度センサを用い、トナー濃度センサの出力値に上限値および下限値を設定し、出力値が上限値または下限値を超えた時点で、エラー表示を行ない、画像形成動作を停止させてトナー濃度を制御する方法が開示されている。特開2003−57939号公報に開示された方法は、経時的および環境変動に対するトナー濃度の変動を一定の範囲内に抑えることは可能となる。しかしながら、トナー濃度以外にもトナー濃度センサの感度の不均一性やトナー濃度センサの現像装置への取り付けにおける不均一性があるので、上限値および下限値の設定が個々の画像形成装置で変動してしまうこと、さらに作像処理中にトナー濃度の上限値および下限値の検出を行なうので、作像動作中にトナー濃度が上限値または下限値で設定される範囲外となった場合、その段階でのコピー動作が停止されてしまうという不都合が生じる。
また、特許第3451470号明細書(特許文献2)は、初期充填時のトナー濃度センサの出力値Vtiを検出して記憶させ、この値を基準値Vrefとし、基準値Vrefをトナー濃度センサの上限値VrefHおよび下限値VrefLの範囲内で変化させる方法を開示している。特許第3451470号公報に開示された方法によれば、トナー濃度センサの感度の不均一性および取り付けの不均一性に基づく上限値および下限値の変動に対応してトナー濃度を制御することが可能となる。しかしながら、この方法では、基準とするセンサの出力値Vrefが下限値に近づきトナー濃度が高い状態に達してしまうと、トナー濃度−出力値の応答性の低い領域で制御を続けなければならないという問題点がある。また、作像環境やプリント画像の特性により、トナー濃度が高くなりがちな条件で画像形成装置が使用される場合には、センサ感度が低い領域でトナー濃度を検出しなければならず、TC比の制御性を低下させてしまうという不都合がある。
また、トナーの粒径や帯電制御剤などの特性に依存して、トナーの摩擦帯電量がプリント画像の画像面積に対して大きく依存する現像剤もある。このような現像剤で所定パターンの濃度を一定とするトナー濃度制御を行った場合、正確にトナー濃度を制御することができない場合も発生する。例えば、低画像面積で摩擦帯電量が増加する傾向のある現像剤は、低画像面積のプリント画像では、画像のボソツキが発生し、また高画像面積ではトナーの帯電量が低下してベタ画像部での階調表現が劣化する現象が発生する。この場合に、反射型濃度センサの出力を一定とする制御を行うと、低画像面積のパターンについては見かけ上の画像濃度が低下しトナー供給が行われるが、この状態が連続すると、トナー濃度センサの出力について設定された下限値によりトナー補給が制限されるので、摩擦帯電量の増加およびTC比の低下に伴い画像濃度が低下する。この状態を続けるとさらにトナー濃度が低下して行き、この結果、摩擦帯電量が上昇して現像剤の流動性が低下し、最終的にはトナー濃度センサの誤検知が発生してしまう状況も発生する。
特開2003−57939号公報 特許第3451470号明細書
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、本発明は、所定パターンの濃度およびトナー濃度を使用した現像剤濃度制御において、その時点で測定されたトナー濃度センサの出力値がVrefLより低い場合であっても、TC比を制御することができる、画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、所定の作像処理が終了した時点でトナー濃度の検出を行い、検出されたトナー濃度の値および所定パターンの濃度の値に応答してトナー濃度を制御する。トナー濃度センサの出力値が下限値よりも小さい場合には、パターン濃度を使用した画像特性を評価し、Vrefを変更する制御以外に、強制的なトナー補給、トナー消費、またはVrefLの値をより小さな値に更新する処理を選択してトナー濃度を回復させる。このため、本発明によれば、画像形成装置に対して、長期的な観点から適切なトナー濃度範囲での画像形成を可能とさせる。
すなわち、本発明によれば、 像担持体と、
前記像担持体を帯電させるための帯電装置と、
前記帯電を変調する露光装置と、
トナーおよび磁性材料を含む2成分現像剤を収容し、トナー補給を受ける区画と、静電潜像を現像する現像部材が配置される区画とを備える現像装置と、
前記トナー補給を受ける前記区画内でのトナー濃度を検出するトナー濃度センサと、
前記トナーにより被転写体上に形成されたパターンの濃度を検出するパターン濃度センサと、
