JP4620891B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の画像形成装置においては、原稿画像の画像情報に基づいて感光体等の像担持体上に潜像を形成し、該潜像を現像装置によりトナー像として可視像化し、該トナー像を記録材に転写し、最終的に定着して画像を形成するようになっている。
現像装置内のトナーは画像形成に応じて消費されるので、トナー補給手段により適宜現像装置内へトナーを補給することが行われている。
【0003】
画像濃度に影響する最大要因は現像剤におけるトナー濃度であるため、安定した画像濃度を維持するためには、トナー濃度を一定に保つことが望ましい。しかしながら、トナー濃度は経時における現像剤自体の物性変化や、温湿度等の環境条件等による物性変化によって大きく左右される。
通常、この種の画像形成装置においては、予め定められた感光体の表面電位と現像装置側に印加される現像バイアスとの差である現像ポテンシャルによって感光体上に基準画像(トナー付着パターン)を形成し、該基準画像の濃度をPセンサによって検出し、該出力値に基づいてトナー補給手段から現像装置へのトナー補給を制御する方式が用いられている。
【0004】
感光体上の基準画像に対するPセンサの出力値をVsp、感光体上の非画像部(地肌部)に対するPセンサの出力値をVsgとすると、通常は、Vsp/Vsgの値が一定になるようにトナー補給の制御を行っている。具体的には、表1に示すようなテーブルを用い、Vsp/Vsgの値又はVspの値に基づいて補正量ΔVt(V)を決定するようになっている。
非画像部に対するPセンサの出力値が所定値、例えば4.0(V)となるようにキャリブレーション(目盛り合わせ動作)を実行し、その後に基準画像を形成してPセンサの出力値Vspを得るようになっている。
【0005】
【表1】
Figure 0004620891
【0006】
基準画像のトナー付着量が少なくなると反射光量が増加するため、Vsp/Vsgの値は上昇する。この場合、現像装置内の現像剤のトナー濃度が低いと判断され、トナー補給手段から現像装置へトナー補給がなされてトナー濃度が一定に保たれる。
逆に基準画像のトナー付着量が多くなると反射光量が少なくなるため、Vsp/Vsgの値は低くなる。この場合には現像装置内の現像剤のトナー濃度が高いと判断され、トナー補給は行われない。感光体上の単位面積当たりの基準画像のトナー付着量M/Aと、該基準画像に対するPセンサの出力値Vspの関係は、図13に示すようなグラフとなる。
【0007】
Pセンサの出力値のみに基づいてトナー補給の制御を行う方式の他に、現像装置内のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段(Tセンサ)の出力値とPセンサの出力値を併用する方式も知られている。
併用方式では、例えば特開平8−110700号公報に記載されているように、装置本体の電源スイッチ投入時や所定回数の画像形成時毎に感光体上に基準画像を形成し、Vsp/Vsgの読み込みを行い、該出力値に基づいてTセンサのトナー濃度制御基準値Vtrefの補正量ΔVtを算出する。そして補正変更された新基準値Vtref’(=Vtref+ΔVt)を決定し、新たな制御目標値として設定する。
【0008】
補正後の制御目標値Vtref’と、各画像形成動作時又はあるタイミングで出力するTセンサの出力値Vtの差から、トナー補給量を決定する。トナー補給量は、例えばトナー補給をトナーボトルの回転によって行うタイプの場合には、トナーボトルの回転時間、換言すればトナー補給クラッチのオン時間に置き換えることができる。
(Vt−Vtref)の値が大きければ大きいほど、トナー濃度が目標値に対して不足していると判断し、トナーボトルの回転時間を長くする制御が一般的である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に、感光体には、帯電ローラ、転写ローラ、現像剤、現像入口シール、クリーニングブレード、クリーニングブラシ等が接触しており、回転によって感光体の表面は徐々に磨耗していく。また、転写工程においては各種の転写紙が接触するため、炭酸カルシウムやシリカ等の様々な紙の添料が付着する可能性がある。さらに現像後の転写工程ないし感光体クリーニング工程までは、感光体表面にトナーが付着しており、トナー中に含まれるシリカ、酸化チタンやワックス等の添加物質が徐々に付着する。
