JP6973162B2 - エレベーターの秤装置の保護装置 - Google Patents

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この発明は、エレベーターの秤装置の保護装置に関する。
特許文献1は、エレベーターの秤装置を開示する。秤装置は、かご枠の上枠に設けられる。秤装置は、かごにかかる荷重を検出し得るように設けられる。
特開2000−351538号公報
特許文献1に記載の秤装置を備えたエレベーターにおいて、主ロープを交換する際、上枠を吊り上げるロープが秤装置の付近に掛けられることもある。この際、秤装置がロープに接触することもある。その結果、秤装置が故障することもある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、エレベーターの主ロープの交換時において秤装置が故障することを抑制することができるエレベーターの秤装置の保護装置を提供することである。
この発明に係るエレベーターの秤装置の保護装置は、エレベーターのかごの上枠をロープで吊って前記かごを保持する際に、前記上枠に設けられた秤装置を覆い、前記ロープに接触することにより前記ロープが前記秤装置と接触することを抑制する保護部と、前記保護部の一側に設けられ、前記ロープが前記上枠に沿って水平方向に移動することを抑制する一側移動抑制部と、前記保護部の他側に設けられ、前記ロープが前記上枠に沿って水平方向に移動することを抑制する他側移動抑制部と、を備えた。
また、この発明に係るエレベーターの秤装置の保護装置は、エレベーターのかごの上枠をロープで吊って前記かごを保持する際に、前記上枠に設けられた秤装置を覆い、前記ロープに接触することにより前記ロープが前記秤装置と接触することを抑制する保護部、を備えた。前記保護部は、前記ロープに接触することにより前記ロープが前記秤装置と接触することを抑制した状態を維持しながら、前記かごの重量の分布に応じて前記秤装置を覆った位置から前記秤装置を覆わない位置に前記上枠に沿って移動する。
この発明によれば、保護部は、秤装置を覆う。保護部は、ロープに接触することによりロープが秤装置と接触することを抑制する。このため、エレベーターの主ロープの交換時において秤装置が故障することを抑制することができる。
実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が適用されるエレベーターの構成図である。 実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が適用されるエレベーターのかごの上枠を上方から見た際の平面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が利用された際の斜視図である。 実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が利用された際の縦断面図である。 実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が利用された際の斜視図である。 実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が適用されるエレベーターのかごの外観図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が適用されるエレベーターの構成図である。
図1のエレベーターにおいて、昇降路1は、建築物の各階を貫く。機械室2は、昇降路1の直上に設けられる。図示されない複数の乗場の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場の各々は、昇降路1に対向する。
巻上機3は、機械室2に設けられる。綱車4は、巻上機3の回転軸に取り付けられる。主ロープ5は、綱車4の溝に巻き掛けられる。
かご6は、昇降路1の内部に設けられる。かご6は、かご枠7を備える。かご枠7は、かご6を支持する。かご枠7の上枠7aは、主ロープ5の一側に支持される。釣合オモリ8は、昇降路1の内部に設けられる。釣合オモリ8は、主ロープ5の他側に支持される。
エレベーターにおいて、巻上機3が回転すると、綱車4が回転する。綱車4が回転すると、主ロープ5が移動する。主ロープ5が移動すると、かご6と釣合オモリ8とが互いに反対方向に昇降する。
主ロープ5の交換時において、釣合オモリ8は、パイプ9等で支持される。かご枠7の上枠7aは、ロープA等を介してフック10等に吊り上げられた状態で保持される。その後、主ロープ5が取り外される。その後、図示されない新しい主ロープが取り付けられる。
次に、図2から図6を用いて、かご6を吊り上げる方法を説明する。
図2は実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が適用されるエレベーターのかごの上枠を上方から見た際の平面図である。図3は実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が利用された際の斜視図である。図4は実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が利用された際の縦断面図である。図5は実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が利用された際の斜視図である。図6は実施の形態1におけるエレベーターの秤装置の保護装置が適用されるエレベーターのかごの外観図である。
図2に示されるように、複数の機器11は、上枠7aの長手方向に沿って上枠7aの上面に設けられる。
例えば、複数の機器11のうちの1つとして、秤装置11aは、上枠7aの中央部付近に設けられる。秤装置11aは、主ロープ5に隣接する。上枠7aの短手方向において、秤装置11aは、上枠7aの両側にはみ出す。秤装置11aは、主ロープ5に対する上枠7aの鉛直方向の変位に基づいてかご6にかかる荷重を検出し得るように設けられる。
例えば、複数の機器11のうちの1つとして、空調装置11bは、上枠7aの一端部付近に設けられる。上枠7aの短手方向において、空調装置11bは、上枠7aの両側にはみ出す。空調装置11bは、かご6の内部の空調を制御し得るように設けられる。
例えば、複数の機器11のうちの1つとして、照明装置11cは、上枠7aの他端部付近に設けられる。上枠7aの短手方向において、照明装置11cは、上枠7aの両側にはみ出す。照明装置11cは、かご6の内部の照明を制御し得るように設けられる。
図3に示されるように、上枠7aは、ハット状に形成される。上枠7aは、複数の溝を備える。複数の溝の一方は、上枠7aの一側に設けられる。複数の溝の他方は、上枠7aの他側に設けられる。
保護装置12は、秤装置11aに対して用いられる。例えば、保護装置12は、金属で形成される。例えば、保護装置12は、鉄で形成される。
具体的には、保護装置12は、保護部13と一側移動抑制部14と他側移動抑制部15とを備える。
保護部13は、下側に開口するように設けられる。保護部13は、秤装置11aの両側と上側とを覆うように配置される。保護部13の一側の下端部は、上枠7aの一側の溝に嵌まる。保護部13の他側の下端部は、上枠7aの他側の溝に嵌まる。その結果、保護部13は、秤装置11aとの間に鉛直方向の隙間を空けて配置される。
一側移動抑制部14は、保護部13の一側に設けられる。一側移動抑制部14は、一対の一側ガイド部14aを備える。一対の一側ガイド部14aの各々は、保護部13の一側から水平方向に向けて外側に突き出す。
他側移動抑制部15は、保護部13の他側に設けられる。他側移動抑制部15は、一対の他側ガイド部15aを備える。一対の他側ガイド部15aの各々は、保護部13の他側から水平方向に向けて外側に突き出す。
図4に示されるように、ロープAは、上枠7aと保護装置12とに対して掛けられる。この際、ロープAの一側は、保護部13の一側の上部に接触する。ロープAの他側は、保護部13の他側の上部に接触する。
その結果、ロープAは、保護装置12よりも内側に移動することを抑制される。このため、秤装置11aは、ロープAとの接触を抑制される。
この状態において、主ロープ5が取り外されると、保護装置12は、自動調芯機能を発揮する。具体的には、図5に示されるように、保護部13は、ロープAに接触することによりロープAが秤装置11aと接触することを抑制した状態を維持しながら、かごの重量の分布に応じて秤装置11aを覆った位置から秤装置11aを覆わない位置に上枠7aに沿って矢印の方向に移動する。
その結果、図6に示されるように、かご6は、かご枠7とロープAとを介してフック10にバランスよく保持される。
以上で説明した実施の形態1によれば、保護装置12において、保護部13は、秤装置11aを覆う。保護部13は、ロープAに接触することによりロープAが秤装置11aと接触することを抑制する。このため、エレベーターの主ロープ5の交換時において秤装置11aが故障することを抑制することができる。
また、当該保護装置12を利用すれば、エレベーターの主ロープ5の交換時において秤装置11aを取り外す必要がなくなる。このため、エレベーターの主ロープ5の交換後に秤装置11aを再設定する必要がなくなる。その結果、エレベーターの主ロープ5の交換に伴う作業を減らすことができる。
特に、複数の機器11が上枠7aにおいて互いに隣接して設けられている場合、ロープAを掛け得る位置は、秤装置11aの付近にしか存在しない。この場合でも、保護部13は、ロープAに接触することによりロープAが秤装置11aと接触することを抑制する。このため、エレベーターの主ロープ5の交換時において秤装置11aが故障することを確実に抑制することができる。
また、一側移動抑制部14と他側移動抑制部15とでロープAを案内してもよい。この場合、保護部13に対するロープAの位置が変化することを抑制できる。その結果、かご6を安定して吊り上げることができる。
また、主ロープ5が取り外された際、保護装置12は、自動調芯機能を発揮する。このため、かご6を安定して吊り上げることができる。
また、保護装置12を2重にしてもよい。具体的には、第1の保護装置12を第2の保護装置12で覆ってもよい。この場合、より確実に秤装置11aを保護することができる。その結果、秤装置11aが故障することをより確実に抑制することができる。
また、金属以外で保護装置12を形成してもよい。具体的には、ロープAとの接触により変形しにくい材料で保護装置12を形成すればよい。この場合も、エレベーターの主ロープ5の交換時において秤装置11aが故障することを抑制することができる。
1 昇降路、 2 機械室、 3 巻上機、 4 綱車、 5 主ロープ、 6 かご、 7 かご枠、 7a 上枠、 8 釣合オモリ、 9 パイプ、 10 フック、 11 機器、 11a 秤装置、 11b 空調装置、 11c 照明装置、 12 保護装置、 13 保護部、 14 一側移動抑制部、 14a 一側ガイド部、 15 他側移動抑制部、 15a 他側ガイド部