作像処理終了後に前記トナー濃度センサの出力値に対して設定された下限値と前記出力値とを比較し、前記出力値の値が前記下限値以下の場合に前記パターンのパターン領域についての前記パターン濃度センサの出力値および非パターン領域の出力値の出力値比が設定値以下か否かの判断に応答して現像剤濃度を制御する制御装置と、
前記制御装置による前記出力値が下限値以下であり、かつ前記出力値比が前記設定値を超えたとの判断に応答して、前記区画にトナー補給を行い、前記パターン濃度センサの出力値の前記出力値比が前記設定値以下の場合にはトナー補給を行わない、トナー供給装置と
を備え、前記制御装置は、トナー濃度センサの前記出力値の値が前記下限値よりも高い場合には、前記パターン濃度センサの出力値についての設定値との比較に基づいて、前記トナー濃度センサの基準値を上限値と前記下限値との範囲内で変更する、画像形成装置が提供される。
本発明においては、前記トナー供給装置は、前記トナー補給の後にトナー消費を行うことができる。さらに、前記パターン濃度センサの出力値の前記出力値比が設定値を超えた場合に行われる前記トナー補給につき、当該トナー補給の行われた回数をモニタする補給カウンタと作像カウンタとを備えており、前記補給カウンタおよび前記作像カウンタの値の比(m/n)が所定値を超えたと判断した場合に、前記下限値を変更することができる。本発明の前記トナー供給装置は、前記トナー濃度センサの出力値に対する基準値および上限値を設定し、前記基準値を、前記上限値と前記変更された下限値との間で設定しており、前記トナー濃度センサの出力値と基準値との差に基づいてトナー補給量を決定することができる。
本発明の前記画像形成装置は、カラー画像形成装置とすることができる。
すなわち、本発明の請求項1の発明によれば、トナー濃度がVrefLよりも低い場合であっても作像処理を中断することなく、トナー濃度およびパターン濃度の両方を使用してTC比を制御することを可能とする、現像剤濃度制御装置を提供することができる。
さらに、請求項2の発明によれば、トナーの供給があった場合、直後に現像剤に付着したトナーを消費させトナーの交換を行うことにより、現像剤の現像性を回復させることが可能な、現像剤濃度制御装置を提供することができる。
また、本発明の請求項3の発明によれば、トナー補給量と作像枚数とを使用して作像特性を判断し、作像特性に対応するようにVrefLを調整することを可能とする、現像剤濃度制御装置を提供することができる。
さらに、本発明の請求項4の発明によれば、VrefLの更新された値に対応したトナー濃度制御を可能とする、現像剤濃度制御装置を提供することが可能となる。
また、本発明の請求項5の発明によれば、トナー濃度センサの出力値が、低すぎる場合を検出し、トナー交換処理を直接行うことで、現像剤の状態を回復させることが可能な、現像剤濃度制御装置を提供することができる。
さらに、本発明の請求項6の発明によれば、トナー濃度がVrefLよりも低い場合であっても作像処理を中断すること無くトナー濃度およびパターン濃度の両方を使用してTC比を制御することが可能な、画像形成装置を提供することができる。
また、本発明の請求項7の発明によれば、トナー濃度がVrefLよりも低い場合であっても作像処理を中断すること無くトナー濃度およびパターン濃度の両方を使用してTC比を制御することが可能なカラー画像形成装置が提供できる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態を使用して説明するが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではない。図1は、本発明の画像形成装置10の概略図を示す。本発明の画像形成装置10は、現像装置12と、感光体ドラムといった像担持体16を備える感光体ユニット14とを備えている。画像形成装置10は、画像形成を行う場合には、像担持体16が回動され、帯電部材18に対して帯電バイアスが供給されて、像担持体16へと所定の電位が与えられる。像担持体16の電荷は、露光光学系(図示せず)により与えられる、レーザ光線またはLEDなどの光線LBにより像状に露光され、露光に応答して表面電荷がキャンセルされて像状の静電潜像が形成される。像担持体16上の静電潜像は、その後、像担持体16の回動に連れて現像装置12へと搬送され、静電潜像の現像が行われる。