これらの異物の感光体への経時での付着程度は、使用環境、使用条件によって異なり、その程度によっては画質劣化を招いてしまう。特に、近年における転写紙の多種多様化によって、転写紙の種類による感光体表面の劣化度合いは推測し難く、時として劣化程度が予想を上回ることもある。
【0010】
感光体表面の劣化が激しい場合、非画像部にてPセンサを動作させてその出力値Vsgが所定値となるようにキャリブレーションを実行する際に、そのとき得られるPセンサの発光光量調整値、例えばPWM値(パルス幅調整値)が通常予想される範囲よりも大きくなる。
すなわち、Pセンサの発光量を相当量まで増やすことによってVsg=4.0(V)の調整がやっとできるという状態となる。図14は、新品の感光体、1to2モードにおける30Kラン、すなわち3万枚のコピー履歴を有する感光体、1to2モードにおける60Kラン感光体、表面にワックスがフィルミングした感光体におけるそれぞれのVsgとPWM値の関係の実験データをプロットしたグラフである。
【0011】
図14から、Vsg=4.0(V)調整時のPWM値は、それぞれ66、80、100、137であり、フィルミング感光体が最も高い。該実験では、30Kランの現像剤のトナー濃度を微調整して画像ID(濃度)をほぼ1.25に等しく合わせている。それにも拘らず、図15に示すように、新品の感光体、1to2モード30Kラン感光体、1to2モード60Kラン感光体のVsp/Vsgがそれぞれ0.100、0.135、0.170であるのに対し、フィルミング感光体のVsp/Vsgは0.280とかなり大きくなっている。
従って、フィルミング感光体の場合には、そのVsp/Vsg値からトナー濃度がかなり低いと誤判断される。その場合、現像剤のトナー濃度をかなり高めにする制御がなされ、結果としてトナー飛散やトナー落ち、地汚れ画像に対する余裕度が低下するという不具合を来す。
【0012】
本発明は、上記不具合を低コストで実現できる画像形成装置の提供を、その目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、Pセンサの発光光量調整値の上昇レベルを、Pセンサの取付位置誤差等による軽微な場合と、感光体の深刻な劣化による場合とに見極め、後者の場合には異常値をそのまま採用せずに上限値を設けて固定し、過剰なトナー補給がなされることを防止することとした。
【0014】
具体的には、請求項1記載の発明では、像担持体と、該像担持体上に形成された潜像にトナーを供給して顕像化する現像装置と、該現像装置へトナーを補給するトナー補給手段と、上記像担持体上の画像の濃度を検出する画像濃度検出手段と、上記像担持体上の非画像部に対する上記画像濃度検出手段の出力値が所定値となるようにキャリブレーションを実行し、上記像担持体上に形成された基準画像に対する上記画像濃度検出手段の出力値に基づいて上記トナー補給手段から上記現像装置へのトナー補給を制御する制御手段を有する画像形成装置において、上記キャリブレーションにおける上記画像濃度検出手段の発光光量調整値が、トナー濃度の誤判定につながらないレベルの所定値αを超えた場合、上記制御手段は上記キャリブレーションを継続して該キャリブレーション完了時の発光光量調整値を記憶し、その後上記発光光量調整値を上記所定値αに固定して上記画像濃度検出手段を動作させ、上記キャリブレーション完了時の発光光量調整値の、上記所定値αに対する超過量が所定値β以上であった場合には警告を行う、という構成を採っている。
【0015】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、上記制御手段によるトナー補給の制御が、上記発光光量調整値を上記所定値αに固定した後における上記画像濃度検出手段を動作させて得られた上記基準画像に対する該画像濃度検出手段の出力値のみに基づいてなされる、という構成を採っている。
【0016】