Claims (4)

  1. エレベーターのかごの上枠をロープで吊って前記かごを保持する際に、前記上枠に設けられた秤装置を覆い、前記ロープに接触することにより前記ロープが前記秤装置と接触することを抑制する保護部と、
    前記保護部の一側に設けられ、前記ロープが前記上枠に沿って水平方向に移動することを抑制する一側移動抑制部と、
    前記保護部の他側に設けられ、前記ロープが前記上枠に沿って水平方向に移動することを抑制する他側移動抑制部と、
    を備えたエレベーターの秤装置の保護装置。
  2. エレベーターのかごの上枠をロープで吊って前記かごを保持する際に、前記上枠に設けられた秤装置を覆い、前記ロープに接触することにより前記ロープが前記秤装置と接触することを抑制する保護部、を備え、
    前記保護部は、前記ロープに接触することにより前記ロープが前記秤装置と接触することを抑制した状態を維持しながら、前記かごの重量の分布に応じて前記秤装置を覆った位置から前記秤装置を覆わない位置に前記上枠に沿って移動するエレベーターの秤装置の保護装置。
  3. 前記保護部の一側に設けられ、前記ロープが前記上枠に沿って水平方向に移動することを抑制する一側移動抑制部と、
    前記保護部の他側に設けられ、前記ロープが前記上枠に沿って水平方向に移動することを抑制する他側移動抑制部と、
    を備えた請求項に記載のエレベーターの秤装置の保護装置。
  4. 前記保護部は、複数の機器が前記上枠において互いに隣接して設けられている場合に、前記秤装置を覆い、前記ロープに接触し、前記ロープが前記秤装置と接触することを抑制する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエレベーターの秤装置の保護装置。
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