現像装置12は、現像ユニット30とトナー・カートリッジ28とを備えており、現像ユニット30は、磁性体を備える磁性ローラなどの現像部材24と、搬送スクリュー26a、26bとを収容している。また、トナー・カートリッジ28は、現像ユニット30内にトナーを供給して、現像ユニット30内での現像剤の濃度を所定の範囲内に保持させている。本発明の現像剤32は、フェライト、マグネタイトなどの磁性体粉末を含む磁性キャリアとトナーとを含む2成分現像剤とされていて、現像部材24に担持された後、現像部材24の回動に連れて像担持体16を摺擦し、静電潜像を現像している。
現像ユニット30の搬送スクリュー26a、26bの間には、仕切板34が設けられており、仕切板34は、搬搬送スクリュー26a、26bの長さよりも短尺に形成され、搬送スクリュー26a、26bの両脇を通して、仕切板34の前後に形成される2つ区画の間での現像剤の流通を可能としている。第1の区画は、現像部材24、搬送スクリュー26aが配設され、像担持体16へと現像剤32を供給する区画とされる。また、第2の区画は、トナー補給を受ける区画であり、キャリアとフレッシュなトナーとを撹拌して第1の区画へと供給している。さらに第2の区画には、トナー濃度センサ36が現像ユニット30の壁を通して取り付けられていて、第2の区画でのトナー濃度を、透磁率を用いて検出している。
像担持体16上に担持されたトナーは、その後、像担持体16の回動と共に搬送され、転写写装置(図示せず)により印加される転写バイアスの下で紙または中間転写体などの被転写体38へと転写される。トナーが転写された被転写材38は、矢線Aの方向へと搬送されてゆき、定着ローラなどを含む定着装置(図示せず)または2次転写装置などを使用してトナー像が転写材上に定着されて印刷物として提供される。トナーを転写した後の像担持体16は、ブラシ・ローラ20およびクリーニング・ブレード22によりクリーニングされ、次の画像形成プロセスへと提供される。
図2は、本発明の画像形成装置10の転写装置40を、感光体ユニット14に対する相対配置と共に示した図である。図2に示した転写装置40は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(B)に対応する数の感光体ユニット14からの転写を可能にするため、転写ベルト42を備えている。転写ベルト42は、駆動ローラ44と複数の搬送ローラ46の間に架け渡されて、矢線Bの方向へと搬送されている。転写ベルト42には、バックアップ・ローラ52およびバイアス・ブラシ54により与えられるバイアス電圧が印加され、感光体ユニット14のトナー像が転写される。なお、転写ベルト42は、転写材(図示せず)が静電吸着されていてもよいし、中間転写体として使用される場合には、直接転写ベルト42にトナー像が転写される。
転写装置40は、さらに、濃度制御を行うための所定の基準パターンの濃度を測定する反射型濃度センサ(以下Pセンサとして参照する。)48を備えていて、作成される基準パターンの濃度を測定し、トナー濃度の制御にその出力値をフィードバックしている。Pセンサ48の下流側の適切な位置には、クリーニング部材50が配置されており、転写ベルト42のクリーニングを行っている。なお、本発明において、画像形成装置をフルカラー画像形成装置として適用する場合には、転写ベルト42を中間転写体とし、クリーニング部材50の位置は、中間転写体から紙などの転写材へと2次転写するための部材を配置することができるように適宜適切な位置に配置することができる。
図3は、本発明の現像装置12の詳細な構成を示した分解斜視図である。図3(a)に示すように、本発明において使用する現像装置12は、現像部材24と、搬送スクリュー26a、26bと、搬送スクリュー26a、26bの間に配置され、搬送スクリュー26a、26bの搬送幅よりも短尺に形成された仕切板34とを備えている。仕切板34は、仕切板34を隔てて前後に第1の区画と、第2の区画とを画成しており、第1の区画には、現像部材24や搬送スクリュー26aが配設され、第2の区画には、搬送スクリュー26bが配設されている。各搬送スクリュー26a、26bは、両端に配置された駆動ギア56a、56bにより互いに反対方向に回動され、図に示した実施の形態では、図3(b)に示した矢線Cの方向へと現像剤を搬送し、仕切板34の端部から、2つの区画の間で現像剤の流通を行いながら、トナーおよびキャリアを混合して摩擦帯電を付与している。
また、図3に示した本発明における現像装置12は、トナー補給装置を備えており、トナー補給装置は、トナー・カートリッジ(図示せず)と、図3(a)に示されるように、トナー58を搬送スクリュー26b側に補給する送出装置60と、送出装置60へとトナー58を送るためのチューブ62とを備えていて、要求される量のトナーを、現像ユニットの搬送スクリュー26b側の適切な位置へと供給している。