請求項3記載の発明では、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、上記現像装置のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段を有し、上記制御手段は、該トナー濃度検出手段の出力値に基づくトナー濃度制御基準値を、上記画像濃度検出手段の出力値に基づいて補正し、該補正されたトナー濃度制御基準値によりトナー補給を制御する、という構成を採っている。
【0017】
請求項4記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、上記所定値αを任意に変更できる所定値変更手段を有している、という構成を採っている。
【0018】
請求項5記載の発明では、請求項1乃至のいずれか1つに記載の画像形成装置において、上記制御手段は、上記キャリブレーションの実行毎のキャリブレーション完了時の発光光量調整値を記憶し、記憶された発光光量調整値の中で最も低い発光光量調整値に、ある値を加算した値を上記所定値αとする、という構成を採っている。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。但し、第3〜5以外の実施形態は参考例として示す。第1の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
まず、図1に基づいて本実施形態における画像形成装置としての複写機の概要構成を説明する。該複写機は、ADF(オートドキュメントフィーダ)を有する画像読取部1と、画像形成部2と、給紙部3を有している。画像読取部1では図示しない原稿の画像を自動的に読み取り、読み取り情報を電気信号に変換して図示しない書き込み用の制御手段へ送信する。
【0035】
画像読取部1には像担持体としての感光体23が設けられており、該感光体23の周りには、矢印で示す時計回り方向に順に、帯電器17、光書き込み手段16、現像装置19と、転写搬送ベルト13、クリーニング手段24、図示しない除電ランプ等が配置されている。
転写搬送ベルト13の搬送方向上流側には、定着手段14及び排紙手段15等が設けられている。片面コピーの場合には用紙は排紙手段15から図示しない排紙トレイに排出され、両面コピーの場合には排紙手段15で反転されて再び転写部位へ送られる。
【0036】
給紙部3には、異なるサイズあるいは紙種の対応すべく、上から4つの給紙トレイ4a,4b,4c,4dが設けられており、これらの給紙トレイに対応してそれぞれ給紙手段11a,11b,11c,11dが設けられている。各給紙手段11a,11b,11c,11dからは破線で示す搬送経路が画像形成部2へと延びている。これらの給紙手段11a,11b,11c,11dから給紙された用紙は図示しない搬送ガイドによりレジストローラ対22へ向けて搬送されるようになっている。
【0037】
各給紙手段11a,11b,11c,11dのうち、代表して一番下の給紙手段11dについて説明すると、該給紙手段11dは、給紙トレイ4dに積載された用紙を引き出すピックアップローラ5と、フィードローラ6と、該フィードローラ6に圧接されたリバースローラ7と、ガイド8と、搬送コロ9,10等を有している。他の給紙手段11a,11b,11cを同様の構成を有している。
また、該複写機は手差しトレイ12を有しており、これに対応して給紙手段11eが設けられている。該給紙手段11eも給紙手段11dと同様の構成を有している。
【0038】
次に、該複写機による複写動作を説明する。
感光体23が回転を始め、この回転中に帯電器17により感光体23の表面が均一に負帯電される。光書き込み手段16により光ビームが照射、走査されて光照射部の電荷が消去され、作成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。該静電潜像は感光体23の回転に伴って現像装置19に至り、ここでトナー像として可視像化される。本実施形態における現像方式はネガポジ現像方式であり、現像装置19は静電潜像に正極性のトナーを供給して可視像化する。
【0039】
トナー像が形成された後、所定のタイミングでピックアップローラ5により用紙の給送が開始され、用紙は破線で示す搬送経路を経てレジストローラ対22に至る。ここで一旦停止され、斜めずれ等を修正された後、該レジストローラ対22により、感光体23上のトナー像の先端と用紙の搬送方向の所定位置とが一致するタイミングで感光体23と転写搬送ベルト13の間の転写部位へ送られる。
