JP6684695B2 - エレベーター - Google Patents
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昇降路を昇降する乗りかごと、乗りかごと釣り合うように昇降路を昇降する釣合おもりと、乗りかごと前記釣合おもりを懸架するロープと、ロープと係合して乗りかご及び釣合おもりを昇降する巻上機と、釣合おもりの下方に設置された釣合おもり緩衝器と、乗りかごの上面部に設置された平坦な上面部を有し、内部に乗りかご内の環境を整える付属機器を収納した矩形状の作業台と、乗りかごの上面部を囲むように設けられた手摺りと、を備える。そして、作業台は、乗りかごの上面部において、乗りかごの上面部の中心位置よりも巻上機側に設置され、作業台の上面部の面積は、乗りかごの上面部の面積よりも小さく形成されている。また、乗りかごの上面部の作業台が設置されている面以外の乗りかごの上面部は露出した状態であり、露出した面は、作業台に乗って作業する作業者が作業台から降りて退避するための退避スペースであって、乗りかごが、釣合おもりが釣合おもり緩衝器を全圧縮した場合の位置である最上位停止位置に最も近づいたときに、昇降路の頂部と乗りかごの上面部との距離が、作業者が頂部に接触するのを回避することができるように設定された退避スペースである。
図1に示すように、本例のエレベーター1は、建屋内に形成された昇降路2と、乗りかご3と、釣合おもり4と、主ロープ5と、巻上機6とを具備している。巻上機6により主ロープ5を移動させることで、乗りかご3及び釣合重り4が昇降路2内を昇降する。昇降路2の底部に形成されたピットの底面7には、おもり緩衝器8が設置されている。おもり緩衝器8は、圧縮機能を有し、釣合おもり4の床面7への投影面積内に設けられている。おもり緩衝器8は、何らかの理由によって釣合おもり4に過下降が生じた場合に、釣合おもり4を受け止めて、乗りかご3への衝撃を緩和する。なお、本例のエレベーター1は、昇降路2の上部に機械室を設ける必要がないタイプであり、建屋上部への荷重が少なく、また、昇降路を比較的自由に設計することができる。
図2に示すように、巻上機6は、昇降路2の天頂部2aの近くに配置されている。巻上機6は、レールブラケット17により固定されたガイドレール18の上部に設置された複数の巻上機支持用ブラケット19に載置されている。
Claims (1)
- 昇降路を昇降する乗りかごと、
前記乗りかごと釣り合うように昇降路を昇降する釣合おもりと、
前記乗りかごと前記釣合おもりを懸架するロープと、
前記ロープと係合して前記乗りかご及び前記釣合おもりを昇降する巻上機と、
前記釣合おもりの下方に設置された釣合おもり緩衝器と、
前記乗りかごの上面部に設置された平坦な上面部を有し、内部に前記乗りかご内の環境を整える付属機器を収納した矩形状の作業台と、
前記乗りかごの上面部を囲むように設けられた手摺りと、を備え、
前記作業台は、前記乗りかごの上面部において、前記乗りかごの上面部の中心位置よりも前記巻上機側に設置され、
前記作業台の上面部の面積は、前記乗りかごの上面部の面積よりも小さく形成され、
前記乗りかごの上面部の前記作業台が設置されている面以外の前記乗りかごの上面部は露出した状態であり、前記露出した面は、前記作業台に乗って作業する作業者が前記作業台から降りて退避するための退避スペースであって、前記乗りかごが、前記釣合おもりが釣合おもり緩衝器を全圧縮した場合の位置である最上位停止位置に最も近づいたときに、昇降路の頂部と前記乗りかごの上面部との距離が、作業者が頂部に接触するのを回避することができるように設定された退避スペースである
エレベーター。
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JP2016232859A JP6684695B2 (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | エレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016232859A JP6684695B2 (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | エレベーター |
Publications (2)
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JP2018090349A JP2018090349A (ja) | 2018-06-14 |
JP6684695B2 true JP6684695B2 (ja) | 2020-04-22 |
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JP2016232859A Active JP6684695B2 (ja) | 2016-11-30 | 2016-11-30 | エレベーター |
Country Status (1)
Country | Link |
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2016
- 2016-11-30 JP JP2016232859A patent/JP6684695B2/ja active Active
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JP2018090349A (ja) | 2018-06-14 |
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