図4は、本発明において使用するトナー補給装置の概略図である。図4に示すように、本発明において使用するトナー補給装置は、トナー・カートリッジ28と、送出装置56と、ソレノイド64と、ソレノイド64で駆動されるエアポンプ66とを備えている。図4に示したトナー補給装置は、ソレノイド64の駆動に応答してエアポンプ66から供給されるエアが、エアチューブ68と、ノズル70とを介してトナー・カートリッジ28の内部へと送られる。ノズル70の内部は、二重構造となっており、エアポンプ66から供給されたエアは、ノズル70の外管を通して下側開口72から排出される。さらにトナーは、エアと共に上側開口74からノズル内管およびチューブ62を通して送出装置60へと供給される。一方、送出装置60は、搬送されたトナーを搬送するための搬送部材76を備えており、搬送部材76は、モータ(図示せず)により、矢線D方向に回転駆動されるシャフト78の回転に応じて開口80から現像ユニット30へとトナー58を補給している。
図5は、本発明の画像形成装置10の制御ブロック図を示す。図5に示すように、本発明の画像形成装置10は、制御装置(CPU)82により制御されており、CPU82は、少なくとも読出専用メモリ(ROM)84と、ランダムアクセス・メモリ(RAM)86とを含んでいて、ROM84に格納された制御プログラムに従って各センサおよびデバイスを制御し、読取られた画像や処理結果などをRAM86に格納し、その処理に用いている。また、Tセンサ36およびPセンサ48の出力は、それぞれA/Dコンバータ88、92へと入力され、A/D変換された後、CPU82が含む制御プログラムを使用してトナー濃度制御処理が実行される。
Tセンサ36としては、本発明の特定の実施の形態では、現像剤中の磁性体成分の量を、透磁率を使用して測定する透磁率検出測定型のセンサを使用するが、本発明では反射濃度を測定してトナー濃度を検知する光学センサを使用することもできる。また、Pセンサ48は、本発明の説明している実施の形態では、正反射光センサが使用され、所定の設定値に対して濃度が高いか低いかに応答して、トナー補給制御を行う。また、本発明の他の実施の形態では、乱反射光センサを使用してトナー濃度を制御する制御方式を採用することができる。本発明において後述する出力値VspおよびVsgは、ともに、投光量に対する受光量の比を変換した電圧値である。投光の対象面にトナー量が多くなると、トナーによる光の吸収及び乱反射がされ、結果受光量が少なくなるので変換値であるそれら電圧値は低下し、逆にトナー量が少なくなるとトナーによる光の吸収や乱反射の作用が抑制され電圧値は上昇する。なお、本発明では、Tセンサ36およびPセンサについては、これまで知られたいかなる構成のセンサでも、画像形成装置の特定の用途に応答して適宜選択して使用することができる。
A/Dコンバータ88、92は、例えば8ビットの分解能を有し、所定のサンプリング・タイミングが来ると、適切なサンプリング・レートでTセンサ36およびPセンサ48からのアナログ出力をサンプリングし、ディジタル変換を行って、そのデータをCPU82へと渡している。CPU82は、各種タイミング信号およびセンサ信号を使用して作像プロセスのシーケンスに従って、例えば、モータなどの駆動デバイス106、現像デバイス108、トナーの補給を行う補給系デバイス110、像担持体への帯電を制御する帯電デバイス112、および各種バイアス供給デバイス114を制御している。なお、図5中、破線で示した領域が本発明における現像剤濃度制御装置90を構成する機能モジュールを示す。
本発明の画像形成装置が行う通常処理を説明すると、作像枚数が例えば所定枚数に達したことを判断して、当該作像処理が終了した時点で、ROM84などに格納した基準濃度パターンを与える位置データ、色データ、および階調データを読出し、露光光学系に渡し、帯電デバイス102、駆動デバイス106を同期制御して像担持体上に基準パターンを形成させる。その後、CPU82は、パターン領域についてのパターン濃度センサの出力値(Vsp)および基準パターンが形成されていない非パターン領域の出力値の比(Vsp)/(Vsg)を取得する。