転写部位では印加される転写バイアスにより用紙にトナー像が転写される。トナー像を転写された用紙は、定着手段14で熱と圧力によりトナーを溶融定着され、排紙手段15へ搬送される。
転写部位で転写されずに感光体23上に残った残留トナーは、感光体23の回転に伴ってクリーニング手段24に至り、該クリーニング手段24により清掃・除去される。また、図示しない除電ランプにより感光体23上の残留電位が初期化され、次の画像形成に備えられる。
【0040】
現像装置19は、現像剤を担持して感光体23にトナーを供給する現像ローラ19aと、現像剤を攪拌・搬送する搬送スクリュ19b,19cを有しており、現像ローラ19aから遠い方の搬送スクリュ19cの下側には現像ケーシング内のキャリアと負帯電トナーからなる二成分現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段としてのTセンサ(透磁率センサ)20が設けられている。図示しないが、搬送スクリュ19cの上側にはトナー補給手段が設けられている。現像ローラ19aには図示しない電源から負帯電の現像バイアスが印加され、感光体23との間に所定の現像ポテンシャルが形成される。
現像装置19とレジストローラ対22の間には、発光素子と受光素子を有する画像濃度検出手段としてのPセンサ(反射型フォトセンサ)21が設けられている。
【0041】
Tセンサ20の出力値Vtは現像剤中のトナー濃度TCが高ければ高い程、低い値を示し、Pセンサ21の出力値Vspは感光体2上の画像濃度が高ければ高いほど低い値を示す。
【0042】
図2は制御ブロック図であり、複写機の全体動作は制御手段としてのコンピュータ32によって制御される。コンピュータ32は、I/Oインタフェース34と、CPU36と、RAM38と、ROM40を有している。I/Oインタフェース34にはドライバーを介して、それぞれメインモータ42、トナー補給クラッチ44が接続されている。符号46は操作表示部(操作パネル)を示す。
また、I/Oインタフェース34には、Tセンサ20及びPセンサ21に所定の電圧を供給するためのPWMコントローラ48、Tセンサ20及びPセンサ21から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ50,52が接続されている。
【0043】
次に、本実施形態(請求項1に対応)におけるトナー補給制御(トナー濃度制御)を、図3及び図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、装置のメインスイッチがオンされると(S101)、感光体2の非画像部に対するPセンサ21の出力値が所定値、例えば4.0(V)となるようにキャリブレーションが開始され(S102)、Pセンサ21の発光光量調整値(本実施形態では256階調のPWM値)が検出される(S103)。Pセンサ21の発光光量調整値は電圧変化等で把握してもよい。
【0044】
次に、コンピュータ32はPWM値が所定値αとしての95を超えたかどうかをチェックする(S104)。95を超えた場合にはキャリブレーションを停止し(S105)、キャリブレーション終了時の、すなわち最終的PWM値を95に設定する(S106)。
次に、感光体2上に基準画像を形成し(S107)、設定されたPWM値95の発光量で基準画像に対するPセンサ21の出力値(濃度)Vspを取り込むとともに(S108)、PWM値95の発光量で感光体地肌部に対するPセンサ21の出力値(濃度)Vsgを取り込む(S109)。
【0045】
次に、Vsp/Vsgを算出する(S110)。ほぼ同時にTセンサ20から現像ケーシング20内のトナー濃度によって異なる出力値Vtを取り込む(S111)。Vsp/VsgとVtによって、表2の補正テーブルにより補正量ΔVtを決定する(S112)。
ΔVtが決定されると、新しい制御目標値Vtref’を、Vtref’=Vtref+ΔVtの式に基づいて演算する(S113)。ここで、トナー濃度制御基準値Vtrefは前回のものを使う。
新しい制御目標値Vtref’が決定したら、これをトナー濃度制御基準値として設定し、コピー動作を行う(S114)。次に、トナー補給時間τを、τ=f(Vt−Vtref’)の式により決定し(S115)、トナー補給クラッチ44をτ秒間オンする(S116)。ここでfは所定の関数を意味し、その機械の特性により決定される。
その後、Tセンサ20から出力値Vtが取り込まれ(S117)、コンピュータ32はジョブが終了したかどうかをチェックする(S118)。ジョブが終了していない場合にはS114に戻る。
【0046】
【表2】
Figure 0004620891
【0047】
S104において、PWM値が95以下の場合には、キャリブレーションを継続し(S119)、キャリブレーションが終了したかどうかをチェックする(S120)。キャリブレーションが終了したら、コンピュータ32はキャリブレーション終了時のPWM値をXに設定する(S121)。
次に、感光体2上に基準画像を形成し(S122)、設定されたPWM値Xの発光量で基準画像に対するPセンサ21の出力値Vspを取り込むとともに(S123)、PWM値Xの発光量で基準画像に対するPセンサ21の出力値Vsgを取り込む(S124)。そしてS110に進む。
【0048】
上記Pセンサ21のキャリブレーションについて詳細に説明する。
Pセンサ21のキャリブレーションは、画像形成装置本体の電源投入時又はある作像枚数毎に自動的に実行される。まず、感光体2を回転駆動させた状態で通常の画像形成時と同様に、帯電電圧及び現像バイアス電圧を印加し、感光体2の表面に非画像領域を作る。この領域でPセンサ21の発光素子を発光させ、受光素子で感光体2からの反射光量を受光した結果Pセンサ21の出力電圧(Vsg)が4.0(V)となるように、Pセンサ21の発光光量、すなわち受光素子に流れる電流値をPWM制御する。
PWM値は256データで表され、通常は新品状態での使用時に50〜70に設定される。
【0049】
Pセンサ21の取り付け位置にバラツキがあったり、Pセンサ21の検知面にトナーや紙粉等が付着した場合等には、感光体2への照射光量が低下し、PWM値は50〜90程度まで上昇する。
また、感光体2の表面に傷が付いたり、異物がフィルミングした場合には感光体2の表面の反射率が低下し、感光体2からの反射光量が低下する。このため、PWM値はさらに高くなり、100〜200程度まで上昇してしまうことがある(図14参照)。
【0050】
このため、その都度行われるPセンサ21のキャリブレーションにおいて、PWM値が所定値αを超えた場合には、それがPセンサ21の取り付け位置のバラツキやPセンサ21の検知面のトナーや紙粉による軽微な汚れに因るものではなく、感光体2の表面の劣化に因るところが大きいと判断して、以後のキャリブレーションを停止し、その後のPWM値をαで固定するのである。
本実施形態では上記フローチャートに示したように、所定値αを95としている。その理由を以下に説明する。
図14より、60Kラン感光体におけるキャリブレーションでのPWM値は100であり、このときのVsp/Vsgは図15より0.17程度である。この値は表2の補正テーブルにおいて、Pセンサ21がトナー濃度TCがかなり低いという誤判定につながる出力をしないレベルである。すなわち、やや余裕を持たせての設定として95を選択している。もちろん、設計としてより一層トナー濃度TCが高くならないような余裕を持たせるのであれば、ここでの所定値αは95よりも小さい値に設定しても構わない。
【0051】
次に、図5のフローチャートに基づいて、第2の実施形態におけるトナー補給制御を説明する。なお、全体構成は図1に示したもの等と同様であるので、その図示及び説明は省略する(以下の実施形態において同じ)。
S201〜S204は図3のフローチャートにおけるS101〜S104と同様であるので説明を省略する。
S204において、PWM値が95を超えた場合には、キャリブレーションを継続し(S205)、キャリブレーションが終了したかどうかをチェックする(S206)。キャリブレーションが終了したら、コンピュータ32はキャリブレーション終了時のPWM値をYに設定する(S207)。コンピュータ32はキャリブレーション終了時のPWM値を記憶するとともに、操作パネル46を介して警告を表示する(S208)。
【0052】