画像形成装置10は、ROM84、またはROM84以外に設けられたEEPROM、EPROMなどの不揮発性メモリに格納されたルックアップ・テーブルを参照し、判断した基準パターンの濃度が設定値よりも低ければ、Tセンサ36の基準値Vrefをトナー濃度を増加させる方向へとシフトさせ、設定値よりも高ければ、基準値Vrefを、トナー濃度を減少させる方向へとシフトさせる。また、画像形成装置は、Tセンサの出力値の上限値および下限値に対応するVrefHおよびVrefLの値を参照して、Vrefの値を、VrefHおよびVrefLの範囲内で設定している。
図6は、本発明の現像剤濃度制御装置の処理プロセスのフローチャートである。本発明の処理プロセスは、ステップ600から開始し、ステップ601で、所定のジョブにおける最終作像が終了したことを判断し、ステップ602でTセンサの出力を検出し、Vtの値を取得する。ステップ603で取得したVtの値がVrefLの値よりも大きいか否かを判断し、Vtの値がVrefLよりも大きい場合(yes)には、ステップ604で上述した通常処理を実行させ、ステップ605で通常のメインモータ、帯電制御、現像剤制御などについての終了シーケンスを実行させる。その後、処理プロセスは、ステップ606でジョブに関する一連の制御を終了させて、次のジョブ要求を待機する。この間、画像形成装置は、作像プロセス中にもVtを測定しており、Vrefの値と、Tセンサの出力Vtを使用してΔV=(Vt−Vref)を計算し、ルックアップ・テーブルなどに登録された制御データを参照してトナー補給を行っている。
ステップ603でVtの値がVrefL以下であると判断した場合(no)には、本発明に従い、ステップ607〜ステップ611の処理を実行する。ステップ607では、基準パターンを作成して、ステップ608で、パターン領域についての出力値Vspを検出し、ステップ609で非パターン領域についての出力値Vsgを検出する。その後、ステップ610でこれらの比(Vsp/Vsg)の値(以下、出力値比として参照する。)を計算して設定値と比較を行い、(Vsp/Vsg)の値が設定値以下の場合(yes)には、トナー濃度が実際に高い条件でも、まだ充分なコントラストが得られているので、トナー濃度が高い状態に対しては現像バイアスのPWM制御の変更などで対応できるものとして、トナーを供給することなくステップ605へと分岐させて、その後の処理を実行させる。
ステップ610の判断において(Vsp/Vsg)の値が設定値を超える場合には、摩擦帯電量が高くなりすぎキャリアからのトナー離れが悪くなって見かけ上のトナー濃度が高く検知されてしまう状況が発生しているか、またはVsgの値が増加、すなわち、摩擦帯電量が低下して地カブリが許容以上に発生しているか、またはVspの増加、すなわち摩擦帯電量が増加してその結果、濃度ウスが発生していると判断し、いずれの場合にでもトナーの摩擦帯電量が原因となった画像不良が生じているものとして以後に説明する処理を行う。本発明の第1の実施の形態では、ステップ610の判断において(Vsp/Vsg)の値が設定値、例えば1/10を超えると判断した場合、トナーの供給がVrefLによりすでに制限されてしまうことになるので、ステップ611において定量トナー補給を実行する。定量トナー補給の補給は、一定時間補給系デバイスに制御信号を送り、図4に示したトナー補給装置のソレノイド64およびモータを駆動して行う。また、本発明の別の実施の形態では、TセンサおよびPセンサの出力をモニタしながらVsp/Vsgの値が一定値となるように各センサの値を登録したルックアップ・テーブルを参照してトナー補給量にフィードバック制御させることもできる。また、本発明では、基準パターンを、濃度階調パターンとして形成しておき、現像能力の傾きを補正するようにしてトナー補給を制御することもできる。なお、本発明では、出力値比(Vsp/Vsg)について設定される設定値は、画像形成装置の特定の設計または設定に応じて適宜設定でき、1/10に限定されるものではない。
図7は、本発明の現像剤濃度制御装置の処理プロセスの第2の実施の形態の処理プロセスのフローチャートである。本発明の第2の実施の形態では、ステップ703〜ステップ706およびステップ707〜ステップ710の処理については、第1の実施の形態と同一なので、詳細な説明は省略する。図7に示した第2の実施の形態では、強制的な定量トナー補給を行う他に、作像処理を行わせ現像剤中のトナー入れ替えする、トナー交換処理を用いることにより、現像剤を強制的に適切な現像性を与えるように回復させる。