この警告は、感光体2の表面の劣化が進んでいること、あるいは劣化状態が深刻な状況にあることをオペレータに知らせるためのものであり、例えば、操作パネル46の液晶表示部に「感光体が劣化していますので早期の交換が必要です。」の文字を表示する。この警告は音声や音、あるいは光の点滅等で行ってもよく、これらと上記文字を併用してもよい。警告は、PWM値が95を超えたと判断された直後に行ってもよい(以下の実施形態における警告に同じ)。
S209〜S212は図3のフローチャートにおけるS107〜S110と同様であるので説明を省略する。S212の次はAに進む。また、S221〜S226は図3のフローチャートにおけるS119〜S124と同様であるので説明を省略する。
【0053】
次に、図6のフローチャートに基づいて、第3の実施形態を説明する。
S301〜S304は図3のフローチャートにおけるS101〜S104と同様であるので説明を省略する。
S304において、PWM値が95を超えた場合には、キャリブレーションを継続し(S305)、キャリブレーションが終了したかどうかをチェックする(S306)。キャリブレーションが終了したら、コンピュータ32はキャリブレーション終了時のPWM値をYに設定する(S307)。
コンピュータ32はキャリブレーション終了時のPWM値Yを記憶するとともに、Yの値が(95+β)よりも大きいかどうかをチェックし(S308)、大きい場合には警告をする(S309)。ここでβは設計時に任意に決定される値であり、PWMのキャリブレーション値が95を超えた場合であっても直ちに警告を発するのではなく、(95+β)となったときに初めて警告を発するようにしている。なお、βはユーザ或いはサービスマンが任意に設定可能としても良い。
S310〜S313は図3のフローチャートにおけるS107〜S110と同様であるので説明を省略する。S313の次はAに進む。また、S322〜S327は図3のフローチャートにおけるS119〜S124と同様であるので説明を省略する。
【0054】
Pセンサ21の検知面の汚れや取り付け位置誤差が等しい場合、図7に示すように、PWM値に対するVsp値の関係は感光体2の初期と経時でほとんど変わらない。すなわち、ある範囲までのPWM値の調整は、Pセンサ21の検知面のトナーや紙粉の汚れによるもの、又はPセンサ21の取り付け位置の誤差によるものと考え、ある範囲を超えた場合には感光体2の表面の激しい劣化によるものと考えることができる。
【0055】
実際、Pセンサ21、感光体2共に新品のとき、PWM値のバラツキは50〜75程度であり、95を超えることはない。従って、第4の実施形態では所定値αを95とし、PWM値が95未満の場合にはPセンサ21の検知面のトナーや紙粉の汚れによるもの、又はPセンサ21の取り付け位置の誤差によるものと考え、感光体2上の基準画像の濃度を検出する際に、出力値Vspの出力値Vsgに対する比を用い、PWM値が95以上の場合には、感光体2上の基準画像の濃度を検出する際に、地肌部に対する出力値を用いずに、図8のフローチャートに示すように、基準画像に対する出力値Vspのみを用いる。
図8において、S401〜S408は図3のフローチャートにおけるS101〜S108と同様であるので説明を省略する。S408の次はAに進む。また、S417〜S423は図3のフローチャートにおけるS119〜S124と同様であるので説明を省略する。
【0056】
基準画像に対する出力値Vspのみを用いる理由を以下に述べる。図15に示すように、フィルミングした感光体の場合、画像ID(濃度)が1.25と適正であるにも拘らず、PWM値に対するVsp/VsgではPセンサはトナー濃度TCがかなり低いと判断してしまい、トナー濃度TCを過剰に上昇させてしまう。一方、図7のPWM値に対するVspでは、Pセンサはトナー濃度TCがほぼ適正又はやや低いという判断をし、過剰なトナー濃度TC上昇による不具合は発生しない。これにより、感光体2の表面の劣化が進んでもトナー濃度TCが上昇し過ぎてしまう不具合を回避することができる。
図9のフローチャートに示すように、キャリブレーションにて所定値αを超えた場合でも、キャリブレーションは続行してキャリブレーション終了時のPWM値を記憶しつつ、あるレベルを超えた時点で感光体交換等の警告を発する制御と併せてもよい。このようにすれば、使用状況、環境に応じた感光体の寿命設定が可能となり、常に安定した状態での使用がより可能となる。