本発明におけるトナー交換処理は、ステップ711で定量トナー補給を行った後、ステップ712で一定面積の作像処理を行わせることにより、定量トナー消費処理を実行させ、キャリアにすでに付着しているトナーを消費させる。定量トナー消費の量については、本発明の特定の実施の形態では、作像領域の幅方向297mm、像担持体の周方向30mm、周方向の間隔を約100mmとして、像担持体の1周分または所定サイズの面積のベタ画像を単位とすることができる。なお、本発明における定量トナー消費処理においても、トナー消費量を、ROMなどのメモリ内に別のルックアップ・テーブルとして格納しておき、適宜変更することができ、上述した面積に限定されるものではない。
図7に示した処理は、ステップ712で定量トナー消費を行った後、ステップ705へと進んで通常動作と同一のシーケンスで処理を終了させ、ステップ706で一連の処理を終了し、次のジョブ指令を待機する。なお、本発明の処理プロセスは、さらに他の実施の形態では、第1の実施の形態で説明したステップ603の判断において、(Vt−VrefL)の値に対して負のオーバーシュート量εを設定しておき、(Vt−VrefL)≦εが満足される場合には、トナー交換が必要であると判断し、図7に示した第2の実施の形態の処理を行うようにすることもできる。
図8は、本発明の現像剤濃度制御装置の処理プロセスの第3の実施の形態を示した図である。図8に示した処理プロセスの第3の実施形態は、ステップ811で上限濃度対応処理を用い、画像形成装置における特定の作像状態に応じた現像剤濃度制御を実行する。なお、ステップ811以外の判断および処理は、図6および図7に示した他の実施の形態と同一なので、説明の重複を避けるため詳細な説明を行わない。図8に示した上限濃度対応処理は、それ以前に強制トナー補給を行った履歴と作像履歴とを使用して、画像形成装置の作像状態を判断し、VrefLの低下またはトナー交換処理を選択的に実行する。
図9は、本発明の第3の実施の形態において実行される上限濃度対応処理811の詳細な処理を示したフローチャートである。本発明における上限濃度対応処理は、ステップ810の処理において(Vsp/Vsg)の値が設定値よりも高いことに対応する値が返されたことに対応して、CPUにより開始される。また、本発明の処理プロセスの第3の実施の形態では、CPUまたは画像形成装置に、トナー補給の回数をカウントする適切なソフトエア・カウンタまたはハードウェア・カウンタを形成して、補給カウンタとして用い、これとは別に作像回数をカウントする作像カウンタを設け、補給カウンタの出力値mと作像カウンタnとを使用して、ステップ901で、作像特性指標P=(m/n)を計算させる。
各カウンタのカウント開始時点は、本発明の特定の実施の形態では、現像ユニット交換時とすることができ、現像ユニットのライフタイムの期間中にわたりカウントアップされる値とすることができる。この実施の形態では、現像ユニットの交換時に各カウンタは、0にリセットされる。また、本発明の他の実施の形態では、所定の作像枚数、例えば1000回の作像処理や、Vrefの変更タイミングごとに作像カウンタnおよび補給カウンタmを0にリセットし、より短時間データを使用して現像剤濃度制御に用いることもでき、適宜特定の画像形成装置の仕様に応じて設定することができる。
図9に示した処理をさらに説明すると、ステップ901で作像特性指標Pの値が所定値、例えば、3/1000よりも小さいと判断される場合(no)には、作像回数に対して定量トナー補給が所定回数に比較して行われていないことを示すので、ステップ906へと進んで定量トナー補給を行い、ステップ907で定量トナー消費処理を実行させる。その後処理プロセスは、ステップ908へと進み、次回の判断に補給カウンタ値を反映させるため、カウンタmをインクリメントさせ、図8のステップ805へと処理を返し、図8の終了シーケンスを実行し、ステップ806で次のジョブを待機させる。
また、ステップ901で、作像特性指標Pが設定値以上の場合(yes)には、当該画像形成装置の設置された環境または作成されるイメージがトナー補給を要求する状況であると考えられる。このような場合は、トナー補給を行うための設定値VrefLが高すぎるものとして、VrefLの値を、所定量constの値だけトナー濃度を高くする方向にシフトする。ステップ901で肯定的な値が返される場合は、種々の場合が想定されるものの、例えば、現像剤の摩擦帯電特性が作像する画像面積に大きく依存し、低画像面積で摩擦帯電量が高くなるような場合や、低温・低湿のような環境で連続的に作像プロセスが実行され、その結果、トナー濃度を増加させる処理が要求されるような場合を挙げることができる。
処理プロセスは、ステップ902で、前回までのΔVrefLの値が設定値以下であるか否かを判断する。ΔVrefLの値が設定値よりも小さい場合(yes)には、ステップ903でその時点でのVrefLの値から一定値constを減算して、VrefLの値を一定値、例えば0.2V低下させ、VrefL=(VrefL−const)として設定し、VrefLの値を更新する。さらに、ステップ904では、ΔVrefL=ΔVrefL+constとして、VrefLの値を低下させた分だけ増加させ、次回の判断のためにRAMなどに格納して、ステップ805へと処理を戻す。
このとき、ルックアップ・テーブルには、VrefL以下のトナー濃度制御値も格納されていて、デフォルト設定値であるVrefLよりも低いTセンサ出力値の条件でも、不都合なくトナー濃度を修正するべき値が取得される。また、ステップ902の判断においてΔVrefLの値がすでに設定値以上の場合には、VrefLの値を使用して下限制御を行うことで対応することが不適切な状態にあるため、ステップ905へと処理を分岐させる。なお、本発明では、このとき、画像形成装置のコントロール・パネルなどにエラー表示を行わせることもできる。
図9に示したステップ902でΔVrefLのシフト量をモニタするのは、Tセンサによる下限制御の実効性を保証する目的であり、本発明の特定の実施の形態では、ΔVrefLについての設定値は、0.6V程度とすることができる。また、本発明のステップ902〜ステップ904の処理は、VrefLの1回の変更量が固定値constである場合には、VrefLの更新回数を使用して、(更新回数×const)としてΔVrefLを得ることができるので、所定の回数以上のVrefLの変更を禁止する処理を用いても同様の作用を提供することができる。
図10には、本発明のVrefL変更の実施の形態を示す。図10に示すように、Tセンサの出力は、センサ設置状態およびセンサの個々の性能に対応して斜線で示した範囲で変動する可能性がある。このため、変動の平均的な値を標準的な制御値として使用し、個々のセンサに対応するように、Vrefの値がVti(現像ユニットのスタートアップ時の出力値)として設定される。Vrefの値は、通常では、図10に示すVrefHと、VrefLとの間でPセンサの出力に基づいて、ルックアップ・テーブルの値を参照しながら変更される。図10に示されるように、本発明の第3の実施の形態では、VtがVrefLよりも低い場合であって、作像特性指標Pが特定の画像形成装置の作像状態を示す場合、より具体的には、摩擦帯電量の画像面積依存性や周囲環境などによる摩擦帯電量の増加に伴うTC比の増加に対応してVrefLが下側へと一定値constの値だけ修正され、Vrefの変更範囲を広げることができる。
したがって、画像形成装置の作像状態に適応してトナー濃度の基準値Vrefの設定範囲を作像動作とは独立して修正することが可能となる。なお、図10では、検出感度の濃度−出力値の傾きが小さくなった領域にVrefHおよびVrefLが設定されているが、本発明では、画像形成装置の特定の仕様に対応して、図10に示した上限値および下限値以外の値を用いることもできる。
上述したように、本発明において、VrefLよりもVtの値が小さくなり、Tセンサの検出感度が低い範囲で制御を行わざるを得ない状態が発生したとしても、強制的な定量トナー補給や、トナー交換処理が行われる。このため、現像剤のTC比が、適切なTC比の範囲に回復させることができ、長期的にみて適切なTC比の現像剤を使用した画像形成が可能となる。
本発明では、上述したいずれの場合にもCPUによる情報処理を使用して等価な作用効果を得ることができる限り、いかなる処理および処理モジュールでも用いることができる。また、本発明の処理は、アセンブラ言語、C言語などのプログラミング言語またはこれらを適宜組み合わせたプログラムにより記述でき、上述したプログラムを解釈またはコンパイルし、実行することができるCPUまたはオペレーティング・システムにより実行することができる。
これまで、本発明を図面に示した実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、他の実施の形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