図9において、S501〜S510は図5のフローチャートにおけるS201〜S210と同様であるので説明を省略する。S510の次はAに進む。また、S519〜S525は図5のフローチャートにおけるS221〜S226と同様であるので説明を省略する。
【0057】
次に、図10のフローチャートに基づいて、第5の実施形態を説明する。
これまでは所定値αは固定値、又は任意設定可能な値として扱ってきたが、実際にはPセンサ21の感度のバラツキや取り付け位置のバラツキ等によって、PWM値の正常値がばらつくこともあるため、本実施形態では、Pセンサ21の感度の最も高いとき、すなわちPWM値の最も低い値を記憶し、この記憶値に対してPWM値が例えば30以上上昇した値をαとするようにする。
【0058】
図10に示すように、メインスイッチがオンされると(S601)、発光光量調整値記憶手段としてのコンピュータ32は感光体2の新品時から前回までのキャリブレーション終了時のPWM値を記憶し、すなわちRAM38に格納し、その中の最小値をαminとして選択する。
キャリブレーションが開始され(S603)、PWM値の検出がなされると(S604)、コンピュータ32はαminにある値γを加算したものを上記所定値αとしてこれを超えたかどうかをチェックする(S605)。S606〜S611はPWM値が表示が異なるだけで図3のフローチャートにおけるS105〜S110と同様であるので省略する。S611の次はAに進む。また、S620〜S625は図3のフローチャートにおけるS119〜S124と同様であるので説明を省略する。
【0059】
PWM値の正常値がばらつくことに対する対応策として、ユーザーが所定値αを任意に変更できる所定値変更手段を設ける構成としてもよい。
例えば、操作パネル46のタッチパネル上で変更できる構成とする。このようにすれば、ユーザー毎にその使用状況に応じて最適なPWM値を設定することができる。
【0060】
次に、図11に基づいて、第6の実施形態を説明する。
本実施形態では、複写機における上述したトナー濃度制御プログラムを外部からダウンロードして動作させることを特徴としており、特に既存の画像形成装置に上述した過剰濃度防止機能を簡単に付加することができることを特徴としている。
図11に示すように、本実施形態では、記憶媒体としてのICカード54がコンピュータ32に接続される。ICカード54には上記各実施形態において説明したトナー濃度制御プログラムが記録されている。
ICカード54が接続されると、コンピュータ32のCPU36は該ICカード54にアクセスし、ここに記憶されたトナー濃度制御プログラムを取り込み、必要に応じていずれかのトナー濃度制御プログラムを実行する。
また、ICカード54から読み込んだプログラムによりROM40に記憶されているプログラムを書き換えるようにすることもできる。この場合、ROM40はフラッシュメモリ等の電気的に消去・書き換え可能な素子で構成される。また、ICカードの他に、CD−ROM等を用いることもできる。また、上記のようなプログラムを焼き付けたROMを用意し、既に実装されているROM40と交換するようにすることも可能である。
【0061】
次に図12に基づいて、第7の実施形態を説明する。
本実施形態では、装置を動作させるコンピュータ32が通信ネットワーク(例えばインターネット)にNIC(ネットワークインターフェースカード)56を介して接続されている。CPU36は、トナー濃度制御プログラムを供給する側のサーバ58にアクセスし、サーバ58内のハードディスク等に記録されたトナー濃度制御プログラムをダウンロードし、ROM40に記憶されているプログラムを書き換えることにより、既存の画像形成装置に上述した過剰濃度防止機能を簡単に付加することができる。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、異常状態での使用を早期に止めることができるとともに、トナー補給が過剰になされることを防止することができる。また、像担持体がまだ使用に耐え得る場合にこれを早期に交換することの無駄を無くすことができる。
また、基準画像における画像濃度の誤判断を高精度に防止することができる。
また、トナー濃度制御を高精度に行うことができる。また、実際状況に合った調整ができ、環境条件や使用条件の相違による誤差を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における画像形成装置としての複写機の概要正面図である。
【図2】制御ブロック図である。
【図3】制御動作のフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートの続き部分である。
【図5】第2の実施形態における制御動作のフローチャートである。
【図6】第3の実施形態における制御動作のフローチャートである。
【図7】発光光量調整値としてのPWM値とPセンサの出力値Vspの関係を示すグラフである。
【図8】第4の実施形態における制御動作のフローチャートである。
【図9】第4の実施形態における他の制御動作のフローチャートである。
【図10】第5の実施形態における制御動作のフローチャートである。
【図11】第6の実施形態における制御ブロック図である。
【図12】第7の実施形態における制御ブロック図である。
【図13】感光体上の単位面積当たりの基準画像のトナー付着量M/Aと、該基準画像に対するPセンサの出力値Vspの関係を示すグラフである。
【図14】発光光量調整値としてのPWM値とPセンサの出力値Vsgの関係を示すグラフである。
【図15】発光光量調整値としてのPWM値とPセンサの出力値の比Vsp/Vsgの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
2 像担持体としての感光体
4 現像装置
20 トナー濃度検出手段としてのTセンサ
21 画像濃度検出手段としてのPセンサ
32 発光光量調整値記憶手段としてのコンピュータ
54 記憶媒体としてのICカード
58 サーバー

Claims (5)

  1. 像担持体と、該像担持体上に形成された潜像にトナーを供給して顕像化する現像装置と、該現像装置へトナーを補給するトナー補給手段と、上記像担持体上の画像の濃度を検出する画像濃度検出手段と、上記像担持体上の非画像部に対する上記画像濃度検出手段の出力値が所定値となるようにキャリブレーションを実行し、上記像担持体上に形成された基準画像に対する上記画像濃度検出手段の出力値に基づいて上記トナー補給手段から上記現像装置へのトナー補給を制御する制御手段を有する画像形成装置において、
    上記キャリブレーションにおける上記画像濃度検出手段の発光光量調整値が、トナー濃度の誤判定につながらないレベルの所定値αを超えた場合、上記制御手段は上記キャリブレーションを継続して該キャリブレーション完了時の発光光量調整値を記憶し、その後上記発光光量調整値を上記所定値αに固定して上記画像濃度検出手段を動作させ、上記キャリブレーション完了時の発光光量調整値の、上記所定値αに対する超過量が所定値β以上であった場合には警告を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記制御手段によるトナー補給の制御が、上記発光光量調整値を上記所定値αに固定した後における上記画像濃度検出手段を動作させて得られた上記基準画像に対する該画像濃度検出手段の出力値のみに基づいてなされることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    上記現像装置のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段を有し、上記制御手段は、該トナー濃度検出手段の出力値に基づくトナー濃度制御基準値を、上記画像濃度検出手段の出力値に基づいて補正し、該補正されたトナー濃度制御基準値によりトナー補給を制御することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、
    上記所定値αを任意に変更できる所定値変更手段を有していることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の画像形成装置において、
    上記制御手段は、上記キャリブレーションの実行毎のキャリブレーション完了時の発光光量調整値を記憶し、記憶された発光光量調整値の中で最も低い発光光量調整値に、ある値を加算した値を上記所定値αとすることを特徴とする画像形成装置
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