本発明の画像形成装置の概略図。 本発明の画像形成装置が備える転写装置の概略図。 本発明の現像ユニットの分解斜視図。 本発明のトナー補給装置の概略図。 本発明の画像形成装置の制御モジュールの機能ブロック図。 本発明の現像剤濃度制御プロセスの第1の実施の形態のフローチャート。 本発明の現像剤濃度制御プロセスの第2の実施の形態のフローチャート。 本発明の現像剤濃度制御プロセスの第3の実施の形態のフローチャート。 本発明の現像剤濃度制御プロセスの上限濃度対応処理のフローチャート。 Tセンサの出力特性および各濃度設定値のレベルを示した概略図。
符号の説明
10…画像形成装置、12…現像装置、14…感光体ユニット、16…像担持体、18…帯電部材、20…ブラシ・ローラ、22…クリーニング・ブレード、24…現像部材、26a、26b…搬送スクリュー、28…トナー・カートリッジ、30…現像ユニット、32…現像剤、34…仕切板、36…トナー濃度センサ(Tセンサ)、38…被転写体、40…転写装置、42…転写部材、44…駆動ローラ、46…搬送ローラ、48…パターン濃度センサ(Pセンサ)、50…クリーニング部材、52…バックアップ・ローラ、54…ブラシ、56a、56b…駆動ギア、58…トナー、60…送出装置、62…チューブ、64…ソレノイド、66…エアポンプ、68…チューブ、70…ノズル、72…下側開口、74…上側開口、76…搬送部材、78…シャフト、80…開口、82…CPU(制御装置)、84…ROM、86…RAM、88…A/Dコンバータ、90…現像剤濃度制御装置の機能モジュール、92…A/Dコンバータ、94…Pセンサ、96−104…ドライバ、106…駆動デバイス、108…現像デバイス、110…補給デバイス、112…帯電デバイス、114…バイアス供給デバイス

Claims (5)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電させるための帯電装置と、
    前記帯電を変調する露光装置と、
    トナーおよび磁性材料を含む2成分現像剤を収容し、トナー補給を受ける区画と、静電潜像を現像する現像部材が配置される区画とを備える現像装置と、
    前記トナー補給を受ける前記区画内でのトナー濃度を検出するトナー濃度センサと、
    前記トナーにより被転写体上に形成されたパターンの濃度を検出するパターン濃度センサと、
    作像処理終了後に前記トナー濃度センサの出力値に対して設定された下限値と前記出力値とを比較し、前記出力値の値が前記下限値以下の場合に前記パターンのパターン領域についての前記パターン濃度センサの出力値および非パターン領域の出力値の出力値比が設定値以下か否かの判断に応答して現像剤濃度を制御する制御装置と、
    前記制御装置による前記出力値が下限値以下であり、かつ前記出力値比が前記設定値を超えたとの判断に応答して、前記区画にトナー補給を行い、前記パターン濃度センサの出力値の前記出力値比が前記設定値以下の場合にはトナー補給を行わない、トナー供給装置と
    を備え、前記制御装置は、トナー濃度センサの前記出力値の値が前記下限値よりも高い場合には、前記パターン濃度センサの出力値についての設定値との比較に基づいて、前記トナー濃度センサの基準値を上限値と前記下限値との範囲内で変更する、画像形成装置。
  2. 前記トナー供給装置は、前記トナー補給の後にトナー消費を行なう、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. さらに、前記パターン濃度センサの出力値の前記出力値比が設定値を超えた場合に行われる前記トナー補給につき、当該トナー補給の行われた回数をモニタする補給カウンタと作像カウンタとを備えており、前記補給カウンタおよび前記作像カウンタの値の比(m/n)が所定値を超えたと判断した場合に、前記下限値を変更する、請求項1または2のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー供給装置は、前記トナー濃度センサの出力値に対する基準値および上限値を設定し、前記基準値を、前記上限値と前記変更された下限値との間で設定しており、前記トナー濃度センサの出力値と基準値との差に基づいてトナー補給量を決定する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、カラー画像形成装置である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